JP2744368B2 - 塗装ブース - Google Patents

塗装ブース

Info

Publication number
JP2744368B2
JP2744368B2 JP3247202A JP24720291A JP2744368B2 JP 2744368 B2 JP2744368 B2 JP 2744368B2 JP 3247202 A JP3247202 A JP 3247202A JP 24720291 A JP24720291 A JP 24720291A JP 2744368 B2 JP2744368 B2 JP 2744368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
wall
booth
pipe
pipes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3247202A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0576807A (ja
Inventor
英正 井上
重義 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
Priority to JP3247202A priority Critical patent/JP2744368B2/ja
Publication of JPH0576807A publication Critical patent/JPH0576807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2744368B2 publication Critical patent/JP2744368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装ブースに関する。
【0002】
【従来の技術】図7および図8は従来の塗装ブースにお
ける塗料配管の取付態様を示す図である。
【0003】自動車車体等の大型ワークの塗装工程で使
用される塗装ブースにおいては、火災の危険防止,塗装
品質の安定性および作業能率の合理性等の理由から塗料
循環装置が使用されている。
【0004】この塗料循環装置10は、塗料送り管1
1,塗料戻し管12および図示しない塗料供給用の塗料
タンク,ポンプ等から構成されており、両管11,12
の適宜場所において分岐管15が出されスプレーガン1
6に接続されている。
【0005】この塗料送り管11および塗料戻し管12
(以下,単に塗料配管10と称する。)は、ブース本体
1の長さ方向(ワーク搬送方向)に沿って伸設されてお
り,通常ステンレス鋼配管が使用される。
【0006】この塗料配管10は、平面矩形の複数の壁
材を連結してブース本体1が組立てられた後に当該ブー
ス本体1に組込まれる。すなわち、塗料配管10は、図
7に示す如く,ブース本体1の壁面1aにステー9等を
介してワーク搬送方向に接続固定される。
【0007】なお、ブース本体1の構造強度を増大させ
るために,補強部材(図示省略)が壁面を構成する各壁
材を連結するように設けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した構
成では、ブース本体1を組立後に何十本という塗料配管
を組込むには、所定長さの配管同士をワーク搬送方向に
接続しつつ壁面1aに設けたステー9に取り付けていか
なければならず大変に手間がかかる。
【0009】また、ブース本体1の壁面1aの周囲に多
数の塗料配管10がステー9等を介して設置されるとと
もに補強部材が設置されるので、構造が複雑化し,メン
テナンス等が行いにくくなる不都合も有する。
【0010】本発明の目的は、上記事情に鑑み,ブース
本体の構造を簡易化することができ,かつ塗料配管の組
込みが容易な塗装ブースを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブース本体を
構成する各壁面が平面矩形の複数の壁材を連結した構造
の塗装ブースにおいて、少なくとも一方の側壁面を形成
しかつ所定高さ範囲内に配設される各壁材に塗料配管を
補強部材として作用可能に取付け、前記各壁材をその塗
料配管がワーク搬送方向に延在するように連結配設した
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明では、ブース本体を複数の壁材を連結し
て組立てる際、少なくとも一方の側壁面を形成しかつ所
定高さ範囲内に配設される各壁材に塗料配管を補強部材
として作用可能に取り付ける。そして、各壁材を、取り
付けられた塗料配管がワーク搬送方向に延在するように
連結配設する。
【0013】このように、塗料配管の組込みをブース本
体の組立と同時的に行うことができるので手間が掛から
ない。また、こうしてブース本体に組込まれた塗料配管
は補強部材としての役目を果たす。したがって、補強部
材の本数を大幅に減少(あるいは不用)させることがで
き、ブース本体の構造が簡易化される。
【0014】その結果、ブース本体の構造を簡易化する
ことができ,かつ塗料配管の組込みが容易となる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例の全体構成を示す
図,図2は同じく塗料配管が取り付けられた壁材を示す
横断面図,図3は同じく塗料配管が取り付けられた壁材
を示す縦断面図,図4は連結される両壁材に取り付けら
れた塗料配管同士の接合態様を説明するための図,図5
は塗料配管同士の別の接合態様を説明するための図,図
6は塗料配管同士を接合するための管継手を示す半断面
図である。
【0016】本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0017】本実施例に係る塗装ブースは、図1に示す
如く,ブース本体1,塗料配管10および継手21を含
み構成されている。
【0018】なお、図7および図8に示した構成要素と
同一のものについては同一の符号を付し、その説明を省
略もしくは簡略化する。
【0019】ここで、ブース本体1は、各壁面(左右両
側壁面,天井壁面,床壁面)が平面矩形の複数の壁材
(2a,2b,2c)を連結して形成される。
【0020】また、塗料配管10は、ブース本体1の少
なくとも一方の側壁面(本実施例では図1中右方の側壁
面)を形成しかつ所定高さ範囲内に配設される各壁材2
bに補強部材として作用可能に取り付けられている。よ
り具体的には、塗料配管10は、図2および図3に示す
如く,各壁材2bに取付部材19を介して取り付けられ
ている。この各壁材2bは、取り付けられた複数本の塗
料配管10がワーク搬送方向に延在するように連結配設
される。
【0021】また、継手21は、ワーク搬送方向に連結
される各壁材2bに取り付けられた塗料配管10,10
同士を連結するための手段である。
【0022】本実施例においては、継手21は、図4に
示す如く,各壁材2b,2bの連結部分付近に固定され
た接続部23,23と,両接続部23,23と協働して
塗料配管10,10同士を接合する継手本体22とを含
み構成されている。各接続部23の内周面には、塗料配
管10の外周面を囲むように管用テーパ雌ネジ23a,
23aが形成されている。また、継手本体22の図4中
左右両側の外周面部分には、各接続部23の各管用テー
パ雌ねじ23aと螺合するテーパ雄ねじ22aが形成さ
れている。継手本体22の両テーパ雄ねじ22a,22
aは、当該本体22を一方向に回転させると接続部2
3,23の各管用テーパ雌ねじ23a,23aに食い込
んで締め付けられるように形成されている。
【0023】かかる構成により、各壁材2b,2b連結
時に各塗料配管(10,10,…)を継手21を用いて
円滑かつ迅速にワーク搬送方向に接合することができ
る。
【0024】次に作用について説明する。
【0025】ブース本体1を複数の壁材(2a,2b,
2c)を連結して組立てる際、少なくとも一方の側壁面
を形成しかつ所定高さ範囲内に配設される各壁材2b
に,取付部材19を用いて塗料配管10を補強部材とし
て作用可能に取り付ける。そして、各壁材2bを、図3
に示す如く,取り付けられた塗料配管10がワーク搬送
方向に伸延するするように連結配設する。そして、各塗
料配管(10,10,…)を継手21を用いて連結す
る。
【0026】しかして、この実施例によれば、少なくと
も一方の側壁面を形成しかつ所定高さ範囲内に配設され
る各壁材2bに塗料配管10を補強部材として作用可能
に取付け、各壁材2bをその塗料配管10がワーク搬送
方向に延在するように連結配設したので、塗料配管10
の組込みをブース本体1の組立と同時的に行うことがで
きるので手間が掛からない。また、こうしてブース本体
1に組込まれた塗料配管10は補強部材としての役目を
果たす。したがって、補強部材の本数を大幅に減少(あ
るいは不用)させることができる。その結果、ブース本
体1の構造を簡易化することができ,かつ塗料配管10
の組込みが容易となる。
【0027】なお、上記した実施例においては、塗料配
管10,10同士を継手21を用いて接合したが、接着
剤や他の継手等を用いて連結してもよい。
【0028】例えば、ワーク搬送方向に連結される壁材
2b,2bの一方(本実施例では図5中左方の壁材2
b)に取り付けられた塗料配管10の先端部10aを先
細のテーパ状に形成し,当該先端部10aにシール部材
13を装着する。また、他方の壁材2bに取り付けられ
た塗料配管10の接合穴部10b部を、前記塗料配管1
0の先端部10aと密着可能に形成する。なお、塗料配
管10の先端部には、接合時に接着剤が塗布しておく。
しかして、上記各壁材2b,2bを、ワーク搬送方向に
連結すると、一方の塗料配管10の先端部10aと他方
の塗料配管10の接合穴部10bとが密着接続される。
【0029】また、図6に示す如く,継手本体32およ
びスリーブ33を有し継手本体32の両端部に螺合可能
なナット部34,34等からなる管継手31を用いて、
壁材2b,2b連結時に各塗料配管10,10をワーク
搬送方向に接合してもよい。なお、図2に2点鎖線で示
す如く,側壁面を形成する壁材2bの周囲を外装パネル
3で覆い,当該外装パネル3と壁材2bとの間に断熱材
(図示省略)を充填するように構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも一方の側壁
面を形成しかつ所定高さ範囲内に配設される各壁材に塗
料配管を補強部材として作用可能に取付け、各壁材をそ
の塗料配管がワーク搬送方向に延在するように連結配設
した構成としたので、ブース本体の構造を簡易化するこ
とができ,かつ塗料配管の組込みが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す図である。
【図2】一実施例の塗料配管が取り付けられた壁材を示
す横断面図である。
【図3】一実施例の塗料配管が取り付けられた壁材を示
す縦断面図である。
【図4】連結される両壁材に取り付けられた塗料配管同
士の接合態様を説明するための図である。
【図5】塗料配管同士の別の接合態様を説明するための
図である。
【図6】塗料配管同士を接合するための管継手を示す半
断面図である。
【図7】従来の塗装ブースにおける塗料配管の取付態様
を示す斜視図である。
【図8】従来の塗装ブースにおける塗料配管の取付態様
を示す図である。
【符号の説明】
1 ブース本体 2a,2b,2c 壁材 10 塗料配管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブース本体を構成する各壁面が平面矩形
    の複数の壁材を連結した構造の塗装ブースにおいて、 少なくとも一方の側壁面を形成しかつ所定高さ範囲内に
    配設される各壁材に塗料配管を補強部材として作用可能
    に取付け、前記各壁材をその塗料配管がワーク搬送方向
    に延在するように連結配設したことを特徴とする塗装ブ
    ース。
JP3247202A 1991-09-26 1991-09-26 塗装ブース Expired - Lifetime JP2744368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3247202A JP2744368B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 塗装ブース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3247202A JP2744368B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 塗装ブース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0576807A JPH0576807A (ja) 1993-03-30
JP2744368B2 true JP2744368B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=17159973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3247202A Expired - Lifetime JP2744368B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 塗装ブース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2744368B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0576807A (ja) 1993-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08502460A (ja) 車両用縦桁の端部部材
US5350202A (en) Method and apparatus for attaching lengths of fiberglass reinforced plastic pipe
KR102047205B1 (ko) 소화 배관 제조방법 및 이에 의해 제조된 소화 배관
JP2744368B2 (ja) 塗装ブース
US4614370A (en) Apparatus providing a weld-free joint for intersecting pipes or tubes within a conduit system
JPH06170008A (ja) 消火スプリンクラー配管構造
JPH01322042A (ja) 閉鎖形断面柱と鉄骨梁との接合部構造
JPH0529192Y2 (ja)
JP2504904B2 (ja) 足場枠支持金具
JPH0196901U (ja)
KR200355737Y1 (ko) 패널조립식 물탱크용 보강대 조인트
JPH06147373A (ja) 管体の接合取付け機構
JP3004271U (ja) 銅管固定金具
JPH0996049A (ja) トラス部材
JPH0128394Y2 (ja)
JPH11190480A (ja) スパイラル管・蛇腹管用継手
JPH0733990Y2 (ja) 自転車のフレームパイプの継手構造
JP3055066U (ja) 手すり用継手
JPS5830881Y2 (ja) 建築物用接合金物
JPH01179901U (ja)
JPH0242950Y2 (ja)
JPH0355994U (ja)
JPH01102140A (ja) 鋼管柱と横架材の接合構造
JPS5911150Y2 (ja) 手摺の笠木における接続部構造
JPH05306549A (ja) 中実材もしくは厚肉管を用いた構造部材のための接合装置および接合方法