JP2747549B2 - 台間玉貸機 - Google Patents

台間玉貸機

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JP2747549B2
JP2747549B2 JP4824396A JP4824396A JP2747549B2 JP 2747549 B2 JP2747549 B2 JP 2747549B2 JP 4824396 A JP4824396 A JP 4824396A JP 4824396 A JP4824396 A JP 4824396A JP 2747549 B2 JP2747549 B2 JP 2747549B2
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國幸 轡田
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SAN KIKO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機及び台
間玉貸機の操作等を音声で出力する台間玉貸機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来プリペイドカード等を使用して玉貸
機よりパチンコ玉を借りてプレーを楽しむパチンコ機
は、例えば特開昭64−34390号公報(A63F7
/02)に示されている。店(パチンコホール)内に設
けられた島部には遊技機としてのパチンコ機が複数並設
されており、これらのパチンコ機は店内の一部或いは島
部に設置されており、店内或いは島部で使用する全ての
パチンコ玉がパチンコ玉収納容器内とパチンコ機とを循
環している。
【0003】即ち、パチンコ機はパチンコ玉収納容器と
複数のパチンコ機とをパチンコ玉が循環する全店式或い
は島還元式等の遊技機で、例えば島部の端や店内の隅に
大型のプリペイドカード券売機が設置されており、パチ
ンコ機のプレーを楽しむ遊技客は所定金額の紙幣或いは
硬貨をプリペイドカード券売機の投入口に投入し、任意
の金額に相当する金種のプリペイドカードを一枚或いは
複数枚購入する。そして、購入したプリペイドカードを
パチンコ機に並設された台間玉貸機に挿入し所定の数の
パチンコ玉を借りてパチンコ機のプレーを楽しんでい
る。
【0004】一方、近年のパチンコ機はマイクロコンピ
ュータ等が使用されて複雑な操作となってきていると共
に、パチンコ店がパチンコ機の情報等を遊技客に提供
し、これによりパチンコ機のプレーを楽しめるようにな
ってきている。係る、パチンコ機に並設して設けられた
台間玉貸機には金銭投入部と会員カード挿入口が設けら
れている。
【0005】そして、会員が会員カード挿入口に会員カ
ードを挿入して、台間玉貸機の前面に設けられた複数の
操作ボタンを操作してパチンコ店のホストコンピュータ
に集計登録された出玉の数量、特賞回数、特賞後スター
ト回数、特賞後打ち込み玉数等の確認、或いはポイント
数の加算、再プレー等が出来るようになってきている。
この場合会員は操作ボタンを操作してステップ毎に表示
されるそれらの情報提供を受けていた。
【0006】ここで再プレーは、遊技客が免許書等を用
いて身分を証明しパチンコ店より発行された会員カード
を利用して、自分の持ち玉をパチンコ店に一時預ける
(貯玉する)。そして、次にパチンコ店に来店した時、
遊技客が会員カードを利用して予め登録しておいた暗証
番号を入力し本人であることを証明して貯玉を引き出し
パチンコ機のプレーを行う。即ち、再プレーは遊技客が
パチンコ店に一時預けておいた貯玉を引き出して再度パ
チンコ機のプレーを楽しむ。
【0007】また、特賞は図柄が揃ったり、数字等が揃
ったりした場合を言い、ポイント数はパチンコ店の利用
状況によりパチンコ店の会員に加算されるポイントであ
って、ポイント数がある値に達すると会員はパチンコ店
から所定のサービスを受けられる特典を言う。この場
合、例えば会員カードの利用により会員に所定数のポイ
ントが付与される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
パチンコ機はマイクロコンピュータの使用等から色々な
種類のパチンコ機が有り、遊技客にはそれらパチンコ機
の使用方法や会員カードの使用方法等が容易に分からな
い問題があった。
【0009】また、設置したパチンコ機毎にそれぞれの
パチンコ機の使用方法の説明文や会員カードの使用方法
等の長い説明文を表示する場所がない問題があった。
【0010】また、会員は会員カードの使用によるパチ
ンコ店からのサービス情報の提供を受けるため複数の操
作ボタンを操作しなければならないが、ステップ毎の操
作手順が分からない問題があった。
【0011】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、パチンコ機や会員カードの
使用方法等の説明を音声出力する台間玉貸機を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の台間玉
貸機3は、パチンコ機2等の遊技機に並設される台間玉
貸機3において、入力手段と、音声出力手段と、制御手
段とを備え、この制御手段は、入力手段の操作に基づ
き、音声出力手段より所定の音声出力を行うものであ
る。
【0013】また、請求項2の台間玉貸機3は請求項1
において、制御手段は音声出力手段により、遊技機或い
はそれに付帯する機器の操作説明或いは使用説明を音声
出力するものである。
【0014】また、請求項3の台間玉貸機3は請求項1
又は請求項2において、入力手段は、表示板11とタッ
チパネル10とから構成され、表示板11の表示項目を
選択するタッチパネル10のタッチ操作に基づいて入力
が行われると共に、制御手段は、当該選択された項目を
音声出力手段より音声出力するものである。
【0015】また、請求項4の台間玉貸機3は請求項
1、請求項2又は請求項3において、音声出力手段は、
入力手段と並設されたスピーカ16から構成されている
ものである。
【0016】更に、請求項5の台間玉貸機3は請求項
1、請求項2又は請求項3において、音声出力手段は、
イヤホーンに音声出力するものである。
【0017】更にまた、請求項6の台間玉貸機3は請求
項1、請求項2又は請求項3において、音声出力手段
は、入力手段に並設したスピーカ16とイヤホーンジャ
ック16Aを備えているものである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は各パチンコ機2・・・にそれ
ぞれ台間玉貸機3を並設した図、図2は本発明の台間玉
貸機3の正面図、図3はパチンコ機2に並設した台間玉
貸機3の正面図、図4は表示板11に表示した数字画
面、図5は表示板11に表示したメニュー画面の図であ
る。
【0019】パチンコ店内の島部1には、例えばパチン
コ機2が複数台並設されており、各パチンコ機2・・・
には後述する台間玉貸機3がそれぞれ並設されている。
パチンコ機2は遊技客が所定量のパチンコ玉を借りてプ
レーを楽しむもので、図示しないパチンコ玉収納容器に
大量に収納されたパチンコ玉が各パチンコ機2・・・と
パチンコ玉収納容器を循環する全店式或いは島還元式等
で構成されている。
【0020】台間玉貸機3の本体5は縦長(この場合、
幅約30mm、奥行き約160mm)の略矩形状を呈し
ており、パチンコ機2と略同等の高さで形成されてい
る。係る台間玉貸機3は金銭投入部6と入力手段と、パ
チンコ玉払い出し部8と、会員カードリーダ14と、音
声出力手段とから構成されており、台間玉貸機3の本体
5前面には化粧パネル5Aが取り付けられている。
【0021】化粧パネル5Aの上方には金銭投入部6が
設けられており、その下方に入力手段が取り付けられる
と共に、入力手段の下方にパチンコ玉払い出し部8が設
けられている。この、パチンコ玉払い出し部8は化粧パ
ネル5Aより突出してカバー8Aが設けられており、こ
のカバー8A内に下方に向けてパチンコ玉排出口12が
設けられている。
【0022】係るパチンコ玉排出口12は左右に回動自
在に設けられており、パチンコ玉排出口12はパチンコ
機2の前面に設けられた後述するパチンコ玉受皿20上
側まで延在するように構成されている。また、化粧パネ
ル5Aのパチンコ玉払い出し部8の下方には会員カード
リーダ14が取り付けられている。
【0023】会員カードリーダ14は前面に会員カード
挿入口14Aが設けられており、会員カード挿入口14
Aから挿入された会員カードのデータを読み取るように
構成している。係る会員が会員カード挿入口14Aに会
員カードを挿入し、会員カードリーダ14で読み取った
データがパチンコ店に登録された会員番号であれば、会
員はパチンコ店より所定の情報サービスを受けられるよ
うに構成している。
【0024】また、会員が会員カードを使用することに
より会員の持ち玉をパチンコ店に一時預けておける貯玉
機能を有している。係る場合会員が会員カード挿入口1
4Aに会員カードを挿入して後述するタッチパネル10
を操作することにより、会員が自ら貯玉したパチンコ玉
を引き出してパチンコ機のプレーを楽しめる。即ち、会
員が会員カードを使用して貯玉及び再プレーができるよ
うに構成している。尚、13は硬貨返却口、7は台間玉
貸機3の着脱を行なうためのロックキーである。
【0025】一方、金銭投入部6は、紙幣を投入するた
めの紙幣投入口6Aと、硬貨を投入するための硬貨投入
口6Bとから構成されている。係る、金銭投入部6の上
側には紙幣投入口6Aが設けられており、下側には硬貨
投入口6Bが設けられている。そして、紙幣投入口6A
の本体5内部には紙幣投入口6Aと硬貨投入口6Bに対
応してそれぞれ図示しない金銭識別装置(紙幣識別装
置、硬貨識別装置)が設けられている。
【0026】この金銭識別装置は金銭の真偽を識別する
もので、金銭投入部6より投入された金銭(紙幣及び硬
貨)が真(本物)の場合、投入された金銭の金額を後述
する表示板11に表示するように構成している。そし
て、紙幣投入口6Aに投入された紙幣が金銭識別装置で
偽(偽物)と判断された場合、投入された紙幣を紙幣投
入口6Aに戻すと共に、硬貨投入口6Bに投入された硬
貨が偽と判断された場合、投入された硬貨を硬貨返却口
13に排出するように構成している。
【0027】また、金銭投入部6に所定の金銭が投入さ
れた場合、投入された金額の範囲内で、例えば100円
等の単位でこれをパチンコ玉に変換するように構成して
いる。そして、投入された金額に応じて変換されたパチ
ンコ玉はパチンコ玉排出口12からパチンコ機2のパチ
ンコ玉受皿20内に排出され、これが自分(遊技客)の
持玉数となる。この場合、金銭投入部6に投入された金
銭の金額を図7に示す如く表示板11に表示してもよ
い。
【0028】また、入力手段はタッチパネル10と表示
板11とから構成されており、透明なタッチパネル10
を表示板11の上に重ね合わせた二重構造に構成されて
いる。係る、表示板11は従来より周知の液晶パネルで
構成されており、横6文字、縦12段で合計72文字、
或いは、横3文字、縦12段で合計36文字を表示可能
に構成されると共に、英字、数字、日本語等を含む文字
を表示可能に構成している。
【0029】該、タッチパネル10は所定箇所を手で触
れるだけで触れた位置(座標)を検出できる座標入力装
置で、矩形状の透明なガラス等で形成されたパネルの一
方に図示しない複数の電極が設けられている。そして、
パネルのX軸、Y軸に略透明の検出電極が複数設けられ
ており、この検出電極は電極を介して所定の座標として
マイクロコンピュータ17に検出されるように構成して
いる。
【0030】また、表示板11の表示部に横一列に表示
された文字と、タッチパネル10の座標は対応して設け
られており、表示板11の文字はタッチパネル10を透
過して見えるように構成している。そして、表示板11
に表示した文字を選択して手を触れるとマイクロコンピ
ュータ17はその座標を認識する。即ち、入力手段はタ
ッチパネル10を手で触れることにより表示板11に表
示された文字をマイクロコンピュータ17が認識するよ
うに構成している。
【0031】また、音声出力手段は図示しない複数の音
声データとタッチパネル10の下方に設けたスピーカ1
6とから構成している。この、複数の音声データと表示
板11に表示した項目とは対応して設けられており、マ
イクロコンピュータ17は表示板11に表示した項目が
選択され手が触れられると、その座標を検出して項目に
対応した音声データをスピーカ16から音声として出力
するように構成している。尚、16Aはイヤホーンジャ
ックである。
【0032】一方、パチンコ機2はパチンコ玉を操作し
て発射する操作ダイヤル22と、遊技盤23とから構成
されており、遊技盤23の面にはガイドレール24が設
けられている。尚、18はアウト穴、21はパチンコ玉
下受皿であり、パチンコ機2はマイクロコンピュータ1
7に接続されている。
【0033】そして、遊技客が金銭投入部6に所定の金
銭を投入してパチンコ玉をパチンコ玉下受皿21に排出
し、操作ダイヤル22を操作すると図示しないパチンコ
玉発射装置によってパチンコ玉が一個一個ガイドレール
24に沿って発射される。発射されたパチンコ玉が図示
しない入賞穴に入ると所定量のパチンコ玉がパチンコ玉
受皿20内に排出され、これが自分の持玉数に加算され
る。これによって遊技客はパチンコ機2のプレーを楽し
むことができる。また、入賞穴に入らないパチンコ玉は
遊技盤23下方のアウト穴18に入りパチンコ玉収納容
器に戻るように構成されている。
【0034】以上の構成で次に図8、図9のフローチャ
ートを使用して台間玉貸機3の使用例を説明する。ま
ず、各パチンコ機2・・・の左側には台間玉貸機3が並
設されており、各パチンコ機2・・・及び各台間玉貸機
3・・・はマイクロコンピュータ17に接続されている
ものとする。また、遊技客には予め会員カードが発行さ
れており、表示板11の近傍には表示板11を手で触れ
て操作説明等を音声で出力するか会員カードや金銭を投
入するか等の簡単な説明文が表示されているものとす
る。
【0035】ステップS1で各台間玉貸機3・・・のタ
ッチパネル10を手を触れると、マイクロコンピュータ
17はそれを検出してステップS2に進んで次の如く音
声出力する。即ち、音声出力は「本日も当店御利用いた
だきまして有難う御座います。マルチサンド(台間玉貸
機3)の御利用説明を致します。会員カードを下のカー
ド差し込み口に入れていただきます。始めにあなたのポ
イントが表示されます。表示のボタンを押しますと特賞
回数が表示されます。午前中は前日分、午後からは本日
分が表示されます。
【0036】更に押すと打ち込み玉数が表示されます。
硬貨投入又は紙幣を挿入いただきますとマルチチャンス
が点滅しチャンスに当たりますと得点が得られます。暗
証番号を入力していただきますと貯玉及び再プレーがで
きます。再プレーは一日一回1000円分です。一回の
払い出しは500円分ですから2回まで可能です。以上
は会員カードを使用していただきました方に御利用いた
だけます。有りがとうございました。」等をスピーカ1
6で音声出力してステップS1に戻る。
【0037】また、ステップS1で、タッチパネル10
に手を触れず、会員カードの挿入或いは金銭が投入され
るとステップS3に進む。即ち、ステップS1でタッチ
パネル10に手を触れるとステップS2に進んで、会員
カードの挿入或いは金銭が投入されるとステップS3に
進む。そして、ステップS3でマイクロコンピュータ1
7はどちらが投入されたかを判断し、会員カードが挿入
された場合ステップS4に進んで会員カードのデータを
読み込む。
【0038】そして、ステップS4で何らかの原因で会
員カードのデータが読めないもの、或いは他のカードが
挿入されて読み込んだデータがパチンコ店に登録された
データと異なる場合、ステップS5に進んで「会員カー
ドのデータが読めません」とスピーカ16に音声で出力
してステップS1に戻る。
【0039】また、ステップS4で読み込んだ会員カー
ドのデータがパチンコ店に正規に登録されたデータ(会
員)であればステップS6に進む。そして、カウンタを
リセット(カウンタ値を0にする)後ステップS7に進
んでカウンタに1を加算しステップS8でカウンタ値が
3以上かどうかをチェックする。即ち、この場合のカウ
ンタ値はリセットされたカウンタ値(この場合0)に1
が加算されるのでカウンタ値が1となってステップS9
に進む。
【0040】そして、図4に示す如き表示板11にテン
・キーを表示してステップS10に進み「パスワードを
入力して下さい」とスピーカ16に音声出力してステッ
プS11に進む。ここで遊技客はテン・キーを操作して
パスワード(この場合会員の申告によって登録した所定
の数字)を入力する。この場合、入力手段は透明なタッ
チパネル10と表示板11の二重構造で構成されてお
り、タッチパネル10に透過して見える所定の数字を手
で触れるとマイクロコンピュータ17はその数字を認識
する。
【0041】そして、パスワードの入力が終了すると表
示板11の下方に表示した終了の文字に手で触れてステ
ップS12に進みマイクロコンピュータ17は登録され
た会員カードの番号と入力されたパスワードを比較す
る。そして、入力されたパスワードがパチンコ店に登録
されているものであればステップS14に進んで図6に
示す如きメニュー画面を表示してステップS15に進
む。
【0042】ここで、マイクロコンピュータ17は「項
目を選択して下さい」とスピーカ16に音声出力しステ
ップS16に進んで項目が選択されるのを待つ。そし
て、遊技客がメニュー画面に表示された項目を選択して
タッチパネル10を手で触れるとステップS17に進ん
で、選択した項目の詳細をスピーカ16から音声で聞く
ことができる。ここで終了を選択して手で触れると終了
する。また、パチンコ店が騒々しくスピーカ16からの
音声が容易に聞き取れない場合、イヤホーンジャック1
6Aに図示しないイヤホーンを差し込むことにより容易
に音声を聞き取ることができる。
【0043】また、遊技客はタッチパネル10を操作し
てパスワードを入力することによりパチンコ機2から離
れることもなく貯玉や再プレー等を行うことができると
共に、遊技客はパチンコ店のホストコンピュータに集計
登録された貯玉の全玉数、端玉数、ポイント数、特賞回
数、特賞後スタート回数、他新情報等の詳しい内容をス
ピーカ16から音声で聞くことができる。また、ポイン
ト数は会員によるパチンコ店の利用状況により加算され
るポイント数であって、ポイント数がある値に達すると
パチンコ店が会員に対してサービス等与える特典を言
う。係る場合、会員カードを挿入(パスワードを入力し
ない)後、サービス情報を表示するようにしても良い。
【0044】ここで、ステップS16でスピーカ16か
ら音声出力される特賞回数を例に詳しいサービス情報の
内容を説明する。特賞回数及び1日前〜5日前までの特
賞回数、そして1日前〜5日前(5日間)までの平均の
特賞回数等、期日と特賞回数及び平均特賞回数等をスピ
ーカ16から音声で詳しく出力してステップS14に戻
る。この場合、図6に示す如くスピーカ16に音声出力
する概略を表示板11に表示してもよい。また、メニュ
ー画面で他の項目を表示した場合も、特賞回数の音声出
力同様に詳しい内容が音声で出力される。
【0045】一方、ステップS11で入力したパスワー
ドが間違っていた場合、ステップS12からステップS
13に進んで「パスワードが違います」とスピーカ16
に音声出力してステップS7に戻りカウンタに1を加算
し、カウンタ値を2にしてステップS8に進む。ここで
カウンタ値が3以上の値かどうかをチェックする。
【0046】即ち、ステップS8でパスワードの入力を
3回間違えるとステップS18に進んで「会員カードの
登録番号を取り消します」とスピーカ16に音声出力し
てステップS19に進む。そして、現在使用している会
員カードを以後使用禁止として終了する。会員カードが
使用禁止となった場合、再度パチンコ店より会員カード
を発行してもらう。
【0047】このように、パスワードの入力を3回間違
った場合、「会員カードの登録番号を取り消します」と
スピーカ16に音声出力して以後その会員カードの使用
を禁止し、会員カードの紛失により悪用されるのを防止
している。係る、パスワードの入力を3回間違って入力
し会員カードが使用できなくなった場合、もう一度会員
カード申込書に所定事項を記載して再発行してもらえば
よい。
【0048】これにより、会員はパチンコ機2から離れ
ずにパスワードを入力して容易に貯玉や再プレーを行う
ことができる。また、ステップS1で、タッチパネル1
0に手を触れず、金銭投入部6に金銭を投入するとステ
ップS3に進んでマイクロコンピュータ17は金銭が投
入されたことを判断しステップS20に進む。
【0049】そこで、金銭識別装置及び硬貨識別装置は
金銭投入部6より投入された金銭が真(本物)の場合ス
テップS21に進んで、投入された金銭の金額を表示板
11に表示すると共に投入された金額の範囲内で100
円等の単位でこれをパチンコ玉に変換する。そして、投
入された金額に応じて変換されたパチンコ玉はパチンコ
玉排出口12よりパチンコ機2のパチンコ玉受皿20内
に排出されこれが自分(遊技客)の持玉数となる。
【0050】そして、遊技客が操作ダイヤル22を操作
すると、図示しないパチンコ玉発射装置によってパチン
コ玉が一個一個ガイドレール24に沿って発射される。
発射されたパチンコ玉が図示しない入賞穴に入ると、所
定量のパチンコ玉がパチンコ玉受皿20内に排出されこ
れが自分の持玉数に加算される。これによって遊技客は
パチンコ機2のプレーを楽しんでいる。また、入賞穴に
入らないパチンコ玉はアウト穴18に入り循環してパチ
ンコ玉収納容器に戻る。
【0051】また、ステップS20で投入された金銭の
真偽を金銭識別装置及び硬貨識別装置で判断して、偽
(金銭ではないものが投入されたり、傷汚れ等により金
銭と判断されない場合)と判断された場合、ステップS
22に進む。そして、金銭投入部6に投入された金銭が
偽であることをスピーカ16に音声出力すると共に、投
入された金銭(紙幣)をそのまま紙幣投入口6Aに戻
す。また、投入された硬貨は硬貨返却口13に返却して
ステップS1に戻り、メニュー項目の選択や金銭の投
入、会員カードの投入等を待つ。
【0052】このように、本発明の台間玉貸機3は音声
出力手段を設けており、パチンコ機2の近傍に表示でき
ない長い説明や、入力手段(表示板11)で表示しきれ
ないパチンコ機2の使用説明、或いは会員カードの使用
説明等の長い説明文をスピーカ16から音声で出力する
ことができる。これにより入力手段(表示板11)に表
示されパチンコ店が提供するサービス情報を詳しくスピ
ーカ16から音声出力できる。
【0053】従って、従来のように新しいパチンコ機の
使用方法が分からなかったり、会員カードの使用方法等
が分からない場合でも、タッチパネル10を手で触れる
だけでそれらの使用方法の詳しい説明をスピーカ16か
ら音声出力することができる。これにより、遊技客はパ
チンコ機2の操作や、プリペイドカードの使用方法或い
は表示板11に表示されるステップ毎の操作も容易に分
かるようになると共に、新しいパチンコ機でも容易に操
作できるようになる。そして、初めての遊技客も容易に
パチンコ機2、会員カードを利用することができて、パ
チンコ店も大幅な収益向上を図ることができる。
【0054】尚、実施例ではパチンコ機2に並設した台
間玉貸機3に音声出力手段を設けたがこれに限らず、ス
ロットマシーン、或いはメタル貸出機などにも操作説明
等を音声で出力するようにしても差し支えない。
【0055】また、入力手段にタッチパネル10を用い
たがこれに限らず、7セグメントのLED等と複数の押
しボタンを用いた入力装置に音声出力手段を設けて操作
説明等を音声で出力するようにしても差し支えない。
【0056】また、パチンコ機2の近傍に表示できない
長い説明や、入力手段(表示板11)に表示しきれない
パチンコ機2の使用説明、或いは会員カードの使用説明
等の長い説明文を音声出力手段より出力したがこれに限
らず、表示板11にサッカーや相撲或いは野球等のラジ
オ放送を選択可能に表示してそれらの放送を音声出力手
段より出力するようにしても差し支えない。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、入力手段と、音声出力手段と、制御手段とを備えて
おり、制御手段は、入力手段の操作に基づき、音声出力
手段より所定の音声出力を行うようにしているので、パ
チンコ機の近傍に表示できない長い説明を音声で出力す
ることができる。従って、表示板に表示しきれないパチ
ンコ機の使用説明や会員カードの使用説明等の長い説明
をスピーカ16から音声で出力することができ、パチン
コ店も大幅な収益向上を図ることができるものである。
【0058】また、請求項2の発明によれば請求項1に
おいて、制御手段は音声出力手段により、遊技機或いは
それに付帯する機器の操作説明或いは使用説明を音声出
力するようにしているので、入力手段を操作するだけで
表示板に表示しきれないパチンコ機の使用説明や会員カ
ードの使用説明等の長い説明をスピーカから音声で出力
することができる。従って、遊技客は新しいパチンコ機
でも容易に操作できるようになると共に、初めての遊技
客も容易にパチンコ機、会員カードを利用することがで
き、パチンコ店も大幅な収益向上を図ることができるも
のである。
【0059】特に、会員は表示板に表示されるステップ
毎の操作手順も容易に分かるようになり、表示板に表示
されるパチンコ店のサービスも詳しい内容でスピーカか
ら音声出力されるので、パチンコ機等の詳しい情報提供
を受けることが出来るものである。
【0060】また、請求項3の発明によれば請求項1、
請求項2において、入力手段は、表示板とタッチパネル
とから構成されており、表示板の表示項目を選択するタ
ッチパネルのタッチ操作に基づいて入力が行われると共
に、制御手段は、当該選択された項目を音声出力手段よ
り音声出力するようにしているので、表示板に表示しき
れない長い説明を音声で出力することができる。従っ
て、遊技客はパチンコ店からパチンコ機等の詳しい情報
説明を受けることができパチンコ機のプレーを多いに楽
しむことができる。これによりパチンコ店も大幅な収益
向上を図ることができるものである。
【0061】また、請求項4の発明によれば請求項1、
請求項2又は請求項3において、音声出力手段は、入力
手段と並設されたスピーカを設けているので、遊技機或
いはそれに付帯する機器の操作説明或いは使用説明等を
音声出力することができる。従って、遊技者はそれらの
情報を表示文字で読むことなく音声で聞くことができる
ものである。
【0062】また、請求項5の発明によれば請求項1、
請求項2又は請求項3において、音声出力手段は、イヤ
ホーンに音声出力するようにしているので、スピーカか
ら出力される音声を聞き取りにくい場合でも、イヤホー
ンで容易にそれらの情報を聞き取ることができる。従っ
て、パチンコ店が騒々しくてスピーカから出力される音
声が聞き取れない場合でもそれらのサービス情報を容易
に聞き取ることができるものである。
【0063】また、請求項6の発明によれば請求項1、
請求項2又は請求項3において、音声出力手段は、入力
手段に並設したスピーカとイヤホーンジャックを備えて
いるので、遊技機或いはそれに付帯する機器の操作説明
或いは使用説明等をスピーカ或いはイヤホーンどちらか
らでも音声出力することがきる。従って、遊技者はそれ
らの情報を表示文字で読むことなく音声で聞くことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】島部の各パチンコ機に並設した台間玉貸機の正
面図である。
【図2】本発明の台間玉貸機の正面図である。
【図3】本発明の台間玉貸機の正面図である。
【図4】表示板に表示した数字画面の表示例の図であ
る。
【図5】表示板に表示したメニュー画面の表示例の図で
ある。
【図6】表示板に表示した特賞回数の表示例の図であ
る。
【図7】表示板に表示した投入金額の表示例の図であ
る。
【図8】本発明の音声出力案内を示すフローチャート図
である。
【図9】図8に続く音声出力案内を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機 3 台間玉貸機 5 本体 6 金銭投入部 8 パチンコ玉払い出し部 10 タッチパネル 11 表示板 14 会員カードリーダ 14A 会員カード挿入口 16 スピーカ 17 マイクロコンピュータ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機等の遊技機に並設される台間
    玉貸機において、 入力手段と、音声出力手段と、制御手段とを備え、この
    制御手段は、前記入力手段の操作に基づき、前記音声出
    力手段より所定の音声出力を行うことを特徴とする台間
    玉貸機。
  2. 【請求項2】 制御手段は音声出力手段により、遊技機
    或いはそれに付帯する機器の操作説明或いは使用説明を
    音声出力することを特徴とする請求項1の台間玉貸機。
  3. 【請求項3】 入力手段は、表示板とタッチパネルとか
    ら構成され、前記表示板の表示項目を選択する前記タッ
    チパネルのタッチ操作に基づいて入力が行われると共
    に、制御手段は、当該選択された項目を音声出力手段よ
    り音声出力することを特徴とする請求項1又は請求項2
    の台間玉貸機。
  4. 【請求項4】 音声出力手段は、入力手段と並設された
    スピーカから構成されていることを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3の台間玉貸機。
  5. 【請求項5】 音声出力手段は、イヤホーンに音声を出
    力することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項
    3の台間玉貸機。
  6. 【請求項6】 音声出力手段は、入力手段に並設したス
    ピーカとイヤホーンジャックを備えていることを特徴と
    する請求項1、請求項2又は請求項3の台間玉貸機。
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