JP2746509B2 - 光量制御装置 - Google Patents

光量制御装置

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JP2746509B2
JP2746509B2 JP4329548A JP32954892A JP2746509B2 JP 2746509 B2 JP2746509 B2 JP 2746509B2 JP 4329548 A JP4329548 A JP 4329548A JP 32954892 A JP32954892 A JP 32954892A JP 2746509 B2 JP2746509 B2 JP 2746509B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/58Means for varying duration of "open" period of shutter
    • G03B9/60Means for varying duration of "open" period of shutter by varying speed of movement of obturating members
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/75Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing optical camera components

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラや観測機器等の光
学機器に使用される光量制御装置もしくは絞り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等に装備されている
公知の絞り装置は、例えば図3及び図4に示すように、
光量制御部材たる絞り羽根37及び38と該絞り羽根を
駆動制御して光量を目標値に近づけるためのモータ1と
を有しており、該モータ1は光量制御信号Vsと速度制
御信号を比較する演算回路6の出力であるモータ制御信
号Vcにより制御されるようになっている。該モータ1
は、ロータマグネット2と、該ロータマグネット2を回
転させるための駆動コイル3と、該ロータマグネット2
の回転速度を検知する制動コイル4と、ロータマグネッ
ト2の回転位置を検出するホール素子5と、を有してい
る。ロータマグネット2の回転時に制動コイル4から発
生する速度検出信号を増幅回路9を介して比較演算回路
6に負帰還させ、該回路6の出力Vcにより該コイル3
が制御され該駆動コイル3の一端子には前記モータ制御
電圧Vcが印加されるようになっており、該コイル3の
他の一端子にはGNDレベルの定電圧が印加される。ロ
ータマグネット2の磁束密度の変化を検知してロータマ
グネットの回転位置を検出するホール素子5の出力は差
動アンプ8を通して絞り値信号Voとして不図示の露出
制御回路に入力される。
【0003】図4は前記公知の絞り装置の機械的構造を
示した図である。図4において、31はモータ1のため
のプリント配線基板、32はロータマグネット2の一方
の軸を支持する軸受板となるモータキャップ、33はロ
ータマグネット2とともに磁気回路を構成する強磁性材
製のヨーク、34は開口部34aを有するとともにモー
タ1が固定される絞り装置地板、35は絞り羽根37と
38を駆動アーム36を介して一方向に駆動するバネ、
36はロータマグネット2とバネ35のそれぞれの駆動
力を絞り羽根37及び38に伝達する駆動アーム、39
は開口部39aを有した絞り装置カバー、である。
【0004】絞り羽根37及び38には絞り開口部37
a及び38aがそれぞれ形成されている。
【0005】ロータマグネット2の駆動力とバネ35の
バネ力が駆動アーム36を介して絞り羽根37と38を
駆動し、開口部34a及び39aを通過する光量を制御
する。
【0006】モータ制御電圧Vcが駆動コイル3に印加
されるとロータマグネット2が絞り開方向(開口面積が
増加する方向)に回転されて駆動アーム36を介して絞
り羽根З7と38が絞り開き方向に駆動される。なお、
閉じ方向へはバネ35のバネ力で絞り羽根37及び38
が駆動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、絞り羽根37及び38を絞り開き方向に動作さ
せる時にはバネ35のバネ力に打ち勝つだけのトルクが
常に必要であるため次のような欠点があった。
【0008】(1)バネ力に打ち勝つトルクを得るため
にはモータの大型化と大消費電力化が避けられず、従っ
て、小型軽量化や低消費電力化という設計目的に反する
結果となっている。
【0009】(2)常にバネ力に抗するトルクを得るた
めには、駆動コイルに大きな電流を通電しなければなら
ず、そのため駆動コイルから生じた磁束がホール素子に
飛び込んでロータ位置の検出精度を低下させるばがりで
なく、さらに駆動コイルと制動コイルの相互誘導による
励磁ノイズがホール素子に影響し、絞り値信号のS/N
比を悪化させ、その結果、絞り装置やカメラの誤動作を
招く恐れがあった。また単にバネを廃止し、かつ絞り羽
根37と38を開閉するためには、以下のような制御を
必要とする。すなわち、一端に制御電圧Vcが印加され
る駆動コイル3の他端がGNDレベルの定電圧が印加さ
れているので、この定電圧に対して制御電圧Vcを正負
の極性にして駆動コイル3に印加する必要がある。この
ため、このような場合では、2倍の電源(正、負の電
源)が必要となり、電源を含めた装置の大型化、重量増
となる欠点があった。
【0010】本発明では、モータと、前記モータによっ
て駆動される光量調節部材と、前記光量調節部材の位置
を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段が検出す
る前記光量調節部材の位置の変化から速度を検出する速
度検出手段と、前記速度検出手段の出力に基づいて前記
モータを制御する第1のモータ制御電圧を演算する演算
手段と、前記第1のモータ制御電圧の極性を反転するこ
とで、前記第1のモータ制御電圧とは逆極性で且つ前記
第1のモータ制御電圧と絶対値の等しい第2のモータ
御電圧を出力する反転手段とを有し、前記モータのコイ
ルの一方端に前記第1のモータ制御電圧を与え、前記モ
ータのコイルの他方端に前記第2のモータ制御電圧を与
えることにより、低電圧で駆動可能な光量制御装置とし
たことを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。
【0012】図1は本実施例の光量制御装置の構成を示
したものである。同図において、11はモータ、12は
ラジアル方向へ2極に着磁され図2の光量制御部材(絞
り羽根)27と28を駆動制御させるロータマグネッ
ト、13と14は比較演算回路16の出力であるモータ
制御電圧Vcと反転増幅回路の出力であるモータ制御電
圧−Vcの電圧差により、該ロータマグネット12を回
転駆動させるための駆動コイル、15は該ロータマグネ
ットの磁束密度を検知することによりロータマグネット
の回転位置を検出して差動アンプ18を通して絞り値信
号を出力するためのホール素子、16は微分回路19の
出力である速度制御信号と光量制御信号Vsを比較演算
してモータ制御電圧Vcを出力する比較演算回路、17
は該比較演算回路16の出力である制御電圧Vcを中点
電位VDDに対して反転させ、制御電圧Vcに対して逆極
性で同一の絶対値をもつ制御電圧−Vcを該駆動コイル
13及び14に出力する反転増幅回路、18は該ホール
素子の出力を増幅して絞り値信号Voとして出力する差
動増幅回路、19は該絞り値信号Voのロータマグネッ
トのリニアな位置信号から速度制御信号に変換する微分
回路である。
【0013】図2の構造図において、21はプリント配
線基板、22はロータマグネト12の軸を支持するた
めの軸受板であるモータキャップ、23はロータマグネ
ットl2とともに磁気回路を構成する強磁性材製のヨー
ク、24は開口部24aを有するとともにモータ1が固
定される絞り装置地板、26はロータマグネット12の
駆動力を光量制御部材37及び38に伝達する駆動アー
ム、29は開口部29aを有し、該光量制御部材27及
び28を収容する絞り装置カバー、である。
【0014】以上の構成の本実施例において、光量制御
信号Vsと微分回路19の出力である速度制御信号が比
較演算回路16でモータ制御電圧Vcになり、該モータ
制御電圧Vcを反転増幅回路17で中点電位VDDに対し
て反転させ、制御電圧−Vcを出力する。
【0015】該モータ制御電圧Vcと−Vcの電位差が
印加された駆動コイル13及び14は該モータ制御電圧
差に従ってロータマグネット12を駆動制御し、駆動ア
ーム26を介して光量制御部材27及び28を駆動し、
開口部24a及び29aを通過する光量を制御し、目標
光量に近づける。該ロータマグネット12の磁束密度を
ホール素子15で検知し、差動増幅回路18を通して絞
り値信号VO として不図示の露出制御回路等に出力す
る。該絞り値信号である該ロータマグネットのリニアな
位置信号は、微分回路19に入力され、速度制御信号と
して比較演算回路16に負帰還させ、ハンチング(乱
調)などの光量制御性を改善する。
【0016】駆動コイル13及び14にはVc〜Vc間
の電圧が印加され、その最大電圧幅はほぼ回路電源電圧
となり、従来例と同じである。正転逆転する場合はモー
タ制御電圧Vc及び−Vcの極性を反転させるだけです
み、この場合も最大電圧幅はほぼ電源電圧になる。すな
わち、本実施例の構成によれば、従来例と同等の回路電
源で、同等のモータ制御電圧を保持しながら、バネなし
にて正転及び逆転を可能にし、しかも駆動コイルにかか
る制御電圧自体を利用するため制御性の劣化も生じな
い。
【0017】また、ホール素子のリニアな位置信号を利
用して速度制御信号を得ているため従来例のような制動
コイルを必要とせず、本実施例では制動コイル巻きスペ
ースにも駆動コイルを巻いてトルクアップをはかり、小
型軽量化と低消費電力化を実現できる。(駆動コイル1
3と14は直列接続もしくは並列接続されている。)な
お、前記制動コイルを廃止しただけ(駆動コイル14が
ない)の構成も可能であり、この場合は、コイル間の相
互誘導による励磁ノイズのないホール出力(絞り値信
号)を得ることができるといったメリットがある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。
【0019】(l)回路電源を2倍にすることなくバネ
を廃止できるため、モータの小型軽量化及び低消費電力
化が可能となり、また、モータの低電圧駆動化を実現で
きる。
【0020】
【0021】
【0022】()バネ力発生部品や制動コイルを廃止
できるため、コストダウンが可能となり、さらにその特
性のバラツキによる光学機器の品質のバラツキを改善で
きる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光量制御装置の一実施例における制御
系の回路図。
【図2】図1の制御系を有する光量制御装置の機械的構
造を示す分解斜視図。
【図3】従来の光量制御装置の制御系の回路図。
【図4】従来の光量制御装置の機械的機構造を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
12…ロータマグネット 13,14…駆動コイ
ル 15…ホール素子 16…比較演算回路 17…反転増幅回路 18…差動増幅回路 19…微分回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、前記 モータによって駆動される光量調節部材と、前記 光量調節部材の位置を検出する位置検出手段と、前記 位置検出手段が検出する前記光量調節部材の位置の
    変化から速度を検出する速度検出手段と、 前記速度検出手段の出力に基づいて前記モータを制御す
    る第1のモータ制御電圧を演算する演算手段と、前記 第1のモータ制御電圧の極性を反転することで、
    第1のモータ制御電圧とは逆極性で且つ前記第1の
    ータ制御電圧と絶対値の等しい第2のモータ制御電圧を
    出力する反転手段とを有し、 前記モータのコイルの一方端に前記第1のモータ制御電
    圧を与え、前記モータのコイルの他方端に前記第2のモ
    ータ制御電圧を与えることを特徴とする 光量制御装置。
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DE69321809T DE69321809T2 (de) 1992-12-09 1993-12-08 Lichtmengensteuervorrichtung
EP93119767A EP0601555B1 (en) 1992-12-09 1993-12-08 Light quantity control device
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