JP2761996B2 - 床面穿孔装置 - Google Patents
床面穿孔装置Info
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- JP2761996B2 JP2761996B2 JP7368692A JP7368692A JP2761996B2 JP 2761996 B2 JP2761996 B2 JP 2761996B2 JP 7368692 A JP7368692 A JP 7368692A JP 7368692 A JP7368692 A JP 7368692A JP 2761996 B2 JP2761996 B2 JP 2761996B2
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- drills
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート製の床面
にラックなどの据付け物をアンカーボルトで固定設置す
る場合に、当該アンカーボルトを固定するための垂直な
2つの孔を前記床面に穿設するために活用することの出
来る床面穿孔装置に関するものである。
にラックなどの据付け物をアンカーボルトで固定設置す
る場合に、当該アンカーボルトを固定するための垂直な
2つの孔を前記床面に穿設するために活用することの出
来る床面穿孔装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】コンクリート製床面にア
ンカーボルト用の孔を穿設する場合、振動ドリルなどの
穿孔用ドリルを作業者が手持ち操作して穿孔するのが一
般的であった。このような従来の穿孔作業方法では、熟
練した作業者が必要であるだけでなく、1つの穿孔に多
大の労力を要する欠点があった。また、孔の垂直度や深
さにバラツキも生じ易い。特に、ラックの支柱下端のベ
ースプレートを据付ける場合のように、小間隔を隔てて
2つのアンカーボルト用孔を穿設しなければならない場
合、1人の作業者が2つの孔を各別に穿設しなければな
らないので、能率が悪いばかりでなく、2つの孔間の間
隔や垂直平行度の精度を高く維持することも困難であっ
た。
ンカーボルト用の孔を穿設する場合、振動ドリルなどの
穿孔用ドリルを作業者が手持ち操作して穿孔するのが一
般的であった。このような従来の穿孔作業方法では、熟
練した作業者が必要であるだけでなく、1つの穿孔に多
大の労力を要する欠点があった。また、孔の垂直度や深
さにバラツキも生じ易い。特に、ラックの支柱下端のベ
ースプレートを据付ける場合のように、小間隔を隔てて
2つのアンカーボルト用孔を穿設しなければならない場
合、1人の作業者が2つの孔を各別に穿設しなければな
らないので、能率が悪いばかりでなく、2つの孔間の間
隔や垂直平行度の精度を高く維持することも困難であっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の床面穿孔装置は、床面上で移動可能な基台1に当
該基台を床面上に固定するバキュームパッド3,4を設
け、前記基台1上には、左右一対の穿孔用ドリル6,7
を昇降自在に支持させると共に、当該両穿孔用ドリルを
昇降させる昇降駆動手段9を設けて成る床面穿孔装置で
あって、前記両穿孔用ドリル6,7の刃体6a,7aが
昇降する開口部35a,35bを有するガイド枠34を
床面に接近させて前記基台1に支持させ、このガイド枠
34の前記開口部周辺に、前記両穿孔用ドリル6,7の
刃体軸心相当位置を結ぶ横方向水平仮想線39上の少な
くとも2箇所と、前記両穿孔用ドリル6,7の刃体軸心
相当位置間の中央を通り且つ前記横方向水平仮想線39
に対し直交する縦方向水平仮想線41上の少なくとも2
箇所とに合致し且つ、床面上に印された十字罫書き線L
1,L2と位置合わせすることの出来る位置合わせ用印
し部40a〜40d,42a,42bを形成した点に特
徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の床面穿孔装置は、床面上で移動可能な基台1に当
該基台を床面上に固定するバキュームパッド3,4を設
け、前記基台1上には、左右一対の穿孔用ドリル6,7
を昇降自在に支持させると共に、当該両穿孔用ドリルを
昇降させる昇降駆動手段9を設けて成る床面穿孔装置で
あって、前記両穿孔用ドリル6,7の刃体6a,7aが
昇降する開口部35a,35bを有するガイド枠34を
床面に接近させて前記基台1に支持させ、このガイド枠
34の前記開口部周辺に、前記両穿孔用ドリル6,7の
刃体軸心相当位置を結ぶ横方向水平仮想線39上の少な
くとも2箇所と、前記両穿孔用ドリル6,7の刃体軸心
相当位置間の中央を通り且つ前記横方向水平仮想線39
に対し直交する縦方向水平仮想線41上の少なくとも2
箇所とに合致し且つ、床面上に印された十字罫書き線L
1,L2と位置合わせすることの出来る位置合わせ用印
し部40a〜40d,42a,42bを形成した点に特
徴を有する。
【0004】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1〜図4において、1は平面形状
が矩形枠状の基台であって、その四隅外側に接地移動手
段2が付設されている。3,4は矩形状のバキュームパ
ッドであって、前記基台1の左右両端(長さ方向の両
端)底部に付設されている。5a,5bは前記基台1上
の台部1a,1bに立設された左右一対の垂直支柱であ
って、これら両支柱5a,5bに、左右一対の穿孔用ド
リル6,7を支持するフレーム8が昇降自在に支持され
ている。9は前記昇降フレーム8の昇降駆動手段であっ
て、前記両支柱5の上端間に架設された上部固定フレー
ム10に取付けられた油圧シリンダー11から成り、そ
のピストンロッド11aの下端が前記昇降フレーム8に
連結されている。
づいて説明すると、図1〜図4において、1は平面形状
が矩形枠状の基台であって、その四隅外側に接地移動手
段2が付設されている。3,4は矩形状のバキュームパ
ッドであって、前記基台1の左右両端(長さ方向の両
端)底部に付設されている。5a,5bは前記基台1上
の台部1a,1bに立設された左右一対の垂直支柱であ
って、これら両支柱5a,5bに、左右一対の穿孔用ド
リル6,7を支持するフレーム8が昇降自在に支持され
ている。9は前記昇降フレーム8の昇降駆動手段であっ
て、前記両支柱5の上端間に架設された上部固定フレー
ム10に取付けられた油圧シリンダー11から成り、そ
のピストンロッド11aの下端が前記昇降フレーム8に
連結されている。
【0005】前記接地移動手段2は、回転自在な接地球
体12が下端に遊嵌支持された昇降自在な可動体13
を、図示の下降限までエアーシリンダー14により強制
下降し得るように構成したものであって、前記可動体1
3が下降限まで強制下降せしめられた状態では、前記バ
キュームパッド3,4が床面上から浮上し、基台1の四
隅が前記接地球体12により自由移動可能に支持され、
前記エアーシリンダー14を開放させることにより、可
動体13(接地球体12)が相対的に上昇しながら基台
1が重力で下降してバキュームパッド3,4が接地す
る。なお、バキュームパッド3,4を接地させるために
前記可動体13(接地球体12)を前記エアーシリンダ
ー14により強制的に上昇させても良い。また、前記接
地球体12に代えて自在車輪(キャスター)を取付ける
ことも出来る。
体12が下端に遊嵌支持された昇降自在な可動体13
を、図示の下降限までエアーシリンダー14により強制
下降し得るように構成したものであって、前記可動体1
3が下降限まで強制下降せしめられた状態では、前記バ
キュームパッド3,4が床面上から浮上し、基台1の四
隅が前記接地球体12により自由移動可能に支持され、
前記エアーシリンダー14を開放させることにより、可
動体13(接地球体12)が相対的に上昇しながら基台
1が重力で下降してバキュームパッド3,4が接地す
る。なお、バキュームパッド3,4を接地させるために
前記可動体13(接地球体12)を前記エアーシリンダ
ー14により強制的に上昇させても良い。また、前記接
地球体12に代えて自在車輪(キャスター)を取付ける
ことも出来る。
【0006】前記バキュームパッド3,4は、図示省略
しているが矩形枠状の接地面にゴムなどの弾性気密材が
付設されたものであって、各々に、真空ポンプの吸気口
に接続される抜気用パイプ15が接続されている。
しているが矩形枠状の接地面にゴムなどの弾性気密材が
付設されたものであって、各々に、真空ポンプの吸気口
に接続される抜気用パイプ15が接続されている。
【0007】前記左右一対の穿孔用ドリル6,7は、昇
降フレーム8の前面に付設された上下一対のガイドレー
ル16,17間に左右横動自在に支持され且つ移動手段
18により互いに連動させて接近離間移動せしめること
の出来る左右一対のドリル台19,20に取付けられて
おり、前記移動手段18は、前記両ドリル台19,20
に螺合貫通する互いに逆ねじの螺軸部21a,21bを
有し且つ両端が前記昇降フレーム8に支承された螺軸2
2と、この螺軸22の一端に取付けられた回転操作用ハ
ンドル23とから構成されている。なお、図3および図
5に示すように、各ドリル台19,20は、これら各ド
リル台19,20に対応して昇降フレーム8に設けられ
た各上下2段の長孔24を貫通するボルト25と当て板
26とにより、昇降フレーム8に締結固定することが出
来る。
降フレーム8の前面に付設された上下一対のガイドレー
ル16,17間に左右横動自在に支持され且つ移動手段
18により互いに連動させて接近離間移動せしめること
の出来る左右一対のドリル台19,20に取付けられて
おり、前記移動手段18は、前記両ドリル台19,20
に螺合貫通する互いに逆ねじの螺軸部21a,21bを
有し且つ両端が前記昇降フレーム8に支承された螺軸2
2と、この螺軸22の一端に取付けられた回転操作用ハ
ンドル23とから構成されている。なお、図3および図
5に示すように、各ドリル台19,20は、これら各ド
リル台19,20に対応して昇降フレーム8に設けられ
た各上下2段の長孔24を貫通するボルト25と当て板
26とにより、昇降フレーム8に締結固定することが出
来る。
【0008】27a,27bは昇降フレーム8の左右両
端に付設された被当接部材28a,28bを受け止める
左右一対のストッパーであって、前記基台1上の台部1
a,1bに付設された支持板29を挟む一対のナット3
0を介して高さ調整自在に取付けられた垂直のボルトか
ら構成され、昇降フレーム8が下降して前記被当接部材
28a,28bが前記ストッパー27a,27bに受け
止められたとき、一方のストッパー27aのボルト頭部
下側に固着されたプレート31を検出する検出器(リミ
ットスイッチ)32が被当接部材28aの側面に取付け
られている。
端に付設された被当接部材28a,28bを受け止める
左右一対のストッパーであって、前記基台1上の台部1
a,1bに付設された支持板29を挟む一対のナット3
0を介して高さ調整自在に取付けられた垂直のボルトか
ら構成され、昇降フレーム8が下降して前記被当接部材
28a,28bが前記ストッパー27a,27bに受け
止められたとき、一方のストッパー27aのボルト頭部
下側に固着されたプレート31を検出する検出器(リミ
ットスイッチ)32が被当接部材28aの側面に取付け
られている。
【0009】34はガイド枠であって、図1−Bによく
示されるように、穿孔用ドリル6,7の刃体6a,7a
が各別に貫通昇降する2つの矩形状開口部35a,35
bを形成する底板部36と、この底板部36の四辺から
立ち上がる側壁部37と、長辺に沿った両側壁部37か
ら水平外方に折曲連設された水平フランジ部38とから
成り、当該両水平フランジ部38が基台1の長辺方向に
沿った側枠1c上に乗るように、基台1の両バキューム
パッド3,4間に昇降自在に嵌合支持されている。
示されるように、穿孔用ドリル6,7の刃体6a,7a
が各別に貫通昇降する2つの矩形状開口部35a,35
bを形成する底板部36と、この底板部36の四辺から
立ち上がる側壁部37と、長辺に沿った両側壁部37か
ら水平外方に折曲連設された水平フランジ部38とから
成り、当該両水平フランジ部38が基台1の長辺方向に
沿った側枠1c上に乗るように、基台1の両バキューム
パッド3,4間に昇降自在に嵌合支持されている。
【0010】前記ガイド枠34の底板部36における開
口部35a,35bの周辺には、前記両穿孔用ドリル
6,7の刃体軸心相当位置を結ぶ横方向水平仮想線39
上に頂点が位置するV形切り込みから成る4つの位置合
わせ用印し部40a〜40dと、前記両穿孔用ドリル
6,7の刃体軸心相当位置間の中央を通り且つ前記横方
向水平仮想線39に対し直交する縦方向水平仮想線41
上に頂点が位置する四角形切り欠き孔から成る2つの位
置合わせ用印し部42a,42bとが形成され、更に、
前記両方向水平仮想線39,41の交叉点上に位置する
貫通窓43が形成されている。なお、前記両方向の仮想
線39,41の内、底板部36上を通る部分は当該底板
部36上にガイド線として表示されている。
口部35a,35bの周辺には、前記両穿孔用ドリル
6,7の刃体軸心相当位置を結ぶ横方向水平仮想線39
上に頂点が位置するV形切り込みから成る4つの位置合
わせ用印し部40a〜40dと、前記両穿孔用ドリル
6,7の刃体軸心相当位置間の中央を通り且つ前記横方
向水平仮想線39に対し直交する縦方向水平仮想線41
上に頂点が位置する四角形切り欠き孔から成る2つの位
置合わせ用印し部42a,42bとが形成され、更に、
前記両方向水平仮想線39,41の交叉点上に位置する
貫通窓43が形成されている。なお、前記両方向の仮想
線39,41の内、底板部36上を通る部分は当該底板
部36上にガイド線として表示されている。
【0011】なお、両開口部35a,35b間にも底板
部、すなわち枠部材36aが存在するので、この枠部材
36aを利用して、四角形切り欠き孔から成る位置合わ
せ用印し部42a,42bと貫通窓43とを形成すると
共に、前記縦方向水平仮想線41の略全長をガイド線と
して表示しているが、両開口部35a,35bに代え
て、これら両開口部35a,35bをつないだ大きさの
1つの横長矩形状の開口部が設けられるときは、当該開
口部の各辺中央にのみV形切り込みから成る位置合わせ
用印し部が設けられることになる。また、前記貫通窓4
3を設けることが出来るならば、当該貫通窓43を、各
頂点が両水平仮想線39,41上に位置する四角形とす
ることにより、位置合わせ用印し部40b,40cを省
略することも出来る。
部、すなわち枠部材36aが存在するので、この枠部材
36aを利用して、四角形切り欠き孔から成る位置合わ
せ用印し部42a,42bと貫通窓43とを形成すると
共に、前記縦方向水平仮想線41の略全長をガイド線と
して表示しているが、両開口部35a,35bに代え
て、これら両開口部35a,35bをつないだ大きさの
1つの横長矩形状の開口部が設けられるときは、当該開
口部の各辺中央にのみV形切り込みから成る位置合わせ
用印し部が設けられることになる。また、前記貫通窓4
3を設けることが出来るならば、当該貫通窓43を、各
頂点が両水平仮想線39,41上に位置する四角形とす
ることにより、位置合わせ用印し部40b,40cを省
略することも出来る。
【0012】使用に際しては、穿孔用ドリル6,7に穿
孔用刃体6a,7aを取付けると共に、ドリル固定用ボ
ルト25を弛めた状態で、ハンドル23により螺軸22
を回転させて両ドリル台19,20を互いに接近または
離間移動させ、両刃体6a,7a間の間隔が所定の孔ピ
ッチとなるように、両穿孔用ドリル6,7の間隔を調整
する。このとき前記両刃体6a,7aは、前記ガイド枠
34における縦方向水平仮想線41から等距離の位置を
保ち、且つ前記横方向水平仮想線39上を横動する。間
隔調整後は、ボルト25を締め込んで当て板26により
両ドリル台19,20(穿孔用ドリル6,7)を昇降フ
レーム8に固定する。
孔用刃体6a,7aを取付けると共に、ドリル固定用ボ
ルト25を弛めた状態で、ハンドル23により螺軸22
を回転させて両ドリル台19,20を互いに接近または
離間移動させ、両刃体6a,7a間の間隔が所定の孔ピ
ッチとなるように、両穿孔用ドリル6,7の間隔を調整
する。このとき前記両刃体6a,7aは、前記ガイド枠
34における縦方向水平仮想線41から等距離の位置を
保ち、且つ前記横方向水平仮想線39上を横動する。間
隔調整後は、ボルト25を締め込んで当て板26により
両ドリル台19,20(穿孔用ドリル6,7)を昇降フ
レーム8に固定する。
【0013】次に、四隅の接地移動手段2の接地球体1
2を床面33上で転動させて、基台1を穿孔作業場所ま
で手押し移動させる。このとき図2に示すように、ガイ
ド枠34は床面33から若干浮上したレベルで支持され
ている。穿孔作業場所では、図1−Bに示すように2つ
のアンカーボルト用穿孔位置H1,H2を通る横罫書き
線L1と、両穿孔位置H1,H2間の中央、すなわちラ
ック支柱中心を通り且つ前記横罫書き線L1に直交する
縦罫書き線L2とから成る十字罫書き線が墨などにより
印されている。
2を床面33上で転動させて、基台1を穿孔作業場所ま
で手押し移動させる。このとき図2に示すように、ガイ
ド枠34は床面33から若干浮上したレベルで支持され
ている。穿孔作業場所では、図1−Bに示すように2つ
のアンカーボルト用穿孔位置H1,H2を通る横罫書き
線L1と、両穿孔位置H1,H2間の中央、すなわちラ
ック支柱中心を通り且つ前記横罫書き線L1に直交する
縦罫書き線L2とから成る十字罫書き線が墨などにより
印されている。
【0014】前記十字罫書き線L1,L2の真上にガイ
ド枠34が位置したならば、当該ガイド枠34を略真上
から見て、前記十字罫書き線L1,L2の交叉点Cがガ
イド枠34の貫通窓43内に入るように基台1の位置を
調整し、そして横罫書き線L1の真上に各位置合わせ用
印し部40a〜40dのV形頂点が位置し且つ縦罫書き
線L2の真上に両位置合わせ用印し部42a,42bの
四角形頂点が位置するように、基台1を回転させてその
向きを微調整する。係る状態で、四隅の接地移動手段2
におけるエアーシリンダー14を開放して基台1を重力
で下降させ、両バキュームパッド3,4を接地させる。
このとき、図6および図7に示すようにガイド枠34が
床面33上に乗り、この後の基台1の下降に伴い当該基
台1に対し相対的に若干上昇する。そして抜気用パイプ
15に接続されている真空ポンプを作動させ、バキュー
ムパッド3,4を床面33上に吸着させることにより基
台1を床面33上の所定位置に固定する。
ド枠34が位置したならば、当該ガイド枠34を略真上
から見て、前記十字罫書き線L1,L2の交叉点Cがガ
イド枠34の貫通窓43内に入るように基台1の位置を
調整し、そして横罫書き線L1の真上に各位置合わせ用
印し部40a〜40dのV形頂点が位置し且つ縦罫書き
線L2の真上に両位置合わせ用印し部42a,42bの
四角形頂点が位置するように、基台1を回転させてその
向きを微調整する。係る状態で、四隅の接地移動手段2
におけるエアーシリンダー14を開放して基台1を重力
で下降させ、両バキュームパッド3,4を接地させる。
このとき、図6および図7に示すようにガイド枠34が
床面33上に乗り、この後の基台1の下降に伴い当該基
台1に対し相対的に若干上昇する。そして抜気用パイプ
15に接続されている真空ポンプを作動させ、バキュー
ムパッド3,4を床面33上に吸着させることにより基
台1を床面33上の所定位置に固定する。
【0015】上記の床面33上の十字罫書き線L1,L
2とガイド枠34とを利用した基台1の位置合わせと、
バキュームパッド3,4による基台1の固定とにより、
予め間隔調整された両穿孔用ドリル6,7の刃体6a,
7aは、前記横罫書き線L1上の穿孔位置H1,H2の
真上に位置することになる。勿論、両穿孔用ドリル6,
7の間隔調整を、基台1の位置合わせと固定操作の後に
行っても良い。
2とガイド枠34とを利用した基台1の位置合わせと、
バキュームパッド3,4による基台1の固定とにより、
予め間隔調整された両穿孔用ドリル6,7の刃体6a,
7aは、前記横罫書き線L1上の穿孔位置H1,H2の
真上に位置することになる。勿論、両穿孔用ドリル6,
7の間隔調整を、基台1の位置合わせと固定操作の後に
行っても良い。
【0016】図6に示すように基台1の固定が完了すれ
ば、両穿孔用ドリル6,7を作動させて各刃体6a,7
aを回転させながら、昇降駆動手段9の油圧シリンダー
11aにより昇降フレーム8(両穿孔用ドリル6,7)
を下降させることにより、ガイド枠34の各開口部35
a,35b内を回転しながら下降する両刃体6a,7a
により床面33上の穿孔位置H1,H2に穿孔すること
が出来る。昇降フレーム8(両穿孔用ドリル6,7)の
下降により両刃体6a,7aによる穿孔深さが所定量に
達したとき、昇降フレーム8の被当接部材28a,28
bが基台1側のストッパー27a,27bに受け止めら
れる。このとき検出器32がストッパー27a側のプレ
ート31を検出するので、この検出信号により、昇降駆
動手段9(油圧シリンダー11a)による昇降フレーム
8(両穿孔用ドリル6,7)の下降駆動を停止させ、続
いて昇降駆動手段9(油圧シリンダー11a)により昇
降フレーム8(両穿孔用ドリル6,7)を上昇させて、
両刃体6a,7aを床面33上に抜出させることによ
り、穿孔作業が終了する。
ば、両穿孔用ドリル6,7を作動させて各刃体6a,7
aを回転させながら、昇降駆動手段9の油圧シリンダー
11aにより昇降フレーム8(両穿孔用ドリル6,7)
を下降させることにより、ガイド枠34の各開口部35
a,35b内を回転しながら下降する両刃体6a,7a
により床面33上の穿孔位置H1,H2に穿孔すること
が出来る。昇降フレーム8(両穿孔用ドリル6,7)の
下降により両刃体6a,7aによる穿孔深さが所定量に
達したとき、昇降フレーム8の被当接部材28a,28
bが基台1側のストッパー27a,27bに受け止めら
れる。このとき検出器32がストッパー27a側のプレ
ート31を検出するので、この検出信号により、昇降駆
動手段9(油圧シリンダー11a)による昇降フレーム
8(両穿孔用ドリル6,7)の下降駆動を停止させ、続
いて昇降駆動手段9(油圧シリンダー11a)により昇
降フレーム8(両穿孔用ドリル6,7)を上昇させて、
両刃体6a,7aを床面33上に抜出させることによ
り、穿孔作業が終了する。
【0017】この後、バキュームパッド3,4を開放さ
せて床面33に対する吸着固定作用を終了させると共
に、各接地移動手段2における可動体13をエアーシリ
ンダー14により下降限まで下降させ、各接地球体12
を接地させると共に基台1(バキュームパッド3,4)
を床面33上から浮上させれば、前記のように基台1を
次の穿孔作業位置へ手押し移動させることが出来る。
せて床面33に対する吸着固定作用を終了させると共
に、各接地移動手段2における可動体13をエアーシリ
ンダー14により下降限まで下降させ、各接地球体12
を接地させると共に基台1(バキュームパッド3,4)
を床面33上から浮上させれば、前記のように基台1を
次の穿孔作業位置へ手押し移動させることが出来る。
【0018】なお、油圧シリンダー11aに、例えば上
部固定フレーム10上に搭載した空圧油圧変換装置から
の油圧を供給するようにすれば、接地移動手段2のエア
ーシリンダー14に空圧を供給するエアーコンプレッサ
ーをそのまま活用して、穿孔用ドリル6,7の昇降駆動
を行わせることが出来る。換言すれば、バキュームパッ
ド3,4に接続される真空ポンプと前記エアーコンプレ
ッサーとを搭載した台車を併用すれば良く、油圧ポンプ
や油タンクを前記台車に搭載しなくて済む。また、前記
エアーコンプレッサーなどから供給されるエアーを前記
バキュームパッド3,4の抜気用パイプ15を利用し
て、または専用のエアー吐出パイプを利用して、床面3
3上のバキュームパッド3,4の吸着領域に吐出させ、
当該床面33上を清掃するようにすれば、バキュームパ
ッド3,4による基台1の吸着固定作用を確実に行わせ
ることが出来る。
部固定フレーム10上に搭載した空圧油圧変換装置から
の油圧を供給するようにすれば、接地移動手段2のエア
ーシリンダー14に空圧を供給するエアーコンプレッサ
ーをそのまま活用して、穿孔用ドリル6,7の昇降駆動
を行わせることが出来る。換言すれば、バキュームパッ
ド3,4に接続される真空ポンプと前記エアーコンプレ
ッサーとを搭載した台車を併用すれば良く、油圧ポンプ
や油タンクを前記台車に搭載しなくて済む。また、前記
エアーコンプレッサーなどから供給されるエアーを前記
バキュームパッド3,4の抜気用パイプ15を利用し
て、または専用のエアー吐出パイプを利用して、床面3
3上のバキュームパッド3,4の吸着領域に吐出させ、
当該床面33上を清掃するようにすれば、バキュームパ
ッド3,4による基台1の吸着固定作用を確実に行わせ
ることが出来る。
【0019】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の床面穿孔
装置によれば、基台を所定位置まで移動させた後、バキ
ュームパッドにより基台を床面上所定位置に吸着固定
し、係る状態で昇降自在な2つの穿孔用ドリルを作動さ
せると共に昇降駆動手段により下降させることによっ
て、当該両穿孔用ドリルの刃体により床面上所定位置に
2つのアンカーボルト用孔を垂直に自動穿孔することが
出来る。従って、作業者が直接穿孔用ドリルを手持ち操
作しなければならない場合と比較して、作業者の労力負
担が大幅に軽減され、しかも特別な技術を必要とするこ
となく簡単容易且つ能率的に2つのアンカーボルト用孔
を高精度に穿孔することが出来る。
装置によれば、基台を所定位置まで移動させた後、バキ
ュームパッドにより基台を床面上所定位置に吸着固定
し、係る状態で昇降自在な2つの穿孔用ドリルを作動さ
せると共に昇降駆動手段により下降させることによっ
て、当該両穿孔用ドリルの刃体により床面上所定位置に
2つのアンカーボルト用孔を垂直に自動穿孔することが
出来る。従って、作業者が直接穿孔用ドリルを手持ち操
作しなければならない場合と比較して、作業者の労力負
担が大幅に軽減され、しかも特別な技術を必要とするこ
となく簡単容易且つ能率的に2つのアンカーボルト用孔
を高精度に穿孔することが出来る。
【0020】しかも、基台に支持させたガイド枠の開口
部周辺に設けられた位置合わせ用印し部を床面上に印さ
れた十字罫書き線上に合致させるように、基台の位置調
整を行うことにより、2つの穿孔用ドリルの各刃体を、
前記十字罫書き線の交叉点(すなわちラック支柱など据
付け物のベースプレートのセンター)に対し左右等距離
の位置に設定される穿孔位置の真上に正確に位置合わせ
することが出来、穿孔位置の精度を簡単容易に高めるこ
とが出来る。
部周辺に設けられた位置合わせ用印し部を床面上に印さ
れた十字罫書き線上に合致させるように、基台の位置調
整を行うことにより、2つの穿孔用ドリルの各刃体を、
前記十字罫書き線の交叉点(すなわちラック支柱など据
付け物のベースプレートのセンター)に対し左右等距離
の位置に設定される穿孔位置の真上に正確に位置合わせ
することが出来、穿孔位置の精度を簡単容易に高めるこ
とが出来る。
【0021】特に実施例にも示すように、前記基台に、
下降によりバキュームパッドを床面上に浮上させて基台
を移動可能な状態に切り換える昇降可能な接地移動手段
を設け、前記ガイド枠は前記基台に昇降自在に支持し
て、前記バキュームパッドが床面上に降ろされたときに
床面上に乗るように構成するときは、バキュームパッド
を床面上に摺接させることなく基台を床面上で円滑に移
動させることが出来ると共に、前記ガイド枠を床面上に
十分接近させておき、当該ガイド枠を利用しての位置合
わせを容易且つ正確に行えるようにすることが出来る。
下降によりバキュームパッドを床面上に浮上させて基台
を移動可能な状態に切り換える昇降可能な接地移動手段
を設け、前記ガイド枠は前記基台に昇降自在に支持し
て、前記バキュームパッドが床面上に降ろされたときに
床面上に乗るように構成するときは、バキュームパッド
を床面上に摺接させることなく基台を床面上で円滑に移
動させることが出来ると共に、前記ガイド枠を床面上に
十分接近させておき、当該ガイド枠を利用しての位置合
わせを容易且つ正確に行えるようにすることが出来る。
【0022】また、前記両穿孔用ドリルを、前記ガイド
枠上における縦方向水平仮想線からの距離が常に等しく
なるように横方向水平仮想線に沿って互いに接近離間移
動させる移動手段を併設しておくときは、床面上に印さ
れる十字罫書き線の交叉点から左右等距離の任意位置に
穿孔位置を定めることが簡単容易になる。
枠上における縦方向水平仮想線からの距離が常に等しく
なるように横方向水平仮想線に沿って互いに接近離間移
動させる移動手段を併設しておくときは、床面上に印さ
れる十字罫書き線の交叉点から左右等距離の任意位置に
穿孔位置を定めることが簡単容易になる。
【0023】更に、前記ガイド枠の開口部を、両穿孔用
ドリルの刃体毎に独立するように2つ並設し、両開口部
間の枠部材に、前記両方向水平仮想線の交叉点上に位置
する貫通窓を形成しておくときは、開口部の周辺に形成
されている位置合わせ用印し部のみを利用する場合と比
較して、基台の位置合わせを容易に行える。
ドリルの刃体毎に独立するように2つ並設し、両開口部
間の枠部材に、前記両方向水平仮想線の交叉点上に位置
する貫通窓を形成しておくときは、開口部の周辺に形成
されている位置合わせ用印し部のみを利用する場合と比
較して、基台の位置合わせを容易に行える。
【図1】 A図は装置全体の概略を示す一部切り欠き正
面図であり、B図はガイド枠と床面上の十字罫書き線と
を示す一部切り欠き斜視図である。
面図であり、B図はガイド枠と床面上の十字罫書き線と
を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】 装置全体の詳細を示す一部切り欠き正面図で
ある。
ある。
【図3】 一部縦断側面図である。
【図4】 横断平面図である。
【図5】 左右一対の穿孔用ドリルの支持構造を示す横
断平面図である。
断平面図である。
【図6】 穿孔作業時の状態を示す一部縦断正面図であ
る。
る。
【図7】 基台を下降固定させた状態でのガイド枠の状
態を示す縦断側面図である。
態を示す縦断側面図である。
1…矩形枠状の基台 2…接地移動手段 3,4…バキュームパッド 5a,5b…支柱 6,7…穿孔用ドリル 8…昇降フレーム 9…昇降駆動手段 11a…油圧シリンダー 12…回転自在な接地球体 13…昇降自在な可動体 14…エアーシリンダー 16,17…ガイドレール 18…ドリル移動手段 19,20…ドリル台 22…螺軸 26…ドリル固定用当て板 27a,27b…ストッパー 28a,28b…被当接部材 31…被検出用プレート 32…検出器(リミットスイッチ) 33…床面 34…ガイド枠 35a,35b…開口部 39…横方向水平仮想線 40a〜40d…V形切込みから成る位置合わせ用印し
部 41…縦方向水平仮想線 42a,42b…四角形切り欠き孔から成る位置合わせ
用印し部 43…交叉点上の貫通窓 L1,L2…床面上の十字罫書き線 H1,H2…穿孔位置。
部 41…縦方向水平仮想線 42a,42b…四角形切り欠き孔から成る位置合わせ
用印し部 43…交叉点上の貫通窓 L1,L2…床面上の十字罫書き線 H1,H2…穿孔位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28D 1/14 B23B 45/14 B23Q 3/18 B23Q 16/00
Claims (4)
- 【請求項1】床面上で移動可能な基台に当該基台を床面
上に固定するバキュームパッドを設け、前記基台上に
は、左右一対の穿孔用ドリルを昇降自在に支持させると
共に、当該両穿孔用ドリルを昇降させる昇降駆動手段を
設けて成る床面穿孔装置であって、前記両穿孔用ドリル
の刃体が昇降する開口部を有するガイド枠を床面に接近
させて前記基台に支持させ、このガイド枠の前記開口部
周辺に、前記両穿孔用ドリルの刃体軸心相当位置を結ぶ
横方向水平仮想線上の少なくとも2箇所と、前記両穿孔
用ドリルの刃体軸心相当位置間の中央を通り且つ前記横
方向水平仮想線に対し直交する縦方向水平仮想線上の少
なくとも2箇所とに合致し且つ、床面上に印された十字
罫書き線と位置合わせすることの出来る位置合わせ用印
し部を形成して成る床面穿孔装置。 - 【請求項2】前記基台には、下降により前記バキューム
パッドを床面上に浮上させて基台を移動可能な状態に切
り換える昇降可能な接地移動手段が設けられ、前記ガイ
ド枠は前記基台に昇降自在に支持されて、前記バキュー
ムパッドが床面上に降ろされたときに床面上に乗るよう
に構成されて成る請求項1に記載の床面穿孔装置。 - 【請求項3】前記両穿孔用ドリルが、前記縦方向水平仮
想線からの距離が常に等しくなるように前記横方向水平
仮想線に沿って互いに接近離間移動させる移動手段が併
設されて成る請求項1または2に記載の床面穿孔装置。 - 【請求項4】前記ガイド枠の開口部が、両穿孔用ドリル
の刃体毎に独立するように2つ並設され、両開口部間の
枠部材に、前記両方向水平仮想線の交叉点上に位置する
貫通窓が形成されて成る請求項1〜3の何れかに記載の
床面穿孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7368692A JP2761996B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 床面穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7368692A JP2761996B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 床面穿孔装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05269731A JPH05269731A (ja) | 1993-10-19 |
JP2761996B2 true JP2761996B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=13525348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7368692A Expired - Fee Related JP2761996B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 床面穿孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761996B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4404417B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2010-01-27 | ヤマモトロックマシン株式会社 | 穿孔切断装置 |
WO2010007688A1 (ja) * | 2008-07-18 | 2010-01-21 | 日本ステップ工業株式会社 | マンホール用ステップの取付孔の削孔方法及び削孔設備 |
JP2010228308A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Nittoku Kikai Kogyo Kk | コンクリート製床版の穿孔装置 |
JP2011036960A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Gijutsu Kaihatsu Kenkyusho:Kk | 削孔装置 |
JP2013252581A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Hoei:Kk | 電動ドリルの穿孔補助具 |
JP5945888B2 (ja) * | 2012-06-12 | 2016-07-05 | 清水建設株式会社 | コンクリートコア採取装置 |
CN104669449B (zh) * | 2015-02-17 | 2016-09-14 | 上海建工集团股份有限公司 | 一种钻孔装置和钢筋混凝土支撑梁的切割方法 |
CN106891446B (zh) * | 2017-02-22 | 2018-07-13 | 中铁天丰建筑工程有限公司 | 一种建筑工地用新型墙壁钻孔设备 |
KR101860265B1 (ko) * | 2017-06-15 | 2018-05-24 | 은유항공정밀 주식회사 | 항공기의 플랩 서포트 페어링 프레임 제작장치 및 제작방법 |
BE1025383B1 (nl) * | 2017-07-11 | 2019-02-11 | Guy Alfons C Weemaes | Mobiele boorinrichting en werkwijze voor het gebruik daarvan |
WO2022065675A1 (ko) * | 2020-09-25 | 2022-03-31 | 주식회사 충청 | 도로안전시설물 설치를 위한 도로공사 장비 및 이를 이용한 노면 공사와 도로안전시설물의 설치 방법 |
KR102222352B1 (ko) * | 2020-09-25 | 2021-03-04 | 주식회사 충청 | 간격 조절이 가능한 도로안전시설물 설치용 천공 드릴장치와 이를 포함하는 도로 천공기 및 도로안전시설물의 시공방법 |
KR102347538B1 (ko) * | 2021-08-02 | 2022-01-05 | 주식회사 이건 | 다중 천공 코어드릴 장치 |
EP4151380A4 (en) * | 2021-08-02 | 2023-12-20 | Egun Co., Ltd. | TWO HOLE CORE DRILLING MACHINE |
KR102675009B1 (ko) | 2023-06-28 | 2024-06-13 | 주식회사 충청 | 도로안전시설물 설치용 천공기와 천공 유니트 및 이를 이용한 도로안전시설물의 시공 방법 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP7368692A patent/JP2761996B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05269731A (ja) | 1993-10-19 |
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