JP2758703B2 - 音声合成器 - Google Patents
音声合成器Info
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- JP2758703B2 JP2758703B2 JP2201110A JP20111090A JP2758703B2 JP 2758703 B2 JP2758703 B2 JP 2758703B2 JP 2201110 A JP2201110 A JP 2201110A JP 20111090 A JP20111090 A JP 20111090A JP 2758703 B2 JP2758703 B2 JP 2758703B2
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- JP
- Japan
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- accent
- speech
- synthesizer
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は，任意に指定された文字列に従って，予めス
ペクトル情報などのパラメータで登録された音声素片を
結合し合成出力する音声合成器に関する。
ペクトル情報などのパラメータで登録された音声素片を
結合し合成出力する音声合成器に関する。
［従来の技術］ 任意の音声を自然性を保ちながら合成する手法の一つ
に，たとえば日本語を対象としたCV方式などがある。こ
のCV方式は，「ア」，「キ」など子音（Consonant）＋
母音（Vowel）の音節単位で音声素片を構成するもの
で，予め登録された音声パラメータを指定された文字列
に従い結合し合成出力するものである。
に，たとえば日本語を対象としたCV方式などがある。こ
のCV方式は，「ア」，「キ」など子音（Consonant）＋
母音（Vowel）の音節単位で音声素片を構成するもの
で，予め登録された音声パラメータを指定された文字列
に従い結合し合成出力するものである。
しかし，日本語の場合，単語および文章などの意味を
決定するパラメータとしてアクセント情報が重要であ
り，従来は人名などの固有名詞または基本的な単語など
について予めピッチ分布などで示されるアクセント型の
辞書として登録しておき合成時に定められたアクセント
型を合成される音声素片列に付与することにより音声の
合成を行っていた。
決定するパラメータとしてアクセント情報が重要であ
り，従来は人名などの固有名詞または基本的な単語など
について予めピッチ分布などで示されるアクセント型の
辞書として登録しておき合成時に定められたアクセント
型を合成される音声素片列に付与することにより音声の
合成を行っていた。
［発明が解決しようとする課題］ ところが，従来この種の音声合性器では，予め登録さ
れた人名，固有名詞に対してのみアクセントが付与され
ている。また，新たにアクセントを登録する場合におい
ては日本語構造に関するある程度の知識を必要とし，容
易にアクセントを登録することが困難である欠点があっ
た。
れた人名，固有名詞に対してのみアクセントが付与され
ている。また，新たにアクセントを登録する場合におい
ては日本語構造に関するある程度の知識を必要とし，容
易にアクセントを登録することが困難である欠点があっ
た。
本発明の目的は，前記欠点を改善するものであって，
特別な知識を必要とせず容易に合成音に対してアクセン
ト情報の付与が可能となる音声合成器を提供することに
ある。
特別な知識を必要とせず容易に合成音に対してアクセン
ト情報の付与が可能となる音声合成器を提供することに
ある。
［課題を解決するための手段］ 本発明によれば，予めスペクトル情報及びアクセント
情報を含む音声パラメータに分析して記憶された複数個
の音声情報素片を文字入力により任意に指定された組合
せで選択結合し，音声を合成器により合成出力する音声
合成器において， 文字入力により選択結合して得た単語もしくは文節の
スペクトル情報とアクセント情報を記憶する手段と，入
力された複数の音声信号から単語または文節単位でスペ
クトル情報及びアクセント情報を分析しそれぞれ記憶回
路に登録する手段と，前記記憶されたスペクトル情報と
前記登録されたスペクトル情報の類似性の最も高い単語
もしくは文節を求める手段と，求めた最も高い類似性が
所定の値より大きいかどうかを比較する比較手段と，前
記登録されたアクセント情報を時間軸正規化する時間圧
縮器と，前記最も高い類似度が所定の値より大きいとき
は前記時間正規化したアクセント情報を，所定の値より
小さいときは前記記憶したアクセント情報を前記合成器
の一方の入力に切り替え可能に送る切替器と，前記記憶
したスペクトル情報を前記合成器の他の入力に送る手段
とを備えたことを特徴とする音声合成器が得られる。
情報を含む音声パラメータに分析して記憶された複数個
の音声情報素片を文字入力により任意に指定された組合
せで選択結合し，音声を合成器により合成出力する音声
合成器において， 文字入力により選択結合して得た単語もしくは文節の
スペクトル情報とアクセント情報を記憶する手段と，入
力された複数の音声信号から単語または文節単位でスペ
クトル情報及びアクセント情報を分析しそれぞれ記憶回
路に登録する手段と，前記記憶されたスペクトル情報と
前記登録されたスペクトル情報の類似性の最も高い単語
もしくは文節を求める手段と，求めた最も高い類似性が
所定の値より大きいかどうかを比較する比較手段と，前
記登録されたアクセント情報を時間軸正規化する時間圧
縮器と，前記最も高い類似度が所定の値より大きいとき
は前記時間正規化したアクセント情報を，所定の値より
小さいときは前記記憶したアクセント情報を前記合成器
の一方の入力に切り替え可能に送る切替器と，前記記憶
したスペクトル情報を前記合成器の他の入力に送る手段
とを備えたことを特徴とする音声合成器が得られる。
［実施例］ 次に，本発明について図面を参照して説明する。
第１図は，本発明を実施した音声合成器の一実施例で
ある。
ある。
文字入力端子４から入力された入力文字は選択結合器
５を制御し，音声素片メモリー６から必要な音声素片を
選択結合し，ピッチ・パターン情報および電力パターン
情報（以後これら２つの情報を併せてアクセント情報と
いう）は音声アクセント・バッファ７へ，スペクトル情
報は音声スペクトル・バッファ８へ入力される。
５を制御し，音声素片メモリー６から必要な音声素片を
選択結合し，ピッチ・パターン情報および電力パターン
情報（以後これら２つの情報を併せてアクセント情報と
いう）は音声アクセント・バッファ７へ，スペクトル情
報は音声スペクトル・バッファ８へ入力される。
一方音声入力端子１から入力された音声信号は分析器
２でアクセント情報及びスペクトル情報に分析され，単
語メモリー３に格納される。選択制御器10は単語メモリ
ー３から順次読み出されるアクセント情報を音声アクセ
ント・バッファ11へ，またスペクトル情報を音声スペク
トル・バッファ12へ転送する。距離計算器９は音声スペ
クトラム・バッファ８の音声信号と音声スペクトラム・
バッファ11の音声信号とを距離計算して類似度が一番高
いものを選択し，選択した類似度を比較器13へ転送して
閾値器14の持つ予め定められた閾値と比較する。そして
類似度が閾値より大きな場合，切り替え器16を切替え制
御するとともに，音声アクセント・バッファ12の内容を
時間圧伸器15で時間正規化したのち，切替器16を経て合
成器17に送られ，ここでペクトク・バッファ８からのス
ペクトル情報と合成され，合成音は音声出力端子18から
出力される。
２でアクセント情報及びスペクトル情報に分析され，単
語メモリー３に格納される。選択制御器10は単語メモリ
ー３から順次読み出されるアクセント情報を音声アクセ
ント・バッファ11へ，またスペクトル情報を音声スペク
トル・バッファ12へ転送する。距離計算器９は音声スペ
クトラム・バッファ８の音声信号と音声スペクトラム・
バッファ11の音声信号とを距離計算して類似度が一番高
いものを選択し，選択した類似度を比較器13へ転送して
閾値器14の持つ予め定められた閾値と比較する。そして
類似度が閾値より大きな場合，切り替え器16を切替え制
御するとともに，音声アクセント・バッファ12の内容を
時間圧伸器15で時間正規化したのち，切替器16を経て合
成器17に送られ，ここでペクトク・バッファ８からのス
ペクトル情報と合成され，合成音は音声出力端子18から
出力される。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は，文字入力とは別に音声
入力を行い，両入力のスペクトル情報の類似性が大きい
ときに音声入力のアクセントを用いるようにしてあるの
で，音声入力により合成音に付加されるアクセントを設
定でき，従来のアクセントに辞書にない単語，または方
言などのようにアクセント辞典にない単語などに容易に
アクセントを付加することが可能となる。また，アクセ
ントを自然発生音から付加するために，アクセントが法
則による画一的なパターンとならず，より自然な音声合
成が可能となる。
入力を行い，両入力のスペクトル情報の類似性が大きい
ときに音声入力のアクセントを用いるようにしてあるの
で，音声入力により合成音に付加されるアクセントを設
定でき，従来のアクセントに辞書にない単語，または方
言などのようにアクセント辞典にない単語などに容易に
アクセントを付加することが可能となる。また，アクセ
ントを自然発生音から付加するために，アクセントが法
則による画一的なパターンとならず，より自然な音声合
成が可能となる。
第１図は，本発明の一実施例である音声合成器を示す。 記号の説明:1……音声入力端子,2……分析器,3……単語
メモリー,4……文字入力端子,5……選択結合器,6……音
声素片メモリー,7,12……音声アクセント・バッファ,8,
11……音声スペクトル・バッファ,9……距離計算器,10
……選択制御器,13……比較器,14……閾値器,15……時
間圧伸器,16……切替器,17……合成器,18……音声出力
端子。
メモリー,4……文字入力端子,5……選択結合器,6……音
声素片メモリー,7,12……音声アクセント・バッファ,8,
11……音声スペクトル・バッファ,9……距離計算器,10
……選択制御器,13……比較器,14……閾値器,15……時
間圧伸器,16……切替器,17……合成器,18……音声出力
端子。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−6732（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−238494（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−262100（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G10L 3/00 - 9/18 G06F 3/16
Claims (1)
- 【請求項１】予めスペクトル情報及びアクセント情報を
含む音声パラメータに分析して記憶された複数個の音声
情報素片を文字入力により任意に指定された組合せで選
択結合し，音声を合成器により合成出力する音声合成器
において， 文字入力により選択結合して得た単語もしくは文節のス
ペクトル情報とアクセント情報を記憶する手段と，入力
された複数の音声信号から単語または文節単位でスペク
トル情報及びアクセント情報を分析しそれぞれ記憶回路
に登録する手段と，前記記憶されたスペクトル情報と前
記登録されたスペクトル情報の類似性の最も高い単語も
しくは文節を求める手段と，求めた最も高い類似性が所
定の値より大きいかどうかを比較する比較手段と，前記
登録されたアクセント情報を時間軸正規化する時間圧縮
器と，前記最も高い類似度が所定の値より大きいときは
前記時間正規化したアクセント情報を，所定の値より小
さいときは前記記憶したアクセント情報を前記合成器の
一方の入力に切り替え可能に送る切替器と，前記記憶し
たスペクトル情報を前記合成器の他の入力に送る手段と
を備えたことを特徴とする音声合成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201110A JP2758703B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 音声合成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201110A JP2758703B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 音声合成器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0486797A JPH0486797A (ja) | 1992-03-19 |
| JP2758703B2 true JP2758703B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16435569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2201110A Expired - Lifetime JP2758703B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 音声合成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2758703B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT501088A2 (de) * | 2002-12-18 | 2006-06-15 | Bio Prod & Bio Eng Ag | Stabile therapeutische proteine |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP2201110A patent/JP2758703B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0486797A (ja) | 1992-03-19 |
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