JP2767967B2 - カーテンコータ - Google Patents

カーテンコータ

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JP2767967B2
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紀夫 岩波
敏郎 豊留
清 菊池
彬正 小島
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は原紙等に塗料を塗布するカーテンコータに関
するものである。
[従来の技術] 従来のカーテンコータは、一般に第3、4図に示す様
に、水平に搬送されるウエブ(原紙)1の上部に設けら
れた上部支持体2に、ボルト等を介して給液ヘッド3を
取付けるようにした構成を有している。
給液ヘッド3は、ウエブ1幅方向に該ウエブ1幅より
大きい長さで延び且つ塗液4を供給する塗液溜り5を内
部に形成する様にしたヘッド6と該ヘッド6の内部で前
記塗液溜り5と連通するスリット状塗液流路7を形成し
ている。
又、前記ヘッド6に、塗液溜り5及び塗液流路7の幅
方向両端を覆い得る様、ボルト8を介して端板9,9を取
付け、これにより前記塗液流路7から流出する塗液4を
ウエブ1上面幅方向にカーテン状の塗布し得る様にして
いる。
ウエブ1表面に塗液4を塗布する場合、ウエブ1を第
3図矢印の方向に水平に移動させた状態で給液ヘッド3
を塗液溜り5から塗液流路7を通って塗液4をウエブ1
上面に向けてカーテン状に自然落下又は噴出させてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来のカーテンコータによる
と、メンテナンス或いは塗液替えの際は給液ヘッド3内
を洗浄する必要があるが、狭い寸法間隔(通常0.15〜0.
5mm)の塗液流路7へ洗浄水を供給しながら薄板状の清
掃具を用いて塗液流路7の洗浄を行うようにしているた
め、完全な洗浄を行うには作業に時間がかかり、作業コ
ストが増大すると共にカーテンコータの操業効率が低下
するという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑み、給液ヘッドの内面の開放
を容易にし、且つ洗浄作業を短時間で行い得る様にした
カーテンコータを提供することを目的としてなしたもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、塗液をウエブ上面幅方向にカーテン状に塗
布するための給液ヘッドの一方を構成する固定ヘッド部
と、該固定ヘッド部に対し案内部に沿って近接・離反自
在に配置され給液ヘッドの他方を構成する移動ヘッド部
と、前記両ヘッド部相互間に構成するウエブ幅方向に延
びる塗液流路と、前記固定ヘッド部と移動ヘッド部の幅
方向両端を覆う端板と、前記固定ヘッド部に取付けて前
記固定ヘッド部への移動ヘッド部の引付け固定及び解除
を可能にしたロック装置とを備えたことを特徴とするも
のである。
[作用] 給液ヘッド内の塗液溜り及び塗液流路を洗浄する場
合、ロック装置による引付け固定を解除した後、移動ヘ
ッド部を固定ヘッド部から離反させるように案内部に沿
って移動させる。
これにより、給液ヘッドの内面を容易に開放すること
が出来、洗浄作業が容易になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例であり、図中第
3、4図と同一の符号を付した部分は同一物を表わして
いる。
第1、2図に示す如く、給液ヘッド3を、相互間に塗
液溜り5及び塗液流路7を形成する位置で2分割し、一
方を上部支持体2に固定して固定ヘッド部10とし、他方
を上部支持体2に固定したレール11(案内部)にローラ
26を介して吊下げ支持させて移動ヘッド部12とする。
上記移動ヘッド部12は、前記固定ヘッド部10と移動ヘ
ッド部12の分割面13に対して直角方向に延びたレール11
に沿って、前記固定ヘッド部10に対して近接・離反自在
に支持されている。
前記固定ヘッド部10における分割面13の反対側面に
は、先端に係合フランジ14を有した係合ロッド15を、支
点ピン16を中心にA,A′方向に起倒させ、且つ移動ヘッ
ド部12の移動方向と同一のB,B′方向に伸縮させること
ができるようにしたロックシリンダ装置17(ロック装
置)が固定されている。
更に、前記両ヘッド部10,12の上部には、前記係合ロ
ッド15が上方位置Aから水平位置A′まで回動できるよ
うに切欠いたU字溝18が形成してあり、又前記移動ヘッ
ド部12における分割面13の反対側面には、前記係合フラ
ンジ14が当接する押圧面19が形成してあり、且つ該押圧
面19の上側には前記係合ロッド15の回動時に係合フラン
ジ14が干渉するのを防止するための傾斜面20が形成して
ある。
又、前記固定ヘッド部10の幅方向両端面には、固定ボ
ルト21を介して端板22が固定されていると共に、移動ヘ
ッド部12の幅方向両端面には締付ボルト23が突設されて
おり、更に前記端板22の移動ヘッド部12側端部には、前
記移動ヘッド部12が移動して固定ヘッド部10に当接され
るときに前記締付ボルト23が嵌合するようにした横向き
U字状の嵌合溝24が形成してあり、前記締付ボルト23に
締付ナット25を締付けることにより前記移動ヘッド部12
を端板22を介して固定ヘッド部10に固定できるようにし
てある。
通常の塗工作業時は、第1図中実線で示すように固定
ヘッド部10と移動ヘッド部12とが一体化された状態に
て、塗液溜り5に供給された塗液4を塗液流路7を介し
てカーテン状にウエブ1上に供給する。
又、メンテナンス或いは塗液替えのために給液ヘッド
3内を洗浄する必要が生じた際は、塗工作業を停止した
後、まずロックシリンダ装置17により係合ロッド15をB
方向に少し伸長させて移動ヘッド部12の引付け固定を緩
めた後、係合ロッド15をA′位置からA位置に回動させ
て移動ヘッド部12との係合を解除する。
続いて、締付ナット25を少し緩めた後、移動ヘッド部
12をレール11に沿って固定ヘッド部10から離反させるよ
うに移動する(二点鎖線位置)。このとき、端板22には
嵌合溝24が形成されているので、移動ヘッド部12に締付
ボルト23が取付けられたままの状態でも移動ヘッド部12
を支障なく移動させることができる。
上記により、給液ヘッド3内部が開放されるので、塗
液溜り5及び塗液流路7を容易且つ迅速に洗浄すること
ができる。
洗浄が終了したら、移動ヘッド部12を固定ヘッド部10
に接近させて当接させた後、ロックシリンダ装置17の係
合ロッド15をA位置からA′位置に回動させ、更にB′
方向に縮小させることにより移動ヘッド部12を固定ヘッ
ド部10に引付けて固定する。更にこの状態で、締付ナッ
ト25を締付けて端板22に移動ヘッド部12を固定する。
この状態で次の塗工作業を再開する。
尚、本発明のカーテンコータは、上述の実施例にのみ
限定されるものではなく、移動ヘッド部を流体シリンダ
あるいはスクリューを介してモータで移動したり、端板
を移動ヘッド部側に固定しておくようにしても良いこ
と、更に端板に嵌合溝を備えることなく端板を固定ヘッ
ド部と移動ヘッド部に固定ボルトによって着脱するよう
にした構成としても良いこと、その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のカーテンコータによれ
ば、端板の固体を解き、ロックシリンダ装置による固定
ヘッド部への移動ヘッド部の引付け固定を解除した後、
移動ヘッド部を固定ヘッド部から離反するように移動さ
せると、容易に給液ヘッド内を開放することができ、よ
って給液ヘッド内面の洗浄作業を容易且つ迅速に行うこ
とができる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部切断側面図、第2図は
第1図のII方向から見た正面図、第3図は従来のカーテ
ンコータの一例を示す一部切断側面図、第4図は第3図
のIV−IV方向から見た正面図である。 1はウェブ、3は給液ヘッド、4は塗液、7は塗液流
路、10は固定ヘッド部、11はレール(案内部)、12は移
動ヘッド部、17はロックシリンダ装置(ロック装置)、
22は端板を示す。
フロントページの続き (72)発明者 小島 彬正 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第一工場 内 (56)参考文献 特開 昭60−61074(JP,A) 実開 平3−94975(JP,U) 特公 昭50−3096(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 5/00 103 B05D 1/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗液をウエブ上面幅方向にカーテン状に塗
    布するための給液ヘッドの一方を構成する固定ヘッド部
    と、該固定ヘッド部に対し案内部に沿って近接・離反自
    在に配置され給液ヘッドの他方を構成する移動ヘッド部
    と、前記両ヘッド部相互間に構成するウエブ幅方向に延
    びる塗液流路と、前記固定ヘッド部と移動ヘッド部の幅
    方向両端を覆う端板と、前記固定ヘッド部に取付けて前
    記固定ヘッド部への移動ヘッド部の引付け固定及び解除
    を可能にしたロック装置とを備えたことを特徴とするカ
    ーテンコータ。
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