JP2748693B2 - 同報システムにおいて同期を維持する方法および装置 - Google Patents

同報システムにおいて同期を維持する方法および装置

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    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0331Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop with a digital phase-locked loop [PLL] processing binary samples, e.g. add/subtract logic for correction of receiver clock

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、一般に同報送信システムに関し、さらに詳
しくは、同報送信システムにおいて同期を維持する方法
および装置に関する。
発明の背景 同報送信システム(simulcast transmission syste
m)において用いられる送信機のメッセージ送信を自動
的に同期するための複数の方法が提唱され、現在利用さ
れている。複数の送信機を同期するこれらの方法は、伝
搬遅延測定シーケンスを完了するためにかなりの時間を
要する。40台の送信機を備えるような大きな同報送信シ
ステムでは、個々の送信機伝搬遅延を測定するため各送
信機が順次アクセスされる場合、40秒以上の遅延測定時
間は一般的である。同期時間を短縮する一つの方法とし
て、同報システムを小さな送信区域に分割する方法があ
り、それぞれの送信区域における局所送信機について遅
延が同時に測定され、システム内の送信機を同期するた
めに要する総合時間を短縮していた。送信機遅延を測定
するこの方法は遅延測定処理を高速化するが、隣接送信
区域における送信機を同期するために要する遅延を測定
する点で新たな問題を提起していた。
一般に、同報送信機を同期する場合、伝搬遅延の差を
考慮するため、複数の送信機について伝搬遅延時間を測
定しなければならない。同期が確立されると、発振器の
ドリフトのために同期を絶えず維持しなければならな
い。複数の送信機に高精度クロックを内蔵すると、デー
タの同報送信のためにクロックを正確に同期させておく
ためには、各送信機に設けられた複数のクロックを周期
的に再同期するためにかなりの空中時間を割り当てる必
要があり、不経済である。
従って、経済的であり、かつ周期的に同期を維持する
ことにかなりの空中時間を割り当てる必要のない、同報
送信システムにおいて複数の送信機の同期を維持する方
法および装置が必要とされる。
発明の概要 同報システムは、送信機コントローラに結合された複
数の基地局(base site)を同期し、同期を維持するこ
とができる送信機コントローラを有する。複数の基地局
は、無線周波送信としてデータを実質的に同時に送信で
きる送信機を有する。送信機コントローラはさらに、所
定の時間間隔で時間マークを発生する発生器からなる。
データ分割器(data divider)は、少なくとも一対の時
間マークの間に挿入される所定のパケットにデータを分
割する。送信機コントローラは、複数の基地局にデータ
・パケットおよび時間マークを送信する。複数の基地局
は、データ・パケットおよび時間マークを受信する基地
局受信機と、時間マーク対の間の時間を測定するための
クロックとを含む。基地局コントローラは、任意の時間
マーク対と所定の時間間隔との間に時間差があることを
判断する。タイマは、対応する基地局における時間マー
クの間の時間差に応答して、複数の基地局のそれぞれに
おいて遅延時間を調整し、各複数の基地局について決定
される所定の遅延時間だけ開始コマンドの受信からデー
タの再送信を遅延して、複数の基地局によって実質的に
同時にデータを再送信することを可能にする。
同報システムにおいてデータ送信の同期を維持する方
法であって、この同報システムは送信機コントローラに
結合される複数の基地局を同期し同期を維持することが
でき、複数の基地局は無線周波送信としてデータを実質
的に同時に送信できる送信機を有する方法は: (a)所定の時間間隔で時間マークを発生する段階; (b)少なくとも一対の時間マークの間に挿入される所
定のパケットにデータを分割する段階; (c)データ・パケットおよび時間マークを複数の基地
局に送信する段階; (d)時間マークを含むデータ・パケットを複数の基地
局に送信して、複数の基地局に対して時間差を求める段
階; (e)複数の基地局によってデータ・パケットおよび時
間マークを受信する段階; (f)連続する時間マーク対の間の時間を測定する段
階; (g)任意の時間マーク対と所定の時間間隔との間に時
間差があることを判断する段階;および (h)段階(g)に応答してそれぞれの基地局の伝搬遅
延の差を調整して、複数の基地局に対して伝搬遅延の差
を補償する段階; によって構成されることを特徴とする。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の好適な実施例によるデータ送信シ
ステムの電気ブロック図である。
第2図は、本発明の好適な実施例に従ってメッセージ
情報を処理し送信する端末の電気ブロック図である。
第3図ないし第5図は、本発明の好適な実施例に従っ
て用いられる信号プロトコルの送信フォーマットを示す
タイミング図である。
第6図および第7図は、本発明の好適な実施例に従っ
て用いられる同期信号を示すタイミング図である。
第8図は、本発明の好適な実施例によるデータ通信受
信機の電気ブロック図である。
第9図は、第8図のデータ通信受信機で用いられる閾
値レベル抽出回路の電気ブロック図である。
第10図は、第8図のデータ通信受信機で用いられる4
値デコーダの電気ブロック図である。
第11図は、第8図のデータ通信受信機で用いられるシ
ンボル同期装置の電気ブロック図である。
第12図は、第8図のデータ通信受信機で用いられる4
値/2値変換器の電気ブロック図である。
第13図は、第8図のデータ通信受信機で用いられる同
期相関器の電気ブロック図である。
第14図は、第8図のデータ通信受信機で用いられる位
相タイミング発生器の電気ブロック図である。
第15図は、本発明の好適な実施例による同期相関シー
ケンスを示すフロー図である。
第16図は、本発明の好適な実施例に従って情報を処理
し送信する同報システムの電気ブロック図である。
第17図は、本発明の好適な実施例に従って同期を維持
するための信号プロトコルの送信フォーマットを示すタ
イミング図である。
第18図は、本発明の好適な実施例に従って複数の基地
局の同期を維持するシーケンスを示すフロー図である。
好適な実施例の説明 第1図は、本発明の好適な実施例による、ページング
・システムなどのデータ送信システム100の電気ブロッ
ク図である。このようなデータ送信システム100では、
数字データ送信を行うシステムの場合のように電話から
発信するメッセージや、英数字データ端末まどメッセー
ジ入力装置から発信するメッセージは、一般電話交換網
(PSTN:public switched telephone network)を介して
ページング端末102に中継され、このページング端末
は、システム内に設けられる一つまたは以上の送信機10
4によって送信するため数字または英数字メッセージ情
報を処理する。複数の送信機が用いられる場合、送信機
104は、好ましくは同報方式で、メッセージ情報をデー
タ通信受信機106に送信する。ページング端末102による
数字および英数字情報の処理、ならびにメッセージ送信
のために用いられるプロトコルについて以下で説明す
る。
第2図は、本発明の好適な実施例に従ってメッセージ
情報の送信を処理し、制御するために用いられるページ
ング端末102の電気ブロック図である。タッチトーン(T
ouch−Tone)電話を用いて容易に入力できるトーン・オ
ンリ・メッセージや数字メッセージなどの短いメッセー
ジは、当技術分野で周知なように電話インタフェース20
2を介してページング端末102に結合される。データ入力
装置を利用することを必要とする英数字メッセージなど
の長いメッセージは、多数の周知のモデム送信プロトコ
ルのうち任意のプロトコルを用いるモデム206を介して
ページング端末102に結合される。メッセージを起こす
呼が受信されると、コントローラ204はメッセージ処理
を行う。コントローラ204は、モトローラ社製MC68000ま
たは同等品などのマイクロコンピュータであることが好
ましく、発呼者にメッセージを入力するように指示する
音声プロンプトや段取り(housekeeping)プロトコルな
どの端末動作を制御するためのさまざまなあらかじめプ
ログラムされたルーチンを実行して、データ入力装置か
らメッセージを受信することを可能にする。呼が受信さ
れると、コントローラ204は加入者データベース208に保
存された情報を参照して、受信されたメッセージをどの
ように処理するか判断する。加入者データベース208
は、データ通信受信機に割り当てられたアドレスや、ア
ドレスに伴うメッセージ・タイプや、アクティブまたは
サービス料金滞納による非アクティブなどデータ通信受
信機のステータスに関する情報を含むが、これらに限定
されない。データ入力端末204が設けられ、これはコン
トローラ204に結合し、加入者データベース208に保存さ
れた情報の入力/更新/削除などの目的のために用いら
れ、システム性能の監視や、サービス料金情報などの情
報を得るために用いられる。
また加入者データベース108は、以下で詳細に説明す
るように、データ通信受信機が割り当てられている送信
フレームや送信フェーズに関する情報などを含む。受信
されたメッセージはアクティブ・ページ・ファイル210
に保存され、このアクティブ・ページ・ファイル210は
データ通信受信機に割り当てられた送信フェーズに基づ
いてメッセージを待ち行列(queue)で保存する。本発
明の好適な実施例では、4つのフェーズ待ち行列がアク
ティブ・ページ・ファイル210に設けられる。アクティ
ブ・ページ・ファイル210はデュアル・ポートの先入れ
先出し方式ランダム・アクセス・メモリであることが好
ましいが、ハードディスク・ドライブなどの他のランダ
ム・アクセス保存装置も利用できることが理解される。
周期的に、各フェーズ待ち行列に保存されたメモリ情報
は、リアルタイム・クロック214または他の適切なタイ
ミング源によって与えられるようなタイミング情報を利
用してコントローラ204の制御に基づいて、アクティブ
・ページ・ファイル210から取り出される。各フェーズ
待ち行列から取り出されたメッセージ情報はフレーム番
号によって分類され、アドレス,メッセージ情報および
送信に必要な他の情報によって整理され、次にフレーム
・バッチング・コントローラ212によって、メッセージ
・サイズに基づいてフレームにバッチングされる。各フ
ェーズ待ち行列のバッチングされたフレーム情報はフレ
ーム・メッセージ・バッファ216に結合され、このバッ
ファは次に処理送信するときまで、バッチ・フレーム情
報を一時的に保存する。フレームは数字順にバッチング
され、そのため現在フレームが送信されている間に、次
に送信されるフレームはフレーム・メッセージ・バッフ
ァ216に入り、その次のフレームが取り出されバッチン
グされる。適切なときに、フレーム・メッセージ・バッ
ファ216に保存されたバッチ・フレーム情報はフレーム
・エンコーダ218に転送され、位相待ち行列関係を維持
する。フレーム・エンコーダ218は、以下で説明するよ
うに、送信に必要なアドレスおよびメッセージ符号ワー
ドにアドレスおよびメッセージ情報を符号化する。符号
化されたアドレスおよびメッセージ符号ワードはブロッ
クに並べられ、ブロック・インタリーバ(block interl
eaver)220に結合され、このブロック・インタリーバは
当技術分野で周知な方法で送信のために好ましくは一度
に8符号ワードをインタリーブする。各部ロック・イン
タリーバ220からのインタリーブされた符号ワードはフ
ェーズマルチプレクサ221に順次転送され、このマルチ
プレクサ221は送信フェーズごとのシリアル・データ・
ストリームにメッセージ情報をビット単位で多重化す
る。次にコントローラ204はフレーム同期発生器222を起
動して、フレーム同期発生器222は各フレーム送信の開
始時に送信される同期符号を発生する。同期符号は、コ
ントローラ204の制御に基づいて、シリアル・データ・
スプライサ(serial data splicer)224によってアドレ
スおよびメッセージと多重化され、それにより送信のた
めに適切にフォーマット化されるメッセージ・ストリー
ムを発生する。次にメッセージ・ストリームは送信機コ
ントローラ226に結合され、送信機コントローラ226はコ
ントローラ204の制御に基づいて分配チャンネル228上で
メッセージ・ストリームを送信する。分配チャンネル22
8は、有線回線,RFまたはマイクロ波分配チャンネル,ま
たは衛星分配リンクなどの任意の周知な分配チャンネル
でもよい。分配されたメッセージ・ストリームは、通信
システムの大きさに応じて、一つまたはそれ以上の送信
局104に転送される。まず、メッセージ・ストリーム
は、送信前にメッセージ・ストリームを一時的に保存す
るデュアル・ポート・バッファ230に送られる。タイミ
ング/制御回路232によって決定される適切な時間にお
いて、メッセージ・ストリームはデュアル・ポート・バ
ッファ230から取り出され、好ましくは4値FSK変調器23
4の入力に結合される。次に変調メッセージ・ストリー
ムは送信機236に結合され、アンテナ238を介して送信さ
れる。
第3図,第4図および第5図は、本発明の好適な実施
例に従って用いられる信号プロトコルの送信フォーマッ
トを示すタイミング図である。第3図に示すように、信
号プロトコルは、フレーム0〜フレーム127と記された1
28フレームの一つまたはそれ以上に割り当てられたペー
ジャなどのデータ通信受信機にメッセージを送信するこ
とを可能にする。信号プロトコル内に設けられる実際の
フレーム数は上記の数以上でも以下でもよいことが理解
される。用いられるフレームの数が多ければ、システム
内で動作するデータ通信受信機に供給されるバッテリ寿
命は長くなる。用いられるフレームの数が少なければ、
特定のフレームに割り当てられるデータ通信受信機に対
して待ち行列に入れて伝達できるメッセージが多くな
り、そのため待ち時間(latency)すなわちメッセージ
を伝達するために要する時間を短縮することができる。
第4図に示すように、フレームは同期符号(sync)
と、それに続く好ましくは11個のメッセージ情報のブロ
ックとからなり、これらのブロックはブロック0〜ブロ
ック10と記されている。第5図に示すように、各メッセ
ージ情報の各ブロックは、好ましくは8つのアドレス,
制御またはデータ符号ワードからなり、これらは各位相
についてワード0〜ワード7と記されている。従って、
フレーム内の各位相により最大88個のアドレス,制御お
よびデータ符号ワードを送信することができる。アドレ
ス,制御およびデータ符号ワードは好ましくは31,21BCH
符号ワードであり、32個目の偶数パリティ・ビットが追
加され、このビットは符号ワード・セットに対して追加
ビット距離を与える。23,12ゴーレイ符号ワード(Golay
code word)などの他の符号ワードも利用できることが
理解される。符号ワード・タイプをアドレスまたはデー
タとして定めるために最初の符号ワード・ビットを利用
するアドレスおよびデータ符号ワードを与える周知のPO
CSAG信号プロトコルと異なり、本発明の好適な実施例で
採用される信号プロトコルではアドレス符号ワードとデ
ータ符号ワードとの間にそのような区別はない。むし
ろ、アドレスおよびデータ符号ワードはそれぞれのフレ
ーム内の位置によって定められる。
第6図および第7図は、本発明の好適な実施例に従っ
て用いられる同期符号を示すタイミング図である。特
に、第6図に示すように、同期符号は好ましくは3つの
部分、すなわち第1同期符号(同期1),フレーム情報
符号ワード(フレーム情報)および第2同期符号(同期
2)によって構成される。第7図に示すように、第1同
期符号は、ビット同期を行う交互の1,0ビット・パター
ンであるビット同期1およびBS1と記される第1部分お
よび第3部分と、フレーム同期を行う「A」およびその
補数「」と記される第2および第4部分とからなる。
第2および第4部分は好ましくは単一の32,21BCH符号ワ
ードであり、これは高い符号ワード相関信頼性を与える
ためにあらかじめ定められ、かつアドレスおよびメッセ
ージが送信されるデータ・ビット・レートを表すために
用いられる。以下の表は、信号プロトコルと共に用いら
れるデータ・ビット・レートを定める。ビット・レート 「A」の値 1600bps A1およびA1バー 3200bps A2およびA2バー 6400bps A3およびA3バー 未定義 A4およびA4バー 上の表に示すように、アドレスおよびメッセージ情報
用に3つのデータ・ビット・レートがあらかじめ定めら
れているが、システム条件に応じてそれ以上またはそれ
以下のデータ・ビット・レートもあらかじめ定められる
ことが理解される。第4の「A」の値も将来に備えてあ
らかじめ定められている。
フレーム情報符号ワードは好ましくは単一の32,21BCH
符号ワードであり、フレーム番号0〜フレーム番号127
を定めるために符号化された7ビットなど、フレーム番
号を識別するために確保された所定のビット数をデータ
部分内に含む。
第2同期符号の構造は、上記の第1同期符号の構造と
同様であることが好ましい。しかし、好ましくは1600bp
s(bit per second)などの固定データ・シンボル・レ
ートで送信される第1同期符号とは異なり、第2同期符
号は任意のフレーム内でアドレスおよびメッセージが送
信されるデータ・シンボル・レートで送信される。従っ
て、第2同期符号により、データ通信受信機はフレーム
送信データ・ビット・レートで「精細(fine)」ビット
およびフレーム同期を得ることができる。
要するに、本発明の好適な実施例で採用される信号プ
ロトコルは128フレームからなり、これには所定の同期
符号と、それに続いて位相ごとに8つのアドレス,制御
およびメッセージ符号ワードからなる11個のデータ・ブ
ロックとが含まれる。同期符号はデータ送信レートの識
別を可能にし、データ通信受信機がさまざまな送信レー
トで送信されるデータ符号ワードと同期することを保証
する。
第8図は、本発明の好適な実施例によるデータ通信受
信機106の電気ブロック図である。データ通信受信機106
の心臓部はコントローラ816であり、これは好ましくは
モトローラ社製MC68HC05HC11マイクロコンピュータを利
用して構成される。以下コントローラ816というマイク
ロコンピュータ・コントローラは第8図に示すように複
数の周辺回路から入力を受信処理し、ソフトウェア・サ
ブルーチンを利用して実現される周辺回路の動作および
相互作用を制御する。処理および制御のためにマイクロ
コンピュータ・コントローラを用いることは当業者に周
知である。
データ通信受信機106は、以下「データ」というアド
レス,制御およびメッセージ情報を受信することがで
き、このデータは好ましくは2値および4値周波数変調
方法を用いて変調される。送信データはアンテナ802に
よって受信され、このアンテナ802は受信部804の入力に
結合する。受信部804は当技術分野で周知な方法で受信
データを処理し、以下復元データ信号というアナログ4
値復元データ信号を出力において与える。復元データ信
号は閾値レベル抽出回路808の一方の入力と、4値デコ
ーダ810の入力とに結合される。閾値レベル抽出回路808
は第9図を参照することによってもっともよく理解さ
れ、この回路は、図示のように、復元データ信号を入力
として有する2つのクロックド・レベル検出回路(cloc
ked level detector circuit)902,904からなる。レベ
ル検出器902はピーク信号振幅値を検出し、被検出ピー
ク信号振幅値に比例する高ピーク閾値信号を与え、また
レベル検出器904はバリー(valley)信号振幅値を検出
し、復元データ信号の被検出バリー信号振幅値に比例す
るバリー閾値信号を与える。レベル検出器902,904の信
号出力は、抵抗906,912の端子にそれぞれ結合される。
相対する抵抗端子906,012は、高閾値出力信号(Hi)お
よび低閾値出力信号(Lo)をそれぞれ与える。また、相
対する抵抗端子906,912は抵抗908,910の端子にそれぞれ
結合される。相対する抵抗の端子908,910は互いに結合
され、抵抗分圧器(resistive divider)を形成し、こ
れは復元データ信号の平均値に比例する平均閾値出力信
号(Avg)を与える。抵抗906,912は好ましくは1Rの抵抗
値を有し、一方、抵抗908,912は好ましくは2Rの抵抗値
を有し、17%,50%,83%の閾値出力信号値を実現し、こ
れらは以下で説明するように4値データ信号の復号を可
能にするために用いられる。
データ通信受信機が最初にオンされる場合のように、
電源が最初に受信部に印加されると、クロック・レート
・セレクタ914が制御入力(中心サンプル)によってプ
リセットされ、128Xクロック、すなわち上述のように16
00bpsのもっとも遅いデータ・レートの128倍に等しい周
波数を有するクロックを選択する。128Xクロックは図8
に示す128Xクロック発生器844によって発生され、この
クロック発生器844は204.8KHz(キロヘルツ)で動作す
る水晶制御発振器であることが好ましい。128Xクロック
発生器844の出力は分周器846の入力に結合し、この分周
器846は出力周波数を2で分周し、102.4KHzで64Xクロッ
クを発生する。第9図に戻って、128Xクロックによりレ
ベル検出器902,904はピークおよびバリー信号振幅値を
極めて短い時間期間内で非同期で検出でき、そのため変
調復号に必要な低(Lo),平均(Avg)および高(Hi)
閾値出力信号値を発生できる。以下で説明するように同
期信号とのシンボル同期が確立されると、コントローラ
816は、第8図に示すシンボル同期装置(symbol synchr
onizer)812によって発生される1Xシンボル・クロック
の選択を可能にする第2制御信号(中心サンプル:Cente
r Sample)を発生する。
第8図に戻って、4値デコーダ810の動作は第10図を
参照することによってもっともよく理解される。図示の
ように、4値デコーダ810は3つの電圧比較器1010,102
0,1030と、シンボル・デコーダ1040とからなる。復元デ
ータ信号は、3つの比較器1010,1020,1030の入力に結合
する。高閾値出力信号(Hi)は比較器1010の第2入力に
結合し、平均閾値出力信号(Avg)は比較器1020の第2
入力に結合し、低閾値出力信号(Lo)は比較器1030の第
2入力に結合する。3つの比較器1010,1020,1030の出力
は、シンボル・デコーダ1040の入力に結合する。シンボ
ル・デコーダ1040は、以下の表に基づいて入力を復号す
る。
上の表に示すように、復元データ信号(RCin)が3つ
のすべての閾値よりも小さい場合、発生されるシンボル
は00(MSB=0,LSB=0)である。その後、上の表に示す
ように、各3つの閾値を越えるごとに、異なるシンボル
が発生される。
4値デコーダ810からのMSB出力はシンボル同期装置81
2の入力に結合され、4値復元デコーダ信号におけるゼ
ロ交差(zero crossing)を検出することによって生成
される復元データ入力を与える。復元データ入力の正レ
ベルは、アナログ4値復元データ信号の2つの正偏差域
(deviation excursion)が平均閾値出力信号よりも高
いことを表し、また負レベルはアナログ4値復元データ
信号の2つの負偏差域が平均閾値出力信号よりも低いこ
とを表している。
シンボル同期装置812の動作については、第11図を参
照することによってもっともよく理解される。分周器84
6によって発生される102.4KHzの64Xクロックは、32Xレ
ート・セレクタ1120の入力に結合される。32Xレート・
セレクタ1120は、1または2によって選択的に分周する
分周器であることが好ましく、シンボル送信レートの32
倍のサンプル・クロックを発生する。制御信号(1600/3
200)は32Xレート・セレクタ1120の第2入力に結合さ
れ、1600または3200シンボル/秒のシンボル送信レート
についてサンプル・クロック・レートを選択するために
用いられる。選択されたサンプル・クロックは32Xデー
タ・オーバサンプラ1110の入力に結合され、この32Xデ
ータ・オーバサンプラ1110は32サンプル/シンボルで復
元データ信号(MSB)を標本化する。シンボル・サンプ
ルはデータ・エッジ検出器1130の入力に結合され、この
データ・エッジ検出器1130はシンボル・エッジが検出さ
れると出力パルスを発生する。またサンプル・クロック
は16/32分周回路1140の入力にも結合され、この16/32分
周回路1140は復元データ信号に同期される1Xおよび2Xシ
ンボル・クロックを生成するために用いられる。16/32
分周回路1140は、アップ/ダウン・カウンタであること
が好ましい。データ・エッジ検出器1130がシンボル・エ
ッジを検出すると、パルスが生成され、このパルスはAN
Dゲート1150によって16/32分周回路1140の現在のカウン
トとともにゲートされる。同時に、データ・エッジ検出
器1130によってパルスが生成され、これも16/32分周回
路1140の入力に結合される。16/32分周回路1140によっ
て32カウントが生成される前にANDゲート1150の入力に
結合されるパルスが着信すると、ANDゲート1150によっ
て発生される出力により、16/32分周回路1140のカウン
トは、データ・エッジ検出器1130から16/32分周回路114
0の入力に結合されるパルスに応答して1カウントだけ
進められ、また16/32分周回路によって32カウントが生
成された後にANDゲート1150の入力に結合されるパルス
が着信すると、ANDゲート1150によって生成される出力
により、16/32分周回路1140のカウントは、データ・エ
ッジ検出器1130から16/32分周回路1140の入力に結合さ
れるパルスに応答して1カウントだけ遅らせられ、その
ため1Xおよび2Xシンボル・クロックの復元データ信号と
の同期ができるようになる。発生されるシンボル・クロ
ック・レートについては、以下の表からもっともよく理
解される。
上の表に示すように、1Xおよび2Xシンボル・クロック
は1600,3200および6400ビット/秒で発生され、復元デ
ータ信号と同期される。
4値/2値変換器814については、第12図を参照するこ
とによってもっともよく理解される。1Xシンボル・クロ
ックは、クロック・レート・セレクタ1210の第1クロッ
ク入力に結合される。また、2Xシンボル・クロックはク
ロック・レート・セレクタ1210の第2クロック入力に結
合する。シンボル出力信号(MSB,LSB)は、入力データ
・セレクタ1230の入力に結合される。セレクタ信号(2L
/4L)は、クロック・レート・セレクタ1210のセレクタ
入力と入力データ・セレクタ1230のセレクタ入力とに結
合され、シンボル出力信号の変換を2値FSKデータまた
は4値FSKデータとして制御する。2値FSKデータ変換
(2L)が選択されると、MSB出力のみが選択され、これ
はパラレル/シリアル変換器1220の入力に結合される。
1Xクロック入力がクロック・レート・セレクタ1210によ
って選択され、その結果、パラレル/シリアル変換器12
20の出力においてシングル・ビット2値データ・ストリ
ームが生成される。4値FSKデータ変換(4L)が選択さ
れると、LSB出力およびMSB出力の両方が選択され、これ
らはパラレル/シリアル変換器1220の入力に結合され
る。2Xクロック入力がクロック・レート・セレクタ1210
によって選択され、その結果、2Xシンボル・レートでシ
リアル2ビット2値データ・ストリームが生成され、こ
れはパラレル/シリアル変換器1220の出力で与えられ
る。
第8図に戻って、4値/2値変換器814によって生成さ
れるシリアル2値データ・ストリームは、同期ワード相
関器818およびデマルチプレクサ820の入力に結合され
る。同期ワード相関器については、第13図を参照するこ
とによってもっともよく理解される。所定の「A」ワー
ド同期パターンは、符号メモリ822からコントローラ816
によって取り出され、「A」ワード相関器1310に結合さ
れる。受信された同期パターンが許容可能な誤差限界
(margin of error)内で所定の「A」ワード同期パタ
ーンの一つと一致すると、「A」または「」出力が生
成され、コントローラ816に結合される。相関された特
定の「A」または「」ワード同期パターンはフレーム
IDワードの開始に対してフレーム同期を与え、また前述
のようにそれに続くメッセージのデータ・ビット・レー
トを定める。
また、シリアル2値データ・ストリームはフレーム・
ワード・デコーダ1320の入力に結合され、このフレーム
・ワード・デコーダ1320はフレーム・ワードを復号し、
コントローラ816によって現在受信されているフレーム
番号を示す。最初の受信機ターンオン以降など、同期獲
得中に、電源は第8図に示すバッテリ・セーバ回路848
によって受信部に供給され、この電源は前述の「A」同
期ワードの受信を可能にし、かつ残りの同期符号の処理
を可能にするために供給され続ける。コントローラ816
は現在受信されているフレーム番号と、符号メモリ822
に保存された割当フレーム番号のリストとを比較する。
現在受信中のフレーム番号が割当フレーム番号と異なる
場合、コントローラ816はバッテリ・セービング信号を
発生し、この信号はバッテリ・セーバ回路848の入力に
結合され、受信部への電源供給を中断する。電源供給は
受信機に割り当てられた次のフレームまで中断され、そ
の時点でコントローラ816によりバッテリ・セーバ信号
が発生され、この信号はバッテリ・セービング回路848
に結合され、受信部への電源供給を可能にして、割当フ
レームの受信を可能にする。
第13図に示す同期相関器の動作に戻って、所定の
「C」ワード同期パターンは符号メモリ822からコント
ローラ816によって取り出され、「C」ワード相関器133
0に結合される。受信された同期パターンが許容可能な
誤差限界で所定の「C」ワード同期パターンと一致する
と、「C」または「」出力が生成され、これはコント
ローラ816に結合される。相関された特定の「C」また
は「」同期ワードは、フレームのデータ部の開始に対
して「精細」フレーム同期を与える。
第8図に戻って、実際のデータ部の開始はブロック開
始信号(Blk Start)を発生するコントローラ816によっ
て確立され、これはワード・デインタリーバ(word de
−interleaver)824の入力およびデータ復元タイミング
回路826の入力に結合される。データ復元タイミング回
路826については、第14図を参照することによってもと
もよく理解される。制御信号(2L/4L)はクロック・レ
ート・セレクタ1410の入力に結合され、このクロック・
レート・セレクタ1410は1Xまたは2Xシンボル・クロック
入力のいずれかを選択する。選択されたシンボル・クロ
ックは位相発生器1430の入力に結合され、この位相発生
器1430は4つの位相出力信号(φ1〜φ4)を発生する
ためにクロックされるクロックド・リング・カウンタで
あることが好ましい。また、ブロック開始信号(BLK ST
ART)は位相発生器1430の入力に結合され、メッセージ
情報の実際の復号が開始されるまでリング・カウンタを
所定の位相に保持するために用いられる。ブロック開始
信号が位相発生器1430を解放すると、位相発生器1430は
着信メッセージ・シンボルと同期されたクロックド位相
信号の発生を開始する。
第8図に戻って、クロックド位相信号は出力位相セレ
クタ828の入力に結合される。動作中、コントローラ816
はデータ通信受信機が割り当てられている送信位相番号
を符号メモリ822から取り出す。位相番号はコントロー
ラ816の位相選択出力(φ選択)に転送され、位相セレ
クタ828の入力に結合される。割り当てられた送信位相
に相当する位相クロックは位相セレクタ828の出力で与
えられ、デマルチプレクサ820のクロック入力,ブロッ
ク・デインタリーバ824のクロック入力およびアドレス
・デコーダ830とデータ・デコーダ832のクロック入力に
それぞれ結合される。デマルチプレクサ820は、割り当
てられた送信位相に関連する2進ビットを選択するため
に用いられ、このビットはブロック・デインタリーバ82
4の入力に結合され、そして各対応する位相クロックで
デインタリーバ・アレイにクロック入力される。デイン
タリーバ・アレイは8×32ビット・アレイであり、一つ
の送信ブロックに相当する8つのインタリーブされたア
ドレス,制御またはメッセージ符号ワードをデインタリ
ーブする。デインタリーブされたアドレス符号ワード
は、アドレス相関器830の入力に結合される。コントロ
ーラ816はデータ通信受信機に割り当てられたアドレス
・パターンを取り出し、このパターンをアドレス相関器
の第2入力に結合する。デインタリーブされたアドレス
符号ワードのいずれかがデータ通信受信機に割り当てら
れたアドレス・パターンのいずれかと許容可能な誤差限
界内で一致すると、このアドレスに伴うメッセージ情報
がデータ・デコーダ832によって復号され、当業者に周
知なようにメッセージ・メモリ850に保存される。メッ
セージ情報を保存した後に、感知可能な報知信号がコン
トローラ816によって生成される。感知可能な報知信号
は可聴報知信号であることが好ましいが、触覚報知信号
や視覚報知信号などの他の感知可能な報知信号も発生で
きることが理解される。可聴報知信号はコントローラ81
6によって報知ドライバ834に結合され、この報知ドライ
バ834はスピーカまたはトランスデューサ836などの可聴
報知装置を駆動するために用いられる。ユーザは、当技
術分野で周知な方法でユーザ入力制御838を用いて報知
信号発生を無効にできる。
データ通信受信機に関連するアドレスを検出した後、
メッセージ情報はデータ・デコーダ832の入力に結合さ
れ、このデータ・デコーダ832は符号化メッセージ情報
を保存および表示に適した好ましくはBCDまたはASCIIフ
ォーマットに復号する。保存されたメッセージ情報はユ
ーザによってユーザ入力制御838を用いて呼び出すこと
ができ、このときコントローラ816はメモリからメッセ
ージ情報を取り出し、メッセージ情報をディスプレイ・
ドライバ840に与えて、LCDディスプレイなどのディスプ
レイ842上で表示する。
第15図は、本発明の好適な実施例によるデータ通信受
信機の動作を説明するフローチャートである。ステップ
1502において、データ通信受信機がオンされると、ステ
ップ1504においてコントローラ動作が初期化される。割
り当てられたRFチャンネル上にある情報を受信すること
を可能にするため、電力が受信部に定期的に供給され
る。所定の時間期間内にチャンネル上でデータが検出さ
れない場合、ステップ1508においてバッテリ・セーバ動
作が再開される。ステップ1506においてチャンネル上で
データが検出されると、ステップ1510において同期ワー
ド相関器はビット同期を探し始める。ステップ1510にお
いてビット同期が得られると、ステップ1512において
「A」ワード相関が開始する。ステップ1514において非
補数「A」ワードが検出されると、ステップ1516におい
て前述のようにメッセージ送信レートが特定され、また
フレーム同期が得られるので、ステップ1518において、
フレーム識別符号ワードの開始までの時間(T1)が特定
される。ステップ1514において非補数「A」ワードが検
出されず、非補数「A」ワードが送信中にバースト誤り
によって損なわれたことを示すと、ステップ1520におい
て補数「」が検出されたかどうか判定される。ステッ
プ1512において「」ワードが検出されず、「」ワー
ドも送信中にバースト誤りによって損なわれたことを示
すと、ステップ1508においてバッテリ・セーバ動作が再
開される。ステップ1520において「」ワードが検出さ
れると、ステップ1522において前述のようにメッセージ
送信レートが特定され、またフレーム同期が得られるの
で、ステップ1524においてフレーム識別符号ワードの開
始までの時間(T2)が特定される。適切な時間に、ステ
ップ1526にいてフレーム識別符号ワードの復号が行われ
る。ステップ1528において、検出されたフレームIDがデ
ータ通信受信機に割り当てられたIDではない場合、ステ
ップ1508においてバッテリ・セービングが再開され、次
に割り当てられたフレームが受信されるまで維持され
る。ステップ1528において、復号されたフレームIDが割
り当てられたフレームIDと一致する場合、ステップ1530
においてメッセージ受信レートが設定される。次にステ
ップ1532において、メッセージ送信レートでビット同期
する試みが行われる。ステップ1533においてビット同期
が得られると、ステップ1534において「C」ワード相関
が開始する。ステップ1536において非補数「C」ワード
が検出されると、フレーム同期が得られ、ステップ1538
においてメッセージ情報の開始までの時間(T3)が特定
される。
ステップ1536において非補数「C」ワードが検出され
ず、非補数「C」ワードが送信中にバースト誤りによっ
て損なわれたことを示すと、ステップ1540において補数
「」が検出されたかどうか判断される。ステップ1540
において「」ワードが検出されず、「」ワードも送
信中にバースト誤りによって損なわれたことを示すと、
ステップ1508においてバッテリ・セーバ動作が再開され
る。ステップ1540において「」ワードが検出される
と、フレーム同期が得られ、ステップ1542においてメッ
セージ情報の開始までの時間(T4)が特定される。適切
な時間に、ステップ1544においてメッセージ復号が開始
される。
要するに、時間的に分散された複数の同期符号ワード
を与えることによって、バースト誤りを受ける同期情報
と同期する信頼性が向上される。所定の同期符号ワード
を第1同期符号ワードとして用い、また第1の所定の同
期符号ワードの補数である第2の所定の同期ワードを用
いることにより、第1のまたは第2の所定の同期符号ワ
ードで正確なフレーム同期が可能になる。同期符号ワー
ドを符号化することにより、送信データ・レートなどの
追加情報を与えることができ、いくつかのデータ・ビッ
ト・レートでメッセージ情報を送信することが可能にな
る。第2の符号化同期ワード対を用いることにより、実
際のメッセージ送信レートで「精細」フレーム同期を実
現することができ、また上述のように、同期符号ワード
の時間間隔により、バースト誤りを受ける同期情報と異
なるデータ・ビット・レートで同期する信頼性が向上さ
れ、メッセージを受信し、受信機ユーザにメッセージを
提示するデータ通信受信機の信頼性を改善する。
第16図は、本発明の好適な実施例に従って情報を処理
し送信する同報システムの電気ブロック図である。同報
システムでは、第2図に示す送信局104は送信コントロ
ーラ226に結合される。送信コントローラ226は、狭帯域
RFチャンネル上におけるリアルタイムの送信速度よりも
速い速度でデータを送信する高速モデム227を有するこ
とが好ましい。高速モデム227は、高速伝送を実現する
ため複数の基地局1602,1604,1606,1608に送信する前
に、データを時間圧縮することが当業者に理解される。
また送信コントローラ226は、送信コントローラ226の時
間安定または時間基準を確立する発振器225を含む。一
般に安定係数(stability factor)はNパーツ・パー・
ミリオン(parts−per−million:PPM)またはNパーツ
・パー・ビリオン(parts−per−billion:PPB)と表さ
れ、ここでNはクロック・サイクル数として発振器の精
度を表す。送信コントローラ226は、一例として示され
ている複数の基地局1602,1604,1606,1608に分配チャン
ネル228によって結合される。分配チャンネル228は、そ
れぞれの基地局1602,1604,1606,1608にそれぞれ結合さ
れる4つの分配チャンネル1642〜1648に分割されて示さ
れている。複数の基地局1602,1604,1606,1608は、送信
機1622〜1628に結合された基地局コントローラ1612,161
4,1616,1618からなり、これらの送信機1622〜1628は、
例えば、サービス・エリア(coverage area)1632,1634
などの所定のサービス・エリアを有する。また基地局コ
ントローラ1612,1614,1616,1618は、高速データを受信
するモデム1603,1605,1607,1609と、複数の基地局1602,
1604,1606,1608において時間安定を確立する発振器161
1,1613,1615,1617とからなる。基地局コントローラ161
2,1614,1616,1618は、好ましくはモトローラ社製のMC68
000またはその同等などのマイクロコンピュータであ
り、データを送信受信するための基地局動作を制御する
ためのさまざまなあらかじめプログラムされたルーチン
や、以下で説明するように所定の時間でデータの再送信
を可能にする同期を維持するためのハンドシェイク・プ
ロトコル(handshake protocol)を実行する。
第17図は、本発明の好適な実施例に従って同期を維持
するための信号プロトコルの送信フォーマットを示すタ
イミング図である。このタイミング図は、非圧縮データ
1702のフレーム(フレーム1)を示す。送信コントロー
ラは時間マーク1708を発生し、この時間マーク1708は、
許容される時間ドリフトについて最小分解能を生成する
ために計算される所定の時間期間(T)によって分割さ
れる。第16図で説明したように、送信コントローラおよ
び複数の基地局は既知の精度を有する発振器を有する。
同報システムの許容時間ドリフト(最小分解能)を確
立する場合、 DTc=発振器クロック精度PPMcを有する送信コントロー
ラにおける時間ドリフト; DTc=発振器クロック精度PPMbを有する複数の基地局コ
ントローラにおける時間ドリフト; T=時間マークの間の所定の時間期間; Ta=同報システムの許容時間ドリフト(最小分解能)。
従って、 各基地局についてTa=DTc+DTb; ただし、DTc=PPMc×Tcおよび DTb=PPMb×Tb よって、 Ta=T×(PPMc+PPMb) ここで、 PDm(N)=被測定伝搬遅延または所定の時間期間; TMe(N)=推定される所定の時間遅延; TMm(N)=時間マークの間の被測定時間期間 とすると、N番目の基地局について所定の時間期間を調
整すると、次式により調整係数はデルタとして求められ
る。
デルタ=TMe(N)−TMm となり、新たな遅延時間は、 PDm(N)=PDm(N)−(デルタ) となる。
従って、PDm(N)は複数の基地局によって同報再送
信を維持するためデータの再送信を遅延する調整時間期
間である。
例えばT=1秒など、時間マーク間の所定の時間期間
を選択すると、送信発振器の精度PPMc=30×10−9およ
び基地局発振器の精度PPMb=10−7により、最小分解能
はTa=10−7秒となる。図示のように、送信コントロー
ラにおける発振器の精度は、複数の基地局の発振器の精
度のほぼ100倍である。このことは、システム内の各基
地局に必要な発振器の数と、高精度発振器の高コストを
鑑みて好ましい。
従って、時間マークの間の所定の時間期間Tを確立し
た後、時間マーク1708は周期的に生成され、基地局は連
続した時間マーク1708の対を受信すると、時間マークの
時間対を測定して、所定の時間期間Tの差として示され
る、送信コントローラから各基地局までの時間ドリフト
があることを判断する。データはパケット1704に分割さ
れ、これらのパケット1704は時間圧縮された後、一つま
たはそれ以上の連続する時間マーク対1708の間に挿入さ
れる。最初または第1時間マーク1706は、複数の基地局
によるデータの再送信を開始する開始コマンドを表す。
第18図は、本発明の好適な実施例に従って複数の基地
局の同期を維持するためのシーケンスを表すフロー図で
ある。ステップ1804において複数の伝搬遅延が複数の基
地局について測定される。伝搬遅延の測定の次に、ステ
ップ1806において複数の基地局は送信コントローラに同
期される。複数の基地局によるデータの同報送信を維持
するため、好ましくは同報システムの通常動作(すなわ
ちデータの受信および送信)に対して邪魔にならない方
法で、同期を維持しなければならない。送信コントロー
ラは、所定の時間期間によって区切られる時間マークを
生成し、この所定の時間期間は送信コントローラにおけ
るデータの送信と、複数の基地局の各基地局における受
信との間の時間の差について所望の分解能を生成するよ
うに決定される。ステップ1808において、時間マークは
周期的に生成される。ステップ1810において送信コント
ローラが複数の基地局に送信されるデータを受信する
と、ステップ1812においてデータは複数のプリセット
(所定の)パケットに分割され、ステップ1814において
パケットは少なくとも2つ(一対)の時間マークの間に
挿入される。データ・パケットが時間マークの間に挿入
されると、ステップ1816においてパケットおよび時間マ
ークは連続送信される。複数の基地局はデータ・パケッ
トを受信し、前の時間マークの受信から現在の受信時間
マークまで、各時間マーク対の間の遅延時間がステップ
1818において求められるか、または測定される。従っ
て、各時間マーク対の受信の間の時間は既知すなわちT
なので、連続する時間マーク対の間の差は送信コントロ
ーラと基地局との間のリンクにおける差によって生じ、
またドリフトは送信コントローラおよび基地局における
発振器によって生じる。ステップ1818において遅延時間
の差は測定されるが、これは時間マーク対の間の時間の
差を平均することによって行うことが好ましい。受信時
に、データはそれぞれの基地局に保存され、ステップ18
20において時間マーク対の間の遅延が求められ、保存さ
れる。時間マーク対の間の遅延は、好ましくはメモリに
保存されている現在設定されたまたは既知の遅延時間T
とステップ1822において比較される。これらの遅延が異
なる場合、ステップ1824において基地局は伝搬遅延差を
調整するか、あるいは複数の基地局の同期が維持される
ように新たな伝搬遅延差を再計算する。遅延が同じ場
合、ステップ1826においてすべてのパケットが受信され
るとき(すなわち、すべてのデータが送信され、複数の
基地局によって保存されるとき)を判断する。データ送
信が未完了の場合、データ送信はステップ1816から継続
する。あるいは、データ送信が完了の場合は、圧縮デー
タは未圧縮データよりも十分短いため、送信コントロー
ラは時間マークを送信し続ける。ステップ1828におい
て、それぞれの基地局における適切な遅延の後に、デー
タの再送信を開始する特殊時間マーク(開始コマンド)
1706を基地局が受信するまで、基地局は時間マークを受
信し続ける。遅延が終了した後、複数の基地局はデータ
を再送信し(ステップ1830)、それにより複数の基地局
による同報送信が行われる。
以上、(a)所定の時間期間で時間マークを生成し、
(b)少なくとも一対の時間マークの間に挿入される所
定のパケットにデータを分割し、(c)複数の基地局に
データ・パケットおよび時間マークを送信し、(d)時
間マークを含むデータ・パケットを複数の基地局に周期
的に送信して、複数の基地局に対する時間差を求め、
(e)複数の基地局によってデータ・パケットおよび時
間マークを受信し、(f)各連続する時間マーク対の間
の時間を測定し、(g)時間マーク対と所定の時間期間
との間に時間差があるときを判定し、(h)ステップ
(g)に応答してそれぞれの基地局の伝搬遅延差を調整
して、複数の基地局に対する伝搬遅延の差を補償するこ
とによって、同報システムにおけるデータ送信の同期は
維持される。
従って、時間マーク対の間に挿入される小さなパケッ
トにデータを分割することにより、各パケット間の経過
時間が測定され、既知の時間期間と比較され、この既知
の時間期間と被測定経過時間との間に差があると、各時
間マーク対の間の経過時間の変化またはばらつきを反映
するように、各基地局に保存された遅延時間は調整され
る。このように、基地局と送信コントローラとの間のリ
ンクにおける発振器のばらつきまたはドリフトが遅延時
間に反映されるように頻繁に測定が行われ、複数の基地
局においてデータの同報再送信を可能にする。さらに、
これらの測定および調整は同報送信システムの通常動作
時に行われるので、システムはデータ送信に用いられる
時間を複数の基地局を再同期するために割り当てる必要
がない。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信コントローラに結合される複数の基地
    局を同期し、その同期を維持することができる送信コン
    トローラを有する同報システムにおいて、前記複数の基
    地局は無線周波伝送としてデータを実質的に同時に送信
    できる送信機を有する、前記送信コントローラは: 所定の時間期間で時間マークを生成する手段; 少なくとも一対の時間マークの間に挿入される所定のパ
    ケットにデータを分割する手段; 前記複数の基地局にデータ・パケットおよび時間マーク
    を送信する手段; からなり、前記複数の基地局は: 前記データ・パケットおよび時間マークを受信する手
    段; 時間マーク対の間の時間を測定する手段; 時間マーク対と前記所定の時間期間との間に時間差があ
    るときにそれを判断する手段; 対応する基地局における時間マークの間の時間差に応答
    して、複数の基地局のそれぞれにおける遅延時間を調整
    する手段;および 前記複数の基地局のそれぞれについて決定される所定の
    遅延時間によって、開始コマンドの受信からデータの再
    送信を遅延して、前記複数の基地局によって実質的に同
    時にデータを再送信することを可能にする手段; によって構成されることを特徴とする同報システム。
  2. 【請求項2】前記送信手段は、前記複数の基地局のそれ
    ぞれが該基地局について計算された遅延時間を受信でき
    るように、複数の遅延時間を分類する手段を含むことを
    特徴とする請求項1記載の同報システム。
  3. 【請求項3】最初の時間マークはデータ・パケットを受
    信するための受信開始コマンドからなり、最後の時間マ
    ークは複数の基地局において同報データ送信を開始する
    ための開始コマンドからなることを特徴とする請求項1
    記載の同報システム。
  4. 【請求項4】前記送信コントローラは、時間マーク対の
    間にデータ・パケットを挿入する手段からなることを特
    徴とする請求項1記載の同報システム。
  5. 【請求項5】最後のデータ・パケットが複数の基地局に
    送信中であるときにそれを知らせる手段をさらに含んで
    構成されることを特徴とする請求項1記載の同報システ
    ム。
  6. 【請求項6】送信コントローラに結合される複数の基地
    局を同期し、その同期を維持することができる送信コン
    トローラを有する同報システムにおいて、前記複数の基
    地局は無線周波伝送としてデータを実質的に同時に送信
    できる送信機を有する、前記送信コントローラは: 所定の時間期間で時間マークを生成する発生器; 少なくとも一対の時間マークの間に挿入される所定のパ
    ケットにデータを分割するデータ分割器; 複数の基地局に前記データ・パケットおよび時間マーク
    を送信する送信機; からなり、前記複数の基地局は: 前記データ・パケットおよび時間マークを受信する基地
    局受信機; 時間マーク対の間の時間を測定するクロック; 時間マーク対と前記所定の時間期間との間に時間差があ
    るときにそれを判断する基地局コントローラ; 各基地局における時間マークの間の時間差に応答して、
    前記各基地局における遅延を調整するタイマ;および 前記各基地局について決定される所定の遅延時間によっ
    て、開始コマンドの受信からデータの再送信を遅延し
    て、前記複数の基地局から実質的に同時にデータを再送
    信することを可能にする前記タイマ; によって構成されることを特徴とする同報システム。
  7. 【請求項7】同報システムにおいてデータ送信の同期を
    維持する方法であって、前記同報システムは送信コント
    ローラに結合される複数の基地局を同期し、その同期を
    維持できる送信コントローラを有し、前記複数の基地局
    は無線周波伝送としてデータを実質的に同時に送信でき
    る送信機を有する、前記方法は: (a)所定の時間期間で時間マークを生成する段階; (b)少なくとも一対の時間マークの間に挿入される所
    定のパケットにデータを分割する段階; (c)前記データ・パケットおよび時間マークを前記複
    数の基地局に送信する段階; (d)前記時間マークを含む前記データ・パケットを前
    記複数の基地局に周期的に送信して、前記複数の基地局
    に対する時間差を判定する段階; (e)前記複数の基地局によって前記データ・パケット
    および時間マークを受信する段階; (f)各連続する時間マーク対の間の時間を測定する段
    階; (g)時間マーク対と前記所定の時間期間との間に時間
    差があるときにそれを判断する段階;および (h)段階(g)に応答してそれぞれの基地局の伝搬遅
    延の差を調整して、前記複数の基地局に対する伝搬遅延
    差を補償する段階; によって構成されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】前記複数の基地局のそれぞれについて決定
    される所定の遅延時間によって、開始コマンドの受信か
    らデータの再送信を遅延して、前記複数の基地局によっ
    て実質的に同時にデータを再送信することを可能にする
    段階をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項
    7記載の方法。
  9. 【請求項9】前記送信する段階は、狭帯域無線周波チャ
    ンネル上で可能な伝送速度よりも高速な速度でデータを
    送信することを特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】前記送信する段階は、前記複数の基地局
    のそれぞれが該基地局について計算された遅延時間を受
    信するように複数の遅延時間を分類する段階を含むこと
    を特徴とする請求項7記載の方法。
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