JP2765669B2 - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JP2765669B2
JP2765669B2 JP4257981A JP25798192A JP2765669B2 JP 2765669 B2 JP2765669 B2 JP 2765669B2 JP 4257981 A JP4257981 A JP 4257981A JP 25798192 A JP25798192 A JP 25798192A JP 2765669 B2 JP2765669 B2 JP 2765669B2
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sound
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功 畠山
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  • Air Humidification (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加湿器に関し、詳しくは
ファンモータの運転音発生装置を具えた加湿器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加湿器に内蔵するファンモータに
おいては、加熱槽により生成した蒸気を室内に送出する
ために加湿器の使用中は常時運転し、加熱槽内の温度が
高くなり過ぎないようにするとともに、吹き出す加湿蒸
気の温度を低く抑え利用者に不快感を与えないようにし
ている。また、室内の湿度条件により加湿機能を停止し
た時にファンモータを停止すると、発生した蒸気が吹出
口周辺に結露し、再度加湿機能が働きファンモータが運
転開始すると付着した水滴がそのまま室内に放出される
等の問題があり、ファンモータは加湿機能を停止しても
常時運転するようにしている。しかしながら、静かな寝
室等で乳幼児が就寝している時に使用する場合には、フ
ァンモータの風騒音や運転音が気になり、乳幼児の安眠
を妨害する等の問題を生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みなされたもので、就寝時に気になるファンモー
タの風騒音や運転音を、胎内音に近いリズム感があり、
乳幼児に鎮静効果のある運転音に変える加湿器のファン
モータの運転音発生装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ケーシング内にファンモータの回転軸を羽根方向に
一定角度下方に傾けて固定し、停止時に同ファンモータ
のロータとステータの磁気センタを羽根の自重により羽
根方向に一定寸法ずらした状態に保持し、ファンモータ
の起動時に発生する磁束による磁気力と羽根風圧による
軸推力により、反羽根方向のブラケットにロータシャフ
トを打ちつけて打撃音を発生するようするとともに、停
止時に羽根の自重によりロータシャフトが復帰する際に
軸受ストッパと軸受メタルが衝突し衝突音を発生するよ
うにし、同ファンモータの運転を一定時間に一定回数の
割合で断続運転することにより、胎内音に近いリズム感
のある運転音を発生するようにした。さらに、ファンモ
ータの取付板に一端を固定し他端を振動自在に取付けた
振動板を設け、ブラケットとロータシャフトの打撃音
と、軸受ストッパと軸受メタルの衝突音を取付板を介し
て伝達し、打撃音および衝突音に共振し増幅するように
した。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、ケーシング内にファンモ
ータの回転軸を羽根方向に一定角度下方に傾けて固定
し、ロータとステータの磁気センタを停止時に羽根の自
重により羽根方向に一定寸法ずらした状態に保持し、フ
ァンモータの起動時に励磁により磁気センタを一致させ
る働く磁気力と羽根風圧による軸推力により、ロータシ
ャフトを反羽根方向のブラケットに打ちつけて打撃音を
発生するようするとともに、停止時に羽根の自重により
ロータシャフトの軸受ストッパと軸受メタルが衝突し衝
突音を発生するようにし、ファンモータを固定する取付
板に一端を固定した振動板を設け、ロータシャフトの打
撃による打撃音と軸受ストッパと軸受メタルの衝突音に
共振して増幅するようにし、一定時間に一定回数の割合
でファンモータを断続運転することにより、リズム感が
あり胎内音に近い乳幼児に鎮静効果のある運転音を生成
し送出することができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は加湿器に本発明のファンモータ2の起
動音発生装置を取付けた状態を示す要部断面側面図で、
加湿器1は上方に給水タンク3を載置し一定水位を保持
する貯水槽4と、同貯水槽4と下側部で連結して同一水
位を保ち、下部に設けた加熱ヒータ5または超音波発振
器により水蒸気を発生する加熱槽6と、同加熱槽6の上
部側壁に開口し発生した水蒸気を吹き出す空気を送り込
む送風ガイド7と、加湿器1の下部側壁に設けられた吸
気孔8と同送風ガイド7を連結する送風ダクト9とから
形成され、送風ダクト9の下部に羽根10を挿入した状態
でファンモータ2が固定され、吸気孔8より室内空気を
吸込みファンモータ2により送風ダクト9を通して送風
ガイド7から加熱槽6の上部に吹出し、加熱槽6で発生
した水蒸気とともに吹出ノズル11から加湿蒸気として室
内に吹き出している。図2はファンモータの取付状態の
詳細を示す側面断面図で、積層されたステータ12の一端
にかご型のロータ13を挿入するロータ孔と、他端に一次
コイルを巻装したコイルボビン(図示せず)が取付けら
れている。さらに、ステータ12の両側にロータシャフト
14を軸支するブラケットAとブラケットBが設けられ、
ブラケットAおよびブラケットBには、中央にロータシ
ャフト14を軸支する軸受メタル15が固定され、ブラケッ
トAにはロータシャフト14を挿通する孔と、ブラケット
Bの中央底部にはロータシャフト14を支えるシャフト受
スペーサ16が配設され、ロータシャフト14にはブラケッ
トAの軸受メタル15に対応して軸受ストッパ19が固定さ
れている。ステータ12のロータ孔にロータ13を挿入し、
ステータ12を挟んで上方からロータシャフト14を挿通し
てブラケットAを、下方からロータシャフト14を支持し
てブラケットBをステータ12に固定し、ロータ13を回動
自在に軸支している。この状態で、断面L字状のモータ
取付板17にスペーサ18を介して一定角度( 本実施例では
約5°)傾けて固定し、ロータシャフト14は軸受ストッ
パ19によりブラケットAの軸受メタル15によって支持さ
れ、モータ取付板17より上方に突出したロータシャフト
14の先端に羽根10が固定され、さらにモータ取付板17に
は一端を固定してロータシャフト14の打撃に共振する振
動板20が取付けられている。
【0007】図1に示すように羽根10の方向に約5°傾
けてファンモータ2を固定することにより、ファンモー
タ2の停止時には羽根10の重さにより、ロータシャフト
14は軸スラスト方向の余裕分だけ下方にずれた状態に保
持され、ステータ12とロータ13の磁気センタはその余裕
分(一定寸法)だけずれた状態に置かれている。この状
態で、ファンモータ2に通電されると、ステータ12に発
生した磁束と羽根10の軸推力によりロータ13が反羽根方
向に吸引され、ロータシャフト14の先端がブラケットB
のシャフト受スペーサ16を打撃して打撃音を発生し、停
止時には羽根10の自重によりロータシャフト14の軸受ス
トッパ19とブラケットAの軸受メタル15が衝突して衝突
音を発生し、その振動をモータ取付板17を通じて振動板
に伝え、共振して打撃音および衝突音を増幅して運転音
として発散する。さらに、図1に示すように送風ダクト
9の羽根10に対向する側面の吸込み孔を羽根10の径より
小さくし、送風ダクト9の側面と羽根10の間の風圧を高
め、運転開始時の羽根10の軸推力を高め、打撃音を大き
くすることができる。図3はファンモータ2の運転音発
生装置の回路図を示し、ファンモータ2は電源に電源ス
イッチを介してトライアック21と直列に接続され、トラ
イアック21のゲート端子には制御信号生成回路22から制
御信号が送られ、ファンモータ2の運転を制御するよう
にしている。制御信号生成回路22は電源に並列接続され
た変圧器23と整流回路24から直流電源が供給され、モー
ド切換スイッチ25の設定に基づき、所定の直流電圧また
はパルス信号をトライアック21のゲート端子に送り、ト
ライアック21をスイッチしてファンモータ2を運転制御
するようにしている。モード切換えスイッチ25により
「胎内疑似音発生」が選択されると、制御信号生成回路
22により胎内音に近いパルス信号(例えばON 600 mS 、
OFF 100 mS)を発生して、トライアック20の通電をオン
オフ制御してファンモータ2を断続運転し、その起動毎
にロータシャフト14の先端によりブラケットBの底部に
打撃して打撃音を発生し、停止時に羽根10の自重により
軸受ストッパ19とブラケットAの軸受メタル15を衝突さ
せて衝突音を発生し、打撃音および衝突音を振動板によ
り増幅して胎内音に近い運転音を繰り返し発生する。制
御信号生成回路22からのパルス信号としてON 600 mS 、
OFF 100 mSの矩形波を用いることにより、ファンモータ
2の起動停止を1分間に約85回の割合で繰り返し、胎
内音に近い振動音を発散することができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ケーシ
ング内にファンモータの回転軸の羽根側を下方に一定角
度傾けて固定し、ステータとロータの磁気センタを羽根
方向にずれた状態に保持し、起動時に羽根の軸推力と磁
気力によりロータシャフトと反羽根側ブラケットを衝突
させて打撃音を発生し、停止時に羽根の自重により軸受
ストッパとブラケットAの軸受メタルを衝突させて衝突
音を発生し、モータ取付板に固定した振動板により打撃
音および衝突音を増幅して振動音を発するようにし、フ
ァンモータを一定時間に一定回数の割合で断続運転する
ことにより、一定のリズム感のある胎内音に近い乳幼児
に鎮静効果のある運転音を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加湿器の詳細を示す要部断面側面図で
ある。
【図2】ファンモータの取付状態の詳細を示す側面断面
図である。
【図3】ファンモータの起動音発生装置の要部回路図で
ある。
【符号の説明】
1 加湿器 2 ファンモータ 3 給水タンク 4 貯水槽 5 加熱ヒータ 6 加熱槽 7 送風ガイド 8 吸気孔 9 送風ダクト 10 羽根 11 吹出ノズル 12 ステータ 13 ロータ 14 ロータシャフト 15 軸受メタル 16 シャフト受スペーサ 17 モータ取付板 18 スペーサ 19 軸受ストッパ 20 振動板 21 トライアック 22 制御信号生成回路 23 変圧器 24 整流回路 25 モード切換スイッチ A ブラケットA B ブラケットB

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に給水手段と、霧化手段
    と、同霧化手段により霧化された水蒸気を吹出ノズルに
    導く導出部と、同導出部に送風ダクトと送風ガイドを介
    して送風するファンおよびファンモータを具えてなる加
    湿器において、上記ケーシング内にファンモータの回転
    軸を羽根方向に一定角度下方に傾けて固定し、停止時に
    同ファンモータのロータとステータの磁気センタを羽根
    の自重により羽根方向に一定寸法ずらした状態に保持
    し、ファンモータの起動時に発生する磁束による磁気力
    と羽根風圧による軸推力により、反羽根方向のブラケッ
    トにロータシャフトを打ちつけて打撃音を発生するよう
    するとともに、停止時に羽根の自重によりロータシャフ
    トが復帰する際に軸受ストッパと軸受メタルが衝突し衝
    突音を発生するようにし、同ファンモータの運転を一定
    時間に一定回数の割合で断続運転することにより、胎内
    音に近いリズム感のある運転音を発生するようにしてな
    ることを特徴とする加湿器。
  2. 【請求項2】 上記ファンモータの取付板に一端を固定
    し他端を振動自在に取付けた振動板を設け、ブラケット
    とロータシャフトの打撃音と、軸受ストッパと軸受メタ
    ルの衝突音を取付板を介して伝達し、打撃音および衝突
    音に共振し増幅するようにしてなることを特徴とする請
    求項1記載の加湿器。
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JP2009216365A (ja) * 2008-03-13 2009-09-24 Dainichi Co Ltd 加湿装置
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