JP2757171B2 - ケーソン内土砂搬送積み込み装置 - Google Patents

ケーソン内土砂搬送積み込み装置

Info

Publication number
JP2757171B2
JP2757171B2 JP12257796A JP12257796A JP2757171B2 JP 2757171 B2 JP2757171 B2 JP 2757171B2 JP 12257796 A JP12257796 A JP 12257796A JP 12257796 A JP12257796 A JP 12257796A JP 2757171 B2 JP2757171 B2 JP 2757171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
earth
hopper
caisson
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12257796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09279597A (ja
Inventor
治郎 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIHO KENSETSU KK
Original Assignee
DAIHO KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIHO KENSETSU KK filed Critical DAIHO KENSETSU KK
Priority to JP12257796A priority Critical patent/JP2757171B2/ja
Publication of JPH09279597A publication Critical patent/JPH09279597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2757171B2 publication Critical patent/JP2757171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーソンの作業室
内で掘削された土砂を運搬し、土砂バケットに積み込む
ためのケーソン内土砂搬送積み込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーソンの作業室内の地山を掘削
した土砂を土砂バケットに積み込むには、掘削機により
地山を掘削後、掘削機を旋回させ、ブームを伸ばして掘
削土砂を排出し、その作業を繰り返して行い、掘削土砂
をいったん集積する。その後、掘削機を掘削土砂の集積
場所に移動させ、再び掘削土砂を掘削バケットですくい
取り、作業室内の土砂バケットの位置まで運搬し、掘削
バケットから土砂バケットに掘削土砂を直接積み込むよ
うにしている。
【0003】また、他の従来技術として、特公昭61−
39449号公報に記載の技術がある。同公報に記載の
従来技術では、作業室天井スラブに所定の間隔をおいて
ガイドレールと昇降装置とを取り付け、前記ガイドレー
ルには支持台車を走行可能に支持している。前記支持台
車には、貯溜用ホッパ付き搬送コンベアの一端部側を支
持し、前記昇降装置には搬送コンベアの他端部側である
貯溜用ホッパ側を吊り下げ支持している。
【0004】そして、前掲公報に記載の従来技術では、
支持装置により搬送コンベアを後退させ、かつ昇降装置
により搬送コンベアの貯溜用ホッパ側を下降させた状態
で、掘削機から搬送コンベアの貯溜用ホッパ側に掘削土
砂を投入する。ついで、支持装置により搬送コンベアを
前進させ、土砂バケット上に搬送コンベアの送出端部を
位置合わせする。この状態で搬送コンベアを駆動し、搬
送コンベアから土砂バケットに掘削土砂を積み込むよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術のうちの、掘削機により掘削した土砂をいったん集積
し、再び掘削機の掘削バケットで掘削土砂をすくい取
り、土砂バケットに積み込む技術では、積み込み作業に
時間が掛かり、能率が悪い問題があり、掘削機を使って
岩砕等を2度,3度と移動させることは、掘削機の寿命
を縮める問題もある。
【0006】一方、前掲公報に記載の従来技術では、搬
送コンベア付近の掘削土砂は搬送コンベア上に投入し、
搬送コンベアを前進させて土砂バケット上に移動させ、
土砂バケットに掘削土砂を積み込むことが可能である。
しかし、搬送コンベアが旋回できないため、搬送コンベ
アの一方向からしか掘削土砂を積み込むことができない
という、つまり搬送コンベアの向きが常に一方向である
ため、掘削土砂の積み込み時の掘削機の位置と土砂バケ
ットの位置との関係が一方向に限定される問題があり、
さらには搬送コンベアによる運搬距離も限定される問題
があった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、作業室の広い大型のケー
ソンであっても、その作業室内における掘削機のいかな
る位置からでも掘削土砂を受け取り、運搬し、土砂バケ
ットに能率よく積み込むことが可能なケーソン内土砂搬
送積み込み装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、土砂搬送積み
込み装置全体の小型化を図り得るケーソン内土砂搬送積
み込み装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、ベルトフィー
ダまたはゲート付きホッパの横揺れを防ぎ、安全に動作
させ得るケーソン内土砂搬送積み込み装置を提供するこ
とにある。
【0010】さらに、本発明の他の目的は、ニューマチ
ックケーソンに適用しても、安全に作業を進行させ得る
ケーソン内土砂搬送積み込み装置を提供することにあ
る。
【0011】そして、本発明の他の目的は、広大な作業
室のケーソンにおいても、作業室の底部の地山をより一
層能率よく掘削し、その掘削土砂を能率よく処理し得る
ケーソン内土砂搬送積み込み装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明ではケーソン1の作業室天井スラブ3の下面
に、複数本のレールで一対をなす走行レール11を固定
し、前記走行レール11に、走行自在に走行体12を設
置し、前記走行体12に、回動自在に旋回体14を取り
付け、前記旋回体14に昇降装置を取り付け、前記昇降
装置に、上段にはホッパ35を配置しかつ下段にはベル
トコンベア36を配置したベルトフィーダ33を搭載し
ている。
【0013】また、前記目的を達成するため、本発明で
はケーソン1の作業室天井スラブ3の下面に、複数本の
レールで一対をなす走行レール11を固定し、前記走行
レール11に、走行自在に走行体12を設置し、前記走
行体12に、回動自在に旋回体14を取り付け、前記旋
回体14に昇降装置を取り付け、前記昇降装置にホッパ
76と、これの底部側に開閉自在に取り付けたゲート7
7a,77bと、このゲート77a,77bの開閉操作
手段とを備えたゲート付きホッパ75を搭載している。
【0014】また、前記目的を達成するため、本発明で
は前記昇降装置を、旋回体14に固定された固定内筒4
9と、この固定内筒49に沿って昇降自在に組み付けた
昇降外筒50と、この昇降外筒50の昇降操作手段およ
びガイド部材とを有して構成し、前記昇降外筒50にベ
ルトフィーダ33またはゲート付きホッパ75を取り付
けている。
【0015】さらに、前記目的を達成するため、本発明
では前記走行体12と、旋回体14と、昇降装置と、ベ
ルトフィーダ33またはゲート付きホッパ75とを、制
御装置に遠隔操作可能に接続している。
【0016】そして、前記目的を達成するため、本発明
ではケーソンの作業室天井スラブの下面に、スラブ開口
部4をまたいで2本のレールからなる第1走行レール8
3と、この第1走行レール83と平行に配置された第2
走行レール84とを固定し、前記第1走行レール83に
は前記請求項1に記載のベルトフィーダ33、または前
記請求項2に記載のゲート付きホッパ75からなる第
1,第2土砂搬送積み込み装置88,89を、前記スラ
ブ開口部4をはさんでその両側に走行自在に懸架すると
ともに、前記第1走行レール83には少なくとも1台の
掘削機85を走行自在に懸架し、前記第2走行レール8
4には、複数台の掘削機86,87,…を走行自在に懸
架している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0018】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は掘削土砂を受け取る状態における側面図、
図2は図1のA−A線断面図、図3は土砂バケットに掘
削土砂を積み込む状態の側面図、図4は図3のB−B線
断面図である。
【0019】これらの図に示す第1実施例の土砂搬送積
み込み装置10は、走行レール11と、走行体12と、
旋回体14と、昇降装置20と、ベルトフィーダ33
と、制御装置(図示せず)とを有して構成されている。
【0020】なお、この土砂搬送積み込み装置10はケ
ーソン1の作業室2内で掘削機(図示せず)により掘削
された掘削土砂5を掘削機から受け取り、作業室2内に
設置された土砂バケット6に積み込むべく使用される。
また、ケーソン1の作業室天井スラブ3には、土砂バケ
ット6を搬入,搬出するためのスラブ開口部4が設けら
れている。
【0021】前記土砂搬送積み込み装置10の走行レー
ル11は、作業室天井スラブ3の下面に、互いに所定の
間隔をおいて固定されたレール11a,11bにより構
成されている。
【0022】前記走行体12は、駆動装置(図示せず)
と、車輪13a,13bとを備え、車輪13a,13b
を介してレール11a,11bに載置され、走行レール
11に沿って走行自在に設置されている。
【0023】前記旋回体14は、前記走行体12の下部
に取り付けられている。この旋回体14は、油圧モータ
等の回転駆動源15と、これに連結されたピニオン16
と、このピニオン16にかみ合わされた内歯ギヤ17
と、旋回ベアリング18とを備えて構成されている。
【0024】前記昇降装置20は、前記旋回体14の下
部に取り付けられている。この昇降装置20は、固定ガ
イドフレーム21a,21bと、スライドフレーム24
a,24bと、油圧モータ等の回転駆動源28と、これ
に連結されたウインチ29と、反転スプロケットホイー
ル30と、チェーン31とを備えている。
【0025】前記固定ガイドフレーム21a,21b
は、互いに所定の間隔をおいて配置され、かつ前記旋回
体14の下部に固定されている。また、固定ガイドフレ
ーム21a,21bの内側には、ガイド部材22と、ガ
イドローラ23とが設けられている。
【0026】前記スライドフレーム24a,24bに
は、その外側にガイドローラ25と、ガイド部材26と
が設けられていて、ガイドローラ25は固定ガイドフレ
ーム21a,21bに設けられたガイド部材22に係合
され、ガイド部材26は固定ガイドフレーム21a,2
1bに設けられたガイドローラ23に係合されている。
【0027】前記回転駆動源28は、固定ガイドフレー
ム21a,21bの下部間に取り付けられた支持板27
上に設置されている。前記反転スプロケットホイール3
0は、旋回体14の下面に取り付けられている。
【0028】前記チェーン31は、ウインチ29から繰
り出され、反転スプロケットホイール30に掛け渡さ
れ、かつ固定ピン32を介してスライドフレーム24
a,24bに結合されている。
【0029】そして、この昇降装置20では回転駆動源
28によりウインチ29を巻き上げ側に駆動すると、チ
ェーン31によりスライドフレーム24a,24bを上
昇させ、ウインチ29を繰り出し側に駆動すると、チェ
ーン31によりスライドフレーム24a,24bを下降
させ得るように構成されている。
【0030】前記ベルトフィーダ33は、ベースフレー
ム34と、ホッパ35と、ベルトコンベア36と、ガイ
ドシュート46とを備えて構成され、ベースフレーム3
4を介して昇降装置20に搭載されている。
【0031】前記ベースフレーム34は、図2および図
4から分かるように、昇降装置20のスライドフレーム
24a,24bの下部間に固定されている。
【0032】前記ホッパ35は、上段に配置され、ベル
トコンベア36は下段に配置されている。
【0033】前記ベルトコンベア36は、ベースフレー
ム34上に固定されたコンベアフレーム37a,37b
と、ヘッドプーリ38と、テールプーリ39と、これら
ヘッドプーリ38およびテールプーリ39間に掛け渡さ
れたコンベアベルト40と、回転駆動源41と、これに
連結された駆動スプロケットホイール42と、ヘッドプ
ーリ38の回転軸に取り付けられた被動スプロケットホ
イール43と、前記駆動スプロケットホイール42およ
び被動スプロケットホイール43間に掛け渡されたチェ
ーン44と、コンベアベルト40の下部側に接して配列
された複数個のキャリアローラ45とを備えて構成され
ている。
【0034】前記ガイドシュート46は、ベルトコンベ
ア36の送出側に取り付けられている。
【0035】しかして、このベルトフィーダ33ではホ
ッパ35に投入された掘削土砂5を、ベルトコンベア3
6により送出側であるヘッドプーリ38側に搬送し、ガ
イドシュート46を通じて排出するようになっている。
【0036】前記制御装置(図示せず)は、例えば地上
に設置された操縦室に配置され、前記走行体12と、旋
回体14と、昇降装置20と、ベルトフィーダ33のベ
ルトコンベア36とを遠隔操作し得るように構成されて
いる。なお、作業室2内には、作業状態を映し出すこと
ができる部分(例えば走行体12の上部など)に少なく
とも一以上のテレビカメラTVが設けられ、また、例え
ば旋回体14とか昇降装置など、動きを知る必要がある
部分に、例えばエンコーダー,ポテンションメータな
ど、適宜の各種センサが設けられ、それらの情報が制御
装置側へ送られ、操作者は操縦室内に設けられたモニタ
テレビ、装置の位置、向きなどを表示するCRTなどを
見ながら操作もできるように構成されている。また、セ
ンサ等による部分自動なども可能である。
【0037】次に、前記構成にかかる第1実施例の土砂
搬送積み込み装置10の動作について説明する。
【0038】まず、ケーソン1の作業室2の内部には、
掘削機(図示せず)が配備され、またスラブ開口部4を
通じて、作業室2内の地山G上に土砂バケット6が設置
されているものとする。
【0039】この状態で、掘削機により作業室2の底部
の地山Gを掘削する。一方、土砂搬送積み込み装置10
の走行体12とこれに付属の部材とを、走行レール11
に沿いかつ走行体12を介して掘削機から掘削土砂5を
受け取るために適する位置に移動させる。また、旋回体
14を介して掘削土砂5を受け取りやすい方向にベルト
フィーダ33を向ける。さらに、昇降装置20を介して
ベルトフィーダ33を図1および図2に示すように、地
山G上に着底させる。
【0040】前述のごとく、土砂搬送積み込み装置10
をセットした後、掘削機により掘削した掘削土砂5をベ
ルトフィーダ33のホッパ35からベルトコンベア36
上に投入する。かかるベルトフィーダ33への掘削土砂
5の積み込み時に、ベルトコンベア36の回転駆動源4
1を駆動し、ベルトコンベア36を掘削機による土砂投
入位置から遠ざかる方向に走行させ、ベルトコンベア3
6上に掘削土砂5が平均的に積み込まれるように操作す
る。
【0041】前記ベルトフィーダ33のベルトコンベア
36上に掘削土砂5をほぼ満杯に積み込んだ後、昇降装
置20の回転駆動源28を巻き上げ側に駆動し、ウイン
チ29を介してチェーン31を巻き上げる。前述のごと
く、ウインチ29によりチェーン31を巻き上げること
により、昇降装置20のスライドフレーム24a,24
bが、固定ガイドフレーム21a,21bに設けられた
ガイド部材22およびガイドローラ23と、スライドフ
レーム24a,24b自体に設けられたガイドローラ2
5およびガイド部材26との係合を介して、固定ガイド
フレーム21a,21bに沿って垂直に上昇する。前記
スライドフレーム24a,24bの上昇に伴い、掘削土
砂5を積み込んだベルトフィーダ33が上昇し、所定高
さ位置にセットされる。
【0042】掘削土砂5を積み込んだベルトフィーダ3
3を所定高さまで上昇させた後、走行体12を掘削機か
らの掘削土砂5の受け取り位置から土砂バケット6への
積み込み位置に向かって走行させ、掘削土砂5を積み込
んだベルトフィーダ33を、走行レール11に沿って土
砂バケット6に対応する位置へ移動させ、掘削土砂5を
運搬する。
【0043】ついで、旋回体14の回転駆動源15を順
方向または逆方向に駆動し、ピニオン16、内歯ギヤ1
7および旋回ベアリング18を介して旋回体14とこれ
に付属の部材を順方向または逆方向に旋回させ、ベルト
フィーダ33に設けられたガイドシュート46を図3お
よび図4から分かるように、土砂バケット6へ掘削土砂
5を排出するために適する位置に位置合わせする。さら
に、必要により昇降装置20を作動させ、土砂バケット
6に対してベルトフィーダ33の高さ調整を行う。
【0044】前述のごとく、土砂バケット6に対して、
掘削土砂5を積み込んだベルトフィーダ33の位置を調
整した後、ベルトコンベア36の回転駆動源41を掘削
土砂5の排出方向に駆動し、ベルトコンベア36を走行
させ、土砂バケット6に掘削土砂5を排出し、積み込
む。
【0045】ベルトフィーダ33から土砂バケット6に
掘削土砂5を積み込んだ後、走行レール11に沿って再
び走行体12を掘削機の方向に走行させ、空のベルトフ
ィーダ33を掘削機から掘削土砂を受け取るために適す
る位置に移動させる。
【0046】前記走行体12、旋回体14、昇降装置2
0およびベルトフィーダ33の操縦を、すべて制御装置
による遠隔操作によって行う。
【0047】そして、土砂バケット6が掘削土砂5で満
杯になったときは、地上に設置されたクレーン等の荷役
機械により土砂バケット6を吊り上げ、スラブ開口部4
を通じて引き上げ、掘削土砂5を排出する。土砂バケッ
ト6内の掘削土砂5を排出後、空の土砂バケット6をス
ラブ開口部4を通じて作業室2内に入れ、所定位置に設
置する。
【0048】以上の説明からも分かるように、この第1
実施例の土砂搬送積み込み装置10によれば、走行レー
ル11に沿って走行する走行体12、これに取り付けら
れた旋回体14、この旋回体14に取り付けられた昇降
装置20、ホッパ35およびベルトコンベア36を有し
かつ昇降装置20のスライドフレーム24a,24bに
取り付けられたベルトフィーダ33との協働により、作
業室2の広い大型のケーソン1であっても、ベルトフィ
ーダ33を掘削機から掘削土砂5を受け取るために適す
る位置および方向に合わせ、掘削機からベルトフィーダ
33に掘削土砂5を積み込み、その掘削土砂5を土砂バ
ケット6に対して排出するために適する位置に運搬し、
かつベルトフィーダ33を土砂バケット6に掘削土砂5
を排出するために適する方向および高さに調整したうえ
で、ベルトフィーダ33から土砂バケット6に掘削土砂
5を的確にかつ能率よく投入し、積み込むことができ
る。
【0049】しかも、前記走行体12、旋回体14、昇
降装置20およびベルトフィーダ33の操縦を、すべて
制御装置による遠隔操作で行うようにしているので、ニ
ューマチックケーソンにおいても、安全に作業を進行さ
せることができる。
【0050】次に、図5は本発明の第2実施例を示す縦
断正面図である。
【0051】この図5に示す第2実施例では、昇降装置
48が固定内筒49と、昇降内筒50と、これの昇降操
作手段である流体圧シリンダ53とを備えて構成されて
いる。
【0052】前記固定内筒49は、旋回体14の下部の
一端部寄りに取り付けられている。
【0053】前記昇降外筒50は、前記固定内筒49の
外側に、昇降可能に嵌合されている。この昇降外筒50
には、ベルトフィーダ33が取り付けられている。
【0054】前記固定内筒49の下端部の外側にはガイ
ド部材であるガイドローラ51が円周方向に複数個設け
られており、前記昇降外筒50の上端部の内側にもガイ
ド部材であるガイドローラ52が円周方向に複数個設け
られていて、昇降外筒50はこれらのガイドローラ5
1,52を介してスムーズに昇降操作し得るように取り
付けられている。
【0055】前記流体圧シリンダ53には、下方に伸び
るピストンロッド54が嵌挿されている。また、流体圧
シリンダ53はブラケット55を介して固定内筒49の
天板に取り付けられており、前記ピストンロッド54は
他のブラケット56を介して昇降外筒50の底板に取り
付けられている。この流体圧シリンダ53も、制御装置
に接続され、遠隔操作可能に構成されている。
【0056】この第2実施例では、流体圧シリンダ53
によりピストンロッド54を収縮することによって、固
定内筒49に沿い、ガイドローラ51,52を介して昇
降外筒50が上昇し、これに伴いベルトフィーダ33が
上昇し、反対にピストンロッド54を伸長させることに
よって、固定内筒49に沿って昇降外筒50が下降し、
これに伴いベルトフィーダ33が下降する。
【0057】しかして、この第2実施例では固定内筒4
9、昇降外筒50、およびガイド部材であるガイドロー
ラ51,52の作用により、昇降装置48自体の横揺れ
を防止でき、その結果ベルトフィーダ33の横揺れを防
ぎ、安全に作業を進行させることができる。
【0058】この第2実施例の他の構成,作用について
は、前記第1実施例と同様である。
【0059】ついで、図6は本発明の第3実施例を示す
縦断面図である。
【0060】この図6に示す第3実施例では、前記第2
実施例と昇降装置48の昇降操作手段が異なっている。
【0061】つまり、この第3実施例では昇降操作手段
が昇降外筒50の外側部に固定されたブラケット58
と、このブラケット58上に支持された回転駆動源59
と、これに連結されたウインチ60と、固定内筒49の
上端部側に互いに所定の間隔をおいて取り付けられた反
転スプロケットホイール61,62と、チェーン63
と、ロードセル65とを有して構成されている。
【0062】前記回転駆動源59は、制御装置に接続さ
れ、遠隔操作可能に構成されている。
【0063】前記チェーン63は、ウインチ60から繰
り出され、反転スプロケットホイール61,62に掛け
渡され、固定ピン64を介して昇降外筒50の底板に結
合されている。
【0064】前記ロードセル65は、チェーン63に設
けられていて、昇降外筒50が下降し着地した際、チェ
ーン63の張力無しを検出し、回転駆動源59を停止さ
せ、ウインチ60によるチェーン63の繰り出しを停止
させるようになっている。
【0065】この第3実施例においても、昇降外筒50
の外側に、ベルトフィーダ33を取り付けているが、図
6では省略されている。
【0066】そして、この第3実施例ではウインチ60
によりチェーン63を巻き上げることによって、昇降外
筒50が上昇し、これに伴いベルトフィーダ33が上昇
する。反対に、ウインチ60によりチェーン63を繰り
出すと、昇降外筒50が下降し、これに伴いベルトフィ
ーダ33も下降する。このとき、昇降外筒50が着地す
ると、チェーン63が張力無しの状態となり、これをロ
ードセル65で検出し、回転駆動源59を停止させる。
【0067】この第3実施例の他の構成,作用について
は、前記第1,第2実施例と同様である。
【0068】図7は本発明の第4実施例を示す正面図で
ある。
【0069】この図7に示す第4実施例は、前記第3実
施例と昇降装置の昇降操作手段の取り付け構造が異なっ
ている。
【0070】すなわち、この第4実施例に示す昇降装置
48では、昇降操作手段がブラケット66と、回転駆動
源67と、これに連結されたウインチ68と、反転スプ
ロケットホイール69と、チェーン70と、ロードセル
73とを備えて構成されている。
【0071】前記ブラケット66は、正面から見て細長
い凹字型に形成されていて、旋回体14の下面に固定さ
れている。
【0072】前記回転駆動源67は、前記ブラケット6
6の内部において、底板上に設置されている。
【0073】前記反転スプロケットホイール69は、旋
回体14の下面に支持されている。
【0074】前記チェーン70は、ウインチ68から繰
り出され、反転スプロケットホイール69に掛け渡さ
れ、昇降外筒50,50間に固定された支持板72に固
定ピン71により結合されている。
【0075】前記ロードセル73は、前記チェーン70
に取り付けられている。
【0076】つまり、この第4実施例では昇降操作手段
を構成している部材が、昇降装置48の2組の固定内筒
49と昇降外筒50間に配置され、取り付けられている
外は、前記第3実施例と同様である。
【0077】続いて、図8〜図11は本発明の第5実施
例を示すもので、図8はゲート付きホッパから土砂バケ
ットへ掘削土砂を排出し積み込む状態の側面図、図9は
図8のC−C矢視図、図10は図9のD−D矢視図、図
11は掘削機からゲート付きホッパへ掘削土砂を投入す
る状態の側面図である。
【0078】これらの図に示す第5実施例では、前記第
1実施例におけるベルトフィーダ33に代えて、ゲート
付きホッパ75を採用している。
【0079】前記ゲート付きホッパ75は、ホッパ76
と、ゲート77a,77bと、これの開閉操作手段であ
る流体圧シリンダ78a,78bとを備えて構成されて
いる。
【0080】前記ホッパ76は、この第5実施例では第
1実施例に示す昇降装置20に搭載した場合を示してい
るが、第2,第3または第4実施例に示す昇降装置に取
り付けてもよい。
【0081】前記ゲート77a,77bは、ホッパ76
の底部側に観音開き型に開閉自在に取り付けられてい
る。
【0082】前記流体圧シリンダ78a,78bは、当
該ゲート77a,77bを開閉操作すべく設けられてい
る。また、前記流体圧シリンダ78a,78bは制御装
置に接続されていて、遠隔操作可能に設けられている。
【0083】この第5実施例における走行体12、旋回
体14の構成および取り付け構造等は、前記第1実施例
と同様である。
【0084】次に、この第5実施例の土砂搬送積み込み
装置の動作について説明する。
【0085】空のホッパ76のゲート77a,77bを
閉じた状態で、ゲート付きホッパ75を走行体12によ
り走行レール11に沿って掘削機から掘削土砂5を受け
取るために適する位置に移動させる。この位置で、必要
により旋回体14を働かせ、ゲート付きホッパ75を掘
削機から掘削土砂5を受け取るために適する向きに調整
する。さらに、昇降装置20によりゲート付きホッパ7
5を下降させ、図11に示すように、着底させる。
【0086】この状態で、掘削機からホッパ76内に掘
削土砂5を投入し、積み込む。
【0087】前記ホッパ76内に掘削土砂5をほぼ満杯
に積み込んだ後、昇降装置20によりゲート付きホッパ
75を所定位置に上昇させる。ついで、掘削土砂入りゲ
ート付きホッパ75を走行体12により走行レール11
に沿って、掘削土砂5の受け取り位置から土砂バケット
6に向かって移動させ、掘削土砂5を運搬する。
【0088】そして、前記ゲート付きホッパ75を図8
に示すごとく、所定位置に設置されている土砂バケット
6に掘削土砂5を排出するために適する位置,高さ,向
きに合わせる。その後、流体圧シリンダ78a,78b
を開方向に作動させ、ゲート77a,77bを開操作
し、ホッパ76内の掘削土砂5を排出し、土砂バケット
6に投入し、積み込む。
【0089】土砂バケット6に掘削土砂5を積み込む過
程で、ゲート77a,77bを開いたままゲート付きホ
ッパ75を徐々に上昇させ、土砂バケット6に掘削土砂
5を入れる。ホッパ76内の掘削土砂5を全部排出した
後、ゲート77a,77bを閉じ、ゲート付きホッパ7
5を所定位置まで上昇させ、再び掘削機から掘削土砂5
を受け取るために適する位置に移動させる。
【0090】以上の動作を繰り返して行うことにより、
ケーソン1の作業室2内のいかなる位置で掘削機が掘削
していても、ゲート付きホッパ75を掘削機から掘削土
砂5を直接受け取るために適する位置,向きにセットで
きるし、土砂バケット6に掘削土砂5を積み込むときに
も、ゲート付きホッパ75を土砂バケット6に対して掘
削土砂5を投入するために適する位置,向きにセットす
ることができる。
【0091】しかも、この第5実施例ではベルトフィー
ダ33に比べてゲート付きホッパ75を小型にまとめる
ことができ、したがって装置全体の小型化を図ることが
できる。
【0092】次に、図12は本発明の第6実施例を示す
平面図である。
【0093】この図12に示す第6実施例では、走行レ
ール11に掘削機80と、土砂搬送積み込み装置81と
が走行自在に懸架されている。
【0094】前記土砂搬送積み込み装置81は、例えば
第1実施例または第5実施例に示すものが使用されてい
て、走行体12と、旋回体14と、昇降装置20と、こ
れに取り付けられたベルトフィーダ33またはゲート付
きホッパ75とを有して構成されている。
【0095】そして、この第6実施例では土砂搬送積み
込み装置81を掘削機80に接近させた位置Eにおい
て、掘削機80の掘削バケット80′から土砂搬送積み
込み装置81に掘削土砂を投入し、積み込む。
【0096】ついで、走行レール11に沿って土砂搬送
積み込み装置81を土砂バケット6に対応する位置Fに
移動させ、掘削土砂を運搬する。その後、この位置Fで
土砂バケット6に土砂搬送積み込み装置81の高さ,向
きを調整し、土砂搬送積み込み装置81から土砂バケッ
ト6に掘削土砂を排出し、積み込む。
【0097】その後、土砂搬送積み込み装置81を掘削
機80から掘削土砂を受け取るために適する前記位置E
に再び移動させる。
【0098】さらに、図13は本発明の第7実施例を示
す平面図である。
【0099】この図13に示す実施例では、作業室天井
スラブ(図示せず)の下面に、第1走行レール83と、
第2走行レール84とが固定されている。
【0100】前記第1走行レール83は、スラブ開口部
4をまたいで取り付けられた2本のレール83a,83
bにより構成されている。
【0101】前記第2走行レール84は、前記第1走行
レール83と平行に取り付けられた2本のレール84
a,84bにより構成されている。
【0102】前記第1走行レール83には、第1掘削機
85と、第1,第2土砂搬送積み込み装置88,89と
が走行自在に懸架されている。前記第1掘削機85は、
第1土砂搬送積み込み装置88の外側に配置されてい
る。前記第1,第2土砂搬送積み込み装置88,89に
は、それぞれ例えば第1実施例に示すベルトフィーダ3
3、または第5実施例に示すゲート付きホッパ75が使
用される。また、前記第1,第2土砂搬送積み込み装置
88,89は第1走行レール83において、スラブ開口
部4から送り込まれた土砂バケット6の両側に1台ずつ
配置されている。そして、前記第1,第2土砂搬送積み
込み装置88,89は土砂バケット6上で互いに干渉し
ないように監視され、制御装置により制御されるように
なっている。
【0103】前記第2走行レール84には、第2,第3
掘削機86,87が走行自在に懸架されている。
【0104】しかして、この第7実施例では第1走行レ
ール83に懸架された第1,第2土砂搬送積み込み装置
88,89のうちの、第1土砂搬送積み込み装置88に
は、第1走行レール83に懸架された第1掘削機85
と、第2走行レール84に懸架された第2掘削機86に
より掘削土砂を投入し、積み込む。そこで、第1土砂搬
送積み込み装置88が掘削土砂でほぼ満杯になったら、
図13に矢印aで示すように、土砂バケット6に向かっ
て走行させ、掘削土砂を土砂バケット6に排出し、積み
込み、その後空の第1土砂搬送積み込み装置88を第
1,第2掘削機85,86からの掘削土砂の受け取り位
置に移動させる。
【0105】一方、第1走行レール83に懸架された第
2土砂搬送積み込み装置89には、第2走行レール84
に懸架された第3掘削機87により掘削土砂を投入し、
積み込む。ついで、第2土砂搬送積み込み装置89が掘
削土砂でほぼ満杯になったときは、第2土砂搬送積み込
み装置89を図13に矢印bで示す方向、つまり土砂バ
ケット6に向かって走行させ、土砂バケット6に対応す
る位置で第2土砂搬送積み込み装置89から土砂バケッ
ト6に掘削土砂を排出し、積み込む。このとき、第1土
砂搬送積み込み装置88と第2土砂搬送積み込み装置8
9とが互いに干渉しないように監視し、制御する。第2
土砂搬送積み込み装置89から土砂バケット6に掘削土
砂を排出後、空の第2土砂搬送積み込み装置89を第3
掘削機87からの掘削土砂の受け取り位置へ移動させ
る。
【0106】以上の動作により、この第7実施例によれ
ば、ケーソンの作業室の底部の地山をより一層能率よく
掘削し、その掘削土砂を第1,第2土砂搬送積み込み装
置88,89によりさらに能率よく処理することができ
る。
【0107】なお、この第7実施例において、第1走行
レール83における第2土砂搬送積み込み装置89の外
側にも掘削機を配置してもよい。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではケーソ
ン1の作業室天井スラブ3の下面に、複数本のレールで
一対をなす走行レール11を固定し、前記走行レール1
1に、走行自在に走行体12を設置し、前記走行体12
に、回動自在に旋回体14を取り付け、前記旋回体14
に昇降装置を取り付け、前記昇降装置に、上段にはホッ
パ35を配置しかつ下段にはベルトコンベア36を配置
したベルトフィーダ33を搭載しているので、作業室2
の広い大型のケーソン1であっても、その作業室内にお
ける掘削機からのいかなる位置からでも掘削土砂5を受
け取り、運搬し、土砂バケット6に能率よく積み込み得
る効果がある。
【0109】また、本発明ではケーソン1の作業室天井
スラブ3の下面に、複数本のレールで一対をなす走行レ
ール11を固定し、前記走行レール11に、走行自在に
走行体12を設置し、前記走行体12に、回動自在に旋
回体14を取り付け、前記旋回体14に昇降装置を取り
付け、前記昇降装置にホッパ76と、これの底部側に開
閉自在に取り付けたゲート77a,77bと、このゲー
ト77a,77bの開閉操作手段とを備えたゲート付き
ホッパ75を搭載しているので、作業室2の広い大型の
ケーソン1であっても、その作業室内における掘削機か
らのいかなる位置からでも掘削土砂5を受け取り、運搬
し、土砂バケット6に能率よく積み込み得る効果を有す
る外、装置全体の小型化を図り得る効果がある。
【0110】また、本発明では前記昇降装置を、旋回体
14に固定された固定内筒49と、この固定内筒49に
沿って昇降自在に組み付けた昇降外筒50と、この昇降
外筒50の昇降操作手段およびガイド部材とを有して構
成し、前記昇降外筒50にベルトフィーダ33またはゲ
ート付きホッパ75を取り付けているので、昇降装置に
よりベルトフィーダ33またはゲート付きホッパ75の
横揺れを防ぎ、安全に動作させ得る効果がある。
【0111】さらに、本発明では前記走行体12と、旋
回体14と、昇降装置と、ベルトフィーダ33またはゲ
ート付きホッパ75とを、制御装置に遠隔操作可能に接
続しているので、ニューマチックケーソンに適用して、
安全に作業を進行させ得る効果がある。
【0112】そして、本発明ではケーソンの作業室天井
スラブの下面に、スラブ開口部4をまたいで2本のレー
ルからなる第1走行レール83と、この第1走行レール
83と平行に配置された第2走行レール84とを固定
し、前記第1走行レール83には前記請求項1に記載の
ベルトフィーダ33、または前記請求項2に記載のゲー
ト付きホッパ75からなる第1,第2土砂搬送積み込み
装置88,89を、前記スラブ開口部4をはさんでその
両側に走行自在に懸架するとともに、前記第1走行レー
ル83には少なくとも1台の掘削機85を走行自在に懸
架し、前記第2走行レール84には複数台の掘削機8
6,87,…を走行自在に懸架しているので、広大な作
業室のケーソンであっても、作業室の底部の地山をより
一層能率よく掘削し、かつその掘削土砂を能率よく処理
し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、掘削土砂を
受け取る状態における側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】第1実施例において、土砂バケットに掘削土砂
を積み込む状態の側面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す縦断正面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す縦断正面図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す正面図である。
【図8】本発明の第5実施例を示すもので、ゲート付き
ホッパから土砂バケットへ掘削土砂を排出し積み込む状
態の側面図である。
【図9】図8のC−C矢視図である。
【図10】図9のD−D矢視図である。
【図11】第5実施例において、掘削機からゲート付き
ホッパへ掘削土砂を投入する状態の側面図である。
【図12】本発明の第6実施例を示す平面図である。
【図13】本発明の第7実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ケーソン 2 作業室 3 作業室天井スラブ 4 スラブ開口部 5 掘削土砂 6 土砂バケット 10 土砂搬送積み込み装置 11 走行レール 12 走行体 14 旋回体 20 昇降装置 21a,21b 昇降装置の固定ガイドフレーム 24a,24b 昇降装置のスライドフレーム 28 昇降装置の回転駆動源 29 昇降装置のウインチ 30 昇降装置の反転スプロケットホイール 31 昇降装置のチェーン 33 ベルトフィーダ 35 ベルトフィーダのホッパ 36 ベルトフィーダのベルトコンベア 48 昇降装置 51,52 ガイド部材であるガイドローラ 53 昇降操作手段である流体圧シリンダ 54 ピストンロッド 75 ゲート付きホッパ 76 ホッパ 77a,77b ゲート 78a,78b ゲート開閉操作手段である流体圧シリ
ンダ 80 掘削機 81 土砂搬送積み込み装置 83 第1走行レール 84 第2走行レール 85〜87 掘削機 88,89 第1,第2土砂搬送積み込み装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 23/06 E02D 23/08 E02D 23/10 E02D 23/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーソン1の作業室天井スラブ3の下面
    に、複数本のレールで一対をなす走行レール11を固定
    し、 前記走行レール11に、走行自在に走行体12を設置
    し、 前記走行体12に、回動自在に旋回体14を取り付け、 前記旋回体14に昇降装置を取り付け、 前記昇降装置に、上段にはホッパ35を配置しかつ下段
    にはベルトコンベア36を配置したベルトフィーダ33
    を搭載した、ことを特徴とするケーソン内土砂搬送積み
    込み装置。
  2. 【請求項2】 ケーソン1の作業室天井スラブ3の下面
    に、複数本のレールで一対をなす走行レール11を固定
    し、 前記走行レール11に、走行自在に走行体12を設置
    し、 前記走行体12に、回動自在に旋回体14を取り付け、 前記旋回体14に昇降装置を取り付け、 前記昇降装置にホッパ76と、これの底部側に開閉自在
    に取り付けたゲート77a,77bと、このゲート77
    a,77bの開閉操作手段とを備えたゲート付きホッパ
    75を搭載した、ことを特徴とするケーソン内土砂搬送
    積み込み装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降装置を、旋回体14に固定され
    た固定内筒49と、この固定内筒49に沿って昇降自在
    に組み付けた昇降外筒50と、この昇降外筒50の昇降
    操作手段およびガイド部材とを有して構成し、前記昇降
    外筒50にベルトフィーダ33またはゲート付きホッパ
    75を取り付けたことを特徴とする請求項1または2記
    載のケーソン内土砂搬送積み込み装置。
  4. 【請求項4】 前記走行体12と、旋回体14と、昇降
    装置と、ベルトフィーダ33またはゲート付きホッパ7
    5とを、制御装置に遠隔操作可能に接続したことを特徴
    とする請求項1または2記載のケーソン内土砂搬送積み
    込み装置。
  5. 【請求項5】 ケーソンの作業室天井スラブの下面に、
    スラブ開口部4をまたいで2本のレールからなる第1走
    行レール83と、この第1走行レール83と平行に配置
    された第2走行レール84とを固定し、 前記第1走行レール83には前記請求項1に記載のベル
    トフィーダ33、または前記請求項2に記載のゲート付
    きホッパ75からなる第1,第2土砂搬送積み込み装置
    88,89を、前記スラブ開口部4をはさんでその両側
    に走行自在に懸架するとともに、前記第1走行レール8
    3には、少なくとも1台の掘削機85を走行自在に懸架
    し、 前記第2走行レール84には複数台の掘削機86,8
    7,…を走行自在に懸架した、ことを特徴とするケーソ
    ン内土砂搬送積み込み装置。
JP12257796A 1996-04-18 1996-04-18 ケーソン内土砂搬送積み込み装置 Expired - Lifetime JP2757171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12257796A JP2757171B2 (ja) 1996-04-18 1996-04-18 ケーソン内土砂搬送積み込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12257796A JP2757171B2 (ja) 1996-04-18 1996-04-18 ケーソン内土砂搬送積み込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09279597A JPH09279597A (ja) 1997-10-28
JP2757171B2 true JP2757171B2 (ja) 1998-05-25

Family

ID=14839359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12257796A Expired - Lifetime JP2757171B2 (ja) 1996-04-18 1996-04-18 ケーソン内土砂搬送積み込み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2757171B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09279597A (ja) 1997-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107620338B (zh) 用于工业机械的配重系统
CN106276056B (zh) 多节段组合式土方垂直提升装置
US4995783A (en) Material handling platform for material transport vehicle
JP2757171B2 (ja) ケーソン内土砂搬送積み込み装置
US4799850A (en) Material handling vehicle for use in a mine
CN106081951A (zh) 一种高效带斗门机
CN113200300A (zh) 挖掘深度自适应调整的土方自动输送与装载系统
JP3211761B2 (ja) ばら物用アンローダ
JP3538085B2 (ja) 杭材料の搬送システム
CN219081612U (zh) 防水板台车自动上料机构
JP3029114U (ja) 立坑用門形クレーン
CN214653212U (zh) 物料转运装置和作业机械
CN221053698U (zh) 一种井下提升式渣斗存换装置
CN215206838U (zh) 挖掘深度自适应调整的土方自动输送与装载系统
CN219409006U (zh) 一种tbm施工材料运输装置
CN219384684U (zh) 一种配件加工卸料装置
CN216336255U (zh) 一种地铁建设用土方吊运装置
CN110127386B (zh) 一种牵引装置与链条卷筒耦合可调式铲斗机构
CN117284946A (zh) 用于锚碇基础和锚固系统施工的缆索吊系统及施工方法
JP3835992B2 (ja) 圧気ケーソン施工設備
SU1129359A1 (ru) Устройство дл проходки усть ствола
JPH07300842A (ja) ダムの施工方法
CN112850523A (zh) 物料转运装置、作业机械和取料方法
JP3305823B2 (ja) 揚土装置
JP4546144B2 (ja) ニューマチックケーソン