JP6681312B2 - 車両用ホイール - Google Patents

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Description

本発明は、車輪を構成する車両用ホイールに関する。
車両用ホイールについて、アルミ合金などの軽金属が用いられているが、さらなる軽量化が求められる中で、CFRP(炭素繊維強化樹脂)で車両用ホイールを成形することが考えられている。しかしながら、CFRPのみで車両用ホイールを成形した場合、製造コストが高騰してしまうという問題がある。
そこで、特許文献1では、軽量化と製造コストの低減を両立させた車両用ホイールとして、リムにCFRP、スポークにアルミ合金を用い、リムとスポークをボルトで締結したハイブリットホイールが提案されている。
特開平5−16602号公報
ところで、特許文献1の車両用ホイールでは、リムとスポークを締結するボルトが、外部に露出しているため、雨水に晒されることで、CFRPの炭素繊維と、アルミ合金との間に電位差が生じてしまう。そして、この電位差によって、接合部分が腐食(電食)してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、繊維強化樹脂と軽金属の接合部分における電食の発生を抑制することができる車両用ホイールを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る車両用ホイールは、繊維強化樹脂からなり、略円筒形状を有するリムと、該リムの筒壁を貫通する締結孔と、略筒形状を有し、該締結孔に挿通されるブッシュと、軽金属からなり、該リムの筒内に配置されるスポークと、該スポークの周面に開口し、穴内周面に雌ネジが形成された雌ネジ穴と、該リムの筒外周面側から該ブッシュを貫通しつつ、該雌ネジ穴に螺合し、該リムと該スポークとを締結する雄ネジ部材と、を備え、該締結孔は、該リムの筒外周面で円錐状に窪む円錐凹部と、該円錐凹部の中央部で径方向にリムを貫通する貫通部とを備えつつ、該円錐凹部の筒外周面側の開口部は、雄ネジ部材の頭部よりも大径に設定され、該ブッシュは、外形が該円錐凹部と同様の円錐形状を備える円錐筒部を備えつつ、該円錐筒部の大径側端部は、該雄ネジ部材の該頭部よりも大径に設定され、該円錐筒部の大径側端部の外周直径である大径側外径が、該円錐凹部の前記開口部の直径である開口部径よりも大きく設定され、該円錐筒部の大径側の周縁部と該リムの筒外周面との間に形成される隙間に接着剤溜まりを有することを特徴とする。
このような構成によれば、リムの筒壁を、リムの筒外周面側から貫通するように雄ネジ部材を配置することで、雄ネジ部材はタイヤ内部に配置される。
これによって、雄ネジ部材が外部に露出することなくリムとスポークを締結できるため、リムとスポークとの間における電食の発生を抑制することができる。
また、雄ネジ部材の頭部径よりもブッシュの円錐筒部の大径側端部を大きくすることによって、雄ネジ部材締結時に、リムが受ける面圧を低減することができる。
これによって、物体に応力が持続して作用した場合に、時間の経過とともに歪みが増大するクリープ現象がリムで発生することを抑制することができる。
本発明によれば、繊維強化樹脂と軽金属の接合部分における電食の発生を抑制することができる車両用ホイールを提供することができる。
本実施形態に係る車両用ホイールを車両に組付けた様子を示す模式図である。 図1のA部を示す要部拡大図である。 第1実施形態の貫通孔周辺を示す要部拡大図である。 従来からの締結手段を示す要部拡大図である。 第2実施形態の貫通孔周辺を示す要部拡大図である。 第3実施形態の貫通孔周辺を示す要部拡大図である。 第4実施形態の貫通孔周辺を示す要部拡大図である。 第5実施形態の貫通孔周辺を示す要部拡大図である。
本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の車両用ホイール1は、空気入りタイヤTとともに車両の車輪Wを構成し、車体BD側のハブHBに固定され、ハブHBとともに回動する。
車両用ホイール1は、別部材からなるリム10とスポーク20とで構成され、リム10とスポーク20は、締結手段30を介して締結されている。
リム10は、略円筒形状を有し、その外周側に空気入りタイヤTが嵌め込まれる。また、リム10は、繊維強化樹脂の一種であるCFRP(carbon fiber reinforced plastics、炭素繊維強化樹脂)で構成されている。
リム10は炭素繊維の束を柱状の型材の周りに巻きつけて筒の径方向に巻きつけたり(内型)、周囲を取り囲むような型(外型)に対して内側から積層したりして円筒形状を形成するものである。事前に樹脂を含浸させたプリプレグによるオートクレーブ成形や、ドライファブリックであるNFC(Non Crimp Fabric)を用いて積層し、型締後に樹脂を射出するRTM(Resin Transfer Molding)成形が考えられる。いずれも樹脂を加熱硬化させて離型することでリム10が完成する。
スポーク20は、リム10の筒内に配置され、中央にハブ取付部21を備えている。
ハブ取付部21は、スポーク20をリム10に組み付けた状態で、リム10の筒の径方向の中心に位置し、車体BD側のハブHBに固定される。
スポーク20は、軽金属の一種であるアルミ合金からなり、その形状は、鋳造、または鍛造によって形成される。
空気入りタイヤTは、タイヤ内部にチューブを必要としない、所謂チューブレスタイヤで構成されている。
そして、空気入りタイヤTの内面と、リム10の筒外周面13とで、タイヤ空気室TRが構成され、タイヤ空気室TRには、所定の圧力で空気、および窒素ガス等が充填される。
締結手段30は、図2に示すように、締結孔31、雌ネジ穴32、ブッシュ33、雄ネジ部材34、および接着剤40、ガスケット50で構成される。
締結孔31は、図2、図3に示すように、リム10の筒形状を構成する筒壁11を貫通する貫通孔で、スポーク20の外周側端面22が重なるリム10の部位に開口している。また、締結孔31は、切削加工によって形成され、締結孔31の孔壁には、炭素繊維の切断面(積層面)が露出している。そして、締結孔31は、円錐凹部31aと貫通部31bとで構成されている。
円錐凹部31aは、リム10の筒外周面13に開口する円錐状(すり鉢状)の窪みで構成され、円錐形状の頂角である凹部頂角θ31aが約120度に設定されている。また、円錐凹部31aの開口部31aaは、その直径である開口部径D31aが、雄ネジ部材34の頭部34aの直径である頭部径D34aよりも大径となるように設定されている。
貫通部31bは、円錐凹部31aの中央部からリム10の筒内周面12に貫通する円柱状の貫通孔で構成されている。
雌ネジ穴32は、リム10の筒内周面12に当接するスポーク20の外周側端面22に、締結孔31と連通するように開口している。また、雌ネジ穴32の穴内周面には、部分的に雌ネジが切られている。
雄ネジ部材34は、頭部34aと軸部34bとを備えており、本実施形態では、チタン材で形成された皿ネジで構成されている。
頭部34aは、端面が平らな円錐形状を備え、円錐形状の頂角である頭部頂角θ34aは、約90度に設定されている。
軸部34bは、その外周に、雌ネジ穴32の雌ネジと螺合可能な雄ネジを備えている。
ブッシュ33は、円錐筒部33aと、直筒部33bとを有する漏斗形状を備え、本実施形態では、ステンレス材で形成されている。
円錐筒部33aは、外形が締結孔31の円錐凹部31aと同様の円錐形状を備えている。
円錐筒部33aの大径側端部33aaの内周直径である大径側内径D33adは、雄ネジ部材34の頭部34aと同等に設定される。
円錐筒部33aの大径側端部33aaの外周直径である大径側外径D33acは、円錐凹部31aの開口部径D31aよりも僅かに小さく設定される。つまり、円錐筒部33aの大径側外径D33acは、雄ネジ部材34の頭部径D34aよりも大径に設定されている。
また、円錐筒部33aの大径側端部33aaの端面33dは、内径側が外径側よりも軸方向に沿って外側に突出するテーパ形状を備えている。
ブッシュ33の円錐筒部33aは、その内周面である錐内周面33adにおける円錐形状の頂角である内面頂角θ33adが約90度に設定されている。そして、内面頂角θ33adと頭部頂角θ34aとが約90度に設定されることで、雄ネジ部材34を締結した際に、錐内周面33adと、頭部34aのテーパー面34aaとは隙間無く密接する。
ブッシュ33の円錐筒部33aは、その外周面である錐外周面33acにおける円錐形状の頂角である外面頂角θ33acが約120度に設定されている。
つまり、ブッシュ33の円錐筒部33aは、その外周面である錐外周面33acにおける円錐形状の頂角(外面頂角θ33ac)が、その内周面である錐内周面33adにおける円錐形状の頂角(内面頂角θ33ad)よりも大きく設定されている。
直筒部33bは、円錐筒部33aの小径側端部33abと同一径の円筒形状を備え、小径側端部33abから筒軸方向に沿って延設されている。
リム10とスポーク20の間にガスケット50が挟まれ、スポーク20の熱膨張や荷重による局所面圧を緩和している。
接着剤40は、ブッシュ33とボルト34の間、およびブッシュ33とリム10との間に充填される。接着剤40を各部に充填することで、ブッシュ33とリム10との間が隙間無く密着し、タイヤ空気室TRの気密性が守られている。またボルト34の隅部の接着剤は積極的には拭き取らず周囲に残すことで十分な気密性を確保している。そして、接着剤40は、雄ネジ部材34の回り止めとしても機能している。
接着剤40には、2液性熱硬化型エポキシ接着剤が採用されている。なお、2液性熱硬化型エポキシ接着剤として、硬化後に弾性を備えるタイプ、硬化後に硬質化するタイプのどちらでも採用可能である。ただし、車両走行中に入力される過大な荷重によって、リム10が弾性変形した場合にも、リム10とブッシュ33との間のシール性を確保するために、硬化後に弾性を備えるタイプの方が、より好ましい。
次に、締結手段30によってリム10とスポーク20を締結する締結手順を説明する。
まず、スポーク20の外周側端面22にガスケット50を貼り付け、位置を合わせつつ、スポーク20をリム10の筒内に挿入する。
次に、ブッシュ33の外周に接着剤40を塗布しつつ(締結孔31の内周に接着剤40を塗布でも可)、締結孔31にブッシュ33を挿入する。
そして、雄ネジ部材34の外周に接着剤40を塗布しつつ(ブッシュ33の内周に接着剤40塗布でも可)、ブッシュ33の筒孔内、および雌ネジ穴32に雄ネジ部材34の軸部34bを挿入する。そして、雄ネジ部材34を雌ネジ穴32に所定の締め付けトルクで螺合する。
最後に、余分な接着剤を取除き、接着剤の硬化処理を行う(ボルト34の隅部の接着剤は積極的には拭き取らず周囲に残すことで十分な気密性を確保する)。
このような本実施形態に対して、図4に示す従来の締結手段130の形態では、締結孔131は、円形凹部131aと貫通部131bとで構成されている。
円形凹部131aは、円環形状の凹部からなり、リム110の筒外周面113に対して垂直な円筒状の切削面を備えている。
貫通部131bは、円形凹部131aの中央部を貫通する貫通孔である。
そして、円形凹部131a内に雄ネジ部材134の頭部134aが挿入されつつ、雄ネジ部材134が螺着され、リム110とスポーク120が締結される。
また、締結孔131におけるリム110、ブッシュ133、および雄ネジ部材134の各隙間には、接着剤140が充填される。
このような構成では、締結孔131の孔壁は、切削面が露出したままとなる上に、締結孔131の周縁を、炭素繊維の積層方向に押さえつける構成が不足している。このため、経年変化や、入力荷重の変動によって、孔壁、および加工隅部で炭素繊維が剥離しやすい、という問題を抱えている。
また、雄ネジ部材34を締結した際の応力は、頭部34aの径方向端部の部位に集中する傾向にある。このため、雄ネジ部材34を螺着した際の応力が、円形凹部131aの隅角周辺(図4のB部)に集中し、隅角周辺に亀裂が生じやすい、という問題がある。
さらに、隅角周辺、および円形凹部131aの底部に応力が集中するため、クリープ現象が発生しやすい、という問題を抱えている。なお、クリープ現象とは、物体に応力が持続して作用した場合に、時間の経過とともに歪みが増大する現象のことである。
これに対して、本実施形態の構成では、円錐凹部31aの切削面には、ブッシュ33の円錐筒部33aが当接した状態で重ねられ、雄ネジ部材34の締結力が、リム10を構成する炭素繊維を積層方向に押し付ける。このため、炭素繊維の剥離が抑制される。
また、円錐凹部31aを円錐状の窪みとすることで、隅角が形成されない上に、雄ネジ部材34の応力が軸方向と径方向に分散されるため、応力集中による亀裂の発生を抑制することができる。
次に、本実施形態に係る車両用ホイール1の作用効果について説明する。
リム10の筒壁11を、リム10の筒外周面側から貫通するように雄ネジ部材34を配置することで、雄ネジ部材34はタイヤT内部に配置される。
これによって、雄ネジ部材34が、外部に露出することなくリム10とスポーク20を締結できるため、リム10とスポーク20との間における電食の発生を抑制することができる。
また、雄ネジ部材34の頭部径D34aよりもブッシュ33の円錐筒部33aの大径側端部33aaを大きくすることによって、雄ネジ部材34締結時に、リム10が受ける面圧を低減することができる。
これによって、リム10におけるクリープ現象の発生を抑制することができる。
雄ネジ部材34に頭部34aの端面が平らな皿ネジを採用することで、車両用ホイール1の径方向外側への頭部34aの突出量を抑えることができる。
これによって、タイヤTをリム10に着脱する際の妨げにならない。つまり、リム10に対するタイヤTの着脱作業性を損なうことなく、リム10とスポーク20との間や、ボルト34、ブッシュ33、リム10の間における電食の発生を抑制することができる。
雄ネジ部材34の頭部径D34aよりもブッシュ33の大径側外径D33acを大径に設定することで、ホイールに曲げモーメントがかかった際にも軸方向に最も厚みを持ったブッシュ33の部位が、雄ネジ部材34の応力変動を受け止める構成となる。
これによって、雄ネジ部材34の応力をブッシュ33の中の剛性の高い部位で分散させることができるため、リム10への外周面圧を緩和させることができる。
ブッシュ33における円錐筒部33aの内面頂角θ33adを約90度にすることで、一般に広く流通する規格品の皿ネジを採用することが可能になる。
これによって、製造コストの高騰を抑制することができる。
ブッシュ33における円錐筒部33aの外面頂角θ33acを約120度にすることで突出量の低減と同時に大きな座面積を確保することができ、ボルト締結時のボルト応力をより効果的に分散させることができる。
これによって、リム10におけるクリープ現象の発生をさらに抑制することができる。
なお、雄ネジ部材34には、チタン材を使用することで、重量の増大を抑えつつ、電食の発生を抑制している。また、ブッシュ33には、ステンレス材を使用することで、製造コストの高騰を抑えつつ、電食の発生を抑制している。つまり、雄ネジ部材34とブッシュ33を別々の素材とすることで、製造コストの高騰を抑えつつ、重量の増大を抑制しながら、電食の発生を抑制している。
したがって、製造コストの高騰抑制よりも重量軽減を優先する場合には、雄ネジ部材34とブッシュ33との両方をチタン材で構成することも可能である。
また、重量軽減よりも製造コストの高騰抑制を重視する場合には、雄ネジ部材34とブッシュ33との両方をステンレス材とすることも可能である。
車両用ホイール1の雄ネジ部材34に対するホイール購入者等によるいたずら(締結された雄ネジ部材34をさらに締め込んだり、外したり等)を防止するためには、雄ネジ部材34を締付けたり緩めるためのドライバー等の工具が係合する窪みであるリセス34cに、充填材を埋めることが有効である。
また、リセス34cを埋める以外にも、締結時に、設定値以上の締付けトルクが掛かると入力部分が脱落するネジ切りボルト(シャーボルト)や、専用の特殊工具を用いないと外すことができない、所謂いたずら防止ネジを雄ネジ部材34に採用することも有効である。
<第2実施形態>
次に、車両用ホイール1の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。前述の車両用ホイール1と同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図5に示すように、前述の第1実施形態と大きく異なる構成は、締結手段30Aを構成するブッシュ33Aの円錐筒部33aAの形状である。
ブッシュ33Aは、円錐筒部33aAの内面頂角θ33adが約90度、および外面頂角θ33acが約120度のままで、円錐筒部33aAの大径側外径D33acが、締結孔31の円錐凹部31aの開口部31aaの開口部径D31aよりも大径に設定されている。
これによって、円錐筒部33aAの大径側の周縁部分に、庇部33cが形成される。そして、庇部33cとリム10の筒外周面13との間に、隙間が形成される。そこで、この隙間に接着剤40を充填して、接着剤溜り40aを形成している。
次に、本実施形態に係る車両用ホイール1の作用効果について説明する。
本実施形態の締結手段30Aを備えた車両用ホイール1では、前述の第1実施形態で得られる作用効果に加え、接着剤溜り40aを形成することで、締結孔31内におけるリム10とブッシュ33との間の隙間をより確実に埋めることができる。
これによって、タイヤ空気室TR内の気密性をさらに高めることができる。
<第3実施形態>
次に、車両用ホイール1の第3実施形態について、図面を参照しながら説明する。前述の車両用ホイール1と同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図6に示すように、前述の第1実施形態と大きく異なる構成は、締結手段30Bを構成するブッシュ33Bの円錐筒部33aBの形状である。
ブッシュ33Bの円錐筒部33aBは、その外周面である錐外周面33acにおける円錐形状の頂角(外面頂角θ33ac)が、約90度に設定されつつ、その内周面である錐内周面33adにおける円錐形状の頂角(内面頂角θ33ad)が、約90度に設定されている。
次に、本実施形態に係る車両用ホイール1の作用効果について説明する。
本実施形態の締結手段30Bを備えた車両用ホイール1では、前述の第1実施形態で得られる作用効果に加え、円錐筒部33aBの厚さが均一になるため、第1実施形態のブッシュ33と比較して、円錐筒部33aBと直筒部33bとの接続部分の機械的強度が向上する。
これによって、ブッシュ33Bの取扱いが簡便になり、組付作業性を向上させることができる。
<第4実施形態>
次に、車両用ホイール1の第4実施形態について、図面を参照しながら説明する。前述の車両用ホイール1と同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図7に示すように、前述の第1実施形態と大きく異なる構成は、締結手段30Cを構成する雄ネジ部材34Cとブッシュ33Cの形状である。
雄ネジ部材34Cは、部分球状の丸い頭部34aを備え、頭部頂角θ34aが約180度に設定されたナベネジからなる。
ブッシュ33Cは、頭部34aの形状に合わせて、円錐筒部33aCの内面頂角θ33adが180度に設定されている。
なお、ブッシュ33Cの円錐筒部33aCは、その外周面である錐外周面33acにおける円錐形状の頂角(外面頂角θ33ac)は、第1実施形態と同様に、約120度に設定されている。
また、円錐筒部33aCの外径寸法は、第1実施形態と同様に、締結孔31の円錐凹部31aの開口部31aaの径寸法よりも僅かに小径に設定されている。
次に、本実施形態に係る車両用ホイール1の作用効果について説明する。
本実施形態の締結手段30Cを備えた車両用ホイール1では、前述の第1実施形態で得られる作用効果に加え、一般に広く流通する規格品のナベネジの採用が可能になる。これによって、製造コストの高騰を抑制することができる。
<第5実施形態>
次に、車両用ホイール1の第5実施形態について、図面を参照しながら説明する。前述の車両用ホイール1と同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図8に示すように、前述の第1実施形態と大きく異なる構成は、締結手段30Dの構成である。
第1実施形態では、締結孔31と雄ネジ部材34との間にブッシュ33が介在する構成であったが、本実施形態では、ブッシュが介在せずに、雄ネジ部材34Dが締結孔31に締結されている。そして、ブッシュが介在しない代わりに、雄ネジ部材34Dにブッシュ33の特徴が付与されている。
つまり、雄ネジ部材34Dの頭部34aDには、前述の第1実施形態のブッシュ33における円錐筒部33aに相当する構成が一体に形成されている。また、雄ネジ部材34Dの軸部34bDには、ブッシュ33における直筒部33bに相当する構成が一体に形成されている。そして、このような頭部34aDと軸部34bDとによって、雄ネジ部材34Dは、所謂段付きネジの形態を備えている。
雄ネジ部材34Dの頭部34aDは、円錐形状を備えた、所謂皿ネジであるが、リセス34cが形成される端面34dが略円錐台形状に設定されており、その周縁部34eがテーパー状に傾斜している。
また、頭部34aDは、円錐形状の頂角である頭部頂角θ34aが約120度に設定されている。
なお、締結孔31を構成する円錐凹部31aにおける円錐形状の頂角である凹部頂角θ31aが約120度に設定されている点は、第1実施形態と同様である。
また、円錐凹部31aの開口部径D31aが、雄ネジ部材34の頭部径D34aよりも大径となるように設定されている点も、第1実施形態と同様である。
次に、本実施形態に係る車両用ホイール1の作用効果について説明する。
本実施形態の締結手段30Bを備えた車両用ホイール1では、前述の第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、頭部34aDにおける円錐形状の頂角である頭部頂角θ34a、および締結孔31を構成する円錐凹部31aにおける円錐形状の頂角である凹部頂角θ31aを約120度にすることで、突出量の低減と同時に大きな座面積を確保することができ、ボルト締結時のボルト応力をより効果的に分散させることができる。
これによって、リム10におけるクリープ現象の発生を抑制することができる。
また、ブッシュが不要となるため、部品点数を削減することができる。
そして、ブッシュが不要となることから、組立時に、ブッシュに接着剤40を塗布してからブッシュを締結孔31に挿入する工程を削減できるため、組立作業の簡便化を図ることができる。
さらに、ブッシュが不要となることから、ブッシュと締結孔31との間の隙間も無くなるため、気密性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、頭部34aDの端面が、円錐台形状に設定されているが、これに限定されるものではない。たとえば、丸皿ネジのように部分球形状とすることも可能である。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様に、円錐凹部31aの開口部径D31aが、雄ネジ部材34の頭部径D34aよりも大径となるように設定されている。しかしながら、図5に示す第2実施形態のブッシュ33Aのように、円錐凹部31aの開口部径D31aが、雄ネジ部材34の頭部径D34aよりも小径となるように設定することも可能である。
このような構成の場合には、第2実施形態と同様に、接着剤溜り40aを形成することで、締結孔31内におけるリム10と雄ネジ部材34との間の隙間をより確実に埋めることができるため、タイヤ空気室TR内の気密性をさらに高めることができる。
1 車両用ホイール
10 リム
11 筒壁
20 スポーク
22 外周側端面
31 締結孔
31a 円錐凹部
31aa 開口部
31b 貫通部
32 雌ネジ穴
33 ブッシュ
33a 円錐筒部
33aa 大径側端部
33ac 錐外周面
33ad 錐内周面
34 雄ネジ部材
34a 頭部
D31a 開口部径
θ33ad 外面頂角
θ33ad 内面頂角
D33ac 大径側外径

Claims (7)

  1. 繊維強化樹脂からなり、略円筒形状を有するリムと、
    該リムの筒壁を貫通する締結孔と、
    略筒形状を有し、該締結孔に挿通されるブッシュと、
    軽金属からなり、該リムの筒内に配置されるスポークと、
    該スポークの周面に開口し、穴内周面に雌ネジが形成された雌ネジ穴と、
    該リムの筒外周面側から該ブッシュを貫通しつつ、該雌ネジ穴に螺合し、該リムと該スポークとを締結する雄ネジ部材と、を備え、
    該締結孔は、
    該リムの筒外周面で円錐状に窪む円錐凹部と、
    該円錐凹部の中央部で径方向にリムを貫通する貫通部とを備えつつ、
    該円錐凹部の筒外周面側の開口部は、雄ネジ部材の頭部よりも大径に設定され、
    該ブッシュは、
    外形が該円錐凹部と同様の円錐形状を備える円錐筒部を備えつつ、
    該円錐筒部の大径側端部は、該雄ネジ部材の該頭部よりも大径に設定され、
    該円錐筒部の大径側端部の外周直径である大径側外径が、該円錐凹部の前記開口部の直径である開口部径よりも大きく設定され、
    該円錐筒部の大径側の周縁部と該リムの筒外周面との間に形成される隙間に接着剤溜まりを有する
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  2. 繊維強化樹脂からなり、略円筒形状を有するリムと、
    該リムの筒壁を貫通する締結孔と、
    略筒形状を有し、該締結孔に挿通されるブッシュと、
    軽金属からなり、該リムの筒内に配置されるスポークと、
    該スポークの周面に開口し、穴内周面に雌ネジが形成された雌ネジ穴と、
    該リムの筒外周面側から該ブッシュを貫通しつつ、該雌ネジ穴に螺合し、該リムと該スポークとを締結する雄ネジ部材と、
    該ブッシュと該雄ネジ部材との間、および該ブッシュと該リムとの間に充填される接着剤と、を備え、
    該締結孔は、
    該リムの筒外周面で円錐状に窪む円錐凹部と、
    該円錐凹部の中央部で径方向にリムを貫通する貫通部とを備えつつ、
    該円錐凹部の筒外周面側の開口部は、雄ネジ部材の頭部よりも大径に設定され、
    該ブッシュは、
    外形が該円錐凹部と同様の円錐形状を備える円錐筒部を備えつつ、
    該円錐筒部の大径側端部は、該雄ネジ部材の該頭部よりも大径に設定され、
    該接着剤は、
    硬化後に弾性を備える
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  3. 前記雄ネジ部材は、皿ネジからなる
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の車両用ホイール。
  4. 前記ブッシュの前記円錐筒部は、
    その外周面である錐外周面における円錐形状の頂角である外面頂角が、その内周面であ
    る錐内周面における円錐形状の頂角である内面頂角よりも大きく設定されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  5. 前記ブッシュの前記円錐筒部は、
    その内周面である錐内周面における円錐形状の頂角である内面頂角が約90度に設定さ
    れている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  6. 前記ブッシュの前記円錐筒部は、
    その外周面である錐外周面における円錐形状の頂角である外面頂角が約120度に設定
    されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  7. 前記ブッシュは、
    前記円錐筒部の大径側端部の外周直径である大径側外径が、前記円錐凹部の前記開口部
    の直径である開口部径よりも大きく設定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用ホイール。
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