JP2757648B2 - オンライントランザクションデータ処理システム - Google Patents
オンライントランザクションデータ処理システムInfo
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- JP2757648B2 JP2757648B2 JP4014038A JP1403892A JP2757648B2 JP 2757648 B2 JP2757648 B2 JP 2757648B2 JP 4014038 A JP4014038 A JP 4014038A JP 1403892 A JP1403892 A JP 1403892A JP 2757648 B2 JP2757648 B2 JP 2757648B2
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオンライントランザクシ
ョンデータ処理システムに関する。
ョンデータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオンライントランザクションデー
タ処理システムでは、デッドロック発生時、即時にトラ
ンザクションを再実行するか、またはシステムで一意の
一定時間経過後にトランザクションを再実行していた。
タ処理システムでは、デッドロック発生時、即時にトラ
ンザクションを再実行するか、またはシステムで一意の
一定時間経過後にトランザクションを再実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオンラ
イントランザクションデータ処理システムにおいては、
デッドロック発生時、即時にトランザクションを再実行
した場合は、再実行トランザクションにおいて、デッド
ロックの原因となったデータファイル上のブロックをア
クセスした時に、まだ当該ブロックの排他が解除されて
おらず、再びデッドロックが発生し、無駄な処理が行わ
れる可能性が高いという欠点があった。
イントランザクションデータ処理システムにおいては、
デッドロック発生時、即時にトランザクションを再実行
した場合は、再実行トランザクションにおいて、デッド
ロックの原因となったデータファイル上のブロックをア
クセスした時に、まだ当該ブロックの排他が解除されて
おらず、再びデッドロックが発生し、無駄な処理が行わ
れる可能性が高いという欠点があった。
【0004】また、一定時間経過後にトランザクション
を再実行した場合は、一定時間がデッドロック発生の原
因となったデータファイル上のブロックの残り排他時間
より短い時には、デッドロック発生後即時に再実行する
場合と同様の欠点があり、またデッドロック発生の原因
となったデータファイル上のブロックの残り排他時間よ
り長い場合は、無駄な時間トランザクション再実行が遅
延されるだけでなく、トランザクション再実行時には既
に他のトランザクションに当該ブロックを占有され、再
びデッドロックが発生する可能性もあるという欠点があ
った。
を再実行した場合は、一定時間がデッドロック発生の原
因となったデータファイル上のブロックの残り排他時間
より短い時には、デッドロック発生後即時に再実行する
場合と同様の欠点があり、またデッドロック発生の原因
となったデータファイル上のブロックの残り排他時間よ
り長い場合は、無駄な時間トランザクション再実行が遅
延されるだけでなく、トランザクション再実行時には既
に他のトランザクションに当該ブロックを占有され、再
びデッドロックが発生する可能性もあるという欠点があ
った。
【0005】本発明の目的は、デッドロック発生時、ト
ランザクションの再実行を効率的に行なうオンライント
ランザクションデータ処理システムを提供することにあ
る。
ランザクションの再実行を効率的に行なうオンライント
ランザクションデータ処理システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のオンライントランザクションデータ処理シ
ステムは、トランザクション処理を行うトランザクショ
ン処理プログラムの実行を制御するトランザクション実
行制御手段と、トランザクション処理プログラムからの
データ検索/更新要求に従い、データファイルをブロッ
ク単位に排他し、データファイルからのデータの読み込
み、およびデータファイルのデータの書き込みを制御す
るデータ入出力手段と、前記データ入出力手段により起
動され、データファイルのブロック単位の排他制御によ
るデッドロックが発生するか否かを判断し、デッドロッ
ク発生と判断した場合はトランザクション処理を中断
し、デッドロック発生をトランザクション実行制御手段
に通知するデッドロック検出手段と、排他時間情報格納
領域と、前記データ入出力手段におけるブロック単位の
排他開始時、およびトランザクション実行制御手段にお
けるトランザクション処理プログラム終了後のブロック
排他解除時に起動され、ブロック排他時間を取得し、各
ブロック毎に排他時間合計と排他回数、および排他開始
時刻を排他時間情報格納領域に記録する排他時間情報取
得手段と、前記デッドロック検出手段がデッドロックを
トランザクション実行制御手段に通知した場合に、前記
トランザクション実行制御手段により起動され、トラン
ザクションの再実行処理を行うトランザクション再実行
手段と、前記トランザクション再実行手段により起動さ
れ、前記排他時間情報格納領域を参照し、デッドロック
発生の直接原因となったアクセス対象のブロックに関す
る平均排他時間および現在の排他開始時刻より残り排他
時間を予測し、予測した残り排他時間分トランザクショ
ンの再実行の遅延を前記トランザクション再実行手段に
通知するトランザクション再実行遅延判定手段を有す
る。
に、本発明のオンライントランザクションデータ処理シ
ステムは、トランザクション処理を行うトランザクショ
ン処理プログラムの実行を制御するトランザクション実
行制御手段と、トランザクション処理プログラムからの
データ検索/更新要求に従い、データファイルをブロッ
ク単位に排他し、データファイルからのデータの読み込
み、およびデータファイルのデータの書き込みを制御す
るデータ入出力手段と、前記データ入出力手段により起
動され、データファイルのブロック単位の排他制御によ
るデッドロックが発生するか否かを判断し、デッドロッ
ク発生と判断した場合はトランザクション処理を中断
し、デッドロック発生をトランザクション実行制御手段
に通知するデッドロック検出手段と、排他時間情報格納
領域と、前記データ入出力手段におけるブロック単位の
排他開始時、およびトランザクション実行制御手段にお
けるトランザクション処理プログラム終了後のブロック
排他解除時に起動され、ブロック排他時間を取得し、各
ブロック毎に排他時間合計と排他回数、および排他開始
時刻を排他時間情報格納領域に記録する排他時間情報取
得手段と、前記デッドロック検出手段がデッドロックを
トランザクション実行制御手段に通知した場合に、前記
トランザクション実行制御手段により起動され、トラン
ザクションの再実行処理を行うトランザクション再実行
手段と、前記トランザクション再実行手段により起動さ
れ、前記排他時間情報格納領域を参照し、デッドロック
発生の直接原因となったアクセス対象のブロックに関す
る平均排他時間および現在の排他開始時刻より残り排他
時間を予測し、予測した残り排他時間分トランザクショ
ンの再実行の遅延を前記トランザクション再実行手段に
通知するトランザクション再実行遅延判定手段を有す
る。
【0007】
【作用】本発明は、デッドロック発生時にデッドロック
発生の原因となったデータファイル上のブロックの排他
解除までの時間を予測し、その予測時間分トランザクシ
ョンの再実行を遅延する。
発生の原因となったデータファイル上のブロックの排他
解除までの時間を予測し、その予測時間分トランザクシ
ョンの再実行を遅延する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例のオンライントラ
ンザクションデータ処理システムのブロック図、図2は
トランザクション実行制御手段1の処理の流れ図、図3
はデータ入出力手段3の処理の流れ図である。
ンザクションデータ処理システムのブロック図、図2は
トランザクション実行制御手段1の処理の流れ図、図3
はデータ入出力手段3の処理の流れ図である。
【0010】本実施例のオンライントランザクションデ
ータ処理システムは、データファイル4と、トランザク
ション処理プログラム2と、排他時間情報格納領域9
と、トランザクション処理プログラム2の実行を制御す
るトランザクション実行制御手段1と、トランザクショ
ン処理プログラム2からのデータ検索/更新要求に従
い、データファイル4をブロック単位に排他し、データ
ファイル4からのデータの読み込み、およびデータファ
イル4のデータの書き込みを制御するデータ入出力手段
3と、データ入出力手段3により起動され、データファ
イル4のブロック単位の排他制御によるデッドロックが
発生するか否かを判断し、デッドロック発生と判断した
場合はトランザクション処理を中断し、デッドロック発
生をトランザクション実行制御手段1に通知するデッド
ロック検出手段5と、データ入出力手段3におけるブロ
ック単位の排他開始時、およびトランザクション実行制
御手段1におけるトランザクション処理プログラム終了
後のブロック排他解除時に起動され、ブロック排他時間
を取得し、各ブロック毎に排他時間合計と排他回数、お
よび排他開始時刻を排他時間情報格納領域9に記録する
排他時間情報取得手段6と、デッドロック検出手段5が
デッドロックをトランザクション実行制御手段1に通知
した場合に、トランザクション実行制御手段1により起
動され、トランザクションの再実行処理を行うトランザ
クション再実行手段7と、トランザクション再実行手段
7により起動され、排他時間情報格納領域9を参照し、
デッドロック発生の直接原因となったアクセス対象のブ
ロックに関する平均排他時間および現在の排他開始時刻
より残り排他時間を予測し、予測した残り排他時間分ト
ランザクションの再実行の遅延をトランザクション再実
行手段7に通知するトランザクション再実行遅延判定手
段8を有する。
ータ処理システムは、データファイル4と、トランザク
ション処理プログラム2と、排他時間情報格納領域9
と、トランザクション処理プログラム2の実行を制御す
るトランザクション実行制御手段1と、トランザクショ
ン処理プログラム2からのデータ検索/更新要求に従
い、データファイル4をブロック単位に排他し、データ
ファイル4からのデータの読み込み、およびデータファ
イル4のデータの書き込みを制御するデータ入出力手段
3と、データ入出力手段3により起動され、データファ
イル4のブロック単位の排他制御によるデッドロックが
発生するか否かを判断し、デッドロック発生と判断した
場合はトランザクション処理を中断し、デッドロック発
生をトランザクション実行制御手段1に通知するデッド
ロック検出手段5と、データ入出力手段3におけるブロ
ック単位の排他開始時、およびトランザクション実行制
御手段1におけるトランザクション処理プログラム終了
後のブロック排他解除時に起動され、ブロック排他時間
を取得し、各ブロック毎に排他時間合計と排他回数、お
よび排他開始時刻を排他時間情報格納領域9に記録する
排他時間情報取得手段6と、デッドロック検出手段5が
デッドロックをトランザクション実行制御手段1に通知
した場合に、トランザクション実行制御手段1により起
動され、トランザクションの再実行処理を行うトランザ
クション再実行手段7と、トランザクション再実行手段
7により起動され、排他時間情報格納領域9を参照し、
デッドロック発生の直接原因となったアクセス対象のブ
ロックに関する平均排他時間および現在の排他開始時刻
より残り排他時間を予測し、予測した残り排他時間分ト
ランザクションの再実行の遅延をトランザクション再実
行手段7に通知するトランザクション再実行遅延判定手
段8を有する。
【0011】次に、本実施例の動作について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0012】端末装置等からのトランザクションメッセ
ージをトランザクション実行制御手段1が受け取ると、
トランザクション実行制御手段1は、トランザクション
開始処理後(図2、ステップ21)、トランザクション
処理プログラム2を起動する(ステップ22)。トラン
ザクション処理プログラム2においてデータファイル4
の参照または更新要求を行うと、データ入出力手段3が
起動される。データ入出力手段3は、デッドロック検出
手段5を起動する(図3、ステップ31)。デッドロッ
ク検出手段5では、当該ブロックの排他処理を行うこと
によりデッドロックが発生するか否かを判断する。デッ
ドロック検出手段5がデッドロックは発生しないと判定
した場合、データ入出力手段3は当該ブロックの排他処
理を行い(ステップ32)、排他時間情報取得手段6を
起動してブロック排他開始時刻を排他時間情報格納領域
9に記録した(ステップ33)後、実際のデータの参照
または更新処理を行う(ステップ34)。
ージをトランザクション実行制御手段1が受け取ると、
トランザクション実行制御手段1は、トランザクション
開始処理後(図2、ステップ21)、トランザクション
処理プログラム2を起動する(ステップ22)。トラン
ザクション処理プログラム2においてデータファイル4
の参照または更新要求を行うと、データ入出力手段3が
起動される。データ入出力手段3は、デッドロック検出
手段5を起動する(図3、ステップ31)。デッドロッ
ク検出手段5では、当該ブロックの排他処理を行うこと
によりデッドロックが発生するか否かを判断する。デッ
ドロック検出手段5がデッドロックは発生しないと判定
した場合、データ入出力手段3は当該ブロックの排他処
理を行い(ステップ32)、排他時間情報取得手段6を
起動してブロック排他開始時刻を排他時間情報格納領域
9に記録した(ステップ33)後、実際のデータの参照
または更新処理を行う(ステップ34)。
【0013】トランザクション処理プログラム2の処理
が終了すると、トランザクション実行制御手段1は、ト
ランザクション処理中に排他処理を行ったブロックがあ
るか否かを判断し(図2、ステップ23)、排他処理を
行ったブロックがある場合は、排他時間情報取得手段6
を起動する(ステップ26)。排他時間情報取得手段6
では排他解除時刻を取得し、データ入出力時に取得した
排他開始時刻より排他時間を計算し、排他時間情報格納
領域9上の当該ブロックの排他時間合計に加算し、排他
回数をカウントアップする。その後トランザクション実
行制御手段1は当該ブロックの排他を解除する(ステッ
プ27)。以上のステップ26、ステップ27の処理を
トランザクション処理中に排他処理を行った全ブロック
に対し行った後、トランザクション終了処理を行い(ス
テップ25)、トランザクション処理は完了する。
が終了すると、トランザクション実行制御手段1は、ト
ランザクション処理中に排他処理を行ったブロックがあ
るか否かを判断し(図2、ステップ23)、排他処理を
行ったブロックがある場合は、排他時間情報取得手段6
を起動する(ステップ26)。排他時間情報取得手段6
では排他解除時刻を取得し、データ入出力時に取得した
排他開始時刻より排他時間を計算し、排他時間情報格納
領域9上の当該ブロックの排他時間合計に加算し、排他
回数をカウントアップする。その後トランザクション実
行制御手段1は当該ブロックの排他を解除する(ステッ
プ27)。以上のステップ26、ステップ27の処理を
トランザクション処理中に排他処理を行った全ブロック
に対し行った後、トランザクション終了処理を行い(ス
テップ25)、トランザクション処理は完了する。
【0014】また、デッドロック検出手段5においてデ
ッドロックを検出した場合は、デッドロック検出手段5
はトランザクション実行制御手段1にデッドロック発生
を通知し、トランザクション処理プログラム2の実行を
中断し、トランザクション実行制御手段1に制御を戻
す。
ッドロックを検出した場合は、デッドロック検出手段5
はトランザクション実行制御手段1にデッドロック発生
を通知し、トランザクション処理プログラム2の実行を
中断し、トランザクション実行制御手段1に制御を戻
す。
【0015】トランザクション実行制御手段1は、排他
中の全ブロックに対し排他解除を行った(図2、ステッ
プ23、26、27)後、デッドロック発生によるトラ
ンザクション処理中断か否かを判断し(ステップ2
4)、デッドロック発生によるトランザクション処理中
断と判断した場合は、トランザクション再実行手段7を
起動する(ステップ28)。
中の全ブロックに対し排他解除を行った(図2、ステッ
プ23、26、27)後、デッドロック発生によるトラ
ンザクション処理中断か否かを判断し(ステップ2
4)、デッドロック発生によるトランザクション処理中
断と判断した場合は、トランザクション再実行手段7を
起動する(ステップ28)。
【0016】トランザクション再実行手段7は、トラン
ザクション再実行遅延判定手段8を起動し、トランザク
ション再実行の遅延時間の通知を受ける。トランザクシ
ョン再実行遅延判定手段8は、排他時間情報格納領域9
を参照し、デッドロック発生の原因となったブロックの
排他時間合計と排他回数より平均排他時間を計算し、さ
らに現在排他中の他トランザクションの排他開始時刻よ
り平均排他時間までの残り時間を求め、求めた時間をト
ランザクション再実行遅延時間としてトランザクション
再実行手段7に通知する。トランザクション再実行手段
7は、トランザクション再実行遅延判定手段8より通知
された遅延時間経過後、トランザクション実行制御手段
1に制御を戻す。トランザクション実行制御手段1は、
トランザクション再実行手段7より制御が戻ると図2の
ステップ22に戻り、トランザクション処理プログラム
2を再起動する。
ザクション再実行遅延判定手段8を起動し、トランザク
ション再実行の遅延時間の通知を受ける。トランザクシ
ョン再実行遅延判定手段8は、排他時間情報格納領域9
を参照し、デッドロック発生の原因となったブロックの
排他時間合計と排他回数より平均排他時間を計算し、さ
らに現在排他中の他トランザクションの排他開始時刻よ
り平均排他時間までの残り時間を求め、求めた時間をト
ランザクション再実行遅延時間としてトランザクション
再実行手段7に通知する。トランザクション再実行手段
7は、トランザクション再実行遅延判定手段8より通知
された遅延時間経過後、トランザクション実行制御手段
1に制御を戻す。トランザクション実行制御手段1は、
トランザクション再実行手段7より制御が戻ると図2の
ステップ22に戻り、トランザクション処理プログラム
2を再起動する。
【0017】このように、データファイル4のブロック
排他におけるデッドロック発生時、デッドロック発生原
因となったブロックの平均排他時間および現在の排他開
始時間より排他解除までの時間を予測し、その時間分ト
ランザクション再実行を遅延させるので、デッドロック
の再発生の可能性を低くし、かつ無駄な遅延時間発生を
削減し、トランザクションの効率的な再実行が行える。
排他におけるデッドロック発生時、デッドロック発生原
因となったブロックの平均排他時間および現在の排他開
始時間より排他解除までの時間を予測し、その時間分ト
ランザクション再実行を遅延させるので、デッドロック
の再発生の可能性を低くし、かつ無駄な遅延時間発生を
削減し、トランザクションの効率的な再実行が行える。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、オンラ
イントランザクションデータ処理システムにおいて、デ
ータファイルのブロック排他におけるデッドロック発生
時、デッドロック発生原因となったブロックの平均排他
時間および現在の排他開始時間より排他解除までの時間
を予測し、その時間分トランザクション再実行を遅延さ
せることにより、デッドロックの再発生の可能性を低く
し、かつ無駄な遅延時間発生を削減し、トランザクショ
ンの効率的な再実行が行えるという効果がある。
イントランザクションデータ処理システムにおいて、デ
ータファイルのブロック排他におけるデッドロック発生
時、デッドロック発生原因となったブロックの平均排他
時間および現在の排他開始時間より排他解除までの時間
を予測し、その時間分トランザクション再実行を遅延さ
せることにより、デッドロックの再発生の可能性を低く
し、かつ無駄な遅延時間発生を削減し、トランザクショ
ンの効率的な再実行が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のオンライントランザクショ
ンデータ処理システムのブロック図である。
ンデータ処理システムのブロック図である。
【図2】トランザクション実行制御手段1の処理の流れ
図である。
図である。
【図3】データ入出力手段3の処理の流れ図である。
1 トランザクション実行制御手段 2 トランザクション処理プログラム 3 データ入出力手段 4 データファイル 5 デッドロック検出手段 6 排他時間情報取得手段 7 トランザクション再実行手段 8 トランザクション再実行遅延判定手段 9 排他時間情報格納領域 21〜28,31〜34 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/46 G06F 11/30 G06F 12/00 G06F 15/16
Claims (1)
- 【請求項1】 オンライントランザクションデータ処理
システムにおいて、 トランザクション処理を行うトランザクション処理プロ
グラムの実行を制御するトランザクション実行制御手段
と、 前記トランザクション処理プログラムからのデータ検索
/更新要求に従い、データファイルをブロック単位に排
他し、データファイルからのデータの読み込み、および
データファイルのデータの書き込みを制御するデータ入
出力手段と、 前記データ入出力手段により起動され、データファイル
のブロック単位の排他制御によるデッドロックが発生す
るか否かを判断し、デッドロック発生と判断した場合は
トランザクション処理を中断し、デッドロック発生を前
記トランザクション実行制御手段に通知するデッドロッ
ク検出手段と、 排他時間情報格納領域と、 前記データ入出力手段におけるブロック単位の排他開始
時、およびトランザクション実行制御手段におけるトラ
ンザクション処理プログラム終了後のブロック排他解除
時に起動され、ブロック排他時間を取得し、各ブロック
毎に排他時間合計と排他回数、および排他開始時刻を前
記排他時間情報格納領域に記録する排他時間情報取得手
段と、 前記デッドロック検出手段がデッドロックを前記トラン
ザクション実行制御手段に通知した場合に、前記トラン
ザクション実行制御手段により起動され、トランザクシ
ョンの再実行処理を行うトランザクション再実行手段
と、 前記トランザクション再実行手段により起動され、前記
排他時間情報格納領域を参照し、デッドロック発生の直
接原因となったアクセス対象のブロックに関する平均排
他時間および現在の排他開始時刻より残り排他時間を予
測し、予測した残り排他時間分トランザクションの再実
行の遅延を前記トランザクション再実行手段に通知する
トランザクション再実行遅延判定手段を有することを特
徴とするオンライントランザクションデータ処理システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014038A JP2757648B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | オンライントランザクションデータ処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014038A JP2757648B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | オンライントランザクションデータ処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05204678A JPH05204678A (ja) | 1993-08-13 |
JP2757648B2 true JP2757648B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=11849961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4014038A Expired - Fee Related JP2757648B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | オンライントランザクションデータ処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2757648B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09179755A (ja) * | 1995-12-23 | 1997-07-11 | Nec Corp | リソース浮き検出方式 |
AU2003298560A1 (en) | 2002-08-23 | 2004-05-04 | Exit-Cube, Inc. | Encrypting operating system |
US8219823B2 (en) | 2005-03-04 | 2012-07-10 | Carter Ernst B | System for and method of managing access to a system using combinations of user information |
JP5676845B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2015-02-25 | イグジット−キューブ,インク. | コンピュータシステム、カーネルスケジューリングシステム、リソース割当方法及びプロセス実行共有方法 |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4014038A patent/JP2757648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05204678A (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |