JP2766896B2 - X線管の回転子構造 - Google Patents

X線管の回転子構造

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JP2766896B2 JP1209714A JP20971489A JP2766896B2 JP 2766896 B2 JP2766896 B2 JP 2766896B2 JP 1209714 A JP1209714 A JP 1209714A JP 20971489 A JP20971489 A JP 20971489A JP 2766896 B2 JP2766896 B2 JP 2766896B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般的に回転陽極形のX線管に関するもの
であり、より正確には回転可能なターゲット板の支持手
段を改善した回転子構造を持つX線管に関する。
(従来の技術) 従来の回転陽極形のX線管は管状外囲器を持ち、外側
の環状部が焦点トラックと呼ばれる陽極ターゲット円板
をその外囲器内に横方向に配置している。焦点トラック
はX線放射物質でできており、表面が半径方向に傾斜し
ており、集束点部分が距離をおいて電子を出す陰極と中
心を合わせて対置されている。陰極から対置された集束
点部分まで流れてきた電子ビームは、焦点トラックの下
層物質内部まで貫通してX線を発生し、これが集束点部
分から放射される。集束点部分に衝突する電子エネルギ
の大半は熱になるので、ターゲット円板は回転し、そう
することによって集束点領域に来る焦点トラック部分を
絶えず変化させ、放射によって熱をX線管の外囲器の外
へ消散させる。
したがって、ターゲット円板は軸回転ができるよう
に、一端をターゲット円板に取り付けた軸方向に伸長す
るステムを持つ、軸受付き回転子構造によって支えられ
る。ステムは通常、ターゲット円板を回転可能なように
支持する一方で、熱が伝導によってステムを経て回転子
構造に流れることを抑制ために、最小限の横断面の大き
さを持つ。ステムの他端は、軸受に取り付けられた回転
子の軸に回転可能な状態で支持された管状回転子スカー
トの密閉端に、通常ろう付けによって取り付けられる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、ターゲット円板の回転中に生じる応力に耐え
られるほど充分な強度と耐久性を持つろう付け継手を、
回転スカートの密閉端とステムの隣接端部との間に設け
ることは困難であることが分かってきた。予期しないほ
ど短時間で、ろう付け継手は弱くなり、亀裂ができ、そ
のために回転ターゲット円板がぐらぐらし始め、電子管
の外囲器を破損することもありうる。また、ターゲット
円板の回転がふらふらすると、回転子の軸を支える軸受
に悪影響を及ぼし、最終的に軸受の永久破損を引き起こ
すおそれがある。
(課題を解決するための手段) そこで、X線管の回転構造体のターゲット・ステム構
成部品を、間にはさんだ第1および第2同軸部材を介し
て同軸電機子構成部品に固定的に取り付ける本発明によ
って、先行技術の上記およびその他の欠点を克服する。
第1部材は、ろう付け継手によってステム構成部品に固
定的に取り付けた内側環状表面と、溶接継手によって第
2部材に固定的に取り付けた外側円筒状表面とを持ち、
第2部材は、外側の周縁部を電機子構成部品に固定的に
取り付ける。また、第1部材は、ステム構成部品材料の
線形熱膨脹係数にほぼ一致する線形熱膨脹係数の材料で
形成する。さらに、第2部材は、ステム構成部品材料の
線形熱膨脹係数よりも電機子構成部品材料の線形熱膨脹
係数の方により近い関係のある線形熱膨脹係数を持つ材
料で形成する。その結果、第1部材と第2部材の間の溶
接継手部分に、最大の熱不均衡および最大の熱応力が生
じるが、溶接継手は、第1部材とステム構成部品の間の
ろう付け継手よりも強く、これらの最大熱応力に耐える
ことができやすい。
第1部材とステム構成部品は相互にねじ切り係合する
ことができるが、第1部材をステム構成部品と係合させ
る前に、第1部材のねじ切りした表面にバリヤ材の層を
めっきすることによって、第1部材とステム構成部品の
間に強力で耐久性の高いろう付け継手が達成される。ス
テム構成部品を第1部材のめっき表面とねじ合わせて配
置した後、ステム構成部品と第1部材のそれぞれのねじ
切り表面の間に、ろう材を適用する。その結果、ろう材
が第1部材のねじ切り表面にめっきしたバリヤ材と合金
化し、ねじ切りした両方の表面を「湿らせる」。ろう付
け作業が完了したとき、ステム構成部品は、バリヤ材と
合金化したろう材のインターロック層から成るろう付け
継手により、第1部材の内側環状表面に固定的に取り付
けられている。
(実施例) 類似の参照番号は類似の部品を指定している図面を参
照しながら説明する。第1図は、例えば無鉛ガラスのよ
うな誘電体材料で形成した管状外囲器(12)を持つ回転
陽極形のX線管(10)である。外囲器(12)は、多数の
陰極導体(18)が外囲器(12)内に密封を保ちながら入
っていく通過部分であり周知の構造を持つ陰極支持部材
(16)の円筒状端部に外周密封したくぼみ端部分(14)
を持つ。陰極支持部材(16)は外囲器(12)内を軸方向
に伸びており、その内側端部は、陰極導体(18)が中を
通る周知の設計の中空片持部(20)の基部端部に取り付
けられている。片持部(20)の遠端部は、陰極導体(1
8)が電気的に接続される周知の電子放射陰極(22)を
支える。こうして、陰極導体(18)は、フィラメント電
流を電子放射陰極(22)に供給し、かつこれを接地に対
し陰極電位を維持する手段となる。
外囲器(12)の反対側のくぼみ端部(24)は、軸方向
に配置されたコバー材製のつば(26)の一端に外周密封
される。つば(26)の反対側の端部は、例えば冷間圧延
鋼のように磁束に対し伝導性が非常によい剛性材料で形
成された、カップ状のケーシング(28)の中密端部の円
周に取り付ける。カップ状のケーシング(28)の中密端
部は、くぼみ部(24)およびその外側の外囲器(12)か
ら外まで軸方向に伸びる陽極ターミナル・ポスト(30)
の隣接端部に、完全に接合される。こうして、陽極ター
ミナル・ポスト(30)は、X線管(10)の陽極構造を冷
却し、かつそれを接地に対し陽極電位に維持する手段と
なる。
ケーシング(28)は外囲器(12)内を軸方向に伸長
し、その反対側の開放端は、組立て中にケーシング(2
8)の内部にアクセスするときに使用される。カップ状
のケーシング(28)の内部でその閉端部の隣接位置に
は、第1玉軸受部材(32)がケーシング(28)の環状シ
ョルダ部分と中心軸を揃えて連続関係を維持するように
配置される。この玉軸受部材(32)から、例えば冷間圧
延鋼のように磁束に対し伝導性が非常によい剛性材料で
形成された間にはさんだ管状スペーサ(36)により、軸
方向に距離をおいて、中心軸を揃えた第2玉軸受(34)
を配置する。それぞれの玉軸受(32)と(34)、および
間にはさむ管状スペーサ(36)は、多数の止めねじ(3
8)により、ケーシング(28)の環状ショルダ部分に対
して、軸方向に積み重ねられた関係に維持される。止め
ねじ(38)は、カップ状のケーシング(28)の軸方向の
壁を放射状に伸長するそれぞれのねじ切り穴を通して支
えられ、ケーシング内部の、第2玉軸受部材(34)の露
出端部の隣接位置に出てくる。
それぞれの玉軸受部材(32)と(34)は、軸回転がで
きるように、例えば工具焼入れ鋼のような非磁性剛性材
で形成された回転子軸(40)を支持する。回転子軸(4
0)は、ケーシング(28)の開放端から外へ軸方向に伸
長し、環状ショルダのケーシング隣接位置で終端してお
り、軸(40)の端部(42)の直径は小さくなっている。
軸(40)のこのように小さくなっている径の端部(42)
に、例えば溶接により、ワッシャのような回転ネイルヘ
ッド(44)を固定的に取り付ける。ネイルヘッド(44)
は、プラグ(46)内のそれぞれの穴(47)(第2図)の
中を軸方向に伸びる多数のねじ(48)によって、中心軸
を合せた環状プラグ(46)に固定的に取り付ける。ねじ
(48)は、ネイルヘッド(44)がプラグ(46)の隣接表
面にきつく引き寄せられるまで、ネイルヘッド(44)の
それぞれの整列穴にねじ込む。プラグの外側外縁部は、
例えば溶接により、管状回転子スカート(50)の隣接端
部の円周に取付けする。スカート(50)は、ケーシング
(28)と半径方向に距離をおいた位置に同軸状に配置
し、例えば冷間圧延鋼のように磁束に対し伝導性が非常
によい剛性材料で形成する。このようにして、冷間圧延
鋼材の回転子スカート(50)は、環状プラグ(46)、ね
じ(48)、およびネイルヘッド(44)を介して、工具焼
入れ鋼材の回転子軸(40)と固定的に取り付けられる。
したがって、ネイルヘッド(44)、ねじ(48)および
環状プラグ(46)は、例えば華氏1度につき約84×10-7
(セ氏1度につき約47×10-7)の線形熱膨脹係数を持つ
インディアナ州のハイスル・インターナショナル・オブ
・コモト社製のハルテロイX材のような、同一の鉄・ク
ローム・ニッケル合金材で形成することにより、熱的に
は相互に一致する。また、ハルテロイX材は、華氏1度
につき75×10-7(セ氏1度につき約42×10-7)の線形熱
膨脹係数を持つスカート(50)の冷間圧延鋼材と、熱的
に相容性がある。回転子スカート(50)はその外側表面
に、例えば拡散融合接着により、例えば華氏1度につき
95×10-7(セ氏1度につき約53×10-7)の線形熱膨脹係
数を持つ銅などのような導電性材料から成る管形シース
(52)を取り付けている。銅のシース(52)はスカート
(50)の冷間圧延鋼材に比べて充分に薄く維持されるの
で、支持機能を持つ回転子スカート(50)に熱による悪
影響は及ばない。
シース(52)と回転子スカート(50)は、外囲器(1
2)の外部に配置され、また回転子スカート(50)と距
離をおいて配置され回転関係を保つ固定子構成部品(図
示せず)を持つ交流誘導電動機の回転可能な電機子部品
を構成する。その結果、スカート(50)は、銅製シース
(52)内で電磁的に誘導される電流によって回転し、環
状プラグ(46)、ねじ(48)、およびネイルヘッド(4
4)を介して軸(40)を玉軸受部材(32)と(34)の中
で回転させる。したがって、回転子スカート(50)とケ
ーシング(28)を、例えば冷間圧延鋼のように磁束に対
し伝導性が非常によい剛性材料で形成すると、誘導電動
機の磁界を向上し、またその電機子が比較的大きく重い
ターゲット円板を回転するときでも所定の速度を維持す
るのに有利であることが分かる。
環状プラグ(46)の内側表面は、第1A図にもっとよく
示されているように内側にねじを切った内側環状表面を
持つブシュ(54)の外側円筒状表面の外周に、例えば電
子ビーム溶接により取り付ける。ブシュ(54)は、例え
ばウェスト・バージニア州ハンチントンのインコ・アロ
イズ・インターナショナル社により販売されているイン
コロイ909のような鉄・コバルト・ニッケル合金材で形
成する。インコロイ909には、例えば全体の重量で2パ
ーセントに満たないような少量のチタニウムが含まれ
る。インコロイ909のブシュ(52)は、華氏1度につき6
0×10-7(セ氏1度につき約33×10-7)の線形熱膨脹係
数を持ち、環状プラグ(46)のハステロイX材と熱的に
相容性がある。しかし、すでに述べたようにハステロイ
X材の線形熱膨脹係数は華氏1度につき84×10-7(セ氏
1度につき約47×10-7)であるので、インコロイ909材
とハステロイの線形熱膨脹係数には約2.4単位の差があ
るということは、指摘するだけの価値がある。
ブシュ(54)内には、回転可能なノーズピースまたは
ステム(56)のねじ切り端部が挿入支持され、例えばろ
う付けによりその中にしっかりと固定される。熱伝導に
より上述の回転子構造に熱が流れるのを抑制するため
に、ノーズピースまたはステムは一般的にターゲット円
板を回転可能な状態で支持するために必要な最小限の断
面積を持つようにし、また通常、例えばモリブデンのよ
うに熱伝導度の低い材料で形成する。比較的新しく開発
された回転子構造のノーズピースあるいはステム(56)
は、例えば約99パーセントとモリブデンと1パーセント
以下のチタンおよびジルコニウムから成り、一般的にTZ
Mと呼ばれるモリブデン合金製である。TZM材はモリブデ
ン材より高い構造強度を示し、例えばブシュ(54)で支
持するステム(56)の端部の外側にねじを切るなどの機
械加工が容易である。さらにTZM材は、華氏1度につき
約58×10-7(セ氏1度につき約32×10-7)のモリブデン
の線形熱膨脹係数にほぼ等しい線形熱膨脹係数を持つの
で、モリブデン材またはTZM材のステム(56)は、すで
に述べたように華氏1度につき約60×10-7(セ氏1度に
つき約33×10-7)の線形熱膨脹係数を持つインコロイ90
9材のブシュ(54)と熱的に相容性がある。
ステム(56)の反対側の端部には、横方向に配置され
た円錐台形のターゲット円板(60)を支持する環状フラ
ンジ(58)を取り付ける。ターゲット円板(60)の中心
部分をステム(56)のねじ切り端部が貫通して伸長し、
それに六角ナット(62)を係合させて、ターゲット円板
(60)をステム(56)にしっかりと固定する。ターゲッ
ト円板(60)の外側周辺部には、例えばタングステンま
たはタングステン合金などのX線放射物質で形成した環
状焦点トラック(64)がある。焦点トラック(64)の表
面は半径方向に傾斜しており、集束点部分(66)は、電
子放射陰極(22)と距離をおいて軸が一致するように配
置される。
したがって、作動中、陰極(22)と陽極ターゲット円
板(60)は、陰極(22)から集束点部分(66)に電子ビ
ームを静電発射させるのに適した電位が維持される。発
射された電子は、焦点トラック(64)の下部のX線放射
性材料に貫入するのに十分な運動エネルギを持って集束
点部分に衝突し、X線を発生させ、このX線は集束点部
分(66)から放射される。しかし、電子エネルギの大半
は熱になり、その熱が集束点部分(66)の焦点トラック
のX線放射材料を破損するおそれがある。したがって、
ターゲット円板を適切な速度で回転させて、集束点部分
(66)に来る焦点トラックの部分を継続的に変化させ
る。この回転速度は、例えば1分間に1万回もの高速度
にすることができる。その結果、回転して集束点部分
(66)からずれる焦点トラック(64)の部分から発散さ
れる熱エネルギは、X線ターゲット円板(60)の材料に
蓄積された後、なるべく放射により外囲器からX線管の
外へ消散することが望ましい。
回転子構造および特に玉軸受部材(32)と(34)が過
熱のために破損しないようにステムにいくら注意を払っ
ても、ターゲットに蓄積された熱エネルギの幾らかは、
ステムを通して回転子構造へ熱伝導することによって消
散する。その結果生じる回転子構造の熱応力は、線形熱
膨脹係数の相違のために、一般的にステム(56)と回転
構造の部材との間のろう付け継手に発生する。しかし下
の表に示すように、最大熱応力は、ステム(56)とブシ
ュ(54)の間のろう付け継手ではなく、ブシュ(54)と
プラグ(46)の間の溶接継手に生じる。したがって、上
に説明した回転子構造は、ろう付け継手よりも構造的に
強度の高い溶接継手に最大熱応力が生じるので、先行技
術の回転子構造より耐久性が高い。さらに、プラグ(4
6)のハステロイX材とブシュ(54)のインコロイ909材
は、ステム(59)のTZM材より構造強度が高いので、最
大熱応力にもよく耐えることができる。
ブシュ(54)とステム(56)の間のろう付け継手の耐
久性を高くするために、例えば第1A図により明確に示す
ようにステム(56)をブシュ(54)の中に完全に入れて
設置するときに、ブシュ(54)の内側ねじ切り表面とス
テム(56)の外側ねじきり表面との間に隙間ができるよ
うに、それぞれの直径を決定する。この隙間の寸法は、
2000分の1インチから8000分の1インチまでの範囲の幅
があり、2つのねじ切りした表面の間をブシュ(54)の
一端から他端までろう材が流れてろう付け継手を形成す
るために必要な毛管現象を引き起こす。したがって、X
線管(10)の作動中、熱膨張率のわずかな相違のために
ブシュ(54)とステム(56)の間に生じる熱応力は、ろ
う材が充填された隙間全体に分配されて、緩和される。
つまり、隙間は充分に狭いので、ろう付け継手が、ブシ
ュ(54)とステム(56)のそれぞれのねじ切り表面のイ
ンターロック関係を維持することができる。一方、隙間
は充分に広いので、ろう付け継手が熱応力を緩和し、そ
れによって、ろう付け継手が過熱してその結果発生する
亀裂を生じることがないようにすることができる。
また、ろう材の溶融温度が1150℃を越える場合、ステ
ム(56)を形成するTZM材のモリブデン構成部品は、ろ
う材の金属成分と結合して、非常にもろく、またろう付
け継手の亀裂の原因になる金属間化合物を形成する傾向
があることが、分かってきた。一方、ろう材の溶融温度
が900℃に満たない場合、X線管の操作中にろう付け継
手が軟化し、ターゲット円板(60)を比較的高い速度で
回転するときにろう付け継手にかかる機械的応力に耐え
ることができないおそれがある。したがって、ブシュ
(54)とステム(56)のそれぞれのねじ切り表面の間の
隙間を満たすために選択するろう材は、1000℃から1100
℃の溶融温度を持つニッケル合金材料を使用する。例え
ば、ニッケル、金、およびパラジウムから成り、液相温
度が約1037℃で、固体相温度が約1005℃のろう材は、ブ
シュ(54)とステム(56)のそれぞれのねじ切り表面の
間にろう付け継手を形成するのに、特に適していること
が分かった。ろう材のニッケル成分は、継手を構造的に
強くし、1037℃という対応する溶融温度は、ろう付け作
業中またはその後の管(10)の操作中の熱サイクルにお
いてニッケル・モリブデン金属間化合物が形成される可
能性を最小限に留める溶融温度の指定範囲内に充分はい
る。
また、ろう付け作業中に、液化したろう材は、内側に
ねじ切りした部分を持つブシュ(54)の露出内側表面を
充分に「湿らす」ことができないことが、分かってき
た。その結果、ブシュ(54)の内側ねじ切り表面とステ
ム(56)の外側ねじ切り表面は、不完全なろう付け継手
で結合されることになり、X線管の操作中に弱くなった
り、亀裂が生じたりたりする。開示されているある研究
によると、ろう付け作業の過熱段階で、ブシュ(54)の
内側環状表面を構成するインコロイ909剤のチタン成分
が、酸素と結合して、酸化チタニウムが生成された。ま
た、液化ろう材がブシュ(54)の内側環状表面を充分に
「湿らす」ことができないのは、この酸化チタニウムの
せいであった。
第2図に示すように、この問題は、ろう付け作業の前
に、ブシュの一端から他端まで広がる実質的に純粋のニ
ッケル材のバリヤ層(70)を、ブシュ(54)の内側環状
表面に設けることによって、解決した。バリヤ層(70)
の厚さは0.0007インチ(約0.0018cm)から0.0009インチ
(約0.0023cm)の範囲であり、ブシュ(54)の熱特性に
は影響しない。
ブシュ(54)のねじ切り部の一端は、そのねじ切り部
をブシュの大径端部(72)に一体的に接合する環状ショ
ルダ(68)の隣接部で終わる。また、ブシュ(54)のね
じ切り部の他端は、そのねじ切り部をブシュの大径の延
長部(76)に一体的に接合する環状ショルダ(74)の隣
接部で終わる。実質的に純粋ニッケル材のバリヤ層(7
0)は、例えばめっきなどの従来の手段により、ブシュ
(54)の内側環状表面全体に設けることができる。
第3図に示すように、めっき作業の後で、外側に伸び
ている環状ショルダ(78)で終わるステム(56)の外側
ねじ切り端部を、ブシュ(54)の大径端部(72)に挿入
する。ステム(56)の外側ねじ切り端部は、ブシュ(5
4)の内側ねじ切り部分と係合するので、ステム(56)
の環状ショルダ(78)がブシュ(54)の環状ショルダ
(68)と重なるまで、その中に入れる。こうしてできる
サブアセンブリを次に逆にして、例えばニッケル・金・
パラジウム合金材などのろう材のリング(80)を、ブシ
ュ(54)の大径延長部(76)に挿入し、環状ショルダ
(74)で支持する。その後、ろう付け作業中にろう材の
リング(80)を1000℃から1100℃の範囲の液化温度、例
えば1037℃まで加熱する。その結果、液化ろう材は毛管
現象により、重力の助けも借りて、ブシュ54とステム56
の間の2000分の1インチ(約1.27×10-3cm)から8000分
の1インチ(約3.18×10-4cm)の範囲の隙間を流れる。
したがって、液化ろう材はブシュ(54)の一端から他端
まで隙間を満たし、ブシュ(54)の内側環状表面の実質
的に純粋のニッケル材の層(70)と合金化する。こうし
てできたろう材とバリヤ層の材料との合金は、ブシュ
(54)およびステム(56)の隣接表面を「湿らせ」、冷
却したときに、強度と耐久性の高いろう付け継手が形成
される。
第1A図に示すように、ろう付け作業後、ステム(56)
の外側ねじ切り端部と、ブシュ(54)の内側環状表面と
の間に、ろう材とバリヤ層(70)の材料の合金から成る
インターロック層(82)ができる。インターロック層
(82)は、ブシュ(54)とステム(56)の環状ショルダ
(68)から(78)までの領域にでき、ブシュ(54)の隣
接端部で終わる。ブシュ(54)の延長部分(76)は機械
加工して、環状プラグ(46)の下部表面およびステムの
端子端部の高さと実質的に同じ高さになるように、延長
部分の表面を実質的に平坦にする。したがって、インタ
ーロック層(82)は、ブシュ(54)の環状ショルダ(7
4)およびステム(56)の隣接端子端部に接着されたす
み肉部(86)の、ブシュ(54)の端部表面(84)に隣接
する箇所で終わる。このように、インターロック層(8
2)は、ブシュ(54)の内側環状表面全体を、ステム(5
6)の丸い端部に結合する。ろう付けリング(80)のニ
ッケル合金がバリヤ層(70)の実質的に純粋のニッケル
材と合金化して、できるインターロック層(82)に、管
(10)の操作中にろう付け継手に生じる熱応力および機
械的応力に耐えることのできる構造的強度が得られる。
また、インターロック層(82)は、例えば35年の照射と
いうような比較的長いX線管の寿命期間にわたり、ター
ゲット円板(60)を例えば1分間に1万回という比較的
高い速度で回転するのに充分な耐久性を、ろう付け継手
に与える。
以上のように、ここでは、環状プラグ(46)とブシュ
(54)を介してターゲットのステム構成部品(56)に回
転可能な状態で取り付ける回転子スカート(50)を含む
電機子構成部品から成るX線管の回転子構造を開示し
た。ブシュ(54)の内側環状表面は、ろう付け継手によ
ってステム構成部品(56)に固定的に取り付け、また外
側周辺部分は回転子スカート(50)に固定的に取り付け
る。さらに、ブシュ(54)は、ステム構成部品(56)の
材料に非常に近い熱膨脹特性を持つ材料で形成し、一方
プラグ(46)は、ブシュ(54)の材料よりも回転子スカ
ート(50)の材料により近い熱膨脹特性を持つ材料で形
成する。その結果、最大熱応力は、ブシュ(54)とステ
ム(56)の間のろう付け継手ではなく、比較的強度の高
いブシュ(54)とプラグ(56)の間の溶接継手に生じ
る。また、ここに開示した回転子構造に含まれるろう付
け継手を構成するブシュ(54)は、内側環状表面に酸化
抑制剤のバリヤ層(70)を持ち、これがろう材と合金化
して、ブシュ(54)をステム構成部品(56)に結合する
インターロック層が形成される。
以上の説明から、本書で示した構造および方法によっ
て、すべての目的が達成されるということが明らかであ
る。しかしまた、特許請求の範囲に示すように、本発明
の精神に外れることなく、本発明にさまざまに変化を加
えることが当業者にとって可能であることも、明らかで
ある。したがって、図示し説明した実施例は例示的なも
のであり、限定的に解釈すべきものではない。
【図面の簡単な説明】
発明を理解しやすいように、以下の詳細な説明は、下記
の図面を参照しながら進める。第1図は、発明を具現す
るX線管の部分縦断面正面である。 第1A図は、第1図において線1A−1Aで囲んだ回転子構造
の部分の拡大縦断面図である。 第2図は、第1A図に示すブシュのめっき後の縦断面であ
る。 第3図は、第1図に示す回転子ステムを、第2図に示す
めっき後のブシュ内に支持させ、ろう付けの準備をした
状態を示す縦断面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トマス・ジェー・コラー アメリカ合衆国コネティカット州シェル トン、オータム・リッジ・ロード83 (72)発明者 レイモンド・エー・ダリ アメリカ合衆国コネティカット州フェア フィールド、プリムローズ・レーン115 (56)参考文献 特開 昭60−158537(JP,A) 特開 昭54−75996(JP,A) 特開 昭58−135555(JP,A) 特開 昭55−49850(JP,A) 実開 昭54−181883(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 35/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転陽極型のX線管のためのX線管回転子
    構造であって、 排気された外囲器と、 該外囲器内に配置され、一端で固定された、軸線方向に
    伸長する真空のターゲット支持体と、 該支持体内で軸線方向に伸長し、前記支持体の他端を越
    して伸長する一端を有する軸と 前記軸および前記支持体に取り付けられた、前記支持体
    内で前記軸を回転可能に取り付けるための、距離があけ
    られた一対の玉軸受手段と、 前記軸の前記一端上の、ネイルヘッド形部材と、 軸線方向の正確な円筒状の穴をもち、前記ネイルヘッド
    形部材に取り外し可能に締め付けられた環状プラグであ
    って、外側外縁部を有するところの環状プラグと、 前記支持体の一端部に同軸的に配置され、前記プラグの
    前記外側外縁部にその一端で固定的に取り付けられた筒
    状回転子スカートと、 軸線方向に正確な円筒状の外側表面および内側にねじを
    切った部分を有する同軸的な穴をもつブシュであって、
    前記環状プラグの前記正確な円筒状の穴内に確実に配置
    されたところのブシュと、 前記ブシュを前記プラグに固定的に取り付けられる溶接
    継手と、 一端で回転可能な陽極ターゲットを取り付け、他端で前
    記ブシュの前記穴と同軸方向に切られたねじにより組み
    立てられるように形状付けられた、伸長するステムと、 前記ブシュの前記穴および前記ステムの前記他端の組み
    立てられ、対置した部分の間に挿入されたろう付け継手
    と、 から成ることを特徴とするX線管回転子構造。
  2. 【請求項2】前記ステムが、華氏1度につき約58×10-7
    の線形膨張係数をもつほとんどモリブデン合金から作ら
    れ、華氏1度につき約60×10-7の線形膨張係数を鉄・コ
    バルト・ニッケル合金から作られる前記ブシュと熱的に
    整合する、請求項1に記載のX線管回転子構造。
  3. 【請求項3】前記ろう付け継手が1000℃と1100℃との間
    の液相温度を有するろう材を含む、請求項2に記載のX
    線管回転子構造。
  4. 【請求項4】前記環状プラグが、華氏1度につき約84×
    10-7の線形膨張係数を有する鉄・クローム・ニッケル合
    金から作られることを特徴とする、請求項3に記載のX
    線管回転子構造。
  5. 【請求項5】前記筒状の回転子スカートの前記一端が、
    華氏1度につき約75×10-7の線形膨張係数を有する磁束
    伝導性鋼から作られ、前記プラグの前記外側外縁部に拡
    散接合により固定的に取り付けられることを特徴とす
    る、請求項4に記載のX線管回転子構造。
  6. 【請求項6】前記ブシュが、付加的に、約0.0007〜0.00
    09インチの厚さをもつ前記同軸穴上に電気めっきされた
    実質的に純粋なニッケルのバリヤ相を含むことを特徴と
    する、請求項1に記載のX線管回転子構造。
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