JP2751147B2 - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
- Publication number
- JP2751147B2 JP2751147B2 JP3038817A JP3881791A JP2751147B2 JP 2751147 B2 JP2751147 B2 JP 2751147B2 JP 3038817 A JP3038817 A JP 3038817A JP 3881791 A JP3881791 A JP 3881791A JP 2751147 B2 JP2751147 B2 JP 2751147B2
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- Japan
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- inverter device
- frame
- shield plate
- power
- power conversion
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、直流電力を交流電力
に変換するインバータ装置に関する。
に変換するインバータ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】直流電力を交流電力に変換するインバー
タ装置は、通常、例えばサイリスタのような半導体素子
をブリッジ接続した半導体素子ユニットからなる電力変
換部と、電子部品を実装し電力変換部を制御するプリン
ト板からなる制御部とから構成される。半導体素子ユニ
ットを構成する半導体素子は運転中に発熱し、この発熱
量が大きくなると、半導体素子そのものを熱破壊する虞
れがあるので冷却装置が設けられている。すなわち、半
導体素子ユニットには冷却フィンが取り付けられ、この
冷却フィンはファンによって風冷される。一方、制御部
には電力変換部による電磁障害を防ぐためにシールド板
が設置される。このようなインバータ装置を組立てるに
は通常フレーム構造とされる。
タ装置は、通常、例えばサイリスタのような半導体素子
をブリッジ接続した半導体素子ユニットからなる電力変
換部と、電子部品を実装し電力変換部を制御するプリン
ト板からなる制御部とから構成される。半導体素子ユニ
ットを構成する半導体素子は運転中に発熱し、この発熱
量が大きくなると、半導体素子そのものを熱破壊する虞
れがあるので冷却装置が設けられている。すなわち、半
導体素子ユニットには冷却フィンが取り付けられ、この
冷却フィンはファンによって風冷される。一方、制御部
には電力変換部による電磁障害を防ぐためにシールド板
が設置される。このようなインバータ装置を組立てるに
は通常フレーム構造とされる。
【０００３】このようなフレーム構造のインバータ装置
の従来例を図４，図５に示す。図４はインバータ装置の
平面図、図５はその側面図である。これらの図におい
て、半導体素子ユニット８に装着された冷却フィン２は
支え金１４，１５および１６によってコの字状のフレー
ム１０の相対する面に取付けられている。さらにこのフ
レーム１０には支え金１７によりシールド板９が固定さ
れ、このシールド板９にプリント基板よりなる制御部が
取付けられている。なおそのほかに冷却フィン２を風冷
するためのファン５，必要に応じて平滑用のコンデンサ
７及びこれらの電気部品を電気的に接続するための端子
台６なども前記の支え金１５に取付けられている。ま
た、フレーム１０には上カバー１２，下カバー１３およ
び前カバー１１が被せられて装置を構成する。
の従来例を図４，図５に示す。図４はインバータ装置の
平面図、図５はその側面図である。これらの図におい
て、半導体素子ユニット８に装着された冷却フィン２は
支え金１４，１５および１６によってコの字状のフレー
ム１０の相対する面に取付けられている。さらにこのフ
レーム１０には支え金１７によりシールド板９が固定さ
れ、このシールド板９にプリント基板よりなる制御部が
取付けられている。なおそのほかに冷却フィン２を風冷
するためのファン５，必要に応じて平滑用のコンデンサ
７及びこれらの電気部品を電気的に接続するための端子
台６なども前記の支え金１５に取付けられている。ま
た、フレーム１０には上カバー１２，下カバー１３およ
び前カバー１１が被せられて装置を構成する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなフ
レーム構造のインバータ装置においては、冷却フィン２
とシールド板９とはフレーム１０を介して支え金１４，
１５，１６および１７で接続されているので、電気部
品、例えばファン５やコンデンサ７の取付けおよびこれ
らの電気部品への配線作業は外部カバーを構成するコの
字状をしたフレーム１０の内側で行わねばならなず作業
がしにくい。特に、最近のようにインバータ装置が高機
能化すると、そのための電気部品の数も多くなり、電気
部品の取付けやこれらの電気部品への配線作業をコの字
状をしたフレームの内側で行うのは、極めて作業性が悪
くかつ大きな工数を必要とする。さらにまた製品をメン
テナンスする場合にも同様に作業性が悪い。また冷却フ
ィンおよびシールド板をフレームに取付ける支え金の数
も多く構造が複雑であった。
レーム構造のインバータ装置においては、冷却フィン２
とシールド板９とはフレーム１０を介して支え金１４，
１５，１６および１７で接続されているので、電気部
品、例えばファン５やコンデンサ７の取付けおよびこれ
らの電気部品への配線作業は外部カバーを構成するコの
字状をしたフレーム１０の内側で行わねばならなず作業
がしにくい。特に、最近のようにインバータ装置が高機
能化すると、そのための電気部品の数も多くなり、電気
部品の取付けやこれらの電気部品への配線作業をコの字
状をしたフレームの内側で行うのは、極めて作業性が悪
くかつ大きな工数を必要とする。さらにまた製品をメン
テナンスする場合にも同様に作業性が悪い。また冷却フ
ィンおよびシールド板をフレームに取付ける支え金の数
も多く構造が複雑であった。
【０００５】そこでこの発明の目的は、構造が簡単で電
気部品の取付けおよび配線作業が容易にできるインバー
タ装置を提供することにある。
気部品の取付けおよび配線作業が容易にできるインバー
タ装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変
換部とこの電力変換部を制御する制御部とを備え、電力
変換部は複数の半導体素子をブリッジ接続した半導体素
子ユニットでありかつ冷却フィンを備え、制御部は電子
部品を実装したプリント板でありかつシールド板を備え
たインバータ装置であって、前記冷却フィンと前記シー
ルド板とをコの字状の支え金で接続し、この支え金を外
部カバーを構成するコの字状のフレームの内側面に取り
付けるものとする。さらに、かかる構成において、コの
字状の支え金に電気部品を取付ける。
め、この発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変
換部とこの電力変換部を制御する制御部とを備え、電力
変換部は複数の半導体素子をブリッジ接続した半導体素
子ユニットでありかつ冷却フィンを備え、制御部は電子
部品を実装したプリント板でありかつシールド板を備え
たインバータ装置であって、前記冷却フィンと前記シー
ルド板とをコの字状の支え金で接続し、この支え金を外
部カバーを構成するコの字状のフレームの内側面に取り
付けるものとする。さらに、かかる構成において、コの
字状の支え金に電気部品を取付ける。
【０００７】
【作用】この発明の構成によると、装置を構成するすべ
ての電気部品は、冷却フィンとシールド板とを接続する
コの字状の支え金に取付けられるので構造が簡単となり
かつ外部カバーを構成するコの字状をしたフレームがな
い状態で電気部品の取付けおよび配線作業ができるので
作業性が著しく改善される。
ての電気部品は、冷却フィンとシールド板とを接続する
コの字状の支え金に取付けられるので構造が簡単となり
かつ外部カバーを構成するコの字状をしたフレームがな
い状態で電気部品の取付けおよび配線作業ができるので
作業性が著しく改善される。
【０００８】
【実施例】図１はこの発明の一実施例であるインバータ
装置の組立構造を示す平面図、図２はその側面図、図３
はフレームおよびカバーからなる装置外箱の分解斜視図
である。図１および図２において、半導体素子ユニット
８を装着した冷却フィン２と平板状のシールド板９とは
コの字状の上支え金３および下支え金４で接続されてい
る。さらに下支え金４にはファン５，端子台６，コンデ
ンサ７などの電気部品が取付けられている。これら電気
部品の取付けおよび配線作業は、フレームを取付けない
状態でも装置全体が固定され安定しているので容易に行
える。
装置の組立構造を示す平面図、図２はその側面図、図３
はフレームおよびカバーからなる装置外箱の分解斜視図
である。図１および図２において、半導体素子ユニット
８を装着した冷却フィン２と平板状のシールド板９とは
コの字状の上支え金３および下支え金４で接続されてい
る。さらに下支え金４にはファン５，端子台６，コンデ
ンサ７などの電気部品が取付けられている。これら電気
部品の取付けおよび配線作業は、フレームを取付けない
状態でも装置全体が固定され安定しているので容易に行
える。
【０００９】フレーム及び外部カバーは電気部品の取付
けおよび配線作業が終了した後に図３に示すフレーム１
０を上支え金３および下支え金４に取付け、このフレー
ムに上カバー１２，下カバー１３および前カバー１１を
被せる。フレーム１０と上支え金３および下支え金４と
の取付けはフレーム１０に設けた穴１０Ａと上支え金
３，下支え金４に各々設けられたねじ穴３Ａ，４Ａとで
ねじ止めする。
けおよび配線作業が終了した後に図３に示すフレーム１
０を上支え金３および下支え金４に取付け、このフレー
ムに上カバー１２，下カバー１３および前カバー１１を
被せる。フレーム１０と上支え金３および下支え金４と
の取付けはフレーム１０に設けた穴１０Ａと上支え金
３，下支え金４に各々設けられたねじ穴３Ａ，４Ａとで
ねじ止めする。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、電気部品の取付けお
よび配線作業はコの字状をしたフレームがない状態で行
うことがでるので、作業性が向上し組立時およびメンテ
ナンス時の作業工数を低減できる。また支え金は冷却フ
ィンとシールド板とを直接接続するので支え金の部品数
が少なく構造が簡単化する。
よび配線作業はコの字状をしたフレームがない状態で行
うことがでるので、作業性が向上し組立時およびメンテ
ナンス時の作業工数を低減できる。また支え金は冷却フ
ィンとシールド板とを直接接続するので支え金の部品数
が少なく構造が簡単化する。
【図１】この発明の一実施例であるインバータ装置を示
す平面図
す平面図
【図２】図１の側面図
【図３】図１におけるフレームとカバーを示す分解斜視
図
図
【図４】従来のインバータ装置を示す平面図
【図５】図４の側面図
１ 制御部を構成するプリント板 ２ 冷却フィン ３ 上支え金 ４ 下支え金 ８ 電力変換部を構成する半導体素子ユニット ９ シールド板 １０ フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−295497（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−241095（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−102791（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−86343（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−84390（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−73461（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−107847（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−74449（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H05K 7/20 H02M 7/48 H05K 9/00
Claims (2)
- 【請求項１】直流電力を交流電力に変換する電力変換部
とこの電力変換部を制御する制御部とを備え、電力変換
部は複数の半導体素子をブリッジ接続した半導体素子ユ
ニットでありかつ冷却フィンを備え、制御部は電子部品
を実装したプリント板でありかつシールド板を備えたイ
ンバータ装置であって、前記冷却フィンと前記シールド
板とをコの字状の支え金で接続し、この支え金を外部カ
バーを構成するコの字状のフレームの内側面に取り付け
たことを特徴とするインバータ装置。 - 【請求項２】請求項１記載のものにおいて、コの字状の
支え金に電気部品を取り付けたことを特徴とするインバ
ータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038817A JP2751147B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038817A JP2751147B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | インバータ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277698A JPH04277698A (ja) | 1992-10-02 |
| JP2751147B2 true JP2751147B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12535822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3038817A Expired - Lifetime JP2751147B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | インバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2751147B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110366362B (zh) * | 2019-08-07 | 2020-08-07 | 李居强 | 电磁屏蔽散热装置 |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP3038817A patent/JP2751147B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04277698A (ja) | 1992-10-02 |
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