JP2747850B2 - U字形放電管装置 - Google Patents

U字形放電管装置

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JP2747850B2
JP2747850B2 JP28135190A JP28135190A JP2747850B2 JP 2747850 B2 JP2747850 B2 JP 2747850B2 JP 28135190 A JP28135190 A JP 28135190A JP 28135190 A JP28135190 A JP 28135190A JP 2747850 B2 JP2747850 B2 JP 2747850B2
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discharge tube
jacket
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shielding plate
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好夫 矢崎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント配線用基板、または写真製版など
の露光に用いられる放電管装置、特に液冷構造のU字形
放電管装置に関する。
〔従来の技術〕
プリント配線基板などの露光に用いられる放電管とし
て、点灯が容易で製作費が安価な液冷構造のロングアー
ク式放電管が広く使用されている。
しかし、ロングアーク式放電管はアークが長いため平
行光が得にくいという欠点があり、その欠点を除去する
ため、放電管をU字形に形成して比較的点光源に近い性
質を持たせるための研究が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、U字形の放電管を実用化するには次のような
問題点を解決する必要があった。
[1] 放電管の各直線部分が相互に平行に且つ近接し
ているため、放電時の輻射熱によってその直線部分が相
互に加熱されオーバーヒートを起こし易く、放電管を短
寿命にしていた。
[2] 放電管を液体冷却するには、その放電管に沿っ
てU字形をした石英ガラス製の水ジャケットを形成する
ことが考えられるが、この水ジャケットの成形加工が困
難である。
[3] 前記の問題を回避するため空冷方式にする方法
も考えられるが、空冷では冷却が充分でなく、また塵埃
が飛散し露光面が汚損される。
本発明は前記の問題点に鑑み創案されたものであり、
U字形放電管の直線部分のオーバーヒートを防止し、か
つ、製作が容易な液冷構造のU字形放電管装置を提供す
ることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するため、板状のベースの
ほぼ中心部に立設したU字形の放電管と、この放電管を
取り囲み且つ前記ベースに液密に取り付けた中空構造の
透明なジャケットと、前記ジャケット内部の前記ベース
に近い側をほぼ二分するように前記放電管の二つの直線
部分の間に介在した熱的不透明な遮蔽板と、前記放電管
の各直線部分を挟んで前記遮蔽板と相対して立設した少
くとも二枚の透明な整流板と、前記ベースを貫通してジ
ャケット内部の前記遮蔽板の両側に開口した給排液口と
を備え、前記給排液口を介してジャケット内に冷却液を
循環させたU字形放電管装置として構成した。
〔作用〕
[1] U字管の二つの直線部分の間に熱的不透明な遮
蔽板を介在させたので、放電時の輻射熱が遮断され相互
加熱が防止される。
[2] 遮蔽板は、ジャケット内のベースに近い側を二
分しているので、整流板,遮蔽板と共にU字管に沿って
ほぼU字形の冷却流路が形成される。したがって放電管
を有効に液体冷却することができる。
[3] 中空構造のジャケットは、その形状が単純なの
で成形加工が容易である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明のU字形放電管装置の一部を断面に
した立面図、第2図は第1図のII-II線方向からの矢視
図、第3図は第1図のIII-III線方向からの矢視図、第
4図は第1図のIVを示す部分の拡大図である。
第1図に示すように、U字形放電管装置は、ジャケッ
ト1と、U字形の放電管2と、二枚の整流板3a,3bと、
遮蔽板4と、円板状のベース5等を備えている。
ジャケット1は、石英硝子等の透明な材料でつくら
れ、中空構造で略釣り鐘状に形成されている。このジャ
ケット1の開口端1aは第4図に示すように、ベース5の
周縁部分に螺刻した螺子部5aに嵌合するリング状ナット
6により、シールリング9,9を介してベース5に液密に
取り付けられている。したがって、リング状ナット6を
締め付けると、このリング状ナット6の上端部6aがシー
ルリング9,9をベース5に押圧するので、ジャケット1
内に充満した冷却液が外部に洩れることはない。
U字形の放電管2の直線部分2a,2bの基部2c,2dはベー
ス5のほぼ中心部を垂直方向に貫通し、その貫通部分は
ナット10とシールパッキン11を介して液密にシールされ
ている。なお、基部2c,2dの先端には給電源の接続金物
(図示せず)が嵌入する。
遮蔽板4は、例えば透明な鉛ガラス等、熱線を遮断す
るが、光を透過させる、いわゆる熱的に不透明な部材で
形成され、前記U字形の放電管2の直線部分2a,2bの間
に介在し、前記ジャケット1内部のベース5に近い側を
ほぼ二分するようにベース5に設けられている。すなわ
ち、この遮蔽板4は第2図に示すように、両端部をジャ
ケット1の内側壁に当接し、第1図および第3図に示す
ように、その高さは、U字形の放電管2の直線部分2a,2
bの高さとほぼ同じ寸法に形成されている。この遮蔽板
4は、放電管2から放射された輻射熱を遮断し直線部分
2a,2bを互いに加熱し合わないようにすることと、後述
する整流板3a,3b等と協同して放電管2を効果的に液体
冷却できる冷却液の流路を形成する役割をしている。
整流板3a,3bは、例えば石英ガラス等の透明な部材で
形成され、前記U字形の放電管2を挟んだ位置で前記遮
蔽板4と相対してベース5に立設されている。この整流
板3a,3bは第1図および第2図に示すように、その各上
端および側端を前記ジャケット1の内壁に当接するよう
に形成されている。
ベース5には、このベース5を貫通して前記遮蔽板4
の両側に開口する給排液口7,8が設けられており、前記
ジャケット1内を水等の冷却液を給液口7から排液口8
に強制的に循環させている。この給排液口7,8には、ベ
ース5の底面側に取り付つけた接続金具7a,8aを介して
ホース7b,8bが取り付けられている。
上記したU字形放電管装置を使用する場合は、次の手
順による。
初めに、ジャケット1内を給液口7から水等の冷却液
を供給させて充満させると共に、排液口8からジャケッ
ト1内の冷却液と気泡を排出させ、冷却液が給液口7か
ら排液口8へ強制的に循環するようにする。この際、冷
却液等は、整流板3aと遮蔽板4およびジャケット1の内
壁が囲む流路を経て放電管2の一方の直線部分1a側から
他方の直線部分1b側に流れ、整流板3bと遮蔽板4および
ジャケット1の内壁が囲む流路を経て排出口8から排出
される。冷却液等が放電管2に沿って形成した流路内を
常に循環しているので効率よく放電管2を冷却すること
ができる。なお、整流板3a,3bとジャケット1の内壁で
囲まれた部分にも隙間等から入り込んだ冷却液が充満し
かつ常に流れている。
ここで、U字形の放電管2を放電させると、放電管2
は熱線を含む紫外線を輻射するが、その直線部分2a,2b
は遮蔽板4によって遮られているため、互いに加熱する
ことなく、オーバーヒートが防止される。
なお、本発明は、上記した実施例に限定されるもので
はなく、例えば、ジャケットの横断面が角形で、その頂
部が平坦である長方体状、または断面が多角形をした柱
状体状に形成してもよいこと、さらに据付時の姿勢は上
向きに発光する代わりに横向き、または下向きに発光し
てもよいこと等、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変更を加え得ることができるのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成しているので、次のような
効果を奏する。
(1) U字管の二つの直線部分の間に熱的不透明な遮
蔽板を介在させたので、放電時の輻射熱が遮断され相互
加熱が防止される。
(2) 遮蔽板は、ジャケット内のベースに近い側を二
分しているので、整流板,遮蔽板と共にU字管に沿って
ほぼU字形の冷却流路が形成される。したがって放電管
を有効に液体冷却することができる。
(3) 中空構造のジャケットは、その形状が単純で、
成形加工が容易であるため、液冷構造を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のU字形放電管装置の一部を断面にし
た立面図、第2図は第1図のII-II線方向からの矢視
図、第3図は第1図のIII-III線方向からの矢視図、第
4図は第1図のIVを示す部分拡大図である。 1……ジャケット 2……U字形の放電管 2a,2b……U字形の放電管の直線部分 3a,3b……整流板 4……遮蔽板 5……ベース 6……リング状ナット 7……冷却液の給液口 8……冷却液の排液口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のベースのほぼ中心部に立設したU字
    形の放電管と、この放電管を取り囲み且つ前記ベースに
    液密に取り付けた中空構造の透明なジャケットと、前記
    ジャケット内部の前記ベースに近い側をほぼ二分するよ
    うに前記放電管の二つの直線部分の間に介在した熱的不
    透明な遮蔽板と、前記放電管の各直線部分を挟んで前記
    遮蔽板と相対して立設した少なくとも二枚の透明な整流
    板と、前記ベースを貫通してジャケット内部の前記遮蔽
    板の両側に開口した給排液口とを備え、前記給排液口を
    介してジャケット内に冷却液を循環させたことを特徴と
    するU字形放電管装置。
JP28135190A 1990-10-19 1990-10-19 U字形放電管装置 Expired - Lifetime JP2747850B2 (ja)

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