JP2766974B2 - 受動型リング共振光ジャイロ - Google Patents

受動型リング共振光ジャイロ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は受動型リング共振光ジ
ャイロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光リング共振器は、これを構成するリン
グ状光導波路の一周分の実効的光導波路長がこの内部を
周回する光の波長の整数倍であるとき、リング状光導波
路内の多重干渉光は共振条件を満たして明状態となり大
きなエネルギーをもつ。図4に示すように一枚の基板1
0上に直線状の入出力用光導波路20とリング状光導波
路11とを配置して両者を光方向性結合器(以下光結合
器という)13により光学的に結合させ、これらの入出
力用光導波路20と、光結合器13及びリング状光導波
路11とによって光リング共振器1を構成するものとす
る。図4の例では基板10にこれらの要素を形成した例
を示すが、光ファイバによって入出力用光導波路20
と、光結合器13及びリング状光導波路11を形成する
こともできる。光源12から可干渉光を入出力用光導波
路20に導入して周回(図では右回り)させ、その周回
光の一部を光結合器14を介して導出し、その導出光の
光強度を受光器15で検出すると、その検出強度Iは光
源12の光周波数fに対し、曲線16で示すように共振
条件を満す周波数で急峻に検出強度Iが上昇する特性と
なる。この時、明状態となる。
【0003】一方リング状光導波路11に光を導入して
いる光結合器13においても、リング状光導波路11内
の周回光の一部は外部へ導出され、この導出光は入射光
と干渉し、その干渉光の強度を受光器17で検出する
と、その特性は曲線18のようになる。即ち共振条件を
満たす光周波数fで検出強度Iは鋭いパルス状に減少し
て暗状態となる。受光器15で得る特性16を光リング
共振器の透過特性、受光器17で得る特性18を反射特
性と呼ばれている。どちらを用いても光共振角速度計
(光ジャイロ)を構成することができる。通常リング状
光導波路11に光結合器14を付加すると光リング共振
器の特性が劣化するので、反射特性を用いることが多
い。そこで以下反射特性を利用したものを例にとり従来
の光ジャイロの概要を説明する。なお反射特性18は次
式で表される。
【0004】 P=Iν〔1−α/(1+βsin2(fτ/2))〕 P:出力光強度、I:入射光強度、ν:光結合器損失 α,β:光学系で決まる定数、f:光周波数 τ:リング状光導波路11のリング1周伝搬時間 光ジャイロの原理は方式によらず一般にサニャック効果
に依っている。サニャック効果は、有限の閉面積を囲む
リング状光導波路が、閉面積法線方向を軸に角速度運動
をすると、リング状光導波路内を周回する光に対する位
相が△φだけずれることを云い、次式で表される。
【0005】△φ=(8πS/Cλ)Ω S:閉面積、 C:光速、 Ω:角速度、λ:光源波長 いまリング状光導波路が光リング共振器を構成する場
合、光の共振条件 fr =m/τ (fr :光共振周波数、 m:整
数) もこのサニャック効果により両回り光で差を生じ、両回
り光の共振周波数差Δfr は Δfr =(4S/λL)Ω λ:光波長、 L:リング状光導波路の周長 となる。そこで光リング共振器を用意し、これに外部か
ら可干渉光を導入しつつ、なんらかの方法で両回り光の
共振周波数差を検出すれば、光リング共振器に入力した
光の角速度を定量できる。この原理に基く角速度計が受
動型リング共振光ジャイロと呼ばれる。
【0006】図5に従来の光ジャイロの一例を示して説
明する。光源12からの光は光結合器19により2分岐
され、これら両光は光周波数シフタ21,22でそれぞ
れ光周波数変調され、これら光周波数変調された両光は
光結合器13により、ガラス又は光学結晶の光導波路よ
りなるリング状光導波路11に互いに逆回り光として導
入される。発振器23の発振出力は通常正弦波とされ、
その正弦波信号がそれぞれ加算回路24,25を通じて
可変周波数発振器(以下VCOという)26,27に制
御信号として印加され、VCO26,27の各発振周波
数が正弦波状に変化される。これらVCO26,27の
各発振出力によりそれぞれ光周波数シフタ21,22が
変調駆動される。
【0007】リング状光導波路11をそれぞれ多重周回
し、それぞれ多重干渉した両回り光の一部が光結合器1
3で外部に導出され、これら導出された光は光結合器1
3において、これらに入射される光周波数シフタ21,
22よりの光とそれぞれ干渉し、その各干渉光はそれぞ
れ光結合器28,29を介して受光器31,32でそれ
ぞれ電気信号に変換される。これら受光器31,32の
出力はそれぞれロックイン増幅器33,34において、
発振器23の出力で同期検波され、それら検波出力はそ
れぞれ加算回路24,25で発振器23の出力と加算さ
れてVCO26,27へ制御信号として供給される。
【0008】一方の光周波数シフタ21の出力光の周波
数fが、図6Aの曲線35に示すように発振器23の正
弦波出力で周波数変調され、その中心周波数を、図4中
の反射特性18の1つの落ち込みの最小値における周波
数と一致させると、その1つの落ち込み特性36に対
し、受光器31から得られる信号(光結合器28よりの
出力)の強度Iは曲線37に示すように、発振器23の
出力周波数の2倍の周波数で変動する。よってロックイ
ン増幅器33の出力、つまり同期検波出力は零になる。
【0009】しかしリング状光導波路11にその軸心囲
りの角速度が入力されると、サニャック効果によりリン
グ状光導波路11の共振周波数がずれ、例えば図6Bに
示すように、光周波数シフタ21の出力光の周波数の中
心に対し、反射特性の落ち込み特性36の最小値をとる
周波数がずれ、この結果、受光器31の出力に得られる
信号強度は曲線37に示すように、発振器23の出力周
波数が主成分となる。よってロックイン増幅器33の出
力、つまり同期検波出力はその入力角速度と対応したも
のとなる。このロックイン増幅器33の出力が加算回路
24を通じてVCO26へ負帰還され、反射特性の落ち
込み特性36の最小値をとる周波数に対するずれが戻さ
れるように光周波数シフタ21による光周波数変調の中
心周波数がずらされる。
【0010】他方の光周波数シフタ22から出力され、
リング状光導波路11に導入された光についても、受光
器32、ロックイン増幅器34、加算回路25、VCO
27により同様に動作する。従ってリング状光導波路1
1内の両回り光はそれぞれ、常に、その各周波数の中心
がリング状光導波路11で共振するように制御される。
これら両回り光の周波数差として、VCO26,27の
各出力の周波数差がダブルバランスドミキサ38で検出
され、この差周波数はリング状光導波路11への入力角
速度を示す検出量となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光リ
ング共振器には図4に示す反射特性18の一つの落ち込
み特性36に図3Bに示すように二つの最小値M1 ,M
2 が発生する欠点がある。その理由を図7を用いて説明
する。従来より落ち込み特性36の単一性を得るために
リング状光導波路11に入射する光を単一の偏光面の偏
光光とし、更にリング状光導波路11としては定偏波光
ファイバを用い、単一の偏光光をリング状光導波路11
に周回させ共振させる構造としている。
【0012】つまり入射光40は直交する二つの偏波面
を持つ偏光光41と42を含む。入力射光40は入出力
用光導波路20と偏光子43を通り、単一の偏光面を持
つ偏光光41だけを光結合器13を通じてリング状光導
波路11に入射させる。リング状光導波路11に定偏波
光ファイバを用いたとしても定偏波光ファイバが持つク
ロストークによって次第に入射した偏光光41と直交す
る偏光光42が生起される。図7ではリング状光導波路
11に入射した直後は偏光光41だけが伝播するが、リ
ング状光導波路11内を進行するに従って直交する偏光
光42が漸次増加していく様子を模式的に表わしてい
る。従って光結合器13を通じて入出力用光導波路20
に出射される出射光43は偏光光41と42を含むもの
となる。
【0013】このように、従来のリング状光導波路11
は定偏波光ファイバを用いたとしても単一の偏波面を持
つ偏光光41を入射したにも係ず、光が進行するに従っ
てクロストークによって直交する偏波面を持つ偏光光4
2が生成される。この結果、これら二つの偏光光41と
42の光路長は複屈折等により同一にならないため、そ
れぞれの光路に対して共振することになり、図3Bに示
すように二つの共振状態が存在することになる。
【0014】また定偏波光ファイバの代りに基板に作ら
れた光導波路(例えばニオブ酸リチウムにチタンを拡散
して作った光導波路)の場合も、互に直交する偏光光の
伝播を許すので同様に二つの共振状態が発生することに
なる。光導波路内のクロストークとは、一方の光軸から
他方の光軸に光が乗り移る割合を指す。クロストークの
少ない光ファイバでも1m当り100万分の1程度の光
量が乗り移る。更に光結合器13ではこれよりはるかに
多くの光が乗り移る。基板に作られた光導波路では定偏
波化が難しく、クロストークの値は更に大きくなる。
【0015】このような理由から従来は光リング共振器
1には二つの共振状態が存在し、光リング共振器フイル
タとして利用する場合は二つの出力が出ることになり、
また受動型リング共振光ジャイロを構成した場合には一
つの落ち込み特性36として一つの共振点を利用したと
しても、温度等の変化により、二つの共振状態が重なっ
たり、離れたりするため、他の共振状態との区別が付か
ず、常に一つの共振状態を使用する状態に固定すること
が出来なくなり、加速度の検出値が変動する等の不都合
が生じ受動型リング共振光ジャイロの性能が劣化する欠
点が生じる。
【0016】この発明の目的は二つの共振状態が存在し
ない光リング共振器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明では絶対単一モ
ード光導波路によって光リング共振器を構成した構造を
特徴とするものである。絶対単一モード光導波路とは空
間的に単一モードでかつ単一の偏波面を持つ偏光光のみ
を伝播させる特性を持つ光導波路(光ファイバ、又は基
板に形成した光導波路)である。
【0018】従ってこの絶対単一モード光導波路によっ
て光リング共振器を構成することにより、共振点が一つ
の光リング共振器を得ることができる。またこの光リン
グ共振器を用いて受動型リング共振光ジャイロを構成す
ることにより、角速度又は角度の計測値が変動すること
のない安定した精度の高いリング共振光ジャイロを得る
ことができる。
【0019】
【実施例】図1にこの発明による光リング共振器の構造
を示す。図7と対応する部分には同一符号を付して示
す。この発明では少なくともリング状光導波路11を構
成する部材を絶対単一モード光導波路で構成するもので
ある。望ましくは入出力用光導波路20及び光結合器1
3部分も絶対単一モード光導波路によって構成するとよ
い。絶対単一モード光導波路とは空間的に単一モードで
かつ単一の偏光面を持つ偏光光のみを伝播させ、偏光光
と直交する偏光光を伝播させない特性を持つ。
【0020】図1に示す入出力用光導波路20に入射す
る光40は互に直交する偏波面を持つ偏光光41と42
に分けて考えることができる。入出力用光導波路20及
び光結合器13の部分が絶対単一モード光導波路で構成
されている場合は、入射光40は直ちに単一偏波面を持
つ偏光光41だけが入出力用光導波路20が伝播し、光
結合器13を通じてリング状光導波路11に入射する。
【0021】リング状光導波路11は絶対単一モード光
導波路で構成されているため、クロストークを起すこと
なく単一偏波面を保って偏光光41だけが伝播する。入
出力用光導波路20及び光結合器13が絶対単一モード
光導波路で構成されていない場合でも、リング状光導波
路11に入射した光は単一偏光光41だけが周回し、ク
ロストークを起すことなく単一偏波面を保って伝播す
る。リング状光導波路11内を多重回転した光41は光
結合器13から取出され入出力用光導波路20の端部か
ら出射光43として出射される。
【0022】このような特性を持つ絶対単一モード光導
波路は既に種々提案されているが、その一例を図2に示
す。図2Aは光ファイバによって絶対単一モード光ファ
イバ50を実現した例を示す。図2Aに示した絶対単一
モード光ファイバ50の構造はサイドピット型或はサイ
ドトンネル型光ファイバと呼ばれ、クラッド51(屈折
率n3 )の中に高屈折率コア52(屈折率n1 )および
低屈折率コア53(屈折率n2 )を作り、各屈折率をn
2 <n3 <n1 となるように選定することにより絶対単
一モード光ファイバを実現することができる。
【0023】この構造の光ファイバ50は一般に偏光子
として利用されている。偏光子は普通、光導波路の中の
一部に挿入されて用いられるが、この発明ではリング状
光導波路11の全体をこの構造の光ファイバ50によっ
て構成する。図2B及び図2Cは基板61に形成した光
導波路によって絶対単一モード光導波路60を構成した
場合を示す。図2Bでは基板61に例えばニオブ酸リチ
ウム或はタンタル酸リチウムのZ面(円弧状に光を伝播
させるためにはZ面でなければならない)にプロトン交
換を行なうことにより、基板表面に垂直な偏光光41に
対して屈折率が高くなり、光を閉じ込め伝播させる。基
板表面に平行な偏光光に対しては屈折率は低くなり光は
漏洩し、絶対単一モード光導波路となる。
【0024】プロトン交換とは例えば安息香酸(C6
5 COOH)を融点以上に加熱して融解した液中(水素
イオンH+ :プロトンを有する)にニオブ酸リチウム
(LiNbO3 )を浸けると、ニオブ酸リチウムのLi
とプロトンH+ が交換し、ニオブ酸リチウムの中にプロ
トンH+ が入り込む。プロトンH+ が入り込んだ部分の
Z軸方向の屈折率が高くなる。
【0025】このとき光導波路内の屈折率の変化は大き
く、このプロトン交換処理を施した光導波路の屈折率と
光ファイバの屈折率との間に大きな差が生じる。従って
光導波路と光ファイバ(外部に光結合させるための光フ
ァイバ)とを結合するとき、損失が発生するから、その
損失を小さくする目的でアニール処理を行なう。アニー
ル処理は空気中で数100℃を1〜2時間程度加えて行
なわれる。このアニール処理によってプロトン交換によ
ってニオブ酸リチウム内に入り込んだプロトンH+ が拡
散し、光ファイバと絶対単一モード光導波路との屈折率
を合致させることができる。
【0026】図2Cは基板61に形成した光導波路60
の上に金属層62を装荷し、この金属層62を装荷する
ことによって光導波路60を絶対単一モード光導波路化
した場合を示す。光導波路60が元々直交する偏光光を
両方とも伝播させる性質の光導波路であっても、金属層
62を装荷することにより片方の偏光光を金属層62が
吸収し、他方の偏光光のみが伝播する絶対単一モード光
導波路とすることができる。金属層62としてはアルミ
ニューム或は金等を用いることができる。また金属層6
2と光導波路60との間には例えば二酸化シリコンのよ
うなバッファ層63を設ける。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
少なくともリング状光導波路11を絶対単一モード光導
波路によって構成することにより、リング状光導波路1
1を周回する光は単一偏波光のみとなり、光リング共振
器としての共振特性は図3Aに示すように単一共振特性
にすることができる。この単一共振特性の光リング共振
器を受動型リング共振光ジャイロに用いることにより、
精度の高い受動型リング共振光ジャイロを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための斜視図。
【図2】Aはこの発明の要部構造の一例を説明する断面
図、Bは要部構造の他の例を説明する断面図、Cは要部
構造の更に他の例を説明する断面図。
【図3】Aはこの発明によって得られる光リング共振器
の共振特性を示すグラフ、Bは従来の光リング共振器の
共振特性を説明するためのグラフ。
【図4】従来の光リング共振器の構成及び動作を説明す
るための平面図。
【図5】受動型リング共振光ジャイロの構成を説明する
ためのブロック図。
【図6】Aは図5に示した受動型リング共振光ジャイロ
の動作を説明するための波形図、Bは図6Aと同様の波
形図。
【図7】従来の光リング共振器の構造及び動作を説明す
るための斜視図。
【符号の説明】
1 光リング共振器 10 基板 11 リング状光導波路 13 光結合器 20 入出力用光導波路 41 単一偏光光 50 絶対単一モード光ファイバ 60 絶対単一モード光導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/083 H01S 3/07

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光リング共振器を構成するリング状光導
    波路に光結合器を通じて互に逆回りに周回する光を入射
    させ、この入射された光をリング状光導波路にて共振さ
    せると共に、この共振状態にある光の一部を上記光結合
    器を通じて取出し、光結合器を通じて取出した二つの光
    の共振周波数差を計測して上記リング状光導波路の法線
    方向に与えられた角速度を検出する受動型リング共振光
    ジャイロにおいて、 上記光リング共振器を高屈折率コア(屈折率n 1 )の両
    側に屈折率n 2 の低屈折率コアを配置し、これら高屈折
    率コアと低屈折率コアを屈折率n 3 のクラッドにて取囲
    み、各屈折率をn 1 >n 3 >n 2 に選定した絶対単一モ
    ード光ファイバによって構成したことを特徴とする受動
    型リング共振光ジャイロ。
  2. 【請求項2】 光リング共振器を構成するリング状光導
    波路に光結合器を通じて互に逆回りに周回する光を入射
    させ、この入射された光をリング状光導波路にて共振さ
    せると共に、この共振状態にある光の一部を上記光結合
    器を通じて取出し、光結合器を通じて取出した二つの光
    の共振周波数差を計測して上記リング状光導波路の法線
    方向に与えられた角速度を検出する受動型リング共振光
    ジャイロにおいて、 上記光リング共振器を基板に形成した絶対単一モード光
    導波路によって構成したことを特徴とする受動型リング
    共振光ジャイロ。
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