JP2768485B2 - 着信メッセージの自動転送方式 - Google Patents

着信メッセージの自動転送方式

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JP2768485B2
JP2768485B2 JP1038081A JP3808189A JP2768485B2 JP 2768485 B2 JP2768485 B2 JP 2768485B2 JP 1038081 A JP1038081 A JP 1038081A JP 3808189 A JP3808189 A JP 3808189A JP 2768485 B2 JP2768485 B2 JP 2768485B2
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message
terminal
call
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isdn network
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JP1038081A
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浩次 石津
誠二 白松
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Meisei Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Meisei Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ISDN網に接続される電話装置のユーザー間
情報伝送機能を利用して、1つの電話装置への着信メッ
セージを他の電話装置に自動転送するための着信メッセ
ージ自動転送方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、1の電話装置への着信メッセージを他の電話装
置に転送する方式としては、所謂転送電話装置を用いる
方式又はファクシミリの自動転送方式等が知られてい
る。この方式は、いずれも着信のあった装置に於いて転
送先の電話番号を自動ダイヤルして発信元装置と転送先
装置との間に通信路を設定し、発信元からのメッセージ
を転送先に着信せしめるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の方式は、いずれも電話装置がアナログ網に
接続される装置であってメッセージの転送に長時間を要
し、しかも電話回線を2回線必要とするため通信コスト
が高くなるという問題がある。
また、メッセージの中継装置となる電話装置に於い
て、着信があってから転送先に自動ダイヤルして当該転
送先と当該電話装置との間に通信路が設定されるまでに
長い時間を要し、転送時間が長くなるという問題があ
る。
本発明は、以上のような問題を解決すべく提案するも
ので、転送時間が極めて速く、かつ通信コストが安価な
着信メッセージの自動転送方式の提供を課題とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
近年、電話回線網のデジタル化が実用化され、所謂IS
DN網が構築されるに至った。本発明は、このISDN網を利
用して上記課題を解決したものであり、上記ISDN網に接
続される電話装置相互間で呼の設定時又は解放時等に於
いて伝送される呼制御メッセージとともに伝送可能とさ
れたユーザー間情報を利用し、着信のあった電話装置か
ら転送先の電話装置に対して送付する上記ユーザー間情
報に着信メッセージを含めるようにしたものである。
〔作用〕
着信のあった電話装置から転送先への着信メッセージ
の転送は当該電話装置に於けるISDN網への呼設定制御時
に瞬時に行なわれるので、転送時間が極めて短かく、か
つ通信コストが非常に安価となる。
〔実施例〕
図面はいずれも本発明の実施例を説明するもので、第
1図は電話装置のブロック図、第2図はISDN網と電話装
置との間の情報の授受シーケンス及び電話装置に於ける
処理フローを一括に示した動作図、第3図はメッセージ
セーブメモリの構成図である。
第1図に示す電話装置の各部について説明する。
1はISDN網との接続装置であるSインタフェースであ
り、ISDN網からそのBチャンネル及びDチャンネルで伝
送されてきた情報を分離し、又はISDN網へ伝送する情報
をその種類によってBチャンネル又はDチャンネルに当
て嵌めるように動作する。
2は着信メッセージの自動転送制御を含めて電話装置
の制御を一括して行なう中央制御装置(以下、CPUとい
う。)で、通常はマイクロプロセッサを主体として構成
されている。
3は通話回路網、4は送受器であってそれぞれ音声通
話に供されるために設けられたものであり、本発明とは
直接に関係しない。
5は本発明に係る自動転送モードを含めて電話装置の
動作モードを設定するためのモード設定操作部、6は着
信メッセージ等を可視的に表示するためのメッセージ表
示部、7は転送先の電話番号を登録しておくための転送
先登録メモリ、8は着信メッセージを保存するためのメ
ッセージセーブメモリ、9は転送先番号を登録する際な
どに当該転送先番号等を入力するためのダイヤルであ
る。
メッセージセーブメモリ8は、第3図に示すように、
複数のメッセージが格納保存されるようになっており、
各メッセージの格納エリアM1,M2,……には、それぞれに
着信日時,発信者番号(発ID)及びメッセージ内容を格
納するエリアが設けられている。
次に第2図により動作を説明する。
第2図に示すように、ISDN網には端末A,端末B及び端
末Cが結合されており、当該端末A,端末B及び端末Cは
それぞれが第1図に示す電話装置であり、端末Aが発信
端末,端末Bが着信転送端末,端末Cが被転送端末であ
るものとする。すなわち、端末Aから端末Bに送られた
メッセージは、端末Bから端末Cに転送されることとな
る。
着信メッセージを自動転送するに際し、端末Bにおい
て転送先の電話番号の登録と自動転送モードの設定を行
なう。すなわち、第1図に於いて、まずモード設定操作
部5を操作して転送先の登録モードとし、次にダイヤル
9によって転送先となる端末Cの電話番号を入力する
と、当該電話番号はCPU2の制御によって転送先登録メモ
リ7に記憶される。次に再びモード設定操作部5の操作
によって自動転送モードとする。
端末Aから端末Bにメッセージ発信を行なうと、端末
AからISDN網に対して呼設定のための呼制御メッセージ
(呼設定メッセージ)がDチャンネルにより送出され、
ISDN網はこれを受けて端末Aと端末Bとの間の呼設定の
ための制御を行なうとともに、端末Aには呼を受付けた
ことを確認するための呼制御メッセージ(呼設定受付メ
ッセージ)を、端末Bには上記と同じ呼設定メッセージ
をそれぞれDチャンネルにより送付する。以上のよう
に、呼設定時にはDチャンネルにより発信端末Aから着
信端末Bに送付される呼制御メッセージがあり、また一
般に呼制御メッセージにはユーザー間情報を含めること
が可能であるとされていることから、上記端末Aからの
メッセージは当該ユーザー間情報を利用して上記呼設定
メッセージとともに端末Bに送られる。
以上のようにしてISDN網からそのDチャンネルを介し
てメッセージを含むユーザー間情報が送られてくると、
着信側の端末BではSインタフェース1を介して上記ユ
ーザー間情報がCPU2に読み込まれ、CPU2は当該着信がメ
ッセージ着信か否かを判断する。着信が一般の着信であ
った場合には、CPU2は一般着信処理、すなわち、Bチャ
ンネルを介して発信端末と音声による通話を行なうため
の処理(この処理は本発明に直接関係しないので詳述し
ない。)を行なうが、いまの場合、メッセージ着信であ
るため、CPU2は上記ユーザー間情報によって送られてき
たメッセージをメッセージセーブメモリ8に格納する処
理(着信メッセージ受領処理)を行なう。
メッセージセーブメモリ8は第3図に示すようにメッ
セージの格納エリア毎に着信日時エリア、発IDエリア及
びメッセージ内容エリアが設けられており、上記着信に
よって送付されてきたメッセージは、着信日時、発ID
(発信者番号、いまの場合、端末Aの電話番号、この発
IDは呼設定メッセージにより端末Bに送付されてく
る。)とともにNo.1メッセージ格納エリアM1から順次着
信順に格納されていく。
以上のようにして端末Aから送られたメッセージをメ
ッセージセーブメモリ8の例えばNo.1メッセージ格納エ
リアM1に格納すると、次にCPU2は、不在モードか否かを
確認し、不在モードでない場合には回線解放制御を行な
ってSインタフェース1を介してISDN網に解放完了を示
す呼制御メッセージ(解放完了メッセージ)を送出し、
着信メッセージをメッセージ表示部6に表示して一連の
制御を終えるが、いまの場合、端末Bは不在モードとな
っているので(自動転送モードは不在モードでもあ
る。)、CPU2は上記と同じ回線解放制御ののち、転送モ
ードであるか否かの判断を行なう。
尚、ISDN網は端末Bからの上記解放完了メッセージを
受けると、端末Aとの間で切断メッセージ、解放メッセ
ージ及び解放完了メッセージの三種類の呼制御メッセー
ジをDチャンネルにより授受し、端末Aと端末Bとの間
の接続を解放する。この網階梯に於ける回線解放処理
は、ISDN網に於ける通常の処理である。
上記転送モードであるか否かの判断に於いて、転送モ
ードでないときには、CPU2は例えば不在案内メッセージ
のような他の処理を行なうが、いまの場合、端末Bは転
送モードとなっているので、転送先登録メモリ7から転
送先の端末(被転送端末)Cの電話番号を読み出し、メ
ッセージセーブメモリ8のNo.1メッセージ格納エリアM1
から着信メッセージを読み出して、上記電話番号を含ん
だ呼設定メッセージと上記着信メッセージを含んだユー
ザー間情報を作成し、Sインタフェース1を介して上記
呼設定メッセージとユーザー間情報をDチャンネルによ
りISDN網に送出する。
ISDN網は上記端末Bからの呼設定メッセージに含まれ
る電話番号情報に基いて端末Cとの間の呼設定を行なう
とともに、前記端末Aと端末Bとの間の呼設定時と同様
の制御によって端末Cに上記端末Bからの呼設定メッセ
ージとユーザー間情報を送付し、端末CではSインタフ
ェース1を介してCPU2がこれを受け、前記端末Bに於け
る着信メッセージ表示制御と同様にしてメッセージ表示
部6に上記ユーザー間情報に含まれた着信メッセージを
表示する。この着信メッセージの表示とともに端末Cと
IDSN網との間の回線解放制御がなされるが、これについ
ては前記端末Aと端末Bとの間の回線解放制御と同じで
ある。
以上の動作に於いては、端末A、端末B及び端末Cと
ISDN網との間では、Dチャンネルに対する回線制御のみ
が行なわれ、Bチャンネルに対する回線制御は一切行な
われない。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明は、ISDN網のDチャン
ネルを介し、呼設定のための呼制御メッセージとともに
伝送可能なユーザー間情報に着信メッセージを含めて登
録された転送先に送出するようにしたものであり、本発
明によれば、着信メッセージの転送は転送先への呼設定
制御段階で瞬時のうちに行なわれるので転送時間が極め
て速く、また、転送端末と被転送端末との間にはDチャ
ンネルのみ設定され、Bチャンネルの設定は行なわれな
いので通信コストが極めて安価であるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を説明するもので、第1
図は電話装置のブロック図、第2図は動作図、第3図は
メッセージセーブメモリの構成図である。 (主な記号) 2……CPU、5……モード設定操作部 6……メッセージ表示部、7……転送先登録メモリ 8……メッセージセーブメモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−195965(JP,A) 特開 昭63−94760(JP,A) 特開 平1−188163(JP,A) 特開 平1−305758(JP,A) 特開 平2−65439(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/64 - 1/65

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDN網に接続され、相手から送られてきた
    文章によるメッセージを保存する保存手段と、該保存手
    段に保存されたメッセージを読み出して上記ISDN網に送
    出する送出手段と、上記メッセージを自動転送するモー
    ドに設定するモード設定手段と、転送先の電話番号を登
    録しておく転送先番号登録手段を有する電話装置におい
    て、該電話装置は、上記モード設定手段による自動転送
    モード時に、上記ISDN網からメッセージの着信がある
    と、上記保存手段に着信メッセージを保存し、上記登録
    された転送先に対して呼設定のための呼制御メッセージ
    を上記ISDN網のDチャンネルに送出するとともに、上記
    保存手段に保存された着信メッセージを読み出して、上
    記呼制御メッセージとともにISDN網に伝送可能とされた
    ユーザ間情報に上記着信メッセージを含めて上記転送先
    に送付するようにした着信メッセージの自動転送方式。
JP1038081A 1989-02-17 1989-02-17 着信メッセージの自動転送方式 Expired - Lifetime JP2768485B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195965A (ja) * 1986-02-22 1987-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 伝言メツセ−ジ転送方式
JPS6363278A (ja) * 1986-09-04 1988-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd フアクシミリ装置
JPS6394760A (ja) * 1986-10-08 1988-04-25 Fujitsu Ltd ユ−ザ間情報返送方式

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