JP2768542B2 - プリペイドカードシステム - Google Patents

プリペイドカードシステム

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JP2768542B2 JP2231290A JP23129090A JP2768542B2 JP 2768542 B2 JP2768542 B2 JP 2768542B2 JP 2231290 A JP2231290 A JP 2231290A JP 23129090 A JP23129090 A JP 23129090A JP 2768542 B2 JP2768542 B2 JP 2768542B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は病院などにおいてテレビジョン受像機の使用
等の有料化に用いられるプリペイドカードシステムに関
する。
〔従来の技術〕
従来、プリペイドカードシステムは種々のものが提案
され、テレビジョン受像機の視聴や洗濯機の使用などを
有料化装置で有料化している。この有料化装置にはプリ
ペイドカードが挿入されると、機器を使用可能とし、こ
の機器の使用後にプリペイドカードに残度数データを書
き込んでプリペイドカードを排出するものがある。
例えばテレビジョン受像機の視聴を有料化する有料化
装置においては、第12図に示すようにプリペイドカード
が挿入されると、このプリペイドカードから度数データ
などを読み取ってこのデータからプリペイドカードが有
効なものか否かを判断し、プリペイドカードが有効なも
のでなければプリペイドカードを排出する。プリペイド
カードが有効なものであればテレビジョン受像機の電源
を投入してテレビジョン受像機の視聴を可能とし、テレ
ビジョン受像機への各番組の放送信号を操作部からの選
局信号に応じて選択する。そして、設定された料率でテ
レビジョン受像機の視聴時間に対する度数を計数し、プ
リペイドカードから挿入時に読み取った度数データより
上記度数の計数結果を減算して残度数を求める。この残
度数が有効(テレビジョン受像機の単位視聴時間当りの
度数データ以上)であるか否かを判断し、残度数データ
がテレビジョン受像機の単位視聴時間当りの度数データ
以上であればテレビジョン受像機の視聴を可能としたま
まとし、テレビジョン受像機の視聴が終了して操作部か
らテレビジョン受像機視聴終了信号が入力されると、プ
リペイドカードに残度数データを書き込んで(書き換え
て)プリペイドカードを排出する。また、残度数データ
がテレビジョン受像機の単位視聴時間当りの度数データ
より少なくなれば、プリペイドカードの度数データを残
度数データに書き換えてプリペイドカードを排出する。
また、プリペイドカードシステムはテレビジョン受像
機の視聴を有料化するものだけでなく、冷蔵庫,洗濯
機,乾燥機,シャワー装置,製氷機,湯沸器等の使用を
有料化するものがある。また複数種類の機器の使用を同
じプリペイドカードで有料化するものがあり、病院にお
いて入院患者とその付き添い者等が使用する病院用プリ
ペイドカードシステムには同一のプリペイドカードでテ
レビジョン受像機の視聴や洗濯機,乾燥機等の使用を可
能としたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記病院用プリペイドカードシステムでは同一のプリ
ペイドカードでテレビジョン受像機の視聴や洗濯機,乾
燥機等の使用を可能とするので、例えば患者の費用負担
で1枚のプリペイドカードを購入してこの1枚のプリペ
イドカードで入院患者によるテレビジョン受像機の視聴
と,この入院患者の付き添い者による洗濯機,乾燥機の
使用とを行なおうとした場合、入院患者の就寝中などに
付き添い者がプリペイドカードでテレビジョン受像機の
視聴を勝手に行なうことができ、プリペイドカードの不
正使用が可能となるという問題がある。
本発明は上記欠点を改善し、プリペイドカードのデー
タ内容により使用可能な機器の種類を限定することがで
きてプリペイドカードの不正使用を無くすことができる
プリペイドカードシステムを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、プリペイドカー
ドの挿入によりこのプリペイドカードから度数データを
読み取ってこの度数データが有効な場合に特定種類の機
器を使用可能とし、この特定種類の機器の使用後に前記
度数データから前記特定種類の機器の使用時間に対応し
た度数データを引いて残度数データを求め、この残度数
データを前記プリペイドカードに書き込んで前記プリペ
イドカードを排出する有料化装置を有し、前記特定種類
の機器の使用を可能として前記特定種類の機器以外の機
器を使用不可とするためのデータが記録されているプリ
ペイドカードを用いるプリペイドカードシステムであっ
て、プリペイドカードが挿入されたことによりこのプリ
ペイドカードから読み取られたデータにおける、前記特
定種類の機器の使用を可能として前記特定種類の機器以
外の機器を使用不可とするためのデータにより、挿入さ
れたプリペイドカードが前記特定種類の機器の使用を可
能とするものであるか否かを判断する判断手段と、この
判断手段の判断結果により、挿入されたプリペイドカー
ドが前記特定種類の機器の使用を可能とするものでない
場合には前記特定種類の機器の使用を不可とし、挿入さ
れたプリペイドカードが前記特定種類の機器の使用を可
能とするものである場合には前記特定種類の機器の使用
を可能とする機器使用不可手段とを備えたものである。
〔作 用〕
判断手段1は、プリペイドカードが挿入されたことに
よりこのプリペイドカードから読み取られたデータにお
ける、特定種類の機器の使用を可能として特定種類の機
器以外の機器を使用不可とするためのデータにより、挿
入されたプリペイドカードが特定種類の機器の使用を可
能とするものであるか否かを判断し、機器使用不可手段
2は判断手段1の判断結果により、挿入されたプリペイ
ドカードが特定種類の機器の使用を可能とするものでな
い場合には特定種類の機器の使用を不可とし、挿入され
たプリペイドカードが前記特定種類の機器の使用を可能
とするものである場合には前記特定種類の機器の使用を
可能とする。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示す。
この実施例は病院において入院患者が使用する病院用
プリペイドカードシステムであり、テレビジョン受像機
11の視聴を有料化装置12で有料化するものである。
アンテナ13は複数チャンネルのテレビジョン放送信号
を受信し、このアンテナ13からのテレビジョン放送信号
は分配器14を介してチューナ15により各チャンネルのテ
レビジョン放送信号が選択される。自主放送装置16は分
配器14からのテレビジョン放送信号の記録及び再生を行
うビデオ テープ レコーダやテレビジョンカメラ,マ
イクロホン等を有し、ビデオ テープ レコーダからの
再生信号と、テレビジョンカメラからのビデオ信号及び
マイクロホンからの音声信号とをテレビジョン放送チャ
ンネルとは異なるチャンネルの放送信号として送出す
る。この自主放送装置16からの放送信号とチューナ15か
らの放送信号とはRFスイッチ17にて制御部18からの制御
信号によりいずれか一方が選択されてテレビジョン受像
機11に入力され、また、電源制御部19は制御部18からの
制御信号によりテレビジョン受像機11の電源をオン/オ
フさせる。表示・操作部20は第3図に示すようにテレビ
ボダン21,チャンネルダウンボタン22,チャンネルアップ
ボタン23,チャンネル表示器24,残度数表示器25などを有
し、プリペイドカードの挿入及び排出はカード挿入口27
から行われる。また、第2図に示すようにテレビジョン
受像機11の視聴有料化に用いられるカードリーダライタ
28は上記カード挿入口27からプリペイドカードの挿入及
び排出が行われる。料率は例えばテレビジョン受像機11
の視聴時間が1度の単位度数に対して36秒、54秒、72秒
などになるようにスイッチなどで任意に設定される。
上記カードリーダライタ28では第4図に示すようにプ
リペイドカードがカード挿入口27から図示矢印方向に挿
入され、このプリペイドカードをカード搬送路29に沿っ
て図示しない搬送系により搬送(挿入及び排出)を行っ
て磁気ヘッド30によりプリペイドカードに対するデータ
の読み取り及び書き込みを磁気的に行うとともに、サー
マルヘッド31によりプリペイドカードに対するマークの
記録を行う。また、センサ32,33,34はカード搬送路29に
おける所定の各位置でプリペイドカードを検知する。第
5図(a)〜(d)に示すように磁気ヘッド30は書き込
み用磁気ヘッド30a及び読み取り用磁気ヘッド30bからな
り、変復調回路35はライトクロック発生回路36からのラ
イトクロックに同期して制御部18からのデータを変調し
て増幅器37を介して書き込み用磁気ヘッド30aに出力す
ることでプリペイドカードにデータを書き込ませる。ま
た、データがプリペイドカードから読み取り用磁気ヘッ
ド30bにより読み取られ、この読み取り用磁気ヘッド30b
からの読み取り信号が増幅器38を介して変復調回路35に
より復調されて制御部18へ出力される。モータ駆動回路
39は上記搬送系を駆動するカード搬送用DCモータ40を制
御部18からのモータ正転信号MF,モータ逆転信号MBによ
り駆動する。カード位置検出回路41はセンサ32,33,34か
らのカード検知信号を制御部18へ送り、サーマルヘッド
駆動部42は制御部18からの信号によりサーマルヘッド31
を駆動してプリペイドカードにマークを記録させる。こ
こに、第6図に示すようにプリペイドカード43の下面に
は3mm幅の磁気ストライプ44が一方の側端から9mmの位置
にプリペイドカード43の挿入方向と平行に設けられ、こ
の磁気ストライプ44にデータの読み取り及び書き込みが
磁気ヘッド30により行われる。また、プリペイドカード
43の磁気ストライプ44には各プリペイドカード固有のID
データや時間に対応した度数データ、該プリペイドカー
ドで使用可能な機器と使用不可能な機器とを決めるため
のデータ、例えば使用可能機器の種類を示すデータ(も
しくは使用不可能機器の種類を示すデータ、つまり、特
定種類の機器の使用を可能として特定種類の機器以外の
機器を使用不可とするためのデータ)などが記録されて
おり、当初は度数データが一定度数のデータである。該
プリペイドカードで使用可能な機器の種類は例えば入院
患者の使用可能なテレビジョン受像機とそれ以外の機器
とに分けられ、プリペイドカードは磁気ストライプ44に
該プリペイドカードで使用可能な機器の種類としてテレ
ビジョン受像機が記録されていて入院患者が使用する入
院患者用プリペイドカードと,磁気ストライプ44に該プ
リペイドカードで使用可能な機器の種類としてテレビジ
ョン受像機以外の洗濯機,乾燥機等が記録されていて入
院患者以外の付き添い者等が使用する非入院患者用プリ
ペイドカードとが発行される。また、第7図に示すよう
にプリペイドカード43の上面には10個のマーク記録位置
P1〜P10が一定の間隔でプリペイドカード43の挿入方向
と平行に設けられ、制御部18はプリペイドカード43の残
度数に応じてサーマルヘッド駆動部42にサーマルヘッド
31を駆動させてマーク記録位置P1〜P10にマークを記録
させる。
制御部18はチャンネルダウンボタン22,チャンネルア
ップボタン23からの信号によりチューナ15及びRFスイッ
チ17を制御してテレビジョン受像機11の受信チャンネル
(視聴するチャンネル)をチャンネルダウンボタン22が
押される度にテレビジョン放送の1,2,3…11,12及び自主
放送のチャンネルを順次に下方向へ移動するように選択
すると共に、チャンネルアップボタン23を押される度に
テレビジョン放送の1,2,3…11,12チャンネル及び自主放
送のチャンネルが順次に上方向へ移動するように選択
し、その選択したチャンネルをチャンネル表示器24に表
示させる。また、制御部18はカード挿入口27から挿入さ
れたプリペイドカードの残度数を残度数表示器25に表示
させる。
第8図は制御部18の処理フローの一部を示す。
カードがカード挿入口27から挿入されてセンサ32によ
り検知されると、第9図に示すように制御部18はセンサ
32からのカード検知信号PH1がオンした時にモータ正転
信号MFをモータ駆動回路39に出力してカード搬送用DCモ
ータ40をカード取り込み方向へ回転させ、センサ34から
のカード検知信号PH3がオンした後にセンサ32からのカ
ード検知信号PH1がオフした時にモータ駆動回路39を介
してカード搬送用DCモータ40にブレーキをかけて停止さ
せることによりカードの取り込みを終了させる。そし
て、カードの取り込み中において、センサ34からのカー
ド検知信号PH3がオンしているときにカードから読み取
り用磁気ヘッド30bによりデータが読み取られてこのデ
ータが増幅器38,変復調回路35を介して制御部18に入力
される。制御部18はこの入力データをメモリに記憶し、
この入力データにおけるプリペイドカードの使用可能な
機器の種類を示すデータがテレビジョン受像機を示すデ
ータであるか否かを判断することによって、挿入カード
が有料化装置12でテレビジョン受像機の視聴に使用する
ことが可能な入院患者用プリペイドカードであるか否か
を判断する。制御部18は入力データにおける使用可能な
機器の種類を示すデータがテレビジョン受像機を示すデ
ータでなければカード挿入口27から挿入されたプリペイ
ドカードは当該有料化装置12で使用不可能なものである
(入院患者用プリペイドカードではない)と判定し、モ
ータ逆転信号MBをモータ駆動回路39に出力してカード搬
送用DCモータ40を排出方向へ回転させることによりプリ
ペイドカードをカード挿入口27から排出させる。この場
合、制御部18は第10図に示すようにセンサ32からのプリ
ペイドカード検知信号PH1がオフしてから約2秒後にモ
ータ駆動回路39を介してカード搬送用DCモータ40を停止
させる。従って、付き添い者等は使用可能な機器の種類
を示すデータがテレビジョン受像機以外の機器を示すデ
ータである非入院患者用プリペイドカードをカード挿入
口27から挿入してもこの非入院患者用プリペイドカード
がすぐに排出されてしまい、テレビジョン受像機11を視
聴することができない。
また、制御部18は入力データにおけるプリペイドカー
ドの使用可能な機器の種類を示すデータがテレビジョン
受像機を示すデータであればカード挿入口27から挿入さ
れたプリペイドカードは当該有料化装置12で使用可能な
入院患者用プリペイドカードであると判定し、IDデータ
及び度数データを調べて挿入カードが有効なプリペイド
カードであるか否かを判断する。制御部18はIDデータか
ら挿入カードが有効なプリペイドカードでないと判断し
た場合、又は上記入力データにおける度数データがテレ
ビジョン受像機11の単位視聴時間に対応する度数データ
以上でないと判断した場合には、上述のようにモータ逆
転信号MBをモータ駆動回路39に出力してカード搬送用DC
モータ40を排出方向へ回転させ、プリペイドカードをカ
ード挿入口27から排出させる。
制御部18は挿入カードが入力データにおけるIDデータ
から有効なプリペイドカードであると判断し、かつ上記
入力データにおける度数データがテレビジョン受像機11
の単位視聴時間に対応する度数データ以上であると判断
した場合には電源制御部19にテレビジョン受像機11の電
源を投入させてテレビジョン受像機11の視聴を可能に
し、表示・操作部20におけるチャンネルダウンボタン2
2,チャンネルアップボタン23からの入力信号に応じてチ
ューナ15,RFスイッチ17を制御することにより、アンテ
ナ13,自主放送装置16からテレビジョン受像機11へのテ
レビジョン放送信号,自主放送信号を選択する。そし
て、制御部18はテレビジョン受像機11の視聴中にはテレ
ビジョン受像機11の視聴時間に対応した度数を設定料率
で計数し、この計数結果が入力データにおける度数デー
タ以下であって残度数(入力データにおける度数データ
から上記計数結果を引いたもの)がテレビジョン受像機
11の単位視聴時間に対応した度数以上であるか否かを判
断する。残度数がテレビジョン受像機11の単位視聴時間
に対応した度数以上でなくなれば制御部18はプリペイド
カード43の挿入時にプリペイドカード43から読み取って
メモリに記憶しておいた度数データよりテレビジョン受
像機11の視聴時間に対応した度数の計数結果を引いてそ
の結果を残度数データとして変復調回路35,増幅器37を
介して書き込み用磁気ヘッド30bへ出力してプリペイド
カード43に書き込ませる。この場合、制御部18はモータ
逆転信号MBをモータ駆動回路39に出力してカード搬送用
DCモータ40を排出方向へ回転させてプリペイドカード43
をカード挿入口27の近くまで戻した後、第11図に示すよ
うにモータ正転信号MFをモータ駆動回路39に出力してカ
ード搬送用DCモータ40を取り込み方向へ回転させてプリ
ペイドカード43を取り込み、センサ34からのカード検知
信号がオンした後にプリペイドカード43に対する残度数
データの書き込み(度数データの書き直し)を行う。さ
らに、制御部18はモータ逆転信号MBをモータ駆動回路39
に出力してカード搬送用DCモータ40を排出方向へ回転さ
せてプリペイドカード43をカード挿入口27から排出さ
せ、電源制御部19にテレビジョン受像機11の電源を遮断
させる。
また、制御部18は残度数がテレビジョン受像機11の単
位視聴時間に対応した度数以上あればテレビボタン21が
押されるまでテレビジョン受像機11の電源をオンしたま
まとし、チャンネルダウンボタン22,チャンネルアップ
ボタン23からの入力信号に応じてチューナ15,RFスイッ
チ17を制御すると共に、テレビジョン受像機11の視聴時
間に対応した度数を上記設定料率で計数する。したがっ
て、入院患者は使用可能な機器の種類を示すデータとし
てテレビジョン受像機を示すデータが記録されている自
己の費用負担で購入した入院患者用プリペイドカードを
カード挿入口27から挿入しチャンネルダウンボタン22,
チャンネルアップボタン23によりチャンネルを選択して
テレビジョン受像機11でテレビジョン放送又は自主放送
を視聴することができ、視聴を終了した時にはテレビボ
タン21を押す。制御部18はテレビボタン21からの信号に
よりテレビジョン受像機11の視聴が終了したか否かを判
断する。テレビジョン受像機11の視聴が終了した時には
制御部18は上述と同様にプリペイドカード43の挿入時に
プリペイドカード43から読み取ってメモリに記憶してお
いた度数データよりテレビジョン受像機11の視聴時間に
対応した度数の計数結果を引いてその結果を残度数デー
タとして変復調回路35,増幅器37を介して書き込み用磁
気ヘッド30aへ出力してプリペイドカード43に書き込ま
せる。さらに、制御部18は上述と同様にプリペイドカー
ド43をカード挿入口27から排出させ、電源制御部19にテ
レビジョン受像機11の電源を遮断させる。
入院患者以外の付き添い者等は入院患者の費用負担で
購入された使用可能な機器の種類を示すデータとしてテ
レビジョン受像機以外の機器を示すデータが記録されて
いる非入院患者用プリペイドカードを従来と同様な洗濯
機,乾燥機等の機器に挿入することでその電源をオンさ
せ、この機器を使用することができる。
この実施例では上述のように入院患者以外の付き添い
者等が使用可能な機器の種類を示すデータとしてテレビ
ジョン受像機以外の機器を示すデータが記録されている
非入院患者用プリペイドカードを有料化装置12のカード
挿入口に挿入してもこの非入院患者用プリペイドカード
がすぐに排出されてしまうので、テレビジョン受像機11
を視聴することができず、プリペイドカードの不正使用
ができなくなる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、病院用プリペイドカードシステム以外のプリペイド
カードシステムにも同様に適用することができる。ま
た、本発明は冷蔵庫,洗濯機,乾燥機,シャワー装置,
製氷機,湯沸器等の使用を有料化する場合に同様に適用
してその使用可能な機器を限定することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、プリペイドカードの挿
入によりこのプリペイドカードから度数データを読み取
ってこの度数データが有効な場合に特定種類の機器を使
用可能とし、この特定種類の機器の使用後に前記度数デ
ータから前記特定種類の機器の使用時間に対応した度数
データを引いて残度数データを求め、この残度数データ
を前記プリペイドカードに書き込んで前記プリペイドカ
ードを排出する有料化装置を有し、前記特定種類の機器
の使用を可能として前記特定種類の機器以外の機器を使
用不可とするためのデータが記録されているプリペイド
カードを用いるプリペイドカードシステムであって、プ
リペイドカードが挿入されたことによりこのプリペイド
カードから読み取られたデータにおける、前記特定種類
の機器の使用を可能として前記特定種類の機器以外の機
器を使用不可とするためのデータにより、挿入されたプ
リペイドカードが前記特定種類の機器の使用を可能とす
るものであるか否かを判断する判断手段と、この判断手
段の判断結果により、挿入されたプリペイドカードが前
記特定種類の機器の使用を可能とするものでない場合に
は前記特定種類の機器の使用を不可とし、挿入されたプ
リペイドカードが前記特定種類の機器の使用を可能とす
るものである場合には前記特定種類の機器の使用を可能
とする機器使用不可手段とを備えたので、プリペイドカ
ードのデータ内容により使用可能な機器を特定種類の機
器に限定することができ、プリペイドカードの不正使用
を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すブロック図、第2図は本発明の一
実施例を示すブロック図、第3図は同実施例の表示・操
作部を示す正面図、第4図は同実施例におけるカードリ
ーダライタの一部を示す平面図、第5図(a)〜(d)
は同カードリーダライタの各部を示すブロック図、第6
図及び第7図は同実施例で使用するプリペイドカードを
示す下面図及び平面図、第8図は同実施例における制御
部の処理フローの一部を示すフローチャート、第9図〜
第11図は上記カードリーダライタのタイミングチャー
ト、第12図は従来のプリペイドカードシステムにおける
制御部の処理フローを示すフローチャートである。 1……使用機器限定手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリペイドカードの挿入によりこのプリペ
    イドカードから度数データを読み取ってこの度数データ
    が有効な場合に特定種類の機器を使用可能とし、この特
    定種類の機器の使用後に前記度数データから前記特定種
    類の機器の使用時間に対応した度数データを引いて残度
    数データを求め、この残度数データを前記プリペイドカ
    ードに書き込んで前記プリペイドカードを排出する有料
    化装置を有し、前記特定種類の機器の使用を可能として
    前記特定種類の機器以外の機器を使用不可とするための
    データが記録されているプリペイドカードを用いるプリ
    ペイドカードシステムであって、プリペイドカードが挿
    入されたことによりこのプリペイドカードから読み取ら
    れたデータにおける、前記特定種類の機器の使用を可能
    として前記特定種類の機器以外の機器を使用不可とする
    ためのデータにより、挿入されたプリペイドカードが前
    記特定種類の機器の使用を可能とするものであるか否か
    を判断する判断手段と、この判断手段の判断結果によ
    り、挿入されたプリペイドカードが前記特定種類の機器
    の使用を可能とするものでない場合には前記特定種類の
    機器の使用を不可とし、挿入されたプリペイドカードが
    前記特定種類の機器の使用を可能とするものである場合
    には前記特定種類の機器の使用を可能とする機器使用不
    可手段とを備えたことを特徴とするプリペイドカードシ
    ステム。
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