JP2754222B2 - 乳化分散剤 - Google Patents
乳化分散剤Info
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- emulsion
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、乳化分散剤に関する。さらに詳しくは乳化
液の長期間安定なエマルジョンを形成するための乳化分
散剤に関する。
液の長期間安定なエマルジョンを形成するための乳化分
散剤に関する。
【従来の技術】 従来の乳化分散剤は種々の有機物質(油分)と水を乳
化分散させるため使用され、塗料、接着剤、表面加工
剤、ラテックス、粘着剤、サイズ剤等として多方面で実
用に供されている。例えば、アルキル硫酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩等のアニオン性界面活性剤や、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂
肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤を用いることが
知られている。
化分散させるため使用され、塗料、接着剤、表面加工
剤、ラテックス、粘着剤、サイズ剤等として多方面で実
用に供されている。例えば、アルキル硫酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩等のアニオン性界面活性剤や、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂
肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤を用いることが
知られている。
しかしながら、このような従来の乳化分散剤にあって
は、安定なエマルジョンを製造する際に、油分の所要HL
Bを求めて、たとえば工学図書の「乳化・可溶化の技
術」第79〜81頁(1976年)に記載された方法で、それに
合う乳化剤を選択することが通常行なわれている。ま
た、本来、所要HLBは乳化試験によって実験的に定める
ものであるが、その実験値に適合するように、乳化剤の
種類に応じて各種の計算法があり、HLBの応用を煩雑な
ものとしている。また、所要HLBに合わせた乳化剤を使
用しても安定なエマルジョンが得られることは少なく、
安定なエマルジョンを得ることは容易なことではない。
さらに、最近は安全および公害面から有機溶剤を使用す
ることを避ける傾向にあり、有機溶剤の溶液を水に乳化
分散して使用したいという要求が強い。しかしながら乳
化分散系は熱力学的に安定な系ではなく、時間の経過と
ともに乳化分散状態が破壊され、次第に分離することは
避けられない、この為、より安定性に優れた乳化分散剤
が求められている。
は、安定なエマルジョンを製造する際に、油分の所要HL
Bを求めて、たとえば工学図書の「乳化・可溶化の技
術」第79〜81頁(1976年)に記載された方法で、それに
合う乳化剤を選択することが通常行なわれている。ま
た、本来、所要HLBは乳化試験によって実験的に定める
ものであるが、その実験値に適合するように、乳化剤の
種類に応じて各種の計算法があり、HLBの応用を煩雑な
ものとしている。また、所要HLBに合わせた乳化剤を使
用しても安定なエマルジョンが得られることは少なく、
安定なエマルジョンを得ることは容易なことではない。
さらに、最近は安全および公害面から有機溶剤を使用す
ることを避ける傾向にあり、有機溶剤の溶液を水に乳化
分散して使用したいという要求が強い。しかしながら乳
化分散系は熱力学的に安定な系ではなく、時間の経過と
ともに乳化分散状態が破壊され、次第に分離することは
避けられない、この為、より安定性に優れた乳化分散剤
が求められている。
この発明は、このような従来の課題に着目してなされ
たものである。 本発明者らは水に難溶か不溶の液体物質(油分)と水
を乳化分散した安定性に優れたエマルジョンを製造する
に際し、凝集分離を防止し、安定なエマルジョンを得る
ことのできる乳化分散剤について鋭意研究を行なった結
果、非常に有用な乳化分散剤を見い出し、本発明を完成
するに至った。すなわち、分子内に4個以上の第一級及
び/又は第二級アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200
個を含むポリアミン化合物の活性水素に全アルキレンオ
キサイドに対し、10〜100重量%のエチレンオキサイド
を含むアルキレンオキサイドを付加して得られる分子量
5000〜100万のポリエーテルポリオール化合物を必須成
分として含有することを特徴とする水に難溶か不溶の液
体物質用の乳化分散剤である。 (手段を構成する要件) 本発明に用いることのできるポリエーテルポリオール
化合物の出発物質であるポリアミン化合物としては、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペ
ンタエチレンヘキサミン、ヘキサエチレンヘプタミンな
どのポリエチレンポリアミン、エチレンイミンの重合に
よって得られるポリエチレンイミン等のポリアルキレン
イミンであり、分子内に4個以上の第一級/又は第二級
アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むもので
ある。さらにこれらポリアミン化合物は通常のアミンと
同様優れた化学反応性を有しており、アルキレンオキサ
イドとの反応性を害しない限り、下記反応のポリアミン
誘導体も有用である。(イ)アルデヒド類、ケトン類と
の反応生成物(ロ)アルキルハライドとの反応生成物
(ハ)イソシアネート類、チオイソシアネート類との反
応生成物(ニ)エピハロヒドリンとの反応生成物(ホ)
グアニジン類、尿素等との反応生成物(ヘ)カルボン
酸、酸無水物との反応生成物(ト)グリシジルエーテル
との反応生成物 本発明のポリエーテルポリオール化合物に使用するポ
リアミン化合物の窒素原子個数は4個以上、好ましくは
5個以上であり、ハンドリング上200個以下が良い。上
記ポリアミン化合物に付加するアルキレンオキサイドと
してエチレンオキサイドは必要であり、他にプロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、炭素数12から28のα−オレフィンエポキサイド等の
1,2−エポキシアルカン類が挙げられる。付加反応はブ
ロック状でもランダム状でも良いが、エチレンオキサイ
ド以外のアルキレンオキサイドを付加する場合はエチレ
ンオキサイドをブロック状に末端に付加する方がより好
ましく、付加するエチレンオキサイドの重量は全アルキ
レンオキサイドに対して10〜100%好ましくは15〜100%
である。 ポリエーテル化合物の平均分子量は5000〜1000000、
好ましくは7000〜500000であり、平均分子量が5000未満
であると、凝集分離の阻止が損われ、さらに安定性が劣
る。 本発明の乳化分散剤は、勿論、これら単独で乳化分散
剤としての機能を充分に発揮するが、水溶性高分子、例
えばポリビニルアルコール、ポリカルボン酸塩、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム塩、キサンタンガム又はラムザンガム等の保護
コロイド剤及び防菌剤、消泡剤、微粉固体の無機増量剤
や樹脂粉末等を併用してもさしつかえない。さらに、顔
料、酸化防止剤、導電剤、難燃剤等の添加剤を加えるこ
とが出来る。 本発明により、安定に乳化分散させる被乳化分散物質
は常温において水に難溶か不溶の液体物質であって、た
とえば、ケロシン、スピンドル油、マシン油、ミネラル
ターペン、アスファルト等の鉱物油、ベンゼン、キシロ
ール、ソルベントナフサ、四塩化炭素、トリクロールエ
チレン、シクロヘキサン等の有機溶剤、大豆油、オリー
ブ油、菜種油、ヒマシ油等の動植物油、オレイン酸、オ
レイルアルコール等のアルコール、脂肪酸類、又はヒマ
シ油脂肪酸メチル、ジオクチルフタレート等のエステル
類が挙げられるが、これを限定するものではない。 被乳化分散物質を乳化分散させるには公知の任意の方
法を用いる。たとえば、本発明の乳化分散剤をまず、被
乳化分散物質に均一に混合し、つづいて水を加えていき
乳化分散させる方法や、乳化分散剤を含む水に強く撹拌
しながら、この中に被乳化分散物質を添加してゆく方法
などがあるが、いずれの方法であっても良好な乳化液を
作る事ができる。 乳化分散剤の使用量は被乳化分散物質の種類によって
異なるが、普通、乳化分散液に対し0.1〜20重量%、と
くに1〜10重量%の使用が好適である。
たものである。 本発明者らは水に難溶か不溶の液体物質(油分)と水
を乳化分散した安定性に優れたエマルジョンを製造する
に際し、凝集分離を防止し、安定なエマルジョンを得る
ことのできる乳化分散剤について鋭意研究を行なった結
果、非常に有用な乳化分散剤を見い出し、本発明を完成
するに至った。すなわち、分子内に4個以上の第一級及
び/又は第二級アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200
個を含むポリアミン化合物の活性水素に全アルキレンオ
キサイドに対し、10〜100重量%のエチレンオキサイド
を含むアルキレンオキサイドを付加して得られる分子量
5000〜100万のポリエーテルポリオール化合物を必須成
分として含有することを特徴とする水に難溶か不溶の液
体物質用の乳化分散剤である。 (手段を構成する要件) 本発明に用いることのできるポリエーテルポリオール
化合物の出発物質であるポリアミン化合物としては、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペ
ンタエチレンヘキサミン、ヘキサエチレンヘプタミンな
どのポリエチレンポリアミン、エチレンイミンの重合に
よって得られるポリエチレンイミン等のポリアルキレン
イミンであり、分子内に4個以上の第一級/又は第二級
アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むもので
ある。さらにこれらポリアミン化合物は通常のアミンと
同様優れた化学反応性を有しており、アルキレンオキサ
イドとの反応性を害しない限り、下記反応のポリアミン
誘導体も有用である。(イ)アルデヒド類、ケトン類と
の反応生成物(ロ)アルキルハライドとの反応生成物
(ハ)イソシアネート類、チオイソシアネート類との反
応生成物(ニ)エピハロヒドリンとの反応生成物(ホ)
グアニジン類、尿素等との反応生成物(ヘ)カルボン
酸、酸無水物との反応生成物(ト)グリシジルエーテル
との反応生成物 本発明のポリエーテルポリオール化合物に使用するポ
リアミン化合物の窒素原子個数は4個以上、好ましくは
5個以上であり、ハンドリング上200個以下が良い。上
記ポリアミン化合物に付加するアルキレンオキサイドと
してエチレンオキサイドは必要であり、他にプロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、炭素数12から28のα−オレフィンエポキサイド等の
1,2−エポキシアルカン類が挙げられる。付加反応はブ
ロック状でもランダム状でも良いが、エチレンオキサイ
ド以外のアルキレンオキサイドを付加する場合はエチレ
ンオキサイドをブロック状に末端に付加する方がより好
ましく、付加するエチレンオキサイドの重量は全アルキ
レンオキサイドに対して10〜100%好ましくは15〜100%
である。 ポリエーテル化合物の平均分子量は5000〜1000000、
好ましくは7000〜500000であり、平均分子量が5000未満
であると、凝集分離の阻止が損われ、さらに安定性が劣
る。 本発明の乳化分散剤は、勿論、これら単独で乳化分散
剤としての機能を充分に発揮するが、水溶性高分子、例
えばポリビニルアルコール、ポリカルボン酸塩、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム塩、キサンタンガム又はラムザンガム等の保護
コロイド剤及び防菌剤、消泡剤、微粉固体の無機増量剤
や樹脂粉末等を併用してもさしつかえない。さらに、顔
料、酸化防止剤、導電剤、難燃剤等の添加剤を加えるこ
とが出来る。 本発明により、安定に乳化分散させる被乳化分散物質
は常温において水に難溶か不溶の液体物質であって、た
とえば、ケロシン、スピンドル油、マシン油、ミネラル
ターペン、アスファルト等の鉱物油、ベンゼン、キシロ
ール、ソルベントナフサ、四塩化炭素、トリクロールエ
チレン、シクロヘキサン等の有機溶剤、大豆油、オリー
ブ油、菜種油、ヒマシ油等の動植物油、オレイン酸、オ
レイルアルコール等のアルコール、脂肪酸類、又はヒマ
シ油脂肪酸メチル、ジオクチルフタレート等のエステル
類が挙げられるが、これを限定するものではない。 被乳化分散物質を乳化分散させるには公知の任意の方
法を用いる。たとえば、本発明の乳化分散剤をまず、被
乳化分散物質に均一に混合し、つづいて水を加えていき
乳化分散させる方法や、乳化分散剤を含む水に強く撹拌
しながら、この中に被乳化分散物質を添加してゆく方法
などがあるが、いずれの方法であっても良好な乳化液を
作る事ができる。 乳化分散剤の使用量は被乳化分散物質の種類によって
異なるが、普通、乳化分散液に対し0.1〜20重量%、と
くに1〜10重量%の使用が好適である。
本発明で用いる乳化分散剤は、その構造がプルロニッ
ク型として知られるポリオキシエチレン・ポリオキシプ
ロピレンブロックコポリマーおよびテトロニック型とし
て知られているエチレンジアミンにプロピレンオキサイ
ドを付加させた後、さらにエチレンオキサイドを付加さ
せた化合物に類似しているが、分子中に少なくとも6個
以上のポリオキシアルキレン鎖を有し、高分子量であ
り、さらに1つの分子中に数多くの親油性部と親水性部
を持つ化合物であることが特徴である。これらは、カサ
高い特異な分子構造を有する高分子活性剤で吸着力が強
い。したがってこの特徴が効果的に作用するため、本発
明の乳化分散剤はプルロニック型およびテトロニック型
とは構造的に異なり、これらでは乳化分散が不可能な場
合でも優れた乳化分散性能があり、全く予期せぬ効果を
示す。また公知の一般の乳化剤ではエマルジョンを安定
化出来ない場合も、本発明の乳化分散剤を用いて得られ
るエマルジョンは安定性が極めて良好である。
ク型として知られるポリオキシエチレン・ポリオキシプ
ロピレンブロックコポリマーおよびテトロニック型とし
て知られているエチレンジアミンにプロピレンオキサイ
ドを付加させた後、さらにエチレンオキサイドを付加さ
せた化合物に類似しているが、分子中に少なくとも6個
以上のポリオキシアルキレン鎖を有し、高分子量であ
り、さらに1つの分子中に数多くの親油性部と親水性部
を持つ化合物であることが特徴である。これらは、カサ
高い特異な分子構造を有する高分子活性剤で吸着力が強
い。したがってこの特徴が効果的に作用するため、本発
明の乳化分散剤はプルロニック型およびテトロニック型
とは構造的に異なり、これらでは乳化分散が不可能な場
合でも優れた乳化分散性能があり、全く予期せぬ効果を
示す。また公知の一般の乳化剤ではエマルジョンを安定
化出来ない場合も、本発明の乳化分散剤を用いて得られ
るエマルジョンは安定性が極めて良好である。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、
本発明はそれらによって何等限定されるものではない。
%、部はすべて重量基準を示す。 <エマルジョンの調製および評価方法> 被乳化分散物質(油分)に乳化分散剤を添加し、常温
でホモミキサーを用いて、1,000rpmの撹拌を続けながら
水または温水を少しづつ加えてエマルジョンを調製し
た。また、乳化分散剤以外の添加剤成分として保護コロ
イド剤を用いる場合は、この添加剤を上記のエマルジョ
ンの調製後に加えて、同様に5分間の撹拌を行った。つ
づいて、エマルジョン液を、1000mlのメスシリンダーに
移して、密栓して30℃の恒温室で100日間保管したの
ち、エマルジョンが分離していないかどうか観察した。
分離が全く生じていないものを○、分離がごく微量認め
られるものを△、分離が著しいものを×として評価し
た。 ここで用いた乳化分散剤を第1表に示す。試料NoA〜
Kは本発明の乳化分散剤、また参考のために試料No.O〜
Sに係る界面活性剤を比較例とした。第2表に示す配合
割合でエマルジョンの調製を行ない、このエマルジョン
の安定性の評価結果を示した。
本発明はそれらによって何等限定されるものではない。
%、部はすべて重量基準を示す。 <エマルジョンの調製および評価方法> 被乳化分散物質(油分)に乳化分散剤を添加し、常温
でホモミキサーを用いて、1,000rpmの撹拌を続けながら
水または温水を少しづつ加えてエマルジョンを調製し
た。また、乳化分散剤以外の添加剤成分として保護コロ
イド剤を用いる場合は、この添加剤を上記のエマルジョ
ンの調製後に加えて、同様に5分間の撹拌を行った。つ
づいて、エマルジョン液を、1000mlのメスシリンダーに
移して、密栓して30℃の恒温室で100日間保管したの
ち、エマルジョンが分離していないかどうか観察した。
分離が全く生じていないものを○、分離がごく微量認め
られるものを△、分離が著しいものを×として評価し
た。 ここで用いた乳化分散剤を第1表に示す。試料NoA〜
Kは本発明の乳化分散剤、また参考のために試料No.O〜
Sに係る界面活性剤を比較例とした。第2表に示す配合
割合でエマルジョンの調製を行ない、このエマルジョン
の安定性の評価結果を示した。
本発明の乳化分散剤を使用すれば、エマルジョンの破
壊は認められず、各種液体油分に対し、いずれも安定性
に優れた乳化液が得られる。また本発明の乳化分散剤は
通常の添加量より少なくて効果が得られる為、経済性の
メリットも大きく、この乳化分散剤を提供し得たことに
より、エマルジョン技術の進歩に対し広く寄与しうる。
壊は認められず、各種液体油分に対し、いずれも安定性
に優れた乳化液が得られる。また本発明の乳化分散剤は
通常の添加量より少なくて効果が得られる為、経済性の
メリットも大きく、この乳化分散剤を提供し得たことに
より、エマルジョン技術の進歩に対し広く寄与しうる。
Claims (1)
- 【請求項1】分子内に4個以上の第一級及び/又は第二
級アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むポリ
アミン化合物の活性水素に全アルキレンオキサイドに対
し、10〜100重量%のエチレンオキサイドを含むアルキ
レンオキサイドを付加して得られる分子量5000〜100万
のポリエーテルポリオール化合物を必須成分として含有
することを特徴とする水に難溶か不溶の液体物質用の乳
化分散剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63298944A JP2754222B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 乳化分散剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63298944A JP2754222B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 乳化分散剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02144138A JPH02144138A (ja) | 1990-06-01 |
JP2754222B2 true JP2754222B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=17866208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63298944A Expired - Fee Related JP2754222B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 乳化分散剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2754222B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1072690C (zh) * | 1998-02-20 | 2001-10-10 | 薛翠花 | 一种烃基磷酸酯盐分散剂的制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2938623A1 (de) * | 1979-09-25 | 1981-04-09 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Polyetherpolyamine, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung |
JPS5980320A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-09 | Kao Corp | 石炭粉末の水スラリ−用分散安定剤 |
JPS6147196A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-07 | Mitsui Toatsu Chem Inc | アミノ酸のエビ化ないしラセミ化方法 |
JPS61225295A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | Sanyo Chem Ind Ltd | 石炭−水スラリ−用添加剤 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP63298944A patent/JP2754222B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02144138A (ja) | 1990-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |