JP2759937B2 - 画像情報データ記録装置 - Google Patents

画像情報データ記録装置

Info

Publication number
JP2759937B2
JP2759937B2 JP61018762A JP1876286A JP2759937B2 JP 2759937 B2 JP2759937 B2 JP 2759937B2 JP 61018762 A JP61018762 A JP 61018762A JP 1876286 A JP1876286 A JP 1876286A JP 2759937 B2 JP2759937 B2 JP 2759937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
mode
information data
signal
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61018762A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62177766A (ja
Inventor
宏爾 高橋
正弘 武井
素一 樫田
信 下郡山
直人 阿部
伸逸 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61018762A priority Critical patent/JP2759937B2/ja
Publication of JPS62177766A publication Critical patent/JPS62177766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2759937B2 publication Critical patent/JP2759937B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像に対応した画像情報データを記録媒体
に記録する画像情報データ記録装置に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 従来、例えば情報圧縮伝送方式において時間軸変換帯
域圧縮方式(Time Axis Transformation以下、TATと記
す)が発表されているが、このTAT方式は情報信号の帯
域圧縮を行う場合において、情報信号の粗密が場所によ
り異なることを利用して情報信号を圧縮し伝送する方式
である。 第2図は一次元的な信号の処理においてTAT方式を用
いた場合の原理を示したものである。 第2図において、まず、原信号は点線にて示す如く所
定の情報量毎に分割し、分割されたグループ毎に情報が
粗であるか密であるかを判別する。そして、密と判断さ
れたグループにおいては原信号をサンプリングして得た
データの全てを伝送データとして伝送し、粗と判断され
たグループに於いては全てのデータ中の一部のみを伝送
データとし、他を間引きデータとして伝送しないものと
する。なお図の○印で示したものが伝送されるデータ
(伝送データ)で×印で示したものが伝送されないデー
タ(間引きデータ)である。 上述の如く粗と判断されたグループについてはこれら
○印で示された伝送データのみを一定間隔で伝送するこ
とにより、単位時間当りに伝送されるデータの数は減少
し、伝送情報信号の帯域が圧縮される。 以上の様にして伝送されなかった間引きデータについ
ては伝送されたデータを用いて復号時に近似的に復元し
補間データ を得る。なお、この補間データは情報が粗な部分に対応
しており、間引きデータに極めて近似されたデータとし
て復元される為、全てのデータを伝送した場合に比べ実
質的な情報量が変化せず、情報信号の伝送帯域について
は大幅に圧縮されたことになる。 この時、各グループにおいて全てのデータを伝送する
か、データの一部を伝送するかの判定は原信号の詳細差
を調べて決定され、この判定情報は伝送モード情報信号
として同時に伝送される。 また、画像情報信号の場合は、水平方向のサンプリン
グ間隔だけでなく、垂直方向のサンプリング間隔を変
え、二次元的に処理する様にすることにより、画像情報
の伝送帯域を圧縮することが出来る。 画像情報信号の様な二次元的に信号を処理する場合に
は一画面をm×n個の画素毎のグループに分割し、各グ
ループに対して画像の粗密の状態を判別する。そして、
密と判断されたグループにおいては全ての画素より得ら
れるデータを伝送データとして伝送し、粗と判断された
グループにおいては該画素のうちの一部の画素より得ら
れるデータを伝送データとして伝送し、残りの画素のデ
ータについては間引きデータとして伝送しないものとす
る。 ここで、全画素より得られるデータを伝送する場合を
Eモード、一部の画素についてのデータのみを伝送する
場合をCモードと呼ぶとすると、各伝送モードにおいて
データが伝送される画素と伝送されない画素との関係は
例えば第3図に示した様になる。 第3図は4×4個の画素グループにおけるEモードと
Cモードのデータが伝送される画素の一例を示したもの
で(a)はEモード、(b)はCモードを示している。 伝送する画像情報の一画面を画面の左上より右下に順
に4×4個の画素グループに分割して行き、各グループ
毎に画像の粗密に応じて、上記の様な2種の伝送モード
を選択し、選択された伝送モードに応じて伝送する。 第4図は上記の方法によりNTSC方式のテレビ画面をコ
ンポーネント復調し時分割多重したテレビ画面のうちの
1フイールド分の画面を4×4個の画素グループ毎に分
割し、各グループに対して第3図に示したEモード及び
Cモードの伝送モードを割当てた図である。なお、○印
はデータが伝送される画素、×印はデータが伝送されな
い画素である。 この様にして伝送される画素のデータを一定の間隔で
伝送することにより伝送帯域が圧縮され伝送されること
になる。 なお、伝送されない画素のデータについては復号時に
近傍の伝送された画素のデータを用いて近似的に復元さ
れる為、全てのデータを伝送した場合に比べ実質的な情
報量が変化せず、情報信号の伝送帯域については大幅に
圧縮されたことになる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、上述の様な情報圧縮伝送方式に基づき、デ
イジタル伝送を行う場合に、データの誤り検出用の冗長
データを付加しようとすると、従来はEモード及びCモ
ードに対して一様に同様の誤り検出能力を持つパリテイ
データ等の冗長データを付加していた。 しかしながら、上記の様に両モードに対して同等の誤
り検出能力の冗長データを付加するとなると、画素グル
ープ上の一部の画素の情報しか伝送されないCモードに
対して所定の誤り検出能力を確保出来る様に冗長データ
を付加するとEモードに対しては過剰能力の冗長データ
が付加されることになり、全体の冗長度が上がってしま
う。また、画素グループ上の全画素の情報が伝送される
Eモードに対して所定の誤り検出能力を確保出来る程度
に冗長データを付加すると、Cモードに対しては所定の
誤り検出能力が得られずCモードの誤りが検出出来なく
なり、復元された情報が劣化してしまうという問題が生
じていた。 本発明は斯かる問題に鑑みて為されたもので、再生時
に行われる高速再生の対象となる画像情報データに対し
ては単位データ数毎に前記高速再生の対象とならない画
像情報データに対して所定の単位データ数毎に付加され
記録される誤り検出用データに比べ多くのビット数を有
する誤り検出用データを付加して記録する様に構成する
ことにより、前記高速再生の対象となる重要度が高い画
像情報データの誤り検出能力を前記高速再生の対象とな
らない重要度が低い画像情報データに比べて高くするこ
とができ、画質劣化が少なく且つ効率良く画像情報デー
タを記録することができる画像情報データ記録装置を提
供することを目的とする。 〔問題点を解決する為の手段〕 本発明の画像情報データ記録装置は、画像に対応した
画像情報データを記録媒体に記録する装置であって、画
像を1画面毎に複数のブロックに分割し、分割された複
数のブロックの夫々に対応している複数のブロック画像
毎に、当該ブロック画像が示す画像の所定の部分に対応
した第1の画像情報データ群と前記ブロック画像が示す
画像の前記所定の部分以外の部分に対応した第2の画像
情報データ群とを形成し、前記第1の画像情報データ群
を前記記録媒体上に整列する複数の第1の領域に配置
し、前記第2の画像情報データ群を前記複数の第1の領
域以外の第2の領域に配置して記録する際に、該記録時
に前記第2の画像情報データ群に対して所定の単位デー
タ数毎に付加され記録される誤り検出用データよりもビ
ット数の多い誤り検出用データを、前記第1の画像情報
データ群の所定の単位数データ毎に付加して記録する様
にしたものである。 〔作用〕 上述の様に、記録媒体上に整列する複数の第1の領域
に配置されるブロック画像が示す画像の所定の部分に対
応した第1の画像情報データ群には、前記複数の第1の
領域以外の第2の領域に配置される前記ブロック画像が
示す画像の前記所定の部分以外の部分に対応した第2の
画像情報データ群に比べて、単位データ数毎に付加する
誤り検出用データのビット数を多くして記録することに
より、再生時に行なわれる高速再生の対象となる重要度
の高い第1の画像情報データ群に対する誤り検出能力を
前記高速再生の対象とならない重要度の低い第2の画像
情報データ群に比べて高くすることができ、画質劣化が
少なく且つ効率良く画像情報データを記録することがで
きる様になる。 〔実施例〕 以下本発明を実施例に基づき説明する。 ここでは、本発明の一実施例として本発明をデイジタ
ルVTRに適用した場合を例として説明する。また、ここ
で扱う情報信号はNTSC方式のテレビ信号をコンポーネン
ト復調して時分割多重した信号とし、1フイールドのテ
レビ画面を複数の画素グループに分割する際、そのグル
ープを4×4個の画素グループにより構成するものとす
る。 第1図は本発明をデイジタルVTRの記録系に適用した
場合の概略構成を示す図である。 第1図において入力された1フイールド分のアナログ
・ビデオ信号はデイジタル・アナログ(A/D)変換器に
よってデイジタル・ビデオ信号に変換され、Eモードの
デイジタル・ビデオ信号としてスイツチ2、プリフイル
タ3、モード判定回路4に供給される。 プリフイルタ3は入力されたEモードのデイジタル・
ビデオ信号の高周波成分を除去する二次元的なローパス
フイルタである。そして該プリフイルタ3により高周波
成分の除去された第3図(a)に示す様なEモードのデ
イジタル・ビデオ信号は間引き回路5で第3図(b)に
示す様な1/4画素分のCモードのデイジタル・ビデオ信
号となる様に間引く処理が行われるものである。なお、
間引き回路5において処理されたCモードのデイジタル
・ビデオ信号は第4メモリ6に記憶されると共に該モー
ド判定回路4に供給される。 前記スイツチ2において図中のF側に接続された時は
入力されているEモードのデイジタル・ビデオ信号を第
1メモリに供給して記憶し、また、G側に接続された時
は該入力信号はスイツチ9に供給される。 そして該スイツチ9では図中のH側に接続された時は
入力信号は第2メモリ10に供給され、図中のI側に接続
された時は第3メモリ11に供給される。 なお、スイツチ2,9のスイツチ動作は同期信号発生回
路7より発生される各種同期信号により制御されてい
る。該同期信号発生回路7からは1ライン分の入力信号
の入力タイミングに同期した水平同期信号がスイツチ2
に、1画素分の入力信号の入力タイミングが同期した画
素同期信号がスイツチ9に入力される。 スイツチ2,9の動作により第3図(a)に示した様な
Eモードのデイジタル・ビデオ信号は第5図において
◎,△,▽印で示す様に4×4個の画素グループを分割
し、第1メモリ8には▽印の画素に対応する信号が記憶
され、第2メモリ10には△印の画素に対応する信号が記
憶され、第3メモリ11には◎印の画素に対応する信号が
記憶されることになる。 モード判定回路4にはEモードとCモードのデイジタ
ル・ビデオ信号が入力されており、Cモードのデイジタ
ル・ビデオ信号に対しては補間処理を行った後、1グル
ープ毎にEモードのデイジタル・ビデオ信号による画像
信号と補間処理されたCモードのデイジタル・ビデオ信
号による画像信号とを比較して、その誤差情報を一端記
憶しておきその誤差が設定されている閾値より大きい場
合にはEモード、小さい場合にはCモードを該グループ
に割当てる様にモード情報信号を発生する。つまり、こ
のモード情報信号は1フイールドの画面上の密な部分の
グループにはEモード、粗の部分のグループにはCモー
ドのモード情報信号が対応する様に発生される。 また、1フイールド分のビデオ信号の伝送時間を等し
くする為、Cモードで伝送する画素ブロツク数との比を
一定にしておく必要がある。 以上の場合において、例えば伝送帯域の圧縮率を全体
で1/2にする場合はCモードの割合を全体の2/3、Eモー
ドの割合を1/3とすれば全体の帯域圧縮率は(1/4×2/3
+1×1/3)=1/2となる。そして各グループに対してモ
ード情報信号を割当てる際に記憶されている全グループ
の誤差情報を誤差の大きい順に並べ、上位1/3に対して
Eモードが割当てられる様な閾値を設定し、この閾値と
該誤差情報とを比較して、閾値よりも誤差情報信号が大
きい場合にはEモードを割当てる様にすれば上記割当に
てEモードとCモードとが伝送される様に設定される。 この様にモード設定回路4において発生されたモード
情報信号はモードメモリ12に記憶される。 第6図は上述の様にして設定されたモード情報信号の
画面上の配置列を示したもので、この様に配置されたモ
ード情報信号に応じて伝送されるべき画素の画面上の配
置は第7図に示す様になる。 しかしながら、前述の様に実際に伝送されるのは第8
図に示す様な画面の各グループの基本画素全部と第9図
に示す様なEモードと設定されたグループの追加画素の
情報で、基本画素の情報は第3メモリ11及び第4メモリ
6に記憶され、追加画素の情報は第1メモリ8、第2メ
モリ10に分割されて記憶されているので、これらメモリ
に記憶されている情報を該モード情報に応じて第9図に
示す様な形で出力する。 以下、第1メモリ8、第2メモリ10、第3メモリ11、
第4メモリ6の読み出し動作について説明する。 該モード判定回路4において発生されたモード情報信
号はモードメモリ12に記憶されている為、メモリ制御回
路13によりモードメモリ12から記憶されているモード情
報信号を読み出す。読み出されたモード情報信号はメモ
リ制御回路13、アドレス演算回路14、スイツチ15に供給
される。 メモリ制御回路13は入力されるモード情報信号に応じ
て第3メモリ11からEモード時の基本画素情報信号、第
4メモリ6からCモード時の基本画素情報信号をスイツ
チ15に供給し、やはりモード情報信号に応じてスイツチ
動作を行ない、第8図に示した様な基本画素情報信号を
誤り検出訂正符号付加回路17に供給する。 また、アドレス演算回路14では入力されたモード情報
信号に応じて第1メモリ8、第2メモリ10の読み出しア
ドレスを算出し、該2つのメモリからのデータの出力を
制御するもので特に、該モード情報信号においてEモー
ドが指定された時には出力すべき画素データのアドレス
を算出して出力し、またCモードの時は所定量の画素デ
ータを読み飛ばす様にアドレスを変化させる様にするも
ので、この様にアドレス演算回路14により読み出された
画素データはスイツチ16に供給される。 スイツチ16は前記同期信号発生回路7から発生される
水平同期信号に同期して1ライン毎に切換わるスイツチ
でこのスイツチ動作によりスイツチ16の出力は第9図に
示した様な追加画素情報信号となり、誤り検出訂正符号
付加回路18に供給する。 誤り検出訂正符号付加回路17,18では該画素グループ
単位毎にハミング符号やリードソロモン符号等の検査点
符号を付加する。 第11図は夫々誤り検出訂正回路17,18において誤り検
出・訂正符号を付加し、後述する同期データ付加回路20
により同期・データが付加された画素情報データの記録
様式を示したもので、(a)が基本画素情報データ、
(b)が追加画素情報データの場合を示しており、
(a)においては同期データ、基本画素情報データ、行
の誤り検出訂正符号(内符号)の順に並べたものを1デ
ータ・ブロツクとし、この様なデータ・ブロツクを所定
数縦に並べた場合の列の誤り検出訂正符号(外符号)が
該所定数のデータ・ブロツク毎に発生される。 また、(b)においては同期データ、追加画素情報デ
ータ、行の誤り検出・訂正符号(内符号)の順に並べた
ものを1データ・ブロツクとし、この様なデータブロツ
クを縦に並べた場合の列の誤り検出・訂正符号(外符
号)が該所定数のデータ・ブロツク毎に発生される。 第12図は前記基本画素情報データのデータブロツクと
追加画素情報データのデータブロツクとにおける内符号
と外符号の構成を示したもので、(a)は基本画素情報
データ、(b)は追加画素情報データのデータブロツク
である。 第12図に示した様に内符号については基本画素情報デ
ータも追加画素情報データも各ブロツク毎にP1〜P4のパ
リテイ・ビツトを付加し、外符号については基本画素情
報データはPa,Pbのパリテイ・ビツトを付加し、追加画
素情報データはPcのパリテイ・ビツトを付加する。 第12図の様にパリテイ・ビツトを付加した場合、内符
号に関しては基本画素情報データと追加画素情報データ
とは同等の誤り検出・訂正能力を有するが、外符号に関
しては基本画素情報データの方が追加画素情報データよ
りも誤り検出・訂正能力が強化されている。 以上の様に画素データを基本画素情報データと追加画
素情報データとに分離し、それぞれに誤り検出・訂正能
力の重み付けを変えることにより、通常、基本画素情報
と追加画素情報とを分離せずに誤り検出訂正符号を付加
した場合に比べ冗長度を減らすことが出来る。 以上の様に誤り検出・訂正符号が付加された画素情報
データはそれぞれスイツチ19に供給される。スイツチ19
は前記同期信号発生回路7から発生される同期信号に同
期して0.5フイールド期間毎に切換わるスイツチで、こ
のスイツチ動作により出力される信号は同期データ付加
回路20によりデータ・ブロツク毎に同期データが付加さ
れ、前記モードメモリ12から出力されたモード情報デー
タと共に記録変調回路21により記録に適したデータに変
調された後、記録部22において第13図に示す様に不図示
のテープ上に記録される。 また、以上の様に画素情報データは基本画素情報デー
タと追加画素情報データとに分割され、Eモード及びC
モードにおける共通の伝送画素のデータである基本画素
情報データに対しては誤り検出訂正能力の強化された誤
り検出訂正データを付加し、画素情報の基本構造に相当
する基本画素情報データに対して誤り検出訂正能力を強
化することが出来、更に記録時に基本画素情報データと
追加画素情報データとは分離されて記録される為、再生
時にモード情報データが誤った場合でも少なくとも基本
画素情報データだけは得られる為、画像を復元すること
が可能となる。 第14図は第1図に示す記録系で記録された情報を再生
するためのデイジタルVTRの再生系に適用した場合の概
略構成を示す図である。 以下第14図を用いて再生時の動作について説明する。 第14図において再生部23で再生された画素情報デー
タ、モード情報データは記録復調回路24において復調さ
れた後、画素情報データはゲート回路25に、モード情報
データはモード誤り検出回路26に入力される。 また、再生部23からは1/2フイールド期間に同期した
同期信号が出力されており、この同期信号はゲート・パ
ルス発生回路27、スイツチ28に入力される。 ゲート・パルス発生回路27にはシステムコントローラ
38より再生モード信号が入力されており、該再生モード
信号は通常再生時にはロー(L)レベルの信号で、変速
サーチ時にはHレベルの信号であり、該ゲート・パルス
発生回路27では該再生モード信号がLレベルの時はHレ
ベルのゲート・パルス信号をゲート回路25に供給し、ゲ
ート回路25を開き、再生された画素情報データをスイツ
チ28に入力する。また、スイツチ28には再生部23におい
て発生される1/2フイールド期間に同期した同期信号に
より第13図の様に記録されている画素情報データを基本
画素情報データと追加画素情報データとに分離し、それ
ぞれを基本画素メモリ29、と追加画素メモリ30とに記憶
する。 つまり、スイツチ28の切換え動作は該同期信号に同期
して1/2フイールド期間毎に図中のL側からM側に切換
わり、画素情報信号がそれぞれの画素メモリに記憶され
る。 そして、各画素メモリにおいて1フイールド分の基本
画素情報データ及び追加画素情報データが記憶される
と、誤り検出訂正回路39,40に基本画素メモリ29、追加
画素メモリ30から夫々画素情報データ及び誤り検出訂正
用データが供給され、誤り検出訂正が行われる。そして
誤りが検出された場合には、誤り検出訂正回路39,40か
ら訂正された画素情報データが各画素メモリに供給さ
れ、誤った画素情報データが書き換えられる。 一方、再生されたモード情報データはモード誤り検出
回路26を介してモードメモリ31に記憶される。モード誤
り検出回路26では再生されたモード情報データのうちE
モードを検出し、その数をカウントする。該Eモードが
割当てられる1フイールド中のグループの数は予め決っ
ている為、前記の様に再生時にEモードの数をカウント
し、予め決められた数と一致した時は誤りなしと判断
し、一致しなかった時は誤りがあると判断される。 このモード誤り検出回路26においてモード情報データ
に誤り有りと判断された場合、モード誤り検出回路26か
らは誤り検出信号がモード変換回路32に入力され、モー
ド変換回路32ではモードメモリ31に記憶されているモー
ド情報データを読み出し、該信号を全てCモードの信号
に変換する。またモード誤り検出回路26においてモード
情報信号の誤りがないと判断された時は該モードメモリ
31から読み出された信号はそのままの状態でモード変換
回路32を介して出力される。 以上の様にしてモード変換回路32から出力されたモー
ド情報データはメモリ制御回路33に入力され、メモリ制
御回路33では入力されたモード情報データに応じて基本
画素メモリ29及び追加画素メモリ30からおのおの記憶さ
れている画素情報データを読み出す。 なお、基本画素メモリ29に記憶されている基本画素情
報データにはEモードのものとCモードのものとがあ
る。そこで、スイツチ34によってCモードの基本画素情
報データはCモード補間回路35において記録されなかっ
た画素情報データを記録された画素情報データを用いて
補間してから、Eモードの基本画素情報データはそのま
まフイールドメモリ36に記憶する。 つまり、スイツチ34には再生され、誤り検出処理され
たモード情報データが入力されており、該モード情報デ
ータに応じてCモードの場合には図中のC側へ、またE
モードの場合には図中のE側へ接続される様に制御され
る。 以上の様に1フイールド分の画素情報信号がフイール
ドメモリ36に記憶された後、メモリ制御回路33からの制
御信号によりフイールドメモリ36に記憶されている画素
情報データが画像情報データとして読み出されD/A交換
器37においてアナログ・ビデオ信号に変換された後に出
力される。 次に第14図により変速サーチ時における動作について
説明する。 第14図においてシステム・コントローラ38からHレベ
ルの再生モード信号が再生部23に入力されると、変速サ
ーチモードとなり、例えば不図示のテープが通常再生速
度の4倍で走行し、不図示の2個の記録再生ヘツドのテ
ープ上のトレース軌跡は第13図に示すA及びBの様に記
録トラツク上を横切る。この時、テープ上に記録されて
いる信号は隣りのトラツク同志互いに異なるアジマスに
より記録が行われており、実際に再生される信号はA,B
共に斜線の部分のみとなる。 そして、上記の様に再生された画素情報データは通常
再生時と同様に記録復調されたデータはゲート回路25に
供給され、やはりゲートパルス発生回路27より発生され
るゲート・パルス信号によりその開閉動作を制御され
る。すなわち、ゲート・パルス発生回路27には前述の様
な再生モード信号が入力されており、再生モード信号が
変速サーチ時(Hレベル)にはゲート回路25を閉じる様
にLレベルのゲート・パルス信号を発生する。更にゲー
ト・パルス発生回路27には同期信号が入力されており、
該同期信号がHレベルの期間はゲート回路25を開く様に
Hレーベルのゲート・パルス信号を発生する。 以上の様にして、ゲート回路25を通過した画素情報デ
ータはスイツチ28により通常再生と同様に同期信号に同
期して基本画素メモリ29、追加画素メモリ30に振り分け
られる。そしてメモリ制御回路33により該メモリへの書
き込みが行われる。メモリの書込み動作のアドレス指定
は通常再生時と異なり、前記ゲートパルス信号に応じて
行われる。つまり、システムコントローラ38から変速サ
ーチモードを指示する再生モード信号がメモリ制御回路
33に入力されると、メモリ制御回路33はゲートパルス信
号を入力し、該ゲートパルス信号がHレベルの期間はメ
モリへの書き込みを行ない、Lレベルの時は書き込みを
行わない様に制御を行っている。また、変速サーチ時に
は前述のゲートパルス信号によってゲート回路25を制御
し、基本画素情報データのみを再生する様にする為、モ
ード情報データを全てCモードにする必要がある。つま
り、システムコントローラ38からの変速サーチ指令によ
りモード変換回路32を制御して変速サーチを行っている
期間は常時Cモードの信号を発生する様になっている。 以上の様にして基本画像メモリ29に書き込まれた基本
画像情報データは、1フイールド分の基本画素情報デー
タが書き込まれる毎に、誤り検出訂正回路39にも供給さ
れ、ここで誤りが検出された場合にはその訂正データが
基本画素メモリ29に供給され誤った基本画素情報データ
は書き換えられる。 そして、基本画素メモリ29に書き込まれた基本画素情
報データは通常再生時と同様に前記同期信号に同期して
アドレス指定され、読み出され、スイツチ34を介してC
モード補間回路35において補間処理された後、フイール
ドメモリ36に記憶され1フイールド分の信号が蓄積され
たところでD/A変換器37によりアナログ信号に変換され
画像情報データとして出力される。 以上の様に変速サーチ時の様な再生されるモード情報
データが全く意味を持たない場合においても基本画素情
報データのみを再生しそれを用いて少なくともCモード
の画像情報データを得ることが出来る。また、この時、
記録側においては基本画素情報データの誤り検出訂正能
力を追加画素情報データよりも強力にすることにより基
本画素情報データの再現性を高めることが出来る。 なお、本実施例中ではVTRを例に説明して来たが、本
発明では情報データを伝送するものであれば適用するこ
とが可能で、例えば、デイスク記録再生装置や電送装置
等にも適用出来る。 また、本発明はTAT方式以外の情報圧縮伝送方式の可
変密度サンプリングによる伝送方式にも容易に用いるこ
とが出来る。 〔発明の効果〕 以上、説明して来た様に本発明によれば、再生時に行
われる高速再生の対象となる画像情報データに対しては
単位データ数毎に前記高速再生の対象とならない画像情
報データに対して所定の単位データ数毎に付加され記録
される誤り検出用データに比べ多くのビット数を有する
誤り検出用データを付加して記録する様に構成すること
により、前記高速再生の対象となる重要度が高い画像情
報データの誤り検出能力を前記高速再生の対象とならな
い重要度が低い画像情報データに比べて高くすることが
でき、画質劣化が少なく且つ効率良く画像情報データを
記録することができる画像情報データ記録装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例として本発明をVTRの記録系
に適用した場合の概略構成図である。 第2図は一次元的な信号の処理においてTAT方式を用い
た場合の原理図である。 第3図(a)は4×4個の画素グループにおけるEモー
ドの伝送される画素パターン、第3図(b)はCモード
の伝送される画素パターンを示した図である。 第4図はNTSC方式のテレビ信号をコンポーネント復調し
て時分割多重した信号の1フイールドのテレビ画面を4
×4個の画素グループ毎に分割し、各グループに対して
Eモード及びCモードの伝送モードを割当てた場合を示
した図である。 第5図は第1図において4×4個の各画素と、該各画素
情報を記憶するメモリとの対応を示す図である。 第6図はモード情報信号の画面上の配置例を示した図で
ある。 第7図は第6図の様に配置したモード情報信号に応じて
伝送されるべき画素の画面上の配置を示した図である。 第8図は画面上の画素において、基本画素の配置を示し
た図である。 第9図は画面上の画素において、追加画素の配置を示し
た図である。 第10図は基本画素と追加画素の情報信号の伝送形態を示
した図である。 第11図は画素情報データの記録様式を示した図で、
(a)が基本画素情報データ、(b)が追加画素情報デ
ータの構成図である。 第12図は第11図に示した画素情報データのデータ・ブロ
ツクにおける内符号と外符号の構成を示した図で、
(a)は基本画素情報データ、(b)は追加画素情報デ
ータの構成図である。 第13図は第1図の記録系により記録されたテープ上の記
録パターンと変速サーチ時に記録再生ヘツドのトレース
軌跡との位置関係を示した図である。 第14図は第1図の再生系の概略構成図を示す図である。 2,9,15,16,17,28,34……スイツチ、 5……3/4画素間引き回路、 6,8,10,11……メモリ、 4……モード判定回路、 12,30……モードメモリ、 13,33……メモリ制御回路、 17,18……誤り検出訂正符号付加回路、 21……記録変調回路、 22……記録部、 23……再生部、 24……記録復調回路、 25……ゲート回路、 26……モード誤り検出回路、 27……ゲート・パルス発生回路、 29……基本画素メモリ、 30……追加画素メモリ、 32……モード変換回路、 35……補間回路、 36……フイールドメモリ、 38……システム・コントローラ、 39,40……誤り検出訂正回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫田 素一 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (72)発明者 下郡山 信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 阿部 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山下 伸逸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−20711(JP,A) 特開 昭60−185263(JP,A) 特開 昭55−52514(JP,A) 特開 昭60−57574(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.画像に対応した画像情報データを記録媒体に記録す
    る装置であって、画像を1画面毎に複数のブロックに分
    割し、分割された複数のブロックの夫々に対応している
    複数のブロック画像毎に、当該ブロック画像が示す画像
    の所定の部分に対応した第1の画像情報データ群と前記
    ブロック画像が示す画像の前記所定の部分以外の部分に
    対応した第2の画像情報データ群とを形成し、前記第1
    の画像情報データ群を前記記録媒体上に整列する複数の
    第1の領域に配置し、前記第2の画像情報データ群を前
    記複数の第1の領域以外の第2の領域に配置して記録す
    る際に、該記録時に前記第2の画像情報データ群に対し
    て所定の単位データ数毎に付加され記録される誤り検出
    用データよりもビット数の多い誤り検出用データを、前
    記第1の画像情報データ群の所定の単位数データ毎に付
    加して記録する様にしたことを特徴とする画像情報デー
    タ記録装置。
JP61018762A 1986-01-30 1986-01-30 画像情報データ記録装置 Expired - Lifetime JP2759937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61018762A JP2759937B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 画像情報データ記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61018762A JP2759937B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 画像情報データ記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177766A JPS62177766A (ja) 1987-08-04
JP2759937B2 true JP2759937B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=11980652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61018762A Expired - Lifetime JP2759937B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 画像情報データ記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2759937B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320711A (en) * 1976-08-10 1978-02-25 Oki Electric Ind Co Ltd Error correction system for vertical-cross conversion encoder unit
JPS5552514A (en) * 1978-10-12 1980-04-17 Toshiba Corp Pcm recording and reproducing system
JPS6057574A (ja) * 1983-09-08 1985-04-03 Sony Corp 信号処理装置
JPS60185263A (ja) * 1984-03-02 1985-09-20 Hitachi Ltd エラ−訂正方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62177766A (ja) 1987-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0830033B1 (en) Digital signal transmission apparatus
EP0240364B1 (en) Video signal recording and playback apparatus for segment recording operation
JPH0442874B2 (ja)
US4499506A (en) Video signal recording and/or reproducing system
JPS60203084A (ja) デイジタル・テレビジヨン信号処理装置
JPS6231872B2 (ja)
US5101274A (en) Digital signal recording apparatus time-division multiplexing video and audio signals
US20010005444A1 (en) Digital signal recording method and apparatus and medium therefor
EP0476630B1 (en) Data rearrangement processing apparatus for digital video signal recording apparatus
US5191437A (en) Digital image signal playback circuit for combining two channel parallel picture data into a single channel
US5198940A (en) Image signal recording system
JP2759937B2 (ja) 画像情報データ記録装置
EP0609824B1 (en) Digital video signal recording apparatus and method
EP0473416B1 (en) Video signal reproducing apparatus
US6002836A (en) Recording and reproducing apparatus in which digital data having various transmission rates are processed at their optimum data rates
JP2728870B2 (ja) 画像情報再生装置
US5233437A (en) Recording/reproduction apparatus for high-definition video signal
JP2603220B2 (ja) 画像情報伝送方法
JPH01233976A (ja) 映像信号の伝送方式
JPH065938B2 (ja) 映像信号の記録方法、映像信号の記録装置および記録再生装置
US5754727A (en) Image signal recording system having plural compression encoding modes
JP2984273B2 (ja) 記録方法
JP2603218B2 (ja) 画像情報伝送方法
JP3135237B2 (ja) デジタル信号記録装置
JP2662385B2 (ja) 画像情報信号伝送方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term