JP2748295B2 - オルタネ−タ切換装置 - Google Patents

オルタネ−タ切換装置

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JP2748295B2
JP2748295B2 JP4312171A JP31217192A JP2748295B2 JP 2748295 B2 JP2748295 B2 JP 2748295B2 JP 4312171 A JP4312171 A JP 4312171A JP 31217192 A JP31217192 A JP 31217192A JP 2748295 B2 JP2748295 B2 JP 2748295B2
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charge lamp
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愼一 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオルタネ−タ切換装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】大型バスにおいては、車内灯が多く消費
電力が大きいため、オルタネ−タが大型化してきてい
る。オネタネ−タを大きくすると、エンジンのクランク
軸の回転をオルタネ−タに伝達するベルトに負担が掛か
るため、ベルトが破損しやすくなる。そこで、オルタネ
−タを2台並列運転させて消費電力の増加に対処するよ
うにしたものが普及されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにオルタネ−
タを2台並列運転したものにおいては、エンジンスイッ
チをオンさせた状態で少なくとも一方のオルタネ−タが
発電不能となった場合には、チャ−ジランプが点灯し、
その旨をドライバに対して警報するようにしている。し
かし、どちらのオルタネ−タが発電不能となったかはド
ライバはチャ−ジランプの点灯から知ることはできなか
った。
【0004】さらに、発電不能となったオルタネ−タを
電気系統にそのまま接続しておくと他の電気系統に悪影
響を及ぼす恐れがあるため、電気系統から除外する必要
があるが、ハ−ネス等が混ね入っているため、その除外
作業を簡単に行うことはできなかった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的はオルタネ−タを2台並列運転するものに
おいて、2台のオルタネ−タの運転状態を表示する表示
部を設けると共に、オルタネ−タの除外を簡単なスイッ
チ操作に連動して行うことができるオルタネ−タ切換装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わるオルタ
ネ−タ切換装置は、バッテリ電源と、このバッテリ電源
の陽極からエンジンスイッチを介して取り出された電源
線と、バッテリ電源の陽極から前記エンジンスイッチ及
びチャ−ジランプを介して取り出されたチャ−ジランプ
線と、内部に電圧レギュレ−タを備えると共に、R端子
を介して電圧レギュレ−タの駆動電源が供給され、L端
子から発電時にHレベル信号を出力する互いに並列接続
された主及び従オルタネ−タと、主オルタネ−タのL端
子と電源線との間に設けられた主オルタネ−タ用チャ−
ジランプと、従オルタネ−タのL端子と電源線との間に
設けられた従オルタネ−タ用チャ−ジランプと、チャ−
ジランプ線と主オルタネ−タ用チャ−ジランプのL端子
側とを接続する電気配線に設けられた常閉の第1リレ−
と、チャ−ジランプ線と従オルタネ−タ用チャ−ジラン
プのL端子側とを接続する電気配線に設けられた常閉の
第2リレ−と、電源線と主オルタネ−タのR端子との間
の電気配線に設けられた常閉の第3リレ−と、電源線と
従オルタネ−タのR端子との間の電気配線に設けられた
常閉の第4リレ−と、オルタネ−タの並列運転時には第
1乃至第4リレ−を非励磁し、主オルタネ−タの単独運
転時には第2及び第4リレ−を励磁し、従オルタネ−タ
の単独運転時には第1及び第3リレ−を励磁するように
切換える切換えスイッチとを具備している。
【0007】請求項2に係わるオルタネ−タ切換装置
は、電源線の途中から前記主オルタネ−タ用チャ−ジラ
ンプの電源側と前記従オルタネ−タ用チャ−ジランプの
電源側とにそれぞれ電気配線を施し、各電気配線にダイ
オ−ド及びフュ−ズを配設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1において、並列運転時に主オルタネ−
タが故障して発電不能となると、主オルタネ−タのL端
子がLレベルとなるため、主オルタネ−タ用チャ−ジラ
ンプが点灯すると共にチャ−ジランプが点灯する。これ
に応答して、切換えスイッチを従オルタネ−タの単独運
転に切換えると、主オルタネ−タのR端子にバッテリ電
源が供給されなくなると共にチャ−ジランプが消灯す
る。
【0009】一方、並列運転時に従オルタネ−タが故障
して発電不能となると、従オルタネ−タのL端子がLレ
ベルとなるため、従オルタネ−タ用チャ−ジランプが点
灯すると共にチャ−ジランプが点灯する。これに応答し
て、切換えスイッチを主オルタネ−タの単独運転に切換
えると、従オルタネ−タのR端子にバッテリ電源が供給
されなくなると共にチャ−ジランプが消灯する。
【0010】請求項2において、ICレギュレ−タ13
への電源供給ル−トを分け、分離した電源供給ル−トに
フュ−ズを設けるようにしたので、従オルタネ−タ2が
故障しても主オルタネ−タ1の運転に支障をきたさない
ようにすることができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例に係わ
るオルタネ−タ切換装置について説明する。図1は本発
明の一実施例に係わるオルタネ−タ切換装置の制御回路
図、図2は同オルタネ−タ切換装置の操作部の平面図で
ある。図1において、1は主オルタネ−タ、2は従オル
タネ−タ、3はオルタネ−タ切換え回路である。主オル
タネ−タ1及び従オルタネ−タ2はその構造が同一であ
るため、主オルタネ−タ1を参照してその構成について
説明する。
【0012】主オルタネ−タ1は三相交流発電機の交流
出力をシリコンダイオ−ドにより全波整流して直流出力
を出す方式である。11はステ−タコイル、12はフィ
−ルドコイル、13は6つのダイオ−ドD1〜D6より
構成される全波整流回路である。ステ−タコイル11の
出力端子U,V,Wはダイオ−ドD1とD2との接続
点、ダイオ−ドD3とD4との接続点、ダイオ−ドD5
とD6との接続点にそれぞれ接続されると共に、補助ダ
イオ−ドD7〜D9を介して公知のICレギュレ−タ1
3に接続される。さらに、補助ダイオ−ドD7〜D9の
出力はL端子、P端子に接続されている。
【0013】ICレギュレ−タ13には前述したフィ−
ルドコイル12の両端が接続されており、このフィ−ル
ドコイル12を流れるフィ−ルド電流を制御することに
より、発電電圧を制御している。
【0014】前述した全波整流回路13の一方端は接地
され、他端はB(バッテリ)端子に接続される。さら
に、ICレギュレ−タ13の一端はE(ア−ス)端子に
接続され、他端はR(リレ−)端子に接続される。
【0015】なお、ICレギュレ−タ13はR端子を介
して供給されるバッテリ24の電源を駆動電源とし、補
助ダイオ−ドD7〜D9を介して入力される発電電圧の
増減に応じてフィ−ルド電流を減じあるいは増加させる
ように制御して、発電電圧を適正電圧に保つように制御
する。。ところで、R端子を介して駆動電源が供給され
なくなると、フィ−ルド電流は零になるので、発電電圧
は零となる。
【0016】主オルタネ−タ1及び従オルタネ−タ2の
E端子は互いに接続され、ア−スされ、主オルタネ−タ
1及び従オルタネ−タ2のB端子は互いに接続され、後
述するバッテリ24の陽極に接続される。このようにし
て、主及び従オルタネ−タ1及び2が並列運転可能に接
続される。
【0017】また、前述した主及び従オルタネ−タ1,
2のL端子はオルタネ−タ切換え回路3のL1端子,L
2端子にそれぞれ接続される。さらに、前述した主及び
従オルタネ−タ1,2のR端子はオルタネ−タ切換え回
路3のR1端子,R2端子に接続される。
【0018】オルタネ−タ切換え回路3において、L1
端子は主LED21、抵抗r1、フュ−ズF1、逆方向
に接続されたダイオ−ドD10を介してP1端子に接続
される。また、端子L2は従LED22、抵抗r2、フ
ュ−ズF2、逆方向に接続されたダイオ−ドD11を介
してP1端子に接続される。
【0019】また、主LED21の陰極はリレ−L1の
常閉のリレ−スイッチS1、逆方向に接続されたダイオ
−ドD12を介して端子P2に接続される。さらに、従
LED22の陰極はリレ−L2の常閉のリレ−スイッチ
S2、逆方向に接続されたダイオ−ドD13を介して端
子P2に接続される。なお、主LED21は主オルタネ
−タ1のL端子が短絡されると点灯し、従LED22は
主オルタネ−タ2のL端子が短絡されると点灯される。
【0020】ここで、P1端子は電源線BL、エンジン
スイッチ23を介してバッテリ24の陽極に接続される
(このバッテリ24の陰極は接地される)。さらに、P
2端子はチャ−ジランプ線CL、チャ−ジランプ25を
介して前述したエンジンスイッチ23とP1端子との中
間位置に接続される。
【0021】また、R1端子はリレ−R1の常閉のリレ
−スイッチS3を介して抵抗r1とフュ−ズF1との接
続点に接続され、R2端子はリレ−R2の常閉のリレ−
スイッチS4を介して抵抗r2とフュ−ズF2との接続
点に接続される。
【0022】また、ダイオ−ドD10あるいはD11と
P1端子との中間位置は切換えスイッチ26のa1端
子,a2端子に接続されている。a1端子及びa2端子
にはそれぞれスイッチS5,S6が互いに連動するよう
に接続されている。図示の位置では切換えスイッチは並
列運転を指示する中間位置にあるが、主オルタネ−タ1
を単独運転させるALT1位置あるいは従オルタネ−タ2を
単独運転させるALT2位置に切換え可能に構成されてい
る。切換えスイッチ26をALT1側に操作すると、スイッ
チS6は接点b2側に閉じられ、切換えスイッチ26を
ALT2側に操作すると、スイッチS5は接点b1側に閉じ
られる。そして、切換えスイッチ26の接点b1はリレ
−L1のリレ−コイルX1を介してア−ス端子E1に接
続されると共に、リレ−R1のリレ−コイルX3を介し
てア−ス端子E1に接続される。さらに、切換えスイッ
チ26の接点b2はリレ−L2のリレ−コイルX2を介
してア−ス端子E1に接続されると共に、リレ−R2の
リレ−コイルX4を介してア−ス端子E1に接続され
る。
【0023】次に、インパネに設けられたオルタネ−タ
切換えスイッチの正面図について図2を参照して説明す
る。図2において、31は切換えスイッチS5(S6)
をALT1側(主オルタ運転)、中立位置(並列運転)、AL
T2側(従オルタ運転)に切換える操作ノブである。この
操作ノブ31の脇には前述した主LED21、従LED
22が設けられている。
【0024】次に、上記のように構成された本発明の一
実施例の動作について説明する。まず最初に、切換えス
イッチ26は図示した中立位置(並列運転位置)に設定
されているとする。この並列運転位置では、
【0025】リレ−スイッチS1〜S4はすべて閉じて
いる。この状態において、エンジンスイッチ23をオン
すると、バッテリ24、エンジンスイッチ23、ダイオ
−ドD10、フュ−ズF1、主LED21、L1端子、
主オルタネ−タ1のL端子を介して主オルタネ−タ1の
フィ−ルドコイル12に流れ込むと共に、バッテリ2
4、エンジンスイッチ23、チャ−ジランプ25、ダイ
オ−ドD12、リレ−スイッチS1、L1端子を介して
主オルタネ−タ1のフィ−ルドコイル12に流れ込む。
この結果、主LED21及びチャ−ジランプ25が点灯
し、バッテリ24の電源によりフィ−ルドコイル12に
フィ−ルド電流が流され、磁化されたロ−タはステ−タ
コイル11中を回転し、ステ−タコイル11の出力端子
U,V,Wに交流電圧が発生する。このように、ステ−
タコイル11の出力端子U,V,Wに交流電圧が発生す
ると、L端子の電圧はバッテリ電圧と同じとなるため、
主オルタネ−タ1のL端子を介して電流は流れ込まなく
なる。従って、主オルタネ−タ1が正常に発電動作を開
始すると、チャ−ジランプ25及び主LED21も消灯
する。
【0026】また同時に、バッテリ24、エンジンスイ
ッチ23、ダイオ−ドD11、フュ−ズF2、従LED
22、L2端子、従オルタネ−タ2のL端子を介して従
オルタネ−タ2のフィ−ルドコイル12に流れ込むと共
に、バッテリ24、エンジンスイッチ23、チャ−ジラ
ンプ25、ダイオ−ドD13、リレ−スイッチS2、L
1端子、従オルタネ−タ2のL端子を介して従オルタネ
−タ2のフィ−ルドコイル12に流れ込む。この結果、
従LED22及びチャ−ジランプ25が点灯し、バッテ
リ24の電源によりフィ−ルドコイル12にフィ−ルド
電流が流され、磁化されたロ−タはステ−タコイル11
中を回転し、ステ−タコイル11の出力端子U,V,W
に交流電圧が発生する。このように、ステ−タコイル1
1の出力端子U,V,Wに交流電圧が発生すると、L端
子の電圧はバッテリ電圧と同じとなるため、従オルタネ
−タ2のL端子を介して電流は流れ込まなくなる。従っ
て、従オルタネ−タ1が正常に発電動作を開始すると、
チャ−ジランプ25及び従LED22も消灯する。
【0027】このように、主オルタネ−タ1及び従オル
タネ−タ2が正常に発電動作を行っている間は、チャ−
ジランプ25、主LED21、従LED22はいずれも
消灯し、主及び従オルタネ−タ1,2によりバッテリ2
4が正常に充電を行っていることが運転者に示される。
【0028】このように主オルタネ−タ1及び従オルタ
ネ−タ2が正常に発電動作を行っている間に、主オルタ
ネ−タ1のR端子が接地された場合には、フュ−ズF1
に過大な電流が流れ、フュ−ズF1が切れた場合でも、
バッテリ24、ダイオ−ドD11、フュ−ズF2、リレ
−スイッチS4、R2端子、従オルタネ−タ2のR端子
を介してICレギュレ−タ13に電源が供給されるた
め、従オルタネ−タ2は正常に発電動作をし続ける。つ
まり、ICレギュレ−タ13への電源供給ル−トを分
け、分離した電源供給ル−トにフュ−ズを設けるように
したので、主オルタネ−タ1が故障しても従オルタネ−
タ2の運転に支障をきたさないようにすることができ
る。
【0029】一方、主オルタネ−タ1及び従オルタネ−
タ2が正常に発電動作を行っている間に、従オルタネ−
タ2のR端子が接地された場合には、フュ−ズF2に過
大な電流が流れ、フュ−ズF2が切れた場合でも、バッ
テリ24、ダイオ−ドD10、フュ−ズF1、リレ−ス
イッチS3、R1端子、主オルタネ−タ1のR端子を介
してICレギュレ−タ13に電源が供給されるため、主
オルタネ−タ1は正常に発電動作をし続ける。つまり、
ICレギュレ−タ13への電源供給ル−トを分け、分離
した電源供給ル−トにフュ−ズを設けるようにしたの
で、従オルタネ−タ2が故障しても主オルタネ−タ1の
運転に支障をきたさないようにすることができる。
【0030】ところで、主オルタネ−タ1及び従オルタ
ネ−タ2が正常な発電動作を行われている間に、仮に、
主オルタネ−タ1に故障が発生して発電不能になると、
主オルタネ−タ1のL端子はア−スされる。この結果、
バッテリ24、エンジンスイッチ23、ダイオ−ドD1
0、フュ−ズF1、抵抗r1、主LED21、L1端子
を介して主オルタネ−タ1のL端子に電流が流れると共
に、バッテリ24、エンジンスイッチ23、チャ−ジラ
ンプ25、ダイオ−ドD12、リレ−スイッチS1、L
1端子を介して主オルタネ−タ1のL端子に電流が流れ
るため、チャ−ジランプ25が点灯すると共に、主LE
D21が点灯する。この結果、主オルタネ−タ1が故障
したことが知らされる。つまり、運転者はインパネに設
けられた主LED21が点灯したことをもって、主オル
タネ−タ1が故障したことを知ることができる。
【0031】運転者は故障した主オルタネ−タ1を並列
運転から解列すべく切換えスイッチ26を従オルタ運転
位置(ALT2位置)に切換える。この結果、スイッチS5
はb1端子に閉じ、リレ−コイルX1及びX3が励磁さ
れ、リレ−スイッチS1及びS3が開成される。このた
め、チャ−ジランプ25は消灯するが、主LED21に
は電流が流れるため、主LED21は点灯した状態が維
持される。リレ−スイッチS3が開成されるため、R1
端子、主オルタネ−タ1のR端子を介してICレギュレ
−タ13に駆動電源が供給されなくなるため、ICレギ
ュレ−タ13はフィ−ルドコイル12にフィ−ルド電流
を流す制御を停止する。これにより、主オルタネ−タ1
の発電動作は停止される。
【0032】以上のようにして、主オルタネ−タ1の故
障を示す主LED21が点灯し、運転者が切換えスイッ
チ26を操作して従オルタネ−タ2の単独運転に切換え
ると、チャ−ジランプ25は消灯するが、主LED21
は故障を知らせるために点灯され続ける。
【0033】一方、主オルタネ−タ1と従オルタネ−タ
2とが正常に並列運転されている間に従オルタネ−タ2
が故障した場合には、前述した主オルタネ−タ1が故障
した場合と同様な原理により従LED22及びチャ−ジ
ランプ25が点灯する。その後、切換えスイッチ26を
主オルタネ−タ1の単独運転に切換えると、チャ−ジラ
ンプ25は消灯するが、従LED22は従オルタネ−タ
2が故障していることを知らせるために点灯され続け
る。
【0034】以上のようにして、主オルタネ−タ1の故
障を示す主LED21が点灯し、運転者が切換えスイッ
チ26を操作して従オルタネ−タ2の単独運転に切換え
ると、チャ−ジランプ25は消灯するが、主LED21
は故障を知らせるために点灯され続ける。なお、上記実
施例では2台のオルタネ−タの並列運転について述べた
が、オルタネ−タ3台以上の並列運転についても同様に
実施することができる。
【0035】さらに、上記実施例では切換えスイッチ2
6に応答してリレ−L1,L2,X1,X2を切換える
ようにしたが、リレ−に限らず他のスイッチ手段を用い
ても良い。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したようにオルタネ−タを2台
並列運転するものにおいて、2台のオルタネ−タの運転
状態を表示する表示部を設けると共に、オルタネ−タの
除外を簡単なスイッチ操作に連動して行うことができる
オルタネ−タ切換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるオルタネ−タ切換装
置の制御回路図。
【図2】同オルタネ−タ切換装置の操作部の平面図。
【符号の説明】
1…主オルタネ−タ、2…従オルタネ−タ、3…オルタ
ネ−タ切換え回路、11…ステ−タコイル、12…フィ
−ルドコイル、13…全波整流回路、14…ICレギュ
レ−タ、21…主LED、22…従LED、23…エン
ジンスイッチ、24…バッテリ、25…チャ−ジラン
プ、26…切換えスイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ電源と、 このバッテリ電源の陽極からエンジンスイッチを介して
    取り出された電源線と、 前記バッテリ電源の陽極から前記エンジンスイッチ及び
    チャ−ジランプを介して取り出されたチャ−ジランプ線
    と、 内部に電圧レギュレ−タを備えると共に、R端子を介し
    て電圧レギュレ−タの駆動電源が供給され、L端子から
    発電時にHレベル信号を出力する互いに並列接続された
    主及び従オルタネ−タと、 前記主オルタネ−タのL端子と前記電源線との間に設け
    られた主オルタネ−タ用チャ−ジランプと、 前記従オルタネ−タのL端子と前記電源線との間に設け
    られた従オルタネ−タ用チャ−ジランプと、 前記チャ−ジランプ線と前記主オルタネ−タ用チャ−ジ
    ランプのL端子側とを接続する電気配線に設けられた常
    閉の第1リレ−と、 前記チャ−ジランプ線と前記従オルタネ−タ用チャ−ジ
    ランプのL端子側とを接続する電気配線に設けられた常
    閉の第2リレ−と、 前記電源線と前記主オルタネ−タのR端子との間の電気
    配線に設けられた常閉の第3リレ−と、 前記電源線と前記従オルタネ−タのR端子との間の電気
    配線に設けられた常閉の第4リレ−と、 オルタネ−タの並列運転時には前記第1乃至第4リレ−
    を非励磁し、主オルタネ−タの単独運転時には第2及び
    第4リレ−を励磁し、従オルタネ−タの単独運転時には
    第1及び第3リレ−を励磁するように切換える切換えス
    イッチとを具備したことを特徴とするオルタネ−タ切換
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電源線の途中から前記主オルタネ−
    タ用チャ−ジランプの電源側と前記従オルタネ−タ用チ
    ャ−ジランプの電源側とにそれぞれ電気配線を施し、各
    電気配線にダイオ−ド及びフュ−ズを配設したことを特
    徴とする請求項1記載のオルタネ−タ切換装置。
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