JP2763517B2 - 訓練用戦闘射撃システム - Google Patents

訓練用戦闘射撃システム

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JP2763517B2
JP2763517B2 JP6420196A JP6420196A JP2763517B2 JP 2763517 B2 JP2763517 B2 JP 2763517B2 JP 6420196 A JP6420196 A JP 6420196A JP 6420196 A JP6420196 A JP 6420196A JP 2763517 B2 JP2763517 B2 JP 2763517B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訓練用戦闘射撃シ
ステム、特に小火器や戦車砲の射撃訓練において、訓練
者の射撃手は実弾にて訓練を行うと共に、相手の起立し
た全標的を所定時間内に射撃命中しないと相手の標的側
からレーザ光による報復射撃を受けるように構成された
実戦向きの訓練用戦闘射撃システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の双手に分かれての小火器や戦車砲
の射撃訓練においては、実弾を使用した訓練ができるも
のではなく、レーザガン等光線銃による戦闘訓練が行わ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実弾での射撃はその反
動が大きいため、長時間をかけて訓練を行わないと目標
物に命中させることは困難である。実弾射撃はレーザガ
ンによる射撃訓練と全く異なっており、レーザガンを用
いた双手に分かれての射撃訓練では実戦的ではない欠点
があった。そして双手に分かれても味方意識が働き、よ
り高度の訓練ができない欠点もあった。
【0004】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的としており、味方意識が生じることなく実弾を用いた
実戦的訓練ができ、また双手に分かれるだけの隊員がい
ない等少人数でも戦闘訓練ができる訓練用戦闘射撃シス
テムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の訓練用戦闘射撃システムは双手に分かれ
て射撃訓練を行う訓練用戦闘射撃システムにおいて、実
弾が発射されたとき、当該実弾を検出する実弾発射検出
センサと、射撃された実弾の命中を検出する命中弾検出
センサを備え、実弾が命中したとき倒れる機構を有する
複数個の標的と、上記実弾発射検出センサが実弾の発射
を検出したとき、所定の条件を満たさない場合には、予
め定められた時間経過後に射撃手側に向けてレーザ光を
出射する複数のレーザガンと、各射撃手に装着されると
共に、レーザガンからのレーザ光を受光したときそのレ
ーザ光による命中を表示する射撃手受弾装置と、予め定
められた入力条件に基づいて上記各標的の起立転倒制御
を行わせると共に、予め定められた入力条件及び上記実
弾発射検出センサと命中弾検出センサとの各信号に基づ
いて上記各レーザガンの出射制御を行わせるシステム制
御装置とを備え、射撃訓練が実弾で行うことができ、そ
の実弾射撃が標的に命中しないとき標的側から報復射撃
を受けるように構成したことを特徴としている。
【0006】実弾発射後所定時間内に指定したエリアの
起立された標的が総て倒されないと、標的側から射撃手
側に向けてレーザガンによる反撃が行われる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る訓練用戦闘射
撃システムの一実施例構成を示している。同図におい
て、1は標的、2は命中弾検出センサ、3は標的制御装
置、4は実弾発射検出センサ、5はレーザガン、6はレ
ーザガン制御装置、7は射撃手受弾装置、8は光セン
サ、9は受弾表示装置、10はシステム制御装置、11
は入力装置、12は記録表示装置、13は無線装置をそ
れぞれ表している。
【0008】標的1は、例えば人員標的、戦車標的等が
用いられ、それぞれの各標的1に命中弾検出センサ2が
取り付けられている。これらの各標的1の起立、転倒の
各時間間隔やその起立、転倒のタイミング等の制御は標
的制御装置3によって制御される。またこれらの標的1
に実弾が命中すると、当該標的1に取り付けられている
命中弾検出センサ2、例えば衝撃センサや圧力センサな
どがこの命中弾を検出し、標的制御装置3はその標的1
を転倒させるようになっている。
【0009】人員標的や戦車標的等の標的1は、例えば
図2に示されたバトルフィールドの一実施例配置想定説
明図の如く配置されている。図2のM1,M2,……は
人員標的を表し、T1,T2,……は戦車標的を表して
いる。そして後に説明するが、L1 L2,……は地表
から出没し上下左右にその首を振るレーザガンを表し、
S1,S2,……は弾着現示装置を表し、P1,P2は
訓練射撃手の塁壁を表している。
【0010】なお人員標的はブロック毎に分かれてお
り、当該ブロックに配置されている人員標的のエリア内
に反撃用の上記レーザガンが配置されている。例えば図
2の人員標的M1とM2(実際には多数の人員標的が配
置されるが、描画上M1とM2とで代表させている)と
が所属する点線で示されたエリア内にはレーザガンL1
が配置されており、人員標的M5,M6,M11が所属
する点線で示されたエリア内にはレーザガンL3が配置
されている如くである。また制御を簡単化するため人員
標的とレーザガンとを1対1に対応させた配置とするこ
ともできる。
【0011】数人から数十人の訓練射撃手が塁壁P1又
はP2から上記人員標的や戦車標的の標的1に向けて実
弾射撃を行うが、この実弾の発射を塁壁P1,P2に設
けられた実弾発射検出センサ4、例えば圧力センサ或い
は高音検知センサ等が常時監視しており、実弾発射検出
センサ4が実弾の発射を検出した後、所定の時間内に所
定エリア内の起立した標的1を総て倒さなければ、すな
わち当該エリア内の指定されて起立している標的1を全
滅させなければ、そのエリアの標的1を守備範囲として
設置されている上記説明のL1 L2,……で表された
レーザガン5がその地表から現れ、塁壁P1又はP2に
いる訓練射撃手に向けてそのレーザ光を出射する。逆に
所定エリア内の起立した標的1を総て倒せば、すなわち
当該エリア内の指定されて起立している標的1を全滅さ
せれば、そのエリアの標的1を守備範囲として設置され
ている上記説明のレーザガン5はその地表から現れるこ
とはなく、レーザガン5からのレーザ光の出射、すなわ
ち相手側からの反撃による報復を受けることがないよう
になっている。上記各レーザガン5の地表からの出没、
レーザ光の出射タイミングやその出射範囲等の制御は、
後に説明するシステム制御装置10から無線装置13を
介して送信されてくる制御信号をレーザガン制御装置6
が受け、当該レーザガン制御装置6によってそれぞれ制
御されるようになっている。
【0012】射撃手受弾装置7は、後に説明する図8の
如く、射撃手27が装着しているものであり、レーザガ
ン5からのレーザ光を検出する光センサ8や、当該光セ
ンサ8の検出信号を受けたときその命中を告げるブザー
や発光ダイオードなどの表示灯を複数個備えた受弾表示
装置9などから構成されており、レーザガン5から、す
なわち標的1側からの攻撃で受弾したとき、当該訓練射
撃手は射撃訓練を停止することになる。そして当該訓練
射撃手の射撃訓練停止が次に説明するシステム制御装置
10に通知されるようになっている。
【0013】システム制御装置10は、入力装置11か
ら入力される予め定められた入力条件や、上記実弾発射
検出センサ4と命中弾検出センサ2との各信号に基づい
て、例えば標的1であれば制御すべき標的1の指定、そ
の起立、転倒の各時間間隔やその起立、転倒のタイミン
グ等の制御プログラムに基づいて、制御すべく指定され
た標的1の起立転倒等の制御を標的制御装置3を介して
行わせると共に、例えばレーザガン5であれば上記各レ
ーザガン5の出没、レーザ光の出射タイミングやその出
射範囲等の制御プログラムに基づいて、上記各レーザガ
ン5の出没やレーザ光の出射等の制御をレーザガン制御
装置6を介して行わせる他、上記射撃手受弾装置7から
の訓練射撃手の射撃訓練停止信号や、入力装置11から
入力される予め定められた入力条件情報等の記録表示装
置12への情報伝送制御や、各装置に設けられている無
線機を統括する無線装置13との制御信号の伝送を行っ
ている。
【0014】図3は人員標的の一実施例説明図を示して
いる。同図において、人間の上半身を型どった人員標的
15が連結桿16を介して制御装置17に取り付けられ
ている。システム制御装置10から無線装置13を介し
て送られてくる電波をアンテナ18で受け、制御装置1
7で取り出された制御信号に基づき人員標的15の起立
転倒制御がなされるようになっている。
【0015】また人員標的15の裏側には、当該人員標
的15に弾丸が命中したときその命中を検知する例え
ば、圧力センサ19が複数個取り付けられている。人員
標的15に弾丸が命中したとき制御装置17は当該人員
標的15を転倒さる。このとき制御装置17は近傍に埋
め込まれている発煙筒20からその命中を表す発煙をあ
げさせる。
【0016】図4はレーザガンの一実施例説明図を示し
ている。同図において、レーザ光を出射するレーザ出射
部21が、設置角を基準にして旋回角±aa度、水平線
を基準に仰角+bb度,−cc度の最大首振りを可能に
する旋回台22に設置されており、当該旋回台22は起
立転倒が自在の主柱23に取り付けられている。これら
旋回台22の首振り制御、主柱23の起立転倒制御、レ
ーザ光の掃射回数は、システム制御装置10から無線装
置13を介して送られてくる電波をアンテナ24で受
け、制御装置25で取り出された制御信号に基づきそれ
ぞれ制御されるようになっている。レーザ出射部21か
らレーザ光を出射するとき、図示されていない発煙装置
から発煙と破裂音が発生するようにもなっている。
【0017】通常、レーザ出射部21は地表から下側に
隠されており、後に説明する様にレーザ光を出射すると
き、主柱23の起立制御がなされて地表から出現し、旋
回台22の上記首振り制御が行われる。なお主柱23は
起立転倒制御がなされる様になっているが、当該主柱2
3の起立転倒制御に替え、主柱23が伸縮してレーザ出
射部21が地表から出現し隠れる様になっていてもよ
い。
【0018】図5はレーザガンの一実施例掃射範囲説明
図を示している。上記説明の如く、レーザ出射部21は
設置角を基準にして左右に旋回角±aa度、水平線を基
準に仰角+bb度,−cc度の最大首振りを行うように
なっており、図に示された掃射範囲26が射撃手27に
対する当該レーザ出射部21の最大反撃範囲である。つ
まり射撃手27がこの掃射範囲26内に長くとどまって
いると、レーザ出射部21からのレーザ光で反撃れさる
ことを表している。
【0019】なおこのレーザ出射部21の首振りによる
掃射範囲26は、入力装置11から射撃開始前に予め入
力される旋回角、仰角、レーザ光の掃射回数によって決
定付けられている。
【0020】図6はレーザガンの掃射範囲の拡大説明図
を示している。同図において、円28はレーザ出射部2
1から出射されたレーザ光円を表しており、旋回角と発
射間隔を同期させ、掃射範囲26の区域内の空白地が生
じないように掃射されるようになっている。
【0021】図7は戦車標的の一実施例説明図を示して
いる。同図において、戦車を型どった戦車標的31が連
結桿32を介して制御装置33に取り付けられている。
システム制御装置10から無線装置13を介して送られ
てくる電波をアンテナ34で受け、制御装置33で取り
出された制御信号に基づき戦車標的31の起立転倒が制
御されるようになっている。制御装置33を保護するた
め、長い連結桿32を用いて制御装置33と戦車標的3
1との間隔をあけるように構成されている。
【0022】また戦車標的31の裏側には、当該戦車標
的31に弾丸が命中したときその命中を検知する例え
ば、圧力センサ31が複数個取り付けられている。戦車
標的31に弾丸が命中したとき制御装置33はアンテナ
34を介してシステム制御装置10に当該戦車標的31
の命中を通知する。このとき制御装置33は近傍に埋め
込まれている着弾現示装置36から当該戦車標的31に
対応の発煙をあげさせる。なおこの戦車標的31、すな
わち図2の戦車標的T1,T2,……は、上記人員標的
M1,M2,……と個別に或いは同時に制御されるよう
になっている。
【0023】図8は射撃手の一実施例上半身装着図を示
している。同図において、射撃手27の帽子、服にはレ
ーザ光を検出する複数個の光センサ8とその表示をする
発光ダイオード等の受弾表示装置9とを備えた射撃手受
弾装置7が取り付けられている。そして受弾表示装置9
が点灯すると、図示されていないブザーが鳴動し、反撃
弾が命中したことを射撃手27に認識させるようになっ
ており、また無線装置13で反撃弾を受けた旨をシステ
ム制御装置10に通知するようになっている。
【0024】このように構成された図1の訓練用戦闘射
撃システムの動作を、図9,図10,図11に示された
本発明の主な動作を示した一実施例フローチャートを用
いて説明すると、次の如くである。
【0025】射撃訓練開始に先立って、入力装置11か
ら訓練時の設定変数が入力される。すなわち訓練開始時
刻、標的1の出現時間、例えば3分間など、標的1の出
現間隔、例えば3分間隔×3回、つまり全部で4回出
現、標的1の出現パターン、例えばどのエリア内の標的
1を起立させ、しかも1回目の訓練では奇数番の標的1
だけを立ち上げ、2回目の訓練では偶数番の標的1だけ
を立ち上げる等予め定められた標的1の立ち上げパター
ン、及び上記標的1の出現時間後に当該エリア内の起立
した全標的1が命中されなかったときの当該エリアを守
備範囲とするレーザガン5からの出射させるべきレーザ
光の最大旋回角,仰角,レーザ光の掃射回数等が入力装
置11から設定入力される。
【0026】この様な射撃訓練時の設定変数の入力設定
済みの下で、1回目の訓練が開始される(ステップ
1)。1回目の射撃訓練が終了すると(ステップ2)、
休憩がとられる(ステップ3)。そして休憩後2回目の
射撃訓練が開始される(ステップ4)が、この新たな射
撃訓練の開始に先立って、上記入力装置11から入力さ
れた標的1の出現パターンやレーザガン5から出射すべ
きレーザ光の最大旋回角,仰角,レーザ光の掃射回数等
が制御プログラムによってシステム制御装置10内に設
定される。そして2回目の射撃訓練が行われ(ステップ
4)、以下訓練と休憩とが繰り返され(ステップ5,
3,4)、所定回数の射撃訓練が終了すると(ステップ
5)、全射撃訓練が終了となる。システム制御装置10
は、設定された標的1の出現パターンから各種標的1の
起立回数、命中弾検出センサ2からその命中回数、その
命中率等を計算し、上記設定変数と共にその訓練結果を
記録表示装置12に記録又は表示させる。
【0027】ところで、上記各回の訓練内容について更
に詳細に説明すると、入力装置11からシステム制御装
置10に入力設定された標的1の出現パターンが無線装
置13を介して標的制御装置3に送られ、指定されたエ
リア内に所属する標的1が起立される(ステップ1
1)。すなわち1回目の射撃訓練の開始である。当該1
回目の訓練時間内に塁壁P1またはP2の訓練射撃手側
から実弾の発射が実弾発射検出センサ4で検出されると
(ステップ12,13)、システム制御装置10は内蔵
タイマを作動させる(ステップ14)。
【0028】射撃された実弾が標的1に命中すると(ス
テップ15)、当該標的1は転倒し(ステップ16)、
その命中弾検出センサ2から命中の検出信号が無線装置
13を介してシステム制御装置10に送られてくる。シ
ステム制御装置10がこの命中の検出信号を受けると、
システム制御装置10は上記内蔵タイマをリセットする
(ステップ17)。そしてシステム制御装置10は起立
を指定したエリア内の標的1が総て転倒しているかどう
かの判定を行う(ステップ18)。起立を指定したエリ
ア内の標的1が総て転倒していれば、1回目の射撃訓練
は訓練時間以内で終了し、射撃手側の勝ちとなる。また
指定した標的1の出現時間が予め定められている訓練時
間を経過すると(ステップ12)、システム制御装置1
0は起立している標的1を総て転倒させ(ステップ1
9)、1回目の訓練を終了とする。
【0029】起立を指定したエリア内の標的1が総て転
倒していないときには(ステップ18)、上記ステップ
12ないしステップ18の一連の動作が繰り返される。
そして射撃したけれど標的1の命中が検出されないで
(ステップ15)、予め定められた所定時間が経過する
と(ステップ21)、システム制御装置10はレーザガ
ン制御装置6に無線装置13を介して制御信号を送り、
当該起立している標的1が所属するエリア内のレーザガ
ン5を地表から立ち上げさせ(ステップ22)、入力装
置11から予め入力されている出射条件でレーザ光を射
撃手側に向けて出射させる(ステップ23)。
【0030】レーザガン5からのレーザ光が訓練射撃手
に命中すると(ステップ24)、図8で説明した如く光
センサ8が受光し、受弾表示装置9の発光ダイオード等
が点灯し、ブザーが鳴動することによって当該訓練射撃
手は訓練を停止する(ステップ25)。レーザガン5か
らの反撃で命中された訓練射撃手はシステム制御装置1
0に通知される。このレーザガン5からのレーザ光によ
る反撃が繰り返される(ステップ23,24,25,2
6)。レーザガン5からのレーザ光で訓練射撃手の全員
が命中したとき(ステップ26)、この訓練射撃小隊は
全滅で訓練終了となる。
【0031】訓練射撃手が一人でも残っていて(ステッ
プ24)、かつレーザガン5の所定出射時間内では(ス
テップ27)、レーザガン5からのレーザ光による反撃
が繰り返される(ステップ23,24,27)。一方、
レーザガン5の所定出射時間を経過すると(ステップ2
7)、レーザガン5からのレーザ光による反撃が終わ
り、当該レーザガン5は下げられ地表からその姿を消し
(ステップ28)、射撃訓練が終了となる。そして休憩
にはいる。休憩時間経過後2回目の射撃訓練が開始さ
れ、以下同様の動作が繰り返される。
【0032】戦車標的に対しても上記人員標的の制御の
場合とほぼ同様の動作をするが、実弾発射検知センサ4
の砲弾発射検知後、予め定められた所定時間内に起立さ
れた戦車標的が総て転倒されていないと、当該この所定
時間が経過することにより、指定されたレーザガン5が
地表から出現し、砲撃手に向けてレーザ光の反撃が開始
される。
【0033】戦車標的だけの射撃訓練のときは、上記の
様に制御され、また人員標的と戦車標的との混合した射
撃訓練も行うことができる。このときは、入力装置11
から所望の入力条件や設定変数をそれぞれシステム制御
装置10に入力する。
【0034】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、実
弾で射撃訓練ができ、また相手側からも反撃してくるの
で、実戦的訓練が可能となる。そして双手に分かれるだ
けの隊員がいない等少人数でも実戦向けの戦闘訓練がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る訓練用戦闘射撃システムの一実施
例構成である。
【図2】バトルフィールドの一実施例配置想定説明図で
ある。
【図3】人員標的の一実施例説明図である。
【図4】レーザガンの一実施例説明図である。
【図5】レーザガンの一実施例掃射範囲説明図である。
【図6】レーザガンの掃射範囲の拡大説明図である。
【図7】戦車標的の一実施例説明図である。
【図8】射撃手の一実施例上半身装着図である。
【図9】本発明の主な動作を示した一実施例フローチャ
ートである。
【図10】本発明の主な動作を示した図11とで一体と
なる一実施例フローチャートである。
【図11】本発明の主な動作を示した図10とで一体と
なる一実施例フローチャートである。
【符号の説明】
1 標的 2 命中弾検出センサ 3 標的制御装置 4 実弾発射検出センサ 5 レーザガン 6 レーザガン制御装置 7 射撃手受弾装置 8 光センサ 9 受弾表示装置 10 システム制御装置 11 入力装置 12 記録表示装置 13 無線装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F41J 7/06 F41J 7/06 (56)参考文献 米国特許4934937(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F41G 3/26 F41J 5/04 F41J 5/14 F41J 5/18 F41J 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双手に分かれて射撃訓練を行う訓練用戦
    闘射撃システムにおいて、 実弾が発射されたとき、当該実弾を検出する実弾発射検
    出センサと、 射撃された実弾の命中を検出する命中弾検出センサを備
    え、実弾が命中したとき倒れる機構を有する複数個の標
    的と、 上記実弾発射検出センサが実弾の発射を検出したとき、
    所定の条件を満たさない場合には、予め定められた時間
    経過後に射撃手側に向けてレーザ光を出射する複数のレ
    ーザガンと、 各射撃手に装着されると共に、レーザガンからのレーザ
    光を受光したときそのレーザ光による命中を表示する射
    撃手受弾装置と、 予め定められた入力条件に基づいて上記各標的の起立転
    倒制御を行わせると共に、予め定められた入力条件及び
    上記実弾発射検出センサと命中弾検出センサとの各信号
    に基づいて上記各レーザガンの出射制御を行わせるシス
    テム制御装置とを備え、射撃訓練が実弾で行うことがで
    き、その実弾射撃が標的に命中しないとき標的側から報
    復射撃を受けるように構成したことを特徴とする訓練用
    戦闘射撃システム。
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