JP2748307B2 - コンクリート補強用鋼繊維の製造方法 - Google Patents

コンクリート補強用鋼繊維の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート補強用鋼繊
維の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートは土木建築分野など
で広く使用されているが、圧縮強度は高いものの引っ張
り強度は圧縮強度の約1/10程度と低いことから、通
常は鉄筋や鋼線がその補強材として使用される。さら
に、近年になって、直径0.4〜1.0mm、長さ25
〜80mmの鋼繊維を、対コンクリート容積比で0.3
〜5%程度コンクリートに混入させた鋼繊維補強コンク
リート(SFRC)が使用されるようになっている。こ
のようなコンクリート補強用鋼繊維は、コンクリートと
の付着性を向上させるために、その両端部を曲げたり、
波型に曲げ加工を施して使用されている。しかしなが
ら、従来の鋼繊維は通常平面板または偏平面と垂直方向
に曲げ(横曲げ部)が施されているため、付着性が向上す
る反面分散性が悪く鋼繊維同士が絡み合う、いわゆるフ
ァイバーボール現象を起こしやすくなり、また、断面二
次モーメントが小さいため、変形抵抗が小さいという問
題点があった。
【0003】そこでこれら問題点を解消するため、本発
明者は断面が縦長偏平状をなし、かつ両端又は全長に偏
平面と同一な面内で曲げ部(縦曲げ部)を有するものを創
案した。この構造は左右面が偏平であるため分散性が良
好であり、コンクリートとの混練時の絡み合いによりフ
ァイバーボールが生じにくくなり、また幅・厚み比が大
きく、断面二次モーメントが大きくなることと曲げ部が
縦曲げであることとにより変形抵抗が極めて大きく、補
強効果が高くなるという特性が得られる。しかしながら
製造上では問題がある。すなわち、曲げ部が偏平面に対
して垂直つまり厚さ方向に突出するようなタイプの鋼繊
維の場合には、ロールとの接触面積が広いため、凹部と
凸部をそれぞれ形成した対ロールのロールギャップに鋼
繊維素材を通すことにより簡単に製造することができる
が、上記補強用鋼繊維は幅/厚みが2以上でかつ曲げ部
が偏平面と同一面上のいわば縦曲げであるため、ロール
に対する接触面積が非常に狭く、したがってこの条件下
で縦曲げ加工を行うことが難しく、バラツキや不良品の
発生率が高くなる。このため、プレス成形といった高価
な設備で低い能率で製造するほかなく、補強特性やワー
カビリティはよい反面、製造コストが高価になるという
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする技術的課題】本発明は、前記
したような問題点を解消するために創案されたもので、
その目的とするところは、分散性が良好で変形抵抗も極
めて大きくすぐれた補強効果が得られるコンクリート補
強用鋼繊維を簡単な設備で安価に量産することができる
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、断面が縦長偏平状をなしかつ偏平面と同一面
内で複数の曲げ部を有するコンクリート補強用鋼繊維を
製造するにあたり、原料鋼線を円周上に複数の凹凸部を
所要間隔で有しそれら凹凸部が互いに噛み合う一対のく
せ付けロールにより曲げ部を成形し、次いで曲げ部を成
形した原料鋼線をくせ付けロールの軸線と直交する軸線
上で一対からなる圧延ロールにより偏平状に圧延したの
ち所要長さに切断する構成としたものである。凹凸部は
全周に等間隔で設けられているものを使用したもよい
し、突部が複数個を1組として円周上に一定間隔ごとに
設けられているものを使用してもよい。また本発明は、
原料鋼線を複数本同時にくせ付けロールに供給してそれ
ぞれ曲げ部を成形し、圧延ロールで偏平状に圧延するこ
とを含む。本発明で製造する補強用鋼繊維の好適な仕様
は、幅/厚みが2〜8、長さ/幅が20〜45のもので
ある。
【0006】
【作用】本発明は原料鋼線を圧延してから圧延された面
と同一面内で曲げ加工するのでなく、円周上に複数の凹
凸部を所要間隔で有しそれら凹凸部同士が噛み合う一対
のくせ付けロールにより曲げ成形し、その後にくせ付け
ロールの軸線と直交する軸線上で一対の圧延ロールによ
り幅/厚みが2〜8の偏平状に圧延する。したがって偏
平面と同一面内で曲げ部を有する形状であるにもかかわ
らず、曲げ部成形時の加工に要する力が少なくて済み、
これにより加工限界を高くとることができるとともに曲
げ部の形状の自由度が高くなり、複雑な形状でも簡単に
作ることができ、その変更も容易である。また、曲げ部
成形用のロールも製造が容易であると共に加工力が小さ
くて済むため寿命も長くなり、また、偏平化のための圧
延も容易である。クセ付けロールとして凹凸を等間隔で
全周に配設すれば、全長にわたって曲げ部を有する鋼繊
維を得ることができ、また複数個の凹凸部を1組として
円周上に一定間隔ごとに配したくせ付けロールを使用す
れば、両端に1つ以上の曲げ部を有する鋼繊維を作るこ
とができる。これらはくせ付けロールを交換し、あるい
はロール本体に嵌合溝を定間隔で設けておき、それらを
選択して突部付きの成形コマを取り付けることにより容
易に実現することができる。また、原料鋼線を平行状に
くせ付けロールに供給しそれを圧延ロールに供給するこ
とにより原料鋼線から一貫連続してまた同時に多数本の
補強用鋼繊維を作ることができるためさらに生産性を向
上することができる。幅/厚みが2〜8、長さ/幅が2
0〜45の仕様の補強用鋼繊維であるため、分散性と変
形抵抗とをバランスよく実現することができ、前者は圧
延工程での圧下率により、後者は成形切断ロールの径や
切断刃部の位置によって設定することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1ないし図3は本発明によるコンクリート補強
用鋼繊維の製造方法の第1実施例を示している。図1に
おいて、1aは鋼繊維原料としての複数本の鋼線であ
り、一般に図3(a)のように断面円形のもの(丸鋼
線)が用いられる。かかる鋼線1aはボビンに巻収され
てサプライヤ(スイフタ)10に取り付けられる。11
は曲げ加工用のくせ付けロールであり、いずれか一方が
駆動回転される1対のロール11a,11bからなって
おり、それらロール11a,11bの外周面には全周に
わたって互いに噛み合う多数の凹凸部が等間隔で設けら
れている。この凹凸部はロール表面111に図2(a)
のように凸部110a,110bを形成し、各凸部11
0a,110bには、曲げ型部として機能するとともに
鋼線1aを偏平化を防止しつつ円滑に誘導するための溝
112が形成されている。12は前記くせ付けロール1
1の下流に配置された圧延ロールであり、前記くせ付け
ロール11のロール軸線と直交する関係で配置された一
対のロール12a,12bからなっている。13は前記
圧延ロール12の下流に配された切断手段であり、この
実施例では一対の直線刃13a,13bが用いられてい
るが、円周上に刃を一定間隔で設けた回転刃であっても
よい。
【0008】この第1実施例においては、スイフト10
から鋼線1aは引き出され、くせ付けロール11に供給
される。このくせ付けロール11の一対のロール11
a,11bにはロール表面111に凸部110a,11
0bが設けられており、一方のロール11aの凸部11
1aが他方のロール11bの凸部間(凹部)に噛み合う
ようにロール11a,11bが回転している。このた
め、鋼線1aは凸部110a,110bに設けられてい
る溝112,112でガイドされながら前記噛み合いに
よって溝底とロール表面間のギャップにおいて軸線と直
角方向に屈曲され、2次元的な曲げ部2が形成される。
そして凸部110a,110bがロール全周に等間隔で
配設されているため、曲げ部2は図1と図3(b)のよ
うに連続した波状に作られる。前記した曲げ部2,2の
高さhは、鋼線1aの幅wの1/2以上であることが好
ましく、これに則するように凸部100a,110bの
突出寸法(ロール表面から溝底までの高さ)を設定すれば
よい。
【0009】このように曲げ部2を加工した鋼線1bは
続いて圧延ロール12に送り込まれて圧延される。この
圧延工程では図3に示すように鋼線1cの幅w/厚みt
が2以上となるように圧下することが必要である。これ
はw/tが2を下回る比ではコンクリートとの混練時に
ファイバーボールが発生しやすくなるため不可である。
しかし、あまりw/tが大きくなるとコンクリートとの
混練時に曲りなどの変形を起こすため、w/tの上限は
一般に8程度、もっとも好ましくは2.5〜5である。
この圧延工程において、圧延ロール12の1対のロール
12a,12bの軸123はくせ付けロール11のロー
ル軸113,113と直交しているため、曲げ部2と直
交する方向から圧下が加えられる。このため前工程で作
られた曲げ部2,2は潰されず、図1と図3(c)のよ
うに曲げ部2,2は圧下により形成された偏平面3,3
と同一面内に形成される。
【0010】上記のようにして幅w/厚みtが2以上で
かつ曲げ部2,2が偏平面3,3と同一面内に形成され
た鋼線1cは続いて切断手段13で所定長さごとに切断
され、目的の補強用鋼繊維4となる。この補強用鋼繊維
4は、長さl/幅Wすなわち幅アスペクト比で20〜4
5の範囲が好ましい。これは、長さ/幅が20を下回る
と繊維長さが短すぎ補強効果が低下し、長さ/幅が45
を超えると、絡み合い性が生じやすくなるからである。
これは、切断手段13をこの条件に合致するように鋼線
1cが所定の長さ移送されるごとに作動させればよい。
【0011】かくして製造された補強用鋼繊維4は、切
断手段13の下流位置に配された磁気整列装置5を介し
て収納容器6に収納される。磁気整列装置5は、収納容
器6を挟んで対向配設される磁石5a,5bよって構成
されており、自由落下された補強用鋼繊維4は一対の磁
石5a,5bによる磁力が与えられていることから収容
方向が1方向に揃えられる。あとはこの収容容器6を梱
包すればよい。このようにコンクリート補強用鋼繊維の
繊維方向を揃えて収容することにより、収容容器6に所
定量のコンクリート補強用鋼繊維を常に収容することが
可能となり、またコンクリート補強用鋼繊維をコンクリ
ートへ投入する際の作業性を高め、かつコンクリート補
強用鋼繊維のファイバーボール化現象を防止することが
可能となる。
【0012】図4は本発明の第2実施例を示しており、
この実施例ではくせ付けロール11の1対のロール11
a,11bの凹凸部が全周に等間隔で設けられておら
ず、複数で1組となった凹凸部が円周上で一定の間隔ご
とに配設されている。この例では2つの凸部110a,
110aを1組とし、各組を円周上に4組配置してい
る。 この実施例2においては、鋼線1aは一定の長さ
ごとに凹凸部の噛み合いにより3つの曲げ部2,2,2
が連続して形成され、これを1組とする曲げ領域以外は
直線部7のままとなる。この曲げ加工鋼線1bは前記の
ような圧延ロール12に送り込まれ、曲げ部と直交する
方向から偏平状に圧延され、幅w/厚みtが2以上でか
つ曲げ部2,2,2が偏平面3,3と同一面内に形成さ
れた鋼線1cとなる。そして、この鋼線1cは切断手段
13に送り込まれ、ここで中間の曲げ部の位置で切断さ
れる。これにより図5(b)に示すように長手方向両端
に曲げ部2,2を有する補強用鋼繊維4が得られる。な
お、くせ付けロール11の1対のロール11a,11b
の1組の凹凸部の数を増せば、図5(c)のように両端
にそれぞれ複数の曲げ部2,2を有する補強用鋼繊維4
が得られる。
【0013】第1実施例と第2実施例において、好まし
くは生産性を高くするため、図2(b)のようにくせ付
けロール11を構成する1対のロール11a,11bの
凸部110a,110bに複数本の溝112を平行に設
け、それら各溝112,112,112にそれぞれ鋼線
1a,1a,1aを送り込み、そのまま圧延ロール12
に挿入するようにする。こうすれば、複数本の鋼線1
a,1a,1aは同時に曲げ部2,2,2が加工され、
その状態で圧延ロール12において複数本の鋼線1a,
1a,1aが同時に曲げ部と直交する方向から偏平状に
圧延され、切断手段13により切断されるため、多数本
の補強用鋼繊維を能率よく得ることができる。
【0014】図6は図5に示すような各種の鋼繊維4を
ロール11a,11bの交換を行わずに加工するのに適
した実施例を示しており、ロール本体115の外周付近
に等間隔で切欠き溝116を形成し、それら切欠き溝1
16に凸部110a,110bを有する成形コマ117
を選択的に嵌着するようにしたものである。この構造を
用いれば、図5(a)のような全長にわたって凸部2,
2のある鋼繊維4を作るときには成形コマ117を全て
の切欠き溝116に嵌着し、図5(b)(c)のような
両端にだけ曲げ部2,2のある鋼繊維を作るときには、
所定間間隔ごとにだけ成形コマ117を取付け、他の切
欠き溝116にはロール表面111と面一な平坦面を持
つ予備コマ118を嵌着すればよい。なお、いずれの態
様においても、凸部凸部110a,110bは台形状、
山状、円弧状など任意であり、この形状によって所望の
曲げ部形状を作ることができる。
【0015】なお、本発明において、圧延ロール12と
切断手段13の間で鋼線1cの巻取り工程を介在させて
もよいが、好適には成形−圧延−切断を一貫連続して行
う。それは、成形と圧延と切断を独立した別工程とし、
圧延後一旦ボビンに巻取るようにすると、掛け変えなど
の手間がかかって作業性を低下させ、その上、巻取りボ
ビンから引き出す関係から切断速度を早くするとボビン
からの鋼線の引出不良が多発し、断線などが発生するか
らである。また、図1ではくせ付けロール11が横ロー
ル,圧延ロール12が縦ロールとなっているが、これに
限定されるものでなく、くせ付けロール11が縦ロー
ル,圧延ロールが横ロールとなってもよい。
【0016】本発明は上記のように断面が円形の鋼線1
aを曲げ加工を行い、それから曲げと直交する方向から
圧延する工程を採用している。このため、曲げ部2,2
が偏平面(圧延された面)と同一平面内にあるという特
殊な形状の鋼繊維であっても、曲げ加工に要する力が少
なくて済むとともに曲げ加工限界が高くなり、曲げ高さ
hの大きなまた曲げ形状が任意の鋼繊維を簡単に作るこ
とができる。したがってまた、曲げ加工用のロールも強
度は小さくて済むため寿命が長くなりみ、製造も容易で
あるから製造コストを低減することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した請求項1によれば、丸鋼線
鋼線を先に曲げ加工しそれから圧延するため、分散性が
良好で変形抵抗も極めて大きくすぐれた補強効果が得ら
れるコンクリート補強用鋼繊維を簡単な設備で安価に量
産することができるというすぐれた効果が得られる。請
求項2によれば、偏平面と同一面内の曲げ部を全長にわ
たって有する鋼繊維を簡単に製造できるというすぐれた
効果が得られる。請求項3によれば、両端にだけ偏平面
と同一面内の曲げ部を有する鋼繊維を簡単に製造できる
というすぐれた効果が得られる。請求項4によれば、全
長に曲げ部を有する鋼繊維と両端にだけ曲げ部を有する
鋼繊維の生産をロールの交換なしに簡単におこなえると
いうすぐれた効果が得られる。請求項5によれば生産性
をより高くすることができるというすぐれた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンクリート補強用鋼繊維の製造
方法の工程を模式的を示す説明図である。
【図2】本発明に使用するくせ付けロールの部分的斜視
図である。
【図3】本発明による鋼繊維製造過程の鋼線断面を段階
的に示す斜視図である。
【図4】本発明における第2実施例を模式的に示す説明
図である。
【図5】本発明による鋼繊維を例示する斜視図である。
【図6】本発明に使用されるくせ付けロールの他の例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1a 鋼線 1b 曲げ加工された鋼線 1c 曲げ加工され皿に圧延された鋼線 2 曲げ部 4 鋼繊維 11 くせ付けロール 11a,11b ロール 110a,110b 曲げ用の凸部 12 圧延ロール 13 切断手段 116 切欠き溝 117 成形コマ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面が縦長偏平状をなしかつ偏平面と同一
    面内で複数の曲げ部2,2を有するコンクリート補強用
    鋼繊維4を製造するにあたり、原料鋼線1aを円周上に
    複数の凹凸部を所要間隔で有しそれら凹凸部が相互に噛
    み合う一対のロールからなるくせ付けロール11により
    曲げ部2,2を成形し、次いで該曲げ部を成形した原料
    鋼線1bをくせ付けロール11の軸線と直交する軸線上
    で一対からなる圧延ロール12により偏平状に圧延した
    のち、所要長さに切断することを特徴とするコンクリー
    ト補強用鋼繊維の製造方法。
  2. 【請求項2】凹凸部が全周に等間隔で設けられているも
    のを使用する請求項1に記載のコンクリート補強用鋼繊
    維の製造方法。
  3. 【請求項3】凹凸部が複数個を1組として全周に所定間
    隔ごとに設けられているものを使用する請求項1に記載
    のコンクリート補強用鋼繊維の製造方法。
  4. 【請求項4】くせ付けロール11として、円周上に等間
    隔で切欠き溝116を有し、それら切欠き溝116に凸
    部を有するコマ117が選択的に取り付けられるように
    なっているものを使用する請求項2または請求項3に記
    載のコンクリート補強用鋼繊維の製造方法。
  5. 【請求項5】複数本の原料鋼線1a,1aが同時にくせ
    付けロール11で曲げ部2,2が成形され、圧延ロール
    12で偏平状に圧延されることを含む請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載のコンクリート補強用鋼繊維の
    製造方法。
  6. 【請求項6】コンクリート補強用鋼繊維が幅/厚みが2
    〜8、長さ/幅が20〜45である請求項1ないし請求
    項4に記載のコンクリート補強用鋼繊維の製造方法。
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