JP2745118B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2745118B2 JP2745118B2 JP8148377A JP14837796A JP2745118B2 JP 2745118 B2 JP2745118 B2 JP 2745118B2 JP 8148377 A JP8148377 A JP 8148377A JP 14837796 A JP14837796 A JP 14837796A JP 2745118 B2 JP2745118 B2 JP 2745118B2
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- Japan
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- ball
- winning
- display
- variable
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数種類の識別
情報を可変表示可能な可変表示部が複数配設された可変
表示装置と、前記可変表示装置を制御する制御手段と、
遊技状態を報知する報知手段と、を備えた弾球遊技機に
関するものである。
情報を可変表示可能な可変表示部が複数配設された可変
表示装置と、前記可変表示装置を制御する制御手段と、
遊技状態を報知する報知手段と、を備えた弾球遊技機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数種類の識別情報を可変表示可
能な可変表示部が複数配設された可変表示装置の表示結
果が予め定めた特定の表示結果となって特定表示状態と
なったときに、例えば、可変入賞球装置が所定の態様で
開成して短時間に多数の入賞玉を発生させる弾球遊技機
が市場に提供されている。このような弾球遊技機におい
ては、一般的に複数(3つの場合が多い)配設された可
変表示部の表示結果の導出時期を異ならせて順次導出表
示されるようになっており、その導出時期は、すべてほ
ぼ同じ時間間隔で順次導出表示されるようになってい
る。
能な可変表示部が複数配設された可変表示装置の表示結
果が予め定めた特定の表示結果となって特定表示状態と
なったときに、例えば、可変入賞球装置が所定の態様で
開成して短時間に多数の入賞玉を発生させる弾球遊技機
が市場に提供されている。このような弾球遊技機におい
ては、一般的に複数(3つの場合が多い)配設された可
変表示部の表示結果の導出時期を異ならせて順次導出表
示されるようになっており、その導出時期は、すべてほ
ぼ同じ時間間隔で順次導出表示されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した弾球遊技機の
可変表示装置は、結果導出時における可変表示部に表示
される識別情報が特定表示状態となる可能性があるか否
かに拘らずどのような種類のものであっても、各可変表
示部の結果導出時間間隔は、すべてほぼ同一であった。
このため、可変表示装置が特定表示状態となる可能性が
ある場合であっても、いま一つ興趣の盛り上がりに欠け
るという問題があった。
可変表示装置は、結果導出時における可変表示部に表示
される識別情報が特定表示状態となる可能性があるか否
かに拘らずどのような種類のものであっても、各可変表
示部の結果導出時間間隔は、すべてほぼ同一であった。
このため、可変表示装置が特定表示状態となる可能性が
ある場合であっても、いま一つ興趣の盛り上がりに欠け
るという問題があった。
【0004】この発明は、上記した問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、可変表示装置の表
示結果が特定表示状態になる可能性があるときに遊技の
興趣を盛り上げることができると共に、表示結果を遊技
者に認識させ易くする弾球遊技機を提供することにあ
る。
たもので、その目的とするところは、可変表示装置の表
示結果が特定表示状態になる可能性があるときに遊技の
興趣を盛り上げることができると共に、表示結果を遊技
者に認識させ易くする弾球遊技機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明が採用した具体的な解決手段について
図面を参照して説明する。図1、図4、図6に示すよう
に、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示部1
4a〜14cが複数配設された可変表示装置13と、前
記可変表示装置13を制御する制御手段80と、遊技状
態を報知する報知手段7、15a〜15f、41a,4
1b、42a,42bと、を備えた弾球遊技機1におい
て、前記制御手段80は、前記複数の可変表示部14a
〜14cの表示結果を決定するステップS6,S7で構
成される表示結果決定手段と、可変開始条件の成立によ
り前記複数の可変表示部14a〜14cの可変表示を開
始させた後前記表示結果決定手段で決定された表示結果
となるように前記複数の可変表示部14a〜14cを可
変表示制御するステップS13〜S37で構成される可
変表示制御手段と、を含み、さらに、ステップS13〜
S37で構成される前記可変表示制御手段は、前記表示
結果決定手段で決定された表示結果が予め定めた特定表
示状態となる条件の少なくとも一部を満たすとステップ
S30で判別された場合に、その条件を満たさないと判
別された場合と異なるようにステップS34でセットさ
れるTM2時間だけ長く可変表示するという特有の態様
で前記可変表示装置13を可変表示させる特有態様可変
表示制御手段を含み、前記報知手段は、前記特有態様可
変表示制御手段による可変表示動作中である旨を報知す
るステップS32に示される第1の報知手段と、前記複
数の可変表示部の表示結果が前記特定表示状態でない場
合にその旨を報知するステップS40で示される第2の
報知手段と、前記複数の可変表示部の表示結果が前記特
定表示状態である場合にその旨を報知するステップS4
3で示される第3の報知手段と、を含むことを特徴とす
るものである。
ために、この発明が採用した具体的な解決手段について
図面を参照して説明する。図1、図4、図6に示すよう
に、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示部1
4a〜14cが複数配設された可変表示装置13と、前
記可変表示装置13を制御する制御手段80と、遊技状
態を報知する報知手段7、15a〜15f、41a,4
1b、42a,42bと、を備えた弾球遊技機1におい
て、前記制御手段80は、前記複数の可変表示部14a
〜14cの表示結果を決定するステップS6,S7で構
成される表示結果決定手段と、可変開始条件の成立によ
り前記複数の可変表示部14a〜14cの可変表示を開
始させた後前記表示結果決定手段で決定された表示結果
となるように前記複数の可変表示部14a〜14cを可
変表示制御するステップS13〜S37で構成される可
変表示制御手段と、を含み、さらに、ステップS13〜
S37で構成される前記可変表示制御手段は、前記表示
結果決定手段で決定された表示結果が予め定めた特定表
示状態となる条件の少なくとも一部を満たすとステップ
S30で判別された場合に、その条件を満たさないと判
別された場合と異なるようにステップS34でセットさ
れるTM2時間だけ長く可変表示するという特有の態様
で前記可変表示装置13を可変表示させる特有態様可変
表示制御手段を含み、前記報知手段は、前記特有態様可
変表示制御手段による可変表示動作中である旨を報知す
るステップS32に示される第1の報知手段と、前記複
数の可変表示部の表示結果が前記特定表示状態でない場
合にその旨を報知するステップS40で示される第2の
報知手段と、前記複数の可変表示部の表示結果が前記特
定表示状態である場合にその旨を報知するステップS4
3で示される第3の報知手段と、を含むことを特徴とす
るものである。
【0006】上記のように構成することにより、表示結
果決定手段で決定された表示結果が特定表示状態となる
条件の少なくとも一部を満たす場合に、可変表示装置1
3が特有の態様で可変表示されると共に第1の報知手段
により報知されるため、遊技者は、可変表示装置13の
可変表示動作と報知とから特定表示状態となる可能性が
あることを知ることができ、特定表示状態となる期待感
を持つことができて遊技の興趣を味わうことができる。
それに加えて、第2の報知手段により特定表示状態でな
い旨、第3の報知手段により特定表示状態である旨がそ
れぞれ報知されるので、特定表示状態であるか否かが表
示結果ばかりでなく報知態様によっても認識できるた
め、遊技者に表示結果を認識させ易くなる。
果決定手段で決定された表示結果が特定表示状態となる
条件の少なくとも一部を満たす場合に、可変表示装置1
3が特有の態様で可変表示されると共に第1の報知手段
により報知されるため、遊技者は、可変表示装置13の
可変表示動作と報知とから特定表示状態となる可能性が
あることを知ることができ、特定表示状態となる期待感
を持つことができて遊技の興趣を味わうことができる。
それに加えて、第2の報知手段により特定表示状態でな
い旨、第3の報知手段により特定表示状態である旨がそ
れぞれ報知されるので、特定表示状態であるか否かが表
示結果ばかりでなく報知態様によっても認識できるた
め、遊技者に表示結果を認識させ易くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。
の実施形態について説明する。
【0008】(1)弾球遊技機全体の構成 まず、図1を参照して、この実施形態が適用される弾球
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機について説明す
る。図1は、パチンコ遊技機の正面図である。図におい
て、パチンコ遊技機1の額縁状の前面枠2には、扉保持
枠3が周設され、該扉保持枠3には、ガラス板4a,4
b(図3参照)を有するガラス扉枠4及び前面扉板5が
一側を軸支されて開閉自在に取り付けられている。ガラ
ス扉枠4の後方であって、前記前面枠2の裏面の遊技盤
保持枠50(図2参照)には、遊技盤10が固定部材5
1によって着脱自在に設けられている。また、前面扉板
5の表面には、排出された景品玉を貯留し、かつ打玉の
発射位置に一個宛供給する打球供給皿6が固定されてい
る。打球供給皿6の上流側の内部空間には、遊技に関連
する効果音を発生する報知手段としてのスピーカー7が
内蔵されている。
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機について説明す
る。図1は、パチンコ遊技機の正面図である。図におい
て、パチンコ遊技機1の額縁状の前面枠2には、扉保持
枠3が周設され、該扉保持枠3には、ガラス板4a,4
b(図3参照)を有するガラス扉枠4及び前面扉板5が
一側を軸支されて開閉自在に取り付けられている。ガラ
ス扉枠4の後方であって、前記前面枠2の裏面の遊技盤
保持枠50(図2参照)には、遊技盤10が固定部材5
1によって着脱自在に設けられている。また、前面扉板
5の表面には、排出された景品玉を貯留し、かつ打玉の
発射位置に一個宛供給する打球供給皿6が固定されてい
る。打球供給皿6の上流側の内部空間には、遊技に関連
する効果音を発生する報知手段としてのスピーカー7が
内蔵されている。
【0009】前記前面枠2の下方部には、打球発射機構
の一部を構成する操作ハンドル8や、前記打球供給皿6
に貯留しきれなかった景品玉を貯留するための余剰玉受
皿9が設けられている。このうち、前記操作ハンドル8
に対応するように前記前面枠2の裏面には、図2に示す
ように打球発射装置71が取り付けられている。打球発
射装置71は、取付基板72に集約して設けられ、駆動
源としての打球モータ73と、該打球モータ73の回転
により往復回動して打玉を弾発する打球杆74と、該打
球杆74の往復回動に連動して上下動し、図示しない打
球供給装置の玉送り部材を動作させる連動杆75とから
構成されている。
の一部を構成する操作ハンドル8や、前記打球供給皿6
に貯留しきれなかった景品玉を貯留するための余剰玉受
皿9が設けられている。このうち、前記操作ハンドル8
に対応するように前記前面枠2の裏面には、図2に示す
ように打球発射装置71が取り付けられている。打球発
射装置71は、取付基板72に集約して設けられ、駆動
源としての打球モータ73と、該打球モータ73の回転
により往復回動して打玉を弾発する打球杆74と、該打
球杆74の往復回動に連動して上下動し、図示しない打
球供給装置の玉送り部材を動作させる連動杆75とから
構成されている。
【0010】前記遊技盤10の表面には、発射された打
玉を誘導するための打玉誘導レール11aと、該打玉誘
導レール11aによって誘導された打玉が落下するため
の遊技領域12を区画する遊技領域形成レール11bが
ほぼ円状に植立されている。遊技領域12のほぼ中央に
は、複数の可変表示部14a〜14cを有する可変表示
装置13が設けられ、該可変表示装置13の下方に入賞
空間31を有する可変入賞球装置30が設けられてい
る。入賞空間31は、遊技盤11の表面に対して下端を
軸にして開放自在な開閉板32によって覆われている。
そして、可変入賞球装置30の開閉板32は、前記可変
表示装置13の可変表示部14a〜14cの識別情報の
組み合せが所定の特定表示状態となったときに、特定遊
技状態となり、所定期間(例えば、30秒経過するま
で、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)開放する
ように設定され、その開放している間遊技領域12を落
下する打玉を受止めるようになっている。そして、入賞
空間31内に設けられた特定入賞口33に入賞すると、
再度上記した開放状態を繰り返し、特定入賞口33に入
賞玉が発生する毎に最高10回繰り返すことができるよ
うになっている。ここで可変表示装置13と可変入賞球
装置30について詳細に説明する。まず、図1及び図3
を参照して可変表示装置13の構成について説明する。
玉を誘導するための打玉誘導レール11aと、該打玉誘
導レール11aによって誘導された打玉が落下するため
の遊技領域12を区画する遊技領域形成レール11bが
ほぼ円状に植立されている。遊技領域12のほぼ中央に
は、複数の可変表示部14a〜14cを有する可変表示
装置13が設けられ、該可変表示装置13の下方に入賞
空間31を有する可変入賞球装置30が設けられてい
る。入賞空間31は、遊技盤11の表面に対して下端を
軸にして開放自在な開閉板32によって覆われている。
そして、可変入賞球装置30の開閉板32は、前記可変
表示装置13の可変表示部14a〜14cの識別情報の
組み合せが所定の特定表示状態となったときに、特定遊
技状態となり、所定期間(例えば、30秒経過するま
で、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)開放する
ように設定され、その開放している間遊技領域12を落
下する打玉を受止めるようになっている。そして、入賞
空間31内に設けられた特定入賞口33に入賞すると、
再度上記した開放状態を繰り返し、特定入賞口33に入
賞玉が発生する毎に最高10回繰り返すことができるよ
うになっている。ここで可変表示装置13と可変入賞球
装置30について詳細に説明する。まず、図1及び図3
を参照して可変表示装置13の構成について説明する。
【0011】可変表示装置13の前面には、図1に示す
ように、その上部には、通常の入賞口18が形成され、
その入賞口18の下方には、可変入賞球装置30の開閉
板32の開成回数を表示する開成回数表示器17が設け
られるとともに、その開成回数表示器17の左右に後述
する始動入賞口37a〜37Cに入賞した入賞玉数を最
高4個まで記憶した旨を報知する始動入賞記憶表示器1
6a〜16dが設けられている。また、下方部分には、
正方形状の開口が開設され、該開口に透明のカバー部材
19(図3参照)が円弧状に取り付けられている。この
カバー部材19は、可変表示部14a〜14cの表面に
描かれた識別情報(図柄)が3つ分見えるような大きさ
に選ばれるとともに図柄がより大きく見えるような拡大
レンズ部19a〜19cが形成されている。
ように、その上部には、通常の入賞口18が形成され、
その入賞口18の下方には、可変入賞球装置30の開閉
板32の開成回数を表示する開成回数表示器17が設け
られるとともに、その開成回数表示器17の左右に後述
する始動入賞口37a〜37Cに入賞した入賞玉数を最
高4個まで記憶した旨を報知する始動入賞記憶表示器1
6a〜16dが設けられている。また、下方部分には、
正方形状の開口が開設され、該開口に透明のカバー部材
19(図3参照)が円弧状に取り付けられている。この
カバー部材19は、可変表示部14a〜14cの表面に
描かれた識別情報(図柄)が3つ分見えるような大きさ
に選ばれるとともに図柄がより大きく見えるような拡大
レンズ部19a〜19cが形成されている。
【0012】また、カバー部材19の左右には、当りラ
インを表示するライン表示器15a〜15fが配置され
ている。すなわち、この可変表示装置13においては、
カバー部材19から見える3つの識別情報の3つの横方
向及び2つの斜め方向において当りラインが設定されて
おり、このため、5つの当りラインのうち、どのライン
に大当り(特定表示状態)が出現したか否かを遊技者に
報知する必要があるため、ライン表示器15a〜15f
が設けられている。また、このライン表示器15a〜1
5fは、大当りが成立したときだけでなく、大当りが出
現する可能性があるときにも点滅してその旨を報知する
ようになっている。例えば、最後に停止する中央の可変
表示部14bが可変表示中で左右の可変表示部14a,
14cが停止しているときに、左右の可変表示部14
a,14cの上記した5つのライン上のいずれかに大当
りの識別情報が表示されているときには、当該ラインを
表示するライン表示器が点滅して大当りの可能性がある
ことを遊技者に報知する。
インを表示するライン表示器15a〜15fが配置され
ている。すなわち、この可変表示装置13においては、
カバー部材19から見える3つの識別情報の3つの横方
向及び2つの斜め方向において当りラインが設定されて
おり、このため、5つの当りラインのうち、どのライン
に大当り(特定表示状態)が出現したか否かを遊技者に
報知する必要があるため、ライン表示器15a〜15f
が設けられている。また、このライン表示器15a〜1
5fは、大当りが成立したときだけでなく、大当りが出
現する可能性があるときにも点滅してその旨を報知する
ようになっている。例えば、最後に停止する中央の可変
表示部14bが可変表示中で左右の可変表示部14a,
14cが停止しているときに、左右の可変表示部14
a,14cの上記した5つのライン上のいずれかに大当
りの識別情報が表示されているときには、当該ラインを
表示するライン表示器が点滅して大当りの可能性がある
ことを遊技者に報知する。
【0013】一方、遊技盤10の裏面に取り付けられる
駆動機構部分を収納するドラム機構収納ボックス45の
構成について図3の断面図を参照して説明すると、ドラ
ム機構収納ボックス45に収納される前記可変表示部1
4a〜14cは、ステッピングモータ21a〜21c
と、該ステッピングモータ21a〜21cのモータ軸2
2a〜22cに固定される回転ドラム20a〜20cと
から構成されている。そして、回転ドラム20a〜20
cの外周に複数種類の所定個数(この実施形態の場合に
は、16個)の識別情報(図柄)が等間隔で描かれてい
る。しかして、識別情報のうち上記した5つのライン上
に「7」「FEVER」「BAR」「SANKYO」の
四種類の識別情報が3つ揃ったときに特定表示状態(大
当り)となるように設定されている。このため、この実
施形態においては、特定表示状態となる確率は、 4×5/16×16×16≒1/205 となる。もちろん、この確率は、任意に設定すればよ
い。
駆動機構部分を収納するドラム機構収納ボックス45の
構成について図3の断面図を参照して説明すると、ドラ
ム機構収納ボックス45に収納される前記可変表示部1
4a〜14cは、ステッピングモータ21a〜21c
と、該ステッピングモータ21a〜21cのモータ軸2
2a〜22cに固定される回転ドラム20a〜20cと
から構成されている。そして、回転ドラム20a〜20
cの外周に複数種類の所定個数(この実施形態の場合に
は、16個)の識別情報(図柄)が等間隔で描かれてい
る。しかして、識別情報のうち上記した5つのライン上
に「7」「FEVER」「BAR」「SANKYO」の
四種類の識別情報が3つ揃ったときに特定表示状態(大
当り)となるように設定されている。このため、この実
施形態においては、特定表示状態となる確率は、 4×5/16×16×16≒1/205 となる。もちろん、この確率は、任意に設定すればよ
い。
【0014】ところで、上記のように構成される可変表
示部14a〜14cのステッピングモータ21a〜21
cは、モータ固定板23a〜23cに固定されており、
このモータ固定板23a〜23cがドラム機構収納ボッ
クス45に着脱自在に固定されるようになっている。こ
のため、組み付け作業が簡単に行えるとともに、故障時
の交換が極めて容易に行える。
示部14a〜14cのステッピングモータ21a〜21
cは、モータ固定板23a〜23cに固定されており、
このモータ固定板23a〜23cがドラム機構収納ボッ
クス45に着脱自在に固定されるようになっている。こ
のため、組み付け作業が簡単に行えるとともに、故障時
の交換が極めて容易に行える。
【0015】前記回転ドラム20a〜20cの一側外周
縁の一部には、切欠部24a〜24cが所定の長さをも
って切り欠けられている。この切欠部24a〜24c
は、回転ドラム20a〜20cの外周に描かれた識別情
報を識別するために設けられるもので、後述するホトト
ランジスタで構成されるドラム位置検出器28a〜28
cが切欠部24a〜24cを検出することにより識別情
報の種類を検出するようになっている。
縁の一部には、切欠部24a〜24cが所定の長さをも
って切り欠けられている。この切欠部24a〜24c
は、回転ドラム20a〜20cの外周に描かれた識別情
報を識別するために設けられるもので、後述するホトト
ランジスタで構成されるドラム位置検出器28a〜28
cが切欠部24a〜24cを検出することにより識別情
報の種類を検出するようになっている。
【0016】なお、前記ステッピングモータ21a〜2
1cを停止させる際には、徐々に回転速度が小さくなる
ように停止させる必要がある。これは、急に止めると、
ドラムの慣性力が磁気の吸着力よりも大きくなってしま
うため、余分に回転してしまうおそれがあるからであ
る。また、再度回転させる際にも回転速度が徐々に大き
くなるように回転させる必要がある。これは、ステッピ
ングモータ21a〜21cの起動トルクが小さいために
必要とされるからでる。なお、回転速度を調節するため
には、駆動パルス信号の巾を変えて与えるようにすれば
よい。
1cを停止させる際には、徐々に回転速度が小さくなる
ように停止させる必要がある。これは、急に止めると、
ドラムの慣性力が磁気の吸着力よりも大きくなってしま
うため、余分に回転してしまうおそれがあるからであ
る。また、再度回転させる際にも回転速度が徐々に大き
くなるように回転させる必要がある。これは、ステッピ
ングモータ21a〜21cの起動トルクが小さいために
必要とされるからでる。なお、回転速度を調節するため
には、駆動パルス信号の巾を変えて与えるようにすれば
よい。
【0017】更に、ドラム機構収納ボックス45の後面
には、凹部25a〜25cが形成され、ドラム機構収納
ボックス45の後面に密着して取り付けられる回路基板
27の表面に設けられるドラム位置検出器28a〜28
cを収納させるようになっている。また、凹部25a〜
25cには、透孔26a〜26cが形成され、ドラム位
置検出器28a〜28cから発せられる光が透過するよ
うになっている。しかして、ドラム位置検出器28a〜
28cは、切欠部24a〜24cを検出したときにON
となるように設定され、切欠部24a〜24c以外の位
置のときにはOFFとなるように設定されている。な
お、切欠部24a〜24cは、ドラム位置検出器28a
〜28cから発せられる光を吸収するようなものであれ
ばよいため、切欠部24a〜24cに変えて黒いシール
を貼付しても良い。
には、凹部25a〜25cが形成され、ドラム機構収納
ボックス45の後面に密着して取り付けられる回路基板
27の表面に設けられるドラム位置検出器28a〜28
cを収納させるようになっている。また、凹部25a〜
25cには、透孔26a〜26cが形成され、ドラム位
置検出器28a〜28cから発せられる光が透過するよ
うになっている。しかして、ドラム位置検出器28a〜
28cは、切欠部24a〜24cを検出したときにON
となるように設定され、切欠部24a〜24c以外の位
置のときにはOFFとなるように設定されている。な
お、切欠部24a〜24cは、ドラム位置検出器28a
〜28cから発せられる光を吸収するようなものであれ
ばよいため、切欠部24a〜24cに変えて黒いシール
を貼付しても良い。
【0018】ドラム位置検出器28a〜28cが設けら
れる回路基板27の後方には、中継端子板29が設けら
れ、この中継端子板29を介して前記ステッピングモー
タ21a〜21c及びドラム位置検出器28a〜28c
に電源及び制御信号等が与えられる。
れる回路基板27の後方には、中継端子板29が設けら
れ、この中継端子板29を介して前記ステッピングモー
タ21a〜21c及びドラム位置検出器28a〜28c
に電源及び制御信号等が与えられる。
【0019】次に、図1を参照して、可変入賞球装置3
0の構成について説明する。可変入賞球装置30は、前
記遊技盤10に取り付けられる取付基板の上部に長方形
状の入賞空間31が開設されている。この入賞空間31
には、下端両サイドを軸支して、遊技盤10に対して垂
直方向に開閉自在とされる開閉板32によって塞がれて
いる。この開閉板32は、前記したようにソレノイド4
6によって開閉制御され、開成中には、遊技領域12を
落下する打玉を受止めて入賞空間31に導き入賞玉とす
る。また、開閉板32の下方には、通過口36が形成さ
れている。通過口36の下方には、後述する始動入賞口
37aが配置されている。
0の構成について説明する。可変入賞球装置30は、前
記遊技盤10に取り付けられる取付基板の上部に長方形
状の入賞空間31が開設されている。この入賞空間31
には、下端両サイドを軸支して、遊技盤10に対して垂
直方向に開閉自在とされる開閉板32によって塞がれて
いる。この開閉板32は、前記したようにソレノイド4
6によって開閉制御され、開成中には、遊技領域12を
落下する打玉を受止めて入賞空間31に導き入賞玉とす
る。また、開閉板32の下方には、通過口36が形成さ
れている。通過口36の下方には、後述する始動入賞口
37aが配置されている。
【0020】一方、前記開閉板32に覆われる入賞空間
31は、3つに分割され、中央の空間が特定入賞口33
を構成し、左右の空間が通常入賞口34a,34bを構
成している。なお、入賞空間31の一側後面には、後述
する入賞個数検出器48で検出した入賞玉数を表示する
入賞個数表示器35が設けられている。
31は、3つに分割され、中央の空間が特定入賞口33
を構成し、左右の空間が通常入賞口34a,34bを構
成している。なお、入賞空間31の一側後面には、後述
する入賞個数検出器48で検出した入賞玉数を表示する
入賞個数表示器35が設けられている。
【0021】図1に戻って、遊技領域12の可変入賞球
装置30の下方には、前記可変表示部14a〜14cの
回転を許容する始動入賞口37a〜37Cが設けられて
いる。また、始動入賞口37a〜37Cには、始動入賞
玉検出器49a〜49cが一体的に設けられ、始動入賞
口37a〜37Cに入賞した打玉を検出して後述するマ
イクロコンピュータ80に検出信号を送るようになって
いる。
装置30の下方には、前記可変表示部14a〜14cの
回転を許容する始動入賞口37a〜37Cが設けられて
いる。また、始動入賞口37a〜37Cには、始動入賞
玉検出器49a〜49cが一体的に設けられ、始動入賞
口37a〜37Cに入賞した打玉を検出して後述するマ
イクロコンピュータ80に検出信号を送るようになって
いる。
【0022】更に、遊技領域12には、前記可変表示装
置13の左右側方及び下部側方に通常の入賞口38a,
38b、39a,39bが設けられている。また、可変
表示装置13の上部にも通常入賞口18が設けられてい
る。なお、入賞口39a,39bは、前記可変表示装置
13の作動中又は前記した特定遊技状態になると内蔵さ
れたランプ(図示しない)が点灯あるいは点滅してその
旨を報知するようになっている。
置13の左右側方及び下部側方に通常の入賞口38a,
38b、39a,39bが設けられている。また、可変
表示装置13の上部にも通常入賞口18が設けられてい
る。なお、入賞口39a,39bは、前記可変表示装置
13の作動中又は前記した特定遊技状態になると内蔵さ
れたランプ(図示しない)が点灯あるいは点滅してその
旨を報知するようになっている。
【0023】また、遊技領域12には、落下する打玉の
流下速度や方向を変化せしめる風車や多数の障害釘が設
けられるとともに、前記可変表示装置13の作動中又は
前記した特定遊技状態になったときに点灯又は点滅して
遊技者にその旨を報知する遊技効果ランプ41a,41
bが設けられている。この遊技効果ランプ41a,41
bと同じ効果を奏するものとして前記前面枠2の上部に
設けられる枠ランプ42a,42bや、前記風車のうち
上部左右に配置されるランプ付風車がある。なお、これ
らのランプ類は、特定遊技状態となったときだけでな
く、前記可変表示部14a〜14c等が回転していると
きにも異なる態様で点灯、あるいは点滅して遊技の雰囲
気を盛り上げるようになっている。更に、遊技領域12
の最下方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しな
かった打玉が遊技盤11の後方に導かれるアウト口40
が設けられている。
流下速度や方向を変化せしめる風車や多数の障害釘が設
けられるとともに、前記可変表示装置13の作動中又は
前記した特定遊技状態になったときに点灯又は点滅して
遊技者にその旨を報知する遊技効果ランプ41a,41
bが設けられている。この遊技効果ランプ41a,41
bと同じ効果を奏するものとして前記前面枠2の上部に
設けられる枠ランプ42a,42bや、前記風車のうち
上部左右に配置されるランプ付風車がある。なお、これ
らのランプ類は、特定遊技状態となったときだけでな
く、前記可変表示部14a〜14c等が回転していると
きにも異なる態様で点灯、あるいは点滅して遊技の雰囲
気を盛り上げるようになっている。更に、遊技領域12
の最下方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しな
かった打玉が遊技盤11の後方に導かれるアウト口40
が設けられている。
【0024】次に、図2を参照してパチンコ遊技機1の
背面の構造について説明する。前記遊技盤10の裏面に
は、前記各入賞領域に入賞した入賞玉を左右に振分けな
がら下方に誘導する誘導径路が形成された入賞玉集合カ
バー体43が固定されている。この入賞玉集合カバー体
43のほぼ中央には、前記可変表示装置13の駆動機構
を収納する駆動部収納ボックス45が後方に突出するよ
うに開口が開設され、更に、その下方には、可変入賞球
装置30の開閉板32を開閉駆動するためのソレノイド
46が固定されている。なお、可変入賞球装置30の裏
側には、前記特定入賞口33に打玉が入賞したことを検
出する特定入賞玉検出器47や、前記入賞空間31に入
賞した入賞玉を計数するための入賞個数検出器48も設
けられている。この場合、特定入賞口33に入賞した打
玉は、入賞個数検出器48を通過しないようになってい
るので、特定入賞玉検出器47も入賞玉を計数するよう
になっている。また、前記入賞玉集合カバー体43の裏
面上部には、遊技盤10に設けられる前記したスイッチ
やランプ及び駆動源等から延びる配線を中継する中継端
子基板44が取り付けられている。
背面の構造について説明する。前記遊技盤10の裏面に
は、前記各入賞領域に入賞した入賞玉を左右に振分けな
がら下方に誘導する誘導径路が形成された入賞玉集合カ
バー体43が固定されている。この入賞玉集合カバー体
43のほぼ中央には、前記可変表示装置13の駆動機構
を収納する駆動部収納ボックス45が後方に突出するよ
うに開口が開設され、更に、その下方には、可変入賞球
装置30の開閉板32を開閉駆動するためのソレノイド
46が固定されている。なお、可変入賞球装置30の裏
側には、前記特定入賞口33に打玉が入賞したことを検
出する特定入賞玉検出器47や、前記入賞空間31に入
賞した入賞玉を計数するための入賞個数検出器48も設
けられている。この場合、特定入賞口33に入賞した打
玉は、入賞個数検出器48を通過しないようになってい
るので、特定入賞玉検出器47も入賞玉を計数するよう
になっている。また、前記入賞玉集合カバー体43の裏
面上部には、遊技盤10に設けられる前記したスイッチ
やランプ及び駆動源等から延びる配線を中継する中継端
子基板44が取り付けられている。
【0025】また、パチンコ遊技機1の背面には、機構
板52が開閉自在に取り付けられている。この機構板5
2は、前記遊技盤10に設けられた入賞口からの入賞玉
を処理して、その入賞玉に対応する所定個数の景品玉を
排出するための各種の機構が設けられるものである。し
かして、機構板52には、機構板52を閉じた状態で係
止する固定具53によって前記遊技盤保持枠50に固定
支持されるようになっている。更に、機構板52のほぼ
中央には、窓開口54が開設され、この窓開口54の下
方位置に入賞玉集合樋55が形成されている。入賞玉集
合樋55に誘導された入賞玉は、後述するモータ57を
有する入賞玉処理機構56に導かれるようになってい
る。
板52が開閉自在に取り付けられている。この機構板5
2は、前記遊技盤10に設けられた入賞口からの入賞玉
を処理して、その入賞玉に対応する所定個数の景品玉を
排出するための各種の機構が設けられるものである。し
かして、機構板52には、機構板52を閉じた状態で係
止する固定具53によって前記遊技盤保持枠50に固定
支持されるようになっている。更に、機構板52のほぼ
中央には、窓開口54が開設され、この窓開口54の下
方位置に入賞玉集合樋55が形成されている。入賞玉集
合樋55に誘導された入賞玉は、後述するモータ57を
有する入賞玉処理機構56に導かれるようになってい
る。
【0026】機構板52の後面側には、パチンコ遊技機
設置台の図示しない補給機構から補給される景品玉を遊
技者に払い出すための各種の機構が設けられている。こ
れらの機構について、以下説明すると、機構板52の上
部には、景品玉タンク58が固定されている。この景品
玉タンク58には、上記した補給機構から多量の景品玉
が補給されるようになっている。
設置台の図示しない補給機構から補給される景品玉を遊
技者に払い出すための各種の機構が設けられている。こ
れらの機構について、以下説明すると、機構板52の上
部には、景品玉タンク58が固定されている。この景品
玉タンク58には、上記した補給機構から多量の景品玉
が補給されるようになっている。
【0027】景品玉タンク58の下方には、景品玉を整
列させるための玉整列樋59が設けられている。この玉
整列樋59は、景品玉が2列に整列して自然流下するよ
うに傾斜して取り付けられる。
列させるための玉整列樋59が設けられている。この玉
整列樋59は、景品玉が2列に整列して自然流下するよ
うに傾斜して取り付けられる。
【0028】玉整列樋59の下流側には、屈曲樋60が
接続されるように取り付けられている。この屈曲樋60
は、玉整列樋59を流下してきた景品玉の流下方向を1
80度転換させるとともに、連続して流下している景品
玉の玉圧を弱めるためにある。
接続されるように取り付けられている。この屈曲樋60
は、玉整列樋59を流下してきた景品玉の流下方向を1
80度転換させるとともに、連続して流下している景品
玉の玉圧を弱めるためにある。
【0029】屈曲樋60の下流側には、景品玉払出装置
61が接続されている。景品玉払出装置61は、所定個
数の景品玉を受け入れて、その所定個数の景品玉を入賞
玉処理機構56の動作に連動して払い出すものである。
そして、入賞玉処理機構56は、モータ57によって駆
動される回転カムにより前記入賞玉集合樋55に誘導さ
れた入賞玉が押出されることにより景品玉払出装置61
を動作させるようになっている。
61が接続されている。景品玉払出装置61は、所定個
数の景品玉を受け入れて、その所定個数の景品玉を入賞
玉処理機構56の動作に連動して払い出すものである。
そして、入賞玉処理機構56は、モータ57によって駆
動される回転カムにより前記入賞玉集合樋55に誘導さ
れた入賞玉が押出されることにより景品玉払出装置61
を動作させるようになっている。
【0030】景品玉払出装置61から払出された景品玉
は、景品玉放出通路62に排出される。景品玉放出通路
62には、その下端に連絡口63が開設され、この連絡
口63が前記打球供給皿6に連通している。また、連絡
口63の一側には、余剰玉通路65と連絡するための連
絡樋64が設けられ、余剰の景品玉を余剰玉通路65に
誘導するようになっている。余剰玉通路65は、その下
端が前面枠2の裏面に取付られる接続樋66に接続さ
れ、余剰の景品玉を前記余剰玉受皿9に誘導するように
なっている。
は、景品玉放出通路62に排出される。景品玉放出通路
62には、その下端に連絡口63が開設され、この連絡
口63が前記打球供給皿6に連通している。また、連絡
口63の一側には、余剰玉通路65と連絡するための連
絡樋64が設けられ、余剰の景品玉を余剰玉通路65に
誘導するようになっている。余剰玉通路65は、その下
端が前面枠2の裏面に取付られる接続樋66に接続さ
れ、余剰の景品玉を前記余剰玉受皿9に誘導するように
なっている。
【0031】更に、機構板52には、前記アウト口40
から排出されるアウト玉を誘導するアウト玉誘導樋67
が取り付けられ、このアウト玉誘導樋67に誘導された
アウト玉がその流下端であるアウト玉放出口68からパ
チンコ遊技機1外に排出されるようになっている。ま
た、機構板52には、可変表示装置13や可変入賞球装
置30を制御するための制御回路基板を収納した制御基
板ボックス69や、パチンコ遊技機1の電源を供給する
ためのターミナルボックス70が取り付けられている。
から排出されるアウト玉を誘導するアウト玉誘導樋67
が取り付けられ、このアウト玉誘導樋67に誘導された
アウト玉がその流下端であるアウト玉放出口68からパ
チンコ遊技機1外に排出されるようになっている。ま
た、機構板52には、可変表示装置13や可変入賞球装
置30を制御するための制御回路基板を収納した制御基
板ボックス69や、パチンコ遊技機1の電源を供給する
ためのターミナルボックス70が取り付けられている。
【0032】(2)弾球遊技機の動作説明 以上説明したパチンコ遊技機1の動作について図4、図
5乃至図7、図8及び図9を参照して説明する。図4
は、パチンコ遊技機1の遊技を制御する制御回路のブロ
ック図であり、図5乃至図7は、この制御回路の具体的
な動作を示すフロー図であり、図8及び図9は、具体的
な動作を示すタイムチャートである。
5乃至図7、図8及び図9を参照して説明する。図4
は、パチンコ遊技機1の遊技を制御する制御回路のブロ
ック図であり、図5乃至図7は、この制御回路の具体的
な動作を示すフロー図であり、図8及び図9は、具体的
な動作を示すタイムチャートである。
【0033】まず、図4において、制御回路は、制御中
枢としてのマイクロコンピュータ80を含み、このマイ
クロコンピュータ80には、制御動作を所定の手順で実
行することのできるMPU81と、MPU81の動作プ
ログラムデータを格納するROM82と、必要なデータ
の書き込み及び読出しができるRAM83とを含んでい
る。また、マイクロコンピュータ80には、入力回路8
4、出力回路85、サウンドジェネレータ86、パワー
オンリセット回路87、クロック発生回路88、パルス
分周回路89、及びアドレスデコード回路90を含む。
入力回路84には、検出回路91〜94を介して始動入
賞玉検出器49a〜49c(以下、STSWという)、
特定入賞玉検出器47(以下、VSWという)、入賞個
数検出器48(以下、CTSWという)、ドラム位置検
出器28a〜28c(以下、SW1〜SW3という)が
それぞれ接続されている。出力回路85には、モータ駆
動回路95を介してステッピングモータ21a〜21c
(以下、SP1〜SP3という)が接続され、ソレノイ
ド駆動回路96を介してソレノイド46(以下、SOL
という)が接続され、ランプ駆動回路97を介して遊技
効果ランプ41a,41b及び枠ランプ42a,42b
が接続され、LED駆動回路98を介して始動入賞記憶
表示器16a〜16d、及びライン表示器15a〜15
fが接続され、セグメントLED駆動回路99を介して
入賞個数表示器35、及び開成回数表示器17が接続さ
れている。また、前記サウンドジェネレータ86には、
アンプ100を介してスピーカー7が接続されている。
なお、制御回路には、電源回路101から各種の電圧が
供給されている。
枢としてのマイクロコンピュータ80を含み、このマイ
クロコンピュータ80には、制御動作を所定の手順で実
行することのできるMPU81と、MPU81の動作プ
ログラムデータを格納するROM82と、必要なデータ
の書き込み及び読出しができるRAM83とを含んでい
る。また、マイクロコンピュータ80には、入力回路8
4、出力回路85、サウンドジェネレータ86、パワー
オンリセット回路87、クロック発生回路88、パルス
分周回路89、及びアドレスデコード回路90を含む。
入力回路84には、検出回路91〜94を介して始動入
賞玉検出器49a〜49c(以下、STSWという)、
特定入賞玉検出器47(以下、VSWという)、入賞個
数検出器48(以下、CTSWという)、ドラム位置検
出器28a〜28c(以下、SW1〜SW3という)が
それぞれ接続されている。出力回路85には、モータ駆
動回路95を介してステッピングモータ21a〜21c
(以下、SP1〜SP3という)が接続され、ソレノイ
ド駆動回路96を介してソレノイド46(以下、SOL
という)が接続され、ランプ駆動回路97を介して遊技
効果ランプ41a,41b及び枠ランプ42a,42b
が接続され、LED駆動回路98を介して始動入賞記憶
表示器16a〜16d、及びライン表示器15a〜15
fが接続され、セグメントLED駆動回路99を介して
入賞個数表示器35、及び開成回数表示器17が接続さ
れている。また、前記サウンドジェネレータ86には、
アンプ100を介してスピーカー7が接続されている。
なお、制御回路には、電源回路101から各種の電圧が
供給されている。
【0034】次に、図5乃至図7のフロー図及び図8、
図9のタイムチャートを参照して、具体的な動作につい
て説明する。まず、図5を参照して、始動入賞処理につ
いて説明する。この始動入賞処理は、パルス分周回路8
9からの割込み信号に基づく割込み処理であって、ま
ず、打玉が始動入賞口37a〜37cに入賞して始動入
賞玉検出器49a〜49cをONさせたか否かが判別さ
れ(ステップS1)、ONさせたときには、可変表示部
14a〜14cが可変表示中であるか否かが判別され
(ステップS2)、可変表示中であるときには、始動入
賞があったことを報知する(ステップS3)。次いで、
始動入賞カウンタ(以下、CT4という)の値が「4」
か否かが判別され(ステップS4)、「4」でない場合
には、CT4に「1」を加算した後(ステップS5)、
ランダムデータRD1〜RD3からデータD1〜D3を
選出する(ステップS6)。このデータD1〜D3は、
SP1〜SP3にそれぞれ対応させる。また、データD
1〜D3は、可変表示部14a〜14cに表示される識
別情報を特定するためのデータでもある。このため、こ
の動作実施形態においては、始動入賞口37a〜37c
に打玉が入賞した時点で、可変表示部14a〜14cに
表示される識別情報の組み合せが決定されることにな
る。
図9のタイムチャートを参照して、具体的な動作につい
て説明する。まず、図5を参照して、始動入賞処理につ
いて説明する。この始動入賞処理は、パルス分周回路8
9からの割込み信号に基づく割込み処理であって、ま
ず、打玉が始動入賞口37a〜37cに入賞して始動入
賞玉検出器49a〜49cをONさせたか否かが判別さ
れ(ステップS1)、ONさせたときには、可変表示部
14a〜14cが可変表示中であるか否かが判別され
(ステップS2)、可変表示中であるときには、始動入
賞があったことを報知する(ステップS3)。次いで、
始動入賞カウンタ(以下、CT4という)の値が「4」
か否かが判別され(ステップS4)、「4」でない場合
には、CT4に「1」を加算した後(ステップS5)、
ランダムデータRD1〜RD3からデータD1〜D3を
選出する(ステップS6)。このデータD1〜D3は、
SP1〜SP3にそれぞれ対応させる。また、データD
1〜D3は、可変表示部14a〜14cに表示される識
別情報を特定するためのデータでもある。このため、こ
の動作実施形態においては、始動入賞口37a〜37c
に打玉が入賞した時点で、可変表示部14a〜14cに
表示される識別情報の組み合せが決定されることにな
る。
【0035】選出されたデータD1〜D3は、CT4の
値に対応する記憶エリアに記憶され(ステップS7)、
その後CT4の値が始動入賞記憶表示器16a〜16d
に表示されて(ステップ8)、割込みを終了する。な
お、前記ステップS1において、STSWがONしてい
ないと判別された場合、及び前記ステップS4におい
て、CT4の値が「4」であると判別された場合には、
ステップS8に飛んでCT4の値を表示した後、割込み
を終了する。また、前記ステップS2において、可変表
示中でないと判別された場合には、始動入賞を報知する
ことなくステップS4に進む。
値に対応する記憶エリアに記憶され(ステップS7)、
その後CT4の値が始動入賞記憶表示器16a〜16d
に表示されて(ステップ8)、割込みを終了する。な
お、前記ステップS1において、STSWがONしてい
ないと判別された場合、及び前記ステップS4におい
て、CT4の値が「4」であると判別された場合には、
ステップS8に飛んでCT4の値を表示した後、割込み
を終了する。また、前記ステップS2において、可変表
示中でないと判別された場合には、始動入賞を報知する
ことなくステップS4に進む。
【0036】次に、図6に示される可変表示装置13の
動作について説明する。まず、前記始動入賞処理によっ
て実行されたところのCT4の値が「0」であるか否か
が判別され(ステップS9)、「0」の場合には、
「0」でなくなるまで次の処理に進まない。しかして、
CT4の値が「0」でなくなると、CT4の値に対応す
る記憶エリアからD1〜D3を呼出すとともに(ステッ
プS10)、CT4の値から「1」を減算し(ステップ
S11)、タイマTM1をセットする(ステップS1
2)。このタイマTM1は、可変表示部14a〜14c
を可変表示の停止信号を発するためにセットされるもの
である。そして、TM1がセットされた後に、SP1〜
SP3がONされる(ステップS13)。SP1〜SP
3は、前記したように徐々に加速されて遂には、一定速
度で回転するように制御される。SP1〜SP3がON
されると、それぞれのステップ数を計数するステップカ
ウンタ(以下、CT1〜CT3という)のカウントが開
始され(ステップS14)、可変表示中であることがス
ピーカー7及びランプ41a,41b、42a,42
b、15a〜15fによって報知される(ステップS1
5)。
動作について説明する。まず、前記始動入賞処理によっ
て実行されたところのCT4の値が「0」であるか否か
が判別され(ステップS9)、「0」の場合には、
「0」でなくなるまで次の処理に進まない。しかして、
CT4の値が「0」でなくなると、CT4の値に対応す
る記憶エリアからD1〜D3を呼出すとともに(ステッ
プS10)、CT4の値から「1」を減算し(ステップ
S11)、タイマTM1をセットする(ステップS1
2)。このタイマTM1は、可変表示部14a〜14c
を可変表示の停止信号を発するためにセットされるもの
である。そして、TM1がセットされた後に、SP1〜
SP3がONされる(ステップS13)。SP1〜SP
3は、前記したように徐々に加速されて遂には、一定速
度で回転するように制御される。SP1〜SP3がON
されると、それぞれのステップ数を計数するステップカ
ウンタ(以下、CT1〜CT3という)のカウントが開
始され(ステップS14)、可変表示中であることがス
ピーカー7及びランプ41a,41b、42a,42
b、15a〜15fによって報知される(ステップS1
5)。
【0037】なお、SP1〜SP3は、それぞれ96ス
テップ(0〜95;したがって、1つの図柄に対して6
ステップ)の送りステップ信号が与えられると1回転す
るようになっており、前記ドラム位置検出器28a〜2
8c(SW1〜SW3)が切欠部24a〜24cを検出
する毎にCT1〜CT3にリセット信号を発するように
なっている。したがって、TM1が終了する(ステップ
S22)までの間は、SW1〜SW3がONしたか否か
が判別され(ステップS16、ステップS18、ステッ
プS20)、ONした場合には、CT1〜CT3をリセ
ットする(ステップS17、ステップS19、ステップ
S21)。ONしていない場合には、各CT1〜CT3
をリセットすることなく、ステップ数をカウントする。
テップ(0〜95;したがって、1つの図柄に対して6
ステップ)の送りステップ信号が与えられると1回転す
るようになっており、前記ドラム位置検出器28a〜2
8c(SW1〜SW3)が切欠部24a〜24cを検出
する毎にCT1〜CT3にリセット信号を発するように
なっている。したがって、TM1が終了する(ステップ
S22)までの間は、SW1〜SW3がONしたか否か
が判別され(ステップS16、ステップS18、ステッ
プS20)、ONした場合には、CT1〜CT3をリセ
ットする(ステップS17、ステップS19、ステップ
S21)。ONしていない場合には、各CT1〜CT3
をリセットすることなく、ステップ数をカウントする。
【0038】そして、ステップS22でTM1が終了し
たと判別された場合には、終了した時点でのCT1〜C
T3の値に対応する識別情報(以下、図柄という)から
D1〜D3に対応する図柄までの送りステップ数に応じ
てSP1〜SP3の減速パターンデータを選択する(ス
テップS23)。これは、前記したようにSP1〜SP
3を急に止めると、ドラムの慣性力が磁気の吸着力より
も大きくなってしまうため、余分に回転してしまうおそ
れがあり、これを防止するために徐々にパルス巾を大き
くしてゆっくりと止めるように配列した減速データに基
づいて停止させるためである。
たと判別された場合には、終了した時点でのCT1〜C
T3の値に対応する識別情報(以下、図柄という)から
D1〜D3に対応する図柄までの送りステップ数に応じ
てSP1〜SP3の減速パターンデータを選択する(ス
テップS23)。これは、前記したようにSP1〜SP
3を急に止めると、ドラムの慣性力が磁気の吸着力より
も大きくなってしまうため、余分に回転してしまうおそ
れがあり、これを防止するために徐々にパルス巾を大き
くしてゆっくりと止めるように配列した減速データに基
づいて停止させるためである。
【0039】しかして、まずSP1に対応する減速パタ
ーンデータが終了したか否かが判別され(ステップS2
4)、終了したと判別された場合には、SP1への通電
をOFFとし(ステップS25)、左ドラムが停止した
ことを報知し(ステップS26)、次にSP3に対応す
る減速パターンデータが終了したか否かが判別され(ス
テップS27)、終了したと判別された場合には、SP
3への通電をOFFとし(ステップS28)、右ドラム
が停止したことを報知する(ステップS29)。このよ
うにして左右のドラムが停止すると、前記ステップS1
0において呼び出されたデータD1、D3が大当り条件
を満たしているか否か、すなわち、5つのラインのいず
れかに前記した「7」「FEVER」「BAR」「SA
NKYO」の四種類の図柄のうち1つの図柄が揃って表
示されているか否かが判別される(ステップS30)。
ーンデータが終了したか否かが判別され(ステップS2
4)、終了したと判別された場合には、SP1への通電
をOFFとし(ステップS25)、左ドラムが停止した
ことを報知し(ステップS26)、次にSP3に対応す
る減速パターンデータが終了したか否かが判別され(ス
テップS27)、終了したと判別された場合には、SP
3への通電をOFFとし(ステップS28)、右ドラム
が停止したことを報知する(ステップS29)。このよ
うにして左右のドラムが停止すると、前記ステップS1
0において呼び出されたデータD1、D3が大当り条件
を満たしているか否か、すなわち、5つのラインのいず
れかに前記した「7」「FEVER」「BAR」「SA
NKYO」の四種類の図柄のうち1つの図柄が揃って表
示されているか否かが判別される(ステップS30)。
【0040】揃っていないと判別された場合には、大当
りの可能性がないため、SP2に対応する減速パターン
データが終了したか否かが判別された後(ステップS3
1)、後述するステップS36に進む。一方、データD
1、D3が大当り条件を満たしていると判別された場合
には、大当り可能性がある旨をスピーカー7から報知す
るとともに、ライン表示器15a〜15fでその旨を報
知する(ステップS32)。その後、SP2に対応する
減速パターンデータが終了したか否かが判別された後
(ステップS33)、タイマTM2がセットされる(ス
テップS35)。このタイマTM2は、減速パターンデ
ータが終了した後ドラムが3回転する時間に相当する時
間が設定される。しかして、TM2が終了したと判別さ
れた場合(ステップS35)には、SP2への通電をO
FFとし(ステップS36)、中ドラムが停止したこと
を報知する(ステップS37)。
りの可能性がないため、SP2に対応する減速パターン
データが終了したか否かが判別された後(ステップS3
1)、後述するステップS36に進む。一方、データD
1、D3が大当り条件を満たしていると判別された場合
には、大当り可能性がある旨をスピーカー7から報知す
るとともに、ライン表示器15a〜15fでその旨を報
知する(ステップS32)。その後、SP2に対応する
減速パターンデータが終了したか否かが判別された後
(ステップS33)、タイマTM2がセットされる(ス
テップS35)。このタイマTM2は、減速パターンデ
ータが終了した後ドラムが3回転する時間に相当する時
間が設定される。しかして、TM2が終了したと判別さ
れた場合(ステップS35)には、SP2への通電をO
FFとし(ステップS36)、中ドラムが停止したこと
を報知する(ステップS37)。
【0041】上記のようにして3つのドラムが停止した
後には、選択されたデータD1〜D3が大当り条件を満
たしているか否かが判別され(ステップS38)、満た
していない場合には、タイマTM4をセットする(ステ
ップS39)。このタイマTM4は、可変表示部14a
〜14cの可変表示動作が終了したことを報知するとと
もに、始動入賞記憶がある場合に次の可変表示動作との
区切りを明確にするために設けられるもので、例えば、
約1秒程度が設定される。しかして、TM4がセットさ
れた後には、TM4が終了するまではずれである旨をス
ピーカー7から報知し(ステップS40、41)、その
後、前記ステップS9に戻る。
後には、選択されたデータD1〜D3が大当り条件を満
たしているか否かが判別され(ステップS38)、満た
していない場合には、タイマTM4をセットする(ステ
ップS39)。このタイマTM4は、可変表示部14a
〜14cの可変表示動作が終了したことを報知するとと
もに、始動入賞記憶がある場合に次の可変表示動作との
区切りを明確にするために設けられるもので、例えば、
約1秒程度が設定される。しかして、TM4がセットさ
れた後には、TM4が終了するまではずれである旨をス
ピーカー7から報知し(ステップS40、41)、その
後、前記ステップS9に戻る。
【0042】一方、選択されたデータD1〜D3が大当
り条件を満たしている場合には、タイマTM3をセット
する(ステップS42)。このタイマTM3は、大当り
となったことを遊技者に報知するために報知するもので
あり、例えば、約5秒程度が設定される。しかして、T
M3がセットされた後には、TM3が終了するまで大当
りである旨をスピーカー7及び遊技効果ランプ41a,
41b、枠ランプ42a,42bで報知するとともに、
ライン表示器15a〜15fで当りラインを表示する
(ステップS43、44)。その後、図7に示す可変入
賞球装置30の動作制御に移行する。
り条件を満たしている場合には、タイマTM3をセット
する(ステップS42)。このタイマTM3は、大当り
となったことを遊技者に報知するために報知するもので
あり、例えば、約5秒程度が設定される。しかして、T
M3がセットされた後には、TM3が終了するまで大当
りである旨をスピーカー7及び遊技効果ランプ41a,
41b、枠ランプ42a,42bで報知するとともに、
ライン表示器15a〜15fで当りラインを表示する
(ステップS43、44)。その後、図7に示す可変入
賞球装置30の動作制御に移行する。
【0043】上記したステップS9〜ステップS44の
処理の一例として図8に示すタイムチャートがあるが、
これについて簡単に説明すると、STSWのON信号P
1 、P2 、P3 があることによりCT4の値が「1」づ
つ加算記憶されるが、最初の信号P1 は、記憶されると
同時に減算されるのでCT4の記憶値は、「0」とな
る。また、最初の信号P1 によりSP1〜SP3がON
されて回転を開始するが、その回転中にSW1〜SW3
が切欠部24a〜24cを検出する毎にSP1〜SP3
のステップカウンタCT1〜CT3の値をリセットすべ
くリセット信号R1 、R2 、R3 がそれぞれ導出され
る。この場合、いずれのCT1〜CT3においても送り
ステップ数は、「96」であり、このため、0〜95の
送りステップ信号がSP1〜SP3に送られた後にリセ
ットされることになる。ただし、この実施形態の場合に
は、各SP1〜SP3毎にステップ信号にパルス巾が異
なるように(すなわち、回転速度が異なる)設定されて
いるので、リセット間隔は、それぞれ異なるようになっ
ている。
処理の一例として図8に示すタイムチャートがあるが、
これについて簡単に説明すると、STSWのON信号P
1 、P2 、P3 があることによりCT4の値が「1」づ
つ加算記憶されるが、最初の信号P1 は、記憶されると
同時に減算されるのでCT4の記憶値は、「0」とな
る。また、最初の信号P1 によりSP1〜SP3がON
されて回転を開始するが、その回転中にSW1〜SW3
が切欠部24a〜24cを検出する毎にSP1〜SP3
のステップカウンタCT1〜CT3の値をリセットすべ
くリセット信号R1 、R2 、R3 がそれぞれ導出され
る。この場合、いずれのCT1〜CT3においても送り
ステップ数は、「96」であり、このため、0〜95の
送りステップ信号がSP1〜SP3に送られた後にリセ
ットされることになる。ただし、この実施形態の場合に
は、各SP1〜SP3毎にステップ信号にパルス巾が異
なるように(すなわち、回転速度が異なる)設定されて
いるので、リセット間隔は、それぞれ異なるようになっ
ている。
【0044】ところで、SP1〜SP3がONされてい
る間は、スピーカー7から「A」という態様で可変表示
中を報知するとともに、遊技効果ランプ41a,41
b、枠ランプ42a,42b及びライン表示器15a〜
15fが「a」という態様で可変表示中を報知している
(前記ステップS15に対応)。そして、この可変表示
中にSTSWがONして発せられた信号P2 、P3 によ
ってスピーカー7から「B」という態様によって、その
旨が報知される(前記ステップS3に対応)。
る間は、スピーカー7から「A」という態様で可変表示
中を報知するとともに、遊技効果ランプ41a,41
b、枠ランプ42a,42b及びライン表示器15a〜
15fが「a」という態様で可変表示中を報知している
(前記ステップS15に対応)。そして、この可変表示
中にSTSWがONして発せられた信号P2 、P3 によ
ってスピーカー7から「B」という態様によって、その
旨が報知される(前記ステップS3に対応)。
【0045】また、SP1〜SP3のONからTM1時
間経過することにより停止指令信号が導出されるが、そ
の停止指令信号が導出された後、SP1に対応するデー
タD1が例えば「6」である場合には、最後のリセット
信号R1 からの送りステップ数が「36」を計数した場
合にSP1が停止するようになっている。SP1が停止
するとスピーカー7から「C」という態様で停止した旨
が報知される(前記ステップS26に対応)。また、S
P3に対応するデータD3が例えば「3」である場合に
は、減速パターンデータに基づいてTM1終了後2つ目
のリセット信号R3 からの送りステップ数が「18」を
計数した場合にSP3が停止するようになっている。S
P3が停止すると、この場合もスピーカー7から「C」
という態様で停止した旨が報知される(前記ステップS
29に対応)。そして、左ドラムの6番目と右ドラムの
3番目に表示される図柄が、大当りとなる図柄(例え
ば、「7」)である場合には、スピーカー7からの音報
知が「D」という態様に変化するとともに、ライン表示
器15a〜15f(当り目ラインだけを表示)及びラン
プ41a,41b、42a,42bの光報知も「b」と
いう態様に変化する(前記ステップS32に対応)。こ
れにより遊技者に大当りとなる可能性があることを積極
的に報知して遊技の興趣を盛り上げるようにしている。
間経過することにより停止指令信号が導出されるが、そ
の停止指令信号が導出された後、SP1に対応するデー
タD1が例えば「6」である場合には、最後のリセット
信号R1 からの送りステップ数が「36」を計数した場
合にSP1が停止するようになっている。SP1が停止
するとスピーカー7から「C」という態様で停止した旨
が報知される(前記ステップS26に対応)。また、S
P3に対応するデータD3が例えば「3」である場合に
は、減速パターンデータに基づいてTM1終了後2つ目
のリセット信号R3 からの送りステップ数が「18」を
計数した場合にSP3が停止するようになっている。S
P3が停止すると、この場合もスピーカー7から「C」
という態様で停止した旨が報知される(前記ステップS
29に対応)。そして、左ドラムの6番目と右ドラムの
3番目に表示される図柄が、大当りとなる図柄(例え
ば、「7」)である場合には、スピーカー7からの音報
知が「D」という態様に変化するとともに、ライン表示
器15a〜15f(当り目ラインだけを表示)及びラン
プ41a,41b、42a,42bの光報知も「b」と
いう態様に変化する(前記ステップS32に対応)。こ
れにより遊技者に大当りとなる可能性があることを積極
的に報知して遊技の興趣を盛り上げるようにしている。
【0046】ところで、SP2に対応するデータD2が
例えば「2」である場合には、減速パターンデータに基
づいてTM1終了後2つ目のリセット信号R2 からの送
りステップ数が「12」を計数した場合にSP2を停止
することになるが、前記したように左ドラムの6番目と
右ドラムの3番目に表示される図柄が、大当りとなる図
柄である場合には、その位置で停止させることなく更に
SP2が3回転する時間に相当するタイマTM2だけ回
転を継続する(前記ステップS34〜S36に対応)。
すなわち、SP2の停止時期を遅延させることになる。
この遅延させることによって、遊技者の注目を可変表示
部14a〜14cに集中させて、遊技者に期待感を抱か
せ、遊技の興趣を盛り上がらせるようになっている。
例えば「2」である場合には、減速パターンデータに基
づいてTM1終了後2つ目のリセット信号R2 からの送
りステップ数が「12」を計数した場合にSP2を停止
することになるが、前記したように左ドラムの6番目と
右ドラムの3番目に表示される図柄が、大当りとなる図
柄である場合には、その位置で停止させることなく更に
SP2が3回転する時間に相当するタイマTM2だけ回
転を継続する(前記ステップS34〜S36に対応)。
すなわち、SP2の停止時期を遅延させることになる。
この遅延させることによって、遊技者の注目を可変表示
部14a〜14cに集中させて、遊技者に期待感を抱か
せ、遊技の興趣を盛り上がらせるようになっている。
【0047】そして、遅延させた後のリセット信号R2
からの送りステップ数が「12」を計数した場合にSP
2を停止することになるが、中ドラムの2番目の図柄が
前記左右のドラムに表示されたと同じ大当りの図柄であ
る場合には、タイマTM3の間スピーカー7から「E」
という態様で音報知がなされ、ランプ41a,41b、
42a,42bの光報知も「c」という態様で光報知が
なされる(前記ステップS43に対応)。そして、タイ
マTM3が終了すると、ソレノイド46がONして継続
回数カウンタ(以下、CT5という)の値を「1」と
し、開放中である音報知「F」、及び光報知「d」を行
う。
からの送りステップ数が「12」を計数した場合にSP
2を停止することになるが、中ドラムの2番目の図柄が
前記左右のドラムに表示されたと同じ大当りの図柄であ
る場合には、タイマTM3の間スピーカー7から「E」
という態様で音報知がなされ、ランプ41a,41b、
42a,42bの光報知も「c」という態様で光報知が
なされる(前記ステップS43に対応)。そして、タイ
マTM3が終了すると、ソレノイド46がONして継続
回数カウンタ(以下、CT5という)の値を「1」と
し、開放中である音報知「F」、及び光報知「d」を行
う。
【0048】次に、図7を参照して、大当り時の可変入
賞球装置30の動作について説明する。まず、可変入賞
球装置30の開閉板32を開放する時間であるタイマT
M5をセットする(ステップS45)とともに、継続回
数カウンタCT5の値に「1」を加算する(ステップS
46)。そして、CT5の値が「10」になったか否か
が判別され、「10」になった、すなわち最後の開放動
作であると判別された場合には、後述するステップS8
6に進む。一方、最後の開放動作でないと判別された場
合には、ソレノイド46(SOL)をONして開閉板3
2を開放する(ステップS48)。開閉板32が開放さ
れると、まずV入賞フラグがセットされているか否かが
判別され(ステップS49)、セットされていない場合
には、開閉板が開成中であり繰返し条件が未成立である
旨を報知し(ステップS50)、セットされている場合
には、開閉板が開成中であり繰返し条件が成立している
旨を報知する(ステップS51)。この場合の報知は、
音・光の両方で行われる。
賞球装置30の動作について説明する。まず、可変入賞
球装置30の開閉板32を開放する時間であるタイマT
M5をセットする(ステップS45)とともに、継続回
数カウンタCT5の値に「1」を加算する(ステップS
46)。そして、CT5の値が「10」になったか否か
が判別され、「10」になった、すなわち最後の開放動
作であると判別された場合には、後述するステップS8
6に進む。一方、最後の開放動作でないと判別された場
合には、ソレノイド46(SOL)をONして開閉板3
2を開放する(ステップS48)。開閉板32が開放さ
れると、まずV入賞フラグがセットされているか否かが
判別され(ステップS49)、セットされていない場合
には、開閉板が開成中であり繰返し条件が未成立である
旨を報知し(ステップS50)、セットされている場合
には、開閉板が開成中であり繰返し条件が成立している
旨を報知する(ステップS51)。この場合の報知は、
音・光の両方で行われる。
【0049】次いで、VSWがONしたか否かが判別さ
れ(ステップS52)、ONしてない場合は、後述する
ステップS57に飛び、ONしている場合には、V入賞
フラグをセットし(ステップS53)、入賞個数カウン
タCT6に「1」を加算し(ステップS54)、入賞を
報知する(ステップS55)。そして、CT6の値が
「10」になったか否かが判別され(ステップS5
6)、「10」になた場合には、後述するステップS6
3に飛び、「10」になっていない場合には、CTSW
がONしたか否かが判別される(ステップS57)。C
TSWがONしていない場合には、後述するステップS
61に飛び、ONした場合には、入賞個数カウンタCT
6に「1」を加算し(ステップS58)、入賞を報知す
る(ステップS59)。そして、CT6の値が「10」
になったか否かが判別され(ステップS60)、「1
0」になった場合には、後述するステップS63に飛
び、「10」になっていない場合には、CT5及びCT
6の値を開成回数表示器17及び入賞個数表示器35に
表示した後(ステップS61)、TM5が終了したか否
かが判別され(ステップS62)、終了していない場合
には、前記ステップS49に戻り、ステップS49〜ス
テップS62を繰返す。また、終了した場合には、次の
ステップS63に進む。
れ(ステップS52)、ONしてない場合は、後述する
ステップS57に飛び、ONしている場合には、V入賞
フラグをセットし(ステップS53)、入賞個数カウン
タCT6に「1」を加算し(ステップS54)、入賞を
報知する(ステップS55)。そして、CT6の値が
「10」になったか否かが判別され(ステップS5
6)、「10」になた場合には、後述するステップS6
3に飛び、「10」になっていない場合には、CTSW
がONしたか否かが判別される(ステップS57)。C
TSWがONしていない場合には、後述するステップS
61に飛び、ONした場合には、入賞個数カウンタCT
6に「1」を加算し(ステップS58)、入賞を報知す
る(ステップS59)。そして、CT6の値が「10」
になったか否かが判別され(ステップS60)、「1
0」になった場合には、後述するステップS63に飛
び、「10」になっていない場合には、CT5及びCT
6の値を開成回数表示器17及び入賞個数表示器35に
表示した後(ステップS61)、TM5が終了したか否
かが判別され(ステップS62)、終了していない場合
には、前記ステップS49に戻り、ステップS49〜ス
テップS62を繰返す。また、終了した場合には、次の
ステップS63に進む。
【0050】前記ステップS56及びステップS60に
おいてCT6が「10」になったと判別された場合、及
びステップS62においてTM5が終了したと判別され
た場合には、SOLがOFFとされて開閉板32を閉成
する(ステップS63)。そして、開閉板32が閉成さ
れた後も、開閉板32が閉成される直前に入賞した打玉
が特定入賞口33に入賞したか否かを監視するために、
以下のステップS64〜ステップS85の処理を行う。
おいてCT6が「10」になったと判別された場合、及
びステップS62においてTM5が終了したと判別され
た場合には、SOLがOFFとされて開閉板32を閉成
する(ステップS63)。そして、開閉板32が閉成さ
れた後も、開閉板32が閉成される直前に入賞した打玉
が特定入賞口33に入賞したか否かを監視するために、
以下のステップS64〜ステップS85の処理を行う。
【0051】すなわち、まずタイマTM6がセットされ
る(ステップS64)。このタイマTM6は、開閉板3
2が閉成しているインターバル中のうち特定入賞口33
への打玉の入賞を許容し得る時間を設定するもので、例
えば、2秒が設定される。しかして、TM6をセットし
た後、インターバル中であることを報知し(ステップS
65)、VSWがONしたか否かが判別され(ステップ
S66)、ONしていない場合には、後述するステップ
S71に飛び、ONした場合には、V入賞フラグをセッ
トし(ステップS67)、入賞を報知する(ステップS
68)。そして、CT6の値が「10」であるか否かを
判別し(ステップS69)、「10」である場合には、
ステップS71に飛び、「10」でない場合には、CT
6に「1」を加算した後(ステップS70)、今度は、
CTSWがONしたか否かを判別する(ステップS7
1)。CTSWがONしていない場合には、後述するス
テップS75に飛び、ONした場合には、入賞を報知す
る(ステップS72)。そして、CT6の値が「10」
であるか否かを判別し(ステップS73)、「10」で
ある場合には、ステップS75に飛び、「10」でない
場合には、CT6に「1」を加算した後(ステップS7
4)、CT5、CT6の値を開成回数表示器17及び入
賞個数表示器35に表示し、(ステップS75)、その
後TM6が終了したか否かが判別され(ステップS7
6)、終了していない場合には、前記ステップS65に
戻り、ステップS65〜ステップS76を繰返す。ま
た、終了した場合には、次のステップS77に進む。
る(ステップS64)。このタイマTM6は、開閉板3
2が閉成しているインターバル中のうち特定入賞口33
への打玉の入賞を許容し得る時間を設定するもので、例
えば、2秒が設定される。しかして、TM6をセットし
た後、インターバル中であることを報知し(ステップS
65)、VSWがONしたか否かが判別され(ステップ
S66)、ONしていない場合には、後述するステップ
S71に飛び、ONした場合には、V入賞フラグをセッ
トし(ステップS67)、入賞を報知する(ステップS
68)。そして、CT6の値が「10」であるか否かを
判別し(ステップS69)、「10」である場合には、
ステップS71に飛び、「10」でない場合には、CT
6に「1」を加算した後(ステップS70)、今度は、
CTSWがONしたか否かを判別する(ステップS7
1)。CTSWがONしていない場合には、後述するス
テップS75に飛び、ONした場合には、入賞を報知す
る(ステップS72)。そして、CT6の値が「10」
であるか否かを判別し(ステップS73)、「10」で
ある場合には、ステップS75に飛び、「10」でない
場合には、CT6に「1」を加算した後(ステップS7
4)、CT5、CT6の値を開成回数表示器17及び入
賞個数表示器35に表示し、(ステップS75)、その
後TM6が終了したか否かが判別され(ステップS7
6)、終了していない場合には、前記ステップS65に
戻り、ステップS65〜ステップS76を繰返す。ま
た、終了した場合には、次のステップS77に進む。
【0052】TM6が終了した後には、V入賞フラグが
セットされているか否かが判別され(ステップS7
7)、V入賞フラグがセットされている場合には、タイ
マTM7をセットする(ステップS78)。このタイマ
TM7は、インターバル時間中のうち後半の遅延時間を
設定するもので、例えば、約1秒が設定される。このた
め、この実施形態においては、インターバル時間は、T
M6とTM7を加算した長さ(約3秒)に設定されてい
ることになる。しかして、TM7がセットされると、T
M7が終了するまで引き続いてインターバル時間中であ
ることを報知し(ステップS79、S80)、TM7が
終了すると、V入賞フラグをクリアするとともにCT6
の値をクリアし(ステップS81)、その後、次の開成
動作に移行すべく前記ステップS45に戻って、以後の
動作を繰返す。
セットされているか否かが判別され(ステップS7
7)、V入賞フラグがセットされている場合には、タイ
マTM7をセットする(ステップS78)。このタイマ
TM7は、インターバル時間中のうち後半の遅延時間を
設定するもので、例えば、約1秒が設定される。このた
め、この実施形態においては、インターバル時間は、T
M6とTM7を加算した長さ(約3秒)に設定されてい
ることになる。しかして、TM7がセットされると、T
M7が終了するまで引き続いてインターバル時間中であ
ることを報知し(ステップS79、S80)、TM7が
終了すると、V入賞フラグをクリアするとともにCT6
の値をクリアし(ステップS81)、その後、次の開成
動作に移行すべく前記ステップS45に戻って、以後の
動作を繰返す。
【0053】一方、前記ステップS77において、V入
賞フラグがセットされていないと判別された場合にも、
TM7をセットし(ステップS82)、TM7が終了す
るまで引き続いてインターバル時間中であることを報知
し(ステップS83、S84)、TM7が終了すると、
CT5の値をクリアするとともにCT6の値もクリアし
(ステップS85)、その後、大当り状態を終了すべく
前記ステップS9に戻って、以後の動作を繰返す。
賞フラグがセットされていないと判別された場合にも、
TM7をセットし(ステップS82)、TM7が終了す
るまで引き続いてインターバル時間中であることを報知
し(ステップS83、S84)、TM7が終了すると、
CT5の値をクリアするとともにCT6の値もクリアし
(ステップS85)、その後、大当り状態を終了すべく
前記ステップS9に戻って、以後の動作を繰返す。
【0054】一方、前記ステップS47において、CT
5の値が「10」であると判別された場合、すなわち、
最後の開成動作であると判別された場合には、SOLを
ONとした後(ステップS86)、最終回であることを
報知し(ステップS87)、VSWがONしたか否かが
判別され(ステップS88)、ONしてない場合は、後
述するステップS92に飛び、ONしている場合には、
入賞個数カウンタCT6に「1」を加算し(ステップS
89)、入賞を報知する(ステップS90)。そして、
CT6の値が「10」になったか否かが判別され(ステ
ップS91)、「10」になった場合には、後述するス
テップS98に飛び、「10」になっていない場合に
は、CTSWがONしたか否かが判別される(ステップ
S92)。CTSWがONしていない場合には、後述す
るステップS96に飛び、ONした場合には、入賞個数
カウンタCT6に「1」を加算し(ステップS93)、
入賞を報知する(ステップS94)。そして、CT6の
値が「10」になったか否かが判別され(ステップS9
5)、「10」になった場合には、後述するステップS
98に飛び、「10」になっていない場合には、CT5
及びCT6の値を開成回数表示器17及び入賞個数表示
器35に表示した後(ステップS96)、TM5が終了
したか否かが判別され(ステップS97)、終了してい
ない場合には、前記ステップS87に戻り、ステップS
87〜ステップS97を繰返す。また、終了した場合に
は、次のステップS98に進む。
5の値が「10」であると判別された場合、すなわち、
最後の開成動作であると判別された場合には、SOLを
ONとした後(ステップS86)、最終回であることを
報知し(ステップS87)、VSWがONしたか否かが
判別され(ステップS88)、ONしてない場合は、後
述するステップS92に飛び、ONしている場合には、
入賞個数カウンタCT6に「1」を加算し(ステップS
89)、入賞を報知する(ステップS90)。そして、
CT6の値が「10」になったか否かが判別され(ステ
ップS91)、「10」になった場合には、後述するス
テップS98に飛び、「10」になっていない場合に
は、CTSWがONしたか否かが判別される(ステップ
S92)。CTSWがONしていない場合には、後述す
るステップS96に飛び、ONした場合には、入賞個数
カウンタCT6に「1」を加算し(ステップS93)、
入賞を報知する(ステップS94)。そして、CT6の
値が「10」になったか否かが判別され(ステップS9
5)、「10」になった場合には、後述するステップS
98に飛び、「10」になっていない場合には、CT5
及びCT6の値を開成回数表示器17及び入賞個数表示
器35に表示した後(ステップS96)、TM5が終了
したか否かが判別され(ステップS97)、終了してい
ない場合には、前記ステップS87に戻り、ステップS
87〜ステップS97を繰返す。また、終了した場合に
は、次のステップS98に進む。
【0055】前記ステップS91及びステップS95に
おいて、CT6の値が「10」であると判別された場
合、及び前記ステップS97においてTM5が終了した
と判別された場合には、SOLをOFFとして開閉板3
2を閉成する(ステップS98)。そして、開閉板32
が閉成する直前に入賞した打玉を計数するとともに、次
の始動入賞による可変表示開始との間に相対的に長いイ
ンターバルを採るために以下に示すステップS99〜ス
テップS111の処理を行う。
おいて、CT6の値が「10」であると判別された場
合、及び前記ステップS97においてTM5が終了した
と判別された場合には、SOLをOFFとして開閉板3
2を閉成する(ステップS98)。そして、開閉板32
が閉成する直前に入賞した打玉を計数するとともに、次
の始動入賞による可変表示開始との間に相対的に長いイ
ンターバルを採るために以下に示すステップS99〜ス
テップS111の処理を行う。
【0056】まず、タイマTM8がセットされる(ステ
ップS99)。このタイマTM8は、上記した相対的に
長いインターバル時間を設定するもので、例えば、約1
0秒が設定される。しかして、TM8がセットされた後
には、インターバル中であることを報知し(ステップS
100)、その後、VSWがONしたか否かが判別され
(ステップS101)、ONしていない場合には、後述
するステップS105に飛び、ONした場合には、入賞
を報知する(ステップS102)。そして、CT6の値
が「10」であるか否かを判別し(ステップS10
3)、「10」である場合には、ステップS105に飛
び、「10」でない場合には、CT6に「1」を加算し
た後(ステップS104)、今度は、CTSWがONし
たか否かを判別する(ステップS105)。CTSWが
ONしていない場合には、後述するステップS109に
飛び、ONした場合には、入賞を報知する(ステップS
106)。そして、CT6の値が「10」であるか否か
を判別し(ステップS107)、「10」である場合に
は、ステップS109に飛び、「10」でない場合に
は、CT6に「1」を加算した後(ステップS10
8)、CT5、CT6の値を開成回数表示器17及び入
賞個数表示器35に表示し、(ステップS109)、そ
の後TM8が終了したか否かが判別され(ステップS1
10)、終了していない場合には、前記ステップS10
0に戻り、ステップS100〜ステップS110を繰返
す。また、終了した場合には、CT5、CT6の値をク
リアして、大当り状態を終了すべく前記ステップS9に
戻り、以後の動作を繰返す。
ップS99)。このタイマTM8は、上記した相対的に
長いインターバル時間を設定するもので、例えば、約1
0秒が設定される。しかして、TM8がセットされた後
には、インターバル中であることを報知し(ステップS
100)、その後、VSWがONしたか否かが判別され
(ステップS101)、ONしていない場合には、後述
するステップS105に飛び、ONした場合には、入賞
を報知する(ステップS102)。そして、CT6の値
が「10」であるか否かを判別し(ステップS10
3)、「10」である場合には、ステップS105に飛
び、「10」でない場合には、CT6に「1」を加算し
た後(ステップS104)、今度は、CTSWがONし
たか否かを判別する(ステップS105)。CTSWが
ONしていない場合には、後述するステップS109に
飛び、ONした場合には、入賞を報知する(ステップS
106)。そして、CT6の値が「10」であるか否か
を判別し(ステップS107)、「10」である場合に
は、ステップS109に飛び、「10」でない場合に
は、CT6に「1」を加算した後(ステップS10
8)、CT5、CT6の値を開成回数表示器17及び入
賞個数表示器35に表示し、(ステップS109)、そ
の後TM8が終了したか否かが判別され(ステップS1
10)、終了していない場合には、前記ステップS10
0に戻り、ステップS100〜ステップS110を繰返
す。また、終了した場合には、CT5、CT6の値をク
リアして、大当り状態を終了すべく前記ステップS9に
戻り、以後の動作を繰返す。
【0057】上記した可変入賞球装置30の動作に対す
るステップS45〜ステップS111の処理の一例とし
て図9(図8に連続している)に示すタイムチャートが
あるが、これについて簡単に説明すると、大当りとなっ
てSOLがONされ開閉板32が開成している状態で、
SP1〜SP3は、OFF状態であるとともに、それぞ
れに対応するステップカウンタCT1〜CT3の値もデ
ータD1〜D3に対応する値に保持されたままである。
また、開閉板32が開成中にSTSWがONして信号P
4 、P5 、P6 を導出してもその効果音は、スピーカー
7から発せられない。なお、図示の場合には、信号P6
は、CT4の値が「4」となっているために無効とされ
る。
るステップS45〜ステップS111の処理の一例とし
て図9(図8に連続している)に示すタイムチャートが
あるが、これについて簡単に説明すると、大当りとなっ
てSOLがONされ開閉板32が開成している状態で、
SP1〜SP3は、OFF状態であるとともに、それぞ
れに対応するステップカウンタCT1〜CT3の値もデ
ータD1〜D3に対応する値に保持されたままである。
また、開閉板32が開成中にSTSWがONして信号P
4 、P5 、P6 を導出してもその効果音は、スピーカー
7から発せられない。なお、図示の場合には、信号P6
は、CT4の値が「4」となっているために無効とされ
る。
【0058】ところで、SOLがONとなって開閉板3
2が開放している間にVSW及びCTSWがONすると
CT6が「1」づつ加算されるが、その都度スピーカー
7から「G」という態様で入賞音が発せられる(前記ス
テップS55、S59、S68、S72、S90、S9
4、S102、S106に対応)。ただし、VSWがO
Nすることにより、バックグランドの音も光も、それま
での「F」「d」という態様から「H」「e」という態
様に変化して繰返し条件が成立した旨を遊技者に報知す
るようになっている(前記ステップS50、S51に対
応)。また、CT6が「10」になるかTM5がタイム
アップすることによりインターバル時間が開始される
が、インターバル時間(TM6、TM7)の作動中に
は、音・光がそれぞれ「I」「f」という態様となる
(前記ステップS65、S79、S83に対応)。
2が開放している間にVSW及びCTSWがONすると
CT6が「1」づつ加算されるが、その都度スピーカー
7から「G」という態様で入賞音が発せられる(前記ス
テップS55、S59、S68、S72、S90、S9
4、S102、S106に対応)。ただし、VSWがO
Nすることにより、バックグランドの音も光も、それま
での「F」「d」という態様から「H」「e」という態
様に変化して繰返し条件が成立した旨を遊技者に報知す
るようになっている(前記ステップS50、S51に対
応)。また、CT6が「10」になるかTM5がタイム
アップすることによりインターバル時間が開始される
が、インターバル時間(TM6、TM7)の作動中に
は、音・光がそれぞれ「I」「f」という態様となる
(前記ステップS65、S79、S83に対応)。
【0059】また、図9のほぼ中央部分に描かれている
CT5の値が「10」の場合、即ち最終回においては、
SOLがONすると同時に、音・光がそれぞれ「J」
「g」という態様となる(前記ステップS87に対
応)。また、CT6が「10」になるかTM5がタイム
アップすることにより相対的に長いインターバル時間T
M8が開始されるが、インターバル時間(TM8)の作
動中には、音・光がそれぞれ「K」「h」という態様と
なる(前記ステップS100に対応)。そして、インタ
ーバル時間TM8が終了して、次の始動入賞による可変
表示が開始されるが、この実施形態の場合、図9の右側
部分に描かれているように前記始動信号P2 に対応して
記憶されたデータD1〜D3に基づいてSP1〜SP3
の可変表示が制御される。しかして、D1=3、D2=
4、D3=5が選択され、しかもその組合せが大当り表
示状態でない場合には、タイマTM1の終了後各減速パ
ターンデータに基づいてSP1〜SP3が停止され、S
P2が停止されると、はずれである旨の報知がタイマT
M4の間行われる。すなわち、音・光がそれぞれ「L」
「i」という態様で行われる(前記ステップS40、S
41に対応)。
CT5の値が「10」の場合、即ち最終回においては、
SOLがONすると同時に、音・光がそれぞれ「J」
「g」という態様となる(前記ステップS87に対
応)。また、CT6が「10」になるかTM5がタイム
アップすることにより相対的に長いインターバル時間T
M8が開始されるが、インターバル時間(TM8)の作
動中には、音・光がそれぞれ「K」「h」という態様と
なる(前記ステップS100に対応)。そして、インタ
ーバル時間TM8が終了して、次の始動入賞による可変
表示が開始されるが、この実施形態の場合、図9の右側
部分に描かれているように前記始動信号P2 に対応して
記憶されたデータD1〜D3に基づいてSP1〜SP3
の可変表示が制御される。しかして、D1=3、D2=
4、D3=5が選択され、しかもその組合せが大当り表
示状態でない場合には、タイマTM1の終了後各減速パ
ターンデータに基づいてSP1〜SP3が停止され、S
P2が停止されると、はずれである旨の報知がタイマT
M4の間行われる。すなわち、音・光がそれぞれ「L」
「i」という態様で行われる(前記ステップS40、S
41に対応)。
【0060】以上、実施形態について説明してきたが、
この実施形態においては、左ドラムと右ドラムに表示さ
れる図柄が、大当りとなる図柄である場合には、スピー
カー7からの音報知、及び各種のランプ15a〜15
f、41a,41b、42a,42bからの光報知が行
われ、これにより、遊技者に大当りとなる可能性がある
ことを積極的に報知して遊技の興趣を盛り上げるように
している。
この実施形態においては、左ドラムと右ドラムに表示さ
れる図柄が、大当りとなる図柄である場合には、スピー
カー7からの音報知、及び各種のランプ15a〜15
f、41a,41b、42a,42bからの光報知が行
われ、これにより、遊技者に大当りとなる可能性がある
ことを積極的に報知して遊技の興趣を盛り上げるように
している。
【0061】また、左ドラムと右ドラムに表示される図
柄が、大当りとなる図柄である場合には、その位置で停
止させることなく更に中ドラムが3回転する時間に相当
するタイマTM2だけ回転を継続する、すなわち、中ド
ラムの停止時期を遅延させるので、この遅延させること
によって、遊技者の注目を識別情報表示部14a〜14
cに集中させて、遊技者に期待感を抱かせ、遊技の興趣
を盛り上がらせるようになっている。
柄が、大当りとなる図柄である場合には、その位置で停
止させることなく更に中ドラムが3回転する時間に相当
するタイマTM2だけ回転を継続する、すなわち、中ド
ラムの停止時期を遅延させるので、この遅延させること
によって、遊技者の注目を識別情報表示部14a〜14
cに集中させて、遊技者に期待感を抱かせ、遊技の興趣
を盛り上がらせるようになっている。
【0062】以上、説明してきた実施形態の変形例とし
て以下のものが考えられる。 可変入賞球装置30の構造として、実施形態の開閉
板32に代えて、一対の開閉翼片や一対の摺動片でもよ
く、またこれらを駆動する電気的駆動源としてソレノイ
ドに代えてモータであってもよい。 可変表示装置13の構造として、実施形態の回転ド
ラム20a〜20cに代えて、例えば、セグメントLE
D、LCD、EL、ルーレット式、リーフ式、ベルト
式、ドットマトリックス、等の可変表示部であってもよ
く、また、これらを組合せたものでもよい。また、可変
表示部の数も少なくとも2以上であれば、その数は、実
施形態に限定されないし、更に、可変表示方法も電源投
入時より可変表示を開始させ、始動入賞により改めて可
変開始(この場合には、明るさや速度を変えて可変開始
を報知する)したり、あるいは始動入賞により順次停止
させたりしてもよい。また、停止スイッチを設けて遊技
者が操作することにより停止指令信号を発するようにし
てもよい。 可変表示部の停止順序は、実施形態に限定されな
い。 可変入賞球装置30の開成時間、入賞個数、開成回
数の上限は、実施形態に限定することなく、任意に設定
すればよい。また、この場合、1回の大当り発生によっ
て可変入賞球装置30又は遊技盤上のすべての入賞口に
入賞する入賞玉の総数に上限を設けたうえで、開成回数
や1回の開成における入賞個数に上限を設けないように
してもよい。更に、大当り発生によって所定数の景品玉
や得点を直接遊技者に与えるようにしてもよい。 上記実施形態では、大当りになる可能性がある場合
に、最後に停止する可変表示部の可変表示の速さを遅く
するようにしたが、その速度を変化させなくてもよい
し、あるいは速く変化するようにしてもよい。 最初に停止した可変表示部の表示が大当りになり得
る条件を満たしている場合にも、残りの可変表示部に対
して、上記実施形態と同様に遅延させながら停止する制
御を行ってもよい。 上記実施形態では、停止時の識別情報を始動入賞時
にランダムに選定するようにしたが、停止させるタイミ
ング、言い換えれば各可変表示部の可変表示時間を始動
入賞時にランダムに選定するようにしてもよい。 遊技者が借り受けた玉を打球供給皿6に投入して遊
技する弾球遊技機に代えて、持ち玉データが記憶された
記憶媒体によって遊技機内に封入された封入玉を弾発し
て遊技が行える、いわゆるカード式の弾球遊技機であっ
てもよい。
て以下のものが考えられる。 可変入賞球装置30の構造として、実施形態の開閉
板32に代えて、一対の開閉翼片や一対の摺動片でもよ
く、またこれらを駆動する電気的駆動源としてソレノイ
ドに代えてモータであってもよい。 可変表示装置13の構造として、実施形態の回転ド
ラム20a〜20cに代えて、例えば、セグメントLE
D、LCD、EL、ルーレット式、リーフ式、ベルト
式、ドットマトリックス、等の可変表示部であってもよ
く、また、これらを組合せたものでもよい。また、可変
表示部の数も少なくとも2以上であれば、その数は、実
施形態に限定されないし、更に、可変表示方法も電源投
入時より可変表示を開始させ、始動入賞により改めて可
変開始(この場合には、明るさや速度を変えて可変開始
を報知する)したり、あるいは始動入賞により順次停止
させたりしてもよい。また、停止スイッチを設けて遊技
者が操作することにより停止指令信号を発するようにし
てもよい。 可変表示部の停止順序は、実施形態に限定されな
い。 可変入賞球装置30の開成時間、入賞個数、開成回
数の上限は、実施形態に限定することなく、任意に設定
すればよい。また、この場合、1回の大当り発生によっ
て可変入賞球装置30又は遊技盤上のすべての入賞口に
入賞する入賞玉の総数に上限を設けたうえで、開成回数
や1回の開成における入賞個数に上限を設けないように
してもよい。更に、大当り発生によって所定数の景品玉
や得点を直接遊技者に与えるようにしてもよい。 上記実施形態では、大当りになる可能性がある場合
に、最後に停止する可変表示部の可変表示の速さを遅く
するようにしたが、その速度を変化させなくてもよい
し、あるいは速く変化するようにしてもよい。 最初に停止した可変表示部の表示が大当りになり得
る条件を満たしている場合にも、残りの可変表示部に対
して、上記実施形態と同様に遅延させながら停止する制
御を行ってもよい。 上記実施形態では、停止時の識別情報を始動入賞時
にランダムに選定するようにしたが、停止させるタイミ
ング、言い換えれば各可変表示部の可変表示時間を始動
入賞時にランダムに選定するようにしてもよい。 遊技者が借り受けた玉を打球供給皿6に投入して遊
技する弾球遊技機に代えて、持ち玉データが記憶された
記憶媒体によって遊技機内に封入された封入玉を弾発し
て遊技が行える、いわゆるカード式の弾球遊技機であっ
てもよい。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、この発明に係る弾球遊技機は、表示結果決定手段で
決定された表示結果が特定表示状態となる条件の少なく
とも一部を満たす場合に、可変表示装置が特有の態様で
可変表示されると共に第1の報知手段により報知される
ため、遊技者は、可変表示装置の可変表示動作と報知と
から特定表示状態となる可能性があることを知ることが
でき、特定表示状態となる期待感を持つことができて遊
技の興趣を味わうことができる。それに加えて、第2の
報知手段により特定表示状態でない旨、第3の報知手段
により特定表示状態である旨がそれぞれ報知されるの
で、特定表示状態であるか否かが表示結果ばかりでなく
報知態様によっても認識できるため、遊技者に表示結果
を認識させ易くなる。
に、この発明に係る弾球遊技機は、表示結果決定手段で
決定された表示結果が特定表示状態となる条件の少なく
とも一部を満たす場合に、可変表示装置が特有の態様で
可変表示されると共に第1の報知手段により報知される
ため、遊技者は、可変表示装置の可変表示動作と報知と
から特定表示状態となる可能性があることを知ることが
でき、特定表示状態となる期待感を持つことができて遊
技の興趣を味わうことができる。それに加えて、第2の
報知手段により特定表示状態でない旨、第3の報知手段
により特定表示状態である旨がそれぞれ報知されるの
で、特定表示状態であるか否かが表示結果ばかりでなく
報知態様によっても認識できるため、遊技者に表示結果
を認識させ易くなる。
【図1】実施形態に係る弾球遊技機の一例としてのパチ
ンコ遊技機の正面図である。
ンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面概略図である。
【図3】実施形態に係る可変表示装置の平面断面図であ
る。
る。
【図4】弾球遊技機の遊技を制御する制御回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】図4に示す制御回路の具体的な動作を示すフロ
ー図である。
ー図である。
【図6】可変表示装置の具体的な動作を示すフロー図で
ある。
ある。
【図7】可変入賞球装置の具体的な動作を示すフロー図
である。
である。
【図8】同様に具体的な動作の一例を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図9】図8に続く具体的な動作の一例を示すタイムチ
ャートである。
ャートである。
1 パチンコ遊技機(弾球遊技機) 7 スピーカー(報知手段) 13 可変表示装置 14a〜14c 可変表示部 15a〜15f ライン表示器(報知手段) 30 可変入賞球装置 41a,41b 遊技効果ランプ(報知手段) 42a,42b 枠ランプ(報知手段) 80 マイクロコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示部が複数配設された可変表示装置と、前記可変表
示装置を制御する制御手段と、遊技状態を報知する報知
手段と、を備えた弾球遊技機において、 前記制御手段は、前記複数の可変表示部の表示結果を決
定する表示結果決定手段と、可変開始条件の成立により
前記複数の可変表示部の可変表示を開始させた後前記表
示結果決定手段で決定された表示結果となるように前記
複数の可変表示部を可変表示制御する可変表示制御手段
と、を含み、 さらに、前記可変表示制御手段は、前記表示結果決定手
段で決定された表示結果が予め定めた特定表示状態とな
る条件の少なくとも一部を満たす場合に、その条件を満
たさない場合と異なる特有の態様で前記可変表示装置を
可変表示させる特有態様可変表示制御手段を含み、 前記報知手段は、前記特有態様可変表示制御手段による
可変表示動作中である旨を報知する第1の報知手段と、
前記複数の可変表示部の表示結果が前記特定表示状態で
ない場合にその旨を報知する第2の報知手段と、前記複
数の可変表示部の表示結果が前記特定表示状態である場
合にその旨を報知する第3の報知手段と、を含むことを
特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148377A JP2745118B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148377A JP2745118B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 弾球遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8122331A Division JP2747561B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08308997A JPH08308997A (ja) | 1996-11-26 |
JP2745118B2 true JP2745118B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=15451407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8148377A Expired - Lifetime JP2745118B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745118B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP8148377A patent/JP2745118B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08308997A (ja) | 1996-11-26 |
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