JP2753144B2 - 電位発生回路 - Google Patents

電位発生回路

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JP2753144B2
JP2753144B2 JP2340655A JP34065590A JP2753144B2 JP 2753144 B2 JP2753144 B2 JP 2753144B2 JP 2340655 A JP2340655 A JP 2340655A JP 34065590 A JP34065590 A JP 34065590A JP 2753144 B2 JP2753144 B2 JP 2753144B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置に用いられ、一定の電位を発生
する電位発生回路、特に電流駆動能力及び低消費電力に
優れた電位発生回路に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の分野の技術としては、例えば第2図の
ようなものがあった。以下、その構成を説明する。
第2図は、従来の電位発生回路の一構成例を示す回路
図である。
この電位発生回路は、第1及び第2の制御電位V1,V2
を出力する電位出力部10を備えている。電位出力部10
は、電源電位VCCと接地電位との間に直列接続された抵
抗11、NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSとい
う)12,13及び抵抗14と、同じく電源電位VCCと接地電位
との間に直列接続された抵抗15、PチャネルMOSトラン
ジスタ(以下、PMOSという)16,17及び抵抗18とで構成
されている。抵抗11,14及び抵抗15,18は、それぞれ等し
い抵抗値を有し、NMOS12,13及びPMOS16,17はそれぞれゲ
ート及びドレインが短絡され、抵抗としての機能を有す
る。
さらに、抵抗11及びNMOS12の接続点であるノードN1が
NMOS20のゲートに、PMOS17及び抵抗18の接続点であるノ
ードN2がPMOS21のゲートにそれぞれ接続されている。NM
OS20及びPMOS21は電源電位VCCと接地電位との間に直列
接続され、そのNMOS20及びPMOS21の接続点が出力端子22
に接続されている。
次に動作を説明する。
抵抗11,14及び抵抗15,18は、それぞれ等しい抵抗値を
有しているので、ノードN1上の第1の制御電位V1及びノ
ードN2上の第2の制御電位V2は、次式(1)のようにな
る。
V1=(VCC/2)+VTN V2=(VCC/2)−VTP 但し、VTN;NMOSの閾値 VTP;PMOSの閾値 ・・・(1) 次に、出力端子22の出力電位Voが0[v]からVCC/2
[v]に達するまでの動作を説明する。
出力電位Voが0[v]〜VCC/2[v]の範囲にあると
きは、制御電位V2が(VCC/2−VTP)であるから、PMOS21
は非導通である。一方、制御電位V1が((VCC/2)+VT
N)であるから、NMOS20は導通して出力電位VoをVCC/2に
プルアップし続け、VCC/2に達すると、NMOS20は非導通
となる。
以上の出力電位Voが0[v]からVCC/2[v]に達す
るまでの立上がり時の動作波形図が、第3図に示されて
いる。
続いて、出力電位Voが0[v]からVCC/2[v]に達
するまでの動作を説明する。
出力電位VoがVCC[v]〜VCC/2[v]の範囲にあると
きは、NMOS20は非導通、PMOS21は導通して出力電位Voを
VCC/2にプルダウンし続け、出力電位VoがVCC/2に達する
と、PMOS21は非導通となる。
以上の出力電位VoがVCC[v]〜VCC/2[v]の範囲に
達するまでの立下がり時の動作波形図が、第4図に示さ
れている。
このように、NMOS20及びPMOS21の導通、非導通を制御
することによって、出力端子22の出力電位VoをVCC/2
[v]に維持するように動作する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の電位発生回路では、次のよ
うな課題があった。
(1) 出力電位VoがVCC/2[v]近くに達するにつれ
て、NMOS20またはPMOS21のゲート・ソース間の電位差が
小さくなる。そのため、トランジスタの電流駆動能力が
低下し、VCC/2[v]に達するまでの時間が長く、電源
を立上げる際のセットアップ時間も長くなる。
(2) 製造プロセスの際のばらつきにより、例えば
(抵抗11の抵抗値<抵抗15の抵抗値)となった場合に
は、{V1>(VCC/2)+VTN}となる。従って、出力電位
VoがVCC/2より多少高い場合には、NMOS20及びPMOS21が
共に導通し、比較的大きな貫通電流が流れる。これによ
り、消費電力が増加する。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、出
力電位が所定の電位に達するまでの時間が長い点、及び
消費電力が増大する点について解決した電位発生回路を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、本発明のうちの第1の発
明は、第1の電源電位を有する第1のノードと第2の電
源電位を有する第2のノードとの間に接続され、第1及
び第2の制御電位を出力する電位出力部と、それぞれ一
方の電極が出力ノードに接続され、前記第1の制御電位
に基づき導通状態が制御される第1のトランジスタと、
前記第2の制御電位に基づき導通状態が制御される第2
のトランジスタとを、備えた電位発生回路において、前
記第1のノードと前記第2のノードとの間に接続され、
第1及び第2のバイアス電位を発生するバイアス回路
と、前記第1のトランジスタの第1の電源電位供給側電
極と前記第1のノードとの間に接続され、前記第1のバ
イアス電位に基づき所定の導通状態にバイアスされる第
3のトランジスタと、前記第2のトランジスタの第2の
電源電位供給側電極と前記第2のノードとの間に接続さ
れ、前記第2のバイアス電位に基づき所定の導通状態に
バイアスされる第4のトランジスタと、前記第1のノー
ドと前記出力ノードとの間に接続され、前記第1のトラ
ンジスタの第1の電源電位供給側電極の電位に基づき導
通状態が制御される第5のトランジスタと、前記第2の
ノードと前記出力ノードとの間に接続され、前記第2の
トランジスタの第2の電源電位供給側電極の電位に基づ
き導通状態が制御される第6のトランジスタとを、設け
ている。
第2の発明は、第1の発明の電位発生回路において、
前記バイアス回路は、前記第3のトランジスタとで第1
のカレントミラー回路を構成する第7のトランジスタ
と、前記第4のトランジスタとで第2のカレントミラー
回路を構成する第8のトランジスタとを、有している。
第3の発明は、第1の電源電位を供給する第1のノー
ドと第2の電源電位を供給する第2のノードとに接続さ
れ、第1の制御電位及び第2の制御電位を生成して出力
する制御電位発生部と、それぞれ一方の電極が出力ノー
ドに接続され、前記第1の制御電位により導通状態が制
御される第1のトランジスタと、前記第2の制御電位に
より導通状態が制御される第2のトランジスタとを、有
する電位発生回路において、前記第1のトランジスタの
他方の電極に接続された第3のノードと、前記第2のト
ランジスタの他方の電極に接続された第4のノードと、
前記第1のノードと前記第2のノードとに接続され、供
給される前記第1の電源電位及び前記第2の電源電位に
基づき前記第3のノードへの該第1の電源電位及び前記
第4のノードへの該第2の電源電位の供給を制御する制
御回路と、一方の電極が前記第1のノードに接続され、
他方の電極が前記出力ノードに接続され、前記第3のノ
ードの電位に応じて導通が制御される第3のトランジス
タと、一方の電極が前記第2のノードに接続され、他方
の電極が前記出力ノードに接続され、前記第4のノード
の電位に応じて導通が制御される第4のトランジスタと
を、設けている。
第4の発明は、第3の発明の電位発生回路において、
前記制御回路は、前記第1のノードと前記第3のノード
との間に接続された第1のカレントミラー回路と、前記
第2のノードと前記第4のノードとの間に接続された第
2のカレントミラー回路とを、有している。
(作 用) 本発明のうちの第1及び第2の発明では、以上のよう
に電位発生回路を構成したので、バイアス回路は、第1
及び第2のバイアス電位により、それぞれ第3及び第4
のトランジスタを常に浅い導通状態に制御する。第1の
トランジスタは第1の制御電位により導通状態が制御さ
れ、第3のトランジスタと共働して第1のノードから出
力ノードへ流れる電流の変化を検知し、その検知結果を
該第1のトランジスタの第1の電源電位供給側電極の電
位の変化として出力する。同様に、第2のトランジスタ
は第2の制御電位により導通状態が制御され、第4のト
ランジスタと共働して出力ノードから第2のノードへ流
れる電流の変化を検知し、その検知結果を該第2のトラ
ンジスタの第2の電源電位供給側電極の電位の変化とし
て出力する。
このようにして、第1及び第3のトランジスタと第2
及び第4のトランジスタとは、出力ノードが所定の電位
に達したか否かを検知するように働く。その検知結果に
よって第5及び第6のトランジスタの導通、非導通が制
御される。これにより、出力ノードの電位が所定の電位
に迅速にプルアップまたはプルダウンする。
第3及び第4の発明では、第1の発明とほぼ同様に、
第1及び第2のトランジスタと制御回路とにより、出力
ノードが所定の電位に達したか否かが検知される。その
検知結果によって第3及び第4のトランジスタの導通、
非導通が制御され、出力ノードの電位が所定の電位に迅
速にプルアップまたはプルダウンする。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例を示す電位発生回路の回路
図である。
この電位発生回路は、第1及び第2の制御電位V1,V2
を出力する電位出力部50と、第1及び第2のバイアス電
位VB1,VB2を発生するバイアス回路60とを有している。
電位出力部50は、従来と同様に、第1の電源電位(例
えば、正の電源電位)VCCを有する第1のノードと第2
の電源電位(例えば、接地電位)を有する第2のノード
との間に直列接続された抵抗51、NMOS52,53及び抵抗54
と、同じく第1と第2のノード間に直列接続された抵抗
55、PMOS56,57及び抵抗58とで構成されている。抵抗51,
54及び抵抗55,58は、それぞれ等しい抵抗値を有し、NMO
S52,53及びPMOS56,57はそれぞれゲート及びドレインが
短絡され、抵抗としての機能を有する。
バイアス回路60は、電源電位VCCを有する第1のノー
ドと接地電位を有する第2のノードとの間に直列接続さ
れたPMOS61(第7のトランジスタ)、抵抗62、及びNMOS
63(第8のトランジスタ)で構成され、PMOS61及びNMOS
63のゲート及びドレインがそれぞれ短絡されている。こ
の各短絡点から第1及び第2のバイアス電位VB1,VB2を
出力するようになっている。
一方、NMOS52のゲートとドレインの接続点がノードN1
0を介して第1のカレントアンプ回路70に接続され、PMO
S57のゲートとドレインの接続点がノードN11を介して第
2のカレントアンプ回路80に接続されている。さらに、
PMOS61及びNMOS63の各ゲートがノードN12,ノードN13を
介して第1及び第2のカレントアンプ回路70,80にそれ
ぞれ接続されている。
第1のカレントアンプ回路70は、PMOS71(第3のトラ
ンジスタ)とNMOS72(第1のトランジスタ)とで構成さ
れている。PMOS71のゲートがノードN12に、ソースが電
源電位VCCを有する第1のノードに、ドレインが第3の
ノードN14にそれぞれ接続されている。ノードN14がNMOS
72のドレインに、該NMOS72のゲートがノードN10に、該N
MOS72のソースが出力ノードN16にそれぞれ接続されてい
る。
第2のカレントアンプ回路80は、PMOS81(第2のトラ
ンジスタ)とNMOS82(第4のトランジスタ)とで構成さ
れている。PMOS81のゲートがノードN11に、ソースが出
力ノードN16に、ドレインが第4のノードN15にそれぞれ
接続されている。ノードN15がNMOS82のドレインに、該N
MOS82のゲートがノードN13に、該NMOS82のソースが接地
電位を有する第2のノードにそれぞれ接続されている。
そして、ノードN14,N15及び出力ノードN16が出力段90に
接続されている。
第1のカレントアンプ回路70は、電源電位VCCからPMO
S71、NMOS72、及び出力ノードN16を介して流れる電流の
変化を検知し、ノードN14の電位VN14の変化として出力
する機能を有している。第2のカレントアンプ回路80
は、出力端子100から出力ノードN16、PMOS81、及びNMOS
82を介して流れる電流の変化を検知し、ノードN15の電
位VN15の変化として出力する機能を有している。
出力段90はゲートがノードN14に、ソースが電源電位V
CCを有する第1のノードに、ドレインが出力ノードN16
にそれぞれ接続されたプルアップ用のPMOS91(第5のト
ランジスタまたは第3のトランジスタ)を有し、そのド
レインがプルダウン用のNMOS92(第6のトランジスタま
たは第4のトランジスタ)のドレインに接続されてい
る。さらに、NMOS92のゲートがノードN15に、ソースが
接地電位を有する第2のノードにそれぞれ接続されてい
る。PMOS91のドレイン及びNMOS92のドレインの接続点
は、出力ノードN16及び出力電位Vo出力用の出力端子100
に接続されている。
以上のように構成される電位発生回路の動作(I),
(II)を説明する。
(I) 出力電位Voが0からVCC/2に達するまでの動作 抵抗51,54及び抵抗55,58は、それぞれ等しい抵抗値を
有しているので、ノードN10上の第1の制御電位V10及び
ノードN11上の第2の制御電位V11は、次式(2)のよう
になる。
V10=(VCC/2)+VTN V11=(VCC/2)−VTP 但し、VTN;NMOSの閾値 VTP;PMOSの閾値 ・・・(2) ここで、出力電位Voが0〜VCC/2の範囲にあるとき、P
MOS81のゲート電位であるV11は、{(VCC/2)−VTP}で
あるから、該PMOS81は非導通である。一方、バイアス回
路60はPMOS71及びNMOS82を常に浅い導通状態にバイアス
しているので、ノードN15の電位VN15は0[v]とな
り、NMOS92は非導通となる。
また、NOMS72のゲート電位であるV10は{(VCC/2)+
VTN}であるから、NOMS72は導通し、電源電位VCC、PMOS
71、NMOS72、及び出力電位Voの順に電流が流れ、ノード
N14の電位VN14はほぼ出力電位Voと一致する。これは、P
MOS71のオン抵抗が非常に高く、電圧降下が大きいため
である。従って、PMOS91が導通状態となり、出力電位Vo
は急速にVCC/2にプルアップされる。そして、出力電位V
oがVCC/2に達すると、NMOS72が非導通となって電流が流
れなくなる。その結果、電位VN14は電源電位VCCにプル
アップされ、PMOS91は非導通となる。
以上の出力電位Voが0からVCC/2に達するまでの立上
がり時の動作波形図が、第5図に示されている。
(II) 出力電位VoがVCCからVCC/2に達するまでの動作 出力電位Voが電位VCC〜VCC/2の範囲にあるときは、NM
OS72は非導通で電位VN14が電位VCCであるので、PMOS91
は非導通である。一方、PMOS81は導通し、出力端子10
0、PMOS81、PMOS82、及び接地の順に電流が流れる。NMO
S82は常に浅い導通状態にバイアスされており、そのオ
ン抵抗は非常に高く、このNMOS82での電圧降下が大き
い。従って、電位VN15はほぼ出力電位Voに一致するの
で、NMOS92が導通状態となり、出力電位Voは急速にVCC/
2にプルダウンされる。
続いて、出力電位VoがVCC/2に達すると、PMOS81が非
導通となって電流が流れなくなる。その結果、出力電位
Voは0[v]にプルダウンされ、NMOS92は非導通とな
る。
以上の出力電位VoがVCCからVCC/2に達するまでの立下
がり時の動作波形図が、第6図に示されている。
このように、PMOS91及びNMOS92の導通、非導通を第1
及び第2のカレントアンプ回路70,80の出力で制御する
ことによって、出力電位VoをVCC/2に急速にプルアップ
及びプルダウンし、且つVCC/2に維持し続ける。
本実施例は、次のような利点を有している。
(1) 出力段90のPMOS91及びNMOS92の導通、非導通を
第1及び第2のカレントアンプ回路70,80の出力で制御
しているので、出力電位Voが所定の電位に達するまで、
十分大きな電流駆動能力が維持される。その結果、従来
の第3図と本実施例の第5図とを比較し、従来の第4図
と本実施例の第6図とを比較して明らかなように、所定
の電位VDD/2に達するまでの時間が、立上がり時では時
刻t1から時刻t2に、立下がり時では時刻t3から時刻t4に
それぞれ短縮される。
(2) 従来のように、プロセス的なばらつきにより、
例えば電位出力部50の抵抗51,54の抵抗値が変化し、電
源電位VCCから第1及び第2のカレントアンプ70,80を通
って接地へ流れる貫通電流があっても、浅い導通状態に
あるPMOS71及びNMOS82を介して流れるため、その電流は
従来に比して極めて小さくすることができる。
なお、本発明は、図示の実施例に限定されず、種々の
変形が可能である。例えば、その変形例として次のよう
なものがある。
(I) 電位出力部50の構成は上記実施例に限定され
ず、例えば、NMOS52,53及びPMOS56,57を抵抗で構成して
も良い。
(II) 出力段90のPMOS91をNMOSとし、NMOS92をPMOSと
するように構成することも可能である。
(III) 第2の電源電位として接地電位を用いたが、
例えば負の電源電位を用いる構成も可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明のうちの第1及び
第2の発明によれば、第5及び第6のトランジスタの導
通、非導通を、第1及び第3のトランジスタと第2及び
第4のトランジスタとによってそれぞれ制御しているの
で、出力電位が所定の電位に達するまで、十分大きな電
流駆動能力が維持される。これにより、出力ノードの出
力電位を短時間で所定の電位に設定することが可能とな
る。さらに、第3及び第4のトランジスタを第1及び第
2のバイアス電位でバイアスして所定の浅い導通状態に
設定したので、従来のように、プロセス的なばらつきに
より、第1のノードから第3のトランジスタ、第1のト
ランジスタ、第2のトランジスタ及び第4のトランジス
タを通って第2のノードへ流れる貫通電流があっても、
その電流は従来に比して極めて小さくすることができ
る。従って、低消費電力化が可能になる。
第3及び第4の発明によれば、第1の発明とほぼ同様
に、第3及び第4のトランジスタの導通、非導通を、第
1及び第2のトランジスタと制御回路とによってそれぞ
れ制御しているので、出力電位が所定の電位に達するま
で、十分大きな電流駆動能力が維持される。これによ
り、出力ノードの出力電位を短時間で所定の電位に設定
することが可能となる。さらに、従来のように、プロセ
ス的なばらつきにより、第1のノードから第1及び第2
のトランジスタを通って第2のノードへ流れる貫通電流
があっても、その電流は従来に比して極めて小さくする
ことができる。従って、低消費電力化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す電位発生回路の回路図、
第2図は従来の電位発生回路の回路図、第3図は第2図
の立上がり時の動作波形図、第4図は第2図の立下がり
時の動作波形図、第5図は第1図の立上がり時の動作波
形図、第6図は第1図の立下がり時の動作波形図であ
る。 50……電位出力部、52,53,63,72,82,92……NMOS、55,5
7,61,71,81,91……PMOS、60……バイアス回路、70,80…
…第1、第2のカレントアンプ回路、90……出力段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03F 1/30 (72)発明者 松下 裕一 宮崎県宮崎市大和町9番2号 株式会社 沖マイクロデザイン宮崎内 (56)参考文献 特開 平3−9411(JP,A) 特開 昭62−266862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 3/24 G11C 11/34 H01L 27/04 H03F 1/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源電位を有する第1のノードと第
    2の電源電位を有する第2のノードとの間に接続され、
    第1及び第2の制御電位を出力する電位出力部と、それ
    ぞれ一方の電極が出力ノードに接続され、前記第1の制
    御電位に基づき導通状態が制御される第1のトランジス
    タと、前記第2の制御電位に基づき導通状態が制御され
    る第2のトランジスタとを備えた電位発生回路におい
    て、 前記第1のノードと前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、第1及び第2のバイアス電位を発生するバイアス回
    路と、 前記第1のトランジスタの第1の電源電位供給側電極と
    前記第1のノードとの間に接続され、前記第1のバイア
    ス電位に基づき所定の導通状態にバイアスされる第3の
    トランジスタと、 前記第2のトランジスタの第2の電源電位供給側電極と
    前記第2のノードとの間に接続され、前記第2のバイア
    ス電位に基づき所定の導通状態にバイアスされる第4の
    トランジスタと、 前記第1のノードと前記出力ノードとの間に接続され、
    前記第1のトランジスタの第1の電源電位供給側電極の
    電位に基づき導通状態が制御される第5のトランジスタ
    と、 前記第2のノードと前記出力ノードとの間に接続され、
    前記第2のトランジスタの第2の電源電位供給側電極の
    電位に基づき導通状態が制御される第6のトランジスタ
    とを、 設けたことを特徴とする電位発生回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電位発生回路において、前
    記バイアス回路は、前記第3のトランジスタとで第1の
    カレントミラー回路を構成する第7のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタとで第2のカレントミラー回路
    を構成する第8のトランジスタとを有することを特徴と
    する電位発生回路。
  3. 【請求項3】第1の電源電位を供給する第1のノードと
    第2の電源電位を供給する第2のノードとに接続され、
    第1の制御電位及び第2の制御電位を生成して出力する
    制御電位発生部と、それぞれ一方の電極が出力ノードに
    接続され、前記第1の制御電位により導通状態が制御さ
    れる第1のトランジスタと、前記第2の制御電位により
    導通状態が制御される第2のトランジスタとを有する電
    位発生回路において、 前記第1のトランジスタの他方の電極に接続された第3
    のノードと、 前記第2のトランジスタの他方の電極に接続された第4
    のノードと、 前記第1のノードと前記第2のノードとに接続され、供
    給される前記第1の電源電位及び前記第2の電源電位に
    基づき前記第3のノードへの該第1の電源電位及び前記
    第4のノードへの該第2の電源電位の供給を制御する制
    御回路と、 一方の電極が前記第1のノードに接続され、他方の電極
    が前記出力ノードに接続され、前記第3のノードの電位
    に応じて導通が制御される第3のトランジスタと、 一方の電極が前記第2のノードに接続され、他方の電極
    が前記出力ノードに接続され、前記第4のノードの電位
    に応じて導通が制御される第4のトランジスタとを、 設けたことを特徴とする電位発生回路。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電位発生回路において、前
    記制御回路は、前記第1のノードと前記第3のノードと
    の間に接続された第1のカレントミラー回路と、前記第
    2のノードと前記第4のノードとの間に接続された第2
    のカレントミラー回路とを有することを特徴とする電位
    発生回路。
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