JP2750987B2 - 微小円筒形部品寸法測定システム - Google Patents

微小円筒形部品寸法測定システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顕微鏡画像処理とレー
ザ測長器による精密位置測定の技術を組み合わせ、自動
的にフェルール等の微小円筒形部品の内径,外径および
偏心を高精度にしかも高速に測定できる微小円筒形部品
寸法測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】フェルール等の微小円筒形部品の寸法を
測る場合、従来は次のような方法を用いていた。まず、
内径寸法は、ピンゲージを用いて手動で測定しており、
測定者の経験や感に頼っていた。また、外径寸法は、マ
イクロメータまたはレーザ外径測定器を用いて測定して
おり、やはり人手に頼っていた。そして、この方法は基
本的には円筒形外径の一点での測定であり、必要とされ
る最大外径の測定ではなく、測定精度が悪い。次に偏心
の測定では、ピンゲージと電気マイクロメータを用いて
手動で行っており、内径,外径寸法測定同様に測定者の
経験や感に頼り、測定精度が充分でない。因みに測定再
現性は3σ=約1μm程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフェルール等の
微小円筒形部品測定方法は、上述のように各部分を個別
に測定しており、人の経験に頼るところが大で、測定精
度が不十分で測定速度が遅いという問題があった。本発
明は上記問題を解決するもので、その目的はフェルール
等の微小な円筒形部品の寸法(内径,外径,偏心)測定
を顕微鏡画像処理とレーザ側長器を用いて高精度かつ、
高速度で自動測定できる微小円筒形部品寸法測定システ
ムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による微小円筒形部品寸法測定システムは、基
準ベースと、前記基準ベースに搭載され、X軸とY軸方
向に移動可能なステージと、前記ステージを駆動する駆
動機構と、前記ステージの対向位置に配置され前記基準
ベースに取り付けられている顕微鏡と、前記ステージに
搭載され、被測定物である微小円筒形部品を、その円筒
端面が前記顕微鏡の光軸に直角になるように保持する微
小円筒形部品保持機構と、前記微小円筒形部品を照明す
る照明部と、前記ステージのX軸とY軸の移動量を測定
するレーザ測長機構と、前記微小円筒形部品の測定部分
に対し合焦動作を行うオートフォーカス機構と、前記顕
微鏡で拡大された像をイメージ信号に変換するCCDカ
メラと、前記微小円筒形部品の内径部分全体を前記CC
Dカメラの一画面内に映し出し、その画像の内径エッジ
複数箇所の位置を画素の数によって求め、演算処理する
ことにより内径と内径中心を算出する制御シーケンス
と、前記駆動機構を制御し前記ステージをX軸,Y軸方
向に移動することによって前記微小円筒形部品の外形の
複数箇所をそれぞれ前記CCDカメラの一画面毎に映し
出していき、前記各画像と前記レーザ測長機構で測長し
たX軸,Y軸移動量とによって外形エッジ複数箇所の位
置を求め、演算処理することにより外径と外径中心を算
出する制御シーケンスと、前記算出された内径中心と外
径中心位置とを用いて演算することにより偏心を算出す
る制御シーケンスを順次自動的に実行するシステム制御
部とから構成されている。
【0005】
【作用】前記構成によれば、微小円筒形部品の内径,外
径および偏心を同時に高精度,高速度に自動測定でき
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は、本発明による微小円筒形部品寸法測
定システムで測定されるフェルールの外形を示す図で、
(a)は斜視図,(b)は部分断面図である。フェルー
ル11は図に示すように円筒形をしており、測定部分は
内径d1 ,外径d2 および内径中心と外径中心の差であ
る偏心である。(b)に示すようにフェルール11の光
ファイバ挿入側端の内径のエッジ部分はテーパ状になっ
ており、また、外径部分も面取りがされている。フェル
ールの実寸法は、例えば外径が2.5mmφ,内径が1
26μm,長さが10mmであり、上記テーパは45°
〜60°程度になっている。材質は例えば、ジルコニア
系セラミックまたはアルミナ系セラミックが用いられ
る。
【0007】図2は、本発明による微小円筒形部品寸法
測定システムの実施例を示す概略図である。大別する
と、フェルール11の円筒端面が金属顕微鏡2の光軸と
直角になるように保持するフェルール保持機構と、この
フェルール保持機構を搭載し、X軸,Y軸方向に移動で
きるステージ(Z軸ステージを含む)移動機構(駆動部
分は図示されていない)と、レーザ測長器9,測長器デ
ータ制御ユニット7および反射鏡25等よりなるレーザ
測長機構と、ラインセンサ19等のAFユニット4が組
み込まれ、フェルール11の端面に対向して配置された
対物レンズ10によりフェルール11の像を拡大する金
属顕微鏡2と、金属顕微鏡2の鏡筒部に取り付けられて
いるCCDカメラ1と、金属顕微鏡2を支持する顕微鏡
架台5と、レーザ波長器9,ステージ機構および顕微鏡
架台5を固定する基準ベース16と、基準ベース16の
振動を防止する防振台17と、測定シーケンスを制御す
るシステム制御部6と、システム制御部6のデータを管
理するためのコンピュータ8とを含んで構成されてい
る。
【0008】フェルール保持機構は、図3に示すように
フェルール吸着台12の上に、円筒端面が光軸に対し直
角になるように保持部12cでフェルール11を保持す
る。フェルール11の保持はその外周面の一部または底
面を真空吸着することにより行われる。フェルール吸着
台12は一方に開口部を有する空胴構造になっており、
ファイバ照明系20のファイバ21の先端部が挿入され
ている。フェルール吸着台12の上面は、拡散ガラス1
2bによって構成されており、ファイバ照明系20から
の光が均一にフェルール11の下側から照明されるよう
になっている。フェルール吸着台12はX軸ステージ1
4,Y軸ステージ15の移動(最大数mm)によって基
準ベース16上を動くが、ファイバ照明系20は顕微鏡
架台5に固定されている。
【0009】図4はレーザ測長機構の詳細を示す図であ
る。測長器データ制御部7は、Y軸測定ボード7a,X
軸測定ボード7b,レーザ接続ボード7cおよびインタ
フェースボード7dより構成されており、各ボードは転
送バス31により情報を送受できる。Y軸測定ボード7
aはレシーバケーブル27aによってレシーバ26aに
接続されており、レシーバ26aからの受信データに基
づきステージのY軸方向の移動量を測定する。X軸測定
ボード7bはレシーバケーブル27bによってレシーバ
26bに接続されており、レシーバ26bからの受信デ
ータに基づきステージのX軸方向の移動量を測定する。
インタフェースボード7dは、システム制御ユニット6
内のメイン制御部41に接続され、メイン制御部41と
の信号の授受を可能にしている。レーザ接続ボード7c
はレーザケーブル28によってレーザヘッド18に接続
され、レーザ光を発振制御するための回路である。
【0010】フェルール吸着台12を固定する基台12
aの端部には、反射鏡25aと25bが配置されてい
る。反射鏡25aはY軸上に、反射鏡25bはX軸上に
それぞれ設けられている。レーザヘッド18を出射した
レーザ光は、ビームベンダ22によりその方向が変えら
れ、さらに50パーセントビームスプリッタ23によっ
て互いに方向が90°異なった2つのレーザ光に分離さ
れる。分離された一方のレーザ光は、プレーンミラー2
4aによって光路が曲げられ、Y軸方向から反射鏡25
aに入射する。他方のレーザ光は、プレーンミラー24
bによって同様に光路が曲げられ、X軸方向から反射鏡
25bに入射する。反射鏡25aで反射したレーザ光
は、プレーンミラー24aに戻りレシーバ26aに受光
され、電気信号に変換されてY軸測定ボード7aに入力
される。また、反射鏡25bで反射したレーザ光も、プ
レーンミラー24bに戻りレシーバ26bに受光され、
電気信号に変換されてX軸測定ボード7bに入力され
る。
【0011】光源はHe−Neレーザが用いられ、測長
はヘテロダイン方式が用いられている。このレーザ測長
機構の分解能は例えば、0.005μmである。ステー
ジの脇に設置されているローダ33は、被測定物である
フェルール11を自動的にフェルール保持機構の所定位
置に搬送しセットするための装置である。同様にもう一
方の脇に設置されているアンローダ34は、本測定シス
テムでの測定結果に応じて、各フェルールをフェルール
保持機構から搬出し、精度別に区別した収容部に選別す
るための装置である。
【0012】図5は、システム制御系を中心に記載した
測定システムの回路ブロック図である。システム制御ユ
ニット6は、各回路との接続を行うインタフェース回路
39,XY軸ステージを所定の位置まで移動制御するX
Y軸ステージ制御部40,シーケンス全体を制御すると
ともに各データに基づき演算処理をするメイン制御部4
1,CCDカメラ1から取り込んだイメージデータによ
り画像処理を行う画像処理部42およびDC電源回路4
3より構成されている。XY軸ステージ制御部40,メ
イン制御部41および画像処理部42は、マルチバス3
2により相互間のデータ送受が可能である。XY軸ステ
ージ制御部40の制御信号は、Y軸ドライバ44,X軸
ドライバ45に供給され、Y軸ドライバ44,X軸ドラ
イバ45はY軸ステージ15,X軸ステージ14にその
駆動軸がそれぞれ連結されたモータ37,38を駆動す
る。
【0013】ライトカード46は、システム制御ユニッ
ト6からの照明制御のための信号によりファイバ照明系
20のランプ35,36の点灯を制御し、所定電圧の電
源回路47,48より電力の供給を受けてランプ35,
36の光量が一定になるように制御する。AFユニット
4は、図示しない赤外発光器より測定部分に赤外光を照
射し、ラインセンサ19により赤外パターンを検出する
ことによりAF駆動する。すなわち、ラインセンサ19
からのデータに基づき制御信号をシステム制御ユニット
6およびZ軸ドライバ49に送出し、Z軸ドライバ49
によってアクチェータ50を駆動することによりZ軸ス
テージ13を光軸方向に移動させフェルール11の測定
端面の合焦を行う。メイン制御部41はローダ33によ
りフェルールがセットされると、内径,外径および偏心
の順序で測定を開始する。
【0014】以下、図6および図7を用いて測定手順お
よび原理を説明する。図6はフェルールの内径およびそ
の中心位置の測定法を説明するための図で、(a)はフ
ェルールの円筒端面を示す側面図,(b)は内径拡大部
分と射影を示す図,(c)は内径エッジ部分のスキャン
方法を説明するための図,(d)はフェルール外径部分
の一部拡大図,(e)はエッジ部分の断面拡大図であ
る。メイン制御部41は、AFユニット4を制御し、Z
軸ステージ13を光軸方向に移動することにより、フェ
ルールの上端面にピントを合わせる。そして、予め設定
された内径値および外径値より内径の仮想中心がCCD
カメラ1の視野中心に位置決めされる。内径部分全体は
CCDカメラ視野A内に映し出され、内径画像が画像処
理部42に取り込まれる。
【0015】画像処理部42は、1フレームで内径画像
を取り込んでおり、指定測定点数分のエッジの座標を求
めることにより内径およびその中心を算出する。内径の
認識では、2値を用いて図6(b)のx’,y’のよう
な射影をとり、各射影の重心を通る線の延長上で交わっ
た位置を内径中心と認識する。射影は2値画像に対して
1ライン上の白または黒のピクセルの数を数え、プロッ
トしていくことにより作成できる。内径のエッジの認識
は図6(c)に示すように内径を例えば、4分割し、そ
の内の2つの分割部分については矢印55に示す方向
に、他の2分割部分については矢印56に示す方向にサ
ンプリングする。サンプリング幅は精度および速度を考
慮して測定点を含む狭い範囲で行われる。例えば、図5
(d)に示すように38万画素の2/3インチCCDを
用い金属顕微鏡の拡大倍率が40倍で50ピクセル程度
である。
【0016】サンプリングデータ(波形)によってエッ
ジ位置を求める前処理としてエッジ有無のチェックを行
う。濃淡の連続1方向変化領域に対し、そのピクセル数
と濃度のレンジを求め、例えば図6(e)に示すように
5ピクセル連続し80以上のレンジ(256階調で80
階調分)で変化する部分をエッジありと判定する。エッ
ジありと判定した場合はエッジアルゴリズムによってエ
ッジ位置を求める。エッジアルゴリズムの一例として、
例えば、一次微分し絶対値をとって、それを正規分布に
対応づけ、その正規分布の最大位置をエッジとする方法
である。このようにして求めたエッジ位置座標x,yか
ら、円の式(x−Ox)2 +(y−Oy)2 =R2 に対
して、最小自乗法で近似することにより内径中心座標O
i ,Oyi と内径2Ri を算出する。
【0017】なお、内径中心と内径のエッジ位置との距
離を求め、その最大値をDmax ,最小値をDmim とし、
パーセント=〔1−(Dmax −Dmim )÷2R×10
0〕によって真円度を求めることもできる。さらに内接
最大円も容易に求めることができる。 メイン制御部4
1は、内径およびその中心を求めると次はY軸とX軸ス
テージを移動制御してCCDカメラの視野を外形のエッ
ジに移動する。図7はフェルールの外径測定法を説明す
るための図で、(a)はフェルールの円筒端面を示す側
面図,(b)は外形エッジ部分に位置付けられたCCD
カメラ視野の測定方向を示す図である。CCDカメラ1
の視野Aは、A1 に設定され、ついでA2 ,A3
4 ,A5,A6 の位置に順番に設定される。このとき
レーザ測長機構で各位置でのX軸とY軸の移動量が測長
され、そのデータがメイン制御部41に送られる。各位
置A1 〜A6 では、図7(b)で示すような方向でサン
プリングされ、内径算出で用いたと同様な手法で外形の
エッジ部分を求める。
【0018】この外形エッジ部分とレーザ測長機構で測
長した各X軸とY軸の移動量とから外径のx座標および
y座標を求める。これにより内径で求めたと同じように
円の式に対し最小自乗法により外形の中心座標Oxo
Oyo と外径2Ro を算出する。なお、外接最小円も容
易に求めることができる。次に、上記内径の中心座標O
i ,Oyi と外形の中心座標Oxo ,Oyo を用いて
下式によって偏心を算出する。 偏心={(Oxi −Oxo 2 +(Oyi −O
o 2 1/2
【0019】以上のようにしてシステム制御ユニット6
で算出された内径,外径および偏心は、コンピュータ8
に送られ、データ管理がなされる。コンピュータ8は各
フェルールをその測定寸法を区分けして管理する。した
がって、測定終了のフェルールを吸着台からアンロード
する場合、アンローダ34は吸着台からフェルールを取
り外した後、コンピュータのデータに基づき各寸法区分
毎に設けられた収容部に分類選別できる。本発明ではレ
ーザ測長機構と画像処理によるサブミクロン処理によっ
て内径,外径および偏心(3σ)共ども0.1μm程度
の測定再現性が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、非接触
測定であるので、メカニカルな誤差要因が少なく信頼性
が高いという特長がある。また、CCDカメラから取り
入れたイメージを画像処理し近似式を用いているので、
内径,外径だけでなく真円度,偏心を容易に測定でき
る。さらに理論上では、測定点を増加させることにより
真の内径,外径,偏心,真円度を測定できる。さらに従
来は内径,外径および偏心を個別に測定しているが、同
一のステージを用いた全自動測定であるので、一回の測
定で内径,外径および偏心を高速に測定できる。また、
レーザ測長機構と画像処理によるサブミクロン処理を組
み合わせた測定であるので、測定精度が向上する。した
がって、本発明によれば、フェルール等の微小円筒形部
品の内径,外径および偏心を高精度、かつ高速に自動測
定できる測定システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による微小円筒形部品寸法測定システム
で測定されるフェルールの外形を示す図で、(a)は斜
視図,(b)は部分断面図である。
【図2】本発明による微小円筒形部品寸法測定システム
の実施例を示す概略図である。
【図3】フェルール保持機構の概略を示す断面図であ
る。
【図4】レーザ測長器による測長機構の詳細を示す図で
ある。
【図5】システム制御部の詳細を示す図である。
【図6】フェルールの内径およびその中心位置の測定法
を説明するための図で、(a)はフェルールの円筒面を
示す側面図,(b)は内径拡大部分と射影を示す図,
(c)は内径エッジ部分のスキャン方法を説明するため
の図,(d)はフェルール内径部分の一部拡大図,
(e)はエッジ部分の断面拡大図である。
【図7】フェルールの外径測定法を説明するための図
で、(a)はフェルールの円筒面を示す側面図,(b)
は外形エッジ部分に位置付けられたCCDカメラ視野の
測定方向を示す図である。
【符号の説明】
1 CCDカメラ 2 金属顕微鏡 3 リレーレンズ 4 オートフォーカスユニット(AFユニット) 5 顕微鏡架台 6 システム制御ユニット 7 測長器データ制御ユニット 8 コンピュータ 9 レーザ測長器 10 対物レンズ 11 フェルール(被測定物) 12 フェルール保持台(フェルール吸着台) 13 Z軸ステージ 14 X軸ステージ 15 Y軸ステージ 16 基準ベース 17 防振台 18 レーザヘッド 20 ファイバ照明系 35,36 ランプ 37,38 モータ 40 XY軸ステージ制御部 41 メイン制御部 42 画像処理部 43,47,48 DC電源回路 44 Y軸ドライバ 45 X軸ドライバ 46 ライトカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 持田 亘 東京都狛江市和泉本町一丁目35番1号 東京航空計器株式会社内 (72)発明者 川西 俊次 東京都狛江市和泉本町一丁目35番1号 東京航空計器株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−148448(JP,A) 特開 平2−268204(JP,A) 特開 平1−285811(JP,A) 特開 昭58−143205(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準ベースと、 前記基準ベースに搭載され、X軸とY軸方向に移動可能
    なステージと、 前記ステージを駆動する駆動機構と、 前記ステージの対向位置に配置され、前記基準ベースに
    取り付けられている顕微鏡と、 前記ステージに搭載され、被測定物である微小円筒形部
    品を、その円筒端面が前記顕微鏡の光軸に直角になるよ
    うに保持する微小円筒形部品保持機構と、 前記微小円筒形部品を照明する照明部と、 前記ステージのX軸とY軸の移動量を測定するレーザ測
    長機構と、 前記微小円筒形部品の測定部分に対し合焦動作を行うA
    F機構と、 前記顕微鏡で拡大された像をイメージ信号に変換するC
    CDカメラと、 前記微小円筒形部品の内径部分全体を前記CCDカメラ
    の一画面内に映し出し、その画像の内径エッジ複数個所
    の位置を画素の数によって求め、演算処理することによ
    り内径と内径中心を算出する制御シーケンスと、前記駆
    動機構を制御し前記ステージをX軸,Y軸方向に移動す
    ることによって前記微小円筒形部品の外形の複数箇所を
    それぞれ前記CCDカメラの一画面毎に映し出してい
    き、前記各画像と前記レーザ測長機構で測長したX軸,
    Y軸移動量とによって外形エッジ複数箇所の位置を求
    め、演算処理することにより外径と外径中心を算出する
    制御シーケンスと、前記算出された内径中心と外径中心
    位置とを用いて演算することにより偏心を算出する制御
    シーケンスを順次自動的に実行するシステム制御部と、 から構成されたことを特徴とする微小円筒形部品寸法測
    定システム。
  2. 【請求項2】 前記微小円筒形部品は、フェルールであ
    る請求項1記載の微小円筒形部品寸法測定システム。
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