JP2755096B2 - 携帯電話機構造 - Google Patents

携帯電話機構造

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JP2755096B2 JP5037872A JP3787293A JP2755096B2 JP 2755096 B2 JP2755096 B2 JP 2755096B2 JP 5037872 A JP5037872 A JP 5037872A JP 3787293 A JP3787293 A JP 3787293A JP 2755096 B2 JP2755096 B2 JP 2755096B2
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    • H04M1/02—Constructional features of telephone sets
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    • H04M1/0206—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214—Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯電話機またはコ
ードレス電話機の筐体構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は例えば国際公開ＷＯ９１／１３５
０７号に示された従来の携帯電話機構造の一例を示す外
形図、図７は例えば米国特許４８９７８７３号に示され
た従来の携帯電話機構造の一例を示す外観図である。
【０００３】次に動作について説明する。図６におい
て、電話機本体２には、上端部にスピーカを内蔵した受
話部４が、中間部には液晶ディスプレイ等の表示部６及
びダイヤル機能等を有するスイッチ部８が設けられてい
る。また、下端部にはマイクロホンを収納した送話部１
０が設けられている。本体２の下端部近傍にはカバー１
４が回動可能に取付けられており、このカバー１４は閉
じたときに少なくともスイッチ部８を覆い、開いたとき
にマイクロホン１０に対する集音板として機能する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機構造
は以上のように構成されているため、たとえば携帯電話
機を上着の内ポケット等に収納して使用している場合
や、歩行中、自動車等の運転中、会話中等に着信した場
合、カバーがスイッチ部を完全に覆っているので、いち
いち収納部から取り出し、カバーを開けなければ受信で
きないため、使用者はたびたび行動を中止して受信操作
をしなければならず、わずらわしいなどの問題があっ
た。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、着信時収納場所であるポケット
等から携帯電話機を取り出してカバーを開かなくとも受
信操作や応答保留操作等ができる構造を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る携帯電話
機構造は、従来スイッチ部を完全に覆う形状となってい
たカバーを、着呼キー、再呼キー、応答保留キーのうち
少なくとも１個は露出した状態でスイッチ部を覆う形状
としたものである。
【０００７】請求項２の携帯電話機構造は、カバーに切
欠きを設けることにより特定のキーを露出させるように
したものである。
【０００８】請求項３の携帯電話機構造は、カバーに孔
を設けることにより特定のキーを露出させるようにした
ものである。
【０００９】請求項４の携帯電話機構造は、請求項３に
おいて孔を開閉するスライド板をカバーに設けたもので
ある。
【００１０】請求項５の携帯電話機構造は、カバーの孔
に押ボタンを設け、カバーを閉じた状態で押ボタンを操
作することによりカバーを開かなくとも特定のキーを操
作するものである。
【００１１】請求項６の携帯電話機構造は、請求項１ま
たは５において、カバーを回動可能に保持する本体部分
をヒンジ構造としてここにマイクロホンの音孔を設け、
カバーを閉じた状態で音孔が露出するようにしたもので
ある。
【００１２】
【作用】この発明における請求項１の携帯電話機構造
は、スイッチ部のカバーが閉じたままでも着呼、再呼、
応答保留キーのうち少なくとも１個を露出させることが
でき、カバーを閉じたままで着呼、応答保留、再呼、通
話等の操作を行うことができる。
【００１３】請求項２の携帯電話機構造は、カバーに設
けた切欠きにより特定のキーを露出させることにより、
カバーを閉じたままで着呼、再呼、応答保留キーの操作
を行うことができる。
【００１４】請求項３の携帯電話機構造は、カバーに設
けた孔により特定のキーを露出させることにより、カバ
ーを閉じたままで着呼、再呼、応答保留キーの操作を行
うことができる。
【００１５】請求項４の携帯電話機構造は、カバーの孔
を開閉するスライド板をスライドさせることにより、カ
バーを閉じたままで、特定のキーの操作を行うことがで
きる。
【００１６】請求項５の携帯電話機構造は、カバーの孔
に設けた押ボタンを操作することにより、カバーを閉じ
たまま特定のキーの操作を行うことができる。
【００１７】請求項６の携帯電話機構造は、カバーが閉
じた状態でマイクロホンの音孔がカバー外に露出してい
るので、カバーを閉じたままでも送話を行うことができ
る。
【００１８】
【実施例】実施例１．以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図１において、２は携帯電話機本体、
４は受話部、６は表示部、８はスイッチ部、１０は送話
部、１４はカバーである。８ａはスイッチ部における着
呼キー、８ｂは再呼の為のメモリキー、８ｃは応答保留
の為の終話キーである。この３キーは、スイッチ部８の
最上段に配置されている。１０ａは送話部におけるマイ
クロホンへ通じる音道の入口である音孔である。
【００１９】カバー１４は、閉じるとスイッチ部８の最
上段のキー８ａ，８ｂ，８ｃ以外を覆う形状となってい
る。また、本体２に対してカバー１４を回動可能に取付
けているヒンジ部１４ａは中央部は本体下端部の送話部
１０の一部であり、カバー１４を閉じても音孔１０ａは
露出する。
【００２０】次に動作について説明する。カバー１４
は、収納時は閉じているが、閉じてもスイッチ部の着呼
キー８ａ、再呼キー８ｂ、終話キー８ｃ及び送話部音孔
１０ａは露出しているため、ポケット等に収納時に着信
しても終話キー８ｃを即座に押すことができ、応答保留
操作ができる。また、狭い場所や、目立ちたくない場合
等、カバーを開けずにそのまま着呼キーを押し、受話操
作を行うことができる。更に、発呼して相手が話中の場
合、使用者が収納状態でくりかえし再呼操作を行うこと
もできる。
【００２１】カバー１４を開けるとその他のスイッチも
露出し、通常の操作を行うことができる。また、カバー
１４はマイクロホン１０に対する集音板としても機能す
る。
【００２２】実施例２．なお、上記実施例ではカバー１
４は上端部を全て切欠いた構造のものを示したが、図２
に示すように露出させたいキー部のみに穴１４ｂを設け
た構造としても良い。
【００２３】実施例３．また、図３に示すように、カバ
ー１４の穴１４ｂにボタン１４ｃを設け、カバー表面か
らキースイッチ８ａ，８ｂ，８ｃの操作をやりやすい構
造としても良い。
【００２４】実施例４．また、図４に示すように、カバ
ー１４の穴１４ｂに、操作不要時に穴１４ｂを覆ぐスラ
イド板１４ｄを設けた構造としても良い。
【００２５】実施例５．また、図５に示すように、本体
２に設けられたマイクロホン１０へ通じる音孔１０ａが
カバー１４を閉じた状態でもスピーカ４と同じ方向へ開
口する構造となっているので、カバー１４を閉じたまま
でも良好な送話を行うことができる構造としても良い。
【００２６】
【発明の効果】以上のように、この発明請求項１、請求
項２、請求項３の携帯電話機構造によればカバー１４を
スイッチ部の全体を覆わないで、特定のキーをカバーを
閉じても露出するようにしたので、カバーを閉じたまま
で通常の着呼、発呼等のキー操作を行うことができる効
果がある。
【００２７】請求項４によれば、カバーに設けたスライ
ド板をスライドさせることにより、特定のキーを露出さ
せることにより、カバーを閉じたままで特定のキー操作
を行うことができる。
【００２８】請求項５によれば、カバーに設けた押ボタ
ンを押すことによりカバーを閉じたままで特定のキー操
作を行うことができる。
【００２９】また、請求項６項によれば、マイクロホン
の音孔をカバーの開閉にかかわりなく送話部表面に出る
ようにしたので、カバーを閉じたままでの送話も行える
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例による携帯電話機構造を示
す斜視図である。
【図２】この発明の第２の実施例による携帯電話機構造
を示す斜視図である。
【図３】この発明の第３の実施例による携帯電話機構造
を示す斜視図である。
【図４】この発明の第４の実施例による携帯電話機構造
を示す斜視図である。
【図５】この発明の第５の実施例による携帯電話機構造
を示す斜視図である。
【図６】従来の他の携帯電話機構造を示す外形図であ
る。
【図７】従来の他の携帯電話機構造を示す外形図であ
る。
【符号の説明】
２ 本体 ４ 受話部 ６ 表示部 ８ スイッチ部 １０ 送話部 １４ カバー １０ａ 音孔
フロントページの続き (72)発明者 新矢 敏 尼崎市塚口本町８丁目１番１号 三菱電 機株式会社 通信機製作所内 (56)参考文献 特開 平５−130193（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−503119（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−156036（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−89844（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/02 - 1/23 H04Q 7/00 - 7/38 H05K 5/00 - 5/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 下記の（ａ）および（ｂ）とを備えた携
    帯電話機構造。 （ａ）着呼キー、再呼キー、応答保留キーのうち少なく
    とも１個とその他のキーを持つスイッチ手段と、スピー
    カと、マイクロホンとを備えた本体と、 （ｂ）本体に回動可能に保持され、閉じたとき前記着呼
    キー、再呼キー、応答保留キーのうち少なくとも１個は
    露出した状態で前記スイッチ手段を覆うカバー。
  2. 【請求項２】 カバーに設けた切欠きにより閉じたとき
    特定のキーを露出させることを特徴とする請求項１項に
    記載の携帯電話機構造。
  3. 【請求項３】 カバーに設けた孔により閉じたとき特定
    のキーを露出させることを特徴とする請求項１項に記載
    の携帯電話機構造。
  4. 【請求項４】 孔を開閉するスライド板をカバーに設け
    たことを特徴とする請求項第３項に記載の携帯電話機構
    造。
  5. 【請求項５】 着呼キー、再呼キー、応答保留キーの少
    なくとも１個とその他のキーを持つスイッチ手段と、ス
    ピーカと、マイクロホンとを備えた本体と、この本体に
    回動可能に保持され、閉じたとき前記スイッチ手段を覆
    うカバーとを備えた携帯電話機構造において、 前記カバーに設けた孔に押しボタンを設け、カバーを閉
    じた状態でこの押しボタンを押すことにより前記着呼キ
    ー、再呼キー、応答保留キーの少なくとも１個が操作さ
    れることを特徴とする携帯電話機構造。
  6. 【請求項６】 前記カバーを回動可能に保持する本体の
    部分をヒンジ構造としてマイクロホンの音孔を設け前記
    カバーを閉じた状態で前記音孔が露出するようにしたこ
    とを特徴とする請求項第１項または請求項第５項のいづ
    れかに記載の携帯電話機構造。
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