JP2762053B2 - ロール生地の巻付け方法とその装置 - Google Patents

ロール生地の巻付け方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ロール生地の巻付け
方法及び装置に係り、詳しくは、機械成形によるロール
生地の巻付けにおいて、ロール生地の巻尻が中央に位置
した略卵形の美しいロール生地を安定して成形するため
のロール生地の巻付け方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】バターロールやクレセントロールのよう
に生地をロール状に巻付けてなる製品の成形には、手成
形とモルダーを使用する機械成形とがあり、手成形はベ
ンチタイムが終わった生地玉を手のひらで軽くつぶし、
次いでめん棒を使って平たくのばし、これを手前から巻
付けることにより成形するもので、機械成形に比し生地
の傷みが少ないという面から好ましいが、製品を量産す
る場合においては効率的な面で好ましくなく一般的に機
械成形により行われている。この機械成形は、例えば、
ベンチタイムが終わった生地玉を棒状に成形し、斜め上
下方向に配置された徐々に間隔が狭くなる複数の展圧ロ
ーラの間を通すことによって手成形と同様に平たくのば
し、平たくのばされた生地を、続いて上下に配置され互
いに進行方向が異なる巻付けコンベア間に送り込み自動
的に巻付けることにより、ロール状に巻かれた略卵形の
生地として成形するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この機械成形
においては、生地を展圧ローラに送り込む作業を、例え
ば、生地が展圧ローラへ正しく投入されるようにV字型
をした投入コンベアを用いて行っているのであるが、こ
の展圧ローラへの送り込み作業を単に生地を展圧ローラ
へと搬送しながら投入する投入コンベアによって直接行
っているものであるため、投入コンベアから離れて展圧
ローラへ投入巻込まれる際の生地の後端部が、展圧ロー
ラによる圧延変形に伴う生地中のガス抜け、生地表面の
状態(手粉や乾燥の有無)、醗酵による生地中の気泡の
位置等によって左右に振れ不安定な挙動を示すこととな
り、その結果、巻付けコンベアによってロール状に巻か
れて出てきた生地の後端部、すなわちロール生地の巻尻
は、中央に位置されず左右どちらかにずれたり(図7
(イ)参照)、搬送速度が不安定なためにロール生地が
急激に成形機に巻き込まれて、テーパ状のロール生地と
ならず幅の広い不格好なものとなったり(図7(ウ)参
照)してしまい、巻尻が中央に位置し美しい略卵形に巻
かれたロール生地(図7(ア)参照)を安定して得るの
が困難であった。そして、この場合の見栄えの悪いロー
ル生地の巻尻の中央への修正や成形作業は、人為的手段
に頼らざるを得ず、作業の効率、人員の確保、及び製品
の衛生の面で好ましくないものであった。本願発明は、
このような課題に対処しようとするものであり、以下に
記載の発明の完成によりその目的を達成することが出来
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、先端が太く
後端に向かうに従い細くなる略テーパ状をしたロール生
地を、展圧装置で平たく展延した後巻付け装置によって
先端部より巻付けることによって略卵形に成形してなる
ロール生地の巻付け方法において、該ロール生地の展圧
装置への送り込みに際し、該ロール生地の両側を途中よ
り徐々に挟んでいき該ロール生地の後端部が該展圧装置
に進入する直前まで挟んだまま中央に案内維持させるこ
とにより、略卵形に成形されたロール生地の巻付け後の
巻尻が幅方向の略中央に位置するようにしてなるもの、
もしくは、先端が太く後端に向かうに従い細くなる略テ
ーパ状をしたロール生地を、展圧ローラと巻付けコンベ
アとを有する成形機の展圧ローラで平たく展延した後巻
付けコンベアによって先端部より巻付けることによって
略卵形に成形してなるロール生地の巻付け方法におい
て、該ロール生地の成形機の展圧ローラへの送り込みに
際し、該ロール生地の両側を途中より徐々に挟んでいき
該ロール生地の後端部が該展圧ローラに進入する直前ま
で挟んだまま中央に案内維持させることにより、略卵形
に成形されたロール生地の巻付け後の巻尻が幅方向の略
中央に位置するようにしてなるものであるとともに、ロ
ール生地の後端部を両側から挟むように押さえ該後端部
がやや引っ張られるような状態をとるようにし、ロール
生地の後端部の送り込み速度が先端部の送り込み速度よ
りやや遅くなるようにすることにより、ロール生地の巻
付け後巻尻が常に中央に整頓されるとともに巻尻の形が
整形されるようにしてなるものでもある。
【0005】また、本願発明は、先端が太く後端に向か
うに従い細くなる略テーパ状をしたロール生地を平たく
展延する展圧装置と、該展圧装置により平たく展延され
たロール生地を先端部より巻付ける巻付け装置と、該展
圧装置に略テーパ状をしたロール生地を送り込む投入コ
ンベアと、該展圧装置と該投入コンベアとの間に配置さ
れる、ロール生地が通過するのに適した間隔を有して通
過路の両側に夫々位置された一対のアームと、該アーム
の端部に夫々取り付けられた回転ローラと、該一対の回
転ローラの間隔を両側より徐々に狭めるよう該アームを
可動させる駆動源を備えた中央案内維持装置とからな
り、ロール生地が投入コンベアにより回転ローラ間を通
過して展圧ローラに送り込まれるのに際し、アームが作
動して該回転ローラの間隔を徐々に狭めロール生地をそ
の途中より両側から挟んでいき、該ロール生地の後端部
を中央に案内維持しながら送り込むようにしてなるロー
ル生地の巻付け装置、もしくは、先端が太く後端に向か
うに従い細くなる略テーパ状をしたロール生地を平たく
展延する展圧ローラと平たく展延されたロール生地を先
端部より巻付けるよう成形する巻付けローラとを有する
成形機と、該成形機の展圧ローラにロール生地を送り込
む投入コンベアと、該成形機と該投入コンベアとの間に
配置される、ロール生地が通過するのに適した間隔を有
して通過路の両側に夫々配置された一対のアームと、該
アームの端部に夫々取り付けられた回転ローラと、該一
対の回転ローラの間隔を両側より徐々に狭めるよう該ア
ームを可動させる駆動源を備えた中央案内維持装置とか
らなり、ロール生地が投入コンベアにより回転ローラ間
を通過して整形機に送り込まれるのに際し、アームが作
動して該回転ローラの間隔を徐々に狭めロール生地をそ
の途中より両側から挟んでいき、該ロール生地の後端部
を中央に案内維持しながら送り込むようにしてなるロー
ル生地の巻付け装置であるとともに、必要に応じて、回
転ローラ間へのロール生地の通過を通過前に予め検知す
るセンサと、該センサの検知により駆動源を作動させる
タイミングをコントロールする制御部とを設けるように
したり、また、このセンサを、ロール生地の後端部を検
知するものとしたロール生地の巻付け装置でもある。
【0006】さらに、本願発明は、中央案内維持装置
を、展圧装置もしくは成形機に一体的に連設するように
してなるものでもあるとともに、回転ローラを、展圧装
置もしくは成形機の直前に位置させたり、回転ローラを
アームに対して自由回転するように取り付けてなるもの
としたロール生地の巻付け装置でもある。
【0007】尚、本願発明が対象とするロール生地と
は、ある程度の固さを有する生地を平たく展延した後そ
の一端から巻付けることにより成形する、バターロール
やクレセントロールに代表されるパン類(パイやディニ
ッシュも含む)の焼成前の生地に限定されるものではな
く、バッター状に近い緩い生地を焼成することによりあ
る程度の固さを有するようにしたものをその一端から巻
付けることにより成形する、ワッフルに代表されるパン
ケーキ類の焼成後の生地製品も含まれるものである。
【0008】
【作用】ロール生地の展圧装置または成形機の展圧ロー
ラへの送り込みに際し、ロール生地の両側を途中より回
転ローラによって徐々に挟んでいき該ロール生地の後端
部が展圧装置または成形機の展圧ローラに進入する直前
まで該後端部を該回転ローラによって略中央に案内維持
しておくようにすると、該後端部の位置が展圧装置また
は成形機の展圧ローラへの進入前にむやみに乱れること
がなくなり、しかも、ロール生地の後端部を回転ローラ
によって挟むように押さえて該ロール生地の後端部の送
り込み速度を先端部の送り込み速度よりやや遅くし、該
後端部がやや引っ張られるような形態をとるようにする
と、成形された該ロール生地の後端部が中央に案内維持
されるとともにその形状が整えられ、該後端部の形状が
不均一にばらつく恐れもなくなる(図5(ア)乃至
(ウ)参照)。
【0009】また、回転ローラ間へのロール生地の通過
を通過前に予め検知するセンサと、該センサの検知によ
り駆動源を作動させるタイミングをコントロールする制
御部とを設けると、投入コンベアによって展圧装置また
は成形機の展圧ローラに送り込まれるロール生地の投入
間隔にばらつきが生じても確実に検知しながらロール生
地の後端部の中央案内維持が行われるとともに、このセ
ンサをロール生地の後端部を検知するものとすると、ロ
ール生地の長さにばらつきがあっても後端部は常に同一
形態をとるように案内維持されることとなる。
【0010】さらに、回転ローラをアームに対して自由
回転するように取り付けると、ロール生地の回転ローラ
間の通過に伴って不要な抵抗を生じさせることなく円滑
な案内維持整形が行われる。
【0011】
【実施例】以下、本願発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。本願発明は、図1乃至図4に示すとおり、先
端が太く後端に向かうに従い細くなる略テーパ状をした
ロール生地(10)が通過するのに適した間隔を有して
両側に夫々配置された一対のアーム(5)と、該アーム
(5)の端部に夫々取り付けられた回転ローラ(6)
と、該回転ローラ(6)の間隔を両側より徐々に狭める
よう該アームを可動させる駆動源(7)とからなる中央
案内維持装置(1)を、ロール生地(10)を徐々に平
たく展圧した後先端部より巻付けるようにしてなる成形
機(2)と、該成形機(2)にロール生地(10)を送
り込む投入コンベア(3)との間に配置してなるロール
生地の巻付け装置であり、投入コンベア(3)によりロ
ール生地(10)が回転ローラ(6,6)間を通過し成
形機(2)に送り込まれるのに際し、アーム(5,5)
が作動して該回転ローラ(6,6)の間隔を徐々に狭め
ロール生地(10)の両側を途中より挟んでいき、該ロ
ール生地(10)の後端部(10a)を幅方向の略中央
に案内維持しながら成形機(2)へと送り込むことによ
り、巻付け後のロール生地(10)の巻尻が常に中央に
位置した美しい略卵形のロール巻き生地(A)を得るも
のである。この際、回転ローラ(6,6)によるロール
生地(10)の挟み込みを、ロール生地(10)の後端
部(10a)がやや引っ張られるような状態をとるよう
に両側から挟み込み、該ロール生地(10)の後端部
(10a)の送り込み速度が先端部の送り込み速度より
やや遅くなるようにしてもよい。
【0012】成形機(2)は、ロール生地(10)を徐
々に平たくのばす互いに対になった複数の展圧ローラ
(21a,21′a、21b,21′b、21c,2
1′c)からなる展圧ローラ群(21,21′)と、こ
れに続いてロール生地(10)をロール状に自動的に巻
付ける上下に夫々配置された互いに進行方向の異なる巻
付けコンベア(25a,25b)とからなるものであ
り、展圧ローラ(21,21′)は、ロール生地(1
0)の投入口(20)から斜め下方に向かって夫々配置
されるとともに、そのローラ間隔は進むにしたがい徐々
に狭くなるように設定され、一方、巻付けコンベア(2
5a,25b)は、斜め下方に向かって、かつ、進むに
したがい徐々にコンベア間隔が広がるように設けられて
おり、上方の巻付けコンベア(25a)は正方向(進行
方向)に、下方の巻付けコンベア(25b)は逆方向に
夫々移動するようになっている。これにより、展圧ロー
ラ(21,21′)間を通過してきたロール生地(1
0)の先端部が下方の巻付けコンベア(25b)に触れ
ると、その際の摩擦抵抗でロール生地(10)の先端部
が内側(逆方向)へ丸めこまれることにより巻付けが開
始され、後は徐々に間隔が広がるコンベア間にロール生
地(10)を転がすように自然落下させることで自動的
にロール生地(10)の巻付けが行われる。
【0013】また、投入コンベア(3)は、中央案内維
持装置(1)によるロール生地(10)の後端部(10
a)の中央案内維持をより行いやすくするために、成形
機投入前のロール生地(10)が大まかに中央に位置す
るようにV字型をしたものとなっている。
【0014】アーム(5,5)は、回転ローラ(6,
6)間へのロール生地(10)の通過を予め検知するた
めに設けられたセンサ(11)と、該センサ(11)の
検知により駆動源(7)を作動させるタンミングをコン
トロールする制御部(12)により、ロール生地(1
0)の通過に対応して間隔が徐々に狭められるようにな
っている。尚、センサは、ロール生地(10)の長さが
不均一な場合でも巻付け後の巻尻の形状が一定となるよ
うにするために、ロール生地(10)の後端部(10
a)を検知するものとするとよい。これにより、ロール
生地(10)の長さがまちまちで一定しない場合におい
ても、回転ローラ(6,6)による中央案内維持成形は
その後端部から一定した位置より常に行われることとな
る。
【0015】回転ローラ(6,6)は、成形機(2)の
投入口(20)側展圧ローラ(21a,21′a)の直
前に位置され、ロール生地(10)の展圧ローラ(2
1,21′)間への投入ぎりぎりまでロール生地(1
0)の後端部(10a)を挟むようにして中央に案内維
持するものであり、該ロール生地(10)の通過を円滑
に行うためにロール生地(10)の通過に伴って自由回
転するようにアーム(5,5)に夫々取り付けられてい
る。また、この際、回転ローラ(6,6)を整形機
(2)の投入口(20)側展圧ローラ(21a,21′
a)の直前に位置させるために、中央案内維持装置
(1)と整形機(2)とを一体的に構成するようにして
も良い。
【0016】以上のように構成した本願発明を用いてロ
ール生地の巻付けを行ったものと、従来技術(機械成
形)によりロール生地の巻付けを行ったものとを比較し
た結果を表1に示す。測定方法は、ロール生地100個
の流量に対し、巻尻が中央に位置していない生地の数を
測定したものである。
【0017】
【表1】
【0018】尚、上記実施例においては、中央案内維持
装置を投入コンベアと成形機との間に配置してなるもの
について説明したが、本願発明はこれに限らず、上記成
形機を展圧装置と巻付け装置を組み合わせてなるものに
置き換え、中央案内維持装置を投入コンベアと展圧装置
との間に配置してなるものにおいても同様になし得るも
のであり、これらも本願発明の一実施例に含まれるもの
であることは言うまでもない。
【0019】
【効果】以上のように本願発明によれば、ロール生地が
投入コンベアから成形機又は展圧装置へ投入され、成形
機の展圧ローラ又は展圧装置に巻込まれる際に、生地の
後端部が左右に振れ不安定な挙動を示すこととなること
を防止し、巻尻が中央に位置し美しい略卵形に巻かれた
ロール巻き生地を安定して得ることができる。しかも、
これらの作業は機械的に行われるので、作業の効率、専
属人員の不要、及び製品の衛生の面でとても好ましいも
のといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を示す斜視図。
【図2】本願発明の中央案内維持装置の構造を説明する
側面図。
【図3】本願発明の中央案内維持装置の構造を説明する
正面図。
【図4】本願発明の中央案内維持装置の構造を説明する
平面図。
【図5】(ア)乃至(ウ)本願発明の中央案内維持装置
の作用を順次説明する平面概略図。
【図6】本願発明を示す側面概略図。
【図7】(ア)巻尻が中央に位置された巻付け後のロー
ル生地を示す説明図、(イ)巻尻が横にずれた巻付け後
のロール生地を示す説明図、(ウ)巻尻が変形した巻付
け後のロール生地を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・中央案内維持装置 2・・・整形機 3・・・投入コンベア 5・・・アーム 6・・・回転ローラ 7・・・駆動源 10・・・ロール生地 11・・・センサ 12・・・制御部 20・・・投入口 21,21′・・・展圧ローラ 25a,25b・・巻付けコンベア

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が太く後端に向かうに従い細くなる
    略テーパ状をしたロール生地を、展圧装置で平たく展延
    した後巻付け装置によって先端部から巻付けることによ
    って略卵形に成形してなるロール生地の巻付け方法にお
    いて、該ロール生地の展圧装置への送り込みに際し、該
    ロール生地の両側を途中より徐々に挟んでいき、該ロー
    ル生地の後端部を幅方向の略中央に案内維持しながら展
    圧装置へと送り込むことにより、略卵形に成形されたロ
    ール生地の巻付け後の巻尻が幅方向の略中央に位置する
    ようにしてなることを特徴とするロール生地の巻付け方
    法。
  2. 【請求項2】 先端が太く後端に向かうに従い細くなる
    略テーパ状をしたロール生地を、展圧ローラと巻付けコ
    ンベアとを有する成形機で平たく展延した後先端部から
    巻付けることによって略卵形に成形してなるロール生地
    の巻付け方法において、該ロール生地の成形機への送り
    込みに際し、該ロール生地の両側を途中より徐々に挟ん
    でいき、該ロール生地の後端部を幅方向の略中央に案内
    維持しながら展圧装置へと送り込むことにより、略卵形
    に成形されたロール生地の巻付け後の巻尻が幅方向の略
    中央に位置するようにしてなることを特徴とするロール
    生地の巻付け方法。
  3. 【請求項3】 ロール生地の後端部がやや引っ張られる
    ような状態をとるように両側から挟み込み、該ロール生
    地の後端部の送り込み速度が先端部の送り込み速度より
    やや遅くなるようにしてなることを特徴とする請求項1
    または2に記載のロール生地の巻付け方法。
  4. 【請求項4】 先端が太く後端に向かうに従い細くなる
    略テーパ状をしたロール生地を平たく展延する展圧装置
    と、該展圧装置により平たく展延されたロール生地を先
    端部より巻付ける巻付け装置と、該展圧装置に略テーパ
    状をしたロール生地を送り込む投入コンベアと、該展圧
    装置と該投入コンベアとの間に配置される、ロール生地
    が通過するのに適した間隔を有して通過路の両側に夫々
    位置された一対のアームと、該アームの端部に夫々取り
    付けられた回転ローラと、該一対の回転ローラの間隔を
    両側より徐々に狭めるよう該アームを可動させる駆動源
    を備えた中央案内維持装置とからなり、ロール生地が投
    入コンベアにより回転ローラ間を通過して展圧ローラに
    送り込まれるのに際し、アームが作動して該回転ローラ
    の間隔を徐々に狭めロール生地の両側を途中より挟んで
    いき、該ロール生地の後端部を中央に案内維持しながら
    展圧装置へ送り込むようにしてなることを特徴とするロ
    ール生地の巻付け装置。
  5. 【請求項5】 先端が太く後端に向かうに従い細くなる
    略テーパ状をしたロール生地を平たく展延する展圧ロー
    ラと先端部から巻付けるよう成形する巻付けコンベアと
    を有する成形機と、該成形機にロール生地を送り込む投
    入コンベアと、該成形機と該投入コンベアとの間に配置
    される、ロール生地が通過するのに適した間隔を有して
    通過路の両側に夫々位置された一対のアームと、該アー
    ムの端部に夫々取り付けられた回転ローラと、該一対の
    回転ローラの間隔を両側より徐々に狭めるよう該アーム
    を可動させる駆動源を備えた中央案内維持装置とからな
    り、ロール生地が投入コンベアにより回転ローラ間を通
    過して成形機に送り込まれるのに際し、アームが作動し
    て該回転ローラの間隔を徐々に狭めロール生地の両側を
    途中より挟んでいき、該ロール生地の後端部を中央に案
    内維持しながら成形機へ送り込むようにしてなることを
    特徴とするロール生地の巻付け装置。
  6. 【請求項6】 回転ローラ間へのロール生地の通過を通
    過前に予め検知するセンサと、該センサの検知により駆
    動源を作動させるタイミングをコントロールする制御部
    とが設けられてなることを特徴とする請求項4または5
    に記載のロール生地の巻付け装置。
  7. 【請求項7】 センサは、ロール生地の後端部を検知す
    るものであることを特徴とする請求項6に記載のロール
    生地の巻付け装置。
  8. 【請求項8】 中央案内維持装置は、展圧装置もしくは
    成形機に一体的に連設されてなることを特徴とする請求
    項4乃至7のいづれかに記載のロール生地の巻付け装
    置。
  9. 【請求項9】 回転ローラは、展圧装置もしくは成形機
    の直前に配置されてなることを特徴とする請求項4乃至
    8のいずれかに記載のロール生地の巻付け装置。
  10. 【請求項10】 回転ローラは、アームに対して自由回
    転するように取り付けられてなることを特徴とする請求
    項4乃至9のいずれかに記載のロール生地の巻付け装
    置。
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