JP2760662B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP2760662B2
JP2760662B2 JP858691A JP858691A JP2760662B2 JP 2760662 B2 JP2760662 B2 JP 2760662B2 JP 858691 A JP858691 A JP 858691A JP 858691 A JP858691 A JP 858691A JP 2760662 B2 JP2760662 B2 JP 2760662B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気かみそりに係わり、
その駆動機構部の中心であるモータの制御に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気かみそりに内蔵されてい
るモータの制御に関しては、例えば特開昭62−790
84号には、ひげが多いときにもモータの回転数が落ち
ないように、モータの回転数を最適な7000rpmに
保つ制御方法が示されている。しかしながらこの場合、
ひげの薄い人でも濃い人でも一定の回転数でモータが駆
動されるので、ひげの薄い人の場合、回転数が高すぎて
ひげの誘い込みが悪くなったり、ひげそり後のひりつき
が起こりやすいといった問題があった。またひげの濃い
人の場合でも、ひげそり中は一定の回転数に保たれてい
るため、ひげそりの進行とともに、同様に誘い込みが悪
くなったり、ひりつきが起こることがあった。従って、
ひげの濃さに応じてモータの回転数を変化させること望
ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このひげの
濃さはモータの負荷電流の大小によって置き替えること
ができる。従って、負荷電流を検出し、これをマイコン
等に読み込ませ演算処理することによってモータの回転
数を変化させることが可能であると考えられる。しかし
ながら、ひげの生え具合やひげそり中等はひげの濃さが
一様でなく、刻々と負荷電流が変化している。このよう
な著しく変動する負荷電流を、マイコン等で演算処理す
ることは極めて困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池を駆動源
とし、電池に接続されたモータの回転出力により刃部を
駆動させる電気かみそりにおいて、モータの負荷電流を
検出する電流検出手段と、電流検出手段の出力のピーク
値をホールドするピークホールド回路と、ピークホール
ド回路のホールド値を所定の周期でクリア−する第1の
スイッチ手段と、前記電流検出手段とピークホールド回
路との間に介在し、ピークホールド回路への入力信号を
所定の周期でオンオフする第2のスイッチ手段と、ピー
クホールド回路への入力信号がオフのとき、前記ピーク
値をA/D変換するA/D変換回路と、A/D変換回路
の出力を読み取るマイコンと、マイコンの出力によって
モータの回転数を変化させる回転数制御手段とを備え
る。
【0005】
【作用】ひげそり中における電流検出手段の出力はひげ
の生え具合やひげそりの進行に応じて刻々と変化する。
この変動著しい電流検出手段の出力は、ピークホールド
回路によってそのピーク値がホールドされる。ピークホ
ールド回路のホールド値は第1のスイッチ手段によって
所定の周期でクリアーされるので、ホールド値は周期的
に更新される。また第2のスイッチ手段はピークホール
ド回路への入力信号を所定の周期でオンオフする。従っ
て、ピークホールド回路への入力信号がオフのとき、即
ちホールド値が一定に保持されている間、このホールド
値をA/D変換回路がデジタル値に変換する。このデジ
タル値をマイコンが読み取り、演算処理して、回転数制
御手段にモータの回転数を変化させる信号を出力する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。
【0007】本発明の電気かみそりは、Ni−Cd電池
1と、電流検出用抵抗2と、モータ3と、回転数制御手
段4とが直列に接続されている。また電流検出手段2の
両端には、ここに発生する電圧を増幅する増幅手段5が
接続されている。さらにこの増幅手段5の出力端から
は、ピークホールド回路6、第1スイッチ用トランジス
タ7、第2スイッチ用トランジスタ8で構成されるピー
クホールド手段9と、A/D変換回路10と、マイコン11
とが順次接続されており、マイコン11の出力が前記回転
数制御手段4に接続されている。
【0008】前記ピークホールド回路6は2つのオペア
ンプ12,13と、ピークホールド用コンデンサ14とで構成
されている。またピークホールド用コンデンサ14の一端
とアースとの間に前記トランジスタ7の主電流路が並列
接続され、コンデンサ14に蓄積された電荷を放電するよ
うになっている。このトランジスタ7のベース端子は前
記マイコン11に接続され、マイコン11からの信号により
トランジスタ7が周期的にオンオフする。一方、前記増
幅回路5と前段のオペアンプの+側入力端との接続点に
は前記第2スイッチ用トランジスタ8のコレクタ端子が
接続されている。このトランジスタ8のベース端子は前
記マイコン11に接続され、マイコン11からの信号により
トランジスタ8が周期的にオンオフする。
【0009】以上のような構成において、本発明による
電気かみそりは、Ni−Cd電池1を駆動源としてモー
タ3が回転すると、刃部(図示せず)が駆動してひげそ
りが行われる。この時前記電流検出用抵抗2に負荷電流
が流れ、抵抗2の両端に負荷電流の値に応じた電圧が発
生する。この電圧は増幅回路5によって増幅された後、
ピークホールド手段9に入力される。
【0010】ピークホールド手段9に入力される入力波
形は図3(a)で示される。ここに示された多数のピー
クは、そのひげそり時間当りのピークの数(密度)がひ
げの量を、ピークの高さがひげの堅さをそれぞれ表して
いる。このピーク信号は前記ピークホールド用コンデン
サ14によってその最大値が記憶・更新されている。また
前記トランジスタ7は100msecの周期でオンオフが繰
り返され(図3(c))、このオンの期間にコンデンサ
14の電荷がトランジスタ7の主電流路を通して放電さ
れ、ピークホールド回路6のホールド値がクリア−され
る。次のオフの期間に再びコンデンサ14に電荷が蓄積さ
れて、前記ピーク信号の最大値を記憶・更新する。一方
前記トランジスタ8は、前記トランジスタ7のオフ期間
中に所定時間オンとなる(図3(d))。従って、この
間前記ピーク信号はトランジスタ8の主電流路へ側路す
るため、ピークホールド回路6にはピーク信号が入力さ
れない。その結果、この間前記コンデンサ14に記憶され
る最大値は、トランジスタ8のオフ期間に記憶した最大
値をそのまま保持する(図3(b))。この間を用い
て、一定に保持された前記ピーク信号の最大値を前記A
/D変換回路10によってデジタル値に変換する。マイコ
ン10はこのデジタル値を演算することにより、ひげそり
状態を判定し、最適なモータの回転数を決定する。マイ
コン10からの出力信号によって、前記回転数制御手段4
はモータの回転数を変化させるようになっている。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明による電気かみそ
りの要旨とするところは特許請求の範囲に記載された通
りであるから、ピークホールド回路が電流検出手段の出
力のピーク値をホールドするとともに、第1のスイッチ
手段が所定の周期でホールドされたピーク値をクリア−
してピークホールド回路のピーク値を更新し、かつ第2
のスイッチ手段がピーク値を所定期間一定に保持するの
で、この間にピーク値をマイコン等に読み込ませること
ができる。従って、負荷電流を正確に測定することがで
きるので、マイコンは負荷電流の測定値からひげそり状
態を判定することができる。その結果、ひげそり状態に
応じた最適なモータの回転数を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電気かみそりのブロック回路図である。
【図2】ピークホールド手段の回路例である。
【図3】(a)はピークホールド手段の入力波形図、
(b)はピークホールド手段の出力波形図、(c)は第
1スイッチ用トランジスタのオンオフ動作波形図、
(d)は第2スイッチ用トランジスタのオンオフ動作波
形図である。
【符号の説明】
1 Ni−Cd電池 2 電流検出用抵抗 3 モータ 4 回転数制御手段 5 増幅回路 6 ピークホールド回路 7 第1スイッチ用トランジスタ 8 第2スイッチ用トランジスタ 9 ピークホールド手段 10 A/D変換回路 11 マイコン 14 ピークホールド用コンデンサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を駆動源とし、電池に接続されたモー
    タの回転出力により刃部を駆動させる電気かみそりにお
    いて、モータの負荷電流を検出する電流検出手段と、電
    流検出手段の出力のピーク値をホールドするピークホー
    ルド回路と、ピークホールド回路のピーク値を所定の周
    期でクリア−する第1のスイッチ手段と、前記電流検出
    手段とピークホールド回路との間に介在し、ピークホー
    ルド回路への入力信号を所定の周期でオンオフする第2
    のスイッチ手段と、ピークホールド回路への入力信号が
    オフのとき、前記ピーク値をA/D変換するA/D変換
    回路と、A/D変換回路の出力を読み取るマイコンと、
    マイコンの出力によってモータの回転数を変化させる回
    転数制御手段とを備えたことを特徴とする電気かみそ
    り。
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JPH04250188A JPH04250188A (ja) 1992-09-07
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US5367599A (en) * 1992-05-27 1994-11-22 Sanyo Electrical Co., Ltd. Electric shaver in which motor rotational speed is controlled according to beard thickness
CN201122924Y (zh) * 2007-11-23 2008-09-24 宋光荣 Led/lcd速度显示电推剪

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