JP2754055B2 - スクリューコンベアの羽根 - Google Patents
スクリューコンベアの羽根Info
- Publication number
- JP2754055B2 JP2754055B2 JP1264516A JP26451689A JP2754055B2 JP 2754055 B2 JP2754055 B2 JP 2754055B2 JP 1264516 A JP1264516 A JP 1264516A JP 26451689 A JP26451689 A JP 26451689A JP 2754055 B2 JP2754055 B2 JP 2754055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- back plate
- screw conveyor
- fixed
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/20—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
- B04B1/2008—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl with an abrasion-resistant conveyor or drum
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/20—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
- B04B2001/205—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl with special construction of screw thread, e.g. segments, height
Landscapes
- Screw Conveyors (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉体またはスラリー状物質、特に摩耗速度
が速い物質を搬送するために使用されるスクリューコン
ベアの羽根に関し、さらに詳細には、スクリューコンベ
アの羽根の周囲に耐摩耗性のチップをスクリューコンベ
アの本体に固定する構造に関する。また、本発明は特に
遠心分離機のボウル内に配設されるスクリューコンベア
に好適に適用される。
が速い物質を搬送するために使用されるスクリューコン
ベアの羽根に関し、さらに詳細には、スクリューコンベ
アの羽根の周囲に耐摩耗性のチップをスクリューコンベ
アの本体に固定する構造に関する。また、本発明は特に
遠心分離機のボウル内に配設されるスクリューコンベア
に好適に適用される。
〔従来の技術〕 遠心分離機においては、スクリューコンベアの羽根の
特に周囲部は移動させるべき物質と高速の相対速度をも
って接触するので摩耗が激しい。
特に周囲部は移動させるべき物質と高速の相対速度をも
って接触するので摩耗が激しい。
そこで、スクリューコンベアの羽根(以下、単に羽根
ともいう)には周囲部(先端部)の摩耗を防ぐために、
耐摩耗性のチップを取付けるのが通例である。この補強
片としては以下のように各種のものが知られている。
ともいう)には周囲部(先端部)の摩耗を防ぐために、
耐摩耗性のチップを取付けるのが通例である。この補強
片としては以下のように各種のものが知られている。
第11図および第12図に示すように、スクリューコンベ
アの羽根本体1およびチップ100に挿通孔1a、100aを形
成し、これら挿通孔1a、100aにボルト101を挿通しナッ
トによりボルト締結したもの。
アの羽根本体1およびチップ100に挿通孔1a、100aを形
成し、これら挿通孔1a、100aにボルト101を挿通しナッ
トによりボルト締結したもの。
特公昭51−41707号公報に示されているように、耐摩
耗性チップが接着されたバックプレートを羽根本体に溶
接固定したもの。
耗性チップが接着されたバックプレートを羽根本体に溶
接固定したもの。
特開昭51−86870号公報に示されているように、羽根
本体につがい部材を介してチップをピンにより半径方向
と軸方向に固定させたもの。
本体につがい部材を介してチップをピンにより半径方向
と軸方向に固定させたもの。
実公昭63−31710号公報に示されているように、バッ
クプレートと基板とチップとを鳩尾状の嵌合により係止
し、これを焼結または鋳ぐるみで結合させたもの。
クプレートと基板とチップとを鳩尾状の嵌合により係止
し、これを焼結または鋳ぐるみで結合させたもの。
実開昭63−28139号および実開平1−120955号公報に
示されているように、羽根本体に、チップを係合受部を
有する円周方向に沿った2つのストッパにより係合状態
で固定させたもの。
示されているように、羽根本体に、チップを係合受部を
有する円周方向に沿った2つのストッパにより係合状態
で固定させたもの。
しかしながら上記各技術では次のような難点がある。
まず、上記の従来技術ではスクリュー羽根をその軸
部に取り付けたのち、チップ取付孔を正確な位置に穿孔
することは困難であるばかりか、スクリュー羽根が曲面
であるからチップを取付るときにガタが生じがちであ
り、スクリュー羽根の高速回転により動的不均衡が起こ
り易い。またボルト締結時、ボルトを強く締め過ぎると
チップが割れることがある。また遠心力が働いた場合、
ボルト孔だけの支持力では被搬送材料の圧力によって割
れる恐れがある。
部に取り付けたのち、チップ取付孔を正確な位置に穿孔
することは困難であるばかりか、スクリュー羽根が曲面
であるからチップを取付るときにガタが生じがちであ
り、スクリュー羽根の高速回転により動的不均衡が起こ
り易い。またボルト締結時、ボルトを強く締め過ぎると
チップが割れることがある。また遠心力が働いた場合、
ボルト孔だけの支持力では被搬送材料の圧力によって割
れる恐れがある。
一方、上記、、の各技術ではチップ交換が困難
である。すなわち、耐摩耗性物質のチップであってもい
ずれは摩耗し、交換の必要があるが、これら技術の場
合、チップを交換するには、その基板または押え板の溶
接を斫り取った後、再溶接を行う必要があり、極めて手
間がかかる。さらに斫り取る際、あるいは再溶接の際
に、コンベヤの羽根やチップの品質を損なう虞れがあ
る。
である。すなわち、耐摩耗性物質のチップであってもい
ずれは摩耗し、交換の必要があるが、これら技術の場
合、チップを交換するには、その基板または押え板の溶
接を斫り取った後、再溶接を行う必要があり、極めて手
間がかかる。さらに斫り取る際、あるいは再溶接の際
に、コンベヤの羽根やチップの品質を損なう虞れがあ
る。
また上記の技術では、小さいピンの溶接の着脱のみ
で比較的容易にチップ交換ができるが、テーパ状の係止
溝をコンベヤの半径方向に正確に正確することは極めて
困難であり、チップ先端の半径方向寸法を正確に保持す
るためには多大の手間を要する。
で比較的容易にチップ交換ができるが、テーパ状の係止
溝をコンベヤの半径方向に正確に正確することは極めて
困難であり、チップ先端の半径方向寸法を正確に保持す
るためには多大の手間を要する。
そこで本発明の課題は、前記問題点を解消して、チッ
プに悪影響を与えることなく、容易に寸法精度よくチッ
プをスクリュー羽根本体に対して取付けることができ、
しかもチップの交換が容易であるとともに、チップを安
定した状態で羽根本体に対して固定することにある。
プに悪影響を与えることなく、容易に寸法精度よくチッ
プをスクリュー羽根本体に対して取付けることができ、
しかもチップの交換が容易であるとともに、チップを安
定した状態で羽根本体に対して固定することにある。
上記課題は、ボウルの内部に設けられるスクリューコ
ンベアにおける、羽根本体とこの羽根本体に対して固定
された耐摩耗性のチップとを有するスクリューコンベア
の羽根において; 放射方向およびスクリューコンベアの軸方向片側に臨
む収容段部、およびこの収容段部に連続し前記軸方向片
側に開口する係合受部が、周囲部に形成された羽根本体
の周囲部に溶接により固定されたバックプレートと、前
記収容段部に対応する本体部とこの本体部と一体であり
前記係合受部形状に対応する係合部とを有する耐摩耗性
チップと、このチップを挟んだ状態で前記バックプレー
トに対して固定されるカバープレートとからなり、 前記収容段部にチップの本体部が当てがわれ、かつ係
合受部に係合部が遊びなくバックプレートに対してチッ
プが半径方向に移動不可能に係合され、さらにチップ側
に前記カバープレートが当てがわれ、前記バックプレー
トとカバープレートとがボルト締結されることでチップ
が挟着固定されていることで解決できる。
ンベアにおける、羽根本体とこの羽根本体に対して固定
された耐摩耗性のチップとを有するスクリューコンベア
の羽根において; 放射方向およびスクリューコンベアの軸方向片側に臨
む収容段部、およびこの収容段部に連続し前記軸方向片
側に開口する係合受部が、周囲部に形成された羽根本体
の周囲部に溶接により固定されたバックプレートと、前
記収容段部に対応する本体部とこの本体部と一体であり
前記係合受部形状に対応する係合部とを有する耐摩耗性
チップと、このチップを挟んだ状態で前記バックプレー
トに対して固定されるカバープレートとからなり、 前記収容段部にチップの本体部が当てがわれ、かつ係
合受部に係合部が遊びなくバックプレートに対してチッ
プが半径方向に移動不可能に係合され、さらにチップ側
に前記カバープレートが当てがわれ、前記バックプレー
トとカバープレートとがボルト締結されることでチップ
が挟着固定されていることで解決できる。
本発明では、チップをスクリュー羽根本体に対して取
付けるに際し、チップ自体を溶接等により取付けるもの
ではなく、チップのスクリュー羽根本体に固定したバッ
クプレートへの係合、ならびにボルトを用いてのカバー
プレートによるチップの挟着により固定するものである
から、溶接固定の場合のように、チップ自体に、熱によ
る品質悪化や割れ等の悪影響を与えることがない。
付けるに際し、チップ自体を溶接等により取付けるもの
ではなく、チップのスクリュー羽根本体に固定したバッ
クプレートへの係合、ならびにボルトを用いてのカバー
プレートによるチップの挟着により固定するものである
から、溶接固定の場合のように、チップ自体に、熱によ
る品質悪化や割れ等の悪影響を与えることがない。
また、チップは上記の係合によりスクリュー羽根本体
に固定したバックプレートに対して正確に位置決め固定
できる。また、単に係合のみならず、カバープレートを
チップを挟んだ状態でバックプレートに対して押し付け
ることによっても固定を図っているので、固定が安定す
る。
に固定したバックプレートに対して正確に位置決め固定
できる。また、単に係合のみならず、カバープレートを
チップを挟んだ状態でバックプレートに対して押し付け
ることによっても固定を図っているので、固定が安定す
る。
他方、チップの摩耗による交換に際しては、ボルト締
結を外すことにより、チップの挟着および係合を解い
て、チップを外し、再固定を行うことにより容易に交換
できる。
結を外すことにより、チップの挟着および係合を解い
て、チップを外し、再固定を行うことにより容易に交換
できる。
以下本発明をその具体例を示す図面に即して説明す
る。
る。
第1図〜第5図は本発明の第1具体例を示したもので
あり、第1図および第2図はそれぞれスクリュー羽根の
先端部の断面図および正面図であり、第1図の右方向が
スクリューコンベヤによる物質の移動方向である。
あり、第1図および第2図はそれぞれスクリュー羽根の
先端部の断面図および正面図であり、第1図の右方向が
スクリューコンベヤによる物質の移動方向である。
1はスクリュー羽根本体で、その周囲部に補強部2が
固定されている。この補強部2はまず後述する形状のバ
ックプレート3をスクリュー羽根本体1に溶接により固
着させ、次いでこのバックプレート3に対して、チップ
4、カバープレート5をボルト締結具6により図のよう
に一体的に結合するものである。
固定されている。この補強部2はまず後述する形状のバ
ックプレート3をスクリュー羽根本体1に溶接により固
着させ、次いでこのバックプレート3に対して、チップ
4、カバープレート5をボルト締結具6により図のよう
に一体的に結合するものである。
バックプレート3をスクリュー羽根本体1に固着する
には、バックプレート3の底の端部に形成した突出部3a
をスクリュー羽根本体1周囲部の押し出し方向の側面に
当接させるとともに、そのバックプレートの底面3bをス
クリュー羽根本体の周囲端面に当接させた後、溶接7a、
7bすることにより行われている。
には、バックプレート3の底の端部に形成した突出部3a
をスクリュー羽根本体1周囲部の押し出し方向の側面に
当接させるとともに、そのバックプレートの底面3bをス
クリュー羽根本体の周囲端面に当接させた後、溶接7a、
7bすることにより行われている。
第3図はバックプレート3の形状を示す斜視図であ
り、その周囲部において、放射方向および押出し方向
(スクリューコンベアの軸方向片側方向)に臨むチップ
4の収容段部3eが形成され、かつこの収容段部3eに連続
し、後述するチップ4と係合固定させるための鳩尾状の
あり溝からなる係合受部3c、ボルト締結具6を貫通させ
るための挿通孔3dが形成されている。係合受部3cを鳩尾
状としたのは、チップ4を係合したときスクリューの回
転に伴うスクリュー羽根1の半径方向へのバックプレー
ト3とチップ4との相対移動を不可能とするためであ
る。
り、その周囲部において、放射方向および押出し方向
(スクリューコンベアの軸方向片側方向)に臨むチップ
4の収容段部3eが形成され、かつこの収容段部3eに連続
し、後述するチップ4と係合固定させるための鳩尾状の
あり溝からなる係合受部3c、ボルト締結具6を貫通させ
るための挿通孔3dが形成されている。係合受部3cを鳩尾
状としたのは、チップ4を係合したときスクリューの回
転に伴うスクリュー羽根1の半径方向へのバックプレー
ト3とチップ4との相対移動を不可能とするためであ
る。
第4図は耐摩耗性チップ4の形状を示す斜視図であ
り、前記収容段部3eに対応する形状および肉厚を有する
本体部4aと、この本体部4aと一体であり前記係合受部3c
形状に対応する鳩尾状の係合部4bとを有している。
り、前記収容段部3eに対応する形状および肉厚を有する
本体部4aと、この本体部4aと一体であり前記係合受部3c
形状に対応する鳩尾状の係合部4bとを有している。
第5図はカバープレート5を示すもので、その周囲部
の押出し方向角部にはテーパ5aが形成されるとともに、
その中央部には前記締結具6を貫通、螺着させるための
ねじ孔5bが形成されている。
の押出し方向角部にはテーパ5aが形成されるとともに、
その中央部には前記締結具6を貫通、螺着させるための
ねじ孔5bが形成されている。
このように形成されたバックプレート3、チップ4、
カバープレート5によりチップ4を固定するに際して
は、まず前述のように、バックプレート3を羽根本体1
に溶接固定し、次いでチップ4を、その本体部4aを収容
段部3eに当接し、かつ同時に係合受部3cに係合部4bを嵌
合して係合させ、その後カバープレート5をチップ4お
よびバックプレート3に被せ、さらにバックプレート3
側からボルト締結具6をバックプレート3の挿通孔3dか
ら挿通させ、カバープレート5のねじ孔5bに螺入させ、
カバープレート5をバックプレート3側に引き寄せ、チ
ップ4をバックプレート3とカバープレート5により挟
着固定することにより行う。
カバープレート5によりチップ4を固定するに際して
は、まず前述のように、バックプレート3を羽根本体1
に溶接固定し、次いでチップ4を、その本体部4aを収容
段部3eに当接し、かつ同時に係合受部3cに係合部4bを嵌
合して係合させ、その後カバープレート5をチップ4お
よびバックプレート3に被せ、さらにバックプレート3
側からボルト締結具6をバックプレート3の挿通孔3dか
ら挿通させ、カバープレート5のねじ孔5bに螺入させ、
カバープレート5をバックプレート3側に引き寄せ、チ
ップ4をバックプレート3とカバープレート5により挟
着固定することにより行う。
次に第6図〜第10図により本発明の第2具体例を説明
する。この第2具体例の基本構成は第1具体例とほぼ同
様であるが、本例における補強部20を構成する、バック
プレート30、チップ40、カバープレート50の形状および
または寸法が若干異なるとともに、ボルト締結具60をチ
ップ40にも挿通させ、さらに物質の移動方向からボルト
締結具60を螺入させて締結することが異なる。
する。この第2具体例の基本構成は第1具体例とほぼ同
様であるが、本例における補強部20を構成する、バック
プレート30、チップ40、カバープレート50の形状および
または寸法が若干異なるとともに、ボルト締結具60をチ
ップ40にも挿通させ、さらに物質の移動方向からボルト
締結具60を螺入させて締結することが異なる。
すなわち、第8図に示すように、バックプレート30の
係合受部30cとして鋸歯が形成され、かつ係合受部30c位
置に挿通孔30dが形成されている。また、第9図のよう
に、チップ40の係合部40bの形状は、前記係合受部30cに
対応して、その側面に鋸歯が形成され、かつ係合部40b
に挿通孔40cが形成されている。さらに、カバープレー
ト50については寸法のみが若干異なるのみである。な
お、第1具体例と同一の部分については、数字符号に対
して同一の英小文字符号を付して説明を省略する。
係合受部30cとして鋸歯が形成され、かつ係合受部30c位
置に挿通孔30dが形成されている。また、第9図のよう
に、チップ40の係合部40bの形状は、前記係合受部30cに
対応して、その側面に鋸歯が形成され、かつ係合部40b
に挿通孔40cが形成されている。さらに、カバープレー
ト50については寸法のみが若干異なるのみである。な
お、第1具体例と同一の部分については、数字符号に対
して同一の英小文字符号を付して説明を省略する。
この第2具体例においても、ボルト締結具60がチップ
40の挿通孔40cを貫いて挿通される他は、基本的に第1
具体例と同様にしてチップ40の固定が図られる。
40の挿通孔40cを貫いて挿通される他は、基本的に第1
具体例と同様にしてチップ40の固定が図られる。
一方、第1および第2具体例において、チップ4また
は40が摩耗を生じ、その交換が必要なときは、ボルト締
結具6または60を抜取り、カバープレート5または50を
外した後、チップ4または40の係合を外し、新たなチッ
プと交換し、再固定することにより行う。
は40が摩耗を生じ、その交換が必要なときは、ボルト締
結具6または60を抜取り、カバープレート5または50を
外した後、チップ4または40の係合を外し、新たなチッ
プと交換し、再固定することにより行う。
本発明における係合受部および係合部の形状は、上記
形状例に限定されるものではなく、チップがカバープレ
ートに対して、半径方向に移動できなように係止される
ものであれば如何なる形状でもよい。
形状例に限定されるものではなく、チップがカバープレ
ートに対して、半径方向に移動できなように係止される
ものであれば如何なる形状でもよい。
また本発明に係る締結具としては、異なる位置におい
て複数の締結具により締結することもできる。
て複数の締結具により締結することもできる。
本発明におけるチップの材質は耐摩耗性物質である必
要があるが、特にタングステンカーバイドやセラミック
等が好ましい。また、バックプレートおよびカバープレ
ートの材質は、適宜の金属材料が通常用いられる。
要があるが、特にタングステンカーバイドやセラミック
等が好ましい。また、バックプレートおよびカバープレ
ートの材質は、適宜の金属材料が通常用いられる。
以上の通り、本発明によれば、チップに悪影響を与え
ることなく、容易に寸法精度よくチップをスクリュー羽
根本体に対して取付けることができ、しかもチップの交
換が容易であるとともに、チップを安定した状態で羽根
本体に対して固定することができる。
ることなく、容易に寸法精度よくチップをスクリュー羽
根本体に対して取付けることができ、しかもチップの交
換が容易であるとともに、チップを安定した状態で羽根
本体に対して固定することができる。
第1図は本発明の一具体例の断面図、第2図はその正面
図、第3図はそのバックプレートを示す斜視図、第4図
はそのチップの形状を示す斜視図、第5図はそのカバー
プレートの形状を示す斜視図、第6図は本発明の他の具
体例の断面図、第7図はその正面図、第8図はそのバッ
クプレートを示す斜視図、第9図はそのチップ形状を示
す斜視図、第10図はそのカバープレート形状を示す斜視
図、第11図は従来のスクリュー羽根を示す断面図、第12
図はその正面図である。 1……スクリュー羽根本体、2、20……補強部、3、30
……バックプレート、3c、30c……係合受部、3e、30e…
…収容段部、4、40……チップ、4a、40a……本体部、4
b、40b……係合部、5、50……カバープレート、6、60
……ボルト締結具。
図、第3図はそのバックプレートを示す斜視図、第4図
はそのチップの形状を示す斜視図、第5図はそのカバー
プレートの形状を示す斜視図、第6図は本発明の他の具
体例の断面図、第7図はその正面図、第8図はそのバッ
クプレートを示す斜視図、第9図はそのチップ形状を示
す斜視図、第10図はそのカバープレート形状を示す斜視
図、第11図は従来のスクリュー羽根を示す断面図、第12
図はその正面図である。 1……スクリュー羽根本体、2、20……補強部、3、30
……バックプレート、3c、30c……係合受部、3e、30e…
…収容段部、4、40……チップ、4a、40a……本体部、4
b、40b……係合部、5、50……カバープレート、6、60
……ボルト締結具。
フロントページの続き (72)発明者 一ノ瀬 栄二 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機 械株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−191119(JP,U) 特公 昭51−41707(JP,B2) 実公 昭63−31710(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】ボウルの内部に設けられるスクリューコン
ベアにおける、羽根本体とこの羽根本体に対して固定さ
れた耐摩耗性のチップとを有するスクリューコンベアの
羽根において; 放射方向およびスクリューコンベアの軸方向片側に臨む
収容段部、およびこの収容段部に連続し前記軸方向片側
に開口する係合受部が、周囲部に形成された羽根本体の
周囲部に溶接により固定されたバックプレートと、前記
収容段部に対応する本体部とこの本体部と一体であり前
記係合受部形状に対応する係合部とを有する耐摩耗性チ
ップと、このチップを挟んだ状態で前記バックプレート
に対して固定されるカバープレートとからなり、 前記収容段部にチップの本体部が当てがわれ、かつ係合
受部に係合部が遊びなくバックプレートに対してチップ
が半径方向に移動不可能に係合され、さらにチップ側に
前記カバープレートが当てがわれ、前記バックプレート
とカバープレートとがボルト締結されることでチップが
挟着固定されていることを特徴とするスクリューコンベ
アの羽根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264516A JP2754055B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | スクリューコンベアの羽根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264516A JP2754055B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | スクリューコンベアの羽根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03127643A JPH03127643A (ja) | 1991-05-30 |
JP2754055B2 true JP2754055B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=17404334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1264516A Expired - Lifetime JP2754055B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | スクリューコンベアの羽根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2754055B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130210601A1 (en) * | 2010-08-27 | 2013-08-15 | Alfa Laval Corporate Ab | Centrifugal separator |
US20160107172A1 (en) * | 2013-05-15 | 2016-04-21 | Andritz S.A.S. | Protection tiles for scroll conveyor flights |
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DE102006058431A1 (de) * | 2006-12-12 | 2008-06-19 | Siebtechnik Gmbh | Zentrifugenschnecke |
KR100959671B1 (ko) * | 2007-10-24 | 2010-05-26 | 김병두 | 석탄하역기용 스크류 |
CN102371215A (zh) * | 2010-08-20 | 2012-03-14 | 上海市离心机械研究所有限公司 | 一种离心机螺旋叶片的边缘保护瓦结构 |
KR101220847B1 (ko) * | 2011-04-19 | 2013-01-21 | (주)피엠티 | 타일팁과 타일홀더의 결합구조를 개선한 타일어셈블리 |
US11065628B2 (en) | 2018-07-09 | 2021-07-20 | Kennametal Inc. | Centrifuge tile assembly |
Family Cites Families (3)
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1989
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---|---|
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