JP2753567B2 - 紙片等の搬送装置 - Google Patents
紙片等の搬送装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、エンドレスの丸ベルトの両端を駆動プーリ
と従動プーリとに巻き掛けて架設し、架設区間で該丸ベ
ルトを両側から挟持する押えプーリの対を連設し、架設
区間に配設された紙片等の処理機から紙片等を受け取
り、該押えプーリと丸ベルトとの間に紙片等を挾持して
順送りに搬送するようにした紙片等の搬送装置に関す
る。
と従動プーリとに巻き掛けて架設し、架設区間で該丸ベ
ルトを両側から挟持する押えプーリの対を連設し、架設
区間に配設された紙片等の処理機から紙片等を受け取
り、該押えプーリと丸ベルトとの間に紙片等を挾持して
順送りに搬送するようにした紙片等の搬送装置に関す
る。
「従来の技術」 従来の紙片等の搬送装置としては、例えば実開昭61-1
85749号公報に開示されたものがある。
85749号公報に開示されたものがある。
すなわち、同公報には、エンドレスの丸ベルトを利用
した搬送装置であって、丸ベルトを架設した紙片等の収
集ラインの搬送路は全体として一体のものが開示されて
いる。
した搬送装置であって、丸ベルトを架設した紙片等の収
集ラインの搬送路は全体として一体のものが開示されて
いる。
また、搬送路に沿って配設した処理機から紙片等を受
け取る導入路は、従来は第11図のように構成するものが
一般的であった。
け取る導入路は、従来は第11図のように構成するものが
一般的であった。
第11図では、導入路１の末端近傍に押えプーリの対2
a,2aを配設し、押えプーリ2aと補助ベルト３で連動する
よう連結されていて紙片等の一枚分の長さ以下の間隔を
置いたスターホイール４を処理機Ａ側の始端に配設して
ある。
a,2aを配設し、押えプーリ2aと補助ベルト３で連動する
よう連結されていて紙片等の一枚分の長さ以下の間隔を
置いたスターホイール４を処理機Ａ側の始端に配設して
ある。
スターホイール４を設けたのは、導入路に送り込まれ
た紙片等が、何らかの理由で返却される場合、引き込み
力を小さくして引き戻すことができるようにする必要が
あり、スターホイール４の凹部が紙片等に引掛ったとき
引き込み力が小さくなるからである。
た紙片等が、何らかの理由で返却される場合、引き込み
力を小さくして引き戻すことができるようにする必要が
あり、スターホイール４の凹部が紙片等に引掛ったとき
引き込み力が小さくなるからである。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、こにょうな従来の技術では、搬送路を
一体に形成するので、設定された搬送路の長さに合せて
いちいち製作しなけれはならないので、汎用性がなく、
製作工数が嵩むばかりでなく、工期もかかって速やかな
製作ができないという問題点があった。
一体に形成するので、設定された搬送路の長さに合せて
いちいち製作しなけれはならないので、汎用性がなく、
製作工数が嵩むばかりでなく、工期もかかって速やかな
製作ができないという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、設置規模や寸法に容易に対応できるととも
に、短い工期で容易に製作することができる紙片等の搬
送製作の提供を目的としている。
たもので、設置規模や寸法に容易に対応できるととも
に、短い工期で容易に製作することができる紙片等の搬
送製作の提供を目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするとこ
ろは、 １ エンドレスの丸ベルトの両端を駆動プーリと従動プ
ーリとに巻き掛けて架設し、架設区間で該丸ベルトを両
側から挾持する押えプーリの対を連設し、架設区間に配
設された紙片等の処理機から紙片等を受け取り、該押え
プーリと丸ベルトとの間に紙片等を挾持して順送りに搬
送するようにした紙片等の搬送装置において、 紙片を順送りに送る搬送部ユニットと、紙片等の処理
機からの排出口が連通し、該搬送部ユニットに接続する
導入部ユニットと、該搬送部ユニットと導入部ユニット
間の隙間を補う調節部とを連ねて紙片等の収集ラインを
構成し、 前記導入部ユニットおよび搬送部ユニットならびに隙
間を補う調節部の適所に押えプーリの対を配設し、該押
えプーリの対の間を通るよう丸ベルトを架設したことを
特徴とする紙片等の搬送装置に存する。
ろは、 １ エンドレスの丸ベルトの両端を駆動プーリと従動プ
ーリとに巻き掛けて架設し、架設区間で該丸ベルトを両
側から挾持する押えプーリの対を連設し、架設区間に配
設された紙片等の処理機から紙片等を受け取り、該押え
プーリと丸ベルトとの間に紙片等を挾持して順送りに搬
送するようにした紙片等の搬送装置において、 紙片を順送りに送る搬送部ユニットと、紙片等の処理
機からの排出口が連通し、該搬送部ユニットに接続する
導入部ユニットと、該搬送部ユニットと導入部ユニット
間の隙間を補う調節部とを連ねて紙片等の収集ラインを
構成し、 前記導入部ユニットおよび搬送部ユニットならびに隙
間を補う調節部の適所に押えプーリの対を配設し、該押
えプーリの対の間を通るよう丸ベルトを架設したことを
特徴とする紙片等の搬送装置に存する。
「作用」 紙片等の収集ラインを組み立てるには、導入部ユニッ
トと搬送ユニットとを適宜数連ねて連結する。隙間を補
う調節部は、処理部との関係等でピッチを変えたいよう
な場合に介装する。
トと搬送ユニットとを適宜数連ねて連結する。隙間を補
う調節部は、処理部との関係等でピッチを変えたいよう
な場合に介装する。
各導入部ユニットおよび搬送部ユニットの適所には押
えプーリの対が配設されているので、各押えプーリの対
の間を通るよう丸ベルトを架設すれば組立が完了する。
小さな距離調整は導入部ユニットと搬送部ユニットとを
搬送方向の長さを変えて接続することにより行なう。
えプーリの対が配設されているので、各押えプーリの対
の間を通るよう丸ベルトを架設すれば組立が完了する。
小さな距離調整は導入部ユニットと搬送部ユニットとを
搬送方向の長さを変えて接続することにより行なう。
より具体的には、搬送ユニットと導入部ユニットと
は、搬送部ユニットのジョイント部材と導入部ユニット
の連結ガイド部材とを嵌合させて接続する。このとき、
搬送部ユニットの搬送路部材と導入部ユニットの導入路
部材とは相互に嵌合する。
は、搬送部ユニットのジョイント部材と導入部ユニット
の連結ガイド部材とを嵌合させて接続する。このとき、
搬送部ユニットの搬送路部材と導入部ユニットの導入路
部材とは相互に嵌合する。
処理機の排出口から紙片等が導入路に吐出されると、 紙片等は送りプーリと補助押えプーリとにより導入路
内を送られ、搬送路に合流する。
内を送られ、搬送路に合流する。
搬送路では、押えプーリと丸ベルトとの間に紙片等を
挾持して順送りに搬送する。
挾持して順送りに搬送する。
もし、搬送路で搬送不良等が生じた場合は、保持板を
開くと押えプーリの対の片側が丸ベルトから離れるの
で、搬送部ユニットの内部を点検することができる。
開くと押えプーリの対の片側が丸ベルトから離れるの
で、搬送部ユニットの内部を点検することができる。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
第１図〜第10図は本発明の一実施例を示している。
第１図および第２図に示すように、紙片等の搬送装置
５は、遊技機械10,10…およびその間に設置された紙幣
識別機11,11…に沿って設けられており、料金収集して
送る搬送ラインである料金収集ライン20の端に料金収納
箱21が配設され、料金収集ライン20により紙片等である
紙幣の処理機たる紙幣識別機11,11…から料金の紙幣を
料金収納箱21に集めるものである。
５は、遊技機械10,10…およびその間に設置された紙幣
識別機11,11…に沿って設けられており、料金収集して
送る搬送ラインである料金収集ライン20の端に料金収納
箱21が配設され、料金収集ライン20により紙片等である
紙幣の処理機たる紙幣識別機11,11…から料金の紙幣を
料金収納箱21に集めるものである。
紙幣識別機11は上部に紙幣投入口13を開口した紙幣検
定部12を有し、紙幣検定部12の後部から排出口14が後方
に開口している。
定部12を有し、紙幣検定部12の後部から排出口14が後方
に開口している。
料金収集ライン20の両端には駆動プーリ22と従動プー
リ23とに巻き掛けてエンドレスの丸ベルト25が架設さ
れ、駆動プーリ22と従動プーリ23との間の丸ベルト25の
架設区間に、丸ベルト25を両端から挟持する押えプーリ
27,28の対を連設してある。駆動プーリ22側の端部には
丸ベルト25に駆動プーリ22と丸ベルト25の摩擦力を増
し、丸ベルト25がのびても丸ベルト25を完全に駆動させ
る役目をするピンチプーリ24が配設されている。
リ23とに巻き掛けてエンドレスの丸ベルト25が架設さ
れ、駆動プーリ22と従動プーリ23との間の丸ベルト25の
架設区間に、丸ベルト25を両端から挟持する押えプーリ
27,28の対を連設してある。駆動プーリ22側の端部には
丸ベルト25に駆動プーリ22と丸ベルト25の摩擦力を増
し、丸ベルト25がのびても丸ベルト25を完全に駆動させ
る役目をするピンチプーリ24が配設されている。
料金収集ライン20は、紙幣を料金収納箱21に送る搬送
部ユニット30と、紙幣識別機11,11…からの排出口14が
連通し、搬送部ユニット30に接続する導入部ユニット40
と、必要により設けられる隙間を補う調節部60とを連ね
て成る。
部ユニット30と、紙幣識別機11,11…からの排出口14が
連通し、搬送部ユニット30に接続する導入部ユニット40
と、必要により設けられる隙間を補う調節部60とを連ね
て成る。
導入部ユニット40と搬送部ユニット30とは搬送方向の
長さを変えて調節可能に接続可能になっている。
長さを変えて調節可能に接続可能になっている。
第１図，第４図〜第７図に示すように、搬送部ユニッ
ト30は、例えば合成樹脂性の搬送路部材31の端にジョイ
ント部材35,35を固設し、要所に押えプーリ27,28の対を
配設してある。対の数は適宜増減したものを設定でき
る。
ト30は、例えば合成樹脂性の搬送路部材31の端にジョイ
ント部材35,35を固設し、要所に押えプーリ27,28の対を
配設してある。対の数は適宜増減したものを設定でき
る。
搬送路部材31は、第６図でわかるように、隔壁32を間
にして両側に搬送溝33,33が形成され、上下に溝枠部34,
34が形成されて成る。
にして両側に搬送溝33,33が形成され、上下に溝枠部34,
34が形成されて成る。
搬送部ユニット30に配設した押えプーリ27,28の対の
一方の片側は、搬送路部材31の側壁31aに装着されたプ
ーリ取付板36に枢着されている。プーリ取付板36は、第
７図でわかるように、一端36aが側壁31aに係着され、他
端36bが側壁31aから突設されたフック31bに係脱可能に
係合していて、それによりプーリ取付板36は開閉可能に
側壁31aに装着されている。
一方の片側は、搬送路部材31の側壁31aに装着されたプ
ーリ取付板36に枢着されている。プーリ取付板36は、第
７図でわかるように、一端36aが側壁31aに係着され、他
端36bが側壁31aから突設されたフック31bに係脱可能に
係合していて、それによりプーリ取付板36は開閉可能に
側壁31aに装着されている。
ジョイント部材35は、搬送路部材31の端に外嵌するよ
うに設けられ、上部連結レール部37と下部連結レール部
38とが上下に形成され、それぞれねじ孔37a,38bが刻設
されている。
うに設けられ、上部連結レール部37と下部連結レール部
38とが上下に形成され、それぞれねじ孔37a,38bが刻設
されている。
第１図，第４図，第８図〜第10図に示すように、導入
部ユニット40は合成樹脂製の導入路部材41に丸ベルト25
の搬送方向に延びる搬送路42と、紙幣識別機11の排出口
14を搬送路42に合流させる導入路43とを設け、導入路部
材41を連結ガイド部材44で保持して成る。第４図でわか
るように搬送路42の端は搬送部ユニット30の搬送路部材
31の搬送溝33,33に内嵌する断面をしている。
部ユニット40は合成樹脂製の導入路部材41に丸ベルト25
の搬送方向に延びる搬送路42と、紙幣識別機11の排出口
14を搬送路42に合流させる導入路43とを設け、導入路部
材41を連結ガイド部材44で保持して成る。第４図でわか
るように搬送路42の端は搬送部ユニット30の搬送路部材
31の搬送溝33,33に内嵌する断面をしている。
連結ガイド部材44は搬送部ユニット30のジョイント部
材35の上部連結レール部37に外嵌するガイドレール部45
を上部ガイド46に固設し、下部にはジョイント部材35の
下部連結レール部38の下に接する下部ガイド47を設けて
成り、ガイドレール部45には連結ねじ48を挿通する長手
方向の長孔45aが穿設され、下部ガイド47にも同様に長
孔47a,47aが穿設されている。
材35の上部連結レール部37に外嵌するガイドレール部45
を上部ガイド46に固設し、下部にはジョイント部材35の
下部連結レール部38の下に接する下部ガイド47を設けて
成り、ガイドレール部45には連結ねじ48を挿通する長手
方向の長孔45aが穿設され、下部ガイド47にも同様に長
孔47a,47aが穿設されている。
第８図および第10図に示すように、導入路43の末端近
傍に押えプーリ27,28の対が配設され、紙幣識別機11,11
…側の始端に押えプーリ27,28と補助ベルト49で連動す
るよう連結されていて紙幣の一枚分の長さ以下の間隔を
置いた送りプーリ50が配設されている。
傍に押えプーリ27,28の対が配設され、紙幣識別機11,11
…側の始端に押えプーリ27,28と補助ベルト49で連動す
るよう連結されていて紙幣の一枚分の長さ以下の間隔を
置いた送りプーリ50が配設されている。
送りプーリ50と対向し、かつ弾撥的に当接して間に紙
片等を挟持する補助押えプーリ51が配設されており、補
助押えプーリ51は図示省略したばねにより送りプーリ50
に当接する方向に付勢されている。
片等を挟持する補助押えプーリ51が配設されており、補
助押えプーリ51は図示省略したばねにより送りプーリ50
に当接する方向に付勢されている。
第１図および第３図に示すように、隙間を補う調節部
60は、導入部ユニット40の導入路部材41の搬送路42の端
に外嵌する接続部61が端部に形成されている。接続部61
には搬送路42の端に設けられた係合段部42aに係脱する
フック部62,62…が設けられている。前記調節部60の中
間には一対の押えプーリ27,28が配設されている。
60は、導入部ユニット40の導入路部材41の搬送路42の端
に外嵌する接続部61が端部に形成されている。接続部61
には搬送路42の端に設けられた係合段部42aに係脱する
フック部62,62…が設けられている。前記調節部60の中
間には一対の押えプーリ27,28が配設されている。
第４図に示すように、搬送部ユニット30のジョイント
部材35に導入部ユニット40の連結ガイド部材44を外嵌さ
せ、搬送部ユニット30の搬送路部材31に導入部ユニット
40の導入路部材41の搬送路42の端部を内嵌させて搬送部
ユニット30と導入部ユニット40とが連結されている。搬
送部ユニット30と導入部ユニット40とは連結ねじ48が緩
んでいるときは長孔45a,47aの長さの範囲内で接続長さ
を変えて固定可能である。
部材35に導入部ユニット40の連結ガイド部材44を外嵌さ
せ、搬送部ユニット30の搬送路部材31に導入部ユニット
40の導入路部材41の搬送路42の端部を内嵌させて搬送部
ユニット30と導入部ユニット40とが連結されている。搬
送部ユニット30と導入部ユニット40とは連結ねじ48が緩
んでいるときは長孔45a,47aの長さの範囲内で接続長さ
を変えて固定可能である。
料金収集ライン20を構成する導入部ユニット40および
搬送部ユニット30あるいは隙間を補う調節部60の各所の
押えプーリ27,28の対の間を通るよう丸ベルト25が架設
されている。
搬送部ユニット30あるいは隙間を補う調節部60の各所の
押えプーリ27,28の対の間を通るよう丸ベルト25が架設
されている。
次に作用を説明する。
料金収集ライン20を組み立てるには、導入部ユニット
40と搬送部ユニット30とを適宜数連ねて連結する。隙間
を補う調節部60は、間柱の関係や、紙幣識別機11との関
係等でピッチを代えたいような場合に介装する。
40と搬送部ユニット30とを適宜数連ねて連結する。隙間
を補う調節部60は、間柱の関係や、紙幣識別機11との関
係等でピッチを代えたいような場合に介装する。
各導入部ユニット40および搬送部ユニット30の適所に
は押えプーリ27,28の対が配設されているので、各押え
プーリ27,28の対の間を通るよう丸ベルト25を架設すれ
ば組立が完了する。小さな距離調整は導入部ユニット40
と搬送部ユニット30とを搬送方向の長さを変えて接続す
ることにより行なう。
は押えプーリ27,28の対が配設されているので、各押え
プーリ27,28の対の間を通るよう丸ベルト25を架設すれ
ば組立が完了する。小さな距離調整は導入部ユニット40
と搬送部ユニット30とを搬送方向の長さを変えて接続す
ることにより行なう。
具体的には、搬送部ユニット30と導入部ユニット40と
は、搬送部ユニット30のジョイント部材35に導入部ユニ
ット40の連結ガイド部材44のガイドレール部45,下部ガ
イド47を外嵌するよう挿し込めば、搬送部ユニット30の
搬送路部材31の搬送溝33,33に導入部ユニット40の導入
路部材41が内嵌する。
は、搬送部ユニット30のジョイント部材35に導入部ユニ
ット40の連結ガイド部材44のガイドレール部45,下部ガ
イド47を外嵌するよう挿し込めば、搬送部ユニット30の
搬送路部材31の搬送溝33,33に導入部ユニット40の導入
路部材41が内嵌する。
そこで、連結ねじ48を上下でねじ孔37a,38bにねじ込
んで締結する。連結ねじ48がゆるいとき、長孔45a,47a
の長さの範囲内で搬送部ユニット30と導入部ユニット40
との接続長さを変えることができ、適宜な位置で連結ね
じ48を締め込めば丁度よい接続状態を得ることができ
る。
んで締結する。連結ねじ48がゆるいとき、長孔45a,47a
の長さの範囲内で搬送部ユニット30と導入部ユニット40
との接続長さを変えることができ、適宜な位置で連結ね
じ48を締め込めば丁度よい接続状態を得ることができ
る。
寸法や位置の関係で搬送部ユニット30と導入部ユニッ
ト40とをずらしても調節できないような場合、隙間を補
う調節部60を介装する。該調節部60は適宜な長さのもの
を複数種類用意して長さを調節するので設置場所での切
断等の作業は不要となる。
ト40とをずらしても調節できないような場合、隙間を補
う調節部60を介装する。該調節部60は適宜な長さのもの
を複数種類用意して長さを調節するので設置場所での切
断等の作業は不要となる。
紙幣識別機11,11…の排出口14から紙片等が導入路に
吐出されると、導入路の紙幣識別機11,11…側の始端で
送りプーリ50と補助押えプーリとの間に紙片等が挟まれ
る。もし紙片等を返す必要が生じた場合は、紙幣識別機
11,11…側から補助押えプーリの弾撥力より大きな力で
紙片等を引き戻す。
吐出されると、導入路の紙幣識別機11,11…側の始端で
送りプーリ50と補助押えプーリとの間に紙片等が挟まれ
る。もし紙片等を返す必要が生じた場合は、紙幣識別機
11,11…側から補助押えプーリの弾撥力より大きな力で
紙片等を引き戻す。
紙片等を返さない場合、紙片等は送りプーリ50と補助
押えプーリとにより導入路内を送られ、紙片等の先端が
導入路の末端近傍の押えプーリ27,28の対に至るとそこ
からは押えプーリ27,28によって送られ、搬送路に合流
する。
押えプーリとにより導入路内を送られ、紙片等の先端が
導入路の末端近傍の押えプーリ27,28の対に至るとそこ
からは押えプーリ27,28によって送られ、搬送路に合流
する。
搬送路では、押えプーリ27,28と丸ベルト25との間に
紙片等を挾持して順送りに搬送する。
紙片等を挾持して順送りに搬送する。
もし、搬送路で搬送不良等が生じた場合、プーリ取付
板36の他端36bのロックをはずすと他端36bが搬送路部材
31のフック31bから外れ、プーリ取付板36は一端36a側を
略中心として回転して開くことができる。
板36の他端36bのロックをはずすと他端36bが搬送路部材
31のフック31bから外れ、プーリ取付板36は一端36a側を
略中心として回転して開くことができる。
プーリ取付板36を開くと押えプーリ27,28の対の片側
が丸ベルト25から離れるので、搬送部ユニット30の内部
を点検することができる。
が丸ベルト25から離れるので、搬送部ユニット30の内部
を点検することができる。
「発明の効果」 本発明に係る紙片等の搬送装置によれば、導入部ユニ
ットと搬送部ユニットとを組み合わせて搬送ラインを構
成するようにしたから、設置規模や寸法に容易に対応す
ることができ、施工が簡単になって工期の短縮と工数低
減によるコストダウンを図ることができる。
ットと搬送部ユニットとを組み合わせて搬送ラインを構
成するようにしたから、設置規模や寸法に容易に対応す
ることができ、施工が簡単になって工期の短縮と工数低
減によるコストダウンを図ることができる。
第１図〜第10図は本発明の一実施例を示しており、第１
図は紙片等の搬送装置の要部を示す正面図、第２図は同
じく全体を示す斜視図、第３図は第１図III-III線断面
図、第４図は第１図IV-IV線断面図、第５図は搬送部ユ
ニットの正面図、第６図は第５図VI-VI断面図、第７図
は第５図VII-VII線位置の片側を省略した断面図、第８
図は導入部ユニットの正面図、第９図は第８図IX-IX線
断面図、第10図は第８図Ｘ−Ｘ線断面図、第11図は従来
の紙片等の搬送装置の導入部の説明図である。 ５……搬送装置、10……遊技機械 11……紙幣識別機、13……紙幣投入口 14……排出口、20……料金収集ライン 21……料金収納箱、25……丸ベルト 27,28……押えプーリ 30……搬送部卯ニット、31……搬送路部材 33……搬送溝、35……ジョイント部材 36……プーリ取付板、37……上部連結レール部 38……下部連結レール部 40……導入部ユニット、41……導入路部材 42……搬送路、43……導入路 44……連結ガイド部材、45……ガイドレール部 46……上部ガイド、47……下部ガイド 48……連結ねじ、49……補助ベルト 50……送りプーリ、51……補助押えプーリ 60……隙間を補う調節部、61……接続部 62……フック部
図は紙片等の搬送装置の要部を示す正面図、第２図は同
じく全体を示す斜視図、第３図は第１図III-III線断面
図、第４図は第１図IV-IV線断面図、第５図は搬送部ユ
ニットの正面図、第６図は第５図VI-VI断面図、第７図
は第５図VII-VII線位置の片側を省略した断面図、第８
図は導入部ユニットの正面図、第９図は第８図IX-IX線
断面図、第10図は第８図Ｘ−Ｘ線断面図、第11図は従来
の紙片等の搬送装置の導入部の説明図である。 ５……搬送装置、10……遊技機械 11……紙幣識別機、13……紙幣投入口 14……排出口、20……料金収集ライン 21……料金収納箱、25……丸ベルト 27,28……押えプーリ 30……搬送部卯ニット、31……搬送路部材 33……搬送溝、35……ジョイント部材 36……プーリ取付板、37……上部連結レール部 38……下部連結レール部 40……導入部ユニット、41……導入路部材 42……搬送路、43……導入路 44……連結ガイド部材、45……ガイドレール部 46……上部ガイド、47……下部ガイド 48……連結ねじ、49……補助ベルト 50……送りプーリ、51……補助押えプーリ 60……隙間を補う調節部、61……接続部 62……フック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−212643（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−194640（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−47551（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−151946（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】エンドレスの丸ベルトの両端を駆動プーリ
と従動プーリとに巻き掛けて架設し、架設区間で該丸ベ
ルトを両側から挾持する押えプーリの対を連設し、架設
区間に配設された紙片等の処理機から紙片等を受け取
り、該押えプーリと丸ベルトとの間に紙片等を挾持して
順送りに搬送するようにした紙片等の搬送装置におい
て、 紙片を順送りに送る搬送部ユニットと、紙片等の処理機
からの排出口が連通し、該搬送部ユニットに接続する導
入部ユニットと、該搬送部ユニットと導入部ユニット間
の隙間を補う調節部とを連ねて紙片等の収集ラインを構
成し、 前記導入部ユニットおよび搬送部ユニットならびに隙間
を補う調節部の適所に押えプーリの対を配設し、該押え
プーリの対の間を通るよう丸ベルトを架設したことを特
徴とする紙片等の搬送装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1220939A JP2753567B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 紙片等の搬送装置 |
| MYPI90001453A MY106453A (en) | 1989-08-28 | 1990-08-27 | Paper slip transporting apparatus. |
| GB9018747A GB2235676B (en) | 1989-08-28 | 1990-08-28 | Paper slip transporting apparatus |
| KR1019900013326A KR910004449A (ko) | 1989-08-28 | 1990-08-28 | 종이 장 이송장치 |
| HK44894A HK44894A (en) | 1989-08-28 | 1994-05-05 | Paper slip transporting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1220939A JP2753567B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 紙片等の搬送装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29433791A Division JPH0532343A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 紙片等の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0383747A JPH0383747A (ja) | 1991-04-09 |
| JP2753567B2 true JP2753567B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=16758928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1220939A Expired - Lifetime JP2753567B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 紙片等の搬送装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2753567B2 (ja) |
| KR (1) | KR910004449A (ja) |
| GB (1) | GB2235676B (ja) |
| HK (1) | HK44894A (ja) |
| MY (1) | MY106453A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| AU664052B2 (en) * | 1991-11-08 | 1995-11-02 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Paper piece conveying system |
| EP0674296A4 (en) * | 1992-05-19 | 1996-06-05 | Ace Denken Kk | PAPER COIN HANDLING SYSTEM FOR GAMES ROOMS. |
| WO1995015900A1 (fr) * | 1993-12-09 | 1995-06-15 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Appareil de transport de papier-monnaie |
| US5492317A (en) * | 1994-06-27 | 1996-02-20 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Paper strip transporting apparatus |
| US5503383A (en) * | 1994-06-27 | 1996-04-02 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Ground mechanism for a paper strip conveying mechanism |
| JP2008056480A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Sammy Systems:Kk | 搬送装置 |
| JP5265154B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2013-08-14 | 株式会社大都製作所 | 紙幣搬送装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE422774B (sv) * | 1979-02-08 | 1982-03-29 | Projectus Ind Produkter Ab | Mataranordning for styrd frammatning av detaljer fran ett inlopp till ett utlopp |
| JPS6247551U (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-24 | ||
| JPH0745485Y2 (ja) * | 1986-05-30 | 1995-10-18 | 狭山精密工業株式会社 | 遊技設備における紙幣類搬送装置 |
| JP2502527B2 (ja) * | 1986-07-10 | 1996-05-29 | 松下電工株式会社 | 断熱施工法 |
-
1989
- 1989-08-28 JP JP1220939A patent/JP2753567B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-08-27 MY MYPI90001453A patent/MY106453A/en unknown
- 1990-08-28 KR KR1019900013326A patent/KR910004449A/ko not_active Application Discontinuation
- 1990-08-28 GB GB9018747A patent/GB2235676B/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-05-05 HK HK44894A patent/HK44894A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR910004449A (ko) | 1991-03-28 |
| GB2235676A (en) | 1991-03-13 |
| MY106453A (en) | 1995-05-30 |
| GB2235676B (en) | 1993-10-20 |
| GB9018747D0 (en) | 1990-10-10 |
| JPH0383747A (ja) | 1991-04-09 |
| HK44894A (en) | 1994-05-13 |
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