JP2746869B2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JP2746869B2
JP2746869B2 JP8176270A JP17627096A JP2746869B2 JP 2746869 B2 JP2746869 B2 JP 2746869B2 JP 8176270 A JP8176270 A JP 8176270A JP 17627096 A JP17627096 A JP 17627096A JP 2746869 B2 JP2746869 B2 JP 2746869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICパッケージ等電気部
品の接続用ICソケットにおいて、特に高い周波数の電
気信号を印加するのに好適なICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】高周波の電気信号を使用する場合、コン
タクトピンの長さに起因するインダクタンスがICパッ
ケージの試験結果に影響を及ぼしてしまうので、高周波
用ICソケットの場合、コンタクトピンの長さを短くす
る必要がある。このため特開平3−37983号のよう
に、平たい形状のコンタクトピンを用いることで、リー
ドと配線基板との距離を短くすることが考えられてい
た。しかしこの特開平3−37983号の発明は図8に
示すように、コンタクトピン1を配線基板4に設けられ
た部材4aに圧入によって固定したものである。或い
は、図9に示すようにコンタクトピン1をICソケット
本体2と配線基板4の間で、三点支持によって固定した
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示す装
置の場合、コンタクトピン1を一々圧入によって配線基
板4に取付けるので、取付けが大変で、しかも、コンタ
クトピン1が折れたり、破損したりして、交換しければ
ならない場合に、交換が大変である。また、図9の装置
の場合ICソケット本体2と配線基板4を分離すると、
コンタクトピン1がはずれてしまう。したがって、IC
ソケット本体2と配線基板4を別々に作り、使用する時
に配線基板4にICソケット本体2を取付けることがで
きない。本発明はかかる欠点を除去するもので前記コン
タクトピン取付け部をICソケット本体内に着脱可能で
かつ遊嵌状態にして取付けたICソケットを提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1に係るICソケットは、ソケット本体2
に収納したICパッケージ7のリード7aと配線基板4
間に介在し、該リード7aとの接触点が上側に形成され
た導通路部と、該導通路部を支持するばね部とを一体に
連接形成し前記導通路部とばね部との間の連接部を配線
基板4の導電パターン5と接触するようにして、前記導
電路部がばね部に対して前記接触点側に所定の屈曲角度
をもって屈曲してなるコンタクトピン1が前記ソケット
本体2に配設されてなるICソケットにおいて、前記導
通路部からは第一の足1aがばね部側上方から延出し
て、その延出した自由端部分が前記ソケット本体2に設
けた遊嵌部に着脱可能に保持されるように遊嵌され、前
記ばね部からなる第二の足1bの端部がソケット本体2
の係合部に係合してなる。 また、請求項2に係るICソ
ケットにおいては、前記第一の足1aが遊嵌する遊嵌部
は、ソケット本体2から取り外し可能な内枠部材によっ
て形成されてなるものである。 さらに、請求項3に係る
ICソケットにおいては、前記第一の足1aが遊嵌する
遊嵌部は、ソケット本体2に形成した前記第一の足1a
がゆるく嵌合する嵌合孔であって、前記第一の足1aの
端部には抜け止め部が形成されてなるものである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、第二の足1bがばね
部として作用し、第一の足1aが係止部として作用す
る。第二の足1bはソケット本体の遊嵌部に着脱可能に
保持され、第一の足1aの端部は、コンタクトピン自体
が外れないように遊嵌状態で係止される。
【0006】
【実施例】図1、図2は本発明の第1実施例を示すもの
で、1は平板状のコンタクトピン、2は多数のコンタク
トピン1,1・・・を絶縁隔離壁3を介して並列に収容
するICソケット本体、4はそのICソケット本体2を
取付けることによって、ICパッケージの性能試験を行
うための配線基板である。5はその配線基板4に設けら
れた導電パターンである。
【0007】コンタクトピン1の取付け用のすなわち嵌
合固定用の第一の足1aは、上方に延長してソケット本
体内枠2aと外枠2bの間の空間内に遊嵌し、ビス等で
ソケット本体内枠2aと外枠2bの両端部分を取り外し
可能に固定する。コンタクトピン1のばね性を有する第
二の足1bは外枠2b内の空間を斜上方に延長してその
上外隅角部にある係合部Cに係合する。
【0008】図2はICソケット本体2を上から見た平
面図である。6はボルトで、これによってICソケット
本体2を配線基板4に固定する。
【0009】次に図3につきこの装置の動作を説明す
る。図3に示すようにICパッケージ7のリード7aを
コンタクトピン1の接触点A上に載置し、押圧部材8に
よってICパッケージ7を下方向に押圧すると、コンタ
クトピン1のばね部である第二の足1bが上方に向かっ
て弓状にたわみ、その下端の接触点Bが導電パターン5
上をわずかに摺動して圧接し、リード7aよりコンタク
トピン1を介して導電パターン5への略直線的な導通路
による電気的接続が行われる。この際、コンタクトピン
1の導通路部とリード7aとの接触点A、導電パターン
5との摺動可能な接触点B、第二の足1bの係合部Cと
がそれぞれコンタクトピン1の力点、支点、作用点をな
す。
【0010】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
コンタクトピン1の取付け部の第一の足1aの上端は略
トランプのダイヤのような形状のグロメットを形成し、
ICソケット本体2の穴2c内に嵌入することで、コン
タクトピン1をソケット本体2に対して揺動可能に取付
ける。もし、使用中にコンタクトピン1が折れたり、破
損したりして交換の必要な場合は、逆にコンタクトピン
1を引っ張って抜く。
【0011】図5,図6は本発明の第3実施例を示し、
図5はその要部の縦断面図で、図6は、コネクターピン
9とプラグ10の斜視図である。配線基板4にコネクタ
ーピン9を導電パターン5と接続状態となるように取付
け、コネクターピン9の上穴内にプラグ10を挿入す
る。プラグ10の上の面10a上に、前記コンタクトピ
ン1を載置するものである。この実施例では導電パター
ン5とコンタクトピン1とが直接擦れ合わないので、導
電パターン5を傷める心配がない。
【0012】上記実施例では、Jベント型リードを有す
るICパッケージについてのみ説明したが、本発明はそ
れに限定するものではなく、コンタクトピン1のリード
7aとの接触部と押圧部材8の形状を変えることで、例
えば図7に示すガルウイング型のリードを有するICパ
ッケージや、或いはストレート型のリードを有するIC
パッケージなどにも適用できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明では、コンタクトピ
ンの取付け部をICソケット本体内に着脱可能でかつ遊
嵌状態にして取付けているので、従来の圧入によってコ
ンタクトピンを固定するものより製造が容易で、しか
も、コンタクトピンの交換も楽であり、更に、コンタク
トピンを遊嵌状態にしてあるので、コンタクトピンが動
きやすく、ICリードを押圧接触した場合に摺動接触的
な作動が無理なく行われ、コンタクトピン,またはIC
パッケージのリードに付着した酸化被膜を破壊するワイ
ピング効果が大きいので接触が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部の縦断面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その動作説明図である。
【図4】本発明の第2実施例の要部の縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の要部の縦断面図である。
【図6】そのプラグ10とコネクターピン9の斜視図で
ある。
【図7】本発明の第4実施例の要部の縦断面図である。
【図8】従来の装置を示す縦断面図である。
【図9】従来の装置の他の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンタクトピン 1a 第一の足 1b 第二の足 2 ICソケット本体 5 導電パターン 7 ICパッケージ 7a ICリード 9 コネクターピン 10 プラグ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体に収納したICパッケージ
    のリードと配線基板間に介在し、該リードとの接触点が
    上側に形成された導通路部と、該導通路部を支持するば
    ね部とを一体に連接形成し前記導通路部とばね部との間
    の連接部を配線基板の導電パターンと接触するようにし
    て、前記導電路部がばね部に対して前記接触点側に所定
    の屈曲角度をもって屈曲してなるコンタクトピンが前記
    ソケット本体に配設されてなるICソケットにおいて、
    前記導通路部からは第一の足がばね部側上方から延出し
    て、その延出した自由端部分が前記ソケット本体に設け
    た遊嵌部に着脱可能に保持されるように遊嵌され、前記
    ばね部からなる第二の足の端部がソケット本体の係合部
    に係合してなることを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 前記第一の足が遊嵌する遊嵌部は、ソケ
    ット本体から取り外し可能な内枠部材によって形成され
    てなるものである請求項1に記載のICソケット。
  3. 【請求項3】 前記第一の足が遊嵌する遊嵌部は、ソケ
    ット本体に形成した前記第一の足がゆるく嵌合する嵌合
    孔であって、前記第一の足の端部には抜け止め部が形成
    されてなるものである請求項1に記載のICソケット。
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