JP2765220B2 - 自動調整装置 - Google Patents

自動調整装置

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JP2765220B2
JP2765220B2 JP2303584A JP30358490A JP2765220B2 JP 2765220 B2 JP2765220 B2 JP 2765220B2 JP 2303584 A JP2303584 A JP 2303584A JP 30358490 A JP30358490 A JP 30358490A JP 2765220 B2 JP2765220 B2 JP 2765220B2
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和彦 甲野
健一 小山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクの光学サーボの自動調整装置に
関するものである。
従来の技術 近年、半導体技術やディジタル技術の進歩に伴い、光
ディスクの光学サーボが自動調整化される場合が増えて
いる。特に、オフセット調整は制御特性に大きく影響す
る重要な調整であり、この自動化は、光ディスクの光学
サーボ技術において重要な項目である。
以下に、上述した従来の自動調整装置について説明す
る。
第2図は、従来の光ディスクのフォーカスサーボの自
動調整装置の構成図である。第2図において、20は光デ
ィスク、21は光ディスク20を回転させる回転手段、22は
光ディスク20から情報を読み取る光ピックアップ、29は
光ピックアップ22をディスク20のフォーカス方向に移動
させるアクチュエータ、23は光ピックアップ22の出力を
受けてフォーカス誤差信号を生成して出力する誤差信号
生成手段、24は平均値検出手段25の出力に応じてフォー
カス誤差信号を補正して出力する誤差信号補正手段、25
は誤差信号補正手段24から出力されるフォーカス誤差信
号の平均値を検出する平均値検出手段、26はフォーカス
サーボに必要な位相補償や低域補償等の処理を行う制御
手段、27は制御手段26の出力と接地レベルとのいずれか
を選択して出力する選択手段、28は選択手段27の出力を
入力としてアクチュエータ29を駆動する駆動手段であ
る。
以上のように構成された自動調整装置について、以下
その動作について説明する。
通常サーボ動作時には、誤差信号生成手段23によって
生成されるフォーカス誤差信号に制御手段26において位
相補償や低域補償等の処理を行い、選択手段27によって
制御手段26の出力を選択し、駆動手段28でアクチュエー
タ29を駆動する。
一般に、光ディスクの光学サーボ装置においては、デ
ィスクの情報面と光ピックアップの相対位置がジャスト
フォーカス(光ビームがディスク情報面上で正しく焦点
を結んだ状態)付近の場合には、フォーカスおよびトラ
ッキングの誤差信号が得られ、両者の相対位置がジャス
トフォーカス付近から大きく離れた場合には誤差信号は
得られず、原理的には0となるはずである。しかし実際
には、誤差信号は通常あるオフセット値を持っている。
これは、光ピックアップの調整誤差やヘッドアンプ(誤
差信号生成手段)における電気的オフセット等が原因で
あり、サーボ特性を悪化させる原因となる。
自動調整を行う場合には、まず、選択手段27において
接地レベルを選択し、フォーカスサーボループを開く。
このときアクチュエータ29は駆動力を受けないので、ほ
ぼ機械的中心に位置する。次に、誤差信号補正手段24は
初期状態ではいっさい補正を加えないものとし、その状
態で平均値検出手段25によってフォーカス誤差信号の平
均値を検出し、平均値がほぼ0になるように誤差信号補
正手段24によってフォーカス誤差信号のオフセットを補
正していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、光ディスクの情
報面と光ピックアップとの相対位置関係は、再生装置の
機械的取り付け位置や光ディスクの面振れあるいは反り
等によってばらつきを持つので、フォーカスサーボルー
プを開いた状態の両者の相対位置がジャストフォーカス
付近であった場合には、S字信号(ジャストフォーカス
付近における誤差信号)等の混入により誤差信号は0レ
ベルとは限らないので、平均値が0になるように調整し
ても、正しいオフセット調整ができないという問題点を
有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、フォー
カスサーボループを開いた状態での光ディスクの情報面
と光ピックアップとの相対位置がどのような関係にあっ
ても、常に正しいオフセット調整が可能な自動調整装置
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の自動調整装置は、
光ピックアップを光ディスクの情報面に対して垂直方向
および半径方向に移動させるアクチュエータと、前記光
ピックアップの出力を入力として誤差信号を出力する誤
差信号生成手段と、前記誤差信号を入力して、平均値検
出出力に応じて前記誤差信号を補正して出力する誤差信
号補正手段と、前記誤差信号補正手段の出力の平均値を
検出し、前記平均値検出出力を得る平均値検出手段と、
前記誤差信号補正手段の出力を処理し、少なくともフォ
ーカスサーボのための制御信号を出力する第1の制御手
段と、少なくともジャストフォーカス位置から離すため
の所定の信号を出力する第2の制御手段と、前記第1の
制御手段の出力と前記第2の制御手段の出力とを入力と
する選択手段と、前記選択手段の出力を入力として前記
アクチュエータを駆動する駆動手段とを備えたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、選択手段で第2の制御
手段の出力を選択し、その出力を駆動手段に加えてアク
チュエータを所定の信号でフォーカス方向に駆動するこ
とによって、光ディスクの情報面と光ピックアップとの
相対位置を、確実にジャストフォーカス位置から離し、
その状態で平均値検出手段で検出した誤差信号の平均値
がほぼ0となるように誤差信号補正手段で誤差信号のオ
フセットを補正するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明の実施例における光ディスクのフォー
カスサーボの自動調整装置の構成図である。第1図にお
いて、1は光ディスク、2は光ディスク1を回転させる
回転手段、3は光ディスク1から情報を読み取る光ピッ
クアップ、11は光ピックアップ3を光ディスク1のフォ
ーカス方向に移動させるアクチュエータ、4は光ピック
アップ3の出力を受けてフォーカス誤差信号を生成して
出力する誤差信号生成手段、5は平均値検出手段6の出
力を受けてフォーカス誤差信号を補正として出力する誤
差信号補正手段、6は誤差信号補正手段5から出力され
る誤差信号の平均値を検出する平均値検出手段、7はフ
ォーカスサーボに必要な位相補償や低域補償等の処理を
行う第1の制御手段、8は光ピックアップ3が光ディス
ク1の情報面から遠ざかる方向にアクチュエータを駆動
するために必要な一定値を出力する第2の制御手段、9
は第1の制御手段7の出力と第2の制御手段8の出力と
のいずれかを選択して出力する選択手段、10は選択手段
9の出力を入力としてアクチュエータ11を駆動する駆動
手段である。
以上のように構成された本実施例の自動調整装置につ
いて、以下その動作について説明する。
通常サーボ動作時には、誤差信号補正手段5から出力
されるフォーカス誤差信号に、第1の制御手段7におい
て位相補償や低域補償等の処理を行い、選択手段9によ
って第1の制御手段7の出力を選択し、駆動手段10でア
クチュエータ11を駆動する。
フォーカスオフセットの自動調整を行う場合には、ま
ず、選択手段9において第2の制御手段8の出力を選択
し、駆動手段10によってアクチュエータ11を駆動する。
第2の制御手段8からは一定値が出力され、アクチュエ
ータ11は光ピックアップ3が光ディスク1の情報面から
遠ざかる方向に駆動されるので、光ディスク1の情報面
と光ピックアップ3との相対位置は、確実にジャストフ
ォーカス付近から離れる。更に、誤差信号補正手段5は
初期状態では一切補正を加えないものとし、その状態
で、平均値検出手段6によってフォーカス誤差信号の平
均値を検出し、平均値がほぼ0になるように誤差信号補
正手段5によってフォーカス誤差信号のオフセットを補
正する。即ち、光ディスク1の情報面と光ピックアップ
3との相対位置をジャストフォーカス付近から強制的に
離した状態でオフセット調整を行うので、フォーカスS
字信号(ジャストフォーカス付近におけるフォーカス誤
差信号)の混入等によってオフセット値を誤検出するこ
とがなく、常に正しい調整が可能である。
以上のように本実施例によれば、誤差信号生成手段
と、誤差信号補正手段と、平均値検出手段と、第1の制
御手段と、所定の値を出力する第2の制御手段と、選択
手段と、アクチュエータを駆動する駆動手段とを設ける
ことにより、フォーカスサーボループを開いた状態での
光ディスクの情報面と光ピックアップとの相対位置がど
のような関係にあっても、フォーカス誤差信号のオフセ
ットを常に正しく調整することができる。
なお、本実施例においては第2の制御手段の出力を一
定値としたが、正弦波や三角波のように変化する信号で
あっても良い。
また、本実施例においては、平均値を検出して誤差信
号を補正するという処理を一回で終了したが、一度補正
した誤差信号に対してこの処理を複数回繰り返して行っ
ても良いし、また、実時間で同時に閉ループ処理として
行っても良い。
また、本実施例はフォーカスサーボのオフセット調整
としたが、トラッキングサーボのオフセット調整でも良
く、ジャストフォーカス付近から離した上で光ピックア
ップから誤差信号を得る光学サーボのオフセット調整で
あれば全て同様である。
発明の効果 以上のように本発明は、光ピックアップの出力を入力
として誤差信号を生成する誤差信号生成手段と、前記誤
差信号生成手段の出力と平均値検出出力とを入力とする
誤差信号補正手段と、前記誤差信号補正手段の出力の平
均値を検出し、前記平均値検出出力を得る平均値検出手
段と、前記誤差信号補正手段の出力を処理し、フォーカ
スサーボのための制御信号を出力する第1の制御手段
と、ジャストフォーカス位置から離す所定の値を出力す
る第2の制御手段と、前記第1の制御手段の出力と前記
第2の制御手段の出力とを入力とする選択手段と、前記
選択手段の出力を入力として前記アクチュエータを駆動
する駆動手段とを設けることにより、フォーカスサーボ
ループを開いた状態での光ディスクの情報面と光ピック
アップとの相対位置がどの様な関係にあっても、常に正
しい光学サーボのオフセット自動調整が可能であり、そ
の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における光ディスクのフォーカ
スサーボの自動調整装置の構成を示すブロック図、第2
図は従来の光ディスクのフォーカスサーボの自動調整装
置の構成を示すブロック図である。 4……誤差信号生成手段、5……誤差信号補正手段、6
……平均値検出手段、7……第1の制御手段、8……第
2の制御手段、9……選択手段、10……駆動手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/095 G11B 21/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のトラック形態で情報が記録されてい
    る光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して前記情報
    面からの反射光を検出し、前記情報面との垂直方向ある
    いは半径方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップ
    と、 前記光ピックアップを前記情報面に対して垂直方向およ
    び半径方向に移動させるアクチュエータと、 前記光ピックアップの出力を入力として誤差信号を出力
    する誤差信号生成手段と、 前記誤差信号を入力して、平均値検出出力に応じて前記
    誤差信号を補正して出力する誤差信号補正手段と、 前記誤差信号補正手段の出力の平均値を検出し、前記平
    均値検出出力を得る平均値検出手段と、 前記誤差信号補正手段の出力を処理し、少なくともフォ
    ーカスサーボのための制御信号を出力する第1の制御手
    段と、 少なくともジャストフォーカス位置から離すための所定
    の信号を出力する第2の制御手段と、 前記第1の制御手段の出力と前記第2の制御手段の出力
    とを入力し、一方を選択して出力する選択手段と、 前記選択手段の出力に応じて前記アクチュエータを駆動
    する駆動手段とを備え、 前記平均値検出手段は、少なくとも前記選択手段が前記
    第2の制御手段の出力を選択している期間の平均値を検
    出することを特徴とする自動調整装置。
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