JP2757675B2 - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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- JP2757675B2 JP2757675B2 JP4101833A JP10183392A JP2757675B2 JP 2757675 B2 JP2757675 B2 JP 2757675B2 JP 4101833 A JP4101833 A JP 4101833A JP 10183392 A JP10183392 A JP 10183392A JP 2757675 B2 JP2757675 B2 JP 2757675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- refueling
- housing
- oil supply
- moving pulley
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D7/00—Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
- B67D7/06—Details or accessories
- B67D7/38—Arrangements of hoses, e.g. operative connection with pump motor
- B67D7/40—Suspending, reeling or storing devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給油所に設置する給油
装置の特に給油ホースの収納構造に関する。
装置の特に給油ホースの収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる給油所に設置する給油装置で地上
固定式のものは、地上に設置した給油機のハウジングか
ら給油ホースを導出するものであるが、この地上固定式
の給油機で、非給油時に給油ホースがハウジング外で長
く垂れ下がらないよう、給油ホースをハウジング内に収
納可能としたものがある。
固定式のものは、地上に設置した給油機のハウジングか
ら給油ホースを導出するものであるが、この地上固定式
の給油機で、非給油時に給油ホースがハウジング外で長
く垂れ下がらないよう、給油ホースをハウジング内に収
納可能としたものがある。
【0003】出願人が先に提案した特願平3−237170号
はその一例で、これは図5にも示すようにホースユニッ
ト7のハウジング7aに、上方にノズル掛け11を、その
下方に縦方向の開口巾が大きい給油ホース5の引出口12
を設け、ハウジング7a内に昇降する動滑車6、給油ホ
ース5を支承するガイドローラ3及び引出口12の内側に
位置して引出口12の縦の長さ方向に沿う1対の引出ガイ
ドローラ17を設けてある。
はその一例で、これは図5にも示すようにホースユニッ
ト7のハウジング7aに、上方にノズル掛け11を、その
下方に縦方向の開口巾が大きい給油ホース5の引出口12
を設け、ハウジング7a内に昇降する動滑車6、給油ホ
ース5を支承するガイドローラ3及び引出口12の内側に
位置して引出口12の縦の長さ方向に沿う1対の引出ガイ
ドローラ17を設けてある。
【0004】そして、非給油時には動滑車6は下方に位
置し、下降分の2倍の長さ分だけ給油ホース5はハウジ
ング7a内に引込まれ、給油時には給油ホース5を引出
口12からハウジング7a外に引張ると、動滑車6は上方
に移動する。
置し、下降分の2倍の長さ分だけ給油ホース5はハウジ
ング7a内に引込まれ、給油時には給油ホース5を引出
口12からハウジング7a外に引張ると、動滑車6は上方
に移動する。
【0005】ところで、一般的に使用される給油ホース
5は断面円形の輪状であることから、動滑車6の周縁に
形成されるホース巻回部6cは図6に示すように断面U
字形に形成してある。
5は断面円形の輪状であることから、動滑車6の周縁に
形成されるホース巻回部6cは図6に示すように断面U
字形に形成してある。
【0006】他方、給油ノズル4には例えば手元カウン
ター付きのものがあり、かかるタイプのものの場合は、
図6に示すようにホース本体5aにその長さ方向に沿っ
てカウンターに接続される信号線を配線するための収納
部として膨出部5bを一体的に形成したものがある。そ
して、かかるタイプの給油ホース5を動滑車6のホース
巻回部6cに収めるには、従来は図6のようにホース巻
回部6cの内径を膨出部5bを含んだ給油ホース5の外
径にほぼ等しく形成していた。
ター付きのものがあり、かかるタイプのものの場合は、
図6に示すようにホース本体5aにその長さ方向に沿っ
てカウンターに接続される信号線を配線するための収納
部として膨出部5bを一体的に形成したものがある。そ
して、かかるタイプの給油ホース5を動滑車6のホース
巻回部6cに収めるには、従来は図6のようにホース巻
回部6cの内径を膨出部5bを含んだ給油ホース5の外
径にほぼ等しく形成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、動滑車6の
フランジ巾が大きくなり、ホースユニットも大型化して
しまう。また、ホース巻回部6cの巾を大きく形成した
動滑車6は、膨出部5bのない給油ホース5に対しては
ホース巻回部6c内で給油ホース5の遊びが多くなり動
滑車6より外れやすくなる等の不都合があるため使用で
きず、部品の共通化を図ることができず、コスト高とな
る。
フランジ巾が大きくなり、ホースユニットも大型化して
しまう。また、ホース巻回部6cの巾を大きく形成した
動滑車6は、膨出部5bのない給油ホース5に対しては
ホース巻回部6c内で給油ホース5の遊びが多くなり動
滑車6より外れやすくなる等の不都合があるため使用で
きず、部品の共通化を図ることができず、コスト高とな
る。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、膨出部のある給油ホースにもない給油ホースにも動
滑車を共通に使用でき、部品の共通化を図ることがで
き、フランジ巾を特に大きく形成せずにすみホースユニ
ットも従来通りコンパクトに形成できる給油装置を提供
することにある。
し、膨出部のある給油ホースにもない給油ホースにも動
滑車を共通に使用でき、部品の共通化を図ることがで
き、フランジ巾を特に大きく形成せずにすみホースユニ
ットも従来通りコンパクトに形成できる給油装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ハウジング内に昇降自在に動滑車を設け、ホ
ース本体にその長さ方向に沿って信号線配設用の膨出部
を一体的に形成した給油ホースの途中を前記動滑車に巻
回する給油ホースの収納機構を備えた給油装置におい
て、前記動滑車の一方のフランジ径を大径に他方のフラ
ンジ径を小径に形成し、小径のフランジの外方に前記膨
出部が突出できるようにしたことを要旨とするものであ
る。
するため、ハウジング内に昇降自在に動滑車を設け、ホ
ース本体にその長さ方向に沿って信号線配設用の膨出部
を一体的に形成した給油ホースの途中を前記動滑車に巻
回する給油ホースの収納機構を備えた給油装置におい
て、前記動滑車の一方のフランジ径を大径に他方のフラ
ンジ径を小径に形成し、小径のフランジの外方に前記膨
出部が突出できるようにしたことを要旨とするものであ
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、動滑車の周縁のホース巻回部
に給油ホースを巻回した状態で、給油ホースの本体は巻
回部内に収まり、本体に一体的に設けた膨出部は小径の
フランジの外方に突出する。よって膨出部を有する給油
ホースでもフランジ巾の小さい動滑車に巻回でき、ま
た、膨出部のない給油ホースでも巻回部にぴったりと収
まるから使用できる。
に給油ホースを巻回した状態で、給油ホースの本体は巻
回部内に収まり、本体に一体的に設けた膨出部は小径の
フランジの外方に突出する。よって膨出部を有する給油
ホースでもフランジ巾の小さい動滑車に巻回でき、ま
た、膨出部のない給油ホースでも巻回部にぴったりと収
まるから使用できる。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油装置の1実施例を示す要
部の縦断側面図、図2は同上要部の横断平面図、図3は
同上正面図で、図中、図5,図6に示した従来例と同一
の構成要素には同一の参照符号を付してある。
説明する。図1は本発明の給油装置の1実施例を示す要
部の縦断側面図、図2は同上要部の横断平面図、図3は
同上正面図で、図中、図5,図6に示した従来例と同一
の構成要素には同一の参照符号を付してある。
【0012】まず、本発明の給油装置の全体構造を説明
すると、図3に示すようにホースユニット7のハウジン
グ7aと計量ユニット8のハウジング8aとを並設し、
計量ユニット8のハウジング8aの上部に支柱9を介し
て表示器10を設け、ホースユニット7のハウジング7a
の前後面に、上方に給油ノズル4のノズル掛け11を、そ
の下方に縦方向の開口巾が大きい給油ホース5の引出口
12,12′を設けた。
すると、図3に示すようにホースユニット7のハウジン
グ7aと計量ユニット8のハウジング8aとを並設し、
計量ユニット8のハウジング8aの上部に支柱9を介し
て表示器10を設け、ホースユニット7のハウジング7a
の前後面に、上方に給油ノズル4のノズル掛け11を、そ
の下方に縦方向の開口巾が大きい給油ホース5の引出口
12,12′を設けた。
【0013】図2に示すように計量ユニット8のハウジ
ング8a内に地下の貯油タンクに開口する給油管13,1
3′を前後に位置させて2本立上げ、該給油管13,13′
の途中に計量機構として給油モータによって駆動される
給油ポンプ、流量パルス発信器に接続する流量計14,1
4′を配設し、該流量計14,14′の吐出側に接続する給
油管13,13′をホースユニット7のハウジング7aへと
導き、給油管13,13′の先端に給油ホース5,5′の根
本部を連結する。
ング8a内に地下の貯油タンクに開口する給油管13,1
3′を前後に位置させて2本立上げ、該給油管13,13′
の途中に計量機構として給油モータによって駆動される
給油ポンプ、流量パルス発信器に接続する流量計14,1
4′を配設し、該流量計14,14′の吐出側に接続する給
油管13,13′をホースユニット7のハウジング7aへと
導き、給油管13,13′の先端に給油ホース5,5′の根
本部を連結する。
【0014】給油ホース5,5′は先端に取付けた給油
ノズル4に設けた手元カウンター18に接続される信号線
19を配線するための収納部としての膨出部5bをホース
本体5aの長さ方向に沿って一体的に形成した。また、
給油ホース5,5′をハウジング7a内に収納した状態
で収納されるべき給油ホース5,5′がハウジング7a
外に突出しないように、また弾力により給油ホース5,
5′がふくらまないようにその垂れ下がり部分の途中に
重錘21を取付ける。この重錘21は一例として図示のよう
にホースコネクターで形成した。
ノズル4に設けた手元カウンター18に接続される信号線
19を配線するための収納部としての膨出部5bをホース
本体5aの長さ方向に沿って一体的に形成した。また、
給油ホース5,5′をハウジング7a内に収納した状態
で収納されるべき給油ホース5,5′がハウジング7a
外に突出しないように、また弾力により給油ホース5,
5′がふくらまないようにその垂れ下がり部分の途中に
重錘21を取付ける。この重錘21は一例として図示のよう
にホースコネクターで形成した。
【0015】ホースユニット7のハウジング7a内に、
給油ホース5,5′の引出口12,12′から離れた奥の方
に位置させて昇降する動滑車6,6′を設ける。この動
滑車6,6′は図4にも示すように周縁のホース巻回部
6cを、ネジ20で結合され先端を内向きの弯曲部に形成
した2枚の板体の組合わせで構成し、一方の板体の先端
弯曲部を大径フランジ6aに、他方の板体の先端弯曲部
は小径フランジ6bにそれぞれ形成し、これら大径フラ
ンジ6aと小径フランジ6bとが向い合ってホース巻回
部6cが一方の片が短かい略J字形に形成される。この
場合、小径フランジ6bをハウジング7aの内壁側に位
置させて大径フランジ6aと組合わせる。
給油ホース5,5′の引出口12,12′から離れた奥の方
に位置させて昇降する動滑車6,6′を設ける。この動
滑車6,6′は図4にも示すように周縁のホース巻回部
6cを、ネジ20で結合され先端を内向きの弯曲部に形成
した2枚の板体の組合わせで構成し、一方の板体の先端
弯曲部を大径フランジ6aに、他方の板体の先端弯曲部
は小径フランジ6bにそれぞれ形成し、これら大径フラ
ンジ6aと小径フランジ6bとが向い合ってホース巻回
部6cが一方の片が短かい略J字形に形成される。この
場合、小径フランジ6bをハウジング7aの内壁側に位
置させて大径フランジ6aと組合わせる。
【0016】図中15,15′は前記動滑車6,6′に取付
けたローラ、16,16′は該ローラ15,15′が嵌入するチ
ャンネル状のガイドレールを示す。また、ガイドレール
16,16′の上下端部に動滑車6,6′の移動を阻止する
ストッパー16a,16bを設けた。さらに、動滑車6,
6′の上昇位置の上方から引出口12,12′の近くまでの
間に、適宜間隔で給油ホース5,5′を支承するガイド
ローラ3を適宜数設け、引出口12,12′のハウジング7
a内側には該引出口12の縦方向の長さ方向に沿う1対の
引出ガイドローラ17,17′を設ける。
けたローラ、16,16′は該ローラ15,15′が嵌入するチ
ャンネル状のガイドレールを示す。また、ガイドレール
16,16′の上下端部に動滑車6,6′の移動を阻止する
ストッパー16a,16bを設けた。さらに、動滑車6,
6′の上昇位置の上方から引出口12,12′の近くまでの
間に、適宜間隔で給油ホース5,5′を支承するガイド
ローラ3を適宜数設け、引出口12,12′のハウジング7
a内側には該引出口12の縦方向の長さ方向に沿う1対の
引出ガイドローラ17,17′を設ける。
【0017】給油ホース5,5′の途中を動滑車6,
6′に下方から巻回した後、さらにガイドローラ3,3
…に順次引掛けて引出ガイドローラ17,17(17′,1
7′) 間に差し入れた後、引出口12,12′からハウジン
グ7a外に導出する。この場合、給油ホース5,5′の
膨出部5b側が動滑車6の小径フランジ6b側に位置
し、膨出部5bが小径フランジ6b上に突出する。
6′に下方から巻回した後、さらにガイドローラ3,3
…に順次引掛けて引出ガイドローラ17,17(17′,1
7′) 間に差し入れた後、引出口12,12′からハウジン
グ7a外に導出する。この場合、給油ホース5,5′の
膨出部5b側が動滑車6の小径フランジ6b側に位置
し、膨出部5bが小径フランジ6b上に突出する。
【0018】かかる給油ホース5,5′は図示の例では
既に説明の通り、ホースユニット7の前後両側に設けら
れ、各動滑車6,6′はハウジング7a内で前後に位置
して設置されるが、前面側の引出口12から引出される給
油ホース5が巻回する動滑車6が後面側に、後面側の引
出口12′から引出される給油ホース5′が巻回する動滑
車6′が前面側にそれぞれ配設され、動滑車6,6′と
該動滑車6,6′から引出される給油ホース5,5′と
は前面側のものと後面側のものとがそれぞれ横に並んで
配列される。
既に説明の通り、ホースユニット7の前後両側に設けら
れ、各動滑車6,6′はハウジング7a内で前後に位置
して設置されるが、前面側の引出口12から引出される給
油ホース5が巻回する動滑車6が後面側に、後面側の引
出口12′から引出される給油ホース5′が巻回する動滑
車6′が前面側にそれぞれ配設され、動滑車6,6′と
該動滑車6,6′から引出される給油ホース5,5′と
は前面側のものと後面側のものとがそれぞれ横に並んで
配列される。
【0019】さらにハウジング7aの内壁面の、動滑車
6,6′の小径フランジ6bが対向する位置で、動滑車
6,6′の上昇位置と下降位置の任意の個所に、ホース
巻回部6cから給油ホース5,5′が外れることを防ぐ
ための脱輪防止板1,1′を設けた。該脱輪防止板1,
1′は図示の例では断面コ字形の突出部に形成したが、
形状はこれに限定されるものではなく、給油ホース5,
5′が小径フランジ6bを越えてハウジング7aの内壁
面側へ移動するのを阻止できる形状であればよい。
6,6′の小径フランジ6bが対向する位置で、動滑車
6,6′の上昇位置と下降位置の任意の個所に、ホース
巻回部6cから給油ホース5,5′が外れることを防ぐ
ための脱輪防止板1,1′を設けた。該脱輪防止板1,
1′は図示の例では断面コ字形の突出部に形成したが、
形状はこれに限定されるものではなく、給油ホース5,
5′が小径フランジ6bを越えてハウジング7aの内壁
面側へ移動するのを阻止できる形状であればよい。
【0020】また、動滑車6,6′に巻回される給油ホ
ース5,5′の途中が動滑車6,6′が下降したときに
前後に動くことを阻止するためのストッパーピン2を同
じくハウジング7aの内壁面に設ける。
ース5,5′の途中が動滑車6,6′が下降したときに
前後に動くことを阻止するためのストッパーピン2を同
じくハウジング7aの内壁面に設ける。
【0021】次に使用法及び動作について説明する。非
給油時は動滑車6は自重でストッパー16aに当接して下
降位置にあり、ハウジング7a内の給油ホース5は給油
管13との接続個所から動滑車6に巻回された後上方のガ
イドローラ3に引掛けられ、この位置から垂れ下がった
後、引出ガイドローラ17,17′間を通り引出口12からハ
ウジング7a外に導出されてノズル掛け11に掛止されて
いる給油ノズル4に接続されている。
給油時は動滑車6は自重でストッパー16aに当接して下
降位置にあり、ハウジング7a内の給油ホース5は給油
管13との接続個所から動滑車6に巻回された後上方のガ
イドローラ3に引掛けられ、この位置から垂れ下がった
後、引出ガイドローラ17,17′間を通り引出口12からハ
ウジング7a外に導出されてノズル掛け11に掛止されて
いる給油ノズル4に接続されている。
【0022】この状態で、給油ホース5は本体5aが動
滑車6の大径フランジ6aと小径フランジ6bとで構成
されるホース巻回部6c内に収まり、膨出部5bが小径
フランジ6b上に突出している。この時、給油ホース5
は弾力により動滑車6より外れようとするが、大径フラ
ンジ6aの方向に対してはこの大径フランジ6aが壁と
なってこれにより給油ホース5の動滑車6からの外れが
阻止される。
滑車6の大径フランジ6aと小径フランジ6bとで構成
されるホース巻回部6c内に収まり、膨出部5bが小径
フランジ6b上に突出している。この時、給油ホース5
は弾力により動滑車6より外れようとするが、大径フラ
ンジ6aの方向に対してはこの大径フランジ6aが壁と
なってこれにより給油ホース5の動滑車6からの外れが
阻止される。
【0023】また、小径フランジ6bの方向の力に対し
ては給油ホース5が飛び出しやすいが膨出部5bが脱輪
防止板1に当たり、それ以上の移動が阻止されるから、
給油ホース5がホース巻回部6cから外れることはな
い。
ては給油ホース5が飛び出しやすいが膨出部5bが脱輪
防止板1に当たり、それ以上の移動が阻止されるから、
給油ホース5がホース巻回部6cから外れることはな
い。
【0024】さらに給油ホース5に前後方向すなわち動
滑車6の径方向に対しては、給油ホース5は給油管13と
の接続個所からの立下り部分と、動滑車6に巻回された
後の立上り部分とがそれぞれ外側からストッパーピン
2,2′、そして、ホース途中に設けた重錘21で給油ホ
ース5の弾力に抗して押さえられているので、給油ホー
ス5の前後方向への移動も阻止され、動滑車6から外れ
ることはない。
滑車6の径方向に対しては、給油ホース5は給油管13と
の接続個所からの立下り部分と、動滑車6に巻回された
後の立上り部分とがそれぞれ外側からストッパーピン
2,2′、そして、ホース途中に設けた重錘21で給油ホ
ース5の弾力に抗して押さえられているので、給油ホー
ス5の前後方向への移動も阻止され、動滑車6から外れ
ることはない。
【0025】そして、上方のガイドローラ3,3…に掛
止された後、ここから垂れ下がる部分の給油ホース5に
はホースコネクターによる重錐21が設けてあるので、こ
の垂れ下がり部分はガイドローラ3からほぼ垂直に下が
り、例えば給油ホース5自身の有する剛性によりハウジ
ング7a外へ向けてふくらもうとしても、これが阻止さ
れる。よってこの垂れ下がり部分はハウジング7a内に
収まり、引出口12からハウジング7a外に突出しない。
止された後、ここから垂れ下がる部分の給油ホース5に
はホースコネクターによる重錐21が設けてあるので、こ
の垂れ下がり部分はガイドローラ3からほぼ垂直に下が
り、例えば給油ホース5自身の有する剛性によりハウジ
ング7a外へ向けてふくらもうとしても、これが阻止さ
れる。よってこの垂れ下がり部分はハウジング7a内に
収まり、引出口12からハウジング7a外に突出しない。
【0026】給油時には給油ノズル4をノズル掛け11か
ら外して、これを引張れば、まずガイドローラ3,3…
から垂れ下がっている部分が引出ガイドローラ17,17間
に案内されて引出口12内を上方に移動しながらハウジン
グ7a外に引出される。次いで給油ノズル4を引張る力
が動滑車6に伝わり、給油ホース5を介して動滑車6が
ガイドレール16に沿って引上げられ、この動滑車6の移
動ストローク分の2倍の長さの給油ホース5がハウジン
グ7a外に引出される。
ら外して、これを引張れば、まずガイドローラ3,3…
から垂れ下がっている部分が引出ガイドローラ17,17間
に案内されて引出口12内を上方に移動しながらハウジン
グ7a外に引出される。次いで給油ノズル4を引張る力
が動滑車6に伝わり、給油ホース5を介して動滑車6が
ガイドレール16に沿って引上げられ、この動滑車6の移
動ストローク分の2倍の長さの給油ホース5がハウジン
グ7a外に引出される。
【0027】このようにして動滑車6が上昇するが、こ
の上昇位置にも脱輪防止板1が設けてあるから、給油ホ
ース5が動滑車6から外れるおそれはない。また、上昇
位置で動滑車は上限用のストッパー16bに当接する。
の上昇位置にも脱輪防止板1が設けてあるから、給油ホ
ース5が動滑車6から外れるおそれはない。また、上昇
位置で動滑車は上限用のストッパー16bに当接する。
【0028】給油が終了して給油ノズル4をノズル掛け
11に戻せば、動滑車6は自重で下降し、給油ホース5は
ハウジング7a内に引込まれて収納される。また、給油
ホース5を引張る力を急に弱めても上昇位置に設けてあ
る脱輪防止板1により小径フランジ6bから給油ホース
5が外れることはない。
11に戻せば、動滑車6は自重で下降し、給油ホース5は
ハウジング7a内に引込まれて収納される。また、給油
ホース5を引張る力を急に弱めても上昇位置に設けてあ
る脱輪防止板1により小径フランジ6bから給油ホース
5が外れることはない。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油装置は、
動滑車を用いて給油ホースをハウジング内に収納する場
合、膨出部のある給油ホースにもない給油ホースにも動
滑車を共通に使用でき、部品の共通化を図ることがで
き、動滑車のフランジ巾を特に大きく形成せずにすみ、
ホースユニットをコンパクトに形成できるものである。
動滑車を用いて給油ホースをハウジング内に収納する場
合、膨出部のある給油ホースにもない給油ホースにも動
滑車を共通に使用でき、部品の共通化を図ることがで
き、動滑車のフランジ巾を特に大きく形成せずにすみ、
ホースユニットをコンパクトに形成できるものである。
【図1】本発明の給油装置の1実施例を示す縦断側面図
である。
である。
【図2】本発明の給油装置の1実施例を示す要部の横断
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の給油装置の1実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の給油装置の1実施例を示す要部である
動滑車部分の縦断正面図である。
動滑車部分の縦断正面図である。
【図5】従来の給油装置の縦断側面図である。
【図6】従来の動滑車部分の縦断正面図である。
1,1′…脱輪防止板 2…ストッパーピ
ン 3…ガイドローラ 4…給油ノズル 5,5′…給油ホース 5a…本体 5b…膨出部 6,6′…動滑車 6a…大径フランジ 6b…小径フラン
ジ 6c…ホース巻回部 7…ホースユニッ
ト 7a…ハウジング 8…計量ユニット 8a…ハウジング 9…支柱 10…表示器 11…ノズル掛け 12,12′…引出口 13,13′…給油管 14,14′…流量計 15,15′…ローラ 16,16′…ガイドレール 16a,16b…スト
ッパー 17,17′…引出ガイドローラ 18…手元カウンタ
ー 19…信号線 20…ネジ 21…重錘
ン 3…ガイドローラ 4…給油ノズル 5,5′…給油ホース 5a…本体 5b…膨出部 6,6′…動滑車 6a…大径フランジ 6b…小径フラン
ジ 6c…ホース巻回部 7…ホースユニッ
ト 7a…ハウジング 8…計量ユニット 8a…ハウジング 9…支柱 10…表示器 11…ノズル掛け 12,12′…引出口 13,13′…給油管 14,14′…流量計 15,15′…ローラ 16,16′…ガイドレール 16a,16b…スト
ッパー 17,17′…引出ガイドローラ 18…手元カウンタ
ー 19…信号線 20…ネジ 21…重錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−157592(JP,A) 実公 昭51−32087(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 5/00 - 5/70
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジング内に昇降自在に動滑車を設
け、ホース本体にその長さ方向に沿って信号線配設用の
膨出部を一体的に形成した給油ホースの途中を前記動滑
車に巻回する給油ホースの収納機構を備えた給油装置に
おいて、前記動滑車の一方のフランジ径を大径に、他方
のフランジ径を小径に形成し、小径のフランジの外方に
前記膨出部が突出できるようにしたことを特徴とする給
油装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101833A JP2757675B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 給油装置 |
KR1019930001380A KR950009537B1 (ko) | 1992-03-27 | 1993-02-02 | 급유장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101833A JP2757675B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05270596A JPH05270596A (ja) | 1993-10-19 |
JP2757675B2 true JP2757675B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=14311094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4101833A Expired - Lifetime JP2757675B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 給油装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2757675B2 (ja) |
KR (1) | KR950009537B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5720648B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2015-05-20 | 株式会社タツノ | 給油装置 |
JP5674247B2 (ja) * | 2012-10-11 | 2015-02-25 | 株式会社タツノ | 給油装置 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP4101833A patent/JP2757675B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-02 KR KR1019930001380A patent/KR950009537B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05270596A (ja) | 1993-10-19 |
KR930019549A (ko) | 1993-10-18 |
KR950009537B1 (ko) | 1995-08-24 |
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