JP2766664B2 - リングトリップ障害保護回路 - Google Patents

リングトリップ障害保護回路

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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第4図、第5図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図、第3図) 発明の効果 〔概要〕 リングトリップ障害保護回路に関し、 交換機のリングトリップ障害時にループ開閉回路に加
わるリンガをカットして該回路を保護し、ループ開閉回
路の電子化を可能として小型化、低消費電力化を実現で
きるようにすることを目的とし、 交換機側端局に設けられたチャネル部内の信号変換器
内に、ループ開閉回路と、ループ開閉回路と交換機との
間の回線を開閉するリレー及びその接点と、ループ開閉
回路の開閉動作を制御するリレーと、リレーの接点の交
換機側に接続され、リンガを常時検出するリンガ検出器
と、タイマを有し、リンガ検出信号とリングトリップ信
号とを入力信号としてリレーを制御する保護回路とを備
え、保護回路において、リングトリップ信号を受けてか
ら所定時間経過してもリンガが停止しないと、タイマが
タイムアップし、このタイムアップ信号でリレーを制御
し、回線を断としてループ開閉回路を保護するように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はリングトリップ障害保護回路に関し、更に詳
しくいえば、PCM伝送端局装置において使用され、交換
機のリングトリップ障害時、チャネル部のループ開閉回
路に係るリンガをカットして該回路を保護し、ループ開
閉回路の電子化を可能としたリングトリップ障害保護回
路に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、従来のPCM伝送端局装置の概略説明図であ
る。
1は加入者端末装置であり、電話機、FAX、PBXなどで
ある。2はチャネル部4と多重化装置(MUX)6とから
成る加入者側端局、3は、チャネル部8と多重化装置
(MUX)7とから成る交換機側端局、10は交換機であ
る。
また、チャネル部4には、信号変換器(SC)5が設け
られ、チャネル部8には信号変換器(SC)9が設けられ
ている。
前記加入者側端局2と交換器側端局3との間は、PCM
伝送路で接続されている。
第5図は、第4図に示した交換機側端局におけるチャ
ネル部SCの主要部構成図である。
11はループ開閉回路であり、直流信号は通すが、音声
信号のような交流信号に対してはハイインピーダンスと
なっていて、この回路を通過させないようになってい
る。
R、RGはリレーであり、加入者側端局2内のチャネル
部5の信号変換器(SC)5から送られてくるリングトリ
ップ信号によって制御される。
また、rはリレーRの接点、rgはリレーRGの接点であ
り、それぞれ通常の不動作状態では図示実線位置にあ
り、動作すると図示点線位置へ切り替えられる。
接点rgが点線位置に切り替えられた状態で接点rが点
線のように閉じると、ループ開閉回路11が閉じて、交換
機10内の回路と共に閉回路を作る。
リレーの接点が図示実線の位置にある状態で交換機10
よりリンガを送出して加入者を呼び出す場合は次のとお
りである。
前記リンガは、リンガ検出器12で検出された後、チャ
ネル部8でPCM信号に変換されて加入者側端局2へ送出
される。
そこで再びリンガ信号に変換され、加入者端末1へ送
って加入者を呼び出す。
加入者がオフフックして応答すると、応答信号(リン
グトリップ信号)が前記経路と逆の経路で交換機側端局
3に送出される。この応答信号であるリングトリップ信
号により、リレーRとRGが励磁されて動作し、その接点
r、rgを図示点線位置へ切り替える。
このようにしてリレーR、RGの接点が切り替えられる
ことにより、ループ開閉回路11を閉として、交換機10内
の回路と閉ループを形成して交換機10にリングトリップ
を伝える。
このようにして、回線接続ができ、この状態ではルー
プ開閉回路11が交流信号(音声信号)に対しては高イン
ピーダンスであるから、この回路により音声信号の短絡
は起らず、そのまま音声ハイブリッドへ送られ、通信が
可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のものにおいては次のような欠点が
あった。
(1) リングトリップが交換機10へ伝わった後、通常
の動作ではリンガが停止するが、障害発生時には、リン
ガが停止しないことがある。
このような場合には、リンガ信号がループ開閉回路11
に加わるため、該ループ開閉回路11に高電圧が印加した
ままになる。
(2) 障害発生時、ループ開閉回路11に高電圧が印加
すると、該回路11の電子化が困難であり、装置の小型
化、低消費電力化ができなかった。
本発明は、このような従来の欠点を解消し、交換機の
リングトリップ障害時にループ開閉回路に加わるリンガ
をカットして該回路を保護し、ループ開閉回路の電子化
を可能として小型化、低消費電力化を実現できるように
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は次のようにした
ものである。
第1図は、本発明に係るリングトリップ障害保護回路
の原理図である。
交換機よりリンガを送出して加入者を呼び出す時、リ
ンガは、リンガ検出器12で検出された後、PCMに交換さ
れて加入者側端局へ送出される。
そこで再びリンガ信号に変換され、加入者を呼び出
す、加入者がオフフックして応答すると、応答信号であ
るリングトリップ信号が前記と逆の経路で交換機側端局
に伝えられる。
このリングトリップ信号により、リレーRが動作する
と共に、保護回路14に入ったリングトリップ信号でリレ
ーRGも動作する。
したがって、接点r、rgが閉じ、ループ開閉回路11に
よって交換機内の回路と閉ループが形成され、リングト
リップを交換機に伝える。これにより回線接続がなされ
て通話等が行われる。
この場合、保護回路14において、リンガの検出信号
と、リングトリップ信号とを用いてリレーRGの制御をす
る。この制御は次のとおりである。
リングトリップ信号を受けると、直ちにリレーRGを動
作させると共に、タイマ13を起動する。正常動作の場合
はタイマ13がタイムアップする前にリンガが消滅するか
ら、これによりタイマ13をリセットする。
しかし、もし交換機内で障害が発生し、リンガが出さ
れたままになった場合は、タイマ13が起動時から所定時
間経過後にタイムアップして出力信号を出し、リレーRG
をオフとしてその接点を開く。
リレーRGの接点rgが開くと、回線が断となり、ループ
開閉回路11にリンガが印加しなくなり、該回線を保護す
る。
〔作用〕
上記のように構成したので、仮に交換機内で障害が発
生し、リンガが出されたままになった場合でも、回線を
断とすることで、ループ開閉回路11に長時間リンガが印
加しないようにできる。
したがって、ループ開閉回路11に長時間にわたって高
電圧が印加しないから、該回路が電子化された回路であ
っても、高電圧であるリンガ信号によって破壊されるこ
とがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
2図は本発明の1実施例であるリングトリップ障害保護
回路を示した図である。
10は交換機、9は交換機側端局に設けられたチャネル
部内の信号変換器である。R、RGはリレーでr、rgはそ
の接点(常開接点)、11はループ開閉回路、12はリンガ
検出器、13はタイマである。
交換機10よりリンガを送出して加入者を呼び出す時、
リンガはリンガ検出器12で検出された後、PCMに変換さ
れて加入者側端局へ送出される。そこで再びリンガ信号
に変換され、加入者を呼び出す。
加入者がオフフックして応答すると、応答信号である
リングトリップ信号が前記と逆の経路で交換機側端局に
伝えられる。
このリングトリップ信号により、リレーRとRGとが動
作してその接点を閉じる。これにより、ループ開閉回路
11が閉じて交換機10内の回路と閉ループを形成し、交換
機10にリングトリップを伝える。
この時ループ開閉回路11は、直流信号に対してはショ
ートするが、音声信号のような交流信号に対しては高イ
ンピーダンス状態となっており、交流信号は音声ハイブ
リッドへ送出される。
上記の動作において、リンガ検出機12がリンガを検出
しない時は、NANDの入力はL(ローレベル)とLでその
出力はH(ハイレベル)である。又、タイマ13の出力は
Hとなっており、ANDの入力はLとHでその出力はLと
なり、リレーR及びRGは動作しない。
次に、リンガ検出機12がリンガを検出すると、NANDの
一方の入力がHとなるが、他方の入力がLなのでその出
力はHのままであり、リレーR、RGは動作しない。
続いてリンガトリップ信号が到来すると、NANDの入力
はHとHになり、その出力がHからLになる。この変化
により、タイマ13が起動する。しかし、タイマ13が起動
してから所定時間以内はその出力に変化はなく、Hのま
まである。この状態では、ANDの入力はHとHでその出
力はHとなるから、リレーRとRGは共に動作し、その接
点を閉じ、通信が行われる。
通常の場合は、リングトリップ信号が交換機10へ伝え
られると、リンガは停止するから、リンガは所定時間後
に消滅し、リンガ検出機12の出力がLになる。この時、
NANDの入力はHとLでその出力はHとなりタイマ13をリ
セットしてタイマ13の出力をHにする。また、リングト
リップ信号がHであるからANDの入力はHとHでその出
力はHとなる。したがって、リレーRとRGは動作したま
まである。
次に、交換機10内で障害が発生してリンガが出たまま
になったとする。
即ち、リレーRとRGとが動作状態でリンガが出たまま
になると、リンガ検出器12の出力はHのままとなるから
NANDの入力はHとHでその出力はLとなったままであ
る。
この状態ではタイマ13が動作しており、タイマの起動
時から所定時間経過すると、タイマ13の出力はLとな
り、ANDの入力はHとLにする。この変化でANDの出力は
LとなるからリレーRGは動作を停止にしてオフ状態とな
り、その接点rgを開く。
従って、リンガが出されたままとなる障害発生時に
は、所定時間後にループ開閉回路11と交換機10とを切り
離し、該回路に高電圧のリンガが印加しないようにして
保護をするものである。
第3図は、上記実施例の動作を説明するタイムチャー
トであり、(A)図は正常時のタイムチャート、(B)
図は交換機障害発生時のタイムチャートを示した図であ
る。
交換機が正常であれば、(A)図のように、時刻t1
リンガを検出し、時刻t2で応答信号であるリングトリッ
プ信号がくると、リレーR及びRGが動作してその接点を
閉じ、以後上記の動作をする。
次に、交換機に障害が発生してリンガが停止しない場
合は(B)図のようになる。
t1でリンガ検出器12がリンガを検出すると、これに対
する応答信号であるリングトリップ信号がt2で出され
る。このリングトリップ信号によりリレーRとRGとが動
作してその接点r、rgを閉じると共に、ループ開閉回路
11を閉じて閉ループを形成する。
これと同時に、t2でタイマ13が起動し、通常の正常動
作では、タイマ13のタイムアップ前にリンガが停止する
ようになっていて、このリンガの停止によってタイマも
リセットされる。
しかし、交換機に障害が発生してリンガが出されたま
まになると、t3でタイマ13がタイムアップする。
このタイマ13の出力信号により、リレーRGの動作を停
止させてその接点を開き、回線を断にする。
これにより、ループ開閉回路11には高電圧であるリン
ガ信号が印加されなくなり、該回路を保護する。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば次のような効果
がある。
(1) リングトリップ信号を受けてから、ある一定時
間リンガが停止しないような交換機の障害発生時には、
回路を断とすることにより、ループ開閉回路に、高電圧
であるリンガが長時間印加するのを防止できる。
(2) ループ開閉回路に過大な電圧が長時間印加しな
いから、該回路を電子化することが容易となる。
このため、装置の小型化、低消費電力化を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリングトリップ障害回路の原理
図、 第2図は本発明の1実施例であるリングトリップ障害回
路を示した図、 第3図は上記実施例のタイムチャート、 第4図は従来のPCM伝送端局装置の概略説明図、 第5図は従来の交換機側端局におけるチャネル部信号変
換器の構成図である。 11……ループ開閉回路 12……リンガ検出器 13……タイマ 14……保護回路 R、RG……リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 3/42 104 - 107 H04M 3/02 - 3/06 H04M 3/22 - 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PCM伝送端局装置のリングトリップ障害に
    対する保護を行うリングトリップ障害保護回路におい
    て、 交換機側端局に設けられたチャネル部内の信号変換器
    (9)内に、 交換機内の回路と閉ループを形成するためのループ開閉
    回路(11)と、 前記ループ開閉回路(11)と交換機との間の回線を開閉
    するリレー(RG)及びその接点(rg)と、 前記ループ開閉回路(11)の開閉動作を制御するリレー
    (R)と、 前記リレー(RG)の接点(rg)の交換機側に接続され、
    リンガを常時検出するリンガ検出器(12)と、 タイマ(13)を有し、リンガ検出信号とリングトリップ
    信号とを入力信号として前記リレー(RG)を制御する保
    護回路(14)とを備え、 前記保護回路(14)において、リングトリップ信号を受
    けてから所定時間経過してもリンガが停止しない場合
    は、タイマ(13)がタイムアップし、このタイムアップ
    信号でリレー(RG)を制御し、回線を断として前記ルー
    プ開閉回路(11)を保護することを特徴とするリングト
    リップ障害保護回路。
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