JP2758297B2 - リポソーム調製物 - Google Patents
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Description
1つの燐脂質を無毒の1有機溶剤以外に含有している水
性のリポソーム系、並びにこの種のリポソーム系を作製
する方法に関する。
範囲で既に公知となっており、例えば化粧品もしくは薬
品の作製分野で利用されている。この分野で用いられる
各作用物質は、それぞれリポソームと称される小球(小
胞)内にカプセル封入され、この場合、リポソームは殊
にその内部で水性の位相を保っており、水性位相内では
その都度用いられる所定の作用物質が適宜に溶解、分
散、もしくは乳化せしめられる。リポソーム系は脂質二
重膜により外部に対して仕切られている。例えばヨーロ
ッパ特許出願公開第0309519号、並びに同第03
15467明細書に開示されたリポソーム系は、カプセ
ル封入された作用物質「ペンタミジン」を包含する薬剤
として用いられている。公知のリポソーム系において屡
々見受けられる欠点として、比較的短期間のうちに早く
も望ましくない沈積物を形成しやすいことが挙げられ
る。
ころは、特に高い安定性が保証され、ひいては沈積物を
形成する傾向が除かれた含水性燐脂質リポソーム系を提
供する点にある。
案された本発明の含水性リポソーム系においては、少な
くとも1種類の別の燐脂質のほかに更に少なくとも1つ
の燐脂質電荷担体が包含されている。
に述べるように一連の利点を有している。例えば本発明
によるリポソーム系においては、数カ月から数年に及ぶ
極めて長い保管期間を経た後でも容器底面または容器壁
に沈積物もしくは沈着物を形成する傾向を示さないこと
が実証されている。更に本発明によるリポソーム系は、
高い透明度を有しており、従来公知のリポソーム系にお
けるように乳濁現象を呈することはない。その結果とし
て、本発明によるリポソーム系においては異物粒子の検
出を難なく実施することが可能になり、その検出に際し
ては、単に検出対象とされるリポソーム系の分散状態を
透明度測定法によって測定しさえすればよい。しかもこ
の場合、本発明によれば無菌濾過を行なうことが可能と
されているので、このリポソーム系は各種の薬品、化粧
品および糖尿病対症剤として利用するのに好適である。
本発明によるリポソーム系で上述したように有利な作用
が得られるのは、明らかにマイナスの燐脂質電荷担体の
存在に基づいた相乗効果がもたらされる点に由来してい
る。
を得るために提案された本発明の有利な1実施態様にお
いては、リポソーム系が燐脂質電荷担体として少なくと
も1つの塩、有利にはフォスファチジルグリセロール及
び/又はその誘導体のナトリウム−及び/又はアンモニ
ウム塩を含有している。この場合、該当の塩としてジミ
リストイルフォスファチジルグリセロール及び/又はジ
パルミトイルフォスファチジルグリセロールの塩を用い
ると効果的である。ここで「及び/又は」とは、二種以
上の化合物のうちの一種のみを含有するか、又はその化
合物の任意の組合せを含有することを表わすための接続
詞として用いる。本発明によるリポソーム系において
は、例えば前述した実施態様で適宜な塩として存在し、
殊にマイナスの燐脂質電荷担体を形成するフォスファチ
ジルグリセロールを、原則として各種の天然物質、例え
ば油種子、ナタネ(セイヨウアブラナ)、ヒマワリ等か
ら遊離し、次いでこれを必要に応じて精製してから使用
することが可能である。然し乍ら、前述したフォスファ
チジルグリセロールもしくはその誘導体の塩を大豆から
遊離すると特に効果的であることが証明されており、従
って本発明によるリポソーム系の有利な実施例では、マ
イナスの電荷担体として大豆のフォスファチジルグリセ
ロール−アルカリ塩、特にそのナトリウム−乃至カリウ
ム塩、もしくは大豆のフォスファチジルグリセロール誘
導体−アルカリ塩、殊にそのナトリウム−乃至カリウム
塩が用いられる。
体に対する少なくとも1つの燐脂質の質量比について
は、その数値が50:1から400:1の間、有利には
100:1から200:1の間で変動するように設定し
ておくべきである。なおこの場合、調製さるべきリポソ
ーム系に前記の保管安全性と高い透明度とを与えるため
には、マイナスの電荷担体の量を前述したごとく僅かな
値に設定しておくだけで充分であることが実験で明らか
にされている。燐脂質としてフォスファチジルコリンを
含有せしめた本発明の1実施態様によるリポソーム系
は、特に長期に亙る耐久性と特に高いリポソーム分布率
とを有している。しかもこのフォスファチジルコリンが
特に高純度のフォスファチジルコリン、つまり、約10
パーセント未満の夾雑物しか含有していないフォスファ
チジルコリンである場合には、これから調製されるリポ
ソーム系、即ち殊にマイナスの電荷担体として先に述べ
た大豆のフォスファチジルグリセロール−ナトリウム塩
を含むリポソーム系に、冒頭に挙げたような有利な特性
が与えられることになる。加うるにこの特殊なリポソー
ム系は、高圧分解均質化もしくは超音波処理を行なうこ
とにより、従来より著しく僅かな費用および約半分の時
間で所望の平均粒子直径、即ち50nm〜180nm、
有利には70nm〜130nmの平均粒子直径を有する
物質として細分化もしくは破砕することが出来る。この
ように特殊なリポソーム系も、何ら問題なく無菌濾過す
ることが可能であり、そのためには、例えば0.2μm
のフィルタを用いると効果的である。本発明によるリポ
ソーム系の燐脂質濃度に関しては、その数値が0.5重
量パーセントから20重量パーセントまでの間で変動さ
せると有利であることが明らかにされている。既に冒頭
で述べたように、本発明によるリポソーム系は単に薬用
分野においてのみ使用可能であるだけではなく、化粧品
類を作製するためにも申し分なく効果的に利用すること
が出来る。
用する場合には、以下に示すように2つの可能性があ
る。その第1の可能性は本発明によるリポソーム系を空
−リポソーム系として、つまり予め薬効を備えているリ
ポソーム系として用いることにある。ところでこの第1
の実施態様においては、空−リポソーム系が粥状硬化症
(アテローム性動脈硬化症)、血中高脂肪症、並びに各
種の原因により発生した肝臓疾患の治療に際して卓越し
た薬効を示すことが実証されており、この場合、水およ
び必要とあらば5重量パーセントから15重量パーセン
トまでのアルコールのほかに、フォスファチジルコリン
とマイナスの電荷担体との混合物を前記の質量比で該リ
ポソーム系に含有させておくと有利である。なおこの種
の薬品は、特に注射によって投与されるものとする。第
2の可能性は、本発明によるリポソーム系内に作用物質
をカプセル封入することにある。この実施態様で明らか
にされているように、カプセル封入された作用物質は従
来公知の包装形式を採用した場合に比べてより有効な治
療効果を発揮し、しかも所期の治療目的にカプセル封入
による不都合な影響が及ぼされることはない。この効果
の因って来る所以は、リポソーム系にカプセル封入され
た作用物質が長期の治療期間中に亙り特に一様な治療効
果を発揮し、従って望ましくない副作用が完全に回避さ
れるか、或いは少なくとも著しく軽減することが出来る
ところにある。その際に使用すべき作用物質の選択は、
所定の応用分野に応じて適宜に実施され、例えば本発明
によるリポソーム系にはペンタミジン、ペンタミジン−
塩類、特にペンタミジン−イセチオナート、及び/又は
各種ペンタミジン−誘導体を溶解及び/又はカプセル封
入することが可能であり、このようにして調製された薬
品は、殊に腸管外および肺の治療、例えばノイモシステ
ィス−カリニイ−ノイモニー(Pneumocysti
s−carinii−Pneumonie)、アフリカ
黒人睡眠病、乃至はカラーアザール(Kala−Aza
r:黒熱病)の治療に用いられる。ところで当該リポソ
ーム系を作製するに当っては、上述した作用物質を当初
から使用するのではなく、実地に投与される直前に添加
したほうが効果的である。そのためには、水性のリポソ
ーム系に乾燥状態の作用物質を混和するか、或いは乾燥
したリポソーム系を先づこれに水を加えて分散させ、次
いで分散したリポソーム系に作用物質を混合する措置が
可能である。このようにして作製された薬品は高い透明
度を有している。なお幾つかの所定のケースでは、同様
な効果を得るために、作用物質をリポソームにカプセル
封入することなく空−リポソーム−製剤と作用物質との
組合せが行なわれる。これに対し本発明によるリポソー
ム系にドキソルビシン(アドリアマイシン)xHClが
作用物質として包含されている場合には、このリポソー
ム系を癌疾患治療用の有効な薬剤として用いることが出
来る。他方、本発明によるリポソーム系をヴィールス性
疾患、特に皮膚のヴィールス性疾患を治療するために用
いようとする場合には、適宜なヴィールス作用物質とし
て、殊にローズマリン酸または硫酸デキストランをカプ
セル封入する措置がとられる。更に本発明によるリポソ
ーム系には、癌、エイズ、肝臓疾患またはヴィールス性
疾患を治療するための既に公知となっている他の適宜な
作用物質をカプセル封入もしくは添加することが可能で
ある。
系を作製する方法をもその対象としている。本発明によ
るリポソーム系を作製するための方法においては、先づ
初めにその都度使用する燐脂質、特に既述のフォスファ
チジルコリン乃至は高純度のフォスファチジルコリン
を、燐脂質電荷担体、特に大豆のフォスファチジルグリ
セロール−ナトリウム塩と共に、有機溶剤内に溶解もし
くは分散させることが根底とされており、次いでこの治
療もしくは分散系が濃縮され、更に所定のリポソーム系
を形成するために適量の水が添加される。本発明による
この方法を実施する際には、溶剤としてエタノール、プ
ロパノール1及び/又はプロパノール2を用いると効果
的である。初めに作製された溶液乃至分散系は、その都
度用いられる無毒の有機溶剤およびその水との混和性も
しくは調和性如何に応じて、種々異なる残留容量を有す
る物質として濃縮される。例えば前述した無毒の有機溶
剤としてアルコールが用いられる場合には、マイナスの
燐脂質電荷担体を含む適宜な燐脂質溶液が3容量パーセ
ントから30容量パーセントの間の、有利には5容量パ
ーセントから10容量パーセントの間の残留容量に濃縮
される。水と混和不能なこの種の有機溶剤が用いられる
場合には、これを乾燥状態に達するまで濃縮することが
望ましい。
値に設定されている申し分のないリポソーム系を本発明
による方法で作製するためには、水の添加後に生じたリ
ポソーム系に高圧分解均質化もしくは超音波処理を施す
ことが提案されている。この場合、高圧分解均質化もし
くは超音波処理をその際に形成されるリポソーム系の平
均直径が50nm〜180nmに達するまで実施すると
効果的である。このように処理されたリポソーム系を、
その後で0.2μmフィルターを介して付加的に無菌濾
過することも可能とされている。上述形式により作製さ
れたリポソーム系は、次いでそのまま直ちに使用できる
ように適宜なアンプル内に充填されるか、或いは所定の
補助剤、特に炭水化物を添加してから使用される薬剤と
して入念に乾燥処理、特に凍結乾燥され、後者の場合に
生じた粉末状のリポソーム系は、適量の水を添加するこ
とにより即座に使用可能な所望の小胞を形成し、しかも
その際に煩瑣な攪拌もしくはその他の混和処理を必要と
しない。
作用物質を包含しているような実施態様のリポソーム系
を作製する場合にも、矢張り2つの可能性がある。可能
とされるその第1の実施例によれば、作用物質が本発明
による方法のプロセス開始と同時に燐脂質および燐脂質
電荷担体と共に直接有機溶剤内に添加される。この方法
における1ヴァリエーションとしての有利な変化態様に
おいては、使用される燐脂質が非水性の溶剤内で溶解、
分散もしくは乳化せしめられた作用物質により負荷さ
れ、更に入念な乾燥処理が行なわれた後で、この負荷さ
れた燐脂質が場合によっては第1の溶剤とは異なる有機
溶剤内で燐脂質電荷担体と共に溶解される。次いでこの
有機溶剤は、既に述べたように濃縮されてから作用物質
−リポソーム系を形成すべく水を添加されるが、その際
に作用物質をカプセル封入することも可能である。この
ようなプロセスは、特に作用物質の保管に関する安定性
が高い場合に採用される。可能とされる第2の実施例は
特に作用物質が前述の有機溶剤にではなく水によく溶け
る場合に利用され、この例では先づ初めに前述形式によ
って水性のリポソーム系が作製され、次いで水と共に作
用物質が添加される。上記のプロセスに対する変化態様
として特に作用物質が限定的な耐久性しか有していない
場合に応用されるプロセスでは、粉末状に乾燥処理され
たリポソーム系を用いることが前提とされる。この種の
変化実施態様では、再分散を行なう時点でその際に使用
される水と共に作用物質が添加され、従って、作用物質
はこの製品を使用する直前になって初めてリポソーム系
と接触することになる。望ましくない副作用を出来るだ
け排除するため、本発明による方法は有利には保護ガス
(不活性ガス)の雰囲気下で実施される。本発明による
その他の有利な実施態様は各従属請求項に開示されてい
る。
細に説明する: 例1:空−リポソーム系の作製 先づ初めに、純度の高い、つまり夾雑物含有率が10重
量パーセント未満の値に抑えられている99.5gのフ
ォスファチジルコリンと0.5gの大豆−フォスファチ
ジルグリセロール(PG)−ナトリウム塩とを500m
lのエタノール(DAB9)内に溶解し、次いで真空条
件下で乾燥処理する。このようにして得られた燐脂質混
合物と不活性ガスの雰囲気下で攪拌し、注射用の水10
00ml中に分散させ、更に高圧分解ホモジェナイザー
を用いることにより5回転で100nm未満の平均粒子
直径(粒度)が得られるまで細分化する。以上の過程を
経て生じたリポソーム系を、次に無菌条件のもとで0.
2μmフィルタにより濾過し、不活性ガスを供給しなが
ら10.0ml容量のアンプルに取り分ける。この例1
により調製されたフォスファチジルコリン/大豆−フォ
スファチジルグリセロール(PG)−ナトリウム塩とし
てのリポソーム系は、以下に列記するような特性を有し
ている:
れる:アテローム性動脈硬化(粥状硬化症)、血中高脂
肪症、並びに由来を異にする各種の肝臓疾患。
10重量パーセント未満の値に抑えられている497.
5gのフォスファチジルコリンと2.5gの大豆−フォ
スファチジルグリセロール(PG)−ナトリウム塩とか
ら成る500gの燐脂質混合物を上記の例1に準じて調
製し、これを注射用の水6.5l内に不活性ガスの雰囲
気下で攪拌して分散させる。次いで注射液として利用す
べく該混合物に8.0lの水を充填する。更に別個の始
発容器内において、温度を70℃に加熱した状態で2k
gのマルトース(麦芽糖)を注射用の水1.5lに溶解
させる。次にこの燐脂質系を高圧分解ホモジェナイザー
(APV Gaulin、LAB60型)内で数回回転
させることにより56nmの平均粒子直径が得られるま
で処理し、不活性ガス中で攪拌しながらマルトース溶液
を混合し、10.0lに達するまで注射用の水を添加
し、無菌条件のもとでフィルタ濾過し他の容器に取り分
けて凍結乾燥する。凍結乾燥後に得られたこのリポソー
ム系は、以下に列記するような特性を有している:
で得られるリポソーム系の特性は以下のごとくである:
り作製された凍結乾燥剤とは、アテローム性動脈硬化
(粥状硬化症)、血中高脂肪症、並びに由来を異にする
各種の肝臓疾患を治療する目的で使用される。例2で作
製された凍結乾燥剤は、例1で作製された水性のリポソ
ーム系におけるより安定性が高い点で優れている。例1
によりフォスファチジルコリンと大豆−フォスファチジ
ルグリセロール−ナトリウム塩とから構成された燐脂質
混合物は、無菌濾過可能な負荷されてないフォスファチ
ジルコリン−リポソーム系(例1+例2)を作製するた
めにのみならず、負荷された無菌のリポソーム系(例3
〜例5)を作製するためにも利用可能である。
を例1におけるごとく0.1gの沃化プロピジウム(D
NAマーカー)と共にエタノール内で溶解し、真空中で
不活性ガスを供給しながら冷却した状態で乾燥してから
注射用の水100ml内に分散させる。次いで、矢張り
冷却状態で不活性ガスを供給しながら、リポソームの平
均粒子直径が80nmの値(レーザー光線拡散測定法で
測定した値)に達するまで超音波処理を行なう。更にこ
のリポソーム系は0.2μmフィルタにより無菌濾過さ
れ、その半分が不活性ガスの供給下で茶色の1.0ml
アンプル内に取り分けられる。沃化プロピジウムで負荷
されたこの無菌のリポソーム系内からは、透析法(ディ
アノルムR−装置、三酢酸セルロース膜:NMGT20
000)によりリポソーム結合された沃化プロピジウム
の成分が検出され、そのリポソーム結合沃化プロピジウ
ムが占める割合は29パーセントの値を示す。無菌濾過
された残りの半分のリポソーム系からは、リポソーム結
合されてない沃化プロピジウムの成分が限外濾過法によ
り三酢酸セルロース膜:NMGT20000を介して分
離され、このリポソーム分散系は更に0.2μmフィル
タにより再び無菌濾過され、不活性ガスの供給下で茶色
の1.0mlアンプル内に取り分けられる。この第3の
例によって得られたリポソーム系は以下の特性を有して
いる:
8.4gを0.92キノリンイェローと共にエタノール
内で溶解し、真空中で乾燥させ、注射用の水200ml
内に分散させ、次いで冷却状態で超音波処理する。これ
によって得られたリポソーム系を次に無菌濾過し、無菌
条件下で注射容器内に5.0ml取り分ける。無菌濾過
されたこのリポソーム分散系は以下の特性を有してい
る:
るため、リポソーム結合されてないキノリンイェローが
限外濾過方式により三酢酸セルロース膜:NMGT20
000を介して分離され、リポソーム分散系および濾液
中では測光方式によりキノリンイェローが測定される。
例2の場合と同じように、無菌の乾燥粉末に変換された
本発明によるこの燐脂質混合物も、活性の水溶性物質に
より負荷されたリポソームを即席で(その場で利用でき
るように)作製するのに適している。
質混合物に相当する無菌の乾燥粉末と2000mgの担
体物質とを、5.0mlのドキソルビシン HCl−溶
液(10.0mgのドキソルビシン HCl)で分散さ
せる。ドキソルビシン HClで負荷されたこのリポソ
ーム再分散系(6.8ml)は、73.5mg/mlの
フォスフォリビジデンと全体で0.735mg/mlの
ドキソルビシン HClとを含有している。この場合に
検出されるリポソーム結合ドキソルビシン HClの含
有率は0.58mg/mlであって、約78パーセント
の包含率に等しい。リポソーム結合されたドキソルビシ
ン HClの含有率検出は5.0mlのリポソマートを
5時間に亙って用いる透析法により行なわれる。
量パーセント未満の値に抑えられている100gのフォ
スファチジルコリンと0.502gの大豆−フォスファ
チジルグリセロール(PG)−ナトリウム塩とを500
mlのエタノール(DAB9)内に溶解し、次いで乾燥
物質含有率が92%に達するまで真空条件下で乾燥処理
を行なう。このようにして得られた91.54重量パー
セントのフォスファチジルコリンと0.46重量パーセ
ントの大豆−フォスファチジルグリセロール−ナトリウ
ム塩と6重量パーセントのエタノールと2重量パーセン
トの水とから成る燐脂質混合物を、不活性ガスの雰囲気
下で攪拌し、注射用の水1000ml中に分散させ、更
に高圧分解ホモジェナイザーを用いることにより5回転
で100nm未満の平均粒子直径(粒度)が得られるま
で細分化する。以上の過程を経て生じたリポソーム系
を、次に無菌条件のもとで0.2μmフィルタにより濾
過し、不活性ガスを供給しながら10.0ml容量のア
ンプルに取り分ける。この例6により調製されたフォス
ファチジルコリン/大豆−フォスファチジルグリセロー
ル(PG)−ナトリウム塩としてのリポソーム系は、以
下に列記するような特性を有している:
による条件を適用当該製品はその組成に基づいて以下の
分野で用いられる:アテローム性動脈硬化(粥状硬化
症)、血中高脂肪症、並びに由来を異にする各種の肝臓
疾患。
量パーセント未満の値に抑えられている100gのフォ
スファチジルコリンと0.502gの大豆−フォスファ
チジルグリセロール(PG9−ナトリウム塩とを500
mlのエタノール(DAB9)内に溶解し、次いで乾燥
物質含有率が92%に達するまで真空条件下で乾燥処理
を行なう。このようにして得られた91.54重量パー
セントのフォスファチジルコリンと0.46重量パーセ
ントの大豆−フォスファチジルグリセロール−ナトリウ
ム塩と6重量パーセントのエタノールと2重量パーセン
トの水とから成る燐脂質混合物を、不活性ガスの雰囲気
下で攪拌し、注射用の水8333ml中に分散させ、更
に高圧分解ホモジェナイザーを用いることにより500
バールの圧力により5回転で100nm未満の平均粒子
直径が得られるまで細分化する。以上の過程を経て生じ
たリポソーム系を次に無菌条件のもとで0.2μmフィ
ルタにより濾過し、不活性ガスを供給しながら10.0
ml容量のアンプルに取り分ける。この例7により調製
されたフォスファチジルコリン/大豆−フォスファチジ
ルグリセロール−ナトリウム塩としてのリポソーム系
は、以下に列記するような特性を有している:
Claims (22)
- 【請求項1】 水性リポソーム調製物であって、少なく
とも1種の燐脂質及び任意的に無毒の有機溶剤を含有
し、この燐脂質のほかに更に少なくとも1種の燐脂質電
荷担体を含有し、前記燐脂質及び前記燐脂質電荷担体を
50:1〜400:1の質量比で含有していることを特
徴し、当該リポソーム調製物におけるリポソームの平均
粒子直径が50〜180nmである、リポソーム調製
物。 - 【請求項2】 燐脂質電荷担体として少なくとも1種の
フォスファチジルグリセロール及び/又はその誘導体を
含有していることを特徴とする請求項1記載のリポソー
ム調製物。 - 【請求項3】 燐脂質電荷担体としてフォスファチジル
グリセロール及び/又はその誘導体のナトリウム塩及び
/又はアンモニウム塩を含有していることを特徴とする
請求項2記載のリポソーム調製物。 - 【請求項4】 電荷担体としてジミリストイルフォスフ
ァチジルグリセロール及び/又はジパルミトイルフォス
ファチジルグリセロールの塩を含有していることを特徴
とする請求項2記載のリポソーム調製物。 - 【請求項5】 フォスファチジルグリセロールが大豆由
来のフォスファチジルグリセロールであることを特徴と
する請求項2〜4のいづれか1項に記載のリポソーム調
製物。 - 【請求項6】 燐脂質及び燐脂質電荷担体を100:1
〜200:1の質量比で含有していることを特徴とする
請求項5に記載のリポソーム調製物。 - 【請求項7】 0.5重量パーセントから20重量パー
セントまでの燐脂質を含有していることを特徴とする請
求項1〜6のいづれか1項に記載のリポソーム調製物。 - 【請求項8】 燐脂質としてフォスファチジルコリンを
含有していることを特徴とする請求項1〜7のいづれか
1項に記載のリポソーム調製物。 - 【請求項9】 フォスファチジルコリンが高純度のフォ
スファチジルコリンであり、その夾雑物含有率が10重
量パーセント未満であることを特徴とする請求項8記載
のリポソーム調製物。 - 【請求項10】 薬効のある少なくとも1種の物質が含
まれていることを特徴とする請求項1〜9のいづれか1
項に記載のリポソーム調製物。 - 【請求項11】 薬効のある物質が癌、エイズ、肝臓疾
患、ヴィールス性疾患またはノイモシスティス−カリニ
イ感染肺炎を治療するための作用物質である請求項10
記載のリポソーム調製物。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいづれか1項に記載
のリポソーム調製物を作製する方法において、先づ初め
に燐脂質を燐脂質電荷担体と共に有機溶剤内に溶解もし
くは分散させ、次いでこの溶液もしくは分散系を濃縮し
てから水を添加してリポソーム系を形成することを特徴
とする方法。 - 【請求項13】 有機溶剤としてエタノール、1−プロ
パノール及び/又は2−プロパノールを使用することを
特徴とする請求項12記載の方法。 - 【請求項14】 溶液もしくは分散系を0容量パーセン
トから30容量パーセントまでの溶剤残留容量に達する
まで濃縮することを特徴とする請求項12又は13に記
載の方法。 - 【請求項15】 溶液もしくは分散系を5容量パーセン
トから10容量パーセントまでの溶剤残留容量に達する
まで濃縮することを特徴とする請求項14に記載の方
法。 - 【請求項16】 水の添加後に生じたリポソーム調製物
に高圧分解均質化もしくは超音波処理を施すことを特徴
とする請求項12〜15のいづれか1項に記載の方法。 - 【請求項17】 高圧分解均質化もしくは超音波処理を
その際に形成されるリポソーム調製物の平均直径が50
nm〜180nmに達するまで実施することを特徴とする請
求項16記載の方法。 - 【請求項18】 リポソーム調製物を0.2μmフィル
ターによって濾過することを特徴とする請求項12〜1
7のいづれか1項に記載の方法。 - 【請求項19】 補助剤を添加した後で、水の添加によ
って形成されたリポソーム調製物を入念に乾燥すること
を特徴とする請求項12〜18のいづれか1項に記載の
方法。 - 【請求項20】 補助剤を添加した後で、水の添加によ
って形成されたリポソーム調製物を入念に乾燥すること
を特徴とする請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】 請求項10又は11に記載の作用物質
を含むリポソーム調製物を作製する方法において、作用
物質を燐脂質および燐脂質電荷担体と共に有機溶剤内で
溶解し、乳化し、或いは分散させることを特徴とする請
求項12〜20のいづれか1項に記載の方法。 - 【請求項22】 請求項21記載の作用物質を含むリポ
ソーム調製物を作製する方法において、乾燥したリポソ
ーム調製物を薬効のある少なくとも1種の物質の添加さ
れた水に取り込ませることを特徴とする方法。
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