JP2753888B2 - 吹込用グラスウール断熱材の製造方法および装置 - Google Patents

吹込用グラスウール断熱材の製造方法および装置

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    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/06Manufacture of glass fibres or filaments by blasting or blowing molten glass, e.g. for making staple fibres

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建造物の内外壁間とか天井裏等の空間部分
に、断熱のために湿式吹込工法で充填される、不規則形
状の小塊体群たる吹込用グラスウール断熱材の製造方法
とその製造方法とに関する。
[従来の技術] 前述のごとき吹込用グラスウール断熱材の従来の製造
方法は、溶融ガラスを遠心法で細繊維化したガラス繊維
にバインダーを噴霧しつつ捕集コンベヤ上にグラスウー
ル集合体として捕集した後バインダーを硬化させてグラ
スウールマットとし、このマットを第3図に示されるご
とき解繊装置Aに送り込み、解繊する手段が主力であっ
た。
この従来の解繊装置Aは、ケーシングBに回転ハンマ
ーCが配設され、送り込まれたグラスウールマットDを
回転ハンマーCで打綿して小塊に切り離し、複数のオリ
フィスEを有する篩分け板Fを通過させて所定粒度以下
の吹込用グラスウール断熱材としている。
この第3図に示されるごとき解繊装置Aを用いて製造
された吹込用グラスウール断熱材を湿式吹込工法で施工
する場合には、次のごとき問題が発生している。
すなわち、回転ハンマーCの打綿で解繊しているため
小塊状とされた塊体の密度が大となり、所定の熱絶縁値
を得るためには密度が小さいものより多くの施工密度が
必要となりコスト高となる。
湿式吹込工法では、ホース内を空気搬送されて来たグ
ラスウールの小塊体群に、ホース出口で、吹き込まれた
形状を保持するための常温硬化の接着剤を含む水溶液を
スプレーしつつ吹き込んでいる。このため前述の手段で
製造されたグラスウールの小塊体群は、バインダーの撥
水性が低いため、グラスウールの塊体の内部に前記水溶
液が浸透し、重量が大となり、吹込み施工時に飛距離不
足等が生じて所定厚さとならず、熱絶縁性が低下し、垂
直空間に施工した場合には、接着剤の硬化前に重みで沈
下し、上部に空間が形成されてしまう等の問題を有して
いる。
さらに、吹込用グラスウール断熱材には防塵性が要求
されており、この要求を満たすため、従来はガラス繊維
の捕集時とか、解繊装置Aの篩分け板Fの通過直後に防
塵剤をスプレーする手段が採られているが、撥水性を兼
ねる防塵剤に有効なものが無く、前述のごとく撥水性が
犠牲とされていた。
また篩分け板FのオリフィスEを通過しなかったグラ
スウールの塊体は複数回にわたって回転ハンマーCの打
綿作用を受けることとなり粉塵化する傾向が大きいもの
である。
この粉塵化する問題を解決するため、特開昭55−2309
8号公報に示される手段も提案されているが、撥水性の
不足に起因する問題は解決されないのみでなく、設備費
の高騰の割りには生産性,作業性の向上が図れない問題
が生ずる。
さらに、従来の吹込用グラスウール断熱材は、撥水
性,防水性,防塵性等の付与のために鉱物油が使用さ
れ、またバインダーとしてフェノール樹脂が使用される
ため、内外壁間,天井裏等に吹込み施工された際に、鉱
物油が未乾燥のフェノール樹脂が壁面や天井面に染み出
る恐れもあり、施工時に粉塵の飛散が激しい等の問題も
有している。
[発明が解決しようとする課題] 前述の、従来の吹込用グラスウール断熱材の製造方法
および装置の有する問題点に鑑み、本発明は得られるグ
ラスウールの小塊体群の密度を小さく維持でき、粉塵の
発生も少なく、十分な撥水性と防塵性とを有し、生産性
が高く、施工性も良好な吹込用グラスウール断熱材が得
られる方法と装置とを提供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するため、特許請求の範囲第1項の
発明では、溶融ガラスをガラス繊維に組繊維化し、この
ガラス繊維に、接着能を有せず、撥水性と防塵性とを有
する処理剤を、噴霧,供給しつつ集綿コンベヤで捕集し
てグラスウール集合体としたのち、該グラスウール集合
体に供給された処理剤中の水分を蒸発させたうえで、ガ
ーネット型解繊機により不規則形状の小塊体群に解繊
し、梱包工程へ移送するという構成とし、特許請求の範
囲第2項の発明では、前記処理剤として、流動パラフィ
ンとシリコーンとの2成分と水との混合物を使用し、加
熱,乾燥後における前記2成分の付着率を、ガラス繊維
重量比で0.5〜3.0%とするという構成を採用し、これ等
の方法を実施するため、特許請求の範囲第3項の発明で
は、ガーネット型の解繊ローラと対峙してグラスウール
集合体の送り込みローラが配設され、両ローラの対峙間
隙内に、グラスウール集合体の搬送コンベヤの排出端に
連続するグラスウール集合体の案内プレートの排出端縁
が配置されており、該案内プレートは、その排出端縁と
送り込みローラの周面との間の各ギャップを調整できる
よう機枠に前後位置調節自在に取り付けられており、前
記解繊ローラの軸受部は、前記案内プレートの排出端縁
との間のギャップを調整できるよう前後位置調節自在に
機枠に取り付けられていると共に、前記送り込みローラ
と解繊ローラとの各駆動装置は、回転速度を調節自在と
されているという構成を採っている。
[作用] 特許請求の範囲第1項,第2項の発明によると、捕集
されたグラスウール集合体は、撥水性と防塵性とを有す
るものの接着能を有することのない処理剤を付与されて
いるのみであるから、加熱,乾燥工程を経てもバインダ
ーによる結合構造を具備せず、ガーネット型の解繊機に
より、概ね均等粒度の不規則形状の小塊体に1回の解繊
作用で解繊され、従来のごとく数次に亘る解繊作用を受
けることは皆無となるので、グラスウール集合体の状態
より密度が大とされることも無く、また粉塵の発生も最
小限に留めうるし、生産性も向上する。
生産された吹込用グラスウール断熱材は、細繊維化の
時点で撥水性の処理剤を付与されているので十分な撥水
性能を有し、吹込施工の際、ホース出口で常温硬化の接
着剤を含む水溶液をスプレーされても、該水溶液が小塊
体内に浸透することがなく、施工不良が発生することも
ない。
特許請求の範囲第3項の発明によれば、バインダーの
付与されていないグラスウール集合体を用いながら、製
造すべき吹込用グラスウール断熱材の小塊体の粒度,密
度に応じた高い効率の連続作業を行うに適した解繊条件
を容易に設定することができる。
[実施例] 第1図および第2図は特許請求の範囲第3項の発明の
装置の実施の一例を示しているが、以下この装置の構造
を説明しつつ、特許請求の範囲第1項,第2項の発明の
実施の態様を説明する。
第2図に示されるごとく、ガラス溶融炉1で溶融され
たガラスは、前炉2のノズル3から遠心型ガラス細繊維
化装置4に供給され延伸バーナーの火炎流に乗ってガラ
ス繊維5とされ、噴霧ノズル6から、接着能を有せず、
撥水性と防塵性とを有する処理剤を噴霧供給されて、吸
引装置7の作用を受ける集綿コンベヤ8上にグラスウー
ル集合体9として捕集される。
グラスウール集合体9は、さらにコンベヤ10上に移行
されて乾燥装置11により加熱,乾燥されて水分を蒸発さ
れ、バインダーによるガラス繊維同士の結合のないグラ
スウール集合体12とされて、解繊装置13に送り込まれ、
小塊状体14に解繊され、ブロワ15の作用で輸送パイプ1
6,17から梱包装置18に送られ、圧縮梱包体19とされる。
前述の解繊装置13は、第1図に示されるごとく、機枠
20に、軸受部21で軸承されたガーネット型の解繊ローラ
22と、同じく軸受部23で軸承された送り込みローラ24と
が対峙させられており、両ローラ22,24の対峙間隙25内
に案内プレート26の排出端縁27が配置されている。
解繊ローラ22の軸受部21は、機枠20に形成された摺動
窓28内で軸心と直交する方向へ前後位置を調節し、固定
できるよう図示を省略した周知の位置調整機構により機
枠20に組み付けられており、その回転数は、図示例の場
合には、直流電動機29で示される回転数調整可能な駆動
装置に、伝動回路30で結合されることにより、任意に調
節可能とされている。
送り込みローラ24の軸受部23は、機枠20の頂壁内面31
との間にスプリング32を縮設され、該スプリング32の縮
設長さを調整ナット33で調節することにより、案内プレ
ート26の上面との間におけるグラスウール集合体12に与
える押圧力を任意強さに調節できるよう、機枠20に上下
動可能に組み付けられている。
また送り込みローラ24の回転数は、図示例の場合に
は、直流電動機34で示される回転数調整可能な駆動装置
に伝動回路35で結合されることにより、任意に調節可能
とされている。
案内プレート26は、解繊ローラ22寄りの先端部分の上
面が円弧曲面とされ、送り込みローラ24との間の空隙部
分36が先端の排出端縁27に近ずくに従って狭くなるよう
構成されている。
また案内プレート26は機枠20のブラケット38に調節ボ
ルト39で組み付けられ、排出端縁27と送り込みローラ24
の周面との間のギャップXを広狭に調節できるように構
成されている。
また前記排出端縁27と解繊ローラ22の刃先40との間の
ギャップYも、前述の解繊ローラ22の軸受部21の軸心と
直交する方向への前後位置調節により広狭に調節され
る。
解繊ローラ22には、絡み付き繊維の除去装置41と、そ
の位置調節ボルト42とが付設されている。
上述の構造において、解繊ローラ22のガーネットワイ
ヤは、密接して捲装された刃が比較的大きいものがグラ
スウール集合体12の解繊に適し、また案内プレート26の
排出端縁27と刃先40との間のギャップYは、狭くすると
得られる小塊状が小さくなり、広くすると小塊体が大き
くなるが、回転に伴う遠心力の作用によるガーネットワ
イヤの半径方向外方への膨出度合と得るべき小塊体の大
きさとによって選定される。
送り込みローラ24は、脆弱なガラス繊維よりなるグラ
スウール集合体12を破損することなく連続して送り出す
ため、硬質のゴム質よりなり周面母線方向に溝加工され
た構造のものが好ましく、案内プレート26の排出端縁と
の間で、繊維同士の結合力が著しく弱いグラスウール集
合体12を確実に把持し、破壊することなく連続的に安定
して送り出すため、案内プレート26の排出端縁27と送り
込みローラ24の周面との間のギャップXの寸法が選定さ
れるもので、この調節は、案内プレート26の調節ボルト
39による前後進で調節される。
案内プレート26の上面は、硬質で滑りにくい性質のガ
ラス繊維と接触するので、金属面にセラミックコーティ
ングしたものが好ましく、また排出端縁27の厚さZは、
小さい程解線結果が良好となるが、機械的強度との関係
で1mm程度に選定される。
[具体的実施例] ガラス繊維生産量225Kg/hに対し、シリコーン0.93
%、流動パラフィン7.60%、水(バランス)91.47%の
処理剤を130/hで噴霧し、加熱,乾燥してグラスウー
ル集合体12を得た。
グラスウール集合体12に含まれるシリコーンと流動パ
ラフィンとの重量%は、0.5〜3.0wt.%の範囲に分布し
ていた。
上述のグラスウール集合体12を次表の条件で解繊した
ところ、表中に示す施工密度が得られた。
[比較例] ガラス繊維生産量225Kg/hのガラス繊維に、鉱物油,
フェノール樹脂等を噴霧し、乾燥したグラスウール集合
体を、第3図に示す手段で解繊し、吹込施工した場合の
密度は37.1Kg/m3であった。
[熱絶縁性と粉塵との比較] 試験平均温度30℃,試料密度35Kg/m3として熱伝導率K
cal/m・h・℃を測定したところ、表中の試料番号4の
ものが0.031、前記比較例のものが0.0364であり、JIS A
9523−1990による振動ふるい通過率(%)は試料番号4
のものが0.24%、前記比較例のものが1.8%であった。
[撥水性の比較] 前記試料番号4と比較例との各原綿2gと水道水1と
をミキサーに入れ1500r.p.m.で30秒間撹拌し、1000mlの
メスシリンダに移し、15間放置したところ、試料番号4
の原綿は水に浮上したが、比較例の原綿は吸水し、沈降
した。
以上の結果から試料番号2〜4のものが、施工後の密
度が小に保たれ、撥水性にすぐれると共に、粉塵も少な
いことが認められ、同様の結果は、案内プレート26の排
出端縁27と送り込みローラ24の周面との間のギャップX
が0.5〜1.5mmの範囲にあり、案内プレート26の排出端縁
27と解繊ローラ22の刃先40との間のギャップYが1−3m
mの範囲にあり、送り込みローラ24と解繊ローラ22との
周速比が1:4〜1:6の範囲に含まれ、しかも解繊ローラ22
の周速度が25〜36m/sの範囲にあると共に、シリコーン
と流動パラフィンよりなる処理剤が、乾燥後において、
グラスウール集合体に0.5〜3.0%の範囲に存するときに
達成される。
前述のギャップXが0.5〜1.5mmの下限以下となると、
解繊された小塊体が小さくなりすぎるのみでなく、グラ
スウール集合体の送り込み量の不均一,詰り等を生じ、
またガラス繊維の折損等を生ずるし、上限以上となると
グラスウール集合体の把持力の不足から、解繊された小
塊体が大きくなり過ぎる欠点が生ずる。
また前述のギャップYも1〜3mmの下限以下では解繊
される小塊体が小さくなりすぎるし、解繊ローラ22の高
速回転時のガーネットワイヤの遠心力による膨出によ
り、刃先40と案内プレート26の排出端縁27との接触を生
ずる恐れがあり、上限以上の場合には、解繊された小塊
体が大きくなりすぎる問題が生ずる。
さらに解繊ローラ22の周速が25〜36m/sの下限以下と
なると解繊性能が低下し、送り込みローラ24によるグラ
スウール集合体12の送り込み速度を遅くしても得られる
小塊体が大きくなりすぎるし、逆に上限以上の周速とな
ると、解繊作用が過大となり、ガラス繊維が粉砕されて
しまう欠点が生ずる。
また送り込みローラ24と解繊ローラ22との周速比が1:
4〜1:6の範囲外となると、解繊ローラ22の周速が25〜36
m/sの範囲外となった際と同様の問題が生ずる。
シリコーンと流動パラフィンよりなる処理剤の乾燥後
における残留量が0.5〜3.0%の範囲の下限以下である
と、撥水性,防塵性等が劣り、上限以上としても性能の
向上は無い。
[効果] 特許請求の範囲第1項および第2項の発明によれば、
得られた吹込用グラスウール断熱材はバインダーによる
ガラス繊維同士の結合構造を具備しないので、ガーネッ
ト型の解繊機により概ね均等な粒度の不規則形状の小塊
体に1回の解繊作用で解繊でき、ガラス繊維の粉砕や、
小塊体の密度を大とすることも無く、施工後における壁
面,天井綿等の汚損や粉塵飛散等を伴うことなく、撥水
性,防塵性が良好で、高品質の断熱層を吹込工法で形成
できる吹込用グラスウール断熱材を高能率に生産できる
効果を奏する。
特許請求の範囲第3項の発明によれば、バインダーの
付与されていないグラスウール集合体から、所定の粒
度,密度のグラスウールの小塊体を高能率に生産するた
めの解繊条件を容易に設定できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲第3項の発明の実施の一例の略
示縦断面図、第2図は第1図に示す装置を用いて、特許
請求の範囲第1項,第2項の発明を実施する装置の一例
の工程説明図、第3図は従来装置の一例の略示縦断面図
である。 13:解繊装置、20:機枠、21:軸受部、22:解繊ローラ、2
4:送り込みローラ、25:対峙間隙、26:案内プレート、2
7:排出端縁、29,34:駆動装置たる直流電動機、40:刃
先、X:排出端縁と送り込みローラの周面との間のギャッ
プ、Y:排出端縁と解繊ローラの刃先との間のギャップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 13/00 D06M 13/00 15/643 15/643 // D06M 101:00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融ガラスをガラス繊維に組繊維化し、こ
    のガラス繊維に、接着能を有せず、撥水性と防塵性とを
    有する処理剤を、噴霧,供給しつつ集綿コンベヤで捕集
    してグラスウール集合体としたのち、該グラスウール集
    合体に供給された処理剤中の水分を蒸発させたうえでガ
    ーネット型解繊機により不規則形状の小塊体群に解繊
    し、梱包工程へ移送する吸込用グラスウール断熱材の製
    造方法。
  2. 【請求項2】処理剤として、流動パラフィンとシリコー
    ンとの2成分と水との混合物を使用し、加熱,乾燥後に
    おける前記2成分の付着率を、ガラス繊維重量比で0.5
    〜3.0%とする特許請求の範囲第1項記載の吹込用グラ
    スウール断熱材の製造方法。
  3. 【請求項3】ガーネット型の解繊ローラと対峙してグラ
    スウール集合体の送り込みローラが配設され、両ローラ
    の対峙間隙内に、グラスウール集合体の搬送コンベヤの
    排出端に連続するグラスウール集合体の案内プレートの
    排出端縁が配置されており、該案内プレートは、その排
    出端縁と送り込みローラの周面との間の各ギャップを調
    整できるよう機枠に前後位置調節自在に取り付けられて
    おり、前記解繊ローラの軸受部は、前記案内プレートの
    排出端縁との間のギャップを調整できるよう前後位置調
    節自在に機枠に取り付けられていると共に、前記送り込
    みローラと解繊ローラとの各駆動装置は、回転速度を調
    節自在とされている吹込用グラスウール断熱材の解繊装
    置。
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