JP2759437B2 - 穿孔装置 - Google Patents

穿孔装置

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順三 樋口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱落可能なクロー
ネンビットを先端部に備えたケーシング単管穿孔装置に
関し、詳しくはクローネンビットの穿孔中における確実
なフラッシング動作と、穿孔完了時におけるドライブシ
ューからの容易な離脱を両立するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーシング単管穿孔装置は、図
13に示すように、ドライブシュー50の穿孔方向A
(矢印A方向)前端に嵌合されたクローネンビット51
を、穿孔方向に沿って進出させながら回転させて穿孔す
る。クローネンビット51は、ドライブシュー50に周
方向に沿って相対回転不能で、かつ、穿孔方向に沿って
相対移動不能に連結されており、ドライブシュー50と
連結されるケーシングパイプ52の回転に伴って回転駆
動される。またクローネンビット51は、ドライブシュ
ー50の穿孔方向と逆方向への後退に伴って、ドライブ
シュー50との連結を解除され、ドライブシュー50か
ら離脱する。これにより、穿孔後の地下水の噴出等が防
止される。
【0003】このような穿孔装置において、通常の穿孔
作業を行う場合、クローネンビット51を穿孔方向に沿
って進出させながら回転させる動作で十分である。一
方、穿孔中のクローネンビット51が玉石や硬い層に突
き当たった場合には、クローネンビット51を穿孔方向
と逆方向に一旦後退させた後、再度穿孔方向に進出させ
る動作、すなわちフラッシング動作を行うことが好まし
い。
【0004】しかし図13に示す穿孔装置では、ドライ
ブシュー50を穿孔方向と逆方向に後退させると、クロ
ーネンビット51がドライブシュー50から脱落してし
まう。このため、フラッシング動作を行うことができ
ず、穿孔作業に多大の時間を要し、穿孔効率が著しく低
下するという問題があった。
【0005】そこで従来、上述の問題を解消する穿孔装
置として、特開平4−261996号公報には、図14
に示すように、クローネンビット60の穿孔方向A後端
(図14中右端部)に一対の張出部材61を備えたもの
が記載されている。各張出部材61はそれぞれ、支持部
材62を介してクローネンビット60の穿孔方向A後端
に連結されており、また長孔63に遊嵌された連結ピン
64を介して相互に連結されている。
【0006】すなわち各張出部材61はそれぞれ、他方
の張出部材61と一直線上に保持された図14中実線で
示す状態において、図14中上下端部をドライブシュー
65の係止溝66に嵌合される。これにより張出部材6
1はそれぞれ、クローネンビット60をドライブシュー
65に周方向に沿って相対回転不能で、かつ、穿孔方向
Aに沿って相対移動不能に連結する。また各張出部材6
1はそれぞれ、連結ピン64付近に穿孔方向Aに沿う外
力を受けた際、図14中二点鎖線で示す状態に変位され
る。これにより各張出部材61はそれぞれ、図14中上
下端部をドライブシュー65の係止溝66から外され、
クローネンビット60をドライブシュー65から離脱可
能とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した図14に示す
従来の穿孔装置では、穿孔時には、各張出部材61のド
ライブシュー65の係止溝66への嵌合によって、クロ
ーネンビット60が、ドライブシュー65に周方向に沿
って相対回転不能で、かつ、穿孔方向Aに沿って相対移
動不能に連結される。したがって、フラッシング動作が
可能である。また穿孔完了時には、各張出部材61の連
結ピン64付近に穿孔方向Aに沿う外力を加えることに
より、各張出部材61とドライブシュー65の係止溝6
6との嵌合を外すことができ、クローネンビット60を
ドライブシュー65から離脱させることができる。
【0008】しかし、穿孔時におけるクローネンビット
60とドライブシュー65との連結が不完全なものであ
った。すなわち、ケーシングパイプ52の穿孔方向A後
端に連結される穿孔機(図示しない)側の油圧ドリフタ
ー(図示しない)の打撃振動等により、張出部材61が
ドライブシュー65の係止溝66から外れてしまい、穿
孔中のクローネンビット60がドライブシュー65から
脱落してしまうおそれがあった。
【0009】本発明は、穿孔中におけるクローネンビッ
トのフラッシング動作を、クローネンビットの脱落等を
招くことなく確実に行うことができるとともに、穿孔完
了時にはクローネンビットをドライブシューから容易に
離脱させることができる穿孔装置を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、中
空円筒状のケーシングと、該ケーシングの穿孔方向前端
に連結された中空円筒状のドライブシューと、中空円筒
状の基端部をドライブシューの穿孔方向前端に遊嵌され
たクローネンビットとを備えた穿孔装置において、前記
ドライブシューに設けられた係止部と、前記クローネン
ビットの基端部における前記係止部と対応する位置に設
けられた貫通孔と、前記クローネンビットの基端部内方
から貫通孔を貫通して係止部に着脱可能に嵌合され、ク
ローネンビットをドライブシューに周方向に沿って相対
回転不能で、かつ、穿孔方向に沿って相対移動不能に連
結する係止ピンと、前記クローネンビットの基端部内方
に着脱可能に嵌合され、前記係止ピンを係止部に嵌合さ
れた状態に保持する中空円筒状のピン押さえ部材と、前
記係止ピンとクローネンビットの基端部との間に介在さ
れ、係止ピンを係止部からの離脱方向に常時付勢する付
勢部材と、穿孔方向及び穿孔方向と逆方向に沿う進退動
に伴って、前記ピン押さえ部材をクローネンビットの基
端部内方から離脱させて回収することにより、係止ピン
を付勢部材の付勢力によって係止部から離脱させる回収
部材とを備えたことを特徴とする穿孔装置により達成さ
れる。
【0011】
【作用】本発明に係る穿孔装置においては、穿孔時、係
止ピンが、ピン押さえ部材によって、クローネンビット
の貫通孔を貫通してドライブシューの係止部に嵌合され
た状態に保持される。つまりクローネンビットとドライ
ブシューの連結が、係止ピン及びピン押さえ部材によっ
て保持される。これによりクローネンビットは、ドライ
ブシューに周方向に沿って相対回転不能で、かつ、穿孔
方向に沿って相対移動不能に連結され、フラッシング動
作に伴う脱落等を確実に防止される。
【0012】また穿孔完了時、係止ピンは、ピン押さえ
部材が回収部材によってクローネンビットの基端部内方
から離脱して回収されることにより、付勢部材の付勢力
によって係止部から離脱される。つまりクローネンビッ
トとドライブシューの連結が、回収部材によるピン押さ
え部材の回収と、付勢部材の付勢力による係止ピンの係
止部からの離脱によって解除される。これによりクロー
ネンビットは、ドライブシューから容易に離脱される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態により、本発明
を説明する。図1〜図7は、本発明の一実施形態である
穿孔装置を示す図であり、図1は、穿孔装置全体を示す
断面図、図2は、図1のB矢視断面図である。また図3
は、ピン押さえ治具を示す側面図、図4は、図3のC矢
視断面図である。更に図5は、回収治具を示す側面図、
図6は、図5のD矢視断面図、図7は、回収治具の羽根
を示す側面図である。
【0014】図8〜図12は、図1の穿孔装置の各作動
状態を示す概略断面図である。すなわち図8は穿孔時の
状態を、図9は穿孔が完了して回収治具が進出され始め
た状態を、図10は回収治具の進出が完了した状態を、
図11は回収治具が後退されてピン押さえ治具が回収さ
れる際の状態を、図12はケーシングパイプが後退され
てクローネンビットが脱落する際の状態をそれぞれ示
す。
【0015】図1及び図2において、ケーシングパイプ
10の穿孔方向A前端(図1中左端部)には、ドライブ
シュー20が連結されており、ドライブシュー20の穿
孔方向A(矢印A方向)前端(図1中左端部)内方に
は、クローネンビット30が遊嵌されている。
【0016】ケーシングパイプ10は、中空円筒状に形
成されており、図示しない穿孔方向A後端を図示しない
穿孔機に取り付けられる。
【0017】ドライブシュー20は、中空円筒状に形成
されている。ドライブシュー20における穿孔方向Aに
沿う所定の位置には、係止孔21が、直径方向に対向し
て一対設けられる。
【0018】クローネンビット30は、中空円筒状に形
成された基端部31を、ドライブシュー20の穿孔方向
A前端内方に遊嵌されており、基端部31とドライブシ
ュー20の穿孔方向A後端(図1中右端部)外周面との
間には、Oリング38が介在されている。クローネンビ
ット30の基端部31には、ドライブシュー20の各係
止孔21に対応する一対の貫通孔32がそれぞれ、各係
止孔21と直径方向に沿って連通する位置に設けられ
る。
【0019】クローネンビット30は、穿孔時におい
て、係止ピン33及びピン押さえ治具34によって、ド
ライブシュー20に周方向に沿って相対回転不能で、か
つ、穿孔方向Aに沿って相対移動不能に連結される。ま
たクローネンビット30は、穿孔完了時において、回収
治具40によるピン押さえ治具34の回収と、ピン付勢
スプリング35の付勢力による係止ピン33の脱落によ
って、ドライブシュー20との連結を解除される。
【0020】係止ピン33は、ドライブシュー20の各
係止孔21にそれぞれ対応して一対設けられる。係止ピ
ン33はそれぞれ、基端部(図1中下端部)をピン押さ
え治具34の後述するピン収容溝36に遊嵌された状態
で、クローネンビット30の貫通孔32を貫通して、先
端部(図1中上端部)を係止孔21に着脱可能に嵌合さ
れる。これにより係止ピン33はそれぞれ、クローネン
ビット30をドライブシュー20に周方向に沿って相対
回転不能で、かつ、穿孔方向Aに沿って相対移動不能に
連結する。
【0021】ピン付勢スプリング35は、各係止ピン3
3の基端部とクローネンビット30の基端部31内周面
との間にそれぞれ介在される。ピン付勢スプリング35
はそれぞれ、各係止ピン33をクローネンビット30の
基端部31内方、すなわち係止孔21からの離脱方向に
常時付勢している。
【0022】ピン押さえ治具34は、図1〜図4に示す
ように、中空円筒状に形成されており、クローネンビッ
ト30の基端部31内方に着脱可能に嵌合されている。
ピン押さえ治具34の外周面には、各係止ピン33に対
応する一対のピン収容溝36が、貫通孔32及び係止孔
21と直径方向に沿って連通する周方向の所定の位置
に、穿孔方向前端(図1中左端部)を開口して形成され
ている。各ピン収容溝36にはそれぞれ、対応する係止
ピン33の基端部が遊嵌される。ピン押さえ治具34
は、各ピン収容溝36に遊嵌された係止ピン33の先端
部がドライブシュー20の係止孔21に嵌合した状態と
なるように、各係止ピン33を所定の姿勢に保持する。
【0023】ピン押さえ治具34の穿孔方向A後端(図
1中右端部)には、内方に所定量突出する突起部37が
形成されている。突起部37には、回収治具40が穿孔
方向Aと逆方向に後退される際、回収治具40の羽根4
1,42が係合される。
【0024】図1、図5及び図6を参照すると、回収治
具40は、穿孔方向A及び穿孔方向Aと逆方向に沿って
進退動されることにより、ピン押さえ治具34をクロー
ネンビット30の基端部31内方から離脱させて回収す
る。すなわち回収治具40は、ピン押さえ治具34の内
方に穿孔方向Aに沿って進出された後、穿孔方向Aと逆
方向に沿って後退される。回収治具40は、後退に伴っ
てピン押さえ治具34の係合溝に羽根41,42を係合
させることにより、ピン押さえ治具34を羽根41,4
2に引掛けるようにして穿孔方向Aと逆方向に連動さ
せ、クローネンビット30の基端部31内方から離脱さ
せて回収する。
【0025】図1、図5〜図7を参照すると、羽根4
1,42は、回収治具40の外周面における図1中上方
に突出する羽根41と、図1中下方に突出する羽根42
とが、連結ピン43によって連結されてなる。各羽根4
1,42の図7中右端部間には、スプリング44が設け
られる。各羽根41,42はそれぞれ、回収治具40の
外周面から所定量突出された位置(以下、突出位置とい
う)から、外力によって回収治具40内方に押圧される
ことにより、スプリング44の付勢力に抗して突出位置
から内方にわずかに退避した位置(以下、退避位置とい
う)まで変位可能である。
【0026】すなわち回収治具40は、各羽根41,4
2をピン押さえ治具34の突起部37との係合によって
突出位置から退避位置に変位されつつ、ケーシング内方
からピン押さえ治具34内方に穿孔方向Aに沿って進出
される。進出後、各羽根41,42は、スプリング44
の付勢力によって突出位置に戻される。そして回収治具
40は、穿孔方向Aと逆方向に沿って後退されつつ、突
出位置に保持された各羽根41,42を、ピン押さえ治
具34の係合溝に係合され、ピン押さえ治具34を同方
向に連動させる。
【0027】本実施形態の作用を、図8〜図12を参照
して説明する。図8を参照すると、穿孔時、係止ピン3
3はそれぞれ、クローネンビット30の貫通孔32を貫
通してドライブシュー20の係止孔21に嵌合されてお
り、ピン押さえ治具34によってピン付勢スプリング3
5の付勢力に抗して嵌合状態に保持されている。これに
よりクローネンビット30は、ドライブシュー20に周
方向に沿って相対回転不能で、かつ、穿孔方向Aに沿っ
て相対移動不能に連結される。つまりクローネンビット
30とドライブシュー20の連結が、係止ピン33及び
ピン押さえ治具34によって保持される。したがって、
フラッシング動作に伴うクローネンビット30の脱落等
が確実に防止される。
【0028】穿孔が完了すると、図9及び図10に示す
ように、回収治具40が、穿孔方向Aに沿ってケーシン
グパイプ10内方からピン押さえ治具34の内方に進出
され、その後、図11に示すように、穿孔方向Aと逆方
向に沿って後退される。後退される際、回収治具40
は、ピン押さえ治具34の突起部37に各羽根41,4
2を係合させることにより、ピン押さえ治具34を同方
向に連動させ、クローネンビット30の基端部31内方
から離脱させる。ピン押さえ治具34の離脱に伴って、
係止ピン33はそれぞれ、ピン付勢スプリング35の付
勢力によって、係止孔21及び貫通孔32からクローネ
ンビット30の基端部31内方に脱落する。係止ピン3
3が脱落すると、図12に示すように、クローネンビッ
ト30は、ケーシングパイプ10及びドライブシュー2
0の回収に伴って、ドライブシュー20から容易に離脱
される。
【0029】以上のように上記実施形態によれば、クロ
ーネンビット30とドライブシュー20の連結は、穿孔
時には、係止ピン33及びピン押さえ治具34によって
保持されており、かつ、穿孔完了時には、回収治具40
によるピン押さえ治具34の回収と、ピン付勢スプリン
グ35の付勢力による係止ピン33の脱落によって解除
される。したがって、比較的簡易な構造であって、コス
ト低減を図ることができるものでありながら、穿孔中に
おけるクローネンビット30のフラッシング動作を、ク
ローネンビット30の脱落等を招くことなく確実に行う
ことができるとともに、穿孔完了時には、クローネンビ
ット30をドライブシュー20から容易に離脱させるこ
とができる。
【0030】すなわち穿孔時には、穿孔機側の油圧ドリ
フターの打撃振動等により、クローネンビット30がド
ライブシュー20から脱落することを確実に防止するこ
とができ、クローネンビット30のフラッシング動作
を、高い信頼性を以て確実に行うことができる。これに
より、極めて高い穿孔効率を確保することができる。ま
た穿孔完了時には、回収治具40によってピン押さえ治
具34をクローネンビット30の基端部31内方から離
脱させることにより、クローネンビット30をドライブ
シュー20から容易に離脱させることができる。これに
より、穿孔後のクローネンビット30を孔の最深部に残
すことができ、穿孔後の地下水の噴出等を防止すること
ができる。
【0031】なお上記実施形態において、ドライブシュ
ー20の係止孔21を、直径方向に貫通しない溝状に形
成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クローネ
ンビットとドライブシューとの連結が、穿孔時には、係
止ピンの係止部への嵌合によって保持されるとともに、
穿孔完了時には、係止ピンの係止部からの離脱によって
解除される。したがって、穿孔中におけるクローネンビ
ットのフラッシング動作を、クローネンビットの脱落等
を招くことなく確実に行うことができ、かつ、穿孔完了
時には、クローネンビットをドライブシューから容易に
離脱させることができる。これにより、穿孔時の極めて
高い穿孔効率を確保することができるとともに、穿孔後
のクローネンビットを孔内に残すことができ、穿孔後の
地下水の噴出等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である穿孔装置を示す断面
図である。
【図2】図1の穿孔装置のB矢視断面図である。
【図3】図1の穿孔装置のピン押さえ治具を示す側面図
である。
【図4】図3のピン押さえ治具のC矢視断面図である。
【図5】図1の穿孔装置の回収治具を示す側面図であ
る。
【図6】図5の回収治具のD矢視断面図である。
【図7】図5の回収治具の羽根を示す側面図である。
【図8】図1の穿孔装置の穿孔時の状態を示す概略断面
図である。
【図9】図1の穿孔装置の穿孔が完了して回収治具が進
出され始めた状態を示す概略断面図である。
【図10】図1の穿孔装置の回収治具の進出が完了した
状態を示す概略断面図である。
【図11】図1の穿孔装置の回収治具が後退されてピン
押さえ治具が回収される際の状態を示す概略断面図であ
る。
【図12】図1の穿孔装置のケーシングパイプが後退さ
れてクローネンビットが脱落する際の状態を示す概略断
面図である。
【図13】従来の穿孔装置を示す分解斜視図である。
【図14】従来の穿孔装置の他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ケーシング(ケーシングパイプ) 20 ドライブシュー 21 係止部(係止孔) 30 クローネンビット 31 基端部 32 貫通孔 33 係止ピン 34 ピン押さえ部材(ピン押さえ治具) 35 付勢部材(ピン付勢スプリング) 37 突起部 40 回収部材(回収治具) 41,42 羽根 A 穿孔方向

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状のケーシング(10)と、 該ケーシング(10)の穿孔方向(A)前端に連結され
    た中空円筒状のドライブシュー(20)と、 中空円筒状の基端部(31)をドライブシュー(20)
    の穿孔方向(A)前端に遊嵌されたクローネンビット
    (30)とを備えた穿孔装置において、 前記ドライブシュー(20)に設けられた係止部(2
    1)と、 前記クローネンビット(30)の基端部(31)におけ
    る前記係止部(21)と対応する位置に設けられた貫通
    孔(32)と、 前記クローネンビット(30)の基端部(31)内方か
    ら貫通孔(32)を貫通して係止部(21)に着脱可能
    に嵌合され、クローネンビット(30)をドライブシュ
    ー(20)に周方向に沿って相対回転不能で、かつ、穿
    孔方向(A)に沿って相対移動不能に連結する係止ピン
    (33)と、 前記クローネンビット(30)の基端部(31)内方に
    着脱可能に嵌合され、前記係止ピン(33)を係止部
    (21)に嵌合された状態に保持する中空円筒状のピン
    押さえ部材(34)と、 前記係止ピン(33)とクローネンビット(30)の基
    端部(31)との間に介在され、係止ピン(33)を係
    止部(21)からの離脱方向に常時付勢する付勢部材
    (35)と、 穿孔方向(A)及び穿孔方向(A)と逆方向に沿う進退
    動に伴って、前記ピン押さえ部材(34)をクローネン
    ビット(30)の基端部(31)内方から離脱させて回
    収することにより、係止ピン(33)を付勢部材(3
    5)の付勢力によって係止部(21)から離脱させる回
    収部材(40)とを備えたことを特徴とする穿孔装置。
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