JP2760060B2 - 温風暖房器 - Google Patents
温風暖房器Info
- Publication number
- JP2760060B2 JP2760060B2 JP15529589A JP15529589A JP2760060B2 JP 2760060 B2 JP2760060 B2 JP 2760060B2 JP 15529589 A JP15529589 A JP 15529589A JP 15529589 A JP15529589 A JP 15529589A JP 2760060 B2 JP2760060 B2 JP 2760060B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control plate
- wind direction
- direction control
- hot air
- variable wind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温風吹出し口に可変風向制御板を備えた温風
暖房器に関するものである。
暖房器に関するものである。
従来の技術 一般に可変風向制御板を備えたガス温風暖房器の構成
は第３図と第４図に示すようにバーナ本体１があり、こ
のバーナ本体１を燃焼室２で覆い、バーナ１の下方には
温風を送り出すための対流用ファン３があり、温風吹出
口４には温風５の風向を一定にするための風向制御板６
を有する。ケース７の後部には対流用空気８を取り入れ
るためのフィルタ９があり、バーナ本体１の燃焼排ガス
と風路10でミキシングされ、温風５となって器具前方の
温風吹出口４から噴出される。11は温風吹出口４の最上
部に設けた可変風向制御板であり、これに右側の支柱軸
A12と左側の支柱軸B19を取付け回転を可能にさせてい
る。支柱軸A12はアーム13とクランク棒14とカム15を経
て駆動モータ16に継がる。そして、クランク棒14の上死
点を検知するリミットスイッチA17とＦ死点を検知する
リミットスイッチB18がカム15の上部と下部にそれぞれ
位置し、駆動モータ16が回転し、カム15も同じく回転
し、カム15の凹部15aがリミットスイッチA17か、リミッ
トスイッチB18の作動する位置になった時、制御回路へ
信号を送り駆動モータ16を停止させる。バーナ本体１へ
送るガスの量を制御する比例弁の電流値によって駆動モ
ータ16を動かす信号を制御回路へ送る。比例弁の電流が
弱の場合はリミットスイッチA17が作動するまで駆動モ
ータ16が動き、可変風向制御板11を下方に向かせる。比
例弁の電流が強の場合はリミットスイッチB18が作動す
るまで駆動モータ16が動き、可変風向制御板11を正面に
向かせる。
は第３図と第４図に示すようにバーナ本体１があり、こ
のバーナ本体１を燃焼室２で覆い、バーナ１の下方には
温風を送り出すための対流用ファン３があり、温風吹出
口４には温風５の風向を一定にするための風向制御板６
を有する。ケース７の後部には対流用空気８を取り入れ
るためのフィルタ９があり、バーナ本体１の燃焼排ガス
と風路10でミキシングされ、温風５となって器具前方の
温風吹出口４から噴出される。11は温風吹出口４の最上
部に設けた可変風向制御板であり、これに右側の支柱軸
A12と左側の支柱軸B19を取付け回転を可能にさせてい
る。支柱軸A12はアーム13とクランク棒14とカム15を経
て駆動モータ16に継がる。そして、クランク棒14の上死
点を検知するリミットスイッチA17とＦ死点を検知する
リミットスイッチB18がカム15の上部と下部にそれぞれ
位置し、駆動モータ16が回転し、カム15も同じく回転
し、カム15の凹部15aがリミットスイッチA17か、リミッ
トスイッチB18の作動する位置になった時、制御回路へ
信号を送り駆動モータ16を停止させる。バーナ本体１へ
送るガスの量を制御する比例弁の電流値によって駆動モ
ータ16を動かす信号を制御回路へ送る。比例弁の電流が
弱の場合はリミットスイッチA17が作動するまで駆動モ
ータ16が動き、可変風向制御板11を下方に向かせる。比
例弁の電流が強の場合はリミットスイッチB18が作動す
るまで駆動モータ16が動き、可変風向制御板11を正面に
向かせる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成においては、可変風向
制御板が正面から下方に向って動く時に指を入れた場合
可変風向制御板11と支柱軸A12,アーム13,クラック棒14,
カム15,駆動モータ16のそれぞれ自在性がなく接続され
ているため、誤って使用者が吹出口に指を入れた場合
に、指がはさまれて指を傷つけるものであった。
制御板が正面から下方に向って動く時に指を入れた場合
可変風向制御板11と支柱軸A12,アーム13,クラック棒14,
カム15,駆動モータ16のそれぞれ自在性がなく接続され
ているため、誤って使用者が吹出口に指を入れた場合
に、指がはさまれて指を傷つけるものであった。
本発明は従来の技術の欠点を解消するもので、可変風
向制御板が正面から下方に向って動く時に吹出口へ指が
誤って入っても、指を傷つけないようにするものであっ
た。
向制御板が正面から下方に向って動く時に吹出口へ指が
誤って入っても、指を傷つけないようにするものであっ
た。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明は、燃焼部と、この燃
焼部からの熱に空気を混合せしめ温風とする対流用ファ
ンと、この対流用ファンからの温風を吹き出す温風吹出
口と、この温風吹出口に設けた可変風向制御板と、この
可変風向制御板の左右に２つの支柱軸を取り付けて回転
を可能とし、一方の支柱軸はアームとクランク棒とカム
を経て駆動モータに継がるとともに、可変風向制御板に
取付けた支柱軸のアームとの嵌合部は可変風向制御板が
水平位置から下方に移動中に、指が挟まったとしても、
可変風向制御板及び支柱軸は動かず、Ｉの形状のアーム
のみが回動するような切り欠きが死中軸の嵌合部に設け
られている形状として、可変風向制御板を手動でも略水
平方向まで回転させられるように回転自在とし、この可
変風向制御板を常に略垂直位置まで回転させておくよう
に付勢したキックスプリングとからなるものである。
焼部からの熱に空気を混合せしめ温風とする対流用ファ
ンと、この対流用ファンからの温風を吹き出す温風吹出
口と、この温風吹出口に設けた可変風向制御板と、この
可変風向制御板の左右に２つの支柱軸を取り付けて回転
を可能とし、一方の支柱軸はアームとクランク棒とカム
を経て駆動モータに継がるとともに、可変風向制御板に
取付けた支柱軸のアームとの嵌合部は可変風向制御板が
水平位置から下方に移動中に、指が挟まったとしても、
可変風向制御板及び支柱軸は動かず、Ｉの形状のアーム
のみが回動するような切り欠きが死中軸の嵌合部に設け
られている形状として、可変風向制御板を手動でも略水
平方向まで回転させられるように回転自在とし、この可
変風向制御板を常に略垂直位置まで回転させておくよう
に付勢したキックスプリングとからなるものである。
作用 本発明は、上記構成によって可変風向制御板が正面か
ら下方に向って動く時に吹出口へ誤って指を入れた場合
でも、可変風向制御板の動きが止まり、指を傷つけな
い。
ら下方に向って動く時に吹出口へ誤って指を入れた場合
でも、可変風向制御板の動きが止まり、指を傷つけな
い。
実施例 以下本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。第１図（ａ）は本発明の実施例における温風吹出口
の右部の断面図。第１図（ｂ）は可変風向制御板が下方
を向いた時の支柱軸Ａとアームの関係図。第１図（ｃ）
は可変風向制御板が正面を向いた時の支柱軸Ａとアーム
の関係図。第２図（ａ）は温風吹出口部左側面図。第２
図（ｂ）は温風吹出口の左部の正面図である。そして上
記従来例と同一部分には同一符号をつけて詳細な説明を
省略し、異なる部分を中心に説明する。
る。第１図（ａ）は本発明の実施例における温風吹出口
の右部の断面図。第１図（ｂ）は可変風向制御板が下方
を向いた時の支柱軸Ａとアームの関係図。第１図（ｃ）
は可変風向制御板が正面を向いた時の支柱軸Ａとアーム
の関係図。第２図（ａ）は温風吹出口部左側面図。第２
図（ｂ）は温風吹出口の左部の正面図である。そして上
記従来例と同一部分には同一符号をつけて詳細な説明を
省略し、異なる部分を中心に説明する。
第１図（ａ）において４は温風吹出口であり、これに
風向制御板６が取付き、この上部には可変風向制御板11
に支柱軸A12が取付き、アーム13との嵌合部の形状を円
を２ケ所切り欠いた形状とし、アーム13がＩの形状とし
て第１図（ｂ）に示す関係で組合され、さらにアーム13
はクランク棒14へと接続されている。そして第３図、第
４図におけるクランク棒14とカム15を経て駆動モータ16
に継がる。第１図（ｂ）は可変風向制御板11が下方に向
いている時の状態であり、第１図（ｃ）は可変風向制御
板11が正面を向いている状態である。第２図（ａ），第
２図（ｂ）において４は温風吹出口であり、これに風向
制御板６が取付き、又この上部には可変風向制御板11が
あり、支柱軸B19が接続され、支柱軸B19の溝部19aへキ
ックスプリング20の巻き始まりが入り、巻き終りが風向
制御板６の左端部6aへ引掛けられる。このキックスプリ
ング20の働きによって可変風向制御板11は常に下方に向
く様、力が加わる。可変風向制御板11が正面から下方に
向って動く時に風向制御板６と可変風向制御板11の間に
指を入れた場合、第１図（ｃ）においてアーム13が矢印
方向に動くが、可変風向制御板11は指が入っているため
動かず、支柱軸A12もそのままである。指をはずせばキ
ックスプリング20の働きで可変風向制御板11を下方に向
け、第１図（ｂ）の正常な状態に戻す。
風向制御板６が取付き、この上部には可変風向制御板11
に支柱軸A12が取付き、アーム13との嵌合部の形状を円
を２ケ所切り欠いた形状とし、アーム13がＩの形状とし
て第１図（ｂ）に示す関係で組合され、さらにアーム13
はクランク棒14へと接続されている。そして第３図、第
４図におけるクランク棒14とカム15を経て駆動モータ16
に継がる。第１図（ｂ）は可変風向制御板11が下方に向
いている時の状態であり、第１図（ｃ）は可変風向制御
板11が正面を向いている状態である。第２図（ａ），第
２図（ｂ）において４は温風吹出口であり、これに風向
制御板６が取付き、又この上部には可変風向制御板11が
あり、支柱軸B19が接続され、支柱軸B19の溝部19aへキ
ックスプリング20の巻き始まりが入り、巻き終りが風向
制御板６の左端部6aへ引掛けられる。このキックスプリ
ング20の働きによって可変風向制御板11は常に下方に向
く様、力が加わる。可変風向制御板11が正面から下方に
向って動く時に風向制御板６と可変風向制御板11の間に
指を入れた場合、第１図（ｃ）においてアーム13が矢印
方向に動くが、可変風向制御板11は指が入っているため
動かず、支柱軸A12もそのままである。指をはずせばキ
ックスプリング20の働きで可変風向制御板11を下方に向
け、第１図（ｂ）の正常な状態に戻す。
発明の効果 以上のように本発明は可変風向制御板が正面から下方
に向って動く時に誤って指を入れた場合でも、可変風向
制御板の動きが止まり、指を傷つけずに済むことができ
る。
に向って動く時に誤って指を入れた場合でも、可変風向
制御板の動きが止まり、指を傷つけずに済むことができ
る。
第１図（ａ）は本発明実施例における温風吹出口の右部
の断面図、第１図（ｂ）は同可変風向制御板が下方を向
いた時の支柱軸Ａとアームの関係図、第１図（ｃ）は同
可変風向制御板が正面を向いた時の支柱軸Ａとアームの
関係図、第２図（ａ）は同温風吹出口部左側面図、第２
図（ｂ）は同温風吹出口の左部の正面図、第３図は従来
例の温風暖房器の横断面図、第４図は同前方からの断面
図である。 ３……対流用ファン、４……温風吹出口、11……可変風
向制御板、12……支柱軸Ａ、13……アーム、14……クラ
ンク棒、15……カム、16……駆動モータ、20……キック
スプリング。
の断面図、第１図（ｂ）は同可変風向制御板が下方を向
いた時の支柱軸Ａとアームの関係図、第１図（ｃ）は同
可変風向制御板が正面を向いた時の支柱軸Ａとアームの
関係図、第２図（ａ）は同温風吹出口部左側面図、第２
図（ｂ）は同温風吹出口の左部の正面図、第３図は従来
例の温風暖房器の横断面図、第４図は同前方からの断面
図である。 ３……対流用ファン、４……温風吹出口、11……可変風
向制御板、12……支柱軸Ａ、13……アーム、14……クラ
ンク棒、15……カム、16……駆動モータ、20……キック
スプリング。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 富治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 上原 一仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24H 3/04 301 F24H 9/02 302
Claims (1)
- 【請求項１】燃焼部と、この燃焼部からの熱に空気を混
合せしめ温風とする対流用ファンと、この対流用ファン
からの温風を吹き出す温風吹出口と、この温風吹出口に
設けた可変風向制御板と、この可変風向制御板の左右に
２つの支柱軸を取り付けて回転を可能とし、一方の支柱
軸はアームとクランク棒とカムを経て駆動モータに継が
るとともに、前記可変風向制御板に取付けた支柱軸のア
ームとの嵌合部は可変風向制御板が水平位置から下方に
移動中に、指が挟まったとしても、可変風向制御板及び
支柱軸は動かず、Ｉの形状のアームのみが回動するよう
な切り欠きが支持軸の嵌合部に設けられている形状とし
て、前記可変風向制御板を手動でも略水平方向まで回転
させられるように回転自在とし、この可変風向制御板を
常に略垂直位置まで回転させておくように付勢したキッ
クスプリングとからなる温風暖房器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15529589A JP2760060B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15529589A JP2760060B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 温風暖房器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0320563A JPH0320563A (ja) | 1991-01-29 |
| JP2760060B2 true JP2760060B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=15602772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15529589A Expired - Fee Related JP2760060B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 温風暖房器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2760060B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP15529589A patent/JP2760060B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0320563A (ja) | 1991-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |