JP2666021B2 - 電源装置の箱体 - Google Patents
電源装置の箱体Info
- Publication number
- JP2666021B2 JP2666021B2 JP4121418A JP12141892A JP2666021B2 JP 2666021 B2 JP2666021 B2 JP 2666021B2 JP 4121418 A JP4121418 A JP 4121418A JP 12141892 A JP12141892 A JP 12141892A JP 2666021 B2 JP2666021 B2 JP 2666021B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- component mounting
- power supply
- mounting plate
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、内部に電力用半導体
装置を有する電源装置に関し、特に、この電源装置は可
搬できる程度の大きさのものであって、電力用半導体装
置を冷却する冷却板や部品取り付け板等の支持に関す
る。
装置を有する電源装置に関し、特に、この電源装置は可
搬できる程度の大きさのものであって、電力用半導体装
置を冷却する冷却板や部品取り付け板等の支持に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、電源装置は、インバータを使用し
た高周波化が進み、又、ケースをプラスチックにするな
ど小型軽量化が進んでいる。このため、従来据置型であ
った電源装置も可搬型になってきている。又、電源装置
内部の電力用半導体装置は、絶縁板を介して半導体チッ
プをベース板に取り付けたモジュールタイプが主流とな
っており、この電力用半導体装置を複数個同一の冷却板
に取り付けることになる。
た高周波化が進み、又、ケースをプラスチックにするな
ど小型軽量化が進んでいる。このため、従来据置型であ
った電源装置も可搬型になってきている。又、電源装置
内部の電力用半導体装置は、絶縁板を介して半導体チッ
プをベース板に取り付けたモジュールタイプが主流とな
っており、この電力用半導体装置を複数個同一の冷却板
に取り付けることになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電源装置は
軽量化のために、アングルなどの補強構造材を少なくす
る構造を採用しており、このため冷却板の支持は、特別
の支持体を設ける必要がありコスト高になるという問題
が生じていた。これに対し、電力用半導体装置を制御す
る制御装置を特別の支持体を設けないで電源装置の枠等
に取り付け、この制御装置の取り付け板に冷却板を取り
付ける方法もあるが、冷却板が大型になれば、熱のため
冷却板が歪み、それにより制御装置の取り付け板が歪む
など製品として用をなさないという問題も生じていた。
軽量化のために、アングルなどの補強構造材を少なくす
る構造を採用しており、このため冷却板の支持は、特別
の支持体を設ける必要がありコスト高になるという問題
が生じていた。これに対し、電力用半導体装置を制御す
る制御装置を特別の支持体を設けないで電源装置の枠等
に取り付け、この制御装置の取り付け板に冷却板を取り
付ける方法もあるが、冷却板が大型になれば、熱のため
冷却板が歪み、それにより制御装置の取り付け板が歪む
など製品として用をなさないという問題も生じていた。
【０００４】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構造で部品取り付け板や冷却板が強固に
支持され部品取り付け板が歪まない電源装置の箱体を提
供することを目的とする。
であり、簡単な構造で部品取り付け板や冷却板が強固に
支持され部品取り付け板が歪まない電源装置の箱体を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、底板と、この
底板の前後に下縁部を固定された正面板及び裏面板と、
前記底板の上方に間隔を隔てて対向し両端を前記正面板
及び前記裏面板に固定された第１の部品取り付け板と、
前記第１の部品取り付け板に上縁部を吊持された第２の
部品取り付け板と、前記第２の部品取り付け板の下縁部
に上縁部を吊持された冷却板と、前記底板と前記冷却板
との間及び前記底板と前記第２の部品取り付け板との間
に固定された少なくとも１個以上の大型部品とにより構
成されたものである。
底板の前後に下縁部を固定された正面板及び裏面板と、
前記底板の上方に間隔を隔てて対向し両端を前記正面板
及び前記裏面板に固定された第１の部品取り付け板と、
前記第１の部品取り付け板に上縁部を吊持された第２の
部品取り付け板と、前記第２の部品取り付け板の下縁部
に上縁部を吊持された冷却板と、前記底板と前記冷却板
との間及び前記底板と前記第２の部品取り付け板との間
に固定された少なくとも１個以上の大型部品とにより構
成されたものである。
【０００６】
【作用】本発明では、正面板と裏面板が下縁部を底板に
固定され、その正面板と裏面板の間を第１の部品取り付
け板が、支持補強し、この第１の部品取り付け板と底板
との間を第２部品取り付け板と冷却板と大型部品とが支
持補強していると共に第２の部品取り付け板と大型部品
とが支持補強している。よって、冷却板及び第２の部品
取り付け板は、上下両方から支持されるので強固に取り
付けられると共に全体としても強固な構造物となる。
固定され、その正面板と裏面板の間を第１の部品取り付
け板が、支持補強し、この第１の部品取り付け板と底板
との間を第２部品取り付け板と冷却板と大型部品とが支
持補強していると共に第２の部品取り付け板と大型部品
とが支持補強している。よって、冷却板及び第２の部品
取り付け板は、上下両方から支持されるので強固に取り
付けられると共に全体としても強固な構造物となる。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図１を参照して説明す
る。図１は、本発明の一実施例の右側板を外した状態を
示す側面図である。図１において、電源装置１には、底
板２の両側に正面板３と裏面板４がそれぞれ下縁部を例
えばスポット溶接により固定されて連立している。図２
に示される正面板３には、出力調整器２０、表示器２
１、切換器２２、出力端子２３などの必要な部品が配置
されている。第１の部品取り付け板５は、底板２に略対
応する大きさで、正面板３と裏面板４の間の上端近くに
底板２に対向するように配置され、正面板３と裏面板４
とに例えばネジで固定されている。この第１の部品取り
付け板５には、プリント配線板、小型トランス、抵抗、
ヒューズ等が取り付けられる。第２の部品取り付け板６
は、図２に破線で示すように略コ字状に形成され、第１
の部品取り付け板５に上縁をネジで結合されて吊り下げ
られ、冷却板７を吊り下げている。図１における３０は
冷却板吊り下げ部でネジ結合されている。冷却板７に
は、電力用半導体装置８が取り付けられている。又、前
記第２の部品取り付け板６には、プリント配線板、小型
トランス、抵抗、コンデンサ等が取り付けられる。
る。図１は、本発明の一実施例の右側板を外した状態を
示す側面図である。図１において、電源装置１には、底
板２の両側に正面板３と裏面板４がそれぞれ下縁部を例
えばスポット溶接により固定されて連立している。図２
に示される正面板３には、出力調整器２０、表示器２
１、切換器２２、出力端子２３などの必要な部品が配置
されている。第１の部品取り付け板５は、底板２に略対
応する大きさで、正面板３と裏面板４の間の上端近くに
底板２に対向するように配置され、正面板３と裏面板４
とに例えばネジで固定されている。この第１の部品取り
付け板５には、プリント配線板、小型トランス、抵抗、
ヒューズ等が取り付けられる。第２の部品取り付け板６
は、図２に破線で示すように略コ字状に形成され、第１
の部品取り付け板５に上縁をネジで結合されて吊り下げ
られ、冷却板７を吊り下げている。図１における３０は
冷却板吊り下げ部でネジ結合されている。冷却板７に
は、電力用半導体装置８が取り付けられている。又、前
記第２の部品取り付け板６には、プリント配線板、小型
トランス、抵抗、コンデンサ等が取り付けられる。
【０００８】電源装置１の変圧器９は、取り付け金具１
２を有しており、その取り付け金具１２の一方が底板２
にネジ３１により取り付けられると共に取り付け金具１
２の他方は、第２の部品取り付け板６にネジ３２により
取り付けられている。
２を有しており、その取り付け金具１２の一方が底板２
にネジ３１により取り付けられると共に取り付け金具１
２の他方は、第２の部品取り付け板６にネジ３２により
取り付けられている。
【０００９】電源装置１のリアクトル１０は、取り付け
金具１３を有しており、その取り付け金具１３の一方が
底板２にネジ３３により取り付けられ、その他方は、冷
却板７にネジ３４により取り付けられている。
金具１３を有しており、その取り付け金具１３の一方が
底板２にネジ３３により取り付けられ、その他方は、冷
却板７にネジ３４により取り付けられている。
【００１０】ファン１１は、冷却板７、変圧器９等の発
熱体を冷却するように正面板３に取り付けてある。左側
板２５、右側板２４は、最後に組付ける。
熱体を冷却するように正面板３に取り付けてある。左側
板２５、右側板２４は、最後に組付ける。
【００１１】このような構成により、部品が相互に支持
しあうことが可能となる。特に第２の部品取り付け板
６、冷却板７は、リアクトル１０、変圧器９等によって
第１の部品取り付け板５と底板２との間を連結するよう
に設けられているので、強力な補強構造となる。従っ
て、第１、第２の部品取り付け板５、６が、歪むことが
無い。
しあうことが可能となる。特に第２の部品取り付け板
６、冷却板７は、リアクトル１０、変圧器９等によって
第１の部品取り付け板５と底板２との間を連結するよう
に設けられているので、強力な補強構造となる。従っ
て、第１、第２の部品取り付け板５、６が、歪むことが
無い。
【００１２】
【発明の効果】本発明の電源装置の箱体は、上記のよう
に構成されているので、アングルのような補強構造材を
用いない簡単な構造で部品取り付け板や冷却板が強固に
支持され全体としても強力な構造物になり、部品取り付
け板が殆ど歪まないという効果を奏する。
に構成されているので、アングルのような補強構造材を
用いない簡単な構造で部品取り付け板や冷却板が強固に
支持され全体としても強力な構造物になり、部品取り付
け板が殆ど歪まないという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例の右側板を外した状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図２】同実施例の正面図である。
１ 電源装置 ２ 底板 ３ 正面板 ４ 裏面板 ５ 第１の部品取り付け板 ６ 第２の部品取り付け板 ７ 冷却板 ８ 電力用半導体装置 ９ 変圧器 １０ リアクトル １１ ファン １２ 取り付け金具 １３ 取り付け金具 ２０ 出力調整器 ２１ 表示器 ２２ 切換器 ２３ 出力端子 ２４ 右側板 ２５ 左側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平５−85092（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−193965（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−120398（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 底板と、この底板の前後に下縁部を固定
された正面板及び裏面板と、前記底板の上方に間隔を隔
てて対向し両端を前記正面板及び前記裏面板に固定され
た第１の部品取り付け板と、前記第１の部品取り付け板
に上縁部を吊持された第２の部品取り付け板と、前記第
２の部品取り付け板の下縁部に上縁部を吊持された冷却
板と、前記底板と前記冷却板との間及び前記底板と前記
第２の部品取り付け板との間に固定された少なくとも１
個以上の大型部品とにより構成されたことを特徴とする
電源装置の箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4121418A JP2666021B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 電源装置の箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4121418A JP2666021B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 電源装置の箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05291773A JPH05291773A (ja) | 1993-11-05 |
| JP2666021B2 true JP2666021B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=14810668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4121418A Expired - Lifetime JP2666021B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 電源装置の箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2666021B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP4121418A patent/JP2666021B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05291773A (ja) | 1993-11-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2189932C (en) | Welding power supply housing | |
| JPH11119678A (ja) | 映像表示装置 | |
| JP2666021B2 (ja) | 電源装置の箱体 | |
| US6633126B1 (en) | Plasma display panel (PDP) structure | |
| JPH0886473A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
| JPH0923079A (ja) | 電力変換装置 | |
| CN213751711U (zh) | —种带有自适应调节散热功能的显示屏 | |
| JP3087859B2 (ja) | インバータ装置 | |
| JP2751147B2 (ja) | インバータ装置 | |
| JP2000060149A (ja) | インバータ装置 | |
| CN219087025U (zh) | 一种大功率伺服驱动器 | |
| KR100627260B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 장치 | |
| JPH0236312Y2 (ja) | ||
| JPS6091867A (ja) | インバ−タ | |
| CN218158896U (zh) | 一种机架 | |
| CN219266852U (zh) | 一种计算机用主板安装架 | |
| JP2911288B2 (ja) | サーボモータの駆動用制御装置 | |
| JPS63110960A (ja) | インバ−タ装置 | |
| JPH0625991Y2 (ja) | 音響機器 | |
| JPH0318055Y2 (ja) | ||
| JP2005108969A (ja) | ファンユニットの取付構造 | |
| JPH0440304Y2 (ja) | ||
| JPH07123732A (ja) | サーボモータの駆動用制御装置 | |
| JPS6141245Y2 (ja) | ||
| JP2878241B2 (ja) | 過酷環境からの保護方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970527 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |