JP2747341B2 - 光スイッチ並びに光スイッチアレイ及び多ポート光スイッチ - Google Patents
光スイッチ並びに光スイッチアレイ及び多ポート光スイッチInfo
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- JP2747341B2 JP2747341B2 JP1239508A JP23950889A JP2747341B2 JP 2747341 B2 JP2747341 B2 JP 2747341B2 JP 1239508 A JP1239508 A JP 1239508A JP 23950889 A JP23950889 A JP 23950889A JP 2747341 B2 JP2747341 B2 JP 2747341B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、信号光の光路を切替える光スイッチ並びに
光スイッチアレイ及び信号光の光路を切替えて複数の出
力ポートのいずれかに信号光を出射する多ポート光スイ
ッチに関するものである。
光スイッチアレイ及び信号光の光路を切替えて複数の出
力ポートのいずれかに信号光を出射する多ポート光スイ
ッチに関するものである。
(従来の技術) 従来、伝搬する光路を切り替えるために種々の構造の
光スイッチが提案され、実用化されている。例えば、方
向性結合形、屈折率分布形、干渉形(位相制御形)の光
スイッチは光導波路を伝搬する光を切り替えることがで
きる代表的構造の光スイッチである。第2図は、方向性
結合形光スイッチの構造を示す図で、1−1,1−2は光
導波路、2−1,2−2は電極、3はリチウムナイオベー
ト(LiNbo3)や半導体等からなる基板である。この光ス
イッチでは、入力ポートI1から出力ポートO1に出力され
ていた光は、電極2−1,2−2への印加電圧を変化させ
ると電気光学効果で出力ポートO2に出力される。同様
に、入力ポートI2から出力ポートO2に出力されていた光
は、出力ポートO1に出力される。従って、電極2−1、
2−2への印加電圧を制御することで伝搬光のスイッチ
ングを行なうことができる。
光スイッチが提案され、実用化されている。例えば、方
向性結合形、屈折率分布形、干渉形(位相制御形)の光
スイッチは光導波路を伝搬する光を切り替えることがで
きる代表的構造の光スイッチである。第2図は、方向性
結合形光スイッチの構造を示す図で、1−1,1−2は光
導波路、2−1,2−2は電極、3はリチウムナイオベー
ト(LiNbo3)や半導体等からなる基板である。この光ス
イッチでは、入力ポートI1から出力ポートO1に出力され
ていた光は、電極2−1,2−2への印加電圧を変化させ
ると電気光学効果で出力ポートO2に出力される。同様
に、入力ポートI2から出力ポートO2に出力されていた光
は、出力ポートO1に出力される。従って、電極2−1、
2−2への印加電圧を制御することで伝搬光のスイッチ
ングを行なうことができる。
これら光導波路形の光スイッチは、2入力2出力が主
であり、これ以上の入力ポート・出力ポートをもった光
スイッチを作製するためには、1つの基板上に2入力2
出力の光スイッチとそれをつなぐ光導波路を多数作製
し、それを多段に接続するか、または多数の2入力2出
力の光スイッチを個別に作製しそれらを多段に光ファイ
バ等で接続する方法のどちらかが用いられている。
であり、これ以上の入力ポート・出力ポートをもった光
スイッチを作製するためには、1つの基板上に2入力2
出力の光スイッチとそれをつなぐ光導波路を多数作製
し、それを多段に接続するか、または多数の2入力2出
力の光スイッチを個別に作製しそれらを多段に光ファイ
バ等で接続する方法のどちらかが用いられている。
さらに、第3図(a)(b)は2入力2出力の別の構
成の光スイッチを示した図で、4−1〜4−4は偏光ビ
ームスプリッタ、5−1〜5−6は偏光面制御素子であ
る。これは、偏光ビームスプリッタ4−1〜4−4と偏
光面制御素子5−1〜5−6をマトリックス状に配置し
て、偏光を制御することでスイッチングする構造である
(金山,山口,菊池,“液晶光ゲートを用いた二次元画
像信号交換方式”、電子情報通信学会総合全国大会、S1
1−3,1987)。即ち偏光ビームスプリッタ4−1〜4−
4は、図の横方向及び縦方向からのP波を透過し、S波
を90度屈折させる。また、偏光面制御素子5−1〜5−
6は、オン状態において、通過する光の偏光面を90度回
転させてP波とS波を互いに変換し、オフ状態において
通過する光の偏光面を回転させることなく、入射偏光状
態と同じ偏光状態で出力する機能を有し、おもに液晶や
PLZT(多結晶セラミック)で構成される。例えば、この
構成の光スイッチを用いて入力ポートI1へのS波の偏光
面を有する入力光を出力ポートO1の出力光として取り出
すためには第3図の(a)に示すように入力ポートI1へ
の入力光と出力ポートO1の出力光との交点に位置する偏
光ビームスプリッタ4−2の入力側の偏光面制御素子5
−1,5−2および出力側の偏光面制御素子5−4をとも
にオンとし、その他の偏光面制御素子5−3,5−5,5−6
を全てオフとすれば良い。この時、上記の偏光ビームス
プリッタに達した光ビームは、入力側偏光面制御素子に
よってS波に変換され偏光ビームスプリッタ4−2によ
って屈折され、出力側の偏光面制御素子5−4によって
再びP波に変換され、出力ポートO1に出力される。この
とき、入力ポートI2へ入力されるS波の偏光面を有する
入力光は出力ポートO2に出力される。また、偏光面制御
素子5−1,5−2,5−4をオフとし、偏光面制御素子5−
3,5−5,5−6をオンにすれば、入力ポートI1への入力光
は出力ポートO2へ、入力ポートI2への入力光は出力ポー
トO1へそれぞれ出力される。従って、偏光面を制御する
ことで伝搬光のスイッチングができる。
成の光スイッチを示した図で、4−1〜4−4は偏光ビ
ームスプリッタ、5−1〜5−6は偏光面制御素子であ
る。これは、偏光ビームスプリッタ4−1〜4−4と偏
光面制御素子5−1〜5−6をマトリックス状に配置し
て、偏光を制御することでスイッチングする構造である
(金山,山口,菊池,“液晶光ゲートを用いた二次元画
像信号交換方式”、電子情報通信学会総合全国大会、S1
1−3,1987)。即ち偏光ビームスプリッタ4−1〜4−
4は、図の横方向及び縦方向からのP波を透過し、S波
を90度屈折させる。また、偏光面制御素子5−1〜5−
6は、オン状態において、通過する光の偏光面を90度回
転させてP波とS波を互いに変換し、オフ状態において
通過する光の偏光面を回転させることなく、入射偏光状
態と同じ偏光状態で出力する機能を有し、おもに液晶や
PLZT(多結晶セラミック)で構成される。例えば、この
構成の光スイッチを用いて入力ポートI1へのS波の偏光
面を有する入力光を出力ポートO1の出力光として取り出
すためには第3図の(a)に示すように入力ポートI1へ
の入力光と出力ポートO1の出力光との交点に位置する偏
光ビームスプリッタ4−2の入力側の偏光面制御素子5
−1,5−2および出力側の偏光面制御素子5−4をとも
にオンとし、その他の偏光面制御素子5−3,5−5,5−6
を全てオフとすれば良い。この時、上記の偏光ビームス
プリッタに達した光ビームは、入力側偏光面制御素子に
よってS波に変換され偏光ビームスプリッタ4−2によ
って屈折され、出力側の偏光面制御素子5−4によって
再びP波に変換され、出力ポートO1に出力される。この
とき、入力ポートI2へ入力されるS波の偏光面を有する
入力光は出力ポートO2に出力される。また、偏光面制御
素子5−1,5−2,5−4をオフとし、偏光面制御素子5−
3,5−5,5−6をオンにすれば、入力ポートI1への入力光
は出力ポートO2へ、入力ポートI2への入力光は出力ポー
トO1へそれぞれ出力される。従って、偏光面を制御する
ことで伝搬光のスイッチングができる。
一方、多ポート光スイッチを実現するため、2入力2
出力スイッチを基本ユニットとしてそれを多段に接続し
たスイッチング網構成法が提案されている。第4a図はこ
の構成法の1つで、マトリックス状に64個の光スイッチ
10を配置して、8個の入力ポートI1〜I8と8個の出力ポ
ートO1〜O8を有する8入力8出力の多ポート光スイッチ
を構成したものである(下江他、“光交換用空間スイッ
チの構成”、電子情報通信学会総合全国大会、S11−8,1
987)。第4b図はこの構成法に第3図に示すと同様の構
成からなる2入力2出力光スイッチ20を用いて入力ポー
トI1〜I8と出力ポートO1〜O8を有する8入力8出力の光
スイッチを構成した例である(金山,山口,菊池,“液
晶光ゲートを用いた二次元画像信号交換方式”、電子情
報通信学会総合全国大会、S11−3,1987)。これは2入
力2出力の光スイッチ20を格子状に配列すると共に、隣
接する偏光ビームスプリッタ間に偏光面制御素子を配置
してスイッチング網を構成している。また、第5図はバ
ッチャー(Batcher)網と呼ばれる別のスイッチング網
の構成を示した図であり、入力ポートI1〜I8と出力ポー
トO1〜O8を有する8入力8出力の多ポート光スイッチを
構成した例である(K.E.Batcher,“Sorting Network an
d their Applications",Spring joint Computer Confer
ence,pp.307−314,1968)。このBatcher網は、2入力2
出力光スイッチ11〜46で2つの目的とする出力ポートの
番号の大小関係を比較し並べ替えを行なうことで複数の
入力ポートと目的の出力ポート間の光路を設定する方法
である。これら以外にも、2入力2出力光スイッチを多
段に接続したスイッチング網としてはBenes網、Banyan
網等がある。
出力スイッチを基本ユニットとしてそれを多段に接続し
たスイッチング網構成法が提案されている。第4a図はこ
の構成法の1つで、マトリックス状に64個の光スイッチ
10を配置して、8個の入力ポートI1〜I8と8個の出力ポ
ートO1〜O8を有する8入力8出力の多ポート光スイッチ
を構成したものである(下江他、“光交換用空間スイッ
チの構成”、電子情報通信学会総合全国大会、S11−8,1
987)。第4b図はこの構成法に第3図に示すと同様の構
成からなる2入力2出力光スイッチ20を用いて入力ポー
トI1〜I8と出力ポートO1〜O8を有する8入力8出力の光
スイッチを構成した例である(金山,山口,菊池,“液
晶光ゲートを用いた二次元画像信号交換方式”、電子情
報通信学会総合全国大会、S11−3,1987)。これは2入
力2出力の光スイッチ20を格子状に配列すると共に、隣
接する偏光ビームスプリッタ間に偏光面制御素子を配置
してスイッチング網を構成している。また、第5図はバ
ッチャー(Batcher)網と呼ばれる別のスイッチング網
の構成を示した図であり、入力ポートI1〜I8と出力ポー
トO1〜O8を有する8入力8出力の多ポート光スイッチを
構成した例である(K.E.Batcher,“Sorting Network an
d their Applications",Spring joint Computer Confer
ence,pp.307−314,1968)。このBatcher網は、2入力2
出力光スイッチ11〜46で2つの目的とする出力ポートの
番号の大小関係を比較し並べ替えを行なうことで複数の
入力ポートと目的の出力ポート間の光路を設定する方法
である。これら以外にも、2入力2出力光スイッチを多
段に接続したスイッチング網としてはBenes網、Banyan
網等がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第2図に示す方向性結合形光スイッチ
では集積化が困難であり、第3図に示す2入力2出力光
スイッチでは集積化は容易であるが多数の構成部品を必
要とする。また、前述したスイッチング網による多ポー
ト光スイッチの構成法に第2図または第3図に示す2入
力2出力の光スイッチを用いると入力ポート及び出力ポ
ートの増加に伴ない、構成部品数が非常に増大するとい
う問題点があった。特に、第4a図及び第4b図に示すマト
リックス状のスイッチ構成では、ポート数nに対してn2
個の構成部品、即ち(n2/4)個の2入力2出力光スイッ
チ20を必要とするため、ポート数nの増大に伴なって構
成部品数は非常に多くなり、多ポート光スイッチの形状
が大型になるという欠点があった。
では集積化が困難であり、第3図に示す2入力2出力光
スイッチでは集積化は容易であるが多数の構成部品を必
要とする。また、前述したスイッチング網による多ポー
ト光スイッチの構成法に第2図または第3図に示す2入
力2出力の光スイッチを用いると入力ポート及び出力ポ
ートの増加に伴ない、構成部品数が非常に増大するとい
う問題点があった。特に、第4a図及び第4b図に示すマト
リックス状のスイッチ構成では、ポート数nに対してn2
個の構成部品、即ち(n2/4)個の2入力2出力光スイッ
チ20を必要とするため、ポート数nの増大に伴なって構
成部品数は非常に多くなり、多ポート光スイッチの形状
が大型になるという欠点があった。
本発明の目的は上記の問題点に鑑み、構成部品数を削
減した2入力2出力の光スイッチ並びにこの光スイッチ
を用いた光スイッチアレイ、及びこの光スイッチアレイ
を用いた多ポート光スイッチを提供することにある。
減した2入力2出力の光スイッチ並びにこの光スイッチ
を用いた光スイッチアレイ、及びこの光スイッチアレイ
を用いた多ポート光スイッチを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の請求項(1)では、直線偏光された第1及び
第2の信号光をそれぞれ第1及び第2の入力ポートより
入射し、制御信号に基づいて、前記第1の信号光を第1
の出力ポートに、前記第2の信号光を第2の出力ポート
に、或いは前記第1の信号光を前記第2の出力ポート
に、前記第2の信号光を前記第1の出力ポートにそれぞ
れ出射する光スイッチにおいて、一の偏光面を有する第
2の信号光を透過し、前記一の偏光面と90度の角度をな
す他の偏光面を有する第2の信号光を反射する第1の偏
光ビームスプリッタと、前記一の偏光面を有する第1の
信号光を透過して前記第1の出力ポートに出射すると共
に、前記第1の偏光ビームスプリッタにより反射された
前記他の偏光面を有する第2の信号光を反射して前記第
1の出力ポートに出射する第2の偏光ビームスプリッタ
と、前記第2の偏光ビームスプリッタにより反射された
前記他の偏光面を有する第1の信号光を入射光路と異な
る光路に反射する光路変換器と、前記第1の偏光ビーム
スプリッタを透過した前記一の偏光面を有する第2の信
号光を透過して前記第2の出力ポートに出射すると共
に、前記光路変換器により反射された前記他の偏光面を
有する第1の信号光を反射して前記第2の出力ポートに
出射する第3の偏光ビームスプリッタと、前記制御信号
に基づいて、前記第1の偏光ビームスプリッタに入射さ
れる前記第2の信号光及び前記第2の偏光ビームスプリ
ッタに入射される前記第1の信号光のそれぞれの偏光面
を90度回転させて出射する偏光面制御手段とを備えた光
スイッチを提案する。
第2の信号光をそれぞれ第1及び第2の入力ポートより
入射し、制御信号に基づいて、前記第1の信号光を第1
の出力ポートに、前記第2の信号光を第2の出力ポート
に、或いは前記第1の信号光を前記第2の出力ポート
に、前記第2の信号光を前記第1の出力ポートにそれぞ
れ出射する光スイッチにおいて、一の偏光面を有する第
2の信号光を透過し、前記一の偏光面と90度の角度をな
す他の偏光面を有する第2の信号光を反射する第1の偏
光ビームスプリッタと、前記一の偏光面を有する第1の
信号光を透過して前記第1の出力ポートに出射すると共
に、前記第1の偏光ビームスプリッタにより反射された
前記他の偏光面を有する第2の信号光を反射して前記第
1の出力ポートに出射する第2の偏光ビームスプリッタ
と、前記第2の偏光ビームスプリッタにより反射された
前記他の偏光面を有する第1の信号光を入射光路と異な
る光路に反射する光路変換器と、前記第1の偏光ビーム
スプリッタを透過した前記一の偏光面を有する第2の信
号光を透過して前記第2の出力ポートに出射すると共
に、前記光路変換器により反射された前記他の偏光面を
有する第1の信号光を反射して前記第2の出力ポートに
出射する第3の偏光ビームスプリッタと、前記制御信号
に基づいて、前記第1の偏光ビームスプリッタに入射さ
れる前記第2の信号光及び前記第2の偏光ビームスプリ
ッタに入射される前記第1の信号光のそれぞれの偏光面
を90度回転させて出射する偏光面制御手段とを備えた光
スイッチを提案する。
また、請求項(2)では、請求項(1)記載の光スイ
ッチを複数個組合わせてなる光スイッチアレイを提案す
る。
ッチを複数個組合わせてなる光スイッチアレイを提案す
る。
さらに請求項(3)では、請求項(2)記載の光スイ
ッチアレイを複数個多段に設け、光スイッチアレイの中
の異なる2つの光スイッチのそれぞれの一方の出力ポー
トから出射される信号光を次段の光スイッチアレイの中
の一の光スイッチの第1及び第2の入力ポートに入射す
るように前記複数の光スイッチアレイを接続してなる多
ポート光スイッチを提案する。
ッチアレイを複数個多段に設け、光スイッチアレイの中
の異なる2つの光スイッチのそれぞれの一方の出力ポー
トから出射される信号光を次段の光スイッチアレイの中
の一の光スイッチの第1及び第2の入力ポートに入射す
るように前記複数の光スイッチアレイを接続してなる多
ポート光スイッチを提案する。
(作 用) 本発明の請求項(1)の光スイッチによれば、例えば
第1乃至第3の偏光ビームスプリッタをP波に直線偏光
された信号光を透過し、S波に直線偏光された信号光を
反射するものに設定する。また、偏光面制御手段はオン
の制御信号を入力したときには透過する光の偏光面を90
度回転させ、オフの制御信号を入力したときには入射光
の偏光面を回転させることなく透過するものに設定す
る。
第1乃至第3の偏光ビームスプリッタをP波に直線偏光
された信号光を透過し、S波に直線偏光された信号光を
反射するものに設定する。また、偏光面制御手段はオン
の制御信号を入力したときには透過する光の偏光面を90
度回転させ、オフの制御信号を入力したときには入射光
の偏光面を回転させることなく透過するものに設定す
る。
この設定において、S波に直線偏光された第1及び第
2の信号光が入射され、オンの制御信号が入力される
と、第1の信号光は偏光面制御手段を透過する際に、そ
の偏光面が90度回転されてP波に直線偏光されたものと
なる。この第1の信号光は第2の偏光ビームスプリッタ
を透過して第1の出力ポートから出射される。また、第
2の信号光は露光面制御手段を透過する際に、その偏光
面が90度回転されてP波に直線偏光されたものとなる。
この第2の信号光は第1及び第3の偏光ビームスプリッ
タを透過して第2の出力ポートから出射される。
2の信号光が入射され、オンの制御信号が入力される
と、第1の信号光は偏光面制御手段を透過する際に、そ
の偏光面が90度回転されてP波に直線偏光されたものと
なる。この第1の信号光は第2の偏光ビームスプリッタ
を透過して第1の出力ポートから出射される。また、第
2の信号光は露光面制御手段を透過する際に、その偏光
面が90度回転されてP波に直線偏光されたものとなる。
この第2の信号光は第1及び第3の偏光ビームスプリッ
タを透過して第2の出力ポートから出射される。
また、偏光面制御手段にオフの制御信号が入力された
場合には、第1の信号光は、偏光面を回転されることな
く偏光面制御手段を透過する。この第1の信号光は第2
の偏光ビームスプリッタによって反射され光路変換器に
入射される。この光路変換器によって第1の信号光は、
その入射光路とは異なる光路にて反射され第3の偏光ビ
ームスプリッタに入射される。この第3の偏光ビームス
プリッタによって第1の信号光は反射され、第2の出力
ポートから出射される。また、第2の信号光も偏光面を
回転されることなく偏光面制御手段を透過する。この第
2の信号光は、第1及び第2の偏光ビームスプリッタに
よって反射され、第1の出力ポートから出射される。
場合には、第1の信号光は、偏光面を回転されることな
く偏光面制御手段を透過する。この第1の信号光は第2
の偏光ビームスプリッタによって反射され光路変換器に
入射される。この光路変換器によって第1の信号光は、
その入射光路とは異なる光路にて反射され第3の偏光ビ
ームスプリッタに入射される。この第3の偏光ビームス
プリッタによって第1の信号光は反射され、第2の出力
ポートから出射される。また、第2の信号光も偏光面を
回転されることなく偏光面制御手段を透過する。この第
2の信号光は、第1及び第2の偏光ビームスプリッタに
よって反射され、第1の出力ポートから出射される。
従って、偏光面制御手段に入力される制御信号の状態
に基づいて、第1及び第2の信号光の出力ポートが切替
えられる。
に基づいて、第1及び第2の信号光の出力ポートが切替
えられる。
また、請求項(2)によれば、前述した光スイッチが
複数個組合わされて光スイッチアレイが構成され、個々
の光スイッチは個別に動作される。
複数個組合わされて光スイッチアレイが構成され、個々
の光スイッチは個別に動作される。
さらに、請求項(3)によれば、前述した光スイッチ
アレイが複数個多段に設けられ、一の光スイッチアレイ
の中の異なる2つの光スイッチのそれぞれの一方の出力
ポートから出射される信号光が、次段の光スイッチアレ
イの中の一の光スイッチの第1及び第2の入力ポートに
入射される。また、光スイッチアレイの中の光スイッチ
は個別に制御される。これにより、複数の入力ポートの
中の一の入力ポートに入射された信号光は、各光スイッ
チへ所定の制御信号を入力することにより、複数の出力
ポートの中の出力対象の出力ポートに出射される。
アレイが複数個多段に設けられ、一の光スイッチアレイ
の中の異なる2つの光スイッチのそれぞれの一方の出力
ポートから出射される信号光が、次段の光スイッチアレ
イの中の一の光スイッチの第1及び第2の入力ポートに
入射される。また、光スイッチアレイの中の光スイッチ
は個別に制御される。これにより、複数の入力ポートの
中の一の入力ポートに入射された信号光は、各光スイッ
チへ所定の制御信号を入力することにより、複数の出力
ポートの中の出力対象の出力ポートに出射される。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例の光スイッチの構成を
示す図である。図において、4−9〜4−11は偏光ビー
ムスプリッタで、P波に直線偏光された信号光を透過
し、S波に直線偏光された信号光を反射する。5−13は
偏光面制御素子で、例えば液晶またはPLZT(多結晶セラ
ミック)からなり、オンの制御信号が入力された場合に
は、入射光の偏光面を90度回転させてP波とS波を互い
に変換して透過する。また、オフの制御信号が入力され
た場合には、入射光の偏光面を回転させることなく透過
して出射する。
示す図である。図において、4−9〜4−11は偏光ビー
ムスプリッタで、P波に直線偏光された信号光を透過
し、S波に直線偏光された信号光を反射する。5−13は
偏光面制御素子で、例えば液晶またはPLZT(多結晶セラ
ミック)からなり、オンの制御信号が入力された場合に
は、入射光の偏光面を90度回転させてP波とS波を互い
に変換して透過する。また、オフの制御信号が入力され
た場合には、入射光の偏光面を回転させることなく透過
して出射する。
6−1は光路変換器で、2枚のミラー61,62からな
り、これらのミラー61,62はその鏡面の挟角が90度の角
度をなすように固着されている。
り、これらのミラー61,62はその鏡面の挟角が90度の角
度をなすように固着されている。
偏光ビームスプリッタ4−9は入力ポートI1と出力ポ
ートO1との間に配設され、偏光ビームスプリッタ4−1
0,4−11は入力ポートI2と出力ポートO2との間に並設さ
れている。ここで入力ポートI1と入力ポートI2及び出力
ポートO1と出力ポートO2はそれぞれ並設されている。光
路変換器6−1は、次に示す位置に配設されている。即
ち、入力ポートI1から偏光ビームスプリッタ4−9に入
射された第1の信号光が、この偏光ビームスプリッタ4
−9によって反射され、光路を90度屈折させられて、光
路変換器6−1のミラー61の鏡面に入射角度45度にて入
射されると共にミラー61,62によって反射された後、偏
光ビームスプリッタ4−11に入射されるように配設され
ている。また、偏光ビームスプリッタ4−9は、次に示
す位置に配設されている。即ち、入力ポートI2から偏光
ビームスプリッタ4−10に入射され、さらにこの偏光ビ
ームスプリッタ4−10によって反射され、その光路を90
度屈折させられた第2の信号光が入射し、この第2の信
号光を反射して、光路を90度屈折させて出力ポートO1に
出射できる位置に配設されている。さらに偏光ビームス
プリッタ4−11は、光路変換器6−1のミラー62から入
射した第1の信号光を反射して、光路を90度屈折させて
第2の出力ポートO2に出射できるように配設されてい
る。また、入力ポートI1,I2と偏光ビームスプリッタと
の間に偏光面制御素子5−13が配設されている。
ートO1との間に配設され、偏光ビームスプリッタ4−1
0,4−11は入力ポートI2と出力ポートO2との間に並設さ
れている。ここで入力ポートI1と入力ポートI2及び出力
ポートO1と出力ポートO2はそれぞれ並設されている。光
路変換器6−1は、次に示す位置に配設されている。即
ち、入力ポートI1から偏光ビームスプリッタ4−9に入
射された第1の信号光が、この偏光ビームスプリッタ4
−9によって反射され、光路を90度屈折させられて、光
路変換器6−1のミラー61の鏡面に入射角度45度にて入
射されると共にミラー61,62によって反射された後、偏
光ビームスプリッタ4−11に入射されるように配設され
ている。また、偏光ビームスプリッタ4−9は、次に示
す位置に配設されている。即ち、入力ポートI2から偏光
ビームスプリッタ4−10に入射され、さらにこの偏光ビ
ームスプリッタ4−10によって反射され、その光路を90
度屈折させられた第2の信号光が入射し、この第2の信
号光を反射して、光路を90度屈折させて出力ポートO1に
出射できる位置に配設されている。さらに偏光ビームス
プリッタ4−11は、光路変換器6−1のミラー62から入
射した第1の信号光を反射して、光路を90度屈折させて
第2の出力ポートO2に出射できるように配設されてい
る。また、入力ポートI1,I2と偏光ビームスプリッタと
の間に偏光面制御素子5−13が配設されている。
次に前述の構成よりなる第1の実施例の動作を説明す
る。
る。
入力ポートI1に入射される第1の信号光と入力ポート
I2に入射される第2の信号光を例えばS波に直線偏光し
ておく。ここで、偏光面制御素子5−13にオンの制御信
号を入力すると、第1及び第2の信号光のそれぞれは第
1図中に実線矢印で示す光路を通り、出力ポートO1,O2
から出射される。即ち第1の信号光は偏光面制御素子5
−13を透過する際に、その偏光面が90度回転されてP波
に直線偏光されたものとなる。この第1の信号光は偏光
ビームスプリッタ4−9を透過して出力ポートO1から出
射される。また、第2の信号光も偏光面制御素子5−13
を透過する際に、その偏光面が90度回転されてP波に直
線偏光されたものとなる。この第2の信号光は偏光ビー
ムスプリッタ4−10,4−11を透過して出力ポートO2から
出射される。
I2に入射される第2の信号光を例えばS波に直線偏光し
ておく。ここで、偏光面制御素子5−13にオンの制御信
号を入力すると、第1及び第2の信号光のそれぞれは第
1図中に実線矢印で示す光路を通り、出力ポートO1,O2
から出射される。即ち第1の信号光は偏光面制御素子5
−13を透過する際に、その偏光面が90度回転されてP波
に直線偏光されたものとなる。この第1の信号光は偏光
ビームスプリッタ4−9を透過して出力ポートO1から出
射される。また、第2の信号光も偏光面制御素子5−13
を透過する際に、その偏光面が90度回転されてP波に直
線偏光されたものとなる。この第2の信号光は偏光ビー
ムスプリッタ4−10,4−11を透過して出力ポートO2から
出射される。
偏光面制御素子5−13にオフの制御信号を入力した場
合には、第1及び第2の信号光のそれぞれは第1図中に
点線及び一点鎖線で示す光路を通り、出力ポートO1,O2
から出射される。即ち、第1の信号光は、偏光面を回転
されることなく偏光面制御素子5−13を透過する。この
第1の信号光は、偏光ビームスプリッタ4−9によって
反射され、光路変換器6−1に入射される。第1の信号
光は光路変換器6−1のミラー61,62によって反射され
た後、偏光ビームスプリッタ4−11に入射される。この
第1の信号光は偏光ビームスプリッタ4−11によって反
射され、出力ポートO2から出射される。また、第2の信
号光も偏光面を回転されることなく偏光面制御素子5−
13を透過する。この第2の信号光は偏光ビームスプリッ
タ4−10によって反射された後、偏光ビームスプリッタ
4−9に入射される。さらに、第2の信号光は偏光ビー
ムスプリッタ4−9によって反射されて出力ポートO1か
ら出射される。
合には、第1及び第2の信号光のそれぞれは第1図中に
点線及び一点鎖線で示す光路を通り、出力ポートO1,O2
から出射される。即ち、第1の信号光は、偏光面を回転
されることなく偏光面制御素子5−13を透過する。この
第1の信号光は、偏光ビームスプリッタ4−9によって
反射され、光路変換器6−1に入射される。第1の信号
光は光路変換器6−1のミラー61,62によって反射され
た後、偏光ビームスプリッタ4−11に入射される。この
第1の信号光は偏光ビームスプリッタ4−11によって反
射され、出力ポートO2から出射される。また、第2の信
号光も偏光面を回転されることなく偏光面制御素子5−
13を透過する。この第2の信号光は偏光ビームスプリッ
タ4−10によって反射された後、偏光ビームスプリッタ
4−9に入射される。さらに、第2の信号光は偏光ビー
ムスプリッタ4−9によって反射されて出力ポートO1か
ら出射される。
従って、偏光面制御素子5−13へ入力する制御信号の
状態を変化させることによって、第1及び第2の信号光
のそれぞれが出射される出力ポートO1,O2を切替えるこ
とができる。さらに、この2入力2出力の光スイッチを
5個の部品によって構成することができる。
状態を変化させることによって、第1及び第2の信号光
のそれぞれが出射される出力ポートO1,O2を切替えるこ
とができる。さらに、この2入力2出力の光スイッチを
5個の部品によって構成することができる。
また、P波に直線偏光した第1及び第2の信号光を用
いた場合には、偏光面制御素子5−13に入力される制御
信号の状態、即ちオンの制御信号を入力したときと、オ
フの制御信号を入力したときのそれぞれにおける第1及
び第2の信号光の出力ポートは前述した場合とは反転す
る。
いた場合には、偏光面制御素子5−13に入力される制御
信号の状態、即ちオンの制御信号を入力したときと、オ
フの制御信号を入力したときのそれぞれにおける第1及
び第2の信号光の出力ポートは前述した場合とは反転す
る。
尚、第1の実施例では光路変換器6−1を2枚のミラ
ー61,62によって構成したが、45度プリズムまたは2個
の偏光ビームスプリッタによって構成しても同様の効果
を得ることができる。
ー61,62によって構成したが、45度プリズムまたは2個
の偏光ビームスプリッタによって構成しても同様の効果
を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施例の光スイッチアレイを説
明する。
明する。
第6図は第2の実施例の光スイッチアレイの構成を示
す図である。図において、4−12〜4−17は偏光ビーム
スプリッタ、5−14,5−15は偏光面制御素子で、これら
は前述した第1の実施例の偏光ビームスプリッタ4−9
〜4−11、偏光面制御素子5−13と同様の機能を有して
いる。6−2は光路変換器で、前述した光路変換器6−
1と同様に2枚のミラー63,64からなっている。
す図である。図において、4−12〜4−17は偏光ビーム
スプリッタ、5−14,5−15は偏光面制御素子で、これら
は前述した第1の実施例の偏光ビームスプリッタ4−9
〜4−11、偏光面制御素子5−13と同様の機能を有して
いる。6−2は光路変換器で、前述した光路変換器6−
1と同様に2枚のミラー63,64からなっている。
本第2の実施例の光スイッチアレイは、第1の実施例
の光スイッチを2個並設することにより構成されてい
る。即ち、入力ポートI1,I2と出力ポートO1,O2とを有す
る第1の光スイッチの入力ポートI2と出力ポートO2との
間に配設された2個の偏光ビームスプリッタ4−13,4−
4を、入力ポートI3,I4と出力ポートO3,O4とを有する第
2の光スイッチの光路変換器となるように2つの光スイ
ッチを並設してある。また、入力ポートI1〜I4と出力ポ
ートO1〜O4はそれぞれ等間隔をおいて並設されている。
これにより構成部品数を削減することができる。
の光スイッチを2個並設することにより構成されてい
る。即ち、入力ポートI1,I2と出力ポートO1,O2とを有す
る第1の光スイッチの入力ポートI2と出力ポートO2との
間に配設された2個の偏光ビームスプリッタ4−13,4−
4を、入力ポートI3,I4と出力ポートO3,O4とを有する第
2の光スイッチの光路変換器となるように2つの光スイ
ッチを並設してある。また、入力ポートI1〜I4と出力ポ
ートO1〜O4はそれぞれ等間隔をおいて並設されている。
これにより構成部品数を削減することができる。
前記第1の光スイッチは、偏光ビームスプリッタ4−
12〜4−14と偏光面制御素子5−14と光路変換器6−2
とから構成され、前記第2の光スイッチは偏光ビームス
プリッタ4−15〜4−17、偏光面制御素子5−15及び偏
光ビームスプリッタ4−13,4−14によって構成されてい
る。
12〜4−14と偏光面制御素子5−14と光路変換器6−2
とから構成され、前記第2の光スイッチは偏光ビームス
プリッタ4−15〜4−17、偏光面制御素子5−15及び偏
光ビームスプリッタ4−13,4−14によって構成されてい
る。
前述の構成よりなる第2の実施例の光スイッチアレイ
によれば、例えばS波に直線偏光された第1及び第2の
信号光を入力ポートI1,I2に入射した場合、第1及び第
2の信号光は出力ポートO1,O2から出射されると共に、
偏光面制御素子5−14に入力される制御信号のオン・オ
フの状態に応じて、第1の信号光が出射される出力ポー
トと第2の信号光が出射される出力ポートが切替えられ
る。同様に入力ポートI3,I4に入射された第3及び第4
の信号光は出力ポートO3,O4から出射され、それぞれの
信号光が出射される出力ポートは、偏光面制御素子5−
15に入力される制御信号のオン・オフの状態に応じて切
替えられる。
によれば、例えばS波に直線偏光された第1及び第2の
信号光を入力ポートI1,I2に入射した場合、第1及び第
2の信号光は出力ポートO1,O2から出射されると共に、
偏光面制御素子5−14に入力される制御信号のオン・オ
フの状態に応じて、第1の信号光が出射される出力ポー
トと第2の信号光が出射される出力ポートが切替えられ
る。同様に入力ポートI3,I4に入射された第3及び第4
の信号光は出力ポートO3,O4から出射され、それぞれの
信号光が出射される出力ポートは、偏光面制御素子5−
15に入力される制御信号のオン・オフの状態に応じて切
替えられる。
尚、第2の実施例では2個の2入力2出力の光スイッ
チからなる光スイッチアレイを構成したが、これに限定
されないことは言うまでもないことである。
チからなる光スイッチアレイを構成したが、これに限定
されないことは言うまでもないことである。
次に本発明の第3の実施例の多ポート光スイッチを説
明する。
明する。
第7図は第3の実施例の多ポート光スイッチの構成を
示す図である。図において、101と115は第1の実施例と
同様の2入力2出力の光スイッチ、102〜114は光スイッ
チアレイで、102と114は第2の実施例と同様に第1の実
施例に示した2入力2出力の光スイッチを2個並設して
なる光スイッチアレイである。同様に、103と113は3個
の光スイッチを、104と112は4個の光スイッチを、105
と111は5個の光スイッチを、106と110は6個の光スイ
ッチを、107と109は7個の光スイッチを、108は8個の
光スイッチをそれぞれ並設してなる光スイッチアレイで
ある。また、光スイッチアレイ102〜114のそれぞれにお
ける複数の入力ポート及び複数の出力ポートは全て等し
い間隔をあけて並設されている。
示す図である。図において、101と115は第1の実施例と
同様の2入力2出力の光スイッチ、102〜114は光スイッ
チアレイで、102と114は第2の実施例と同様に第1の実
施例に示した2入力2出力の光スイッチを2個並設して
なる光スイッチアレイである。同様に、103と113は3個
の光スイッチを、104と112は4個の光スイッチを、105
と111は5個の光スイッチを、106と110は6個の光スイ
ッチを、107と109は7個の光スイッチを、108は8個の
光スイッチをそれぞれ並設してなる光スイッチアレイで
ある。また、光スイッチアレイ102〜114のそれぞれにお
ける複数の入力ポート及び複数の出力ポートは全て等し
い間隔をあけて並設されている。
これらの光スイッチ101,115、光スイッチアレイ102〜
114を多段に配設し、一の光スイッチアレイの中の異な
る2つの光スイッチのそれぞれの一方の出力ポートO2か
ら出射される信号光を次段の光スイッチアレイの中の一
の光スイッチの2つの入力ポートに入射するように接続
して、8入力8出力の多ポート光スイッチを構成してい
る。
114を多段に配設し、一の光スイッチアレイの中の異な
る2つの光スイッチのそれぞれの一方の出力ポートO2か
ら出射される信号光を次段の光スイッチアレイの中の一
の光スイッチの2つの入力ポートに入射するように接続
して、8入力8出力の多ポート光スイッチを構成してい
る。
即ち、並設された8つの入力ポートI1〜I8と8つの出
力ポートO1〜O8との間に入力ポートI1〜I8の側から順に
光スイッチ101、光スイッチアレイ102〜114、光スイッ
チ115が多段に接続されて配設されている。また、第7
図においては隣接する光スイッチアレイの間に間隔をあ
けているが、実際には密着されたものとなっている。
力ポートO1〜O8との間に入力ポートI1〜I8の側から順に
光スイッチ101、光スイッチアレイ102〜114、光スイッ
チ115が多段に接続されて配設されている。また、第7
図においては隣接する光スイッチアレイの間に間隔をあ
けているが、実際には密着されたものとなっている。
第7図に向って下側に位置する光スイッチを各光スイ
ッチアレイ102〜114における第1の光スイッチとして下
から上に向って順に第1,第2,第3の光スイッチとし、各
光スイッチの上側に第1の入力ポートと第1の出力ポー
トが、下側に第2の入力ポートと第2の出力ポートが位
置するものとする。ここで、光スイッチ101及び光スイ
ッチアレイ102〜108の第1の光スイッチのそれぞれの第
2の入力ポートには、対応する入力ポートI1〜I8に入射
される8つの信号光が入射されるようになっている。ま
た、光スイッチアレイ108〜114の第1の光スイッチと光
スイッチ115のそれぞれの第2の出力ポートから出射さ
れる信号光は、対応する出力ポートO1〜O8から出射され
るようになっている。さらに光スイッチ101の第2の出
力ポートが光スイッチアレイ102の第1の光スイッチの
第1の入力ポートに、光スイッチアレイ102の第1の光
スイッチの第2の出力ポートが光スイッチアレイ103の
第1の光スイッチの第1の入力ポートに、光スイッチア
レイ103の第1の光スイッチの第2の出力ポートが光ス
イッチアレイ104の第1の光スイッチの第1の入力ポー
トに、光スイッチアレイ104の第1の光スイッチの第2
の出力ポートが光スイッチアレイ105の第1の光スイッ
チの第1の入力ポートに、光スイッチアレイ105の第1
の光スイッチの第2の出力ポートが光スイッチアレイ10
6の第1の光スイッチの第1の入力ポートに、光スイッ
チアレイ106の第1の光スイッチの第2の出力ポートが
光スイッチアレイ107の第1の光スイッチの第1の入力
ポートに、光スイッチアレイ107の第1の光スイッチの
第2の出力ポートが光スイッチアレイ108の第1の光ス
イッチの第1の入力ポートにそれぞれ対応するように、
光スイッチ101及び光スイッチアレイ102〜108は接続さ
れている。さらに、光スイッチアレイ108の第1の光ス
イッチの第1の出力ポートが光スイッチアレイ109の第
1の光スイッチの第2の入力ポートに、光スイッチアレ
イ109の第1の光スイッチの第1の出力ポートが光スイ
ッチアレイ110の第1の光スイッチの第2の入力ポート
に、光スイッチアレイ110の第1の光スイッチの第1の
出力ポートが光スイッチアレイ111の第1の光スイッチ
の第2の入力ポートに、光スイッチアレイ111の第1の
光スイッチの第1の出力ポートが光スイッチアレイ112
の第1の光スイッチの第2の入力ポートに、光スイッチ
アレイ112の第1の光スイッチの第1の出力ポートが光
スイッチアレイ113の第1の光スイッチの第2の入力ポ
ートに、光スイッチアレイ113の第1の光スイッチの第
1の出力ポートが光スイッチアレイ114の第1の光スイ
ッチの第2の入力ポートに、光スイッチアレイ114の第
1の光スイッチの第1の出力ポートが光スイッチ115の
第2の入力ポートに、それぞれ対応するように、光スイ
ッチアレイ108〜114及び光スイッチ115は接続されてい
る。
ッチアレイ102〜114における第1の光スイッチとして下
から上に向って順に第1,第2,第3の光スイッチとし、各
光スイッチの上側に第1の入力ポートと第1の出力ポー
トが、下側に第2の入力ポートと第2の出力ポートが位
置するものとする。ここで、光スイッチ101及び光スイ
ッチアレイ102〜108の第1の光スイッチのそれぞれの第
2の入力ポートには、対応する入力ポートI1〜I8に入射
される8つの信号光が入射されるようになっている。ま
た、光スイッチアレイ108〜114の第1の光スイッチと光
スイッチ115のそれぞれの第2の出力ポートから出射さ
れる信号光は、対応する出力ポートO1〜O8から出射され
るようになっている。さらに光スイッチ101の第2の出
力ポートが光スイッチアレイ102の第1の光スイッチの
第1の入力ポートに、光スイッチアレイ102の第1の光
スイッチの第2の出力ポートが光スイッチアレイ103の
第1の光スイッチの第1の入力ポートに、光スイッチア
レイ103の第1の光スイッチの第2の出力ポートが光ス
イッチアレイ104の第1の光スイッチの第1の入力ポー
トに、光スイッチアレイ104の第1の光スイッチの第2
の出力ポートが光スイッチアレイ105の第1の光スイッ
チの第1の入力ポートに、光スイッチアレイ105の第1
の光スイッチの第2の出力ポートが光スイッチアレイ10
6の第1の光スイッチの第1の入力ポートに、光スイッ
チアレイ106の第1の光スイッチの第2の出力ポートが
光スイッチアレイ107の第1の光スイッチの第1の入力
ポートに、光スイッチアレイ107の第1の光スイッチの
第2の出力ポートが光スイッチアレイ108の第1の光ス
イッチの第1の入力ポートにそれぞれ対応するように、
光スイッチ101及び光スイッチアレイ102〜108は接続さ
れている。さらに、光スイッチアレイ108の第1の光ス
イッチの第1の出力ポートが光スイッチアレイ109の第
1の光スイッチの第2の入力ポートに、光スイッチアレ
イ109の第1の光スイッチの第1の出力ポートが光スイ
ッチアレイ110の第1の光スイッチの第2の入力ポート
に、光スイッチアレイ110の第1の光スイッチの第1の
出力ポートが光スイッチアレイ111の第1の光スイッチ
の第2の入力ポートに、光スイッチアレイ111の第1の
光スイッチの第1の出力ポートが光スイッチアレイ112
の第1の光スイッチの第2の入力ポートに、光スイッチ
アレイ112の第1の光スイッチの第1の出力ポートが光
スイッチアレイ113の第1の光スイッチの第2の入力ポ
ートに、光スイッチアレイ113の第1の光スイッチの第
1の出力ポートが光スイッチアレイ114の第1の光スイ
ッチの第2の入力ポートに、光スイッチアレイ114の第
1の光スイッチの第1の出力ポートが光スイッチ115の
第2の入力ポートに、それぞれ対応するように、光スイ
ッチアレイ108〜114及び光スイッチ115は接続されてい
る。
前述の構成よりなる第3の実施例の多ポート光スイッ
チによれば、例えばS波に直線偏光された第1の信号光
を入力ポートI1に入射し、この第1の信号光を出力ポー
トO1から出射させるには、光スイッチ101の偏光面制御
素子にオンの制御信号を入力すれば良い。
チによれば、例えばS波に直線偏光された第1の信号光
を入力ポートI1に入射し、この第1の信号光を出力ポー
トO1から出射させるには、光スイッチ101の偏光面制御
素子にオンの制御信号を入力すれば良い。
これにより光スイッチ101の偏光面制御素子を透過し
た第1の信号光はP波の直線偏光を有する信号光にな
り、入力ポートI1と出力ポートO1とを結ぶ直線上に位置
する光スイッチを光路を切替えられることなく通過して
出力ポートO1から出射される。即ち、光スイッチ101を
通過した第1の信号光は、光スイッチアレイ102の第1
の光スイッチ、光スイッチアレイ103,104の第2の光ス
イッチ、光スイッチアレイ105,106の第3の光スイッ
チ、光スイッチアレイ107,108,109の第4の光スイッ
チ、光スイッチアレイ110,111の第3の光スイッチ、光
スイッチアレイ112,113の第2の光スイッチ、光スイッ
チアレイ114の第1の光スイッチ及び光スイッチ115のそ
れぞれの光路を、切替えられることなく通過して出力ポ
ートO1から出射される。また、各光スイッチ101,115、
光スイッチアレイ102〜114の中の所定の光スイッチに入
力される制御信号を所定の状態に設定することにより、
前述したのとは異なる光スイッチを経由して第1の信号
光を出力ポートO1から出射することも可能であることは
言うまでもない。
た第1の信号光はP波の直線偏光を有する信号光にな
り、入力ポートI1と出力ポートO1とを結ぶ直線上に位置
する光スイッチを光路を切替えられることなく通過して
出力ポートO1から出射される。即ち、光スイッチ101を
通過した第1の信号光は、光スイッチアレイ102の第1
の光スイッチ、光スイッチアレイ103,104の第2の光ス
イッチ、光スイッチアレイ105,106の第3の光スイッ
チ、光スイッチアレイ107,108,109の第4の光スイッ
チ、光スイッチアレイ110,111の第3の光スイッチ、光
スイッチアレイ112,113の第2の光スイッチ、光スイッ
チアレイ114の第1の光スイッチ及び光スイッチ115のそ
れぞれの光路を、切替えられることなく通過して出力ポ
ートO1から出射される。また、各光スイッチ101,115、
光スイッチアレイ102〜114の中の所定の光スイッチに入
力される制御信号を所定の状態に設定することにより、
前述したのとは異なる光スイッチを経由して第1の信号
光を出力ポートO1から出射することも可能であることは
言うまでもない。
前述した多ポート光スイッチによれば、入力ポートI1
〜I8のそれぞれに入射された信号光は、光スイッチ101,
115及び光スイッチアレイ102〜114の各光スイッチへ所
定の制御信号を入力することにより、出力対象の出力ポ
ートO1〜O8から出射される。
〜I8のそれぞれに入射された信号光は、光スイッチ101,
115及び光スイッチアレイ102〜114の各光スイッチへ所
定の制御信号を入力することにより、出力対象の出力ポ
ートO1〜O8から出射される。
また、前述した多ポート光スイッチによれば、第4b図
に示す多ポート光スイッチに比べて偏光面制御素子及び
偏光ビームスプリッタの数を削減でき、小型化すること
が可能になる。
に示す多ポート光スイッチに比べて偏光面制御素子及び
偏光ビームスプリッタの数を削減でき、小型化すること
が可能になる。
尚、第3の実施例では、8入力8出力の多ポート光ス
イッチを構成したが、これに限定されないことは言うま
でもないことである。
イッチを構成したが、これに限定されないことは言うま
でもないことである。
次に本発明の第4の実施例の光スイッチアレイを説明
する。
する。
第8図は第4の実施例の光スイッチアレイの構成を示
す図である。この光スイッチアレイは第1の実施例の光
スイッチを2個用い、一方の光スイッチの出力側に他方
の光スイッチを配設すると共に、各光スイッチの入力ポ
ートI1〜I4及び出力ポートO1〜O4がそれぞれ交互に所定
間隔をおいて並設されるように構成部品が配設されてな
るものである。即ち、第8図において、4−18〜4−23
は偏光ビームスプリッタ、5−16〜5−19は偏光面制御
素子、6−3,6−4は光路変換器である。これらの構成
部品は第1の実施例と同様のものである。
す図である。この光スイッチアレイは第1の実施例の光
スイッチを2個用い、一方の光スイッチの出力側に他方
の光スイッチを配設すると共に、各光スイッチの入力ポ
ートI1〜I4及び出力ポートO1〜O4がそれぞれ交互に所定
間隔をおいて並設されるように構成部品が配設されてな
るものである。即ち、第8図において、4−18〜4−23
は偏光ビームスプリッタ、5−16〜5−19は偏光面制御
素子、6−3,6−4は光路変換器である。これらの構成
部品は第1の実施例と同様のものである。
前述した一方の光スイッチは、入力ポートI1,I3と出
力ポートO1,O3とを有し、偏光ビームスプリッタ4−18,
4−20,4−21、偏光面制御素子5−16,5−18及び光路変
換器6−3から構成され、他方の光スイッチは入力ポー
トI2,I4と出力ポートO2,O4とを有し、偏光ビームスプリ
ッタ4−19,4−22,4−23、偏光面制御素子5−17,5−19
及び光路変換器6−4から構成されている。
力ポートO1,O3とを有し、偏光ビームスプリッタ4−18,
4−20,4−21、偏光面制御素子5−16,5−18及び光路変
換器6−3から構成され、他方の光スイッチは入力ポー
トI2,I4と出力ポートO2,O4とを有し、偏光ビームスプリ
ッタ4−19,4−22,4−23、偏光面制御素子5−17,5−19
及び光路変換器6−4から構成されている。
入力ポートI1〜I4と出力ポートO1〜4はそれぞれ所定
の間隔をおいて並設されている。入力ポートI1と出力ポ
ートO1との間に偏光面制御素子5−16と偏光ビームスプ
リッタ4−18が配設され、入力ポートI2と出力ポートO2
との間に偏光面制御素子5−17と偏光ビームスプリッタ
4−19が配設されている。入力ポートI3と出力ポートO3
との間に偏光面制御素子5−18及び隣接した偏光ビーム
スプリッタ4−20,4−21が配設され、入力ポートI4と出
力ポートO4との間に偏光面制御素子5−19及び隣接した
偏光ビームスプリッタ4−22,4−23が配設されている。
また、偏光ビームスプリッタ4−22,4−23は偏光ビーム
スプリッタ4−21よりも出力ポート側に配設され、偏光
ビームスプリッタ4−18は偏光ビームスプリッタ4−20
に対応する位置に、偏光ビームスプリッタ4−19は偏光
ビームスプリッタ4−22に対応する位置にそれぞれ配設
されている。さらに、光路変換器6−3は偏光ビームス
プリッタ4−18から入射される信号光を反射して偏光ビ
ームスプリッタ4−21に入射する位置に、光路変換器6
−4は偏光ビームスプリッタ4−19から入射される信号
光を反射して偏光ビームスプリッタ4−23に入射する位
置にそれぞれ配設されている。また、偏光面制御素子5
−16と偏光面制御素子5−18には同一の制御信号が入力
され、偏光面制御素子5−17と偏光面制御素子5−19に
は同一の制御信号が入力されるようになっている。ここ
で、第8図に斜線で示した構成部品間の空間にガラスの
ブロック等を挿入してユニット化することにより、信号
光の軸合わせを容易にすると共に、形状を小型にしてい
る。
の間隔をおいて並設されている。入力ポートI1と出力ポ
ートO1との間に偏光面制御素子5−16と偏光ビームスプ
リッタ4−18が配設され、入力ポートI2と出力ポートO2
との間に偏光面制御素子5−17と偏光ビームスプリッタ
4−19が配設されている。入力ポートI3と出力ポートO3
との間に偏光面制御素子5−18及び隣接した偏光ビーム
スプリッタ4−20,4−21が配設され、入力ポートI4と出
力ポートO4との間に偏光面制御素子5−19及び隣接した
偏光ビームスプリッタ4−22,4−23が配設されている。
また、偏光ビームスプリッタ4−22,4−23は偏光ビーム
スプリッタ4−21よりも出力ポート側に配設され、偏光
ビームスプリッタ4−18は偏光ビームスプリッタ4−20
に対応する位置に、偏光ビームスプリッタ4−19は偏光
ビームスプリッタ4−22に対応する位置にそれぞれ配設
されている。さらに、光路変換器6−3は偏光ビームス
プリッタ4−18から入射される信号光を反射して偏光ビ
ームスプリッタ4−21に入射する位置に、光路変換器6
−4は偏光ビームスプリッタ4−19から入射される信号
光を反射して偏光ビームスプリッタ4−23に入射する位
置にそれぞれ配設されている。また、偏光面制御素子5
−16と偏光面制御素子5−18には同一の制御信号が入力
され、偏光面制御素子5−17と偏光面制御素子5−19に
は同一の制御信号が入力されるようになっている。ここ
で、第8図に斜線で示した構成部品間の空間にガラスの
ブロック等を挿入してユニット化することにより、信号
光の軸合わせを容易にすると共に、形状を小型にしてい
る。
前述の構成よりなる光スイッチアレイによれば、前記
一方の光スイッチにおいて信号光の伝搬光路の切替えを
行わないときは、入力ポートI1から入射される第1の信
号光は出力ポートO1から出射され、入力ポートI3から入
射される第3の信号光は出力ポートO3から出射される。
また、前記一方の光スイッチにおいて信号光の伝搬光路
の切替えを行うときは、前記第1の信号光は出力ポート
O3から出射され、前記第3の信号光は出力ポートO1から
出射される。
一方の光スイッチにおいて信号光の伝搬光路の切替えを
行わないときは、入力ポートI1から入射される第1の信
号光は出力ポートO1から出射され、入力ポートI3から入
射される第3の信号光は出力ポートO3から出射される。
また、前記一方の光スイッチにおいて信号光の伝搬光路
の切替えを行うときは、前記第1の信号光は出力ポート
O3から出射され、前記第3の信号光は出力ポートO1から
出射される。
同様に前記他方の光スイッチにおいて信号光の伝搬光
路の切替えを行わないときは、入力ポートI2から入射さ
れる第2の信号光は出力ポートO2から出射され、入力ポ
ートI4から入射される第4の信号光は出力ポートO4から
出射される。また、伝搬光路の切替えを行うときは、前
記第2の信号光は出力ポートO4から、前記第4の信号光
は出力ポートO2からそれぞれ出射される。
路の切替えを行わないときは、入力ポートI2から入射さ
れる第2の信号光は出力ポートO2から出射され、入力ポ
ートI4から入射される第4の信号光は出力ポートO4から
出射される。また、伝搬光路の切替えを行うときは、前
記第2の信号光は出力ポートO4から、前記第4の信号光
は出力ポートO2からそれぞれ出射される。
前述した第4の実施例の光スイッチアレイによれば、
隣接しない2つの入力ポートに入射される信号光の伝搬
光路を切替えることができる。
隣接しない2つの入力ポートに入射される信号光の伝搬
光路を切替えることができる。
尚、第4の実施例では、間に1つの入力ポートを挟ん
だ両側の入力ポートに入射する信号光の伝搬光路を切替
える光スイッチアレイを構成したが、これに限定される
ことはない。例えば、第1の実施例の光スイッチを3個
用いれば、間に2つの入力ポートを挟んだ両側の2つの
入力ポートに入射する信号光の伝搬光を切替える光スイ
ッチアレイを構成することができる。
だ両側の入力ポートに入射する信号光の伝搬光路を切替
える光スイッチアレイを構成したが、これに限定される
ことはない。例えば、第1の実施例の光スイッチを3個
用いれば、間に2つの入力ポートを挟んだ両側の2つの
入力ポートに入射する信号光の伝搬光を切替える光スイ
ッチアレイを構成することができる。
次に、本発明の第5の実施例の8入力8出力の多ポー
ト光スイッチを説明する。
ト光スイッチを説明する。
第9図は第5の実施例の多ポート光スイッチの構成を
示す図、第10図は第5の実施例の光路切替えの構成を示
す図である。図において、7−1〜7−6は光スイッチ
アレイで、入力ポートI1〜I8と出力ポートO1〜O8との間
に多段に接続されている。
示す図、第10図は第5の実施例の光路切替えの構成を示
す図である。図において、7−1〜7−6は光スイッチ
アレイで、入力ポートI1〜I8と出力ポートO1〜O8との間
に多段に接続されている。
この多ポート光スイッチは、第5図に示すBatcher網
を2次元にした場合のスイッチ構成をなしている。2次
元のBatcher網については、C.D.Thompson and H.T.Kun
g,“Sorting ona Mesh−connected Parallel Compute
r",Communications of the ACM,Vol.20,No.4,PP.263−2
71,1977に詳細に述べられている。
を2次元にした場合のスイッチ構成をなしている。2次
元のBatcher網については、C.D.Thompson and H.T.Kun
g,“Sorting ona Mesh−connected Parallel Compute
r",Communications of the ACM,Vol.20,No.4,PP.263−2
71,1977に詳細に述べられている。
入力ポートI1〜I8は4行2列の格子状に配設され、奇
数番号の入力ポートI1,I3,I5,I7が上から番号順に配設
された列と、偶数番号の入力ポートI2,I4,I6,I8が上か
ら番号配設された列とを有し、隣接する入力ポートの間
隔は全て等しく設定されている。また、出力ポートO1〜
O8は入力ポートI1〜I8に対応して配設されている。
数番号の入力ポートI1,I3,I5,I7が上から番号順に配設
された列と、偶数番号の入力ポートI2,I4,I6,I8が上か
ら番号配設された列とを有し、隣接する入力ポートの間
隔は全て等しく設定されている。また、出力ポートO1〜
O8は入力ポートI1〜I8に対応して配設されている。
光スイッチアレイ7−1〜7−6のそれぞれは前述し
た第1の実施例の光スイッチ、第2の実施例の光スイッ
チアレイ及び第4の実施例の光スイッチアレイを並設し
て構成されている。
た第1の実施例の光スイッチ、第2の実施例の光スイッ
チアレイ及び第4の実施例の光スイッチアレイを並設し
て構成されている。
第10図において、Aは入力ポートI1と出力ポートO1と
を結ぶ直線光路を示している。同様にB〜Hは入力ポー
トI2〜I8と対応する出力ポートO2〜O8とを結ぶ直線光路
を示す。また、図中上下方向に記した実線矢印は、2つ
の直線光路を伝搬する信号光の伝搬光路の切替えを行う
光スイッチを示している。即ち、光スイッチアレイ7−
1,7−3,7−6のそれぞれは、第1の実施例の光スイッチ
を4個並設して構成されている。この4個の光スイッチ
は、直線光路Aと直線光路Bとの間に、直線光路Cと直
線光路Dとの間に、直線光路Eと直線光路Fとの間に、
直線光路Gと直線光路Hとの間にそれぞれ配設されてい
る。
を結ぶ直線光路を示している。同様にB〜Hは入力ポー
トI2〜I8と対応する出力ポートO2〜O8とを結ぶ直線光路
を示す。また、図中上下方向に記した実線矢印は、2つ
の直線光路を伝搬する信号光の伝搬光路の切替えを行う
光スイッチを示している。即ち、光スイッチアレイ7−
1,7−3,7−6のそれぞれは、第1の実施例の光スイッチ
を4個並設して構成されている。この4個の光スイッチ
は、直線光路Aと直線光路Bとの間に、直線光路Cと直
線光路Dとの間に、直線光路Eと直線光路Fとの間に、
直線光路Gと直線光路Hとの間にそれぞれ配設されてい
る。
光スイッチアレイ7−2,7−5のそれぞれは、第2の
実施例の光スイッチアレイを2個並設して構成され、直
線光路Aを伝搬する信号光と直線光路Cを伝搬する信号
光を、直線光路Bを伝搬する信号光と直線光路Dを伝搬
する信号光を、直線光路Eを伝搬する信号光と直線光路
Gを伝搬する信号光を、直線光路Fを伝搬する信号光と
直線光路Hを伝搬する信号光をそれぞれ入れ替え可能に
なっている。
実施例の光スイッチアレイを2個並設して構成され、直
線光路Aを伝搬する信号光と直線光路Cを伝搬する信号
光を、直線光路Bを伝搬する信号光と直線光路Dを伝搬
する信号光を、直線光路Eを伝搬する信号光と直線光路
Gを伝搬する信号光を、直線光路Fを伝搬する信号光と
直線光路Hを伝搬する信号光をそれぞれ入れ替え可能に
なっている。
光スイッチアレイ7−4は第4の実施例の光スイッチ
アレイを2個並設して構成され、直線光路Aを伝搬する
信号光と直線光路Eを伝搬する信号光を、直線光路Bを
伝搬する信号光と直線光路Fを伝搬する信号光を、直線
光路Cを伝搬する信号光と直線光路Gを伝搬する信号光
を、直線光路Dを伝搬する信号光と直線光路Hを伝搬す
る信号光をそれぞれ入れ替え可能になっている。
アレイを2個並設して構成され、直線光路Aを伝搬する
信号光と直線光路Eを伝搬する信号光を、直線光路Bを
伝搬する信号光と直線光路Fを伝搬する信号光を、直線
光路Cを伝搬する信号光と直線光路Gを伝搬する信号光
を、直線光路Dを伝搬する信号光と直線光路Hを伝搬す
る信号光をそれぞれ入れ替え可能になっている。
次に第5の実施例の多ポート光スイッチの動作を第11
図及び第12図に基づいて説明する。第11図において、下
側に示した枠内のアルファベットA〜Hは前述した直線
光路A〜Hに対応し、数字1〜8は、入力ポートI1〜I8
或いは各光スイッチアレイ7−1〜7−6の出力側にお
いて、各直線光路A〜Hを伝搬する信号光の出力対象の
出力ポートO1〜O8の番号を示している。
図及び第12図に基づいて説明する。第11図において、下
側に示した枠内のアルファベットA〜Hは前述した直線
光路A〜Hに対応し、数字1〜8は、入力ポートI1〜I8
或いは各光スイッチアレイ7−1〜7−6の出力側にお
いて、各直線光路A〜Hを伝搬する信号光の出力対象の
出力ポートO1〜O8の番号を示している。
前述したように、入力ポートI1に入射する信号光を出
力ポートO8から、入力ポートI2に入射する信号光を出力
ポートO4から、入力ポートI3に入射する信号光を出力ポ
ートO5から、入力ポートI4に入射する信号光を出力ポー
トO3から、入力ポートI5に入射する信号光を出力ポート
O1から、入力ポートI6に入射する信号光を出力ポートO7
から、入力ポートI7に入射する信号光を出力ポートO6か
ら、入力ポートI8に入射する信号光を出力ポートO2から
それぞれ出射させる場合を考える。この場合、第12図に
示すアルゴリズムに従って各光スイッチへ入力する制御
信号を設定すれば良い。即ち、第12図において、各直線
光路A〜Hの間の実線矢印は切替え動作を行う光スイッ
チを示し、点線は切替え動作を行わない光スイッチを示
している。
力ポートO8から、入力ポートI2に入射する信号光を出力
ポートO4から、入力ポートI3に入射する信号光を出力ポ
ートO5から、入力ポートI4に入射する信号光を出力ポー
トO3から、入力ポートI5に入射する信号光を出力ポート
O1から、入力ポートI6に入射する信号光を出力ポートO7
から、入力ポートI7に入射する信号光を出力ポートO6か
ら、入力ポートI8に入射する信号光を出力ポートO2から
それぞれ出射させる場合を考える。この場合、第12図に
示すアルゴリズムに従って各光スイッチへ入力する制御
信号を設定すれば良い。即ち、第12図において、各直線
光路A〜Hの間の実線矢印は切替え動作を行う光スイッ
チを示し、点線は切替え動作を行わない光スイッチを示
している。
光スイッチアレイ7−1では、直線光路Aを伝搬する
信号光と直線光路Bを伝搬する信号光を入れ替え、光ス
イッチアレイ7−2では、直線光路Bを伝搬する信号光
と直線光路Dを伝搬する信号光を、直線光路Eを伝搬す
る信号光と直線光路Gを伝搬する信号光をそれぞれ入れ
替える。光スイッチアレイ7−3では、直線光路Aを伝
搬する信号光と直線光路Bを伝搬する信号光を、直線光
路Eを伝搬する信号光と直線光路Fを伝搬する信号光
を、直線光路Gを伝搬する信号光と直線光路Hを伝搬す
る信号光をそれぞれ入れ替える。光スイッチアレイ7−
4では直線光路Cを伝搬する信号光と直線光路Gを伝搬
する信号光を、直線光路Dを伝搬する信号光と直線光路
Hを伝搬する信号光をそれぞれ入れ替える。光スイッチ
アレイ7−5では、直線光路Aを伝搬する信号光と直線
光路Cを伝搬する信号光を、直線光路Bを伝搬する信号
光と直線光路Dを伝搬する信号光を、直線光路Eを伝搬
する信号光と直線光路Gを伝搬する信号光をそれぞれ入
れ替える。光スイッチアレイ7−6では、直線光路Aを
伝搬する信号光と直線光路Bを伝搬する信号光を入れ替
える。これにより、入力ポートI1〜I8に入射される各信
号光は出力対象の出力ポートO1〜O8から出射される。
信号光と直線光路Bを伝搬する信号光を入れ替え、光ス
イッチアレイ7−2では、直線光路Bを伝搬する信号光
と直線光路Dを伝搬する信号光を、直線光路Eを伝搬す
る信号光と直線光路Gを伝搬する信号光をそれぞれ入れ
替える。光スイッチアレイ7−3では、直線光路Aを伝
搬する信号光と直線光路Bを伝搬する信号光を、直線光
路Eを伝搬する信号光と直線光路Fを伝搬する信号光
を、直線光路Gを伝搬する信号光と直線光路Hを伝搬す
る信号光をそれぞれ入れ替える。光スイッチアレイ7−
4では直線光路Cを伝搬する信号光と直線光路Gを伝搬
する信号光を、直線光路Dを伝搬する信号光と直線光路
Hを伝搬する信号光をそれぞれ入れ替える。光スイッチ
アレイ7−5では、直線光路Aを伝搬する信号光と直線
光路Cを伝搬する信号光を、直線光路Bを伝搬する信号
光と直線光路Dを伝搬する信号光を、直線光路Eを伝搬
する信号光と直線光路Gを伝搬する信号光をそれぞれ入
れ替える。光スイッチアレイ7−6では、直線光路Aを
伝搬する信号光と直線光路Bを伝搬する信号光を入れ替
える。これにより、入力ポートI1〜I8に入射される各信
号光は出力対象の出力ポートO1〜O8から出射される。
前述したように多ポート光スイッチを構成すること
で、より一層構成部品数を削減することができる。これ
により多ポート光スイッチの形状を小型に形成すること
ができる。
で、より一層構成部品数を削減することができる。これ
により多ポート光スイッチの形状を小型に形成すること
ができる。
尚、第5の実施例では、Batcher網の多ポート光スイ
ッチを構成したが、Benes網やBanyan網などの多ポート
光スイッチも構成できることは言うまでもないことであ
る。
ッチを構成したが、Benes網やBanyan網などの多ポート
光スイッチも構成できることは言うまでもないことであ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の請求項(1)によれば、
第1乃至第3の偏光ビームスプリッタと光路変換器と偏
光面制御手段とからなる2入力2出力の光スイッチを構
成したので、従来の2入力2出力の光スイッチに比べて
構成が簡単であり、かつ、構成部品点数を削減すること
ができる。これにより光スイッチの形状を小型に形成す
ることができると共に集積化も容易に行うことができ
る。
第1乃至第3の偏光ビームスプリッタと光路変換器と偏
光面制御手段とからなる2入力2出力の光スイッチを構
成したので、従来の2入力2出力の光スイッチに比べて
構成が簡単であり、かつ、構成部品点数を削減すること
ができる。これにより光スイッチの形状を小型に形成す
ることができると共に集積化も容易に行うことができ
る。
また、請求項(2)及び請求項(3)によれば、請求
項(1)記載の光スイッチを複数用いて、光スイッチア
レイ及び多ポート光スイッチを構成したので、従来の光
スイッチ及び多ポート光スイッチに比べて構成部品数を
大幅に削減することができる。さらにこの形状を小型に
形成することができることから、今後の光通信、光コン
ピュータ等への大いなる貢献を期待することができる。
項(1)記載の光スイッチを複数用いて、光スイッチア
レイ及び多ポート光スイッチを構成したので、従来の光
スイッチ及び多ポート光スイッチに比べて構成部品数を
大幅に削減することができる。さらにこの形状を小型に
形成することができることから、今後の光通信、光コン
ピュータ等への大いなる貢献を期待することができる。
第1図は本発明の第1の実施例の光スイッチの構成を示
す図、第2図は方向性結合形光スイッチの構造を示す
図、第3図は従来例の2入力2出力光スイッチの構造を
示す図、第4a図は従来例のマトリックス光スイッチの構
成を示す図、第4b図は従来例のマトリックス光スイッチ
の構成を示す図、第5図はBacther網の構成を示す図、
第6図は本発明の第2の実施例の光スイッチアレイの構
成を示す図、第7図は本発明の第3の実施例の多ポート
光スイッチの構成を示す図、第8図は本発明の第4の実
施例の光スイッチアレイの構成を示す図、第9図は本発
明の第5の実施例の多ポート光スイッチの構成を示す
図、第10図は第5の実施例の光路切替えの構成を示す
図、第11図は第5の実施例における光路の切替えの一例
を説明する図、第12図は光路切替えの一例におけるアル
ゴリズムを示す図である。 4−9〜4−23……偏光ビームスプリッタ、5−13〜5
−19……偏光面制御素、6−1〜6−4……光路変換
器、61〜68……ミラー、7−1〜7−6……光スイッチ
アレイ、101,115……2入力2出力光スイッチ、102〜11
4……光スイッチアレイ。
す図、第2図は方向性結合形光スイッチの構造を示す
図、第3図は従来例の2入力2出力光スイッチの構造を
示す図、第4a図は従来例のマトリックス光スイッチの構
成を示す図、第4b図は従来例のマトリックス光スイッチ
の構成を示す図、第5図はBacther網の構成を示す図、
第6図は本発明の第2の実施例の光スイッチアレイの構
成を示す図、第7図は本発明の第3の実施例の多ポート
光スイッチの構成を示す図、第8図は本発明の第4の実
施例の光スイッチアレイの構成を示す図、第9図は本発
明の第5の実施例の多ポート光スイッチの構成を示す
図、第10図は第5の実施例の光路切替えの構成を示す
図、第11図は第5の実施例における光路の切替えの一例
を説明する図、第12図は光路切替えの一例におけるアル
ゴリズムを示す図である。 4−9〜4−23……偏光ビームスプリッタ、5−13〜5
−19……偏光面制御素、6−1〜6−4……光路変換
器、61〜68……ミラー、7−1〜7−6……光スイッチ
アレイ、101,115……2入力2出力光スイッチ、102〜11
4……光スイッチアレイ。
Claims (3)
- 【請求項1】直線偏光された第1及び第2の信号光をそ
れぞれ第1及び第2の入力ポートより入射し、制御信号
に基づいて、前記第1の信号光を第1の出力ポートに、
前記第2の信号光を第2の出力ポートに、或いは前記第
1の信号光を前記第2の出力ポートに、前記第2の信号
光を前記第1の出力ポートにそれぞれ出射する光スイッ
チにおいて、 一の偏光面を有する第2の信号光を透過し、前記一の偏
光面と90度の角度をなす他の偏光面を有する第2の信号
光を反射する第1の偏光ビームスプリッタと、 前記一の偏光面を有する第1の信号光を透過して前記第
1の出力ポートに出射すると共に、前記第1の偏光ビー
ムスプリッタにより反射された前記他の偏光面を有する
第2の信号光を反射して前記第1の出力ポートに出射す
る第2の偏光ビームスプリッタと、 前記第2の偏光ビームスプリッタにより反射された前記
他の偏光面を有する第1の信号光を入射光路と異なる光
路に反射する光路変換器と、 前記第1の偏光ビームスプリッタを透過した前記一の偏
光面を有する第2の信号光を透過して前記第2の出力ポ
ートに出射すると共に、前記光路変換器により反射され
た前記他の偏光面を有する第1の信号光を反射して前記
第2の出力ポートに出射する第3の偏光ビームスプリッ
タと、 前記制御信号に基づいて、前記第1の偏光ビームスプリ
ッタに入射される前記第2の信号光及び前記第2の偏光
ビームスプリッタに入射される前記第1の信号光のそれ
ぞれの偏光面を90度回転させて出射する偏光面制御手段
とを備えた、 ことを特徴とする光スイッチ。 - 【請求項2】請求項(1)記載の光スイッチを複数個組
合わせてなることを特徴とする光スイッチアレイ。 - 【請求項3】請求項(2)記載の光スイッチアレイを複
数個多段に設け、一の光スイッチアレイの中の異なる2
つの光スイッチのそれぞれの一方の出力ポートから出射
される信号光を次段の光スイッチアレイの中の一の光ス
イッチの第1及び第2の入力ポートに入射するように前
記複数の光スイッチアレイを接続してなる、 ことを特徴とする多ポート光スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1239508A JP2747341B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 光スイッチ並びに光スイッチアレイ及び多ポート光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1239508A JP2747341B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 光スイッチ並びに光スイッチアレイ及び多ポート光スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101716A JPH03101716A (ja) | 1991-04-26 |
JP2747341B2 true JP2747341B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17045833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1239508A Expired - Fee Related JP2747341B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 光スイッチ並びに光スイッチアレイ及び多ポート光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747341B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5321498A (en) * | 1991-12-28 | 1994-06-14 | Electronics & Telecommunications Research Institute | Planar integrated crossover optical system |
US5495356A (en) * | 1993-04-30 | 1996-02-27 | Nec Research Institute, Inc. | Multidimensional switching networks |
US8094979B2 (en) * | 2007-08-08 | 2012-01-10 | Teliswitch Solutions Ltd. | Polarization-based optical switching |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1239508A patent/JP2747341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03101716A (ja) | 1991-04-26 |
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