JP2745972B2 - 負荷時タップ切換装置 - Google Patents
負荷時タップ切換装置Info
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- JP2745972B2 JP2745972B2 JP18159392A JP18159392A JP2745972B2 JP 2745972 B2 JP2745972 B2 JP 2745972B2 JP 18159392 A JP18159392 A JP 18159392A JP 18159392 A JP18159392 A JP 18159392A JP 2745972 B2 JP2745972 B2 JP 2745972B2
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- Japan
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- cam switch
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、カムスイッチを用い
た負荷時タップ切換装置に関する。
た負荷時タップ切換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のカムスイッチを用いた負荷時タッ
プ切換装置の一例を図５に示す。変圧器巻線１の複数の
タップの引き出し線７と、それぞれの引き出し線７に並
列に接続された口出し線８は、カムスイッチ６のそれぞ
れの引き出し接点４および口出し接点５の入力側に接続
する。口出し接点５の出力側から出たそれぞれの口出し
線８は、各々の限流抵抗２に接続し、この限流抵抗２の
出力側と、引き出し接点４の出力側から出た引き出し線
７とを一括に接続し、その一括接続した端子と変圧器巻
線１の一端とが出力端子３となる。カムスイッチ６のそ
れぞれの引き出し接点４および口出し接点５は、カムス
イッチの軸の回転に対応して、図６に示すタイミングチ
ャートに従って開閉動作を行う。図６において、横軸の
Ｉ〜ＩＶの数字は、カムスイッチ６のノッチ位置を示
し、縦軸の〜の各数字は接点番号を示し、図５と対
応する。また、接点の開閉状態については、図６の黒く
塗りつぶしてある状態のときに閉で、他のときは開を示
す。すなわち、カムスイッチ６のノッチ位置をＩからＩ
Ｖ方向へ動かすと、接点番号〜のそれぞれの引き出
し接点４と口出し接点５は、図６のとおりの開閉動作を
する。
プ切換装置の一例を図５に示す。変圧器巻線１の複数の
タップの引き出し線７と、それぞれの引き出し線７に並
列に接続された口出し線８は、カムスイッチ６のそれぞ
れの引き出し接点４および口出し接点５の入力側に接続
する。口出し接点５の出力側から出たそれぞれの口出し
線８は、各々の限流抵抗２に接続し、この限流抵抗２の
出力側と、引き出し接点４の出力側から出た引き出し線
７とを一括に接続し、その一括接続した端子と変圧器巻
線１の一端とが出力端子３となる。カムスイッチ６のそ
れぞれの引き出し接点４および口出し接点５は、カムス
イッチの軸の回転に対応して、図６に示すタイミングチ
ャートに従って開閉動作を行う。図６において、横軸の
Ｉ〜ＩＶの数字は、カムスイッチ６のノッチ位置を示
し、縦軸の〜の各数字は接点番号を示し、図５と対
応する。また、接点の開閉状態については、図６の黒く
塗りつぶしてある状態のときに閉で、他のときは開を示
す。すなわち、カムスイッチ６のノッチ位置をＩからＩ
Ｖ方向へ動かすと、接点番号〜のそれぞれの引き出
し接点４と口出し接点５は、図６のとおりの開閉動作を
する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】負荷時にタップ切換操
作を行うためには、出力が無電圧状態にならないよう連
続に接点の開閉を行う必要がある。図６のタイミングチ
ャートより、例として、カムスイッチ６のノッチをＩか
らＩＩへ切り換えるときの開閉動作をみると、切り換え
の途中に接点番号との口出し接点５が、共に閉の状
態の時間がある。このとき、閉ループ９は、１タップ分
の短絡回路となるが、回路保護のために限流抵抗２よ
り、閉ループ９に流れる電流を制限している。このよう
に、従来の回路構成においては、負荷時のタップ切換
に、少なくとも１タップおきに１つの限流抵抗２が必要
であり、タップ数が多くなると、限流抵抗２の数もそれ
に対応して増え、タップ切換器全体の大きさも大きくな
り、また不経済である。そこで、この発明は、負荷時タ
ップ切換装置をコンパクト化するとともに、コストの低
減化をはかるようにしたものである。
作を行うためには、出力が無電圧状態にならないよう連
続に接点の開閉を行う必要がある。図６のタイミングチ
ャートより、例として、カムスイッチ６のノッチをＩか
らＩＩへ切り換えるときの開閉動作をみると、切り換え
の途中に接点番号との口出し接点５が、共に閉の状
態の時間がある。このとき、閉ループ９は、１タップ分
の短絡回路となるが、回路保護のために限流抵抗２よ
り、閉ループ９に流れる電流を制限している。このよう
に、従来の回路構成においては、負荷時のタップ切換
に、少なくとも１タップおきに１つの限流抵抗２が必要
であり、タップ数が多くなると、限流抵抗２の数もそれ
に対応して増え、タップ切換器全体の大きさも大きくな
り、また不経済である。そこで、この発明は、負荷時タ
ップ切換装置をコンパクト化するとともに、コストの低
減化をはかるようにしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明において
は、変圧器巻線の複数のタップの引き出し線に対して、
並列に接続された口出し線を、カムスイッチの口出し接
点を介し、一括にして限流抵抗の入力側に接続し、限流
抵抗の出力側を回路の出力端子に接続する。
は、変圧器巻線の複数のタップの引き出し線に対して、
並列に接続された口出し線を、カムスイッチの口出し接
点を介し、一括にして限流抵抗の入力側に接続し、限流
抵抗の出力側を回路の出力端子に接続する。
【０００５】請求項２の発明においては、口出し線を、
複数のタップの１つおきに引き出し線と並列に接続し、
その口出し線を、カムスイッチの口出し接点を介し、一
括にして限流抵抗の入力側に接続し、限流抵抗の出力側
を回路の出力端子に接続する。
複数のタップの１つおきに引き出し線と並列に接続し、
その口出し線を、カムスイッチの口出し接点を介し、一
括にして限流抵抗の入力側に接続し、限流抵抗の出力側
を回路の出力端子に接続する。
【０００６】
【作用】請求項１の発明においては、負荷時のタップ切
換に必要な限流抵抗が１つですむ。
換に必要な限流抵抗が１つですむ。
【０００７】請求項２の発明においては、請求項１の発
明と同様に限流抵抗が１つですむとともに、カムスイッ
チの口出し接点の数が従来と比べ約半分となる。
明と同様に限流抵抗が１つですむとともに、カムスイッ
チの口出し接点の数が従来と比べ約半分となる。
【０００８】
【実施例】本発明のカムスイッチを用いた負荷時タップ
切換装置の一例を図１に示す。変圧器巻線１の複数のタ
ップの引き出し線７と、それぞれの引き出し線７に並列
に接続された口出し線８は、カムスイッチ６のそれぞれ
の引き出し接点４および口出し接点５の入力側に接続す
る。カムスイッチ６の出力側で、各引き出し接点４の出
力側から出た引き出し線７を一括接続した引き出し端子
１０と、各口出し接点５の出力側より出た口出し線８を
一括接続した口出し端子１１の間に、限流抵抗２を挿入
し、引き出し端子１０と、変圧器巻線１の一端とを出力
端子３とする。なお、図２は、図１において、カムスイ
ッチのノッチ位置をＩからＩＶへ動かしたとき、接点番
号〜の引き出し接点４と口出し接点５の開閉動作を
あらわすタイミングチャートである。図２で、縦軸の
〜の各数字は、接点番号を示し、図１と対応する。ま
た、横軸のＩ〜ＩＶの数字は、カムスイッチのノッチ位
置を示す。そして、接点番号〜の開閉状態は、黒く
塗りつぶしてある状態のときに閉で、他のときは開を示
す。
切換装置の一例を図１に示す。変圧器巻線１の複数のタ
ップの引き出し線７と、それぞれの引き出し線７に並列
に接続された口出し線８は、カムスイッチ６のそれぞれ
の引き出し接点４および口出し接点５の入力側に接続す
る。カムスイッチ６の出力側で、各引き出し接点４の出
力側から出た引き出し線７を一括接続した引き出し端子
１０と、各口出し接点５の出力側より出た口出し線８を
一括接続した口出し端子１１の間に、限流抵抗２を挿入
し、引き出し端子１０と、変圧器巻線１の一端とを出力
端子３とする。なお、図２は、図１において、カムスイ
ッチのノッチ位置をＩからＩＶへ動かしたとき、接点番
号〜の引き出し接点４と口出し接点５の開閉動作を
あらわすタイミングチャートである。図２で、縦軸の
〜の各数字は、接点番号を示し、図１と対応する。ま
た、横軸のＩ〜ＩＶの数字は、カムスイッチのノッチ位
置を示す。そして、接点番号〜の開閉状態は、黒く
塗りつぶしてある状態のときに閉で、他のときは開を示
す。
【０００９】図３は、本発明のカムスイッチを用いた負
荷時タップ切換装置の他の実施例である。変圧器巻線１
の複数のタップの引き出し線７と、それぞれの引き出し
線７の１つおきに並列に接続した口出し線８は、カムス
イッチ６のそれぞれの引き出し接点４および口出し接点
５に接続される。カムスイッチ６の出力側で、各引き出
し接点４の出力側から出た引き出し線７を一括接続した
引き出し端子１０と、各口出し接点５の出力側から出た
口出し線８を一括接続した口出し端子１１との間に、限
流抵抗２を挿入し、引き出し端子１０と、変圧器巻線１
の一端とを出力端子３とする。なお、図４は、図３にお
いて、カムスイッチのノッチ位置をＩからＩＶへ動かし
たとき、接点番号〜の引き出し接点４と口出し接点
５の開閉動作をあらわすタイミングチャートである。図
４で縦軸の〜の各数字は接点番号を示し、図３と対
応する。また、横軸のＩ〜ＩＶの数字はカムスイッチの
ノッチ位置を示す。そして、接点番号〜の開閉状態
は、黒く塗りつぶしてある状態のときに閉で、他のとき
は開を示す。
荷時タップ切換装置の他の実施例である。変圧器巻線１
の複数のタップの引き出し線７と、それぞれの引き出し
線７の１つおきに並列に接続した口出し線８は、カムス
イッチ６のそれぞれの引き出し接点４および口出し接点
５に接続される。カムスイッチ６の出力側で、各引き出
し接点４の出力側から出た引き出し線７を一括接続した
引き出し端子１０と、各口出し接点５の出力側から出た
口出し線８を一括接続した口出し端子１１との間に、限
流抵抗２を挿入し、引き出し端子１０と、変圧器巻線１
の一端とを出力端子３とする。なお、図４は、図３にお
いて、カムスイッチのノッチ位置をＩからＩＶへ動かし
たとき、接点番号〜の引き出し接点４と口出し接点
５の開閉動作をあらわすタイミングチャートである。図
４で縦軸の〜の各数字は接点番号を示し、図３と対
応する。また、横軸のＩ〜ＩＶの数字はカムスイッチの
ノッチ位置を示す。そして、接点番号〜の開閉状態
は、黒く塗りつぶしてある状態のときに閉で、他のとき
は開を示す。
【００１０】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、複数のタップ
の負荷時切換に対しても、限流抵抗が１つですむことか
ら、機器の縮小化、コスト低減化がはかれる。
の負荷時切換に対しても、限流抵抗が１つですむことか
ら、機器の縮小化、コスト低減化がはかれる。
【００１１】請求項２の発明によれば、上記のほか、回
路の口出し接点が減るので、回路構成の簡素化がはかれ
る。
路の口出し接点が減るので、回路構成の簡素化がはかれ
る。
【図１】本発明のカムスイッチを用いた負荷時タップ切
換装置の一例を示す図である。
換装置の一例を示す図である。
【図２】図１のカムスイッチの開閉動作をあらわすタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図３】本発明のカムスイッチを用いた負荷時タップ切
換装置の他の例を示す図である。
換装置の他の例を示す図である。
【図４】図３のカムスイッチの開閉動作をあらわすタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図５】従来のカムスイッチを用いた負荷時タップ切換
装置の一例を示す図である。
装置の一例を示す図である。
【図６】図５のカムスイッチの開閉動作をあらわすタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
１ 変圧器巻線 ２ 限流抵抗 ３ 出力端子 ４ 引き出し接点 ５ 口出し接点 ６ カムスイッチ ７ 引き出し線 ８ 口出し線 ９ 閉ループ １０ 引き出し端子 １１ 口出し端子
Claims (2)
- 【請求項１】 変圧器巻線の複数のタップの引き出し線
およびそれぞれの引き出し線に並列に接続された口出し
線を、カムスイッチのそれぞれの引き出し接点および口
出し接点の入力側に接続し、カムスイッチの出力側で、
各引き出し接点の出力側から出た引き出し線を一括接続
した引き出し端子と、各口出し接点の出力側より出た口
出し線を一括接続した口出し端子との間に限流抵抗を挿
入し、引き出し端子と変圧器巻線の一端とを出力端子と
したことを特徴とする負荷時タップ切換装置。 - 【請求項２】 変圧器巻線の複数のタップの引き出し線
と、それぞれの引き出し線の１つおきに並列に接続した
口出し線を、カムスイッチのそれぞれの引き出し接点お
よび口出し接点の入力側に接続し、カムスイッチの出力
側で、各引き出し接点の出力側から出た引き出し線を一
括接続した引き出し端子と、各口出し接点の出力側から
出た口出し線を一括接続した口出し端子との間に限流抵
抗を挿入し、引き出し端子と変圧器巻線の一端とを出力
端子としたことを特徴とする負荷時タップ切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18159392A JP2745972B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 負荷時タップ切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18159392A JP2745972B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 負荷時タップ切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065440A JPH065440A (ja) | 1994-01-14 |
| JP2745972B2 true JP2745972B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=16103525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18159392A Expired - Lifetime JP2745972B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 負荷時タップ切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745972B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4671220B2 (ja) * | 2005-01-26 | 2011-04-13 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 交流電圧調整装置 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP18159392A patent/JP2745972B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH065440A (ja) | 1994-01-14 |
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