JP2753580B2 - 通電転写記録方法 - Google Patents

通電転写記録方法

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    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリマーゲルの電圧印加により収縮・膨張現
象を利用した通電転写記録方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ポリマーゲルの収縮を利用した記録方法として特開昭
62−5889号公報に、熱ヘッドで加熱することによりポリ
マーゲルを収縮させ、内包する水性インクをしみださせ
て紙に印字する熱転写記録方法の提案がある。この方法
ではインクの補給液によってゲルを再膨潤させることに
よりインクの補給を行い、多数回の繰返し使用を可能に
している。
しかしながら、この方法はポリマーゲルの熱応答性が
遅く、例えば、1μm厚でも5ms以上もかかるという問
題がある。
また、他の方法として、特開昭60−60690号公報に
は、ポリマーゲルの相転移をもたらす条件で収縮させ記
録する方法が示され、その条件の一つに電圧印加の記載
がある。ところが、該公報では、液の補給はインク液に
浸すことで可能と記載されているものの、単にインク液
に浸すだけでは元の状態に戻るのに数時間も要するとい
う問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、応答速度が速く、記録後のインク均
一性に優れ、かつ補給速度が大きく、繰返しの記録特性
に優れた通電転写記録方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らの検討によれば、上記目的は液体インク含
有ポリマーゲル層を有する記録媒体に電圧を印加して被
記録媒体に記録を行った後、記録時とは逆の電圧を印加
することにより達成できることが見出された。
すなわち、本発明の通電転写記録方法は、液体インク
含有ポリマーゲル層を有する記録媒体に記録電極から電
圧を印加して記録信号を与えることにより、ポリマーゲ
ル層の液体インクを浸出させ、被記録媒体に記録を行っ
た後、次の記録を行う前の工程で記録時とは逆の電圧を
印加することを特徴とする。
本発明は被記録媒体に記録を行った後、次の記録を行
う前の工程で記録時とは逆の電圧を印加することを特徴
とするものであるが、このような印加方式としては、た
とえば第1図及び第2図に示されるインク均一化ローラ
を介して行う方法や第3図に示されるようにインク補給
用導電性ローラを介して行う方法等が好ましく採用され
る。
本発明の通電転写記録方法に用いる記録媒体は、第1
図〜第3図に示すように、導電性支持体あるいは通電ベ
ース体に、液体インクを含有するポリマーゲル層を積層
した構成よりなる。
液体インクとしては、従来使用されている顔料や染料
であって、本発明を実施する上で悪影響を与えるもの以
外は使用することができる。
顔料を用いる場合には、これらの顔料はサブミクロン
オーダー以下の微細な粒子の顔料を使用するのが好まし
い。
本発明において特に有用な染料は、前記の有用な水性
ポリマーゲルに合わせて、水溶性染料、例えば、メチレ
ンブルー、マラカイトグリーン、フクジン等の塩基性染
料、ローダミンB、ローズベンガル、タートラジン、フ
タロシアニンブルー等の酸性染料、ダイレクトブラック
D、ダイレクトブラック154等の直接染料である。
このようなインクは、前記のポリマーゲルの形成時に
ポリマーゲルに包含させてもよいし、またポリマーゲル
を形成後に包含させてもよいし、更に支持体上にポリマ
ーゲル層を形成した後にポリマーゲルに包含させてもよ
い。特にポリマーゲルを形成後に包含させる場合には、
このポリマーゲルをインクの溶液またはインク分散液中
に浸漬することにより、ポリマーゲルの冷却とともにイ
ンクが短時間でポリマーゲル中に吸収されるので好まし
い方法である。
このようなインクは、ポリマーゲル100重量部に対し
て約1〜20重量部包含させることが好ましく、またポリ
マーゲル層は、約1〜100μm程度の厚さに形成するの
が良い。インクの濃度が低すぎる時は、印字濃度が不十
分となり、また繰返し使用の回数が低下する。またポリ
マーゲル層の膜厚が薄すぎると、上記インク濃度の低す
ぎる場合と同様な結果となり、一方、ポリマーゲル層が
厚すぎると、これらのポリマーゲル層の熱応答性が低下
するので好ましくない。
前記の如き液体インクを包含したポリマーゲル層を担
持するための導電性支持体あるいは導電ベース体として
は、アルミニウム、黄銅、ステンレス、ニッケルなどの
金属ドラム及びシート:ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ナイロン、ポリカーボネート、紙など
の材料にアルミニウム、ニッケルなどの金属を蒸着する
か、あるいは酸化チタン、酸化スズ、カーボンブラック
などの導電性物質を適当なバインダーとともに塗布ある
いは分散して導電処理したプラスチック、紙等があげら
れる。これらの形状はテープ状、シート状、ベルト状、
ドラム状等いずれの形状でもよいがドラム状あるいはベ
ルト状とするのが良い。
本発明で用いるポリマーゲルはイオン性ポリマーゲル
である。アニオン性ポリマーゲルとしては、−COOH基を
有するアクリル酸、メタクリル酸の単独重合体又はその
共重合体又はマレイン酸の共重合体(アクリルアミド−
アクリル酸共重合体、デンプン−メタクリル酸共重合
体、PVA−アクリル酸共重合体、イソブチレン−マレイ
ン酸共重合体等)、−SO3H基を有する2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルフォン酸等が、カチオン性
ポリマーゲルとしては、 −N(CH3基を有するビニルピリジン、アミノビニ
ルピリジン、ジメチルアミノビニルピリジン、トリメチ
ル(N−アクロイル−3−アミノプロピルアンモニウム
塩、N−アクロイルピペリジン等が用いられる。
次に、本発明の通電転写記録方法を添付図面を参照し
て更に具体的に説明する。
第1図は、導電性支持体が導電性ドラム1である記録
媒体を用いた通電転写記録方法の例である。即ち、導電
性ドラム1上に液体インクを含有するポリマーゲル層2
を設けた記録媒体に記録電極3から電圧を印加して記録
信号5を与えるとポリマーゲル層2が収縮を起こし包含
されていた液体インクが浸出する。
この液体インクは数分間その状態のままで保持された
後、加圧用ローラ6等の部材を用いて被記録媒体12に転
写される。ついでこの状態で転写工程のみを繰り返して
10〜20枚の転写が行われる。
この場合、記録信号が印加された部分のポリマーゲル
層2の表面は、液体インクの表面張力により非記録部に
内包されている液体インクが順次補給されているので、
湿潤状態が維持される。しかしながら、多数枚の転写に
よって記録濃度にムラが生じる恐れもあるので、本発明
においては、インク均一化用ローラ7を介して、インク
均一化信号8により記録時とは逆の電圧を印加して記録
媒体中のインクの含有量を均一化させる。
第2図は、本発明の別の実施態様を示すものである。
通電ベース体1′である導電性ベルトの上にポリマーゲ
ル層2を設けた記録媒体に記録電極3から電圧を印加し
て記録信号5を与えると、第1図と同様にポリマーゲル
層が収縮を起こし包含されていた液体インクが浸出す
る。ついて加圧ローラ6等の部材を用いて液体インクを
被記録媒体12に転写する。ついで、第1図と同様にイン
ク均一化用ローラ7,7′を介してインク均一化信号8に
より記録時とは逆の電圧を印加して記録媒体中のインク
の含有量を均一化させる。
第3図は本発明の更に別の実施態様を示すものであ
る。通電ベース体1にポリマーゲル層2を設けた記録媒
体に記録電極3から電圧を印加して記録信号を与えると
第1図と同様にポリマーゲル層が収縮を起こし包含され
ていた液体インクが浸出する。この場合、第3図におい
ては液体インク補給タンク10中にあるインク補給用導電
性ローラー9を介して記録時とは逆の電圧を印加するこ
とにより記録媒体に液体インクを補給することができ
る。
本発明において、記録時に印加する電圧はポリマーゲ
ル層2の厚み等によっても異なるがポリマーゲルがアニ
オン性ゲルの場合は通常は−10〜−50V、第3図の場合
は+10〜+50Vである。また被記録媒体に記録を行った
後、記録時とは逆の電圧を印加する場合、その印加電圧
は通常+20〜+100V、第3図の場合は−20〜−100Vであ
る。
〔実 施 例〕
次に実施例を挙げて本発明を説明する。なお、以下に
おいて%は重量基準である。
実施例1 第1図に示される装置を用い、以下のようにして通電
転写記録を行った。PVA−アクリル酸中にマラカイトグ
リーンを水に溶かし、加熱して、液体インクを80%、PV
A−アクリル酸ゲルポリマー20%とした。このインク含
有ポリマーゲル層をAl導電性ドラム上に20μm設け、10
0μm径の記録電極に−20V−5msの記録信号を印加した
ところ、液体インクが表面に浸み出し、紙に押圧転写さ
れた。
転写後のポリマーゲル層の厚みは14μmとなり、その
体積は転写前より30%収縮していた。記録後、インク均
一化ローラに+20V−5msのインク均一化信号を印加した
ところ、ポリマーゲル層の厚みは17μmまで回復した。
またこの場合+50V−5msとより大きい電圧を印加すると
ポリマーゲル層の厚みは19μmとほぼ元の状態に戻っ
た。これらの状態図を第4図に示す。このような転写工
程を多数回繰り返した結果、鮮明で地汚れのない転写画
像が得られた。
実施例2 第2図に示される装置を用い、以下のようにして通電
転写記録を行った。
芳香族ポリアミド70%及び導電性カーボン30%からな
る厚さ10μmの通電ベース体に実施例1で用いたインク
含有ポリマーゲル層を10μm設け、記録電極と帰路電極
の間に−50V−2msの信号信号を印加し、浸出した液体イ
ンクを紙に加圧用ローラを介して押圧転写した。
ついで、インク均一ローラ間にインク均一化信号とし
て+50V−5msの電圧を印加したところポリマーゲル層の
厚みはほぼ10μmとなり、元の状態に復帰した。このよ
うな転写工程を多数回繰り返した結果、鮮明で地汚れの
ない転写画像が得られた。
実施例3,4、比較例 以下の表1に示す記録媒体の層構成、記録条件、補給
条件で紙を被転写材として第3図に示される装置で通電
転写記録し、その記録特性および補給特性を調べた。結
果を表1に併記する。
〔効果〕 以上の説明で明らかなように、本発明の通電転写記録
方法は、通電転写記録時の応答速度が速く、しかも、イ
ンクの均一性に優れかつインクの補給速度も大きいた
め、優れた繰返し記録特性を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明の通電転写記録方法
を実施するための装置を示す図面である。第4図は電圧
を印加した際に生じるポリマーゲル層の体積変化を表わ
すグラフである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体インク含有ポリマーゲル層を有する記
    録媒体に記録電極から電圧を印加して記録信号を与える
    ことにより、ポリマーゲル層の液体インクを浸出させ、
    被記録媒体に記録を行った後、次の記録を行う前の工程
    で記録時とは逆の電圧を印加することを特徴とする通電
    転写記録方法。
  2. 【請求項2】記録時とは逆の電圧をインク均一化ローラ
    ーを介して印加する請求項(1)記載の通電転写記録方
    法。
  3. 【請求項3】記録時とは逆の電圧をインク補給用導電性
    ローラを介して印加する請求項(1)記載の通電転写記
    録方法。
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