JP2757292B2 - マグネシウム製車輪における接触腐食防止構造 - Google Patents
マグネシウム製車輪における接触腐食防止構造Info
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- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車のマグネシウム製車輪を車輪マウン
トに取りつける際の接触腐食を防止する構造に関する。
トに取りつける際の接触腐食を防止する構造に関する。
高級乗用車においてはますます、弾力性のない材料の
重量の節約および走行快適性の改善を達成するために、
タイヤを保持する車輪は軽金属で作られている。このよ
うな車輪に対して従来は主にアルミニウムが使用されて
いた。しかしこれらの車輪に対してマグネシウムを使用
すれば、一層軽い重量及びそれと共に弾力性のない材料
の一層の減少が得られる。
重量の節約および走行快適性の改善を達成するために、
タイヤを保持する車輪は軽金属で作られている。このよ
うな車輪に対して従来は主にアルミニウムが使用されて
いた。しかしこれらの車輪に対してマグネシウムを使用
すれば、一層軽い重量及びそれと共に弾力性のない材料
の一層の減少が得られる。
この種の車輪は普通は車軸の車輪マウントにボルト結
合され、その際車輪マウントは鋼あるいは鋳鋼で作られ
ている。
合され、その際車輪マウントは鋼あるいは鋳鋼で作られ
ている。
マグネシウムと鋼が直接接触する場合、マグネシウム
製車輪の金属格子構造を永続的に阻害し、従ってマグネ
シウムで作られた車輪の耐久性を減少するおそれのある
いわゆる接触腐食が生ずる。
製車輪の金属格子構造を永続的に阻害し、従ってマグネ
シウムで作られた車輪の耐久性を減少するおそれのある
いわゆる接触腐食が生ずる。
本発明の課題は、マグネシウム製車輪と車両における
車輪マウントとの結合強度を決して制限することなし
に、マグネシウムと鋼との直接的な接触が避けられる構
造を提供することにある。
車輪マウントとの結合強度を決して制限することなし
に、マグネシウムと鋼との直接的な接触が避けられる構
造を提供することにある。
本発明によればこの課題を解決するために、マグネシ
ウム製車輪の内側接触設置面と車輪マウントとの間に固
定用孔の範囲にアルミニウム製の環状間隔ワッシャを挿
入し、この環状間隔ワッシャをマグネシウム製車輪のハ
ブ孔と同心的に配置し、心出し手段としてマグネシウム
製車輪のハブ孔の中に、間隔ワッシャの半径方向の内周
面を覆い間隔ワッシャを心出しする合成樹脂製環状アダ
プタを圧入することを提案する。
ウム製車輪の内側接触設置面と車輪マウントとの間に固
定用孔の範囲にアルミニウム製の環状間隔ワッシャを挿
入し、この環状間隔ワッシャをマグネシウム製車輪のハ
ブ孔と同心的に配置し、心出し手段としてマグネシウム
製車輪のハブ孔の中に、間隔ワッシャの半径方向の内周
面を覆い間隔ワッシャを心出しする合成樹脂製環状アダ
プタを圧入することを提案する。
このように主に加圧範囲においてマグネシウム製車輪
と鋼製車輪マウントとの間にアルミニウム製ワッシャを
介在させることによって、一方ではマグネシウムとアル
ミニウムとの間の、他方ではアルミニウムと鋼との間の
接触腐食が実質的に生じないので、マグネシウムと鋼と
の間の直接的な接触が避けられる。マグネシウムと車輪
マウントとの間の残りの無負荷接触範囲は十分な耐圧強
度を有する合成樹脂部品によって分離されている。
と鋼製車輪マウントとの間にアルミニウム製ワッシャを
介在させることによって、一方ではマグネシウムとアル
ミニウムとの間の、他方ではアルミニウムと鋼との間の
接触腐食が実質的に生じないので、マグネシウムと鋼と
の間の直接的な接触が避けられる。マグネシウムと車輪
マウントとの間の残りの無負荷接触範囲は十分な耐圧強
度を有する合成樹脂部品によって分離されている。
その場合、間隔ワッシャが、マグネシウム製車輪の固
定用孔に対応した軸平行の孔と、マグネシウム製車輪に
向かって円錐状に挟まっている内周面とを有し、この内
周面に合成樹脂製アダプタの対応して円錐状に広がって
いる外周面が接するようにすると好適である。
定用孔に対応した軸平行の孔と、マグネシウム製車輪に
向かって円錐状に挟まっている内周面とを有し、この内
周面に合成樹脂製アダプタの対応して円錐状に広がって
いる外周面が接するようにすると好適である。
更に、間隔ワッシャの孔の小なくとも一つがそのマグ
ネシウム製車輪に対する接触設置面側に凹所を有し、こ
の孔の中に中央に半径方向突出鍔を備えた心出しブッシ
ュが、その鍔が凹所を完全に塞ぎ間隔ワッシャの平坦面
と面一になるようにはめ込まれるようにすると好適であ
る。
ネシウム製車輪に対する接触設置面側に凹所を有し、こ
の孔の中に中央に半径方向突出鍔を備えた心出しブッシ
ュが、その鍔が凹所を完全に塞ぎ間隔ワッシャの平坦面
と面一になるようにはめ込まれるようにすると好適であ
る。
合成樹脂製アダプタ自体は、切り込み成形された複数
個の軸方向係止突起を備えた円筒状部分と、それに続き
内周面および外周面が円錐状に広がり車輪マウントの心
出し突出部の外径に相応した内径を有する部分とを備え
ている。
個の軸方向係止突起を備えた円筒状部分と、それに続き
内周面および外周面が円錐状に広がり車輪マウントの心
出し突出部の外径に相応した内径を有する部分とを備え
ている。
アダプタをマグネシウム製車輪に固定するために、車
輪のハブ孔が、アダプタの係止突起が係止する半径方向
拡大部を備えていると有利である。
輪のハブ孔が、アダプタの係止突起が係止する半径方向
拡大部を備えていると有利である。
好適には合成樹脂製アダプタはガラス繊維強化ポリア
ミドから成っており、心出しブッシュも同じ材料から成
っている。
ミドから成っており、心出しブッシュも同じ材料から成
っている。
心出しブッシュは好適には、固定ボルトの外径よりも
僅かに大きな内径と、間隔ワッシャおよびマグネシウム
製車輪における固定ボルト用の孔の直径に相応した外径
とを有している。
僅かに大きな内径と、間隔ワッシャおよびマグネシウム
製車輪における固定ボルト用の孔の直径に相応した外径
とを有している。
アルミニウム製間隔ワッシャ自体は約3〜5mmの厚み
を有している。
を有している。
以下概略図を参照して本発明に基づく実施例の構造お
よび機能について詳細に説明する。この場合それぞれ 第1図は完全に組み立てられたマグネシウム製車輪の
縦断面図、 第2図はアダプタ、間隔ワッシャおよび心出しブッシ
ュの分解斜視図、 第3図はマグネシウム製車輪の固定ボルトの範囲にお
ける部分拡大断面図を示す。
よび機能について詳細に説明する。この場合それぞれ 第1図は完全に組み立てられたマグネシウム製車輪の
縦断面図、 第2図はアダプタ、間隔ワッシャおよび心出しブッシ
ュの分解斜視図、 第3図はマグネシウム製車輪の固定ボルトの範囲にお
ける部分拡大断面図を示す。
第1図には、図示していないタイヤを受けるためのハ
ブ2、スポーク3およびリム4を備えたマグネシウム製
車輪1が断面図で示されている。このマグネシウム製車
輪はハブ2の範囲でボルト5を介して破線で示した車輪
マウント6に結合されている。車輪マウント6には同様
に破線で示したブレーキディスク7が続いている。本発
明に基づいてマグネシウム製車輪1と車輪マウント6と
の間にボルト5の範囲において環状のアルミニウム製間
隔ワッシャ10が配置されている。この間隔ワッシャ10は
半径方向内側においてハブ孔8の中に圧入された合成樹
脂製アダプタ11によって心出しされている。
ブ2、スポーク3およびリム4を備えたマグネシウム製
車輪1が断面図で示されている。このマグネシウム製車
輪はハブ2の範囲でボルト5を介して破線で示した車輪
マウント6に結合されている。車輪マウント6には同様
に破線で示したブレーキディスク7が続いている。本発
明に基づいてマグネシウム製車輪1と車輪マウント6と
の間にボルト5の範囲において環状のアルミニウム製間
隔ワッシャ10が配置されている。この間隔ワッシャ10は
半径方向内側においてハブ孔8の中に圧入された合成樹
脂製アダプタ11によって心出しされている。
第2図には接触腐食を防止するための部品が分解斜視
図で示されており、その断面は第3図に部分拡大断面図
で詳細に示されている。第2図から分かるように、アル
ミニウム製間隔ワッシャ10は5個の軸方向孔12を有して
おり、これらの軸方向孔12はハブ2にある固定ボルト用
の孔と一致している。その孔12の中に心出しブッシュ13
がはめ込まれている。その機能については後述する。
図で示されており、その断面は第3図に部分拡大断面図
で詳細に示されている。第2図から分かるように、アル
ミニウム製間隔ワッシャ10は5個の軸方向孔12を有して
おり、これらの軸方向孔12はハブ2にある固定ボルト用
の孔と一致している。その孔12の中に心出しブッシュ13
がはめ込まれている。その機能については後述する。
合成樹脂製アダプタ11はその後部円筒状範囲15に切り
込み成形された車輪ハブに係止するための4個の係止突
起16を有している。
込み成形された車輪ハブに係止するための4個の係止突
起16を有している。
第3図における部分拡大断面図から分かるように、マ
グネシウム製車輪1のハブ2と車輪マウント6との間に
挿入されたアルミニウム製間隔ワッシャ10は孔12を有
し、これらの孔12の直径は車輪ハブ2にある孔17に正確
に対応している。
グネシウム製車輪1のハブ2と車輪マウント6との間に
挿入されたアルミニウム製間隔ワッシャ10は孔12を有
し、これらの孔12の直径は車輪ハブ2にある孔17に正確
に対応している。
間隔ワッシャ10の各孔12の中には円筒状心出しブッシ
ュ13がはめ込まれている。これらの心出しブッシュ13は
中央に、間隔ワッシャ10の車輪側端面にある凹所18の中
に係合する半径方向に突出した鍔14を有している。従っ
てこれらの心出しブッシュ13は間隔ワッシャ10の中に保
持され、間隔ワッシャ10を正確に整合するために、車輪
ハブ2の孔17の中に延びている。
ュ13がはめ込まれている。これらの心出しブッシュ13は
中央に、間隔ワッシャ10の車輪側端面にある凹所18の中
に係合する半径方向に突出した鍔14を有している。従っ
てこれらの心出しブッシュ13は間隔ワッシャ10の中に保
持され、間隔ワッシャ10を正確に整合するために、車輪
ハブ2の孔17の中に延びている。
間隔ワッシャ10の内側はマグネシウム製車輪1に向か
って円錐状に狭まっている内周面20を有しており、この
内周面20に合成樹脂製アダプタ11の円錐状に広がった対
応した外周面21が接している。この合成樹脂製アダプタ
11はその円筒状範囲15がハブ孔8の中に突出し、特に第
2図の斜視図から分かるように、円筒状範囲15に切り込
み成形され僅かに長く形成された係止突起16を有してお
り、これらの係止突起16はハブ孔8における半径方向拡
大部22に係止している。
って円錐状に狭まっている内周面20を有しており、この
内周面20に合成樹脂製アダプタ11の円錐状に広がった対
応した外周面21が接している。この合成樹脂製アダプタ
11はその円筒状範囲15がハブ孔8の中に突出し、特に第
2図の斜視図から分かるように、円筒状範囲15に切り込
み成形され僅かに長く形成された係止突起16を有してお
り、これらの係止突起16はハブ孔8における半径方向拡
大部22に係止している。
合成樹脂製アダプタ11はその内径23が破線で示した車
輪マウント6の心出し突出物24にぴったり接して置かれ
ている。
輪マウント6の心出し突出物24にぴったり接して置かれ
ている。
個々の部品、間隔ワッシャ10およびアダプタ11のマグ
ネシウム製車輪1への組み込みは好適には次のように行
われる。即ちまず心出しブッシュ13が間隔ワッシャ10に
おける凹所18を有する孔12の中に圧入され、しかも鍔14
が間隔ワッシャ10の平坦面25より突出しないように圧入
される。
ネシウム製車輪1への組み込みは好適には次のように行
われる。即ちまず心出しブッシュ13が間隔ワッシャ10に
おける凹所18を有する孔12の中に圧入され、しかも鍔14
が間隔ワッシャ10の平坦面25より突出しないように圧入
される。
続いてマグネシウム製車輪1がその正面側を下にして
床の上に置かれ、心出しブッシュ13が間隔ワッシャ10と
共に車輪ハブ2の孔17の中にはめ込まれる。それから間
隔ワッシャ10のすべての孔12がハブ2の孔17と一致する
まで間隔ワッシャ10が回転される。
床の上に置かれ、心出しブッシュ13が間隔ワッシャ10と
共に車輪ハブ2の孔17の中にはめ込まれる。それから間
隔ワッシャ10のすべての孔12がハブ2の孔17と一致する
まで間隔ワッシャ10が回転される。
続いて合成樹脂製アダプタ11が間隔ワッシャ10の中央
孔20を通して係止突起16がハブ孔8の中に確実に係止す
るまで押し込まれる。これによってマグネシウム製車輪
1に対して間隔ワッシャ10の正確な心出しおよび保持が
生ずる。それから拡大された盲孔26を通してマグネシウ
ム製車輪1の外側から円錐鍔付きのチタン製ボルト5が
挿入され、これによって車輪1が車輪マウント6にボル
ト結合される。
孔20を通して係止突起16がハブ孔8の中に確実に係止す
るまで押し込まれる。これによってマグネシウム製車輪
1に対して間隔ワッシャ10の正確な心出しおよび保持が
生ずる。それから拡大された盲孔26を通してマグネシウ
ム製車輪1の外側から円錐鍔付きのチタン製ボルト5が
挿入され、これによって車輪1が車輪マウント6にボル
ト結合される。
間隔ワッシャ10は好適には約3〜5mmの厚みを有し、
車輪のマグネシウムおよび車輪マウントの鋼に対して接
触腐食を生じない耐圧アルミニウムで作られている。
車輪のマグネシウムおよび車輪マウントの鋼に対して接
触腐食を生じない耐圧アルミニウムで作られている。
アダプタ11は好適にはガラス繊維強化ポリアミドから
成り、従って同様に大きな強度を有している。心出しブ
ッシュ13も同じ材料で作られる。
成り、従って同様に大きな強度を有している。心出しブ
ッシュ13も同じ材料で作られる。
上述の配置構造および相応して形成された個々の部品
によれば、マグネシウム製の車輪を利用する場合に、す
べての考え得る接触面は加圧範囲におけるアルミニウム
と純粋なかみ合い結合範囲における合成樹脂とによって
互いに分離されているので、鋼製の車輪マウントに対す
る接触腐食を簡単にかつ確実に防止することができる。
によれば、マグネシウム製の車輪を利用する場合に、す
べての考え得る接触面は加圧範囲におけるアルミニウム
と純粋なかみ合い結合範囲における合成樹脂とによって
互いに分離されているので、鋼製の車輪マウントに対す
る接触腐食を簡単にかつ確実に防止することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−250498(JP,A) 特開 平4−368202(JP,A) 特開 昭58−36701(JP,A) 特開 平4−8602(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】マグネシウム製車輪(1)の内側接触設置
面と車輪マウント(6)との間に固定用孔(17)の範囲
にアルミニウム製の環状間隔ワッシャ(10)が挿入さ
れ、この環状間隔ワッシャ(10)はマグネシウム製車輪
(1)のハブ孔(8)と同心的に配置され固定用孔(1
7)に対応する個所に孔(12)が明けられており、心出
し手段としてマグネシウム製車輪(1)のハブ孔(8)
の中に、間隔ワッシャ(10)の内周面(20)を覆い間隔
ワッシャ(10)を心出しする合成樹脂製環状アダプタ
(11)が圧入されていることを特徴とする自動車のマグ
ネシウム製車輪を車輪マウントに取りつける際の接触腐
食防止構造。 - 【請求項2】間隔ワッシャ(10)が、マグネシウム製車
輪(1)の固定用孔(17)に対応した軸方向孔(12)
と、マグネシウム製車輪(1)に向かって円錐状に狭ま
っている内周面(20)とを有し、この内周面(20)に合
成樹脂製アダプタ(11)の対応して円錐状に広がってい
る外周面(21)が接していることを特徴とする請求の範
囲1記載の構造。 - 【請求項3】間隔ワッシャ(10)の孔(12)の少なくと
も一つがそのマグネシウム製車輪(1)に対する接触設
置面側(25)に凹所(18)を有し、この孔(12)の中に
中央に半径方向突出鍔(14)を持った心出しブッシュ
(13)が、その鍔(14)が凹所(18)を完全に塞ぎ間隔
ワッシャ(10)の平坦面(25)と面一になるようにはめ
込まれていることを特徴とする請求の範囲2記載の構
造。 - 【請求項4】合成樹脂製アダプタ(11)が、切り込み成
形された複数個の軸方向係止突起(16)を備えた円筒状
部分(15)と、それに続き内周面および外周面が円錐状
に広がり車輪マウント(6)の心出し突出部(24)の外
径に相応した内径を有する部分とを備えていることを特
徴とする請求の範囲1又は2記載の構造。 - 【請求項5】マグネシウム製車輪(1)のハブ孔(8)
が、アダプタ(11)の係止突起(16)が係止する半径方
向拡大部(22)を備えていることを特徴とする請求の範
囲4記載の構造。 - 【請求項6】合成樹脂製アダプタ(11)がガラス繊維強
化ポリアミドから成っていることを特徴とする請求の範
囲4記載の構造。 - 【請求項7】アルミニウム製間隔ワッシャ(10)が約3
〜5mmの厚みを有していることを特徴とする請求の範囲
1記載の構造。 - 【請求項8】心出しブッシュ(13)が固定ボルト(5)
の外径よりも僅かに大きな内径と、間隔ワッシャ(10)
およびマグネシウム製車輪(1)における固定ボルト
(5)用の孔(12、17)の直径に相応した外径とを有し
ていることを特徴とする請求の範囲3記載の構造。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4227259A DE4227259C1 (de) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | Anordnung zur Vermeidung von Kontaktkorrosionen bei Magnesiumrädern |
DE4227259.9 | 1992-08-18 | ||
PCT/DE1993/000752 WO1994004379A1 (de) | 1992-08-18 | 1993-08-18 | Anordnung zur vermeidung von kontaktkorrosionen bei magnesiumrädern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07500794A JPH07500794A (ja) | 1995-01-26 |
JP2757292B2 true JP2757292B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=6465765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6505774A Expired - Lifetime JP2757292B2 (ja) | 1992-08-18 | 1993-08-18 | マグネシウム製車輪における接触腐食防止構造 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5454628A (ja) |
EP (1) | EP0607417B1 (ja) |
JP (1) | JP2757292B2 (ja) |
AU (1) | AU664772B2 (ja) |
BR (1) | BR9305609A (ja) |
CA (1) | CA2119637A1 (ja) |
DE (2) | DE4227259C1 (ja) |
WO (1) | WO1994004379A1 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4227259C1 (de) * | 1992-08-18 | 1994-03-24 | Stahlschmidt & Maiworm | Anordnung zur Vermeidung von Kontaktkorrosionen bei Magnesiumrädern |
DE4426981A1 (de) | 1994-07-29 | 1996-02-01 | Opel Adam Ag | Leichtmetallrad |
US5601343A (en) * | 1994-08-31 | 1997-02-11 | Hoffken; Rudiger | Unitary wheel system for road vehicles |
IT1285037B1 (it) * | 1996-03-26 | 1998-06-03 | Skf Ind Spa | Elemento di protezione contro corrosioni galvaniche in unioni di parti metalliche, particolarmente per collegamento tra cuscinetto e montante |
US20010048241A1 (en) * | 1997-02-26 | 2001-12-06 | Katsunori Yoshimura | Magnesium alloy wheel for vehicles |
DE29711384U1 (de) * | 1997-06-30 | 1997-09-11 | Hoeffken Ruediger | Scheibenförmiger Nabenadapter |
DE19749078A1 (de) * | 1997-11-06 | 1999-05-12 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Anordnung zur Verhinderung von Stahl-Magnesium-Kontaktkorrosion |
DE19754188A1 (de) * | 1997-12-06 | 1999-06-17 | Porsche Ag | Befestigungsvorrichtung für ein aus einer Radinnen- und einer Radaußenschale bestehendes Fahrzeugrad |
JPH11169036A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-06-29 | Shimano Inc | 釣り用リール |
SG80003A1 (en) * | 1997-12-10 | 2001-04-17 | Shimano Kk | Mechanical assembly with incompatible metallic materials |
DE19839722A1 (de) * | 1998-09-01 | 2000-03-02 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Anordnung zur Verhinderung der Kontaktkorrosion |
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