JP2767579B2 - ダッシュボードに配置された中央ノズルを持った自動車内部室 - Google Patents
ダッシュボードに配置された中央ノズルを持った自動車内部室Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/24—Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
- B60H1/241—Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant characterised by the location of ventilation devices in the vehicle
- B60H1/242—Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant characterised by the location of ventilation devices in the vehicle located in the front area
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00735—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
- B60H1/00792—Arrangement of detectors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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- B60H1/24—Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
- B60H1/247—Disposition of several air-diffusers in a vehicle for ventilation-air circulation in a vehicle cabin
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/34—Nozzles; Air-diffusers
- B60H1/3414—Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction
- B60H1/3421—Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction using only pivoting shutters
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダッシュボードに
配置され少なくとも一つの流出通路を有する暖房装置お
よび又は冷房装置の中央ノズルと、暖房装置および又は
冷房装置を調節するための走行車内部室の屋根範囲に配
置された空気状態センサとを持ち、中央ノズルが吹き出
し方向を制御するために流出通路の流出範囲に可動の水
平空気案内装置および可動の垂直空気案内装置を有して
いる自動車内部室に関する。
配置され少なくとも一つの流出通路を有する暖房装置お
よび又は冷房装置の中央ノズルと、暖房装置および又は
冷房装置を調節するための走行車内部室の屋根範囲に配
置された空気状態センサとを持ち、中央ノズルが吹き出
し方向を制御するために流出通路の流出範囲に可動の水
平空気案内装置および可動の垂直空気案内装置を有して
いる自動車内部室に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ特許第３７３０４６７Ｃ２号明細
書において内部室が送風装置によって通風されるような
自動車が知られている。その送風装置はダッシュボード
の中央範囲に中央ノズルを有し、この中央ノズルから暖
房装置および又は冷房装置の空気が内部室に吹き出され
る。そのような中央ノズルは水平空気案内装置並びに垂
直空気案内装置を有し、これらの両空気案内装置は制御
要素によって水平平面内ないし垂直平面内で調整でき
る。内部室の屋根範囲にバックミラーの後ろにないしは
屋根操作装置の範囲に、内部室の空気状態を検出するた
めの空気状態センサが設けられている。これは事情によ
っては中央ノズルの吹き出し範囲に位置している。フロ
ントガラスが傾斜していればいるほど特に空気噴射流が
上向きに向けられている場合、このセンサは中央ノズル
の吹き出し範囲の中にますます位置するので、それに伴
って狂った温度値が検出されてしまう。
書において内部室が送風装置によって通風されるような
自動車が知られている。その送風装置はダッシュボード
の中央範囲に中央ノズルを有し、この中央ノズルから暖
房装置および又は冷房装置の空気が内部室に吹き出され
る。そのような中央ノズルは水平空気案内装置並びに垂
直空気案内装置を有し、これらの両空気案内装置は制御
要素によって水平平面内ないし垂直平面内で調整でき
る。内部室の屋根範囲にバックミラーの後ろにないしは
屋根操作装置の範囲に、内部室の空気状態を検出するた
めの空気状態センサが設けられている。これは事情によ
っては中央ノズルの吹き出し範囲に位置している。フロ
ントガラスが傾斜していればいるほど特に空気噴射流が
上向きに向けられている場合、このセンサは中央ノズル
の吹き出し範囲の中にますます位置するので、それに伴
って狂った温度値が検出されてしまう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた形式の自動車内部室を、その空気状態センサが
常に実際の内部室温度を検出して、走行車内部室が暖房
装置および又は冷房装置によって精確に確実に温度調節
されるように形成することにある。
に述べた形式の自動車内部室を、その空気状態センサが
常に実際の内部室温度を検出して、走行車内部室が暖房
装置および又は冷房装置によって精確に確実に温度調節
されるように形成することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、水平空気案内装置および垂直空気案内装置が機械的
な強制ガイドによってそれらの運動性が、それらが空気
状態センサを備えた屋根範囲の場所を避けた最大ブロー
領域を形成するように互いに連結されていることによっ
て達成される。本発明において垂直に方向づけられた空
気案内要素を有し、従って空気を垂直平面内で案内する
空気案内装置を垂直空気案内装置と呼んでいる。同様に
水平空気案内装置とは空気を水平に案内して流出する装
置を意味している。本発明に基づいて、中央ノズルから
直接吹き出される空気が空気状態センサを洗流して、暖
房装置および又は冷房装置を調節するために狂った値が
発信されることが避けられる。
は、水平空気案内装置および垂直空気案内装置が機械的
な強制ガイドによってそれらの運動性が、それらが空気
状態センサを備えた屋根範囲の場所を避けた最大ブロー
領域を形成するように互いに連結されていることによっ
て達成される。本発明において垂直に方向づけられた空
気案内要素を有し、従って空気を垂直平面内で案内する
空気案内装置を垂直空気案内装置と呼んでいる。同様に
水平空気案内装置とは空気を水平に案内して流出する装
置を意味している。本発明に基づいて、中央ノズルから
直接吹き出される空気が空気状態センサを洗流して、暖
房装置および又は冷房装置を調節するために狂った値が
発信されることが避けられる。
【０００５】（従来の場合のように）中央ノズルの流れ
範囲内に空気状態センサが配置されていると、中央ノズ
ルから出たばかりの空気流の空気状態値しか検出されな
い。この値はしばしば内部室における空気状態と一致せ
ず、詳しくは特に内部室温度を上昇あるいは低下しよう
とする場合に一致しない。つまり走行車内部室内が非常
に寒いとき、中央ノズルから吹き出される空気は内部室
温度を上昇するためには内部室内に既に存在している他
の空気よりもかなり温かくなければならない。しかし空
気状態センサがこの温かい空気で直接洗流されたとき、
暖房装置および又は冷房装置は検出された値に基づい
て、内部室における温度がまだ所望の温度に達していな
いにも拘わらず既に早くも再び制御が中断される。同じ
問題は逆に非常に暑い内部室が冷房装置によって冷却さ
れねばならないとにも生ずる。
範囲内に空気状態センサが配置されていると、中央ノズ
ルから出たばかりの空気流の空気状態値しか検出されな
い。この値はしばしば内部室における空気状態と一致せ
ず、詳しくは特に内部室温度を上昇あるいは低下しよう
とする場合に一致しない。つまり走行車内部室内が非常
に寒いとき、中央ノズルから吹き出される空気は内部室
温度を上昇するためには内部室内に既に存在している他
の空気よりもかなり温かくなければならない。しかし空
気状態センサがこの温かい空気で直接洗流されたとき、
暖房装置および又は冷房装置は検出された値に基づい
て、内部室における温度がまだ所望の温度に達していな
いにも拘わらず既に早くも再び制御が中断される。同じ
問題は逆に非常に暑い内部室が冷房装置によって冷却さ
れねばならないとにも生ずる。
【０００６】このために本発明に基づいて、水平および
垂直の空気案内装置の運動が、空気状態センサが設けら
れている内部室範囲が吹き出された空気で直接に洗流さ
れないように制限されている。従ってこの空気状態セン
サによって確実に内部室における実際の空気状態が検出
でき、暖房装置および又は冷房装置によって室内空気が
誤ってあるいは狂って調整されることが避けられる。
垂直の空気案内装置の運動が、空気状態センサが設けら
れている内部室範囲が吹き出された空気で直接に洗流さ
れないように制限されている。従ってこの空気状態セン
サによって確実に内部室における実際の空気状態が検出
でき、暖房装置および又は冷房装置によって室内空気が
誤ってあるいは狂って調整されることが避けられる。
【０００７】本発明の実施態様において、強制ガイドが
垂直空気案内装置に付属され水平空気案内装置に連結さ
れた案内要素を有し、この案内要素が、垂直空気案内装
置が空気状態センサを洗流する可能性のある揺動範囲に
あるときに水平空気案内装置の上向きの揺動運動を空気
状態センサを備えた屋根範囲の下側を延びるブロー上方
縁部領域に制限する。これによって単純な機械的な方式
で、空気案内装置によって案内される空気が空気状態セ
ンサが設けられている屋根範囲を捕らえないように水平
空気案内装置を制御することができる。
垂直空気案内装置に付属され水平空気案内装置に連結さ
れた案内要素を有し、この案内要素が、垂直空気案内装
置が空気状態センサを洗流する可能性のある揺動範囲に
あるときに水平空気案内装置の上向きの揺動運動を空気
状態センサを備えた屋根範囲の下側を延びるブロー上方
縁部領域に制限する。これによって単純な機械的な方式
で、空気案内装置によって案内される空気が空気状態セ
ンサが設けられている屋根範囲を捕らえないように水平
空気案内装置を制御することができる。
【０００８】本発明の他の実施態様において、案内要素
が垂直空気案内装置の揺動可能な空気案内要素に保持さ
れ、水平空気案内装置の空気案内要素の縁に接触する螺
旋状のカムを有している。これは両空気案内装置の揺動
運動がこれらの両空気案内装置間を強制的に連結するた
めに直接利用されるので、特に簡単な形状である。
が垂直空気案内装置の揺動可能な空気案内要素に保持さ
れ、水平空気案内装置の空気案内要素の縁に接触する螺
旋状のカムを有している。これは両空気案内装置の揺動
運動がこれらの両空気案内装置間を強制的に連結するた
めに直接利用されるので、特に簡単な形状である。
【０００９】本発明の他の利点および特徴は従属請求項
および以下の有利な実施例の説明から理解できる。
および以下の有利な実施例の説明から理解できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図に示した実施例を参照して
本発明を詳細に説明する。
本発明を詳細に説明する。
【００１１】乗用車は図１から図５に則って運転席範囲
２と助手席範囲３とを持った走行車内部室１を有してい
る。走行車内部室１は上が屋根４で境界づけられてい
る。走行車内部室１は前面側にダッシュボード５を有し
ている。ダッシュボード５には暖房装置および又は冷房
装置の通風装置の複数の流出ノズルが設けられている。
本発明にとっては走行車のほぼ中心においてダッシュボ
ード５の中央範囲に配置されている二つの中央流出通路
６、７しか重要ではない。これらの両中央流出通路６、
７はそれぞれそれらの走行車内部室１への流出範囲に図
６から図９を参照して詳述する空気案内装置を有してい
る。両中央流出通路６、７の流出範囲はそれらに付属さ
れた空気案内装置を含めて中央ノズルと呼ぶ。
２と助手席範囲３とを持った走行車内部室１を有してい
る。走行車内部室１は上が屋根４で境界づけられてい
る。走行車内部室１は前面側にダッシュボード５を有し
ている。ダッシュボード５には暖房装置および又は冷房
装置の通風装置の複数の流出ノズルが設けられている。
本発明にとっては走行車のほぼ中心においてダッシュボ
ード５の中央範囲に配置されている二つの中央流出通路
６、７しか重要ではない。これらの両中央流出通路６、
７はそれぞれそれらの走行車内部室１への流出範囲に図
６から図９を参照して詳述する空気案内装置を有してい
る。両中央流出通路６、７の流出範囲はそれらに付属さ
れた空気案内装置を含めて中央ノズルと呼ぶ。
【００１２】各流出通路６、７は垂直空気案内装置９、
１０、１４並びに水平空気案内装置１２、１３、１５を
有している。両方の垂直空気案内装置９、１０、１４は
それぞれ複数の垂直薄板９を備えており、これらの垂直
薄板９は一般的に互いに平行に等間隔を隔てて各流出通
路６、７の幅にわたって分布して垂直に延びて各流出通
路６、７の中に配置されている。各垂直薄板９はその前
方端縁の範囲においてほぼ垂直に向いた揺動軸線１４を
中心として揺動できる。各流出通路６、７の垂直薄板９
はその後端が連動体１０によって互いに結合され、垂直
薄板９はこの連動体１０によって一緒に同じ距離だけ流
出通路６、７内において揺動運動して変位調整できる。
全垂直薄板９は互いに平行に配置され、従って互いに平
行に揺動運動できる。各垂直空気案内装置の垂直薄板９
の最大揺動範囲の相対向する終端位置は図６と図８から
理解できる。各流出通路６、７の垂直空気案内装置９、
１０、１４を通って流出通路６、７から流出する空気
は、走行車内部室１の中においてほぼ水平の平面内で内
向きおよび外向きに分布できる。従って流出空気は垂直
空気案内装置９、１０、１４によって横に転向される。
１０、１４並びに水平空気案内装置１２、１３、１５を
有している。両方の垂直空気案内装置９、１０、１４は
それぞれ複数の垂直薄板９を備えており、これらの垂直
薄板９は一般的に互いに平行に等間隔を隔てて各流出通
路６、７の幅にわたって分布して垂直に延びて各流出通
路６、７の中に配置されている。各垂直薄板９はその前
方端縁の範囲においてほぼ垂直に向いた揺動軸線１４を
中心として揺動できる。各流出通路６、７の垂直薄板９
はその後端が連動体１０によって互いに結合され、垂直
薄板９はこの連動体１０によって一緒に同じ距離だけ流
出通路６、７内において揺動運動して変位調整できる。
全垂直薄板９は互いに平行に配置され、従って互いに平
行に揺動運動できる。各垂直空気案内装置の垂直薄板９
の最大揺動範囲の相対向する終端位置は図６と図８から
理解できる。各流出通路６、７の垂直空気案内装置９、
１０、１４を通って流出通路６、７から流出する空気
は、走行車内部室１の中においてほぼ水平の平面内で内
向きおよび外向きに分布できる。従って流出空気は垂直
空気案内装置９、１０、１４によって横に転向される。
【００１３】各流出通路６、７はそれらの流出範囲（流
れ方向において各流出通路６、７の外側端面側の範囲従
って垂直空気案内装置９、１０、１４の後ろ）にそれぞ
れ水平空気案内装置１２、１３、１５を有している。流
出通路６、７から流出する空気はこれらの水平空気案内
装置１２、１３、１５によって走行車内部室１内におい
て上向きおよび下向きに即ちほぼ垂直平面内において分
布できる。各水平空気案内装置１２、１３、１５は一般
的に水平に互いに等間隔を隔てて配置された複数の水平
薄板１２を有している。これらの水平薄板１２はそれら
の前方側がそれぞれ水平の揺動軸線１３を中心として揺
動可能に各流出通路６、７の側壁に支持されている。垂
直薄板９と同様に水平薄板１２も一般的に互いに平行に
方向づけられ、共通の制御スライダ１５によって互いに
結合され、同じ距離だけ一緒に揺動運動できる。
れ方向において各流出通路６、７の外側端面側の範囲従
って垂直空気案内装置９、１０、１４の後ろ）にそれぞ
れ水平空気案内装置１２、１３、１５を有している。流
出通路６、７から流出する空気はこれらの水平空気案内
装置１２、１３、１５によって走行車内部室１内におい
て上向きおよび下向きに即ちほぼ垂直平面内において分
布できる。各水平空気案内装置１２、１３、１５は一般
的に水平に互いに等間隔を隔てて配置された複数の水平
薄板１２を有している。これらの水平薄板１２はそれら
の前方側がそれぞれ水平の揺動軸線１３を中心として揺
動可能に各流出通路６、７の側壁に支持されている。垂
直薄板９と同様に水平薄板１２も一般的に互いに平行に
方向づけられ、共通の制御スライダ１５によって互いに
結合され、同じ距離だけ一緒に揺動運動できる。
【００１４】暖房装置および又は冷房装置で温められあ
るいは冷却された空気は中央ノズルの垂直および水平の
空気案内装置を通して走行車内部室１の中に吹き出さ
れ、走行車内部室１の中に吹き出される空気の温度は暖
房装置および又は冷房装置によって電子式に調節され
る。走行車内部室１内における空気の実際温度を検出す
るために、走行車内部室１の屋根４にそこに固定された
バックミラーの範囲にあるいは屋根操作装置の範囲に空
気状態センサ８が配置されている。この空気状態センサ
８はその瞬間の温度値を暖房装置および又は冷房装置の
制御装置に伝達する。この制御装置はその値を設定され
た目標値と比較し、それに応じて走行車内部室１内に吹
き出される空気を加熱あるいは冷却させる。走行車内部
室１内の空気状態を希望通りに変化させる際に（走行車
内部室１内における空気状態センサ８の位置を変更する
必要なしに）空気状態センサ８が狂った値を発信するこ
とを避けるために、中央ノズルの流出範囲が空気状態セ
ンサ８の高さの所では空気流が空気状態センサ８に接触
しないように限定されている。従って走行車内部室１の
屋根４にある空気状態センサ８は中央ノズルから流出す
る空気を吹きかけられない。
るいは冷却された空気は中央ノズルの垂直および水平の
空気案内装置を通して走行車内部室１の中に吹き出さ
れ、走行車内部室１の中に吹き出される空気の温度は暖
房装置および又は冷房装置によって電子式に調節され
る。走行車内部室１内における空気の実際温度を検出す
るために、走行車内部室１の屋根４にそこに固定された
バックミラーの範囲にあるいは屋根操作装置の範囲に空
気状態センサ８が配置されている。この空気状態センサ
８はその瞬間の温度値を暖房装置および又は冷房装置の
制御装置に伝達する。この制御装置はその値を設定され
た目標値と比較し、それに応じて走行車内部室１内に吹
き出される空気を加熱あるいは冷却させる。走行車内部
室１内の空気状態を希望通りに変化させる際に（走行車
内部室１内における空気状態センサ８の位置を変更する
必要なしに）空気状態センサ８が狂った値を発信するこ
とを避けるために、中央ノズルの流出範囲が空気状態セ
ンサ８の高さの所では空気流が空気状態センサ８に接触
しないように限定されている。従って走行車内部室１の
屋根４にある空気状態センサ８は中央ノズルから流出す
る空気を吹きかけられない。
【００１５】しかし両流出通路６、７における水平薄板
１２は空気状態センサ８の高さにある屋根範囲に吹きか
けるためにも簡単に揺動できるので、水平薄板１２の揺
動運動は垂直薄板９の位置に関係して制限される。空気
状態センサ８の高さにある屋根範囲の洗流場所を避ける
ために、垂直薄板９の位置に基づいて実際に空気状態セ
ンサ８も洗流されるであろうブロー部分においてだけ水
平薄板１２の揺動運動を制限するだけで十分であること
を本発明において認識した。水平薄板１２の上向きの揺
動運動は従って垂直薄板９のその瞬間の位置に強制的に
関連づけられている。垂直および水平の空気案内装置の
相対向する終端位置によって得られる最大ブロー領域Ａ
（図１参照）において図１にハッチングで示されている
特性曲線が生ずる。各垂直空気案内装置の中央の垂直薄
板９に強制ガイドとして、その前端が水平薄板１２の後
方端縁の下側と適合する案内要素１１が一体成形されて
いる。この案内要素１１は揺動軸線１４に対して同軸的
に延びる螺旋形のカム１６を有している。そのように形
成された湾曲面は垂直薄板９の横方向内側に向いた終端
位置（図６および図７参照）において、カム１６が下か
ら水平薄板１２をそのほぼ水平に向けられた位置に支え
ることにより水平薄板１２の上向きの揺動運動を阻止す
る。従ってこの位置において流出通路６、７から流出す
る空気流を上向きに転向することはできない。むしろ流
出を下向きにさせる水平薄板の揺動運動しかできない。
互いに連結されている垂直および水平の空気案内装置の
この位置は図２および図３に明らかに示されている。こ
の位置で達成できるブロー領域はＢで示されている。垂
直薄板９が流出通路６、７からの空気を横方向外側に案
内する垂直薄板９の相対向する終端位置（図８および図
９参照）において、カム１６によって形成された傾斜面
の下端が水平薄板１２の端縁の下側に来ている。図９か
ら明らかに分かるように、案内要素１１はこの位置にお
いて水平薄板１２の揺動運動を制限しないので、この位
置において支障なしに空気流を上向きに転向できる。こ
の位置において達成できるブロー領域Ｃは図４および図
５に示されている。符号ＢとＣで示されているブロー領
域は垂直空気案内装置の垂直薄板９を揺動した際の相対
向する終端位置を表わしている。しかもカム１６の形状
によってブロー領域の上限に向かう中間範囲においても
連続的な滑らかな移行部が生じている。走行車内部室１
の幅にわたって案内要素１１により水平薄板１２のブロ
ー上方縁部領域を制限するために、図１の部分図におい
て最大ブロー領域ＡのＶ字形に曲げられた上縁曲線が生
じている。
１２は空気状態センサ８の高さにある屋根範囲に吹きか
けるためにも簡単に揺動できるので、水平薄板１２の揺
動運動は垂直薄板９の位置に関係して制限される。空気
状態センサ８の高さにある屋根範囲の洗流場所を避ける
ために、垂直薄板９の位置に基づいて実際に空気状態セ
ンサ８も洗流されるであろうブロー部分においてだけ水
平薄板１２の揺動運動を制限するだけで十分であること
を本発明において認識した。水平薄板１２の上向きの揺
動運動は従って垂直薄板９のその瞬間の位置に強制的に
関連づけられている。垂直および水平の空気案内装置の
相対向する終端位置によって得られる最大ブロー領域Ａ
（図１参照）において図１にハッチングで示されている
特性曲線が生ずる。各垂直空気案内装置の中央の垂直薄
板９に強制ガイドとして、その前端が水平薄板１２の後
方端縁の下側と適合する案内要素１１が一体成形されて
いる。この案内要素１１は揺動軸線１４に対して同軸的
に延びる螺旋形のカム１６を有している。そのように形
成された湾曲面は垂直薄板９の横方向内側に向いた終端
位置（図６および図７参照）において、カム１６が下か
ら水平薄板１２をそのほぼ水平に向けられた位置に支え
ることにより水平薄板１２の上向きの揺動運動を阻止す
る。従ってこの位置において流出通路６、７から流出す
る空気流を上向きに転向することはできない。むしろ流
出を下向きにさせる水平薄板の揺動運動しかできない。
互いに連結されている垂直および水平の空気案内装置の
この位置は図２および図３に明らかに示されている。こ
の位置で達成できるブロー領域はＢで示されている。垂
直薄板９が流出通路６、７からの空気を横方向外側に案
内する垂直薄板９の相対向する終端位置（図８および図
９参照）において、カム１６によって形成された傾斜面
の下端が水平薄板１２の端縁の下側に来ている。図９か
ら明らかに分かるように、案内要素１１はこの位置にお
いて水平薄板１２の揺動運動を制限しないので、この位
置において支障なしに空気流を上向きに転向できる。こ
の位置において達成できるブロー領域Ｃは図４および図
５に示されている。符号ＢとＣで示されているブロー領
域は垂直空気案内装置の垂直薄板９を揺動した際の相対
向する終端位置を表わしている。しかもカム１６の形状
によってブロー領域の上限に向かう中間範囲においても
連続的な滑らかな移行部が生じている。走行車内部室１
の幅にわたって案内要素１１により水平薄板１２のブロ
ー上方縁部領域を制限するために、図１の部分図におい
て最大ブロー領域ＡのＶ字形に曲げられた上縁曲線が生
じている。
【００１６】中央ノズルの空気案内性の上述した制限は
非常に安価な費用で実施できる。各流出通路６、７にお
ける中央の垂直薄板９だけに案内要素１１を設ければよ
い。この案内要素１１は合成樹脂から成る垂直薄板９を
製造する際に既に一体に成形されるか、後で追加してそ
の垂直薄板９に固く結合される。案内要素１１を用意す
ることによって既に水平空気案内装置と垂直空気案内装
置とか機械的に強制的に連結され、この機械的な強制連
結によって空気状態センサ８の高さにおける屋根範囲の
場所を避けるブロー領域Ａを得るための所望の制御され
た曲線が得られる。
非常に安価な費用で実施できる。各流出通路６、７にお
ける中央の垂直薄板９だけに案内要素１１を設ければよ
い。この案内要素１１は合成樹脂から成る垂直薄板９を
製造する際に既に一体に成形されるか、後で追加してそ
の垂直薄板９に固く結合される。案内要素１１を用意す
ることによって既に水平空気案内装置と垂直空気案内装
置とか機械的に強制的に連結され、この機械的な強制連
結によって空気状態センサ８の高さにおける屋根範囲の
場所を避けるブロー領域Ａを得るための所望の制御され
た曲線が得られる。
【図１】本発明に基づく実施形態における乗用車の内部
室を概略的に示し、その内部室内に配置されたダッシュ
ボードは中央範囲に暖房装置および又は冷房装置の中央
ノズルを備えている。
室を概略的に示し、その内部室内に配置されたダッシュ
ボードは中央範囲に暖房装置および又は冷房装置の中央
ノズルを備えている。
【図２】図１における内部室のダッシュボードの範囲を
平面図で概略的に示し、その中央ノズルの空気案内装置
は幅広い矢印で示されているブロー領域が生ずるように
方向づけられている。
平面図で概略的に示し、その中央ノズルの空気案内装置
は幅広い矢印で示されているブロー領域が生ずるように
方向づけられている。
【図３】図２における内部室の側面図であり、ここから
図２におけるブロー領域の垂直範囲が理解できる。
図２におけるブロー領域の垂直範囲が理解できる。
【図４】図２における内部室を平面図で示し、その中央
ノズルの空気案内装置は斜め外側に向けられた矢印に応
じたブロー領域が生ずるように配置されている。
ノズルの空気案内装置は斜め外側に向けられた矢印に応
じたブロー領域が生ずるように配置されている。
【図５】図４における内部室を側面図で示し、ここから
図４に示されているブロー領域の垂直方向の広がりが理
解できる。
図４に示されているブロー領域の垂直方向の広がりが理
解できる。
【図６】図１におけるダッシュボードの中央ノズルの横
断面図である。
断面図である。
【図７】図６におけるVII−VII線に沿った中央ノズルの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図８】図６における中央ノズルの横断面図を示し、こ
の場合空気案内装置は図６および図７における場合と異
なった位置にある。
の場合空気案内装置は図６および図７における場合と異
なった位置にある。
【図９】図８におけるIX−IX線に沿った中央ノズルの縦
断面図である。
断面図である。
１ 走行車内部室 ４ 屋根 ５ ダッシュボード ６、７ 流出通路 ８ 空気状態センサ ９ 垂直薄板 １１ 案内要素 １２ 水平薄板 １３ 水平薄板の揺動軸線 １４ 垂直薄板の揺動軸線 １６ カム
Claims (3)
- 【請求項１】 ダッシュボードに配置され少なくとも一
つの流出通路を有する暖房装置および又は冷房装置の中
央ノズルと暖房装置および又は冷房装置を調節するため
の走行車内部室の屋根範囲に配置された空気状態センサ
とを持ち、中央ノズルが吹き出し方向を制御するために
流出通路の流出範囲に可動の水平空気案内装置および可
動の垂直空気案内装置を有している自動車内部室におい
て、 水平空気案内装置（１２、１３、１５）および垂直空気
案内装置（９、１０、１４）が、それらによって空気状
態センサ（８）を備えた屋根範囲（４）の場所を避けた
最大ブロー領域（Ａ）に空気をブロー出来るようそれら
の揺動運動の限界を制御するため、機械的な強制ガイド
（１１、１６）によって互いに連結されていることを特
徴とする自動車内部室。 - 【請求項２】 強制ガイドが垂直空気案内装置（９、１
０、１４）に付属され水平空気案内装置（１２、１３、
１５）に連結された案内要素（１１、１６）を有し、こ
の案内要素（１１、１６）が、垂直空気案内装置（９、
１０、１４）が空気状態センサ（８）を洗流する可能性
のある揺動範囲にあるときに水平空気案内装置（１２、
１３、１５）の上向きの揺動運動を空気状態センサ
（８）を備えた屋根範囲（４）の下側を延びるブロー上
方縁部領域に制限することを特徴とする請求項１記載の
自動車内部室。 - 【請求項３】 案内要素（１１、１６）が垂直空気案内
装置（９、１０、１４）の揺動可能な空気案内要素
（９）に保持され、水平空気案内装置（１２、１３、１
５）の空気案内要素（１２）の縁に接触する螺旋状のカ
ム（１６）を有していることを特徴とする請求項２記載
の自動車内部室。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19511133A DE19511133C1 (de) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | Kraftfahrzeuginnenraum mit einer in einer Armaturentafel angeordneten Mitteldüse |
| DE19511133.8 | 1995-03-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08268052A JPH08268052A (ja) | 1996-10-15 |
| JP2767579B2 true JP2767579B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=7757831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8096193A Expired - Lifetime JP2767579B2 (ja) | 1995-03-27 | 1996-03-26 | ダッシュボードに配置された中央ノズルを持った自動車内部室 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5873778A (ja) |
| JP (1) | JP2767579B2 (ja) |
| DE (1) | DE19511133C1 (ja) |
| ES (1) | ES2135994B1 (ja) |
| FR (1) | FR2732272B1 (ja) |
| IT (1) | IT1284305B1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| DE19511133C1 (de) * | 1995-03-27 | 1996-03-07 | Daimler Benz Ag | Kraftfahrzeuginnenraum mit einer in einer Armaturentafel angeordneten Mitteldüse |
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| JP4319019B2 (ja) * | 2003-12-09 | 2009-08-26 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調システム |
| DE102005050881B3 (de) * | 2005-10-21 | 2007-02-08 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Belüftungseinrichtung für einen Fahrzeuginnenraum |
| JP6078606B1 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-02-08 | 富士重工業株式会社 | 自動車用空調装置 |
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| EP3375648B1 (en) * | 2017-03-16 | 2020-01-01 | Ningbo Geely Automobile Research & Development Co. Ltd. | Air nozzle device for a vehicle |
| DE102019203680A1 (de) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | Audi Ag | Belüftungsanordnung für einen Fahrzeuginnenraum |
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|---|---|---|---|---|
| JPS5914669Y2 (ja) * | 1979-11-21 | 1984-04-28 | 日産自動車株式会社 | ベンチレ−シヨングリル |
| FR2608520A1 (fr) * | 1986-12-19 | 1988-06-24 | Chausson Usines Sa | Dispositif pour la regulation du fonctionnement d'un ensemble de climatisation de vehicules |
| DE3730467A1 (de) * | 1987-09-08 | 1989-03-16 | Siemens Ag | Belueftungsanlage fuer innenraeume, insbesondere fuer den innenraum eines kraftfahrzeuges |
| JP2712517B2 (ja) * | 1989-03-28 | 1998-02-16 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置における風向制御装置 |
| DE8906221U1 (de) * | 1989-05-19 | 1990-03-22 | Valeo Klimasysteme GmbH, 96476 Rodach | Luftverteilungsvorrichtung |
| DE4130226C1 (ja) * | 1991-09-11 | 1993-03-11 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De | |
| DE19511133C1 (de) * | 1995-03-27 | 1996-03-07 | Daimler Benz Ag | Kraftfahrzeuginnenraum mit einer in einer Armaturentafel angeordneten Mitteldüse |
-
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- 1995-03-27 DE DE19511133A patent/DE19511133C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-03-13 IT IT96RM000168A patent/IT1284305B1/it active IP Right Grant
- 1996-03-22 ES ES009600695A patent/ES2135994B1/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-25 FR FR9603671A patent/FR2732272B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-26 JP JP8096193A patent/JP2767579B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-27 US US08/624,898 patent/US5873778A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08268052A (ja) | 1996-10-15 |
| ES2135994A1 (es) | 1999-11-01 |
| US5873778A (en) | 1999-02-23 |
| ES2135994B1 (es) | 2000-05-16 |
| FR2732272A1 (fr) | 1996-10-04 |
| ITRM960168A0 (ja) | 1996-03-13 |
| ITRM960168A1 (it) | 1997-09-13 |
| FR2732272B1 (fr) | 1999-02-26 |
| DE19511133C1 (de) | 1996-03-07 |
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