JP2756640B2 - 鋼片加熱・保温用トンネル炉 - Google Patents

鋼片加熱・保温用トンネル炉

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JP2756640B2
JP2756640B2 JP6083954A JP8395494A JP2756640B2 JP 2756640 B2 JP2756640 B2 JP 2756640B2 JP 6083954 A JP6083954 A JP 6083954A JP 8395494 A JP8395494 A JP 8395494A JP 2756640 B2 JP2756640 B2 JP 2756640B2
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tunnel furnace
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continuous casting
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浩一 高島
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Kyoei Steel Ltd
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Kyoei Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造設備と圧延設
備の間で、かつ該連続鋳造設備と圧延設備を結ぶライン
上に設置される鋼片加熱・保温用トンネル炉に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造設備から供給された鋼片を、連
続鋳造設備に連続して設置された鋼片加熱・保温用トン
ネル炉及び圧延機、巻取機等の圧延設備からなる各設備
によりホットコイルに製造するホットコイルの製造方法
は、従来より広く一般に行われている。ところで、上記
のホットコイルの製造方法によれば、連続鋳造設備から
供給された鋼片をそのまま圧延設備に掛けることができ
るため、熱の損失が少なく、エネルギー効率を向上する
ことができる利点を有しているが、圧延工程等に不測の
事態が発生し、圧延設備等の稼働を停止した場合や、不
測の事態の発生がない場合でも、圧延機のロールの交
換、調整、給油、品質検査等、圧延設備等の稼働を一時
的に停止する必要があり、これらの場合、連続鋳造設備
から供給される鋼片の処理方法について大きな課題を有
していた。すなわち、圧延工程等に不測の事態が発生
し、圧延設備等の稼働を停止する場合等には、連続鋳造
設備から供給される鋼片を連続鋳造設備に併設した切断
機により細断し、屑鉄処理したり、連続鋳造設備の稼働
を停止する必要があった。
【0003】このため、従来、圧延工程等に不測の事態
が発生し、圧延設備等の稼働を停止する場合等を考慮し
て、連続鋳造設備から供給される鋼片を加熱・保温する
トンネル炉には、連続鋳造設備から供給される鋼片の温
度を圧延に必要な温度まで高めるための昇熱部分と、鋼
片の長さ方向及び幅方向の温度分布をなくすための均熱
部分のほかに、鋼片1枚分に相当する長さ(この長さは
製造するコイルの重量によっても変動するが、通常は3
0m以上の長尺である。)の部分を鋼片の待機部分とし
て連設している。このため、結局、トンネル炉は、昇熱
部分、均熱部分及び待機部分の3つの部分から構成さ
れ、通常は、各部分をほぼ同じ長さになるように設計す
ることから、その全長は、鋼片1枚分に相当する長さの
3倍以上という、きわめて長いトンネル炉が必要とな
り、設備の大型化に伴う設備費の増大及び敷地の制約、
燃料費等の操業費の増大、鋼材の表面に生じるスケール
の増加に伴う製品の品質への悪影響等の問題点を有して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、連続鋳造設
備と圧延設備の間で、かつ該連続鋳造設備と圧延設備を
結ぶライン上に設置される鋼片加熱・保温用トンネル炉
の長さを短縮しつつ、圧延設備等の稼働の停止に対処可
能な鋼片加熱・保温用トンネル炉を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の鋼片加熱・保温用トンネル炉は、連続鋳造
設備と圧延設備の間で、かつ該連続鋳造設備と圧延設備
を結ぶライン上に設置される鋼片加熱・保温用トンネル
炉であって、該鋼片加熱・保温用トンネル炉を分割して
形成するとともに、該分割して形成した鋼片加熱・保温
用トンネル炉の少なくとも1つの部分を加熱される鋼片
の長さ以上の長さに形成し、この鋼片加熱・保温用トン
ネル炉の部分を、鋼片を収容した状態で鋼片の搬送方向
と直角方向に移動可能に配設し、この移動可能な鋼片加
熱・保温用トンネル炉の部分と平行に、同じ長さの補助
トンネル炉を、鋼片を収容した状態で前記連続鋳造設備
と圧延設備を結ぶライン上に移動可能に設け、前記補助
トンネル炉の待機位置の延長線上又は前記移動可能な鋼
片加熱・保温用トンネル炉の部分の移動位置の延長線上
のうち少なくとも一方に鋼片搬送設備を配設してなるこ
とを要旨とする。
【0006】
【作用】上記の構成からなる本発明の鋼片加熱・保温用
トンネル炉は、通常は、移動可能な鋼片加熱・保温用ト
ンネル炉の部分を連続鋳造設備と圧延設備を結ぶライン
上に配置してホットコイルの製造を行う。そして、圧延
工程等に不測の事態が発生する等により圧延設備等の稼
働を停止する場合であって、その停止時間が5〜10分
程度の短時間のときには、移動可能な鋼片加熱・保温用
トンネル炉の部分に連続鋳造設備から供給される鋼片を
収容した後、鋼片加熱・保温用トンネル炉の部分を連続
鋳造設備と圧延設備を結ぶライン上から移動させるとと
もに、補助トンネル炉を連続鋳造設備と圧延設備を結ぶ
ライン上に配置して、連続鋳造設備から供給される鋼片
を収容する。さらに、停止時間が長時間に及ぶと予想さ
れるとともに、連続鋳造設備から供給される鋼片がある
場合には、補助トンネル炉又は移動可能な鋼片加熱・保
温用トンネル炉の部分に収容された鋼片を補助トンネル
炉の待機位置の延長線上又は移動可能な鋼片加熱・保温
用トンネル炉の部分の移動位置の延長線上に配設した鋼
片搬送設備を用いて完全に系外に排出し、以降、鋼片の
収容、排出を繰り返すことにより圧延設備等の稼働の停
止に対処することができる。なお、この場合において、
鋼片搬送設備と接続されない移動可能な鋼片加熱・保温
用トンネル炉の部分又は補助トンネル炉においては、収
容した鋼片を加熱・保温しながら待機する。その後、圧
延設備等の稼働を再開した場合には、連続鋳造設備から
新たに供給される鋼片とのタイミングを取りながら、移
動可能な鋼片加熱・保温用トンネル炉の部分又は補助ト
ンネル炉を連続鋳造設備と圧延設備を結ぶライン上に配
置して、その内部に収容されている鋼片を圧延設備に送
り出すことによってホットコイルの製造を継続して行
う。なお、系外に排出した鋼片は、他の加熱炉で圧延に
必要な温度まで再加熱して、鋼片搬送設備を用いて系内
に導入することによって、ホットコイルに製造すること
ができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。図1及び図2は、本発明の鋼片加熱・保温用トンネ
ル炉を用いたホットコイルの製造設備の一例を示す。こ
のホットコイルの製造設備は、鋼片を供給する連続鋳造
設備1、切断機2、鋼片加熱・保温用トンネル炉3並び
にこれに連なるデスケーラー5、強圧下粗圧延ミル6、
シヤー7、デスケーラー8、仕上げ圧延ミル9、鋼板搬
送テーブル10及び鋼板をコイル状に巻き取るダウンコ
イラー11を一直線上に近接して配置した圧延設備4等
を以て構成され、鋼片加熱・保温用トンネル炉3を除
き、ホットコイルを製造するために使用されている設備
を用いることができる。
【0008】連続鋳造設備1と圧延設備4の間で、かつ
連続鋳造設備1と圧延設備4を結ぶライン上に設置され
る鋼片加熱・保温用トンネル炉3は、大きく2つの部
分、すなわち、昇熱部分31と均熱部分32に分割して
構成し、このうち、均熱部分32をさらに3つの部分に
分割して、その中間部分33を加熱される鋼片1枚分に
相当する長さ(この長さは製造するコイルの重量によっ
ても変動するが、通常は30m以上の長尺である。)以
上の長さに形成し、この中間部分33を鋼片の搬送方向
と直角方向に配設したガイドレール35上を適宜の駆動
手段により移動可能に配設する。なお、本実施例におい
ては、移動可能な部分を均熱部分32に形成したが、こ
れに代えて移動可能な部分を昇熱部分31に形成するこ
とも可能である。また、鋼片加熱・保温用トンネル炉3
の昇熱部分31は、誘導加熱炉で構成することが望まし
い。
【0009】鋼片加熱・保温用トンネル炉3の移動可能
な中間部分33と平行に、この中間部分33と同じ長さ
の補助トンネル炉34を配設する。この補助トンネル炉
34を中間部分33と連結することにより、中間部分3
3と連動してガイドレール35上を移動可能に設け、通
常の待機位置から連続鋳造設備1と圧延設備4を結ぶラ
イン上に配設可能にする。この補助トンネル炉34のバ
ーナー等の設備は、鋼片加熱・保温用トンネル炉3の移
動可能な中間部分33と同じ構造とすることが望まし
く、この場合には、鋼片加熱・保温用トンネル炉3の移
動可能な中間部分33に代えて補助トンネル炉34を連
続鋳造設備1と圧延設備4を結ぶライン上に配設するこ
とによって、通常どおりホットコイルの製造設備を稼働
することができる。なお、補助トンネル炉34を鋼片加
熱・保温用トンネル炉3の移動可能な中間部分33と連
結して連動させずに、それぞれ別の駆動手段により独立
して移動可能に配設することもできる。
【0010】補助トンネル炉34の待機位置の延長線上
の補助トンネル炉34のいずれか一方の開口部に連接す
るようにローラーテーブルからなる鋼片搬送設備36を
配設する。鋼片搬送設備36のローラーテーブルは、補
助トンネル炉34内に配設されているローラーテーブル
と略同一レベルになるように配設することが望ましい。
この鋼片搬送設備36は、補助トンネル炉34に収容さ
れた鋼片を完全に系外に排出するために使用されるもの
であるが、系外から他の加熱炉で圧延に必要な温度まで
再加熱した鋼片を系内に導入する場合にも使用すること
ができる。なお、鋼片加熱・保温用トンネル炉3の中間
部分33を連続鋳造設備1と圧延設備4を結ぶライン上
から移動した移動位置33’の延長線上に鋼片搬送設備
を、補助トンネル炉34の待機位置における場合と同様
に配設してもよく、これにより、鋼片加熱・保温用トン
ネル炉3の中間部分33に収容された鋼片を完全に系外
に排出したり、系外から他の加熱炉で圧延に必要な温度
まで再加熱した鋼片を系内に導入することができる。な
お、この場合には、補助トンネル炉34の待機位置の延
長線上に配設する鋼片搬送設備36を省略することもで
きる。
【0011】鋼片加熱・保温用トンネル炉3の分割した
各部分間の接続部及び鋼片加熱・保温用トンネル炉3の
均熱部分32と補助トンネル炉34の接続部には、熱ガ
スの噴出、外気の吸引、熱の放射を防止するためのシー
ル部材を配設することが望ましい。また、鋼片加熱・保
温用トンネル炉3の移動可能な中間部分33及び補助ト
ンネル炉34の端部には、鋼片の通過を許容する開口部
が形成されているが、炉内の温度の低下を防止するため
に、この開口部に、外気との遮断機構を配設することが
望ましい。この遮断機構は、移送される鋼片が通過する
際に支障とならないように、適宜の駆動手段により開閉
可能な扉体で構成したり、エアーカーテンで構成する。
この扉体又はエアーカーテンからなる遮断機構は、他の
鋼片加熱・保温用トンネル炉3の開口部にも配設するこ
とができる。さらに、通常の設備稼働時には、鋼片加熱
・保温用トンネル炉3の加熱状態の排ガスを補助トンネ
ル炉34に導入するように排気系統を構成することによ
り、特別な設備や無駄な燃料を消費せずに補助トンネル
炉34を予熱することができ、これにより、補助トンネ
ル炉34を低コストで常に稼働状態に維持することがで
きる。
【0012】次に、上記の設備を使用するホットコイル
の製造方法について説明する。通常時は、連続鋳造設備
1から供給され、切断機2によって所定の大きさに切断
された鋼片を、鋼片加熱・保温用トンネル炉3の昇熱部
分31及び均熱部分32(移動可能な中間部分33を含
む。)内を移送することによって、連続鋳造設備1から
供給される鋼片の温度を圧延に必要な温度まで高めると
ともに、連続鋳造設備1における鋼片の鋳込み速度の変
動等により発生する鋼片の鋼片の長さ方向及び幅方向の
温度分布をなくした後、加熱された鋼片をこれに連なる
圧延設備4に移送し、ホットコイルの製造を行う。
【0013】ところで、圧延工程等に不測の事態が発生
する等により圧延設備等の稼働を停止する場合であっ
て、その停止時間が5〜10分程度の短時間のときに
は、鋼片加熱・保温用トンネル炉3の移動可能な中間部
分33に連続鋳造設備1から供給される鋼片を収容した
後、移動可能な中間部分33を連続鋳造設備1と圧延設
備4を結ぶライン上から移動位置33’に移動させると
ともに、補助トンネル炉34を連続鋳造設備1と圧延設
備4を結ぶライン上に配置して、連続鋳造設備1から供
給される鋼片を収容する。さらに、停止時間が長時間に
及ぶと予想されるとともに、連続鋳造設備1から供給さ
れる鋼片がある場合には、補助トンネル炉34を連続鋳
造設備1と圧延設備4を結ぶライン上から待機位置に移
動し、補助トンネル炉34に収容された鋼片をローラー
テーブルからなる鋼片搬送設備36を用いて完全に系外
に排出し、以降、連続鋳造設備1から供給される鋼片の
補助トンネル炉34への収容、補助トンネル炉34に収
容された鋼片の補助トンネル炉34からの排出を繰り返
すことにより圧延設備等の稼働の停止に対処する。その
後、圧延設備等の稼働を再開した場合には、連続鋳造設
備から新たに供給される鋼片とのタイミングを取りなが
ら、鋼片加熱・保温用トンネル炉3の移動可能な中間部
分33を又は補助トンネル炉34を連続鋳造設備1と圧
延設備4を結ぶライン上に配置して、その内部に収容さ
れている圧延に必要な温度に加熱された鋼片をこれに連
なる圧延設備4に送り出すことによってホットコイルの
製造を継続して行う。この場合、鋼片加熱・保温用トン
ネル炉3の移動可能な中間部分33と補助トンネル炉3
4の優先順位はなく、また、連続鋳造設備1から新たに
供給される鋼片を途中に介在することも可能である。な
お、系外に排出し、冷材処理された鋼片は、他の加熱炉
で圧延に必要な温度まで再加熱して、鋼片搬送設備36
を用いて系内に導入することによって、ホットコイルに
製造することができる。
【0014】これにより、圧延工程等に不測の事態が発
生し、圧延設備等の稼働を停止する場合や計画的な小休
止が延長される場合等に、屑鉄処理しなければならなか
った連続鋳造設備から供給される鋼片を、圧延工程に利
用できる半製品化した鋼片に製造することができ、圧延
設備等の稼働の停止による損害を最小限に食い止めるこ
とができるとともに、圧延設備等の下工程のトラブル
が、連続鋳造設備の非常停止による溶鋼のリターン又は
屑鉄処理等の上工程のトラブルに波及する事態を防止す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、移動可能な鋼片加熱・
保温用トンネル炉の部分に連続鋳造設備から供給される
鋼片を収容した後、鋼片加熱・保温用トンネル炉の部分
を移動して、補助トンネル炉を連続鋳造設備と圧延設備
を結ぶライン上に配置して、連続鋳造設備から供給され
る鋼片を収容するとともに、さらに、連続鋳造設備から
供給される鋼片がある場合には、補助トンネル炉又は移
動可能な鋼片加熱・保温用トンネル炉に収容された鋼片
を補助トンネル炉の待機位置の延長線上又は移動可能な
鋼片加熱・保温用トンネル炉の部分の移動位置の延長線
上のうち少なくとも一方に配設した鋼片搬送設備を用い
て完全に系外に排出し、以降これを繰り返すことにより
圧延設備等の稼働の停止に対処することができる。これ
により、従来、この種類のトンネル炉において必須であ
った、待機部分を設ける必要がなくなり、鋼片加熱・保
温用トンネル炉の長さを短縮することができ、この種類
のトンネル炉において問題とされていた、設備の大型化
に伴う設備費の増大及び敷地の制約、燃料費等の操業費
の増大、鋼材の表面に生じるスケールの増加や鋼片の移
送に伴う製品の品質への悪影響等の点を解決することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋼片加熱・保温用トンネル炉の一実施
例を示す正面図である。
【図2】本発明の鋼片加熱・保温用トンネル炉を用いた
ホットコイルの製造設備の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 連続鋳造設備 2 切断機 3 鋼片加熱・保温用トンネル炉 31 昇熱部分 32 均熱部分 33 可動部分(中間部分) 33’可動部分(中間部分)の移動位置 34 補助トンネル炉 35 ガイドレール 36 鋼片搬送設備 4 圧延設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21D 1/00,9/00 B22D 11/12 F27B 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造設備(1)と圧延設備(4)の
    間で、かつ該連続鋳造設備(1)と圧延設備(4)を結
    ぶライン上に設置される鋼片加熱・保温用トンネル炉
    (3)であって、該鋼片加熱・保温用トンネル炉を分割
    して形成するとともに、該分割して形成した鋼片加熱・
    保温用トンネル炉(31,32,33)の少なくとも1
    つの部分(33)を加熱される鋼片の長さ以上の長さに
    形成し、この鋼片加熱・保温用トンネル炉の部分(3
    3)を、鋼片を収容した状態で鋼片の搬送方向と直角方
    向に移動可能に配設し、この移動可能な鋼片加熱・保温
    用トンネル炉の部分(33)と平行に、同じ長さの補助
    トンネル炉(34)を、鋼片を収容した状態で前記連続
    鋳造設備(1)と圧延設備(4)を結ぶライン上に移動
    可能に設け、前記補助トンネル炉(34)の待機位置の
    延長線上又は前記移動可能な鋼片加熱・保温用トンネル
    炉の部分の移動位置(33’)の延長線上のうち少なく
    とも一方に鋼片搬送設備(36)を配設してなることを
    特徴とする鋼片加熱・保温用トンネル炉。
JP6083954A 1993-09-10 1994-03-29 鋼片加熱・保温用トンネル炉 Expired - Lifetime JP2756640B2 (ja)

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