JP2763588B2 - リモートコントローラを有する気泡発生浴槽 - Google Patents
リモートコントローラを有する気泡発生浴槽Info
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- air
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、気泡発生浴槽における遠隔操作用の赤外線
受信センサ構造に関するものである。
受信センサ構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、気泡発生浴槽は、特開昭59−135058号公報に記
載されているように、浴槽本体と、同本体の外部に設置
した循環ポンプとの間に、浴湯吸込パイプと浴湯強送パ
イプとよりなる浴湯循環流路を介設し、浴湯強送パイプ
の中途に空気取入部を設けて、循環ポンプの作動により
浴湯循環流路を介して浴湯を浴槽本体中にノズルから噴
出させ、同時に空気取入部より吸入した空気を混合させ
て、気泡混じりの浴湯噴出を行えるようにしたものがあ
る。
載されているように、浴槽本体と、同本体の外部に設置
した循環ポンプとの間に、浴湯吸込パイプと浴湯強送パ
イプとよりなる浴湯循環流路を介設し、浴湯強送パイプ
の中途に空気取入部を設けて、循環ポンプの作動により
浴湯循環流路を介して浴湯を浴槽本体中にノズルから噴
出させ、同時に空気取入部より吸入した空気を混合させ
て、気泡混じりの浴湯噴出を行えるようにしたものがあ
る。
そして、かかる作動を行うために、リモートコントロ
ーラによる赤外線放出にて操作を行うものが考えられる
が、リモートコントローラからの赤外線を受信する受信
センサをスペースの有効利用と、操作パネルとの一体構
成の必要上浴槽本体の縁部に設けることが考えられる。
ーラによる赤外線放出にて操作を行うものが考えられる
が、リモートコントローラからの赤外線を受信する受信
センサをスペースの有効利用と、操作パネルとの一体構
成の必要上浴槽本体の縁部に設けることが考えられる。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、赤外線受信センサを浴槽本体の縁部に
平面的に取付けると、入浴者が浴槽内部からリモートコ
ントローラにて操作しても、浴槽本体の縁角が支障とな
り、赤外線が受信センサに到達しないおそれがある。
平面的に取付けると、入浴者が浴槽内部からリモートコ
ントローラにて操作しても、浴槽本体の縁角が支障とな
り、赤外線が受信センサに到達しないおそれがある。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、浴槽本体と、循環ポンプと、浴湯循環流路
と、噴出ノズルと、浴湯噴流形態変更手段と、同浴湯噴
流形態変更手段を制御する制御部と、浴湯噴流形態を変
更するための操作部を有するリモートコントローラと、
浴槽リム上面より上方に設けられたリモートコントロー
ラからの信号を受信する受信部とを具備することを特徴
とするリモートコントローラを有する気泡発生浴槽に係
るものである。
と、噴出ノズルと、浴湯噴流形態変更手段と、同浴湯噴
流形態変更手段を制御する制御部と、浴湯噴流形態を変
更するための操作部を有するリモートコントローラと、
浴槽リム上面より上方に設けられたリモートコントロー
ラからの信号を受信する受信部とを具備することを特徴
とするリモートコントローラを有する気泡発生浴槽に係
るものである。
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
(イ)上記受信部を浴槽リム上面に連設した。
(ロ)浴槽リム上面に、浴槽内方に向かって下り傾斜部
を設け、同下り傾斜部に受信部を設けた。
を設け、同下り傾斜部に受信部を設けた。
(ハ)上記受信部を半球状にした。
(ホ) 作用・効果 この発明では、特に、リモートコントローラからの信
号を受信する受信部を、浴槽リム上面より上方に設けた
ので、リモートコントローラの位置にかかわらず、常に
確実に受信できるため、リモートコントローラと受信部
との間に介在物があっても浴槽内で浴湯につかった状態
から浴湯の噴流形態を種々変更して快適な入浴を楽しむ
ことができる。
号を受信する受信部を、浴槽リム上面より上方に設けた
ので、リモートコントローラの位置にかかわらず、常に
確実に受信できるため、リモートコントローラと受信部
との間に介在物があっても浴槽内で浴湯につかった状態
から浴湯の噴流形態を種々変更して快適な入浴を楽しむ
ことができる。
また、上記受信部を浴槽リム上面に連設したことによ
り、浴湯につかった位置で手にもったリモートコントロ
ーラを操作すれば、信号の到達経路が略水平となり、最
短距離で受信部に到達するので、信号の発信・受信に最
も的確なリモートコントローラと受信部の位置関係を構
成することができる。
り、浴湯につかった位置で手にもったリモートコントロ
ーラを操作すれば、信号の到達経路が略水平となり、最
短距離で受信部に到達するので、信号の発信・受信に最
も的確なリモートコントローラと受信部の位置関係を構
成することができる。
しかも、浴槽リム上面に、浴槽内方へ向かって下り傾
斜部を設けて同下り傾斜部に受信部を設け、さらに、受
信部を半球状にしたことにより、リモートコントローラ
が浴槽本体内方に位置している場合に、受信部がリモー
トコントローラからの信号を確実に受信できる範囲を大
幅に拡大するこができ、より正確な遠隔操作を行える。
斜部を設けて同下り傾斜部に受信部を設け、さらに、受
信部を半球状にしたことにより、リモートコントローラ
が浴槽本体内方に位置している場合に、受信部がリモー
トコントローラからの信号を確実に受信できる範囲を大
幅に拡大するこができ、より正確な遠隔操作を行える。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説する。
まず、本発明に係る気泡発生浴槽の全体の構造につい
て詳説する。
て詳説する。
第1図に示すAは本発明に係る気泡発生浴槽であり、
同気泡発生浴槽Aは、上面開口の箱型に形成した浴槽本
体1の前後壁及び左右側壁に、それぞれ噴出量自動可変
の足側・背側・腹側噴出ノズル2,2,3,3,4,4を6個設け
ている。
同気泡発生浴槽Aは、上面開口の箱型に形成した浴槽本
体1の前後壁及び左右側壁に、それぞれ噴出量自動可変
の足側・背側・腹側噴出ノズル2,2,3,3,4,4を6個設け
ている。
そして、かかる浴槽本体1は、周縁に浴槽リムとして
一定幅の鍔状の縁部1aを形成し、同縁部1aに空気取入部
5を設け、また、左右側壁の略中央部に、後壁(背側)
に面する側の傾斜面1b,1bに、腹側噴出ノズル4,4を後壁
に向けて取付けている。
一定幅の鍔状の縁部1aを形成し、同縁部1aに空気取入部
5を設け、また、左右側壁の略中央部に、後壁(背側)
に面する側の傾斜面1b,1bに、腹側噴出ノズル4,4を後壁
に向けて取付けている。
しかも、腹側噴出ノズル4は、他の足側・背側噴出ノ
ズル2,3よりも高位置に設けて、腹側及び胸側、その他
の人体の各所への浴湯を確実に当てることができるよう
に構成している。
ズル2,3よりも高位置に設けて、腹側及び胸側、その他
の人体の各所への浴湯を確実に当てることができるよう
に構成している。
また、かかる気泡発生浴槽Aの外部には、ポンプ保護
ケース6を設けており、同ケース6内に、浴湯を循環さ
せる循環ポンプPと、浴湯を濾過する濾過機Fと、ポン
プ駆動用モータMと、ノズル用弁体開閉用モータ及び電
動三方弁の駆動を制御する制御部Cとを設けている。
ケース6を設けており、同ケース6内に、浴湯を循環さ
せる循環ポンプPと、浴湯を濾過する濾過機Fと、ポン
プ駆動用モータMと、ノズル用弁体開閉用モータ及び電
動三方弁の駆動を制御する制御部Cとを設けている。
また、上記循環ポンプPと、気泡発生浴槽Aとの間に
は、浴湯循環流路を介設しており、浴湯循環流路は、気
泡発生浴槽Aから循環ポンプPへの浴湯を送る為の浴湯
吸込パイプ7と、同循環ポンプPから同浴槽Aへ浴湯を
送る為の浴湯強送パイプ8とより構成している。
は、浴湯循環流路を介設しており、浴湯循環流路は、気
泡発生浴槽Aから循環ポンプPへの浴湯を送る為の浴湯
吸込パイプ7と、同循環ポンプPから同浴槽Aへ浴湯を
送る為の浴湯強送パイプ8とより構成している。
そして、浴湯吸込パイプ7は、浴槽本体1の下部に開
口した吸入口9に、その一端を連通連結すると共に、循
環ポンプPの吸入口9に、その他端を連通して、同ポン
プPに浴湯を吸い込むようにしている。
口した吸入口9に、その一端を連通連結すると共に、循
環ポンプPの吸入口9に、その他端を連通して、同ポン
プPに浴湯を吸い込むようにしている。
一方、浴湯強送パイプ8は、循環ポンプPの吐水口
に、その一端を連通し、前記噴出ノズル2,3,4にそれぞ
れ他端を連結している。
に、その一端を連通し、前記噴出ノズル2,3,4にそれぞ
れ他端を連結している。
また、上記した吸入口9は、足側・背側噴出ノズル2,
3よりも低位置に設けている。
3よりも低位置に設けている。
また、循環ポンプPを駆動させるポンプ駆動用モータ
Mと、制御部Cとの間には、インバータを介設し、同イ
ンバータの出力周波数を変化させて、循環ポンプPの回
転数を制御することにより、循環ポンプPの回転数の変
更を円滑にかつ確実に行えるようにしている。
Mと、制御部Cとの間には、インバータを介設し、同イ
ンバータの出力周波数を変化させて、循環ポンプPの回
転数を制御することにより、循環ポンプPの回転数の変
更を円滑にかつ確実に行えるようにしている。
また、浴湯強送パイプ8の中途部には、同パイプ8内
に圧送される浴湯の水圧を検出する圧力検出センサを取
付け、同センサからの検出結果を、制御部Cに送り、同
制御部Cにより各噴出ノズル2,3,4から噴出される浴湯
の噴出圧をポンプ駆動用モータMの回転数及び各噴出ノ
ズル2,3,4の開閉量を変えることによって、その制御を
行うように構成している。
に圧送される浴湯の水圧を検出する圧力検出センサを取
付け、同センサからの検出結果を、制御部Cに送り、同
制御部Cにより各噴出ノズル2,3,4から噴出される浴湯
の噴出圧をポンプ駆動用モータMの回転数及び各噴出ノ
ズル2,3,4の開閉量を変えることによって、その制御を
行うように構成している。
また、浴湯強送パイプ8の中途部には、同パイプ8内
に圧送される浴湯の温度を検出する浴湯温度検出センサ
を取付け、同センサからの検出結果を制御部Cに送り、
同制御部Cによってポンプ駆動用モータM及び各噴出ノ
ズル2,3,4の制御を行っている。
に圧送される浴湯の温度を検出する浴湯温度検出センサ
を取付け、同センサからの検出結果を制御部Cに送り、
同制御部Cによってポンプ駆動用モータM及び各噴出ノ
ズル2,3,4の制御を行っている。
また、前記した空気取入部5と、各噴出ノズル2,3,4
との間には、第1図に示すように、複数の吸気パイプ10
を介設されており、各吸気パイプ10は、空気取入部5よ
り各噴出ノズル2,3,4に向けて連通連結している。
との間には、第1図に示すように、複数の吸気パイプ10
を介設されており、各吸気パイプ10は、空気取入部5よ
り各噴出ノズル2,3,4に向けて連通連結している。
そして、各噴出ノズル2,3,4の浴湯噴出時に生じる負
圧を利用して、空気取入部5より取り入れた空気を、各
吸気パイプ10中を通して、各噴出ノズル2,3,4へ吸入さ
せ、各ノズル2,3,4より浴槽本体1内に気泡混じりの浴
湯を噴出させるように構成している。
圧を利用して、空気取入部5より取り入れた空気を、各
吸気パイプ10中を通して、各噴出ノズル2,3,4へ吸入さ
せ、各ノズル2,3,4より浴槽本体1内に気泡混じりの浴
湯を噴出させるように構成している。
また、浴槽本体1の縁部1aには、第1図に示すよう
に、制御部Cと接続した操作パネル部12が配設されてお
り、同パネル部12により気泡発生浴槽Aの運転操作を行
うように構成している。
に、制御部Cと接続した操作パネル部12が配設されてお
り、同パネル部12により気泡発生浴槽Aの運転操作を行
うように構成している。
本実施例では、かかる操作パネル部12を、浴槽本体1
の縁部1aに設けた空気取入部5の上部に取付けて、一体
に構成している。
の縁部1aに設けた空気取入部5の上部に取付けて、一体
に構成している。
次いで、かかる空気取入部5と一体に構成した操作パ
ネル部12について詳説する。
ネル部12について詳説する。
かかる操作パネル部12は、第2図及び第3図に示すよ
うに、略長方形状に形成され、その上面を浴槽本体1の
内方へ向かって下り勾配状に形成しており、しかも、操
作パネル部12の最上面には、操作表示部12−1を覆う状
態で開閉蓋14が外側方に向けて開閉自在に設けられてい
る。
うに、略長方形状に形成され、その上面を浴槽本体1の
内方へ向かって下り勾配状に形成しており、しかも、操
作パネル部12の最上面には、操作表示部12−1を覆う状
態で開閉蓋14が外側方に向けて開閉自在に設けられてい
る。
15は開閉蓋14の枢軸を示す。
また、操作表示部12−1は、合成樹脂製の可撓性薄板
によって形成され、その下方には、押圧スイッチ機構16
がそれぞれ設けられている。
によって形成され、その下方には、押圧スイッチ機構16
がそれぞれ設けられている。
そして、操作表示部12−1を指で押圧して、その下方
のスイッチ機構16がON/OFF操作されて、所望の運転操作
を行うように構成している。
のスイッチ機構16がON/OFF操作されて、所望の運転操作
を行うように構成している。
また、操作表示部12−1の側端には、第4図に示すよ
うに、コネクタ16′が垂設され、同コネクタ16′は、ス
イッチケース17によって押圧スイッチ機構16と共にケー
シングされており、同コネクタ16′からリード線18が導
出されて、同リード線18を制御部Cに結線している。
うに、コネクタ16′が垂設され、同コネクタ16′は、ス
イッチケース17によって押圧スイッチ機構16と共にケー
シングされており、同コネクタ16′からリード線18が導
出されて、同リード線18を制御部Cに結線している。
また、スイッチケース17の外側には、第3図におい
て、同ケース17を囲繞する状態で外側ケース19が設けら
れており、同ケース19の周縁部と、その内方のスイッチ
ケース17との間には一定の間隔Sが設けられている。
て、同ケース17を囲繞する状態で外側ケース19が設けら
れており、同ケース19の周縁部と、その内方のスイッチ
ケース17との間には一定の間隔Sが設けられている。
しかも、外側ケース19の周縁部は、後述する空気取入
部5の吸気ケース20の上端縁部と嵌着するように構成さ
れている。
部5の吸気ケース20の上端縁部と嵌着するように構成さ
れている。
さらに、外側ケース20の背面には、空気取入部5に空
気取入部を取り込み為の吸気孔40が設けられている。
気取入部を取り込み為の吸気孔40が設けられている。
かかる空気取入部5の吸気ケース20は、上方に開放
し、その下部に空気排出孔を設けると共に、その内部に
空気流通路Lを形成し、同吸気ケース20の上端縁部に、
その縁部を外側方に折り返して鍔部21を設け、同鍔部21
の上方を開放状態としている。
し、その下部に空気排出孔を設けると共に、その内部に
空気流通路Lを形成し、同吸気ケース20の上端縁部に、
その縁部を外側方に折り返して鍔部21を設け、同鍔部21
の上方を開放状態としている。
さらに、吸気ケース20の内部の空気流通路Lを縦隔壁
22によって3つの独立した部屋に仕切り、各部屋を第1,
2,3吸気室23,24,25としている。
22によって3つの独立した部屋に仕切り、各部屋を第1,
2,3吸気室23,24,25としている。
かかる空気流通路Lとしての各吸気室23,24,25は、筒
状の空気吸込部として機能するものであり、その上端開
口周縁部は、略テーパー状に形成されているが、本実施
例では、この空気吸込部を消音パイプとして構成し、こ
の消音パイプを筒状の空気吸込部28,29として、この上
端開口周縁部28′,29′を略テーパー状に形成してい
る。
状の空気吸込部として機能するものであり、その上端開
口周縁部は、略テーパー状に形成されているが、本実施
例では、この空気吸込部を消音パイプとして構成し、こ
の消音パイプを筒状の空気吸込部28,29として、この上
端開口周縁部28′,29′を略テーパー状に形成してい
る。
すなわち、各吸気室23,24,25の上部には、上仕切板26
と、下仕切板27とが一定間隔を保持して水平状に設けら
れており、同仕切板26,27には、それぞれ筒状の上部の
空気吸込部28と、下部の空気吸込部29が垂設され、同吸
込部28,29を介して上下方が連通されている。
と、下仕切板27とが一定間隔を保持して水平状に設けら
れており、同仕切板26,27には、それぞれ筒状の上部の
空気吸込部28と、下部の空気吸込部29が垂設され、同吸
込部28,29を介して上下方が連通されている。
また、各吸気室23,24,25は、上仕切板26と、下仕切板
27とにより、上室23′,24′,25′と下室23″,24″,25″
とに区画されている。
27とにより、上室23′,24′,25′と下室23″,24″,25″
とに区画されている。
さらに、上記の空気吸込部28により、吸気ケース20の
上室23′,24′,25′とが連通され、下部の空気吸込部29
により、上室23′,24′,25′と下室23″,24″,25″とが
連通されている。
上室23′,24′,25′とが連通され、下部の空気吸込部29
により、上室23′,24′,25′と下室23″,24″,25″とが
連通されている。
しかも、各筒状の空気吸込部28,29は、下方に向けて
伸延し、その下端が各上下室の中途に位置している。
伸延し、その下端が各上下室の中途に位置している。
すなわち、各筒状の空気吸込部28,29は、空気流通路
Lの中途に介設されていることになり、筒状の上部の空
気吸込部28も下部の空気吸込部29も当然各吸気室23,24,
25よりも小径に形成されている。
Lの中途に介設されていることになり、筒状の上部の空
気吸込部28も下部の空気吸込部29も当然各吸気室23,24,
25よりも小径に形成されている。
従って、各空気吸込部28,29から出る騒音は、大容量
の各吸気室23,24,25中に流入拡散して音響エネルギを減
殺して、消音機能を果すことになるものである。
の各吸気室23,24,25中に流入拡散して音響エネルギを減
殺して、消音機能を果すことになるものである。
このように、各空気吸込部28,29は、上下部消音パイ
プとして機能するように構成されており、従って、空気
吸込部28,29に流入する空気が上端開口部のテーパー状
部分によって円滑に流入し、その分騒音も少なくなり、
かつ、空気取入部5の吸気孔40より吸気する際の騒音
を、この消音パイプとして機能する空気吸込部28,29に
より消すようにしている。
プとして機能するように構成されており、従って、空気
吸込部28,29に流入する空気が上端開口部のテーパー状
部分によって円滑に流入し、その分騒音も少なくなり、
かつ、空気取入部5の吸気孔40より吸気する際の騒音
を、この消音パイプとして機能する空気吸込部28,29に
より消すようにしている。
さらに、吸気ケース20の両側方の第1吸気室23と、第
3吸気室25の下端には、外側方に向けて、第1、第3空
気排出孔30,31が設けられている。
3吸気室25の下端には、外側方に向けて、第1、第3空
気排出孔30,31が設けられている。
また、吸気ケース20の中間下方には、第2吸気室24が
第1、第3空気排出孔23,25より下方位置まで伸延され
ており、その下端の両外側面に左右空気排出孔32,33が
設けられている。
第1、第3空気排出孔23,25より下方位置まで伸延され
ており、その下端の両外側面に左右空気排出孔32,33が
設けられている。
従って、第1、第3空気排出孔30,31と左右空気排出
孔32,33との上下位置関係は、後者が前者よりも下方に
位置している。
孔32,33との上下位置関係は、後者が前者よりも下方に
位置している。
これは、各空気排出孔に連通する吸気パイプ10が同一
平面に位置せず、上下に位置して、重複しないように構
成している。
平面に位置せず、上下に位置して、重複しないように構
成している。
すなわち、第1、第2空気排出孔31,31には、第1図
及び第6図に示すように、足側及び背側吸気パイプ10−
1,10−2が連通されており、同吸気パイプ10−1,10−2
は、足側及び背側噴出ノズル2,3にそれぞれ連通し、浴
湯の噴流による負圧形成のエゼクション機能により空気
を吸入、送気するように構成している。
及び第6図に示すように、足側及び背側吸気パイプ10−
1,10−2が連通されており、同吸気パイプ10−1,10−2
は、足側及び背側噴出ノズル2,3にそれぞれ連通し、浴
湯の噴流による負圧形成のエゼクション機能により空気
を吸入、送気するように構成している。
また、左右空気排出孔32,33には、浴槽本体1の両側
に配管された腹部吸気パイプ10−3が連通されており、
同吸気パイプ10−3は、腹部噴出ノズル4,4に連通し、
同ノズル4,4からの浴湯噴出によるエゼクション機能に
より空気を吸入、送気するようにしている。
に配管された腹部吸気パイプ10−3が連通されており、
同吸気パイプ10−3は、腹部噴出ノズル4,4に連通し、
同ノズル4,4からの浴湯噴出によるエゼクション機能に
より空気を吸入、送気するようにしている。
なお、20′はモールド部16′を収納するモールド部ケ
ース、34はシールを示す。16−1はコネクタ、16−2は
保護ケースを示す。
ース、34はシールを示す。16−1はコネクタ、16−2は
保護ケースを示す。
上記のような気泡発生浴槽Aにおいて、本発明の要旨
は、気泡発生噴流の操作を遠隔操作で行うことができる
ようにリモートコントローラ13を操作パネル部12とは別
個に設け、リモートコントローラより赤外線放出を行う
ことによって制御部Cの遠隔操作ができるように構成
し、特に、リモートコントローラ13からの信号を受信す
る受信部、すなわち、赤外線受信部130bを、浴槽リムと
なる浴槽本体1の縁部1aの上面より上方に設けたことに
ある。
は、気泡発生噴流の操作を遠隔操作で行うことができる
ようにリモートコントローラ13を操作パネル部12とは別
個に設け、リモートコントローラより赤外線放出を行う
ことによって制御部Cの遠隔操作ができるように構成
し、特に、リモートコントローラ13からの信号を受信す
る受信部、すなわち、赤外線受信部130bを、浴槽リムと
なる浴槽本体1の縁部1aの上面より上方に設けたことに
ある。
即ち、リモートコントローラ13には、第6図に示すよ
うに各種の運転スイッチ或いはブロー操作スイッチ13−
2が設けられており、また前端部には赤外線発信部13−
3を具備し、また前部上面にはブロー状態表示部13−4
を設けており、ブロー状態表示部13−4はブロー状態が
如何なる状態であるか目で判断することができるように
液晶により表示できるようにしている。
うに各種の運転スイッチ或いはブロー操作スイッチ13−
2が設けられており、また前端部には赤外線発信部13−
3を具備し、また前部上面にはブロー状態表示部13−4
を設けており、ブロー状態表示部13−4はブロー状態が
如何なる状態であるか目で判断することができるように
液晶により表示できるようにしている。
またかかるリモートコントローラ13は比重を0.01から
1とすることによって浴湯面に浮上可能に構成し、入浴
者は入浴状態で操作できるようにしている。
1とすることによって浴湯面に浮上可能に構成し、入浴
者は入浴状態で操作できるようにしている。
他方、操作パネル部12は浴槽本体1の縁部1aの足側隅
部に配設されており、第7図に示すように、同操作パネ
ル部には運転スイッチ及びブロースイッチ等の操作表示
部12−1が表面に設けられており、同パネル部12−1一
側端部には赤外線受信部130bが設けられており、前述し
たリモートコントローラ13に設けた各スイッチ操作によ
り、予め設定したシリアルコード送信信号に基づいて各
スイッチに応じた所定のコード信号が同リモートコント
ローラ13に設けた赤外線発信部13−3より発信される
と、同信号が赤外線受信部130bにより検出され、同検出
信号が制御部Cの入力インターフェースに送られてメモ
リから読み出された駆動プログラムに基づいて所望の駆
動装置を駆動するようにしている。
部に配設されており、第7図に示すように、同操作パネ
ル部には運転スイッチ及びブロースイッチ等の操作表示
部12−1が表面に設けられており、同パネル部12−1一
側端部には赤外線受信部130bが設けられており、前述し
たリモートコントローラ13に設けた各スイッチ操作によ
り、予め設定したシリアルコード送信信号に基づいて各
スイッチに応じた所定のコード信号が同リモートコント
ローラ13に設けた赤外線発信部13−3より発信される
と、同信号が赤外線受信部130bにより検出され、同検出
信号が制御部Cの入力インターフェースに送られてメモ
リから読み出された駆動プログラムに基づいて所望の駆
動装置を駆動するようにしている。
そして、かかる操作パネル部12に設けた赤外線受信部
130bは半球状に操作パネル部表面より突出されて設けら
れており、しかも操作パネル部12の表面は浴槽内方に向
かって下り傾斜状に設けられているために、半球状の赤
外線受信部130bは浴槽本体1の内部水面のほぼ全域から
赤外線信号を受信することができ、また浴槽本体1の外
部においてはほぼ浴槽本体の高さ上方から浴室内全域に
渡って赤外線信号を受信することができる(第8図参
照)。
130bは半球状に操作パネル部表面より突出されて設けら
れており、しかも操作パネル部12の表面は浴槽内方に向
かって下り傾斜状に設けられているために、半球状の赤
外線受信部130bは浴槽本体1の内部水面のほぼ全域から
赤外線信号を受信することができ、また浴槽本体1の外
部においてはほぼ浴槽本体の高さ上方から浴室内全域に
渡って赤外線信号を受信することができる(第8図参
照)。
第8図において、Xは赤外線受信部130bがリモートコ
ントローラからの赤外線を受信することができる範囲を
示すものである。
ントローラからの赤外線を受信することができる範囲を
示すものである。
以上説明してきたように、本実施例では、赤外線受信
部130bを浴槽本体1の縁部1aの上面より上方に設けてい
るので、リモートコントローラ13の位置にかかわらず、
常に確実に受信できる。したがって、リモートコントロ
ーラ13と赤外線受信部130bとの間に介在物があっても浴
槽内で浴湯につかった状態から浴湯の噴流形態を種々変
更して快適な入浴を楽しむことができる。
部130bを浴槽本体1の縁部1aの上面より上方に設けてい
るので、リモートコントローラ13の位置にかかわらず、
常に確実に受信できる。したがって、リモートコントロ
ーラ13と赤外線受信部130bとの間に介在物があっても浴
槽内で浴湯につかった状態から浴湯の噴流形態を種々変
更して快適な入浴を楽しむことができる。
また、赤外線受信部130bを浴槽本体1の縁部1aの上面
に連設したことにより、浴湯につかった位置で手にもっ
たリモートコントローラ13を操作すれば、信号の到達経
路が略水平となり、最短距離で赤外線受信部130bに到達
するので、信号の発信・受信に最も的確なリモートコン
トローラ13と赤外線受信部130bの位置関係を構成するこ
とができる。
に連設したことにより、浴湯につかった位置で手にもっ
たリモートコントローラ13を操作すれば、信号の到達経
路が略水平となり、最短距離で赤外線受信部130bに到達
するので、信号の発信・受信に最も的確なリモートコン
トローラ13と赤外線受信部130bの位置関係を構成するこ
とができる。
しかも、縁部1aの上面に、浴槽内方へ向かって下り傾
斜部を設けて同下り傾斜部に赤外線受信部130bを設け、
さらに、同赤外線受信部130bを半球状にしたことによ
り、リモートコントローラ13が浴槽本体内方に位置して
いる場合に、赤外線受信部130bがリモートコントローラ
13からの信号を確実に受信できる範囲を大幅に拡大する
こができ、より正確な遠隔操作を行える。
斜部を設けて同下り傾斜部に赤外線受信部130bを設け、
さらに、同赤外線受信部130bを半球状にしたことによ
り、リモートコントローラ13が浴槽本体内方に位置して
いる場合に、赤外線受信部130bがリモートコントローラ
13からの信号を確実に受信できる範囲を大幅に拡大する
こができ、より正確な遠隔操作を行える。
第1図は本発明に係る気泡発生浴槽構造を示す斜視図、
第2図は空気取入部と一体の操作パネル部の正面断面
図、第3図は同操作パネル部の側面断面図、第4図は第
2図のI−I線断面図、第5図は空気取入部の平面図、
第6図はリモートコントローラの平面図、第7図は操作
パネル部の平面図、第8図は赤外線受信部の受信範囲を
示す説明図である。 図中、 A:気泡発生浴槽 P:循環ポンプ C:制御部 1:浴槽本体 12:操作パネル部 13:リモートコントローラ 130b:赤外線受信部 13−2:ブロー操作スイッチ 13−3:赤外線発信部 13−4:ブロー状態表示部
第2図は空気取入部と一体の操作パネル部の正面断面
図、第3図は同操作パネル部の側面断面図、第4図は第
2図のI−I線断面図、第5図は空気取入部の平面図、
第6図はリモートコントローラの平面図、第7図は操作
パネル部の平面図、第8図は赤外線受信部の受信範囲を
示す説明図である。 図中、 A:気泡発生浴槽 P:循環ポンプ C:制御部 1:浴槽本体 12:操作パネル部 13:リモートコントローラ 130b:赤外線受信部 13−2:ブロー操作スイッチ 13−3:赤外線発信部 13−4:ブロー状態表示部
フロントページの続き (72)発明者 橋田 光明 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 内山 浩一 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 森山 謙治 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 23/00
Claims (4)
- 【請求項1】浴槽本体と、循環ポンプと、浴湯循環流路
と、噴出ノズルと、浴湯噴流形態変更手段と、同浴湯噴
流形態変更手段を制御する制御部と、浴湯噴流形態を変
更するための操作部を有するリモートコントローラと、
浴槽リム上面より上方に設けられたリモートコントロー
ラからの信号を受信する受信部とを具備することを特徴
とするリモートコントローラを有する気泡発生浴槽。 - 【請求項2】上記受信部を浴槽リム上面に連設したこと
を特徴とする請求項1記載の気泡発生浴槽。 - 【請求項3】浴槽リム上面に、浴槽内方へ向かって下り
傾斜部を設け、同下り傾斜部に受信部を設けたことを特
徴とする請求項2記載の気泡発生浴槽。 - 【請求項4】上記受信部を半球状にしたことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の気泡発生浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13064189A JP2763588B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | リモートコントローラを有する気泡発生浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13064189A JP2763588B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | リモートコントローラを有する気泡発生浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02309957A JPH02309957A (ja) | 1990-12-25 |
JP2763588B2 true JP2763588B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=15039111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13064189A Expired - Lifetime JP2763588B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | リモートコントローラを有する気泡発生浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763588B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2178571B1 (es) * | 2000-10-16 | 2003-11-01 | Prudencio Jose Antoni Gonzalez | Bañera siglo xxi. |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP13064189A patent/JP2763588B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02309957A (ja) | 1990-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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