JP2751660B2 - マルチプロセッサ・システム - Google Patents

マルチプロセッサ・システム

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JP2751660B2
JP2751660B2 JP3103477A JP10347791A JP2751660B2 JP 2751660 B2 JP2751660 B2 JP 2751660B2 JP 3103477 A JP3103477 A JP 3103477A JP 10347791 A JP10347791 A JP 10347791A JP 2751660 B2 JP2751660 B2 JP 2751660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセッサユニ
ットを備えたマルチプロセッサ・システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のプロセッサユニットが主記
憶バスを通じて一つの主記憶ユニットに接続された構成
のマルチプロセッサ・システムでは、プロセッサユニッ
トでデータアクセス要求が生じたとき、そのアクセス要
求が主記憶ユニットに対するアクセス要求であることが
確定した後、プロセッサユニットが主記憶バスの使用要
求を行うか、あるいは主記憶ユニットに対するアクセス
要求であると確定する前に主記憶バスの使用要求を行
い、他のプロセッサユニットから確定した主記憶ユニッ
トへのアクセス要求に伴うバス使用要求が行われても、
それと区別することなく主記憶バスの使用権を調停して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者の場合、
すなわちプロセッサユニットで生じたデータアクセス要
求が主記憶ユニットに対するアクセス要求であることが
確定した後、主記憶バスの使用要求を行う方式では、主
記憶ユニットに対するアクセス要求であることが確定し
てから、各プロセッサユニットからのバス使用要求を調
停することになるので、プロセッサユニットが主記憶バ
スを使用できるのは、調停処理が終了してからとなる。
具体的には所定のサイクルを設けて調停処理が行われ、
プロセッサユニットが主記憶バスを使用できるのは、そ
の調停サイクルが終了した後となる。従って、その分だ
け主記憶ユニットに対するアクセスは遅れることにな
る。
【0004】一方、後者の場合、すなわち主記憶ユニッ
トに対するアクセス要求であると確定する前に主記憶バ
スの使用要求を行い、他のプロセッサユニットから、確
定した主記憶ユニットへのアクセス要求に伴うバス使用
要求が出されていても、それらと区別することなく主記
憶バスの使用件を調停する方式では、確定していない主
記憶ユニットへのアクセス要求に伴うバス使用要求も調
停の対象として公平に扱われるので、確定した主記憶ユ
ニットへのアクセス要求に伴うバス使用要求が、主記憶
ユニットをアクセスすることにならないかもしれないバ
ス使用要求のために後回しにされて主記憶ユニットに対
するアクセスが遅くなる場合がある。
【0005】本発明の目的は、このような問題を解決
し、主記憶ユニットに対するアクセス時間の短縮を計っ
たマルチプロセッサ・システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、主記憶ユ
ニットと、この主記憶ユニットを共有する複数のプロセ
ッサユニットと、前記主記憶ユニットおよび前記プロセ
ッサユニットを接続する主記憶バスとを備えたマルチプ
ロセッサ・システムにおいて、前記プロセッサユニット
の少なくとも一つは、プロセッサと、キャッシュメモリ
と、前記プロセッサがデータアクセスを要求したとき、
前記主記憶バスの使用を要求するための先行バス使用要
求を出力する先行バス使用要求手段と、前記プロセッサ
がデータアクセスを要求したとき、前記主記憶ユニット
が記憶するデータが前記キャッシュメモリに格納されて
いるか否かを判定する記憶内容判定手段と、この記憶内
容判定手段が、前記主記憶ユニットが記憶するデータが
前記キャッシュメモリに格納されていないと判定したと
き、前記主記憶バスの使用を要求するための正式バス使
用要求を出力する正式バス使用要求手段とを備え、前記
先行バス使用要求手段による前記先行バス使用要求、お
よび前記正式バス使用要求手段による前記正式バス使用
要求にもとづき、前記プロセッサユニットの前記主記憶
バスの使用を調停するバス使用調停手段を備えたことを
特徴とする。
【0007】第2の発明は、主記憶ユニットと、この主
記憶ユニットを共有する複数のプロセッサユニットと、
前記主記憶ユニットおよび前記プロセッサユニットを接
続する主記憶バスとを備えたマルチプロセッサ・システ
ムにおいて、前記プロセッサユニットの少なくとも一つ
は、プロセッサと、ローカルメモリと、前記プロセッサ
がデータアクセスを要求したとき、前記主記憶バスの使
用を要求するための先行バス使用要求を出力する先行バ
ス使用要求手段と、前記プロセッサがデータアクセスを
要求したとき、そのデータアクセスが前記主記憶ユニッ
トに対するものか、あるいは前記ローカルメモリに対す
るものかを判定するアクセス判定手段と、このアクセス
判定手段が、前記プロセッサの前記データアクセスは、
前記主記憶ユニットに対するものであると判定したと
き、前記主記憶バスの使用を要求するための正式バス使
用要求を出力する正式バス使用要求手段とを備え、前記
先行バス使用要求手段による前記先行バス使用要求、お
よび前記正式バス使用要求手段による前記正式バス使用
要求にもとづき、前記プロセッサユニットの前記主記憶
バスの使用を調停するバス使用調停手段を備えたことを
特徴とする。
【0008】第3の発明は、主記憶ユニットと、この主
記憶ユニットを共有する複数のプロセッサユニットと、
前記主記憶ユニットおよび前記プロセッサユニットを接
続する主記憶バスとを備えたマルチプロセッサ・システ
ムにおいて、前記プロセッサユニットの少なくとも一つ
は、仮想記憶方式で動作するプロセッサと、論理アドレ
スを物理アドレスに変換するアドレス変換手段と、前記
プロセッサがデータアクセスを要求したとき、前記主記
憶バスの使用を要求するための先行バス使用要求を出力
する先行バス使用要求手段と、前記プロセッサが前記デ
ータアクセスを要求した後、前記アドレス変換手段が前
記論理アドレスを前記物理アドレスに変換したか否かを
判定する変換判定手段と、この変換判定手段が、前記ア
ドレス変換手段が前記論理アドレスを前記物理アドレス
に変換したと判定したとき、前記主記憶バスの使用を要
求するための正式バス使用要求を出力する正式バス使用
要求手段とを備え、前記先行バス使用要求手段による前
記先行バス使用要求、および前記正式バス使用要求手段
による前記正式バス使用要求にもとづき、前記プロセッ
サユニットの前記主記憶バスの使用を調停するバス使用
調停手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1に第1〜第3の発明によるマルチプロセ
ッサ・システムの一例を示す。このシステムは、3つの
プロセッサユニット1a,1b,1cと、入出力制御ユ
ニット3と、主記憶ユニット2と、ユニット1a〜1
c,3からのアドレスおよび制御信号を主記憶ユニット
2に与え、またユニット1a〜1c,3および主記憶ユ
ニット2の間でデータをやり取りするための主記憶バス
100と、プロセッサユニット1a,1b,1cおよび
入出力制御ユニット3が出力するバス使用要求を、集中
アービトレーション方式で調停するセントラルアービタ
4とを備えている。
【0010】プロセッサユニット1aは、図2に示すよ
うに、プロセッサ5aとキャッシュメモリ6とを備えて
いる。プロセッサ5aは、データアクセスが必要となっ
たとき、先行バス使用要求101aをセントラルアービ
タ4とキャッシュメモリ6に出力し、キャッシュメモリ
6は、プロセッサ5aから先行バス使用要求101aが
与えられたとき、プロセッサ5aが要求するデータがキ
ャッシュメモリ6に格納されているか否かを判定する。
そして、データが格納されていない場合には正式バス使
用要求102aを出力し、セントラルアービタ4からバ
ス使用許可104aを受け取ると、主記憶バス100を
介して主記憶ユニット2をアクセスする。一方、データ
が格納されている場合には正式バス使用要求102aは
出力せず、キャッシュメモリ6に格納されていたデータ
をプロセッサ5に引き渡す。
【0011】プロセッサユニット1bは、図3に示すよ
うに、プロセッサ5bと、ローカルメモリ8と、ローカ
ルメモリ制御部7とを備えている。プロセッサ5bは、
データアクセスが必要となったとき、先行バス使用要求
101bをセントラルアービタ4およびローカルメモリ
制御部7に出力する。ローカルメモリ制御部7は、先行
バス使用要求101bを受け取ると、プロセッサ5bが
ローカルメモリ8をアクセスするのか、あるいは主記憶
ユニット2をアクセスするのかを判定する。そしてプロ
セッサ5bが主記憶ユニット2をアクセスする場合に
は、正式バス使用要求102bをセントラルアービタ4
に出力し、セントラルアービタ4からバス使用許可10
4bを受け取ると、主記憶バス100を介して主記憶ユ
ニット2をアクセスする。一方、プロセッサ5bがロー
カルメモリ8をアクセスする場合には、正式バス使用要
求102bは出力せず、ローカルメモリ8をアクセス
し、データをプロセッサ5bに引き渡す。
【0012】プロセッサユニット1cは、図4に示すよ
うに、プロセッサ5cと、論理アドレスを物理アドレス
に変換するTLB(Translate Lookas
ide Buffer)9とを備えている。プロセッサ
5cは、データアクセスを行うとき、先行バス使用要求
101cをセントラルアービタ4およびTLB9に出力
する。TLB9は、プロセッサ5cから先行バス使用要
求101cを受け取ると、プロセッサ5bが出力する論
理アドレスを物理アドレスに変換できるか否かを判定
し、変換できる場合には、正式バス使用要求104cを
セントラルアービタ4に出力し、セントラルアービタ4
からバス使用許可104cを受け取ると、主記憶バス1
00を介して主記憶ユニット2をアクセスする。一方、
物理アドレスに変換できない場合には、正式バス使用要
求104cは出力せず、プロセッサ5cに変換不能であ
ることを表す情報を引き渡し、その後の処理を促す。
【0013】入出力制御ユニット3は、データアクセス
が必要なとき、バス使用要求103を出力し、セントラ
ルアービタ4からバス使用許可104bを受け取ると、
主記憶バス100を介して主記憶ユニット2をアクセス
する。
【0014】セントラルアービタ4は、正式バス使用要
求102a〜102cあるいはバス使用要求103の
内、少なくとも一つが出力された場合には、先行バス使
用要求101a〜101cが出力されていてもそれは無
視し、正式バス使用要求102a〜102cあるいはバ
ス使用要求103の間でバス使用調停を行い、バスの使
用権を与えるプロセッサユニットにバス使用許可(10
4a〜104c)を出力する。正式バス使用要求102
a〜102cあるいはバス使用要求103がいずれも出
力されていない状態で、先行バス使用要求101a〜1
01cのいずれかが出力された場合には、それらの間で
バス使用調停を行い、バスの使用権を与えるプロセッサ
ユニットにバス使用許可(104a〜104c)を出力
する。なおこの場合、バス使用許可104a〜104c
を出力したプロセッサユニットから一定の時間以内に、
正式バス使用要求102a〜102cが出力されない場
合には、バス使用許可104a〜104cは取り下げ、
再度バス使用調停を行う。一方、バス使用許可104a
〜104cを出力したプロセッサユニットから一定の時
間以内に、正式バス使用要求102a〜102cが出力
された場合には、他の正式バス使用要求102a〜10
2cあるいはバス使用要求103は、バス使用許可10
4a〜104cを与えたプロセッサユニットが主記憶バ
ス100を通じて主記憶ユニット2のアクセスを開始す
るまで保留し、その後、保留を解除してバス使用調停を
再開する。
【0015】次に動作を説明する。プロセッサユニット
1aのプロセッサ5aは、データアクセスが必要となっ
たとき、先行バス使用要求101aをセントラルアービ
タ4とキャッシュメモリ6に出力する。キャッシュメモ
リ6は、プロセッサ5aから先行バス使用要求101a
が与えられると、プロセッサ5aが要求するデータがキ
ャッシュメモリ6に格納されているか否かを判定する。
そして、データが格納されていない場合には正式バス使
用要求102aを出力し、セントラルアービタ4からバ
ス使用許可104aを受け取ると、主記憶バス100を
介して主記憶ユニット2をアクセスする。一方、データ
が格納されている場合には正式バス使用要求102aは
出力せず、キャッシュメモリ6に格納されていたデータ
をプロセッサ5に引き渡す。
【0016】プロセッサユニット1bのプロセッサ5b
は、データアクセスが必要となったとき、先行バス使用
要求101bをセントラルアービタ4およびローカルメ
モリ制御部7に出力する。ローカルメモリ制御部7は、
先行バス使用要求101bを受け取ると、プロセッサ5
bがローカルメモリ8をアクセスするのか、あるいは主
記憶ユニット2をアクセスするのかを判定する。そして
プロセッサ5bが主記憶ユニット2をアクセスする場合
には、正式バス使用要求102bをセントラルアービタ
4に出力し、セントラルアービタ4からバス使用許可1
04bを受け取ると、主記憶バス100を介して主記憶
ユニット2をアクセスする。一方、プロセッサ5bがロ
ーカルメモリ8をアクセスする場合には、正式バス使用
要求102bは出力せず、ローカルメモリ8をアクセス
し、データをプロセッサ5bに引き渡す。
【0017】プロセッサユニット1cのプロセッサ5c
は、データアクセスを行うとき、先行バス使用要求10
1cをセントラルアービタ4およびTLB9に出力す
る。TLB9は、プロセッサ5cから先行バス使用要求
101cを受け取ると、プロセッサ5bが出力する論理
アドレスを物理アドレスに変換できるか否かを判定し、
変換できる場合には、正式バス使用要求104cをセン
トラルアービタ4に出力し、セントラルアービタ4から
バス使用許可104cを受け取ると、主記憶バス100
を介して主記憶ユニット2をアクセスする。一方、物理
アドレスに変換できない場合には、正式バス使用要求1
04cは出力せず、プロセッサ5cに変換不能であるこ
とを表す情報を引き渡し、その後の処理を促す。
【0018】入出力制御ユニット3は、データアクセス
が必要なとき、バス使用要求103を出力し、セントラ
ルアービタ4からバス使用許可104dを受け取ると、
主記憶バス100を介して主記憶ユニット2をアクセス
する。
【0019】セントラルアービタ4は、プロセッサユニ
ット1a〜1cからの正式バス使用要求102a〜10
2c、あるいは入出力制御ユニット3からのバス使用要
求103の内、少なくとも一つが出力された場合には、
先行バス使用要求101a〜101cが出力されていて
もそれは無視し、正式バス使用要求102a〜102c
あるいはバス使用要求103の間でバス使用調停を行
い、バスの使用権を与えるプロセッサユニットにバス使
用許可(104a〜104c)を出力する。
【0020】また、正式バス使用要求102a〜102
cあるいはバス使用要求103がいずれも出力されてい
ない状態で、先行バス使用要求101a〜101cのい
ずれかが出力された場合には、それらの間でバス使用調
停を行い、バスの使用権を与えるプロセッサユニットに
バス使用許可(104a〜104c)を出力する。その
後、バス使用許可104a〜104cを出力したプロセ
ッサユニットから一定の時間以内に、正式バス使用要求
102a〜102cが出力されない場合には、バス使用
許可104a〜104cは取り下げ、再度バス使用調停
を行う。一方、バス使用許可104a〜104cを出力
したプロセッサユニットから一定の時間以内に、正式バ
ス使用要求102a〜102cが出力された場合には、
他の正式バス使用要求102a〜102cあるいはバス
使用要求103は、バス使用許可104a〜104cを
与えたプロセッサユニットが主記憶バス100を通じて
主記憶ユニット2のアクセスを開始するまで保留し、そ
の後、保留を解除してバス使用調停を再開する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように第1〜第3の発明に
よるマルチプロセッサ・システムでは、プロセッサユニ
ットでデータアクセスが必要となったとき、まず先行バ
ス使用要求が出力され、その後、主記憶ユニットへのア
クセスが確定した段階で正式バス使用要求が出力され
る。そして、バス使用調停手段は、正式バス使用要求が
一つでも入力されたときは、先行バス使用要求を無視し
てバス使用調停を行い、一方、正式バス使用要求が入力
されていないときは、先行バス使用要求の間でバス使用
調停を行う。
【0022】従って第1〜第3の発明によるマルチプロ
セッサ・システムでは、主記憶ユニットへのアクセスが
確定しているアクセス要求に伴うバス使用要求、つまり
正式バス使用要求を出したプロセッサユニットに必ず優
先的にバス使用許可が与えられる。すなわち、主記憶ユ
ニットをアクセスすることにならないかもしれないアク
セス要求に伴うバス使用要求、つまり先行バス使用要求
によって正式バス使用要求が阻害されることがなくな
り、主記憶ユニットに対するアクセス時間の短縮が可能
となる。また、正式バス使用要求が出力されていない場
合には、先行バス使用要求が出力された段階で調停処理
が行われるので、プロセッサユニットにおける主記憶ユ
ニットをアクセスするか否かの判定処理と、バス使用の
調停処理を並行して行え、プロセッサユニットのプロセ
ッサから見た主記憶ユニットに対するアクセス時間の短
縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜第3の発明によるマルチプロセッサ・シ
ステムの一例を示すブロック図である。
【図2】図1のマルチプロセッサ・システムを構成する
プロセッサユニットを詳しく示すブロック図である。
【図3】図1のマルチプロセッサ・システムを構成する
他のプロセッサユニットを詳しく示すブロック図であ
る。
【図4】図1のマルチプロセッサ・システムを構成する
さらに他のプロセッサユニットを詳しく示すブロック図
である。
【符号の説明】
1a〜1c プロセッサユニット 2 主記憶ユニット 3 入出力制御ユニット 4 セントラルアービタ 5a〜5c プロセッサ 6 キャッシュメモリ 7 ローカルメモリ制御部 8 ローカルメモリ 9 TLB(Translate Lookaside
Buffer) 100 主記憶バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/16 360 G06F 9/46 360 G06F 12/08 G06F 13/18 510 G06F 13/362 520

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主記憶ユニットと、この主記憶ユニットを
    共有する複数のプロセッサユニットと、前記主記憶ユニ
    ットおよび前記プロセッサユニットを接続する主記憶バ
    スとを備えたマルチプロセッサ・システムにおいて、前
    記プロセッサユニットの少なくとも一つは、プロセッサ
    と、キャッシュメモリと、前記プロセッサがデータアク
    セスを要求したとき、前記主記憶バスの使用を要求する
    ための先行バス使用要求を出力する先行バス使用要求手
    段と、前記プロセッサがデータアクセスを要求したと
    き、前記主記憶ユニットが記憶するデータが前記キャッ
    シュメモリに格納されているか否かを判定する記憶内容
    判定手段と、この記憶内容判定手段が、前記主記憶ユニ
    ットが記憶するデータが前記キャッシュメモリに格納さ
    れていないと判定したとき、前記主記憶バスの使用を要
    求するための正式バス使用要求を出力する正式バス使用
    要求手段とを備え、前記先行バス使用要求手段による前
    記先行バス使用要求、および前記正式バス使用要求手段
    による前記正式バス使用要求にもとづき、前記プロセッ
    サユニットの前記主記憶バスの使用を調停するバス使用
    調停手段を備えたことを特徴とするマルチプロセッサ・
    システム。
  2. 【請求項2】主記憶ユニットと、この主記憶ユニットを
    共有する複数のプロセッサユニットと、前記主記憶ユニ
    ットおよび前記プロセッサユニットを接続する主記憶バ
    スとを備えたマルチプロセッサ・システムにおいて、前
    記プロセッサユニットの少なくとも一つは、プロセッサ
    と、ローカルメモリと、前記プロセッサがデータアクセ
    スを要求したとき、前記主記憶バスの使用を要求するた
    めの先行バス使用要求を出力する先行バス使用要求手段
    と、前記プロセッサがデータアクセスを要求したとき、
    そのデータアクセスが前記主記憶ユニットに対するもの
    か、あるいは前記ローカルメモリに対するものかを判定
    するアクセス判定手段と、このアクセス判定手段が、前
    記プロセッサの前記データアクセスは、前記主記憶ユニ
    ットに対するものであると判定したとき、前記主記憶バ
    スの使用を要求するための正式バス使用要求を出力する
    正式バス使用要求手段とを備え、前記先行バス使用要求
    手段による前記先行バス使用要求、および前記正式バス
    使用要求手段による前記正式バス使用要求にもとづき、
    前記プロセッサユニットの前記主記憶バスの使用を調停
    するバス使用調停手段を備えたことを特徴とするマルチ
    プロセッサ・システム。
  3. 【請求項3】主記憶ユニットと、この主記憶ユニットを
    共有する複数のプロセッサユニットと、前記主記憶ユニ
    ットおよび前記プロセッサユニットを接続する主記憶バ
    スとを備えたマルチプロセッサ・システムにおいて、前
    記プロセッサユニットの少なくとも一つは、仮想記憶方
    式で動作するプロセッサと、論理アドレスを物理アドレ
    スに変換するアドレス変換手段と、前記プロセッサがデ
    ータアクセスを要求したとき、前記主記憶バスの使用を
    要求するための先行バス使用要求を出力する先行バス使
    用要求手段と、前記プロセッサが前記データアクセスを
    要求した後、前記アドレス変換手段が前記論理アドレス
    を前記物理アドレスに変換したか否かを判定する変換判
    定手段と、この変換判定手段が、前記アドレス変換手段
    が前記論理アドレスを前記物理アドレスに変換したと判
    定したとき、前記主記憶バスの使用を要求するための正
    式バス使用要求を出力する正式バス使用要求手段とを備
    え、前記先行バス使用要求手段による前記先行バス使用
    要求、および前記正式バス使用要求手段による前記正式
    バス使用要求にもとづき、前記プロセッサユニットの前
    記主記憶バスの使用を調停するバス使用調停手段を備え
    たことを特徴とするマルチプロセッサ・システム。
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