JP2768260B2 - 画像符号化制御方式 - Google Patents

画像符号化制御方式

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JP2768260B2
JP2768260B2 JP2582194A JP2582194A JP2768260B2 JP 2768260 B2 JP2768260 B2 JP 2768260B2 JP 2582194 A JP2582194 A JP 2582194A JP 2582194 A JP2582194 A JP 2582194A JP 2768260 B2 JP2768260 B2 JP 2768260B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/007Transform coding, e.g. discrete cosine transform

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像符号化制御方式に関
し、特に入力画像信号を高能率符号化する画像符号化制
御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の画像符号化制御方式の一
例が、特開平3−79182号公報に開示されてあり、
それについて図面を参照して説明する。
【0003】図4は特開平3−79182号公報に開示
されている画像符号化制御方式を示すブロック図であ
る。
【0004】図4において、この従来例の画像符号化制
御方式では、入力画像信号が、離散コサイン変換部11
に於いて処理ブロック毎に離散コサイン変換され、減算
器12に於いて前フレームの変換係数との差が求められ
て量子化器13に加えられ、その差が量子化されて符号
制御部14に加えられる。この符号制御部14は、処理
ブロック毎に可変長符号化部15に加えられる信号数を
一定数以下に制御する。可変長符号化部15は、最大で
処理ブロックの画素数に対応した信号数を処理するもの
ではなく、符号制御部14に於いて制御する一定数を最
大処理信号数とするればよい。
【0005】又、可変長符号化部15の可変長符号出力
信号はバッファメモリ16に一旦蓄積され、図示を省略
した構成により一定速度で読出されて、伝送路等へ送出
される。又、量子化制御部20では、バッファメモリ1
6の占有量を監視して、オーバーフロー又はアンダーフ
ローが生じないように、量子化器13及び逆量子化器1
7の量子化ステップを制御するものであり、その量子化
ステップの制御情報は、可変長符号出力信号と共に受信
側へ送信される。
【0006】又、逆量子化器17により逆量子化された
変換係数の差分は、前フレームの内容と加算器18に於
いて加算されて、フレームメモリ19に加えられて、次
のフレームに於いて読出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の画像符号化
制御方式では、図4に示すように、可変長符号化器15
の演算量削減と符号量制御のために、符号制御部14を
設け、量子化部13から送られてくる係数のうちある一
定数以上の有効係数は破棄して、係数値を0とする扱い
をしている。有効係数の数が少なくなることから、可変
長符号化器15の演算負担は減る。ただし、量子化部1
3より前の回路は全てのデータについて符号化処理をし
ているので、有効係数の廃棄によって結果的に無駄な演
算をしていることになる。このことは、符号化装置が冗
長な構成であることと、コスト高になるという問題点が
ある。また、一定数以上の有効係数を強制的に廃棄する
と、高域信号が急に失われるため、ブロック歪みが生じ
るという問題がある。
【0008】本発明の目的は、最も良く使われる画像サ
イズとフレームレートに合わせて符号化装置を最適設計
し、それよりも大きな画像サイズやフレームレートで使
用して符号化器の演算能力が不足する場合、1個のブロ
ック当りに量子化するデータ数を制限、すなわち、ある
一定数で量子化を打ち切って演算量を削減するととも
に、高域成分が失われることによって生ずるブロック歪
みの影響を軽減するために、量子化打ち切り数に合わせ
てチューニングした量子化マトリックスを選択して、高
域信号ができるだけ滑らかに消えるようにして、ブロッ
ク歪みを出にくくする画像符号化制御方式を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化制御
方式は、入力画像信号の画像サイズとフレームレートと
に応じてブロック当りの量子化する量子化信号数を決定
する量子化信号数決定部と、前記量子化信号数から前記
ブロック内の高域周波数側の量子化結果が極力零となる
ような量子化マトリックスを予め定められた複数の量子
化マトリックスから選択する量子化マトリックス選択部
と、前記入力画像信号を複数の前記ブロックに分割して
各前記ブロック毎に前記量子化信号数の数だけの信号に
ついて、直交変換する直交変換部と、前記直交変換した
ブロック内の各信号を前記量子化信号数の数だけの信号
について前記量子化マトリックス及び量子化スケールを
含む量子化制御信号によって量子化する量子化部と、こ
の量子化部の出力の量子化信号を可変長符号化する可変
長符号化部と、可変長符号化信号を一時的に蓄積するバ
ッファメモリ部と、このバッファメモリ部を監視し前記
可変長符号化部から発生する符号量が前記バッファメモ
リ部を読出すビットレートに一致するように前記量子化
部を制御するための前記量子化スケールを含む量子化制
御信号を発生する量子化制御部とを備えている。
【0010】本発明の画像信号化制御方式は、入力画像
信号の画像サイズとフレームレートとに応じてブロック
当りの量子化する量子化信号数を決定する量子化信号数
決定部と、前記量子化信号数から前記ブロック内の高域
周波数側の量子化結果が極力零となるような量子化マト
リックスを予め定められた複数の量子化マトリックスか
ら選択する量子化マトリックス選択部と、前記ブロック
内の各画素値と予測値とを比較する比較器と、この比較
器の出力の予測誤差を前記ブロック毎に前記量子化信号
数の数だけの信号について直交変換する直交変換部と、
前記直交変換したブロック内の各信号を前記量子化信号
数の数だけの信号について前記量子化マトリックス及び
量子化スケールを含む量子化制御信号によって量子化す
る量子化部と、この量子化部の出力の量子化信号を可変
長符号化する可変長符号化部と、可変長符号化信号を一
時的に蓄積するバッファメモリ部と、このバッファメモ
リ部を監視し前記可変長符号化部から発生する符号量が
前記バッファメモリ部を読み出すビートレートに一致す
るように前記量子化部及び逆量子化部を制御するための
前記量子化スケールを含む量子化制御信号を発生する量
子化制御部と、前記量子化信号を前記量子化信号数の数
だけの信号について前記量子化マトリックス及び前記量
子化スケールを含む量子化制御信号に従って逆量子化す
る前記逆量子化部と、逆量子化信号から前記量子化信号
数の数だけの信号について前記ブロック毎に前記予測誤
差を復元させる逆直交変換部と、前記復元された予測誤
差に前記予測値を加算して元の画素値のブロックによる
再生フレームを生成する加算器と、前記再生フレームを
記憶する再生フレーム記憶部と、前記再生フレームから
ブロック内の画素値に対する前記予測値を生成する予測
部とを備えている。
【0011】
【作用】本発明の画像符号化制御方式によれば、画像サ
イズが大きくなったり、フレームレート高くなったりし
て、単位時間あたりに符号化処理しなければならないブ
ロック数が増えて本方式による符号化装置の演算能力を
越えた場合でも、各ブロックについて、ジグザクスキャ
ン順序である一定数以上の、すなわち、ある一定数より
高域側の信号の演算を省略することにより、符号化処理
に要する演算量の増加を抑えることができ、装置規模を
変えることなく画像符号化できるうえ、高域信号が削除
されるのに合わせて高域側のマトリックスの要素を通常
の場合よりも大きくした量子化マトリックスを選択する
ことによって、滑らかに高域信号成分をカットすること
ができるのでブロック歪みなどの画質の劣化を抑制でき
る。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図、図2は本第1の実施例における量子化部での8×
8画素のブロックの場合のジグザグ順序を表す図であ
る。
【0014】図1において、本第1の実施例の符号化装
置は、入力画像信号を予め設定した画素を有する複数の
ブロックに分割して記憶するフレームメモリ部1と、入
力画像信号の画像サイズとフレームレートとに応じてブ
ロック当りの量子化する量子化信号を決定する量子化信
号数決定部5と、量子化信号数からブロック内の高域周
波数側の量子化結果が極力零となるような量子化マトリ
ックスを予め定められた複数の量子化マトリックスから
選択する量子化マトリックス選択部6と、入力画像信号
を複数のブロックに分割してブロック毎に量子化信号数
の数だけ信号について直交変換する離散サイン変換部
(DCT部)6と、直交変換したブロック内の各信号を
量子化信号数の数だけの信号について量子化マトリック
ス及び量子化スケールを含む量子化制御信号によって量
子化する量子化部8と、この量子化部8の出力の量子化
信号を可変長符号化する可変長符号化部9と、可変長符
号化信号を一時的に蓄積するバッファメモリ部10と、
このバッファメモリ部10を監視し可変長符号化部9か
ら発生する符号量がバッファメモリ部10を読出すビー
トレートに一致するように量子化部8を制御するための
量子化スケールを含む量子化制御信号を発生する量子化
制御部20とを備えている。
【0015】次に、本第1の実施例の動作について、図
1及び図2を参照して説明する。
【0016】本第1の実施例の符号化装置の起動時に設
定される画像(フレーム)サイズとフレームレートは量
子化信号数決定部5に入力され、量子化信号数決定部5
は、画像サイズとフレームレート、そして予め分かって
いる符号化装置の演算能力からブロック当りの量子化す
る信号数を求める。量子化信号数は、例えば、次のよう
にして求める。符号化処理は、画像をブロック状に分割
したマクロブロックと呼ばれるブロック単位で行われ、
1個の画像に含まれるマクロブロック数をMP、フレー
ムレートをFとすると、単位時間当りに符号化装置が符
号化処理しなければならないマクロブロック数Mは、次
式で求まる。
【0017】M=MF ×F たとえば、画像サイズが352×240画索、フレーム
レートを毎秒30枚、マクロブロックのサイズを16×
16とすると、1秒当りに符号化処理しなければならな
いマクロブロック数は9900個となる。1個のマクロ
ブロックには、一般に、8×8のサイズの4個の輝度信
号のブロックと、2個の色信号のブロックが含まれる。
次に、予め分かっている符号化装置の演算能力Nと組み
合わせて、計算により、あるいは、予め設定してあるテ
ーブルを参照して、1個のブロック当りの量子化信号数
P求める。量子化信号Pは、例えば、Mが2倍になれば
Pは半分になるというように決める。
【0018】量子化信号数Pは、まず、量子化マトリッ
クス選択部6に送られ、テーブル引きなどの手段でPに
対応する量子化マトリックスを選択する。量子化マトリ
ックスは、図2に示されるようなジグザグスキャン順序
で、Pより後の信号が量子化された結果が零となるよう
に、ジグザグスキャン順序の後の方が大きな値を持つよ
うに作られている。
【0019】次に示すのは、量子化信号数の制限をしな
い、すなわち、ブロック内の全ての信号を量子化処理す
る場合(P=64)の量子化マトリックスの例である。
【0020】
【0021】次にP=43とした場合の量子化マトリッ
クスの例を示す。ジグザグスキャン順序で後のほうの値
が大きくなっている。“**”は、量子化処理がされない
信号の位置に相当するので、実際には使われないので任
意の値でよい。
【0022】
【0023】入力画像信号は、8×8のブロック単位
で、まず、DCT部7に送られる。DCT部7では、入
力されたブロックの信号を2次元離散コサイン変換す
る。8×8画索のブロックデータを〔Xij〕とする。
(2次元)DCT変換(離散コサイン変換:Discr
ete Cosine Transform)は、DC
T変換マトリックスを〔Tij〕とすると、次式の行列演
算として表される。
【0024】
【0025】このとき、量子化信号数決定部5から送ら
れてくる量子化信号数Pから、実際には量子化処理され
ない位置の信号のDCTの計算を省く。これにより、演
算量の削減を図る。例えば、P=43の場合、次の8×
8サイズのブロックの信号のうち、×印の部分はDCT
の計算をする必要がない。
【0026】
【0027】DCTされたブロック信号〔Yij〕は、量
子化部8に送られる。量子化部8では、ブロック内の各
信号を図2で示すジグザスキャン順序で量子化処理す
る。量子化マトリックス選択部6で選択された量子化マ
トリックスを〔Qmij〕とし、量子化制御部20から出
力される量子化スケール信号をQ3 とすると、量子化処
理は次のように表される。
【0028】
【0029】量子化部8においても、ジグザスキャン順
序でP個の信号を量子化処理したら、以後の量子化処理
を終る。Pより以降の信号は、量子化結果で零であると
考えて処理すればよい。量子化部8からは量子化結果が
出力される。
【0030】可変長符号化部9は量子化された信号を可
変長符号化し、この可変長符号化信号はバッファメモリ
部10に一旦蓄積され、図示を省略した構成によって読
出されて外部へ送出される。
【0031】量子化制御部20はバッファメモリ部10
を監視し、可変長符号化部9から発生する符号量がバッ
ファメモリ部10を読出すビットレートに一致するよう
に量子化制御信号としての量子化スケール信号QS を量
子化部8へ出力する。
【0032】図3は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0033】図3において、本第2の実施例の符号化装
置は入力画像信号を予め設定した画素を有する複数のブ
ロックに分割して記憶するフレームメモリ部1と、入力
画像信号の画像サイズとフレームレートに応じてブロッ
ク当りの量子化する量子化信号数を決定する量子化信号
数決定部5と、量子化信号数から前記ブロック内の高域
周波数側の量子化結果が極力零となるような量子化マト
リックスを予め定められた複数の量子化マトリックスか
ら選択する量子化マトリックス選択部6と、ブロック内
の各画素値と予測値とを比較する比較器21と、この比
較器21の出力の予測誤差をブロック毎に量子化信号数
の数だけの信号について直交変換する離散サイン変換部
(DCT部)22と、直交変換したブロック内の各信号
を量子化信号数の数だけの信号について量子化マトリッ
クス及び量子化スケールを含む量子化制御信号によって
量子化する量子化部23と、この量子化部23の出力の
量子化信号を可変長符号化する可変長符号化部24と、
可変長符号化信号を一時的に蓄積するバッファメモリ部
16と、このバッファメモリ部16を監視し可変長符号
化部24から発生する符号量がバッファメモリ部16を
読出すビートレートに一致するように量子化部23及び
逆量子化部31を制御するための量子化スケールを含む
量子化制御信号を発生する量子化制御部20と、量子化
信号を量子化信号数の数だけの信号について量子化マト
リックス及び量子化スケールを含む量子化制御信号に従
って逆量子化する逆量子化部31と、逆量子化信号から
量子化信号数の数だけの信号についてブロック毎に予測
誤差を復元させる逆離散サイン変換部(逆DCT部)3
2と、復元された予測誤差に予測値を加算して元の画素
値のブロックによる再生フレームを生成する加算器33
と、再生フレームを記憶する再生フレーム記憶部34
と、再生フレームからブロック内の画素値に対する予測
値を生成する予測部4とを備えている。
【0034】次に、本第2の実施例の動作について図3
を参照して説明する。
【0035】再生フレーム記憶部34に記憶されている
再生画像から入力画像の動きを予測した予測画像信号を
予測部4でブロック毎に生成する。次に、比較器21で
入力画像信号と予測画像信号との差分信号を求め、次
に、ブロック毎の差分の画像信号を量子化信号数決定部
5からの量子化信号数の数だけDCT部22で直交変換
を行い、量子化部23で直交変換された信号された信号
の内量子化信号数の数だけ量子化マトリックス選択部6
からの量子化信号数によって選択された量子化マトリッ
クス及び量子化制御部20からの量子化制御信号によっ
て量子化を行い、可変長符号化部24で量子化信号を可
変長符号化してバッファメモリ部10に一時的に蓄積す
る。
【0036】さらに、量子化された信号を量子化信号数
の数だけの信号について選択された量子化マトリックス
及び量子化制御信号によって逆量子化部31で逆量子化
を行い、次に、逆DCT部32で量子化信号数の数だけ
逆DCTを行う。逆DCTされた信号は予測部4からの
予測画像信号と加算器33で加算されて入力画像信号が
再生されて再生フレーム記憶34に記憶される。
【0037】この第2の実施例においても、第1の実施
例と同様に、入力画像信号の画像サイズとフレームレー
トとから量子化信号数決定部5で量子化信号数を決定
し、量子化信号数によって量子化マトリックスが量子化
選択部6で選択されて、量子化部23が制御される。ま
た、この第2の実施例では、量子化信号数と選択された
量子化マトリックスが逆量子化部31にも送られ逆量子
化部31が制御される。
【0038】このように、この第2の実施例では、量子
化部23及び逆量子化部31で零とみなされる信号の量
子化の演算が省略され、また零と見なされる信号のDC
T及び逆DCTの演算が省略され、全体としての演算の
スピードアップが図られる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力画像
信号の画像サイズとフレームレートとに応じてブロック
あたりの量子化する量子化信号数を決定する量子化信号
数決定部と、量子化信号数からブロック内の高域周波数
側の量子化結果が極力零となるような量子化マトリック
スを選択する量子化マトリックス選択部とを備えて、選
択された量子化マトリックスを用いて直交変換したブロ
ック内の低域周波数側の信号から順次量子化信号数の数
だけ量子化し残りの高域周波数側の信号は零とするよう
に量子化をすることにより、画像符号化全体の演算量を
本発明を適用する画像符号化装置の許容演算量以下に抑
えることができるので、小さな装置規模の画像符号化装
置で、大きなサイズの画像や、フレームレートの高い画
像を処理できる効果がある。
【0040】また、量子化する信号数に応じて量子化マ
トリックスを変えるので、画質の劣化を抑制できる効果
がある。さらに、量子化部から出力される有効画素数を
減らすことができる効果もあるので、画像符号化による
発生符号量を削減させることもできる効果がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本第1の実施例における量子化部での8×8画
素のブロックの場合のジグザグスキャン順序を表す図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ部 2 符号化部 3 再生部 4 予測部 5 量子化信号数決定部 6 量子化マトリックス選択部 7,22 離散サイン変換部(DCT部) 8,23 量子化制御部 9,24 可変長符号化部 10 バッファメモリ部 20 量子化制御部 21 比較器 31 逆量子化部 32 逆離散サイン変換部(逆DCT部) 33 加算器 34 再生フレーム記憶部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号の画像サイズとフレームレ
    ートとに応じてブロック当りの量子化する量子化信号数
    を決定する量子化信号数決定部と、前記量子化信号数か
    ら前記ブロック内の高域周波数側の量子化結果が極力零
    となるような量子化マトリックスを予め定められた複数
    の量子化マトリックスから選択する量子化マトリックス
    選択部と、前記入力画像信号を複数の前記ブロックに分
    割して各前記ブロック毎に前記量子化信号数の数だけの
    信号について、直交変換する直交変換部と、前記直交変
    換したブロック内の各信号を前記量子化信号数の数だけ
    の信号について前記量子化マトリックス及び量子化スケ
    ールを含む量子化制御信号によって量子化する量子化部
    と、この量子化部の出力の量子化信号を可変長符号化す
    る可変長符号化部と、可変長符号化信号を一時的に蓄積
    するバッファメモリ部と、このバッファメモリ部を監視
    し前記可変長符号化部から発生する符号量が前記バッフ
    ァメモリ部を読出すビットレートに一致するように前記
    量子化部を制御するための前記量子化スケールを含む量
    子化制御信号を発生する量子化制御部とを備えることを
    特徴とする画像符号化制御方式。
  2. 【請求項2】 入力画像信号の画像サイズとフレームレ
    ートとに応じてブロック当りの量子化する量子化信号数
    を決定する量子化信号数決定部と、前記量子化信号数か
    ら前記ブロック内の高域周波数側の量子化結果が極力零
    となるような量子化マトリックスを予め定められた複数
    の量子化マトリックスから選択する量子化マトリックス
    選択部と、前記ブロック内の各画素値と予測値とを比較
    する比較器と、この比較器の出力の予測誤差を前記ブロ
    ック毎に前記量子化信号数の数だけの信号について直交
    変換する直交変換部と、前記直交変換したブロック内の
    各信号を前記量子化信号数の数だけの信号について前記
    量子化マトリックス及び量子化スケールを含む量子化制
    御信号によって量子化する量子化部と、この量子化部の
    出力の量子化信号を可変長符号化する可変長符号化部
    と、可変長符号化信号を一時的に蓄積するバッファメモ
    リ部と、このバッファメモリ部を監視し前記可変長符号
    化部から発生する符号量が前記バッファメモリ部を読出
    すビートレートに一致するように前記量子化部及び逆量
    子化部を制御するための前記量子化スケールを含む量子
    化制御信号を発生する量子化制御部と、前記量子化信号
    を前記量子化信号数の数だけの信号について前記量子化
    マトリックス及び前記量子化スケールを含む量子化制御
    信号に従って逆量子化する前記逆量子化部と、逆量子化
    信号から前記量子化信号数の数だけの信号について前記
    ブロック毎に前記予測誤差を復元させる逆直交変換部
    と、前記復元された予測誤差に前記予測値を加算して元
    の画素値のブロックによる再生フレームを生成する加算
    器と、前記再生フレームを記憶する再生フレーム記憶部
    と、前記再生フレームからブロック内の画素値に対する
    前記予測値を生成する予測部とを備えることを特徴とす
    る画像符号化制御方式。
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