JP2761480B2 - ワ−ク収納幅切換装置及びマガジンへのワ−ク収納方法 - Google Patents

ワ−ク収納幅切換装置及びマガジンへのワ−ク収納方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワ−ク収納幅切換装置
及びマガジンへのワ−ク収納方法に関し、特に板状ワ−
クの複数枚を所定間隔で上下多段に整列収納するマガジ
ンにおけるワ−ク収納幅を、変更ワ−ク幅に応じて複数
段階に自動的に切換える装置及びそれのマガジンへのワ
−ク収納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のメ−タパネルなどの製造に使用
される板状ワ−クは、複数枚がマガジンに整列収納され
て、保管や、各製造工程間の運搬などが行なわれてい
る。この種ワ−クを整列収納するマガジンの具体例を図
8及び図9に基づいて説明する。
【0003】同図において、マガジン1は、例えば左右
で対向する一対の平行な保持板4,5と、保持板4,5
の上下両端部の4箇所に直交させて螺装された4本の送
りネジ10と、各送りネジ10の両端部を回転可能に支
持する枠体12とから構成されている。尚、枠体12は
4隅の縦枠13と、これの上下端部を連結する複数の横
枠14とで構成されている。保持板4,5は、内面に上
下多段に横V形の溝3を有するレ−ル部6と、レ−ル部
6の外面の両端部と中央部に固定された支柱7と、両端
の支柱7の上下端に固定されたナット部8とから構成さ
れている。4本の送りネジ10は、それぞれ中央を境に
左ネジ部mと右ネジ部nに分かれており、左ネジ部mが
一方の保持板4のナット部8に螺装され、右ネジ部nが
他方の保持板5のナット部8に螺装されている。枠体1
2には4本の送りネジ10が平行に支持されており、こ
の4本の送りネジ10で一対の保持板4,5が平行に対
向した状態で保持されている。4本の送りネジ10は、
同一側(保持板4側)の片端に6角ナット形の頭部11
を有し、各送りネジ10の頭部11を同一方向に同一速
度で回転させると、一対の保持板4,5が平行に対向し
たまま接近動、又は、離反動して、両者の間隔Lが可変
調整される。一対の保持板4,5の内面の溝3にはワ−
ク2が、対向する一対の溝3に1枚のワ−ク2の長手方
向の両端部を挿入して保持される。そして、上下多段の
溝3にワ−ク2を挿入することで、一対の保持板4,5
間に複数の同一幅、同一品種のワ−ク2が所定間隔で整
列保持される。マガジン1に収納されるワ−ク2の品種
が幅の異なるものに変更されると、一対の保持板4,5
の間隔Lは、変更ワ−クの幅に応じて変更される。この
間隔変更は、4本の送りネジ10の頭部11を工具を使
って手動で回転させることで行なわれる。頭部11の回
転は、枠体12の横枠14に形成された円形の開口16
から工具を挿入して、頭部11に嵌合させることで行な
われる。
【0004】ところで、ワ−クの品種変更に伴うマガジ
ンの一対の保持板4,5の間隔調整作業は、手作業によ
って4本の送りネジ10を一本ずつ、同一方向に回転さ
せることで行なわれるために、作業が煩雑で調整に長時
間を要するのみならず、作業能率も著しく低いものであ
る。その上、4本の送りネジ10を手動で回転させる
と、各々の回転角にどうしても若干のバラツキが生じ、
一対の保持板4,5の四隅の移動量にバラツキが生じる
ことがある。このようなバラツキの程度が大きくなる
と、保持板4,5に反りや捻れが生じたり、一対の保持
板4,5の間隔が不均一になってワ−ク2のスム−ズな
出し入れが難かしくなったり、収納保持されたワ−クが
上下左右にがたつき易くなるなどの問題がある。
【発明が解決しようとする課題】従来においては、この
ような問題を解決するために種々の提案がなされてい
る。例えば実開昭63−80892号公報,実開平1−
66391号公報には4本の送りネジの頭部に無端チェ
−ンを装架したプリント基板収納マガジンが開示されて
いる。この提案によれば、ワ−クの収納幅を変更する場
合には、特定の送りネジの頭部のみを回転させることに
より、全体の送りネジを同時に回転させることができる
ために、収納幅の変更を能率的に行なうことができる。
又、特開昭61−206740号公報には保持板の一方
をCPUなどによって制御されるモ−タにより適宜に移
動させることにより、ワ−クの収納幅を所望の幅に変更
できるように構成した自動マガジン幅調整装置が提案さ
れている。この提案によれば、保持板間の間隔は予め入
力した所望の収納幅に自動的に変更できるために、収納
幅の調整作業を一層能率的に行なうことができる。しか
しながら、マガジンは用途などによって種々の環境で使
用されるものであり、例えば環境温度、又はワ−ク自身
の持つ熱、或いはワ−クの重量などによって変形,歪み
などが生じることがある。このような場合には上述公報
に開示された技術を利用してワ−クの収納幅を変更して
も、実際の保持板間の間隔が現実のワ−ク幅より不所望
に大きくなったり、或いは小さくなったりしてワ−クを
マガジンに円滑に収納保持できなくなるという問題を有
している。それ故に、本発明の目的は、マガジンの使用
環境から影響されることなく、保持板間の間隔を所望の
ワ−ク収納幅に確実に変更でき、しかも、保持板の溝に
ワ−クを確実に収納保持できるワ−ク収納幅切換装置及
びマガジンへのワ−ク収納方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は上述の
目的を達成するために、板状ワ−クの両端部を支持する
溝を内面に上下多段に有する一対の平行に対向する保持
板及び一対の保持板の上下部を含む複数箇所に直交方向
に螺装され、正逆回転にて一対の保持板を同時に同速で
接近離反動させる送りネジを有するマガジンの、一対の
保持板の間隔をワ−ク幅に応じて切換える装置であっ
て、マガジンの一側方で保持板に平行に対向して、相対
的に接近離反可能に配置された本体と、マガジンの複数
の送りネジの頭部に対向する本体の複数個所に独立駆動
可能に設置され、各々が、マガジンの各送りネジの頭部
に適宜嵌合して送りネジを回転させるヘッド及びヘッド
を正逆回転させるモ−タを有する複数の回転駆動ユニッ
トと、各回転駆動ユニットの近くの本体部分に設置さ
れ、かつ前端部が保持板に直接当接し、保持板の移動動
作に応じて移動可能なロッド及びこのロッドの移動に基
づいて保持板の位置を測定する測定手段を有する複数の
幅検出ユニットとを具備し、前記各回転駆動ユニットの
ヘッドを送りネジの頭部に嵌合させた状態で送りネジを
回転させ、送りネジの回転に伴う保持板の移動量を、そ
れに対応するロッドの移動に基づいて測定手段にて測定
し、対応する回転駆動ユニットの駆動を制御することに
より、一対の保持板の間隔を所定のワ−ク幅となるよう
に切換えることを特徴とする。又、本発明の第2の発明
は、板状ワ−クの両端部を支持する溝を内面に上下多段
に有する一対の平行に対向する保持板及び一対の保持板
の上下部を含む複数箇所に直交方向に螺装され、正逆回
転にて一対の保持板を同時に同速で接近離反動させる送
りネジを有し、かつ送りネジの頭部を保持板の外方に向
けて露呈させてなるマガジンと、マガジンの一側方で保
持板に平行に対向して、相対的に接近離反可能に配置さ
れた本体と、マガジンの複数の送りネジの頭部に対向す
る本体の複数個所に独立駆動可能に設置され、各々が、
マガジンの各送りネジの頭部に適宜嵌合して送りネジを
回転させるヘッド及びヘッドを正逆回転させるモ−タを
有する複数の回転駆動ユニットと、各回転駆動ユニット
の近くの本体部分に設置され、かつ前端部が保持板に直
接当接し、保持板の移動動作に応じて移動可能なロッド
及びこのロッドの移動に基づいて保持板の位置を測定す
る測定手段を有する複数の幅検出ユニットとを具備し、
前記各回転駆動ユニットのヘッドを送りネジの頭部に嵌
合させた状態で送りネジを回転させ、送りネジの回転に
伴う保持板の移動量を、それに対応するロッドの移動に
基づいて測定手段にて測定し、対応する回転駆動ユニッ
トの駆動を制御することにより、一対の保持板の間隔を
所定のワ−ク幅となるように切換え、その後、切換えら
れた保持板間の溝に所定の板状ワ−クを整列収納するこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】この構成によれば、マガジンの複数の送りネジ
を、これに対応させて設けた回転駆動ユニットで同時に
同速で回転させ、各回転駆動ユニットに付設した幅検出
ユニットにおけるロッド及び位置測定手段の協働作用に
基づいて保持板の移動量を検出・測定し、これに基づい
て回転駆動ユニットの駆動を制御することで、一対の保
持板の間隔を所望のワ−ク幅に、作業環境などに影響さ
れることなく確実に切換えることができるし、切換えら
れた保持板間の溝にワ−クを確実に収納・保持すること
ができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の1実施例について図1〜図6
を参照して説明する。尚、図8〜図9に示す従来例と同
一部分には同一参照符号を付し、その詳細な説明は省略
する。同図において、20は本発明にかかるワ−ク収納
幅切換装置であって、図1はそれの動作前の状態を示し
ている。このワ−ク収納幅切換装置20は、例えば矩形
枠形に形成された本体21と、この本体21の上下両側
部の4個所に配置された回転駆動ユニット30及び幅検
出ユニット40とから構成されている。特に、本体21
は、例えばマガジン1の一側方で、保持板4と平行に対
向するように、固定台51上のレ−ル52に載せられ、
シリンダ53にて前後(マガジンの一側方に対して接離
する方向)に移動可能に配置されている。マガジン1
は、例えば図1の鎖線に示すようなコンベア54に載せ
られて、本体21の前方のワ−ク収納幅切換えの所定ポ
ジションまで搬入される。マガジン1は、4本の送りネ
ジ10の頭部11を本体21に向けて、本体21と対峙
する。
【0008】一方、本体21の4つの回転駆動ユニット
30は、マガジン1の4本の送りネジ10の頭部11と
対向する高さ位置に配置されており、例えば送りネジ1
0の頭部11に適宜嵌合して頭部11を回転させるヘッ
ド31と、このヘッド31を正逆回転させるモ−タ32
を備えている。モ−タ32は本体21に固定され、その
回転軸33は、本体21に固定されて横に延びる取付板
38に固定された軸受34を貫通・支持されている。そ
して、回転軸33の先端部には、図4に示すように、ヘ
ッド31が外スプリング35と内スプリング36を介し
て取付けられている。
【0009】特に、ヘッド31の前面には、図5に示す
ように、送りネジ10の頭部11が嵌合する6角ナット
形の凹部37が形成されており、ヘッド31を送りネジ
10の頭部11に押付けることによって、凹部37が頭
部11に挿入されて嵌合される。この際に、凹部37の
頭部11に対する位相がずれていると、凹部37の前端
が頭部11の角に当たって両者が嵌合しなくなる。この
ような場合は、ヘッド31の押付けで外スプリング35
が圧縮され、ヘッド31が図4の鎖線位置まで後退し、
ここでモ−タ32でヘッド31を15°程度の小角度で
正逆回転させる。すると、凹部37と頭部11の引っ掛
かりが外れ、ヘッド31が外スプリング35の作用で、
図4の実線の元の位置まで前進して、凹部37が頭部1
1に嵌合する。この嵌合状態は、図6に示すように、ヘ
ッド31の後退位置をセンサ39で検出することで検知
され、凹部37が頭部11に正確に嵌合されていること
を示すセンサ39からの信号でもって、回転駆動ユニッ
ト30の駆動が開始される。又、ヘッド31に内蔵され
た内スプリング36は、ヘッド31を回転軸33の先端
部に首振り可能なるように取付けられており、これによ
ってヘッド31は送りネジ10の頭部11に、その寸法
公差を吸収して確実に嵌合される。
【0010】さらに、回転駆動ユニット30に付設され
る幅検出ユニット40は、例えば取付板38に固定され
た筒状のベ−ス42を前後にスライド可能に貫通するロ
ッド41と、一端がロッド41の後端部に、他端がベ−
ス42にそれぞれ係止された圧縮バネ43と、ロッド4
1の前後の移動量を検出する位置測定手段(幅検出部)
44とを有している。ロッド41は、マガジン1の一方
の保持板4の支柱7(或いは保持板4)に対向する位置
にあり、常時は圧縮バネ43の力でベ−ス42から最大
突出長の、図4の実線で示す最前進位置Aに保持されて
いる。ロッド41の最大の後退位置は、図4の鎖線に示
す原点位置Bに規制されている。このロッド41の原点
位置Bから最前進位置Aまでの距離Dは、マガジン1の
一対の保持板4,5の切換えられる最小間隔と最大間隔
の差に対応させて設定されている。
【0011】位置測定手段としての幅検出部44は、例
えばロッド41の後端部に固定され、かつ下部に多数の
スリット50が形成された薄いスリット板45と、スリ
ット板45の通過線に沿って固定配置された3つの前進
限センサ46,計数センサ47,原点センサ48と、こ
れら各センサ46,47,48からの信号を処理してロ
ッド41の移動量を検出し、対応する回転駆動ユニット
30の駆動を制御する制御回路49を備えている。各セ
ンサ46,47,48は光学センサで構成されており、
前進限センサ46と原点センサ48はロッド41の最前
進位置Aと最後退位置の原点位置Bでのスリット板45
の前後端部を検出し、中央の計数センサ47は原点位置
Bからスリット板45が前進するときに通過するスリッ
ト50の数を検出して、ロッド41の本体21に対する
移動量(位置)を、複数の異なるワ−ク幅に応じて段階
的に検出する。
【0012】次に、上記ワ−ク収納幅切換装置20によ
るマガジン1の一対の保持板4,5の間隔切換動作を説
明する。まず、マガジン1の一対の保持板4,5の間隔
を、最大に広げて全開状態(図3に示す状態)にする。
例えば、一対の保持板4,5が全開状態にない場合に
は、そのマガジン1をワ−ク収納幅切換装置20の本体
21に相対接近動させ、一方の保持板4の両側の支柱7
で4つの幅検出ユニット40のロッド41を押圧し後退
させると共に、マガジン1の4つの送りネジ10の頭部
11に、対応する回転駆動ユニット30のヘッド31を
嵌合させる。この状態で、マガジン1の相対接近を停止
させておいて、各回転駆動ユニット30のモ−タ32
を、例えば逆回転させて送りネジ10を逆回転させ、一
対の保持板4,5を離反する方向に後退させる。この後
退に伴ってロッド41及びスリット板45が後退し、ス
リット板45の後端が原点センサ48で検知されると、
モ−タ32を停止させる。すると、ロッド41が保持板
4に当たり、ヘッド31が送りネジ10に嵌合したま
ま、一対の保持板4,5が全開状態に自動設定される。
尚、一対の保持板4,5を全開状態にしたマガジン1
を、ワ−ク収納幅切換装置20に相対接近させて、ロッ
ド41を原点位置まで後退させ、ヘッド31を送りネジ
10の頭部11に嵌合させてもよい。
【0013】以上のようにワ−ク収納幅切換装置20に
マガジン1をセットした状態で、4つの回転駆動ユニッ
ト30のモ−タ32によってヘッド31を同時に、同速
で、正回転させる。すると、マガジン1の4本の送りネ
ジ10が正回転して、一対の保持板4,5が同時に、同
速で接近を始め、両者の間隔が縮まる。同時に、4つの
幅検出ユニット40のロッド41が圧縮バネ43のバネ
力にて保持板45に追従して前進移動し、その移動量は
4つの幅検出ユニット40の各制御回路49で独自に検
出される。制御回路49には、一対の保持板4,5の全
開状態の間隔から、変更ワ−ク幅に応じた所望の間隔に
なるまでの移動量のデ−タが予め入力されており、制御
回路49は、予め設定されたロッド移動量を検知する
と、対応する回転駆動ユニット30の駆動を停止させ
る。従って、一対の保持板4,5は、その4隅が全開の
原点位置から設定された所定の移動量だけ移動して停止
するため、両者は常に平行に接近動して、変更ワ−ク幅
に応じた間隔に切換えられる。この間隔切換えが完了す
ると、マガジン1がワ−ク収納幅切換装置20から分離
され、マガジン1の保持板4,5の溝3には所定のワ−
ク2が適宜に整列状態で収納・保持される。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の回
転駆動ユニットのヘッドをマガジンの複数の送りネジの
頭部に嵌合させた状態で、回転駆動ユニットのモ−タを
駆動させることによって一対の保持板の間隔を所望のワ
−ク幅に変更する際に、保持板と共に移動する各回転駆
動ユニットに付設した幅検出ユニットのロッドの移動量
を測定手段によって測定し、これに基づいて回転駆動ユ
ニットの駆動が制御される。従って、保持板間の間隔は
現実の保持板の位置を基準として所望のワ−ク幅に変更
・制御される関係で、例えば環境温度などによる変形,
歪みなどが発生したとしても、その変位量を加味して所
望のワ−ク幅に対応する所定の保持板間隔になるように
制御される結果、常に精度よくワ−ク収納幅を変更・切
換えが可能となる。しかも、ワ−ク収納幅の変更・切換
えの際には、幅検出ユニットのロッドによって、常にワ
−ク収納幅の基準となるマガジンの保持板に当接され、
その位置を検出できるために、長期間使用したとして
も、正確な保持板間隔が得られる。その上、保持板間の
間隔が所望のワ−ク幅に制御されるために、マガジンに
所定のワ−クを円滑に収納保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の動作前の側面図
【図2】本発明装置の正面図
【図3】本発明装置の動作時の側面図
【図4】図1装置の要部の拡大側面図
【図5】図4の要部の正面図
【図6】図4の要部の平面図
【図7】図4の要部の部分背面図
【図8】マガジンの側面図
【図9】マガジンの正面図
【符号の説明】
1 マガジン 2 ワ−ク 3 溝 4,5 保持板 10 送りネジ 11 頭部 20 ワ−ク収納幅切換装置 21 本体 30 回転駆動ユニット 31 ヘッド 32 モ−タ 40 幅検出ユニット 41 ロッド 44 幅検出部(測定手段) 45 スリット板(測定手段) 46,47,48 センサ(測定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 B65H 1/04 B65H 1/28 H05K 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状ワ−クの両端部を支持する溝を内面
    に上下多段に有する一対の平行に対向する保持板及び一
    対の保持板の上下部を含む複数箇所に直交方向に螺装さ
    れ、正逆回転にて一対の保持板を同時に同速で接近離反
    動させる送りネジを有するマガジンの、一対の保持板の
    間隔をワ−ク幅に応じて切換える装置であって、マガジ
    ンの一側方で保持板に平行に対向して、相対的に接近離
    反可能に配置された本体と、マガジンの複数の送りネジ
    の頭部に対向する本体の複数個所に独立駆動可能に設置
    され、各々が、マガジンの各送りネジの頭部に適宜嵌合
    して送りネジを回転させるヘッド及びヘッドを正逆回転
    させるモ−タを有する複数の回転駆動ユニットと、各回
    転駆動ユニットの近くの本体部分に設置され、かつ前端
    部が保持板に直接当接し、保持板の移動動作に応じて移
    動可能なロッド及びこのロッドの移動に基づいて保持板
    の位置を測定する測定手段を有する複数の幅検出ユニッ
    トとを具備し、前記各回転駆動ユニットのヘッドを送り
    ネジの頭部に嵌合させた状態で送りネジを回転させ、送
    りネジの回転に伴う保持板の移動量を、それに対応する
    ロッドの移動に基づいて測定手段にて測定し、対応する
    回転駆動ユニットの駆動を制御することにより、一対の
    保持板の間隔を所定のワ−ク幅となるように切換えるこ
    とを特徴とするワ−ク収納幅切換装置。
  2. 【請求項2】 板状ワ−クの両端部を支持する溝を内面
    に上下多段に有する一対の平行に対向する保持板及び一
    対の保持板の上下部を含む複数箇所に直交方向に螺装さ
    れ、正逆回転にて一対の保持板を同時に同速で接近離反
    動させる送りネジを有し、かつ送りネジの頭部を保持板
    の外方に向けて露呈させてなるマガジンと、マガジンの
    一側方で保持板に平行に対向して、相対的に接近離反可
    能に配置された本体と、マガジンの複数の送りネジの頭
    部に対向する本体の複数個所に独立駆動可能に設置さ
    れ、各々が、マガジンの各送りネジの頭部に適宜嵌合し
    て送りネジを回転させるヘッド及びヘッドを正逆回転さ
    せるモ−タを有する複数の回転駆動ユニットと、各回転
    駆動ユニットの近くの本体部分に設置され、かつ前端部
    が保持板に直接当接し、保持板の移動動作に応じて移動
    可能なロッド及びこのロッドの移動に基づいて保持板の
    位置を測定する測定手段を有する複数の幅検出ユニット
    とを具備し、前記各回転駆動ユニットのヘッドを送りネ
    ジの頭部に嵌合させた状態で送りネジを回転させ、送り
    ネジの回転に伴う保持板の移動量を、それに対応するロ
    ッドの移動に基づいて測定手段にて測定し、対応する回
    転駆動ユニットの駆動を制御することにより、一対の保
    持板の間隔を所定のワ−ク幅となるように切換え、その
    後、切換えられた保持板間の溝に所定の板状ワ−クを整
    列収納することを特徴とするマガジンへのワ−ク収納方
    法。
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