JP2762930B2 - 薄型内周外周アクセス光ヘッド - Google Patents
薄型内周外周アクセス光ヘッドInfo
- Publication number
- JP2762930B2 JP2762930B2 JP6131515A JP13151594A JP2762930B2 JP 2762930 B2 JP2762930 B2 JP 2762930B2 JP 6131515 A JP6131515 A JP 6131515A JP 13151594 A JP13151594 A JP 13151594A JP 2762930 B2 JP2762930 B2 JP 2762930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear motor
- lens holder
- carriage
- actuator
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/0857—Arrangements for mechanically moving the whole head
- G11B7/08582—Sled-type positioners
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】再生専用ディスク、追記可能ディ
スク、もしくは消去可能ディスク対応の光ディスク内周
外周を高速でアクセス出来る薄型の光ヘッドに関する。
スク、もしくは消去可能ディスク対応の光ディスク内周
外周を高速でアクセス出来る薄型の光ヘッドに関する。
【0002】特に、対物レンズアクチュエータ部分が光
ディスク内周外周の高速移動に対して首振り運動を抑制
し、しかも対物レンズアクチュエータとディスク内周外
周に移動可能とする駆動装置と複合した形状で薄型化を
図ったものに関する。
ディスク内周外周の高速移動に対して首振り運動を抑制
し、しかも対物レンズアクチュエータとディスク内周外
周に移動可能とする駆動装置と複合した形状で薄型化を
図ったものに関する。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ用磁気ディスクの高速性ア
クセス性と光ディスクのもつ大容量メモリを併せもつ外
部記憶装置の研究が急速に進展している。次世代のディ
スク装置はすべて高速転送レート、高速ランダムアクセ
スと大容量メモリと媒体の保存性、非接触による媒体の
耐久性から光ディスク装置になることが確実となってい
る。しかも装置自体の小型化とりわけ、薄型化も望まれ
ている。
クセス性と光ディスクのもつ大容量メモリを併せもつ外
部記憶装置の研究が急速に進展している。次世代のディ
スク装置はすべて高速転送レート、高速ランダムアクセ
スと大容量メモリと媒体の保存性、非接触による媒体の
耐久性から光ディスク装置になることが確実となってい
る。しかも装置自体の小型化とりわけ、薄型化も望まれ
ている。
【0004】従来の内周外周アクセス光ヘッドを図5に
ついて説明する。光ディスク内周外周移動のためのリニ
アモータ51、このリニアモータ51のキャリジ52に
光ヘッドの光学系53とアクチュエータ54を搭載した
ものであり、薄型化の大きな障害であった。これを解決
するため光ヘッドの光学系と対物レンズアクチュエータ
をコリメートビーム部分で分離し、可動体重量を軽減し
たものがある。この構成のものでも可動体であるキャリ
ジにミラーからなる光学系とこの上部に対物レンズアク
チュエータを搭載した構成とすれば薄型化が可能とな
る。
ついて説明する。光ディスク内周外周移動のためのリニ
アモータ51、このリニアモータ51のキャリジ52に
光ヘッドの光学系53とアクチュエータ54を搭載した
ものであり、薄型化の大きな障害であった。これを解決
するため光ヘッドの光学系と対物レンズアクチュエータ
をコリメートビーム部分で分離し、可動体重量を軽減し
たものがある。この構成のものでも可動体であるキャリ
ジにミラーからなる光学系とこの上部に対物レンズアク
チュエータを搭載した構成とすれば薄型化が可能とな
る。
【0005】上記の内周外周のアクセスの対象となる光
ディスク媒体としては消去可能な光磁気ディスク、相変
化ディスクが有望である。高速ランダムアクセスのため
にはディスク内周と外周を高速に移動可能とするために
移動時に大きな加速度が必要である。加速度を大きくと
るには可動体重量を極力低減することと高効率の磁気回
路を主とした電磁駆動が必要である。
ディスク媒体としては消去可能な光磁気ディスク、相変
化ディスクが有望である。高速ランダムアクセスのため
にはディスク内周と外周を高速に移動可能とするために
移動時に大きな加速度が必要である。加速度を大きくと
るには可動体重量を極力低減することと高効率の磁気回
路を主とした電磁駆動が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】薄型化を図るには、従
来のリニアモータ、キャリジ、光学系、対物レンズアク
チュエータを順番に重ねた重箱構成のものを並列構成に
すれば良いが、構成上、運動特性(伝達特性)の良好な
ものとするには簡単ではない。
来のリニアモータ、キャリジ、光学系、対物レンズアク
チュエータを順番に重ねた重箱構成のものを並列構成に
すれば良いが、構成上、運動特性(伝達特性)の良好な
ものとするには簡単ではない。
【0007】アクチュエータの対物レンズホルダの配置
もキャリジの移動中心に対してずれた位置に配置したも
のだと、移動時に傾いてしまい、信号再生CNRが劣化
する。このためにアドレス信号が読み出せない状態にな
る。
もキャリジの移動中心に対してずれた位置に配置したも
のだと、移動時に傾いてしまい、信号再生CNRが劣化
する。このためにアドレス信号が読み出せない状態にな
る。
【0008】安定したディスク内周外周の移動を正確に
しかも伝達特性上問題とならないようにアクチュエー
タ、光学系、キャリジ、リニアモータを機械的な制約条
件なしに行うことが課題である。
しかも伝達特性上問題とならないようにアクチュエー
タ、光学系、キャリジ、リニアモータを機械的な制約条
件なしに行うことが課題である。
【0009】薄型化を目指した内外周アクセス光ヘッド
は、ディスク内周外周に高速に駆動するための推力の大
きいリニアモータと、ディスクの偏心に対して±0.1
μmまで制御可能としたトラッキングアクチュエータを
2系統設けたものが一般的である。しかし、これらを一
体化したものでしかも薄型化を図った構成は一般に構成
が複雑であるばかりか、作製上複雑なものとなってしま
う可能性があった。
は、ディスク内周外周に高速に駆動するための推力の大
きいリニアモータと、ディスクの偏心に対して±0.1
μmまで制御可能としたトラッキングアクチュエータを
2系統設けたものが一般的である。しかし、これらを一
体化したものでしかも薄型化を図った構成は一般に構成
が複雑であるばかりか、作製上複雑なものとなってしま
う可能性があった。
【0010】さらに従来このような内外周アクセス光ヘ
ッドは、リニアモータで高速に駆動するとき、トラッキ
ング用アクチュエータの支持系の剛性がないと、可動時
の加速度によってレンズホルダがフォーカス方向に傾い
てしまい、良好な記録再生が不可能となった。
ッドは、リニアモータで高速に駆動するとき、トラッキ
ング用アクチュエータの支持系の剛性がないと、可動時
の加速度によってレンズホルダがフォーカス方向に傾い
てしまい、良好な記録再生が不可能となった。
【0011】それ故に、本発明の目的は、全体構成とし
て高速アクセス対応の内周外周アクセス光ヘッドを運動
特性等を劣化させず、薄型化を図ることを目的とする。
て高速アクセス対応の内周外周アクセス光ヘッドを運動
特性等を劣化させず、薄型化を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の薄型内周外周ア
クセス光ヘッドは、対物レンズアクチュエータ部分とリ
ニアモータと固定光学系によって構成される高速アクセ
ス対応の薄型分離ドライブと、ディスク接線方向での断
面形状が略L字型をしたレンズホルダに一個の角形様フ
ォーカスコイルとソレノイド状のトラッキング用コイル
が設けられ、対物レンズホルダのフォーカス駆動点と重
心が一致するように重量バランスがとられたアクチュエ
ータと、4本のワイヤで前記レンズホルダを取り付け、
内周外周を移動し、リニアモータで駆動され、駆動中心
と2本ずつのシャフトベアリング支持を移動方向の断面
形状において結ぶ線上に駆動中心が設定されたキャリッ
ジと、前記リニアモータの駆動中心の高さと前記レンズ
ホルダの重心位置が一致することを特徴とする。
クセス光ヘッドは、対物レンズアクチュエータ部分とリ
ニアモータと固定光学系によって構成される高速アクセ
ス対応の薄型分離ドライブと、ディスク接線方向での断
面形状が略L字型をしたレンズホルダに一個の角形様フ
ォーカスコイルとソレノイド状のトラッキング用コイル
が設けられ、対物レンズホルダのフォーカス駆動点と重
心が一致するように重量バランスがとられたアクチュエ
ータと、4本のワイヤで前記レンズホルダを取り付け、
内周外周を移動し、リニアモータで駆動され、駆動中心
と2本ずつのシャフトベアリング支持を移動方向の断面
形状において結ぶ線上に駆動中心が設定されたキャリッ
ジと、前記リニアモータの駆動中心の高さと前記レンズ
ホルダの重心位置が一致することを特徴とする。
【0013】又、本発明の薄型内周外周アクセス光ヘッ
ドは、前記キャリジに取り付けられる45度ミラーは略
L字構造をしたものとし、L字の底辺に45度ミラーを
配置し、縦の部分に4ワイヤアクチュエータの4本の支
持バネを取り付けたことを特徴とする。
ドは、前記キャリジに取り付けられる45度ミラーは略
L字構造をしたものとし、L字の底辺に45度ミラーを
配置し、縦の部分に4ワイヤアクチュエータの4本の支
持バネを取り付けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明は上述した構成により、内外周の高速ア
クセス時に対物レンズアクチュエータの傾きがトラッキ
ング方向のみに限定された構成であり、高速アクセス時
にトラッキング誤差信号を安定して検出できる。しかも
対物レンズアクチュエータ、光学系、キャリジとリニア
モータが一体となった構成となっている。対物レンズア
クチュエータ部分の可動体に磁気回路を含んでいないた
め、可動体を軽量化できるため、結果的に全体を薄型化
することが可能となる。
クセス時に対物レンズアクチュエータの傾きがトラッキ
ング方向のみに限定された構成であり、高速アクセス時
にトラッキング誤差信号を安定して検出できる。しかも
対物レンズアクチュエータ、光学系、キャリジとリニア
モータが一体となった構成となっている。対物レンズア
クチュエータ部分の可動体に磁気回路を含んでいないた
め、可動体を軽量化できるため、結果的に全体を薄型化
することが可能となる。
【0015】
【実施例】図1に本発明の平立面図、図2に分解斜視
図、図3に対物レンズアクチュエータ部分の電磁駆動部
分、図4にキャリジに搭載した光学系と対物レンズアク
チュエータ部分を示す。
図、図3に対物レンズアクチュエータ部分の電磁駆動部
分、図4にキャリジに搭載した光学系と対物レンズアク
チュエータ部分を示す。
【0016】図1について解説する。図1(a)は薄型
内周外周アクセス対応の光ヘッド駆動装置である。固定
光学系11から射出したコリメートビーム12は対物レ
ンズアクチュエータ13のレンズ下部の45度ミラー1
4に至り、90度偏向し、ディスク15に集束される。
この対物レンズアクチュエータ13は後述する断面形状
が略L字型をしたレンズホルダ16に一個の角形様フォ
ーカスコイルとソレノイド状のトラッキング用コイルを
設け、後述する磁気回路による駆動点と重心が一致する
ように構成する。このレンズホルダを4本のワイヤ17
で内周外周に移動するキャリジ18に取り付ける。キャ
リジは立面図(b)で示される一般的なリニアモータで
あり、長いシャフト19に取り付けられたV字型ベアリ
ング20と短いシャフト21に取り付けられたV字型ベ
アリング22が内外周移動用のシャフトと当接する点を
結ぶ中心点とリニアモータの駆動中心を極力一致させる
ように構成した。
内周外周アクセス対応の光ヘッド駆動装置である。固定
光学系11から射出したコリメートビーム12は対物レ
ンズアクチュエータ13のレンズ下部の45度ミラー1
4に至り、90度偏向し、ディスク15に集束される。
この対物レンズアクチュエータ13は後述する断面形状
が略L字型をしたレンズホルダ16に一個の角形様フォ
ーカスコイルとソレノイド状のトラッキング用コイルを
設け、後述する磁気回路による駆動点と重心が一致する
ように構成する。このレンズホルダを4本のワイヤ17
で内周外周に移動するキャリジ18に取り付ける。キャ
リジは立面図(b)で示される一般的なリニアモータで
あり、長いシャフト19に取り付けられたV字型ベアリ
ング20と短いシャフト21に取り付けられたV字型ベ
アリング22が内外周移動用のシャフトと当接する点を
結ぶ中心点とリニアモータの駆動中心を極力一致させる
ように構成した。
【0017】上記のキャリジ18に角型ソレノイドコイ
ル23を取り付け、リニアモータを構成するヨーク部分
24にコイルを通し、内周外周のベース25となる磁性
体からなるベースに永久磁石26を貼りつけて磁気回路
を構成する。この磁気回路を構成するベースから長短一
対のシャフトスタンド27,28,29,30を立て
る。このシャフトスタンドにシャフト31,32を取り
付ける。
ル23を取り付け、リニアモータを構成するヨーク部分
24にコイルを通し、内周外周のベース25となる磁性
体からなるベースに永久磁石26を貼りつけて磁気回路
を構成する。この磁気回路を構成するベースから長短一
対のシャフトスタンド27,28,29,30を立て
る。このシャフトスタンドにシャフト31,32を取り
付ける。
【0018】さらに後述する対物レンズアクチュエータ
を駆動する磁気回路のヨークスタンドもこのベースから
立てる。
を駆動する磁気回路のヨークスタンドもこのベースから
立てる。
【0019】図2に可動体であるリニアモータを構成す
るコイル部分23とキャリジ部分18を示す。キャリジ
部分18にコイル23を貼りつけ、長いシャフトに取り
付けられたV字型ベアリングと短いシャフトに取り付け
られたV字型ベアリングを下向きに取り付けられてい
る。
るコイル部分23とキャリジ部分18を示す。キャリジ
部分18にコイル23を貼りつけ、長いシャフトに取り
付けられたV字型ベアリングと短いシャフトに取り付け
られたV字型ベアリングを下向きに取り付けられてい
る。
【0020】さらに分離型光学系を構成する45度ミラ
ーを取り付けるL型アングル材33を取り付け、この部
分から4ワイヤ17を伸ばし、対物レンズアクチュエー
タのレンズホルダ部分に中継している。
ーを取り付けるL型アングル材33を取り付け、この部
分から4ワイヤ17を伸ばし、対物レンズアクチュエー
タのレンズホルダ部分に中継している。
【0021】図3(a,b)は、対物レンズアクチュエ
ータ部分の電磁駆動部分を示す。図3(a)は磁気回路
の分解斜視図を示し、図3(b)は断面形状を示す。断
面形状が略L字型をしたレンズホルダ16から4ワイヤ
17を張り出し、上下のワイヤの間に磁気ヨーク35を
配置する。このレンズホルダ16の後ろ平面部分に楕円
形状をしたフォーカスコイル36を貼りつけ、さらにト
ラッキング駆動用角型コイルソレノイド37を貼りつけ
る。この角型ソレノイドコイル37に磁石38を配置し
たヨーク39を通し、ベース25から立てたヨークスタ
ンド40,41に取り付ける。前記のヨーク35とヨー
ク39に取り付けた磁石38によって閉磁路を形成し、
断面形状が略L字形状をした部分に貼りつけたフォーカ
ス36,トラッキングコイル37によって駆動する。
ータ部分の電磁駆動部分を示す。図3(a)は磁気回路
の分解斜視図を示し、図3(b)は断面形状を示す。断
面形状が略L字型をしたレンズホルダ16から4ワイヤ
17を張り出し、上下のワイヤの間に磁気ヨーク35を
配置する。このレンズホルダ16の後ろ平面部分に楕円
形状をしたフォーカスコイル36を貼りつけ、さらにト
ラッキング駆動用角型コイルソレノイド37を貼りつけ
る。この角型ソレノイドコイル37に磁石38を配置し
たヨーク39を通し、ベース25から立てたヨークスタ
ンド40,41に取り付ける。前記のヨーク35とヨー
ク39に取り付けた磁石38によって閉磁路を形成し、
断面形状が略L字形状をした部分に貼りつけたフォーカ
ス36,トラッキングコイル37によって駆動する。
【0022】図4はキャリジ18に搭載した光学系と対
物レンズアクチュエータ部分の斜視図を示す。キャリジ
18には45度ミラー14を取り付けている。レンズホ
ルダにはキャリジから伸びた4ワイヤ17が中継されて
いる。この4ワイヤ17で支持されたレンズホルダ16
がキャリジ18が移動することによって慣性の影響でバ
ネが変形した図を(b)に示す。この図からキャリジの
移動に伴って傾くのはフォーカス軸方向の回転傾きであ
り、ディスク接線方向の回転傾きではないことがわか
る。これによって、キャリジとの位置関係から集束ビー
ムの集束特性に関わるディスク接線方向の回転傾きは軽
減することがわかる。
物レンズアクチュエータ部分の斜視図を示す。キャリジ
18には45度ミラー14を取り付けている。レンズホ
ルダにはキャリジから伸びた4ワイヤ17が中継されて
いる。この4ワイヤ17で支持されたレンズホルダ16
がキャリジ18が移動することによって慣性の影響でバ
ネが変形した図を(b)に示す。この図からキャリジの
移動に伴って傾くのはフォーカス軸方向の回転傾きであ
り、ディスク接線方向の回転傾きではないことがわか
る。これによって、キャリジとの位置関係から集束ビー
ムの集束特性に関わるディスク接線方向の回転傾きは軽
減することがわかる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述したように、光ディスク装
置における内外周を高速でアクセスする光ヘッドを薄型
軽量に構成出来る。特に可動体である光学系が分離型光
学系であり、アクチュエータは磁気回路を可動体に含ま
ない構成とした。結果的に可動体重量を大きく軽減で
き、高速アクセス化と薄型化が実現できた。
置における内外周を高速でアクセスする光ヘッドを薄型
軽量に構成出来る。特に可動体である光学系が分離型光
学系であり、アクチュエータは磁気回路を可動体に含ま
ない構成とした。結果的に可動体重量を大きく軽減で
き、高速アクセス化と薄型化が実現できた。
【図1】本発明の構成を平面と立面図で示す。
【図2】本発明のキャリジ部分の分解斜視図を示す。
【図3】本発明のアクチュエータの磁気回路を示す。
【図4】本発明のキャリジの光学系と対物レンズ部分の
高速アクセス時の挙動を示す。
高速アクセス時の挙動を示す。
【図5】従来の高速アクセス駆動装置の概略図を示す。
13 アクチュエータ 14 45度ミラー 16 レンズホルダ 18 キャリジ 23 リニアモータ用コイル 25 ベース 31,32 内周外周駆動用シャフト 36 フォーカス用コイル 37 トラッキング用コイル 40 ヨークスタンド
Claims (2)
- 【請求項1】対物レンズアクチュエータ部分とリニアモ
ータと固定光学系によって構成される高速アクセス対応
の薄型分離ドライブと、 ディスク接線方向での断面形状が略L字型をしたレンズ
ホルダに一個の角形様フォーカスコイルとソレノイド状
のトラッキング用コイルが設けられ、対物レンズホルダ
のフォーカス駆動点と重心が一致するように重量バラン
スがとられたアクチュエータと、 4本のワイヤで前記レンズホルダを取り付け、内周外周
を移動し、リニアモータで駆動され、駆動中心と2本ず
つのシャフトベアリング支持を移動方向の断面形状にお
いて結ぶ線上に駆動中心が設定されたキャリッジと、 前記リニアモータの駆動中心の高さと前記レンズホルダ
の重心位置が一致することを特徴とした薄型内周外周ア
クセス光ヘッド。 - 【請求項2】前記キャリジに取り付けられる45度ミラ
ーは略L字構造をしたものとし、L字の底辺に45度ミ
ラーを配置し、縦の部分に4ワイヤアクチュエータの4
本の支持バネを取り付けたことを特徴とした請求項1記
載の薄型内周外周アクセス光ヘッド。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131515A JP2762930B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 薄型内周外周アクセス光ヘッド |
US08/490,235 US5623372A (en) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | Thin type optical head |
FR9507076A FR2721133A1 (fr) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | Tête optique de type mince. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131515A JP2762930B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 薄型内周外周アクセス光ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087308A JPH087308A (ja) | 1996-01-12 |
JP2762930B2 true JP2762930B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=15059852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6131515A Expired - Lifetime JP2762930B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 薄型内周外周アクセス光ヘッド |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5623372A (ja) |
JP (1) | JP2762930B2 (ja) |
FR (1) | FR2721133A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5724337A (en) * | 1993-10-29 | 1998-03-03 | Tdk Corporation | Optical pickup with a compact design |
KR100277613B1 (ko) * | 1996-03-28 | 2001-03-02 | 니시무로 타이죠 | 대물렌즈구동장치 |
US5828501A (en) * | 1996-07-02 | 1998-10-27 | Barco Gerber Systems | Apparatus and method for positioning a lens to expand an optical beam of an imaging system |
DE19822256C2 (de) * | 1998-05-18 | 2002-07-11 | Zeiss Carl Jena Gmbh | Anordnung zur direkten Steuerung der Bewegung eines Zoomsystems in einem Stereomikroskop |
JP2951328B1 (ja) * | 1998-09-25 | 1999-09-20 | 三洋電機株式会社 | カートリッジに収納されたディスクの記録又は再生装置 |
JP2004280958A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Sony Corp | レンズ駆動装置、光学式ヘッド装置及び光学式ディスクドライブ装置 |
KR20050082602A (ko) * | 2004-02-19 | 2005-08-24 | 엘지전자 주식회사 | 복수의 렌즈가 구비된 광픽업 장치 |
US11294136B2 (en) | 2008-08-29 | 2022-04-05 | Corning Optical Communications LLC | High density and bandwidth fiber optic apparatuses and related equipment and methods |
US8452148B2 (en) | 2008-08-29 | 2013-05-28 | Corning Cable Systems Llc | Independently translatable modules and fiber optic equipment trays in fiber optic equipment |
AU2010263046B2 (en) | 2009-06-19 | 2015-07-23 | Corning Cable Systems Llc | High fiber optic cable packing density apparatus |
DE20160489T1 (de) | 2009-06-19 | 2024-06-20 | Corning Optical Communications LLC | Glasfaservorrichtungen mit hoher dichte und bandbreite und zugehörige ausrüstung und verfahren |
US9632270B2 (en) | 2010-04-30 | 2017-04-25 | Corning Optical Communications LLC | Fiber optic housings configured for tool-less assembly, and related components and methods |
US9720195B2 (en) | 2010-04-30 | 2017-08-01 | Corning Optical Communications LLC | Apparatuses and related components and methods for attachment and release of fiber optic housings to and from an equipment rack |
CN103415797B (zh) | 2011-02-02 | 2016-01-27 | 康宁光缆系统有限责任公司 | 适用于为设备机架中的光学底板建立光学连接的稠密光纤连接器总成及相关的连接器与缆线 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4504935A (en) * | 1983-02-14 | 1985-03-12 | U.S. Philips Corporation | Electrodynamic focus and radial slide drive for an optical disc system |
NL8402777A (nl) * | 1984-09-12 | 1986-04-01 | Philips Nv | Lensdrager ten behoeve van een electrodynamische inrichting voor het met een stralingsvlek inschrijven en/of aftasten van optische platen, alsmede een werkwijze voor het vervaardigen van een lensdrager. |
US4922477A (en) * | 1987-05-30 | 1990-05-01 | Nec Home Electronics Ltd. | Optical head unit |
US5319624A (en) * | 1989-06-13 | 1994-06-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electromagnetic actuator and optical disk apparatus incorporating the same |
US5150343A (en) * | 1989-07-19 | 1992-09-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Miniaturized low-power-consumption optical head provided with a state transformation mechanism |
US5124965A (en) * | 1989-09-28 | 1992-06-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical head supporting apparatus |
EP0473425B1 (en) * | 1990-08-29 | 1997-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc apparatus for optically processing information |
US5267229A (en) * | 1990-10-12 | 1993-11-30 | Olympus Optical Co., Ltd. | Optical element drive apparatus |
DE69126098T2 (de) * | 1990-11-14 | 1997-10-02 | Canon Kk | Treibervorrichtung einer Objektivlinse |
JPH05274686A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 光ディスク装置のアクセス機構 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP6131515A patent/JP2762930B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-06-14 FR FR9507076A patent/FR2721133A1/fr active Granted
- 1995-06-14 US US08/490,235 patent/US5623372A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2721133A1 (fr) | 1995-12-15 |
JPH087308A (ja) | 1996-01-12 |
US5623372A (en) | 1997-04-22 |
FR2721133B1 (ja) | 1997-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2762930B2 (ja) | 薄型内周外周アクセス光ヘッド | |
EP0553551B1 (en) | Optical disk apparatus having a reduced size | |
JP2800869B2 (ja) | フォーカス・アクチュエータ用の光学レンズのマウント・システム、及び該システムを適用した光ディスク・ドライブ・システム | |
CN101414468B (zh) | 光学拾取器和盘驱动装置 | |
JPH06349090A (ja) | 対物レンズアクチュエータ | |
JP3039617B2 (ja) | 傾き補正付きレンズアクチュエータ | |
JPS61258345A (ja) | 光ピツクアツプの対物レンズ支持駆動装置 | |
AU8320187A (en) | Spherical pivoting actuator for read/record head | |
JP3006813B2 (ja) | 光ヘッドの対物レンズアクチュエータ | |
JP2703947B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JPH1166773A (ja) | ディスク装置のヘッドアクチュエータ構造 | |
JP4056352B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
US6650508B2 (en) | Positioning mechanism for information storage apparatus and carriage | |
KR100548246B1 (ko) | 광디스크 드라이브의 렌즈 돌출형 액츄에이터 | |
JP3232879B2 (ja) | 光ピックアップ | |
JP4044258B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
KR20050100275A (ko) | 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 광 기록 및/또는재생기기 | |
JP2605126B2 (ja) | 光学ヘッド支持装置 | |
KR100234267B1 (ko) | 광픽업 조립체 | |
JP2891245B2 (ja) | 光ディスク装置及び光ディスク記録・再生方法 | |
EP2015297A2 (en) | Actuator means with a swivel arm arrangement for accessing moving storage media and disk drive unit comprising a respective actuator means | |
JPH04362534A (ja) | 光ピックアップ | |
JPH0836770A (ja) | 光学的情報記録読取装置における情報検出ヘッド駆動機構 | |
JPH01237937A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JPH064875A (ja) | 光ディスク装置並びに光学ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980224 |